美容室・サロンの集客|Googleマップ(MEO)とAI検索(LLMO)で選ばれる進め方と導入事例
美容室・サロンの集客
美容室・サロンの集客は、ホットペッパービューティーなどの予約サイトが中心になりやすい業種です。一方で、お店を探す人の入口はそれだけではありません。「美容室 ◯◯駅」と検索してGoogleマップに並ぶお店から選ぶ人もいれば、ChatGPTなどのAIに「◯◯駅の近くで縮毛矯正が得意な美容室は」と聞く人もいます。
このページでは、美容室・サロンが予約サイト以外の入口からも選ばれるための進め方と、実際にMEO primeを導入したサロンの事例をまとめています。
予約サイトだけに頼らない2つの入口
予約サイトは、すでに「美容室を予約しよう」と決めた人が、条件で比べる場所です。掲載しておく価値は大きい一方で、同じエリアの多くのお店と横並びで比べられます。
それとは別に、次の2つの入口があります。
1つはGoogleマップです。「美容室 ◯◯駅」「まつ毛パーマ 近く」と検索した人に対して、地図と一緒に数件のお店が表示されます。いまいる場所の近くでお店を探すときにも使われます。ここに出るかどうかを左右する取り組みをMEO対策と呼びます。
もう1つはAI検索です。ChatGPTやGoogleのAIによる回答は、条件に合いそうなお店の名前を挙げて説明します。ここで名前が挙がるようにする取り組みをLLMO対策と呼びます。
東京都のレディースシェービングサロンでは、駅近の立地では予約サイトで順調に集客できていたものの、駅から少し歩く場所へ移転してから限界を感じ、MEO対策を始めています。導入から1年で売上は平均20%、最大30%増え、とくに近くにいる人からの当日予約が増えたそうです(事例の詳細)。
移転後、MEO対策で売上を伸ばしたサロンの例
※ 東京都のレディースシェービングサロン(MEO prime 導入事例)
2つの入口の土台は同じです。お店の情報が、正確に、複数の場所に、同じ内容で置かれていること。順番としては、探している人の多いGoogleマップから整えるのが取りかかりやすくなります。
Googleマップで選ばれる進め方(MEO対策)
どこから手をつけるか迷う場合は、この順番で進めると整理しやすくなります。
1. メニューと料金を、予約サイトと同じ内容で載せる
カット・カラー・パーマ・トリートメントなどのメニューと料金を、Googleビジネスプロフィールにも載せます。予約サイトと金額やメニュー名が食い違っていると、どちらが正しいのか分からず、比べている人の候補から外れやすくなります。店名・住所・電話番号も、予約サイトや自社サイトの表記と1文字単位でそろえます。
2. 写真で、仕上がりと店内の雰囲気を伝える
美容室・サロンを選ぶ人は、「どんな仕上がりになるか」と「自分がそこにいて落ち着けるか」を写真で確かめようとします。スタイル写真に加えて、外観・入口・セット面・シャンプー台・スタッフの写真を用意し、投稿機能で更新を続けます。お客様が写っている写真は、掲載の了承を得たものだけを使います。
店内を360度見渡せるGoogleストリートビューの導入も、初めて来店する人の不安を減らす方法の1つです。
3. 営業時間と定休日を、いつも正確にしておく
Googleマップで近くのお店を探す人の中には、「今日行けるお店」を探している人がいます。営業時間・定休日・臨時休業が実際と違っていると、そうした人を取りこぼします。年末年始や連休の営業時間も、決まった時点で更新しておきます。
4. クチコミを、来店のたびに同じ流れで依頼する
会計のときなど、依頼するタイミングを決めて、来店したお客様全員に同じ案内をします。満足していそうな人だけに声をかける、割引や特典と引き換えに依頼する、スタッフに件数のノルマを課す、といった行為はGoogleのクチコミポリシーで禁止されています。その場でクチコミを書くよう求めたり、強く促したりすることも禁止されているため、案内は「後で書いてもらえる形」にしておきます。
各ステップの具体的なやり方は、美容院がMEO対策に取り組むメリットとは?具体的な施策内容や成功事例も紹介で詳しく解説しています。
AI検索で選ばれる進め方(LLMO対策)
AIは、どこかに書かれている情報を読んで回答をつくります。つまり「AIに覚えてもらう」のではなく、AIが読める場所に、正確な事実が置かれている状態をつくるのがLLMO対策です。
1. メニューの中身を、画像ではなく文字で書く
メニューと料金、施術にかかる時間、対応できる髪質や悩み、使っている薬剤の特徴を、画像ではなく文字で自社サイトに書きます。メニュー表を画像1枚にまとめている場合、そこに書かれた内容は読み取られません。「髪にやさしい」といった言い方より、「くせ毛で広がりやすい方向けの縮毛矯正(所要時間◯時間)」のように具体的に書いてある方が、条件をつけて聞かれたときの回答に使われやすくなります。
2. お客様が予約前に知りたいことを、質問と回答の形で置く
「初めてでも指名なしで予約できるか」「施術時間はどれくらいか」「子ども連れでも行けるか」。予約の前にお客様が迷うことを、質問と回答の形で自社サイトに書いておきます。質問ごとに答えが整理されているページは、AIが回答をつくるときの材料になりやすい形です。
東京都の外国人のお客様向けの美容室では、英語でよくある質問のページを用意し、施術メニューの説明やGoogleビジネスプロフィールの紹介文も英語で整えました。その結果、2025年9月以降、GoogleのAIモードの回答にこのお店のページやGoogleビジネスプロフィールが引用される例が確認されています。Googleマップの順位は大きく変わっていないにもかかわらず、Googleビジネスプロフィールの表示回数と反応は増えていたため、AI検索からの表示が加わった可能性があると見ています(事例の詳細)。
3. 予約サイト以外にも、お店の名前が載っている状態をつくる
AIは自社サイトだけを見ているわけではありません。予約サイト、地域の情報サイト、SNS、クチコミ。複数の場所に同じ店名・住所・電話番号で載っていることが、判断の材料になります。
弊社が8業種・延べ140社を実測した業種別の調査では、美容室に関するAIの回答で、引用元に占めるサロン自身のサイトの割合は19%でした。残りの81%はサロン以外のサイトです。自社サイトを整えるだけでなく、サロンの外でどのように載っているかが、AIの回答に影響します。
4. クチコミに書いてもらえる体験を用意する
クチコミの本文は、AIの回答の中で引用されることがあります。「よかったです」だけのクチコミが並ぶより、「カウンセリングで髪質に合う薬剤を説明してくれた」「仕上がり後に自宅での乾かし方を教えてくれた」と書かれたクチコミがある方が、伝わる情報は多くなります。
ただし、依頼のときに書く内容をお願いすることはできません。Googleのクチコミポリシーは「特定のコンテンツを含めるよう依頼すること」を禁止しています。
できるのは、具体的に書ける体験をつくることです。施術前のカウンセリング、仕上がりの説明、次回までの手入れの伝え方。印象に残る対応があって初めて、それが文章になります。
より詳しい考え方は、美容院のLLMO対策とは?AI検索で新規集客を増やす最新手法にまとめています。
美容室・サロンの導入事例
実際にMEO対策・LLMO対策を導入した美容室・サロンの事例です。美容室・サロンの導入事例をすべて見る
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よくある質問
ホットペッパービューティーなどの予約サイトに掲載していれば、MEO対策は不要ではないですか?
役割が異なります。予約サイトは、条件を決めて美容室を比べたい人が集まる場所です。Googleマップは「近くの美容室」「◯◯駅 美容室」と検索した人が、地図の上でお店を選ぶ場所です。Googleマップに自店が表示されるかどうかは、予約サイトへの掲載では決まりません。両方を整えておくことで、お客様の入口を増やせます。
スタッフが少ない個人のサロンでも、効果はありますか?
あります。Googleは、ローカル検索の結果が主に「関連性・距離・知名度」の3つで決まると公式ヘルプで説明しています。店舗の規模やスタッフの人数は、この3つに含まれていません。メニュー・写真・営業時間・クチコミを整えることから、1人のサロンでも始められます。
Googleマップの順位が急に下がったのですが、なぜですか?
Googleは、Googleマップなどの表示順が主に「関連性・距離・知名度」で決まると公式ヘルプで説明しています。このうち距離は、検索する人がいる場所からお店までの距離です。そのため、同じ検索語でも、調べる場所によって表示順は変わります。また、営業時間や住所などの情報が正確でないと、関連する言葉で検索されても表示されない場合があります。1回の確認で上がった・下がったと判断せず、まずお店の情報が正しいかを確かめたうえで、獲りたい検索語を数語に絞り、同じ条件で定期的に表示順を記録して、予約・問い合わせの数とあわせて傾向で見るのがおすすめです。
MEO対策とLLMO対策は、どちらから始めるべきですか?
どちらも大切です。弊社が提唱する購買行動モデル「AIMA5」では、AIの回答でお店を知り、Webで詳しく調べ、Googleマップで最終的に確信を得てから、予約や来店に進む流れで整理しています。取り組むハードルが高いと感じる場合は、来店の直前に見られるGoogleマップ(MEO対策)から始めるのがおすすめです。なお、弊社のLLMO primeでは、MEO対策とLLMO対策を一体で支援しています。
美容室・サロンの集客について相談する
「予約サイト以外に何から手をつければよいか」「自店のエリアで上位に出られるか」といった段階からご相談いただけます。
- AI検索での見え方を無料診断する(ChatGPTなどのAIが自店をどう説明しているかを確認できます)
- MEO prime の資料をダウンロードする(Googleマップ対策のサービス内容と費用)
- お問い合わせ(自店の状況を伝えて相談する)
ほかの業種の進め方と事例は、業種別の集客|MEO対策・LLMO対策の進め方と導入事例にまとめています。









