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Instagram運用代行について徹底解説。おすすめの代行業者や選ぶポイントなどをご紹介。

Instagramは国内の利用者数が3300万人を超えるSNSで、華やかな写真の投稿が多いイメージがあります。 また、その特性を活かして店舗やサービスの宣伝や集客に活用している企業も増えてきました。

しかし、Instagramのビジネス運用には写真や動画の撮影、編集、投稿以外に、コメントやDMなどでのお客様からの問い合わせ対応など、たくさんのタスクが発生します。 その全てを内部のスタッフのみでカバーし続けていくのが難しいと感じる方も多いでしょう。
そんな時にはぜひInstagramの“運用代行”を検討してみてください。

本記事では、Instagramビジネスアカウントの運用代行のメリット、デメリットや、運用代行を提供している企業の紹介をしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.Instagramアカウントの運用代行について

国内で高いアクティブユーザー数を誇るInstagramのアカウントを、ビジネスとして運用する企業が増えています。それに伴い、運用に必要なコンテンツの投稿やアカウントの分析などをSNSマーケテイングに長けた専門の企業に代行してもらう“Instagramの運用代行サービス”の需要も増え続けています。

運用代行を依頼することで自社のアカウントの開設から投稿や分析まで専門的なサービスを提供してくれるので、自社のビジネスに専念する時間が確保でき、企業としての成長に繋がりやすくなります。また、自社内で運用するよりも効率良く運用してくれるので高い費用対効果も期待できます。
事業を立ち上げたばかりなどでまだInstagramを運用するノウハウがなかったり、日頃から運用のための人手や時間が足りないと感じる企業にとっておすすめのサービスです。

2.Instagram運用代行の主なサービス内容

Instagramは画像や動画の投稿が主体のSNSですが、ただ、コンテンツを投稿し続ければ良いというものではありません。ビジネスとして運用していくためには、投稿する内容や頻度が自社のビジネスのターゲットに適しているかを考慮し、また、アカウントへのユーザーの反応を分析する必要があります。
そこで、代行業者に依頼すれば自社のアカウントの企画段階からサポートしてくれます。
この章ではInstagramの運用代行の主なサービス内容について解説していきます。

コンテンツ作成・任意のタイミングでの投稿

まずはInstagramの運用に最も欠かせない、コンテンツの作成と投稿です。
運用代行を依頼すれば、画像の撮影から編集、文章の作成までの一連のタスクをすべて行ってくれます。 そして、コンテンツの内容に適切なハッシュタグを付けて、自社のターゲットユーザーの多くがアクティブになっている時間帯に投稿します。
また、投稿頻度も任意で指定した間隔で定期的に行ってくれます。

コメントやDMなどへの返信やお問い合わせ対応

次に、投稿へのコメントやDMなどへの対応です。
自分が書き込んだコメントにアカウントのオーナーから返信やいいねなどの反応があれば嬉しいものです。こういった事から自社のファンが増えるきっかけにもなります。

また、コメントやDMの内容が基本的なものでしたら、あらかじめマニュアルとして定型文を設けた上で対応してもらえます。そして、込み入った内容のものだけ自社のスタッフで対応すれば良いので、日々の業務に専念する時間が確保しやすくなります。

広告の運用

Instagramには通常のコンテンツ投稿以外に広告も出稿できます。
Instagram広告はフォロワー以外のユーザーにも自社の商品やサービスを積極的にアピールできるのが特徴です。

Instagramには6種類の広告形態があり、画像や動画、ストーリーズに掲載できる広告などがあります。運用に慣れていないと使い分けが難しいですが、代行業者はそれぞれの広告の特性を活かして効果的に運用してくれます。

なお、広告の運用はオプション料金で対応している業者が多く、料金は少し割高になりますが、その分、手応えを感じる結果が得られるでしょう。

Instagram広告の詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

効果の分析、定期的なレポートやミーティング

そして、投稿した内容へのインプレッションなどの効果の分析や定期的なレポートについてです。
Instagramのビジネスアカウントにはインサイトというアカウントを分析できるツールがあり、投稿のインプレッション数やエンゲージメントなどのデータをもとに投稿内容やアカウントの分析ができます。

代行業者はこのインサイトの機能で運用についての分析と定期的な報告やミーティングを行い、自社が改善するべき課題を明確にしてくれます。
アカウントの現状の把握をすることで、既存商品やサービスの改善点、自社のビジネスの今後の課題や新たな目標などが可視化されるので、企業としての成長につながります。

3.Instagram運用代行のメリット

この章では、Instagram運用代行を依頼するメリットについて解説していきます。
これから自社のアカウントの運用代行を検討されている方はぜひ、参考にしてみてください。

メリット①:自分のビジネスに専念できる

Instagramの運用は、ターゲット設定やアカウント開設をはじめ、撮影、コンテンツ制作・投稿など、数多くの作業が発生します。
自社のスタッフのみでこれだけの作業を継続するとなると、時間の管理能力が今まで以上に必要になってくるので、本業が疎かになってしまうことが懸念されます。
しかし、運用に必要なタスクのほとんどを代行業者が行うため、ご自身のビジネスに集中できます。

また、分析レポートや定期的なミーティングなど、目標までの進捗や結果報告をしてもらう事で、ご自身のアカウントの運用状況の確認ができます。
なかなかInstagramアカウントの運用・管理に時間が割けないという方にとって運用代行は最適なサービスといえます。

メリット②:費用対効果が高い

集客のための施策を行う際は、必ず最初に「ターゲット」と「目標」を明確に設定することが重要です。
Instagramの運用代行を依頼する際も、アカウントの設定についてプロのアドバイスをもらえるため、効率よく運用を始められます。

この2つをきちんと設定してからInstagramの運用を始めることで、自社のターゲット層に合ったコンテンツの作成と、目標に即したアカウント運用が実現できます。そして、成果を出すまでのスピードも速くなり、それと同時に自社の成長にも繋がります。
このように、運用代行を依頼することでInstagramのビジネスアカウントの効果を最大化することができるのです。

既にInstagramアカウントを運用している方でも、現在のアカウントをブラッシュアップし、今後さらに集客や売上向上につなげていくための方法の提案やサポートをしてくれます。

メリット③:炎上のリスクを回避できる

SNSを運用する上でしばしば問題になっているのが“炎上”です。何気なく投稿した内容で非難の槍玉に挙がってしまうことが思いがけないタイミングで起こります。炎上は最も懸念する点であり、企業としての信用問題にも関わってきます。

そこで、アカウントの運用をプロに代行してもらえば、適切な内容でコンテンツを作成、投稿してくれます。そして、未然に炎上リスクを防ぐことができるので企業の安全性も守られます。運用代行業者はいわば安全装置のような役目も担ってくれます。

4.Instagram運用代行のデメリット

ここまで運用代行を依頼するメリットについて紹介してきました。ここからはデメリットについても触れていきます。

デメリット①:費用がかかる

Instagramの運用代行を依頼するデメリットとして、“費用がかかる”ことが挙げられます。
特にビジネスを立ち上げたばかりや店舗ごとに予算が限られている場合などは、なかなか経済的なコストはかけられません。
しかし、代行業者の中にはサービス内容が充実している料金プランを提示していたり、期間限定の低価格で提供している所もあります。
なので、まずは各業者が開示している料金プランやサービス内容をじっくり比較検討してみると良いでしょう。

デメリット②:自社に運用ノウハウが蓄積されない

外部の業者に完全に運用代行を任せると、社内に運用ノウハウを蓄積できないというデメリットがあります。
効果をもたらした運用の過程を知るのは企業としてサービスや商品の質をさらに磨いていくのに重要な要素です。
なので、タスクの大部分は業者に任せ、一部を自社で運用していくといった様にバランスを取るのも良い方法です。

また、いずれは自社のスタッフのみで運用していきたいという場合は、運用に必要なノウハウも提供してくれる業者を選びましょう。

5.業者選びのポイント

この章では代行業者を選ぶ上で抑えておきたい大事なポイントについてまとめています。ぜひ、業者選びの参考にしてみてください。

  • ①実績
  • ②強みのある業種
  • ③ノウハウの提供
  • ④費用相場が適切

・①実績:これまでたくさんの結果を残してきた企業であれば、安心して自社のアカウントの運用を任せられます。また、コストや時間をかけたのに効果が無かったという残念な結果も避けられます。

・②強みのある業種:ご自身のビジネスと同じまたは近い業種での実績が豊富な企業を選びましょう。専門用語を使っても通じやすく、その業種の特徴や知識を活かした運用をしてくれます。

・③ノウハウの提供:運用ノウハウを開示してもらうことで、自社でも身に付けられるので企業としての成長も見込めます。また、将来的に自社のスタッフのみでアカウントを運用していく場合の役にも立ちます。

・④費用相場が適切:なるべく経済的コストを抑えるためにも、運用代行にかかる費用とサービス内容の相場を事前に調べ、複数社で無料の見積りを取ってから検討してみると良いでしょう。

運用代行の費用相場についてはこちらの記事もご参考ください。

6.Instagramの運用代行業者4選

運用代行業者のサービスの具体的な内容として、ビジネスに必要なターゲット設定をはじめ、撮影を含むコンテンツ制作、投稿はもちろん、アカウント開設などの初期の段階からもサポートしてくれる業者もいます。

この章では弊社が独自に選んだInstagramの運用代行のサービスを提供している4社についてご紹介します。

株式会社SAKIYOMI

引用元:サービスサイト

  • 導入実績:au コマース&ライフ、GMOインサイト、トヨタホームなど
  • 費用:すべてお任せ(35万円~)、運用支援ツールのみの導入(1か月お試し1万円)など。詳細は要お問い合わせ
  • 対応業種:小売、美容、医療、不動産、旅行会社など

株式会社SAKIYOMIはInstagramに特化した運用支援・代行を行っている企業です。
これまで蓄積された膨大な運用データとアルゴリズムに基づいて、戦略設計から施策の実行までの全ての工程を経験豊富なプロが代行してくれます。

また、再現性の高い独自の運用メソッドにより、平均4.2ヶ月で1万フォロワーの獲得を達成させたという驚異的な強みを持っています。

株式会社ニット

引用元:サービスサイト

  • 導入実績:イオンモバイル、三井不動産、楽天など
  • 費用:チームプラン(月額10万円)、アシスタント専属プラン(月額15万円)、ロボットプラン(月額3万円~)など詳細は要お問い合わせ
  • 最低契約期間:6か月~
  • 対応業種:小売業、Web事業、ヘルスケア事業など

株式会社ニットが提供する“HELP YOU”はオンラインアウトソーシングサービスです。ディレクターが窓口となり、様々な分野の専門知識を持ったアシスタントとチーム制で業務をサポートしてくれます。

サービス内容は多岐にわたり、SNSマーケティング以外にも、総務や経理、営業などの事務系タスクのサービスも提供しています。また、ECサイトの管理代行も行っており、SNSの運用と組み合わせたプラン作りも可能です。

株式会社メンバーズ

引用元:サービスサイト

  • 導入実績:スカパーなど
  • 費用:要お問い合わせ
  • 対応業種:小売など

株式会社メンバーズは、デジタルマーケティング事業を中心に展開し、SNSマーケティングにおいて実績のある企業です。
数々の実績に裏打ちされた経験を活かし、ソーシャルメディア専任のスタッフを設けた運用体制であらゆるSNSマーケティングをサポートします。 なので、Instagram以外のSNSも同時に運用していきたい場合にも併せて対応してくれます。

また、アカウントの運用代行以外にもInstagram広告の一括運用なども提供していて、Instagramでの集客に関連するサービスを幅広く手掛けています。

株式会社サイバー・バズ

引用元:サービスサイト

  • 費用:Instagramブランドサイト化プラン(50万円~)、Instagramコマース化プラン(100万円~)、フォロワー増加プラン(100万円~)など
  • 対応業種:小売など

株式会社サイバー・バズが提供するSNSコンサルティングサービス“BRIDGE”は、Instagramを始め、TwitterやLINE公式アカウント、Facebook、TikTokなどあらゆるSNSのマーケティングサービスを提供しています。
BRIDGEでは専門チームや独自の開発ツールにより、企画からコンテンツ投稿、効果検証までをワンストップで支援します。
また、フォロワー増加に特化したプランなど多彩な料金プランがあるので、ご自身のビジネスの状況や使いたいプラットフォーム毎に合わせた運用を提案してくれます。

7.まとめ

華やかな写真や動画が常にたくさん投稿され、エンタテインメントのイメージが強いInstagramですが、ビジネスとして運用していくためには、コンテンツ投稿以外にこなしていくタスクがたくさんあります。
それらのタスクの一部または全てを業者に委託することで、ご自身のビジネスに集中できる時間が確保できるという点がInstagram運用代行サービス最大のメリットです。

本記事で紹介した業者選びのポイントや各企業のサービス内容などを比較検討し、ぜひ、ご自身のInstagramアカウントのビジネス運用に活かしてみてください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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