リフォーム会社・工務店・塗装会社の集客|GoogleマップとAI検索で選ばれる進め方と導入事例
リフォーム・工務店・塗装の集客
外壁が傷んできた、水まわりを直したい。そう思った人がまずすることは、以前なら知り合いに聞く、入っていたチラシを取っておく、でした。いまはGoogleマップで「外壁塗装 ◯◯市」と調べたり、生成AIに「築25年の戸建ての外壁塗装は、何にいくらかかるのか」と聞いたりするところから始まります。相見積もりを取る会社は、その調べもののなかから選ばれます。
このページでは、リフォーム会社・工務店・塗装会社が、Googleマップ(MEO対策)とAI検索(LLMO対策)の2つの入口で選ばれるための進め方と、導入事例をまとめています。
一括見積もりサイトだけに頼らない2つの入口
一括見積もりサイトやマッチングサイトに登録している会社は多いと思います。問い合わせは入りますが、同じ案件に複数社が並ぶため、価格から比べられる形になりやすい入口でもあります。
一方で、施主が自分で調べて選ぶ入口もあります。検索・Googleマップ・AI検索の3つです。このページでは、GoogleマップとAI検索の2つを扱います。
1つはGoogleマップです。「外壁塗装 ◯◯市」「リフォーム 近く」のように地域と工事を組み合わせて調べたとき、地図と一緒に会社が並びます。ここに出てくるかどうかは、Googleビジネスプロフィールに何を登録しているかで変わります。
もう1つがAI検索です。ChatGPTなどに費用や工法を聞くと、AIは参照したページを挙げながら答えます。このとき、どのサイトが参照されているのかは業種によって傾向が違います。リフォーム・工務店・塗装の領域については、マケスクが実測した数字があるので、後半の章で扱います。
どちらの入口も、元になる材料は同じです。どこまで施工に行けるのか、どんな工事をやっているのか、実際にやった工事はどう仕上がったのか。この3つを、施主と機械の両方が読める形にしておく、というのがこのページの中身です。
施主が自分で調べて選ぶ、2つの入口
Googleマップで選ばれる進め方(MEO対策)
事務所で接客しないなら、住所を出さずに登録する
リフォーム会社・工務店・塗装会社で多いのが、事務所や自宅の一室が拠点で、施主のところへはこちらが出向く、という形です。この場合、住所を出さないままGoogleビジネスプロフィールを持つことができます。
Googleは、客先に出向いてサービスや商品を提供し、ビジネス拠点の住所では接客しないビジネスを「非店舗型」としています。拠点でも顧客対応をしつつ、配達や出張サービスも提供する場合は「ハイブリッド型」です。そして、ビジネス拠点の住所で商品やサービスを提供していない場合は、ビジネスプロフィールから住所を削除し、サービス提供地域を入力するよう案内しています。
判断の基準は「その住所で施主を迎えているか」です。ショールームや相談カウンターがあって、そこで打ち合わせをしているなら住所は出したままにします。自宅兼事務所で、施主が来ることはないなら、住所を削除してサービス提供地域だけにします。
設定の手順は、Googleビジネスプロフィールを住所非公開で設定する方法とは?で解説しています。
施工できる範囲を、市区町村の単位で決めて登録する
サービス提供地域は、市区町村や郵便番号などの単位で指定します。指定できるのは最大20か所までです。また、対象地域全体の境界線は、ビジネス拠点から車で約2時間以内の範囲に収めるよう案内されています。以前あった「ビジネス拠点からの半径距離」での指定は編集できなくなっているため、その形で登録していた場合は、市区町村などで入れ直すことになります。
20という上限があるので、県全体をとにかく並べる、という埋め方はできません。職人を動かせる範囲、見積もりに出られる範囲から順に埋めていきます。
ここは、あとの運用の手間にも効いてきます。受けられない距離の地域を入れておくと、問い合わせのたびに断ることになります。最初に決めておくほど、現場は楽になります。
施工事例の写真を、工事の種類ごとに載せる
リフォームや塗装は、完成品を店頭に並べられません。施主が事前に見られるのは、他所でやった工事の写真だけです。
載せるときは、工事の種類ごとに分けます。屋根、外壁、水まわり、内装、外構。1種類につき着工前と完了後がそろっていると、何がどう変わったのかが写真だけで伝わります。足場がかかった状態、下地を直している途中の写真も、工事の中身を説明する材料になります。
あわせて、プロフィールに登録するサービス(対応している工事)の一覧も、自社サイトに書いている内容とそろえておきます。「外壁塗装」だけ書いてあって屋根や防水が抜けていると、その工事で探している人の検索からは外れます。
クチコミを、引き渡しのたびに同じ流れで依頼する
飲食や美容と違い、リフォームは1件あたりの工期が長く、件数も多くありません。そのぶん、1件ごとのクチコミ依頼を取りこぼさない形にしておく必要があります。
やり方はシンプルで、引き渡しの場で毎回同じようにお願いする、という流れを決めてしまうことです。現場監督が渡すのか、事務が後日送るのか、どのタイミングで何を渡すのかを固定します。人によって言い方が変わると、依頼が出る現場と出ない現場に分かれます。
注意したいのは、見返りを付けないことです。Googleのポリシーは、クチコミの投稿や、否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為を禁止しています。値引きや粗品を付けるのではなく、頼む流れを決める。それがそのまま対策になります。
掲載している情報を、自社サイトの表記とそろえる
会社名、住所、電話番号は、Googleビジネスプロフィール、自社サイト、各種の登録サイトで同じ表記にそろえます。「株式会社」を前に付けるか後ろに付けるか、屋号を併記するかどうかといった差も、そのままにしておくと別の会社として扱われかねません。
住所を非公開にしている場合は、自社サイト側の表記も合わせて見直します。サイトのフッターには番地まで出ているのに、プロフィールでは非公開、という状態は珍しくありません。どちらの方針で行くのかを決めてから、両方を直します。
AI検索で選ばれる進め方(LLMO対策)
ここからは、AI検索の側の話です。一般論ではなく、マケスクが実測した数字を使います。
マケスクは、8業種・延べ140社を対象に、AIの回答で引用されているドメインを1社ずつ調べました(AI被引用は2026年6月1日基準)。ポータル・比較メディア・求人媒体・業界団体・公的機関は除外し、実際に店舗や施設を運営している事業者に限定しています。調査の全体はAI検索で個人店は戦えるのか?8業種140社を実測してわかった業種別ランキングにまとめています。
「建築・工務店」は、8業種中4位だった
個人店・小規模事業者がAI検索に参入できるかどうかのランキングで、建築・工務店は8業種中4位でした。「条件付きで戦える」という位置づけです(調査の詳細)。
根拠になっているのが当事者比率で、建築・工務店は48%でした。AIが引用していた先のおよそ半分が、比較サイトやポータルではなく、実際に施工している事業者自身だったということです。上位に、地域の工務店や地域密着の外壁塗装専門店が入っています。
個人店・小規模事業者の参入可能性(8業種)
※ マケスクが8業種・延べ140社を対象に実測(AI被引用は2026年6月1日基準)。ポータル・比較メディア・求人媒体・業界団体・公的機関は除外
リンクの量では、差がついていなかった
同じ調査で、建築・工務店の領域について、こういう比較が出ています。被リンク191万本の大手が、AIの回答で1,092件引用されていました。これに対して、被リンク1,156本の地域の外壁塗装専門店が747件引用されていました。リンクの数は約1,600倍の差がありますが、引用の数は1.5倍の差です。
被リンクの量が引用の量をそのまま決めているわけではない、ということです。被リンクを集める勝負に持ち込まれたら地域の会社に勝ち目はありませんが、この業種についてはそうなっていませんでした。
被リンクの量は、引用の量をそのまま決めていなかった
※ マケスクの8業種調査より、建築・工務店の領域での比較(AI被引用は2026年6月1日基準)
ただし、コンテンツの量は必要になる
一方で、無名のままで引用されていたわけでもありません。建築・工務店でAIに引用されていた事業者の下限は、ドメイン評価25.0、獲得キーワード2,321本でした。調査では、この業種を「自社サイトへの投資が効く業種。ただし必要なコンテンツ量は歯科より多く、獲得キーワードの下限が2,000本を超える」と整理しています。
効くけれども、量が要る。これがこの業種の性格です。記事を3本や5本書いて様子を見る、という進め方には向きません。逆に言えば、書き続けた会社とそうでない会社の差がはっきり出るということでもあります。
書き始めるのは「費用」「税金」「設備」から
では何から書くのか。調査で、引用の入口になっていたのは「費用」「税金」「設備」をテーマにした記事でした。いずれも、施主が見積もりを取る前に調べることです。
費用なら、相場を書くだけでなく、見積書の内訳として実際に何が並ぶのかを書けます。足場、高圧洗浄、下地補修、塗料、諸経費。どこが動くと総額が動くのかは、見積もりを出している側が一番分かっています。
税金についても同じで、制度の説明そのものは他にいくらでもあります。施工会社が書けるのは、どういう工事が実際に対象になったのか、申請のときに施主に何を用意してもらったのか、という実務の側です。
設備は、カタログの転記ではなく、選んだ理由を書きます。この下地の状態だからこの塗料にした、この間取りだからこの機種は入らなかった。判断が書いてあるページは、他所から写せません。
当事者比率48%が意味しているのは、この業種ではAIが施工会社の一次情報を見に来ている、ということです。施工事例のページを「着工前・完了後の写真+工期+金額」で終わらせず、なぜその判断をしたのかまで書くと、他社が書けない内容になります。
リフォーム会社・工務店・塗装会社の導入事例
MEO primeを導入いただいた、リフォーム・塗装・工務店の事例です。
リフォーム会社・工務店・塗装会社が読んでおきたい記事
- Googleビジネスプロフィールを住所非公開で設定する方法とは?
- 外壁塗装のLLMO対策とは?高額サービスで選ばれるAI戦略
- 工務店のLLMO対策とは?生成AIに引用される情報発信術
- AI検索で個人店は戦えるのか?8業種140社を実測してわかった業種別ランキング
- LLMO対策とは?AI検索時代に必須のSEO新戦略をわかりやすく解説
よくある質問
事務所にお客様が来ないのですが、Googleビジネスプロフィールに登録できますか?
登録できます。Googleは、客先に出向いてサービスや商品を提供し、ビジネス拠点の住所では接客しないビジネスを「非店舗型」として扱っています。拠点でも顧客対応をしつつ配達や出張も行う場合は「ハイブリッド型」です。ビジネス拠点の住所で商品やサービスを提供していない場合は、ビジネスプロフィールから住所を削除し、サービス提供地域を入力するよう案内されています。自宅を事務所にしていて、そこに施主を迎えることがないなら、この形に当てはまります。逆に、ショールームや相談カウンターで打ち合わせをしているなら、住所は出したままにします。
施工エリアが広いのですが、どこまで登録できますか?
サービス提供地域は市区町村や郵便番号などの単位で指定し、最大20か所までです。また、対象地域全体の境界線は、ビジネス拠点から車で約2時間以内の範囲に収めるよう案内されています。以前あった「ビジネス拠点からの半径距離」での指定は編集できなくなっているため、その形で登録していた場合は入れ直しが必要です。上限が20か所なので、県内をすべて並べるという埋め方はできません。職人を動かせる範囲、見積もりに出られる範囲から順に埋めるほうが、あとの運用も楽になります。
クチコミをお願いするときに、値引きや粗品を付けてもいいですか?
付けないでください。Googleのポリシーは、クチコミの投稿や、否定的なクチコミの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為を禁止しています。リフォームや塗装は1件あたりの工期が長く、引き渡しのときに必ず施主と顔を合わせます。見返りを付けるより、引き渡しの場で毎回同じようにお願いする流れを決めておくほうが続きます。
AI検索の対策は、結局は大手に量で勝てないのではないですか?
量がまったく要らないわけではありませんが、リンクの数で決まっているわけでもありませんでした。マケスクが8業種・延べ140社を実測した調査では、建築・工務店の領域で、被リンク191万本の大手がAIの回答で1,092件引用されていたのに対し、被リンク1,156本の地域の外壁塗装専門店が747件引用されていました。リンク数の差は約1,600倍ですが、引用の差は1.5倍です。一方で、この業種で引用されていた事業者の下限は、ドメイン評価25.0、獲得キーワード2,321本でした。量が不要という話ではなく、リンクを集める勝負ではない、という結果です。
MEO対策とLLMO対策は、どちらから始めるべきですか?
Googleマップのほうが先です。サービス提供地域、対応している工事、施工事例の写真、クチコミは、AI検索の側でも材料になります。プロフィールが整っていない状態で記事だけを増やすと、調べた人が最後に連絡先へたどり着けない、という形になります。プロフィールを整えたあとで、費用・税金・設備といった、施主が見積もりの前に調べることに答える記事を自社サイトに積んでいく順番です。
リフォーム・工務店・塗装の集客について相談する
「一括見積もりサイト以外に何から手をつければよいか」「自社のエリアで上位に出られるか」といった段階からご相談いただけます。
- AI検索での見え方を無料診断する(ChatGPTなどのAIが自社をどう説明しているかを確認できます)
- MEO prime の資料をダウンロードする(Googleマップ対策のサービス内容と費用)
- お問い合わせ(自社の状況を伝えて相談する)
ほかの業種の進め方と事例は、業種別の集客|MEO対策・LLMO対策の進め方と導入事例にまとめています。



