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Googleビジネスプロフィールの口コミの増やし方について徹底解説

事業を運営する上で口コミはとても重要です。ネットやSNSの普及により他者の意見を簡単に収集できるようになった現代において、口コミへの対策はWebマーケティングに必要不可欠な要素になっています。

本記事ではGoogleビジネスプロフィールの口コミの増やし方について取り上げています。
口コミの重要性や口コミを増やすための具体的な方法などを解説していますので、ぜひ、最後までご覧ください。

Googleビジネスプロフィールにおける口コミの重要性

口コミはマーケティングにおいて貴重な情報源であると同時に、お客さんと対話できる貴重なコミュニケーションの機会でもあります。 自社のサービスに対してお客さんがありのままに感じたことを知るのは企業として成長していくために必要な要素です。
そして、ご自身のGoogleビジネスプロフィールに口コミが増えれば注目度が高い優良企業と判断され、ローカル検索において上位表示されやすくなります。

Googleの公式サイトでも下記の通り、自社のGoogleビジネスプロフィールの“視認性の高さ”という表現で、認知されることへの重要性を訴えていますので積極的に口コミを増やすことを意識してみましょう。

    ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。
    Googleでのクチコミ数とスコアもローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスはランキングが高くなります。

引用:Google公式サイト

口コミが増えることのメリット・デメリット

口コミが増えると以下のようなメリットが得られます。

  1. ・Googleからの評価が上がる
  2. ・MEO対策としても効果を発揮する
  3. ・今まで気づかなかった自社の強みや改善点が明確になる

しかし、口コミが増えるのは良いことばかりではありません。
デメリットとしては以下の点が挙げられます。

  1. ・ネガティブな口コミを書かれやすくなる
  2. ・ステマ(ステルスマーケティング)を疑われる
  3. ・炎上する

などのケースがあります。
万が一、書き込まれた口コミがあまりに悪質な場合はGoogleに削除申請をするなど、様々な対処方法があるので冷静に対応していきましょう。

口コミマーケティングのメリット・デメリットの詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

口コミを増やす際の注意点

ローカル検索において上位表示されやすくなるために口コミの数を増やしていきましょう。
たくさん口コミが書き込まれれば、それだけ注目が集まっているサービスとしてページを見たユーザーに興味を持ってもらえます。そして、閲覧数も増え潜在顧客の獲得にも繋がります。

しかし、口コミを増やす方法についていくつか注意しなければいけないことがあります。この章では、その注意点について解説していきます。

自作自演をする

まず、サクラを雇ったり、自分でいくつもアカウントを作って良い口コミを何回も投稿したりする“自作自演”は不正行為にあたります。
サクラによる投稿は文面から不自然さが目立ち、また、自社のサービスを利用してくれたお客さんの正しい評価を埋もれさせてしまう原因になります。また、複数のアカウントを作って投稿してもすぐに同一人物のものと発覚し、ご自身のGoogleビジネスプロフィールのアカウントまでも凍結・停止されてしまう可能性があります。

Googleの口コミに関するガイドラインでも自身で口コミを投稿することを禁止していますので決して行わないようにしましょう。

お客さんに特典と引き換えに書いてもらう

これもGoogleのガイドラインに記述していることですが、特典と引き換えに口コミを書いてもらうことは禁止しています。
たとえ、お客さんに特典を付与したことへの口止めをお願いしたとしても人の口に戸は立てられないので、うっかり他の口コミやSNSの投稿などで口を滑らせて発覚してしまう事もあります。
そうなるとGoogleからの評価は下がり、企業のイメージダウンに繋がってしまいます。

損得が発生しないフラットな口コミを書いてもらうには、お客さんに直接、丁寧にお願いしましょう。

高評価へ誘導する

そして、お客さんを高評価へ誘導するのも避けましょう。
単に口コミの投稿をお願いする分には問題ありませんが、“高評価を付けてもらう”ことをわざわざお願いするのは企業としての成長を自ら妨げることにもなります。

お客さんの真の意見が反映されない、半ば強制的に付けられた評価に価値は見出せません。場合によってはお店の印象が悪くなり、二度とサービスを利用してくれなくなる可能性があります。

なので、丁寧でホスピタリティにあふれたサービスを提供し、正しい方法で高評価の口コミを集めていきましょう。

低評価の口コミへの対処法を用意しておく

口コミがたくさん集まれば低評価や誹謗中傷などのネガティブな内容の口コミが書き込まれてしまうこともあります。
根拠のない誹謗中傷など悪質な内容の場合はGoogleへ削除申請できますが、正当なクレームであればきちんと返信しておきましょう。
ネガティブな口コミは耳が痛いものですが、お客さんからの貴重な意見として真摯に受け止めて対応すればユーザーからの好感度が上がります。

低評価の口コミへの返信方法についてはこちらの記事もご参考ください。

口コミを増やす方法

口コミを増やすためにはお客さんに寄り添った丁寧なサービスを提供するのはもちろんですが、さりげなく口コミ投稿を促すように施策することも大切です。
この章では口コミを増やす具体的な方法を紹介しています。経済的コストをかけずにできる方法もあるので、すぐに活用していただけます。

お客さんに直接お願いする

まず、来ていただいたお客さんに直接お願いする方法です。
前の章でも述べましたが、口コミを書いてもらうことと引き換えにサービスや特典を提供するのは公平性に欠け、評価の純度が下がってしまうのでGoogleのガイドラインで禁止されています。
なので、サービス提供後に丁寧にお願いしてみましょう。

タイミングとしては、食後や会計の前などお客さんが落ち着いている時が良いでしょう。
レジで会計を済ませている時に頼むと、後ろに並んでいる他のお客さんなどが気になって慌ててしまうので、ゆったりとくつろいでいる頃合いを見計らうのがポイントです。

SMS(ショートメール)で依頼する

次に、顧客情報として電話番号を把握してるお客さんにはSMS(ショートメール)で依頼してみましょう。SMSは迷惑メールになりづらく、通常のメールに比べて開封率も高い傾向にあります。

来店後の3日~1週間以内に依頼すればお店を利用した記憶も鮮明なので、メールに反応して口コミを書いてくれる確率が高くなります。

チラシやポップで依頼する

そして、チラシやポップ、ポスターなどで口コミ投稿を呼びかける方法です。
カラフルなデザインにして店舗の出入り口やレジの横、テーブルなど目立つ場所に掲示しておきましょう。

口頭でお願いするのもいい方法ですが、掲示物で視覚情報からも訴えかけてみましょう。このようなアナログな方法でも充分に効果を発揮します。

QRコードを使用する

そして、QRコードを活用する方法です。画像を読み取るだけなのでユーザーが口コミページにアクセスしやすくなります。
作成後はSNSやブログ、店頭のポップやチラシなどに貼り付けて、オンラインとオフラインの両方の手法からアプローチできるようにしましょう。
また、その場で投稿が難しい場合は、QRコードの付いたショップカードなどをお客さんに渡すことで時間をおいて口コミを投稿してもらえる可能性が高くなります。

QRコードの作成方法の詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

口コミに丁寧に返信する

最後に、口コミに丁寧に返信する方法です。
口コミは書き込んだユーザー以外も閲覧できるようになっていますので、第三者のユーザーが、丁寧かつ誠実に返信しているやり取りを見て安心感を持ってもらいやすくなります。そして、実際にサービスを利用してくれたり、ポジティブな口コミを書いてくれる確率が高まり、さらにその口コミを見た他のユーザーも来店してくれるという流れがうまれ、次々に良い口コミが集まってきます。
口コミへの返信はMEO対策としての効果もあるので、必ず返信しておきましょう。

具体的な返信方法や例文についてはこちらの記事もご覧ください。

まとめ

良い口コミをたくさん集めることはWeb集客においてとても重要です。
また、書き込んでもらった様々な内容の口コミに積極的かつ丁寧に返信することで、自社のイメージアップに繋がりやすくなります。Googleビジネスプロフィールのヘルプページでも口コミへの返信を推奨していますので、口コミが書き込まれたら早めに返信しておきましょう。

本記事で紹介した口コミの集め方を参考にしていただき、ぜひ、ご自身のGoogleビジネスプロフィールの運用や新しいサービスの考案などに活かしてみてください。

弊社ではMEO対策を中心に数多くの中小企業や店舗のGoogleビジネスプロフィールの運用をお手伝いしております。 Googleビジネスプロフィールの運用方法や店舗集客にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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