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ホームページで集客できる5つの秘訣とは?今すぐやるべきホームページの活用方法

2021.05.08

企業や店舗の宣伝方法は、従来のチラシや看板からSNSやWEBサイトの宣伝に変わっています。

スマホの普及率が高い現代では、チラシや看板、知人からの紹介で店舗や企業を認知しても、最終的に購入や来店を決める際はホームページを見る人が多いです。

その理由は「公式ホームページが一番正しい」という認識があるからです。

なので、チラシや紹介で認知しても商品や金額、住所、電話番号など企業の基本情報はホームページから得る人がほとんどです。

そのため一番情報が正しいと思われるホームページが無い企業は、そもそも比較対象にならない可能性があります。

そんなホームページの必要性や活用する方法、ホームページで集客できる5つの秘訣などを解説していきます。

ホームページの必要性

まずホームページを活用するうえで知っておくべき、3つの大事なことについて解説します。

  1. ホームページの必要性
  2. ホームページで得られる効果
  3. ホームページでできること

ホームページ作成は決して安くありません。

そんな高額なホームページの必要性や効果を忘れていませんか? 
実際ホームページがあるとどれだけ集客に効果があるのかなどを解説しますので再確認しましょう。

ホームページの必要性

では始めに、ホームページの必要性についてです。

冒頭でお伝えした通り、現代はチラシや知人からの紹介で企業を認知してもホームページで基本情報を確認します。

また、SNSで認知しても基本情報や商品情報などはホームページで確認する人もいます。

このように、ホームページで確認する項目は企業や人によってそれぞれですが、ホームページで情報収集を行う人がほとんどです。

実際に総務省が「どの年代もどの場面でもインターネットの検索サイトで情報収集している人がほとんど」と発表しています。

情報収集を行う際、インターネットを使用する年代グラフ

引用:総務省

この総務省が出したグラフからもインターネットでの情報収集が多いということが分かります。

ですので、多くのユーザーの認識を広めるためにもHPは作成した方が良いでしょう。

ホームページの効果

ホームページで得られる効果について解説します。

下図は、中小企業庁 – 経済産業省が提示している「ホームページの売上への影響」についてのグラフです。

上がホームページを持っている企業の回答なのですが、約4割の企業がホームページを作成したことで売上が増加したと報告しました。

ホームページ売り上げグラフ

引用:中小企業庁委託

このグラフから分かるように、ホームページを作成したことで売上を伸ばせる可能性があります。
ホームページの質や、使い方によっては集客できますので勉強して上手く活用していきましょう。

ホームページでできること

最後にホームページでできることを解説します。

ホームページでできることは、

  • 集客
  • ブランディング
  • 顧客情報の獲得(資料ダウンロード 等)
  • 商品販売
  • 他社と差別化
  • 予約

などが上げられます。

PC画像

業種毎でホームページでやりたいことは異なるでしょう。

例えば・・・
  • 飲食店→メニュー紹介と予約
  • 不動産→物件紹介
  • 幼稚園や小学校→学校の説明や獲得した賞の紹介
  • など業種によって異なります。

    業種ごとにやりたい事を叶えられるのがホームページです。

    上手く活用できるように「やりたいこと」と「できること」を明確にしてホームページ作成業者に相談しましょう。

    ホームページ集客成功の5つの秘訣

    ホームページでの集客を成功させる5つの秘訣があります。
    ただただお金をかけてホームページを作成するだけでは集客は成功しません。

    そこで今回は、以下の5つの秘訣をご紹介します。

    • 目的の明確化
    • ペルソナ設定
    • デザインや文章の質向上
    • 定期更新
    • アクセス分析

    この5つの秘訣をしっかり理解し、そして自社のホームページに生かしましょう。

    目的の明確化

    データイメージ画像

    まずホームページを作成する前に「ホームページで何をしたいか」「どんな結果が欲しいか」を明確にしましょう。

    資料をダウンロードしてほしいなら、資料ダウンロードに繋がる文章や構成にする必要があります。

    集客したいなら、「予約ボタン」や「電話をすぐかけられるボタン」を作るなどが必要です。

    このようにホームページ作成の目的を明確にすることで、ホームページの構成も決まり、どこを目指して編集・修正していくべきなのかが分かりやすくなります。

    目的例を記載しますので、社内で話し合ってみましょう。

    • 資料ダウンロード(顧客情報リスト化)
    • 集客(予約増加)
    • 名刺代わり
    • パンフレット代わり
    • 求人

    ペルソナ設定

    ペルソナ画像

    ペルソナとは、ターゲットとする人物像を細かくまとめたものです。

    ターゲットが、「30代・女性・主婦・料理好き」であったら
    ペルソナは、「・女性・35歳・東京住み・主婦・料理好き・インスタに料理を掲載している」となります。

    このペルソナ設定をすることでより目的を達成しやすくなります。

    例えば、新宿区の歯科医院のホームページを作成。
    ペルソナが「新宿区在住・30代・女性・主婦・子供2人・SNSを良く利用している・最近引っ越してきたからまだ新宿区について詳しくない」だとしたら、

    • 小児歯科のアピール
    • 子供2人一気に連れてきてもOK。
    • キッズスペース完備アピール。
    • SNS映えする院内をアピール
    • 簡単WEB予約をアピール
    • 新宿区に関する情報の発信

    などがアピールするべきポイントとして出せます。

    このようにターゲットをより詳しく設定することで、集客したい層をはっきりさせることができ目的の達成に近づけます。

    デザインや文章の質向上

    デザイン質画像

    デザインや文章の質は、何よりも意識するべきポイントです。
    ホームページを開いたときにデザインや文章の質が悪いだけで、
    「古いのかな…店内汚いのかな…」とマイナスな印象が付き、すぐ閉じられてしまいます。

    良くない例を基に、自社のホームページを見てみてみましょう。

    良くない例
    • 色の統一感がない
    • 文字のサイズがすべて同じ
    • レイアウトがずれている
    • フォントがバラバラ
    • 画像の画質が
    • レイアウトが古い
    • デザインが古い
    • 情報量が多すぎる

    などが上げられます。

    自社のホームページを確認して、少しでも気になる点があったら修正を依頼しましょう。

    定期更新

    ホームページの定期更新はとても重要です。
    一昨日の情報が載っているホームページと、最終更新日が2000年のホームページだと、「信憑性」にとても差が付きます。

    コロナウィルス対策について書いているホームページと、全く書いていないホームページだと、前者の方が安心できると感じて自然と選ぶでしょう。

    実際に海外でSEOツールを提供しているBrightLocal社がこのようなデータを提示しています。

    「67% of consumers say they wouldn’t use a business if reviews said it didn’t have Covid-19 health and safety measures in place 消費者の67%は、レビューでCovid-19の健康と安全対策が実施されていないと述べた場合、ビジネスを利用しないと述べています。」

    引用:BrightLocal社

    このようにコロナウィルスに関する情報を発信していないビジネスは選ばれないというデータも実際に出ているので、特に健康に関することはすぐに発信するようにしましょう。

    定期的に更新するのを続けていればコロナウィルスのように急に発信するべきことができても、慌てずいつも通りホームページに投稿することができます。

    いつ何が起きても情報を発信できるよう、定期的にホームページを更新していきましょう。

    アクセス分析

    アクセス分析

    アクセス分析とは、
    ホームページを何人見て、ユーザーたちはどのようにホームページを見つけたのか、
    また見つけた後にどんなリアクションを起こしたのか、などを分析することを指します。

    アクセス分析を行う理由は、目的の明確化で立てた目的を達成できているのかを確認するためです。

    例えば、集客が目的だったら
  • 「ホームページを見た人が何人いるのか」
  • 「そもそも見る人が少ないのであれば、」
  • 「ホームページを活用したウェブ対策を行う必要がある」
  • と考える事ができます。

    なので、アクセス分析をすれば問題点を把握することができます。

    問題点を把握すれば、HPを改善しながら運営ができるはずです。

    3つの目的別ホームページ活用方法

    ホームページは作成しただけでは集客できません。
    どんなに高額なホームページを作成しても、見てもらう対策を施さなければ集客は上がらないでしょう。

    そこでこの章では、3つの目的別ホームページ活用方法をご紹介します。

    1. 今すぐ集客したい(短期)
    2. 時間をかけてでも安定して集客したい(長期)
    3. 安く早く簡単に集客したい

    の3つの目的でそれぞれの活用方法をご紹介します。

    早速見ていきましょう。

    今すぐ集客したい

    「今すぐ集客したい」という方は、お金をかけてWEB広告を打ち出しましょう。

    WEB広告と言っても、

    • SNS広告
    • リスティング広告
    • ディスプレイ広告
    • リターゲティング広告
    • アフェリエイト広告
    • バナー広告
    • 記事広告
    • リワード広告
    • 動画広告

    など多くの宣伝方法があります。

    横浜 歯科検索結果

    ウェブ広告は「良い位置の枠を高額で買い取る」というものなので、お金を出せば出すほど人目に付く位置に表示できます。

    打ち出す広告の種類や、キーワードなどの条件によって金額は異なりますが、幅広いユーザーに届けられるのがメリットです。

    資金力のある企業などに打ってつけの広告媒体でしょう。

    時間をかけてでも安定して集客したい

    「時間をかけてでも安定して集客したい」という意志の方は、SEO対策を始めましょう。

    ただ、現在のGoogle検索は、Googlemap→3件のマイビジネス→SEOという順番で表示されます。

    そして、SEOの中でもまとめサイトやポータルサイトが上位に表示されるようになっているため、企業のホームページを上位表示させるのはかなり難しくなっています。

    SEO対策業者でも難しくなっているため、依頼をしても効果が出るまで時間がかかる可能性があります。

    また専門的な知識がないとできないものなので、安くはできません。

    ただ、SEO対策を行い上位3位以内に入ると信憑性が増すため、ブランド(企業)の評価も上がります。

    横浜歯科検索結果

    なので、「時間をかけてでもお金をかけてでも、安定して評価を得たい集客したい」という企業はSEO対策を始めましょう。

    安く早く簡単に集客したい

    「安く早く簡単に集客したい」という方は、MEO対策を行いましょう。

    MEO対策とは、前項でSEOの上に表示されていた「Googlemapと3件のマイビジネス」の欄を対策するもので、Googleマイビジネスという店舗情報を掲載するツールを活用して検索結果の表示順位を上げるという対策です。

    「安い」という点に関しては、MEO対策は無料で使えるGoogleマイビジネス用いるので無料で始められるのがメリットの一つ。

    さらに対策業者に頼んでも一日1500円と比較的低い金額から始められます。

    次に早いに関しては、SEO対策とは違って地域の競合の中から高い順位を目指す対策なので、競合が少なく比較的早く効果が出やすいというのが特徴です。

    最後の簡単に関しては、Googleマイビジネスの活用がとにかく簡単です。

    Googleが業種に合わせて必要な項目を提示してくれるのでそこに合わせて店舗情報を登録するだけでMEO対策は完了します。

    とりあえず無料でホームページの閲覧数を増やしたいという方は、MEO対策を行ってみましょう。

    弊社はMEO対策をご提供していますので、ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。

    📑MEO対策について問い合わせる

    今すぐやるべきこと

    どの地域のどの業種の企業でも今すぐやるべきことは、効果測定です。

    起業するときにホームページを作成した方がほとんどだと思いますが、みなさんホームページの効果測定をしたことはありますか?

    効果測定もホームページ作成業者にお願いしていたり、そもそも効果測定なんてやったことない、知らないという方がほとんどだと思います。

    そのような方は、 Googleが提供している2つのツールを使えば無料で行えますので導入を考えてみましょう。

    ただ無料とはいえ少し難しいので、この記事では簡単にご説明します。 分からない点などございましたら、弊社にお気軽のお問い合わせください。

    では、Googleが無料で提供している2つのホームページ効果測定方法をご説明します。

    Googleアナリティクス

    まず一つ目のツールは、「Googleアナリティクス」です。

    Googleアナリティクスとは、Googleが提供する無料のアクセス解析ツールです。

    このGoogleアナリティクスを導入することで、ホームページのどこを修正するべきかをみることができます。

    例えば、訪問数は多いが滞在時間が数秒であればトップが良くない可能性があると仮説できます。
    その仮説をたてたら、トップのデザインを変更して数値を見ていきます。
    滞在時間が伸びていたら編集の成功です。

    このようにアナリティクスで数値を見て、問題点の仮説たてをします。
    そしてその問題点を編集したら、また数値を見る。の繰り返しでホームページでの集客を成功させていきます。

    下記リンクをクリックし、「Google マーケティング プラットフォームにログインする」から指示に従って登録をしてみましょう。
    Google マーケティング プラットフォームにログインする

    【用語集】
    • セッション→ユーザーがサイトをクリックしてから離脱するまでの行動数
    • 例)AページからBページに移動→2セッション
    • ユーザー数→サイトを訪れたユーザー数
    • 例)同じユーザーがスマホとパソコンでそれぞれサイトを見た→2ユーザー
    • ページビュー数→閲覧されたページの合計数
    • 直帰率→サイト内で何も行われなかった率
    • 「Organic Search」→Google、Yahooなどの検索結果
    • 「Paid Search」→リスティング広告など
    • 「Direct」→URL直接入力、ブックマーク
    • 「Referral」→他サイト(ブログの紹介からなど)
    • 「Social」→SNS
    • 「Display」→バナー広告
    • 「Other」→その他

    Google Search Console

    まず二つ目のツールは、「Google Search Console(サーチコンソール)」です。

    Google Search Consoleとは、Googleが提供するサイト管理ツールです。

    Google Search Consoleでは、

  • どのようなキーワードでユーザーがホームページに来たか
  • どこの地域で見られているか
  • ホームページが何回クリックされたか
  • ホームページが何位で掲載されているか
  • などホームページにたどり着く前の分析ができます。

    このGoogle Search Consoleを導入することで、サイト自体をどの様にアピールすれば良いのかが見えてきます。

    例えば、「表示キーワードは多く表示順位も上位で悪くないがクリック数が低い。」という状態がある場合、タイトルやディスクリプションが良くない可能性があると仮説をたてることができます。

    Googleからの評価はしてもらっても、タイトルと説明文でユーザーの興味を引けていないとこが問題点。

    なので、ユーザーにアピールするためにタイトルと説明文を変えます。

    そして数値を見てクリック数が増えていたら編集の成功です。

    このようにアナリティクス同様、Google Search Consoleで数値をみて問題点の仮説たてをする。

    「問題点を編集したら、また数値を見る」の繰り返しでホームページの訪問数を増やしていきます。

    下記リンクをクリックし、「今すぐ開始」から指示に従って登録をしてみましょう。
    Google Search Console

    【用語集】
  • 合計クリック数→検索結果に表示されたリンクをクリックされた回数
  • 合計表示回数→検索結果に表示された回数
  • 平均CTR(クリック率)→クリック数÷表示回数
  • 平均掲載順位→検索結果での平均掲載順位
  • まとめ

    ホームページの必要性・効果・できることについて解説しました。

    集客効果を上げるためにも、ホームページは作成するだけではなく修正や効果計測が大事になってきます。

    ぜひ、さらなる集客を実現するための参考にしてみてください。

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    井波 雅臣

    井波 雅臣

    2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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