
Instagramリール投稿とは。使い方、メリット、運用方法を大解説
2020年8月にInstagramに追加された機能「リール」は、スマホの画面全体に表示出来る縦長のショート動画を投稿できる機能です。
TikTokのようなショート動画が流行っていく中で誕生したInstagramの機能「リール」は、多くのInstagramユーザーの心を掴みました。
2021年にはリールで広告も出せるようになり、更に需要が高まってきています。
今回はそんなリール機能の基礎知識と使い方を徹底解説させて頂きます。
弊社ではInstagram運用代行も行ってますので、質問やお悩みがある場合は気軽に下記のリンクからお問い合わせください。
リールとは?
Instagramの機能「リール」とは、スマホの全画面を埋める縦長の動画を投稿・閲覧できる機能です。
投稿の場合は最大60秒までアップすることが可能で、自身で撮影した素材や、思い出の映像を自分好みにカスタマイズして投稿できるのが特徴です。
人気のあるリール動画は何万回も再生され、同じく動画を投稿するプラットフォームであるYouTubeやTikTokのように、バズることも大いに期待できます。
では、そんな「リール」にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
次項から解説させていただきます。
フォロワー以外にも拡散の可能性あり
「リール」は、フォローの有無に関係なく、投稿の事柄に関心があるであろうユーザーの発見タブに表示されます。
ですので、投稿自体の閲覧数が自然に伸びたり、知らないアカウントから「いいね」などのリアクションを貰える可能性が高いと言えます。
投稿するだけで多くのユーザーに見てもらえるという点は大きなメリットの一つとなるでしょう。
ストーリーズと同じく全画面なので目を引きやすい。そして消えない
最初にご紹介した通り、リール投稿はスマホの全画面に表示されます。
これはInstagramの人気機能のストーリーズと同じです。
全画面に表示することでユーザー達の視線を集めることを可能にし、印象深い投稿となるのです。
ストーリーズはその瞬間を大事にする投稿をモットーとしているため、24時間経ってしまうと消去されてしまいます。
しかし、リールの場合は24時間経っても消えることはなく大事な投稿としてあなたのタイムラインに残り続けていきます。
せっかく編集を頑張ったのに消えてしまうという悲劇を回避することが出来るので、この動画を必ず残したいと思った場合はリールを使用することをおすすめします。
1-3音楽、エフェクトの追加が可能。
60秒以内であれば、様々な編集が可能になります。
例えば、複数の動画クリップを組み合わせたり、BGMにヒット曲を合わせたりと、ユーザーによって使い方は十人十色です。
カットをどんどんと割ったテンポの速いものや、ハウツー情報を時間内に出来るだけ詰め込んだ物など60秒という短い時間を意識した動画作りがなされています。
リールの投稿の仕方
では、実際のリール作成方法をご紹介します。
分かりやすいように画像と合わせてお届けしますので、記事をご覧になりながら作成してみましょう。
トップ画面からリールを選択

まずInstagramのトップ画面を開きます。
画面の右上にある追加ボタンをタップし、リールを選択します。
動画素材を撮影or選択

動画素材を撮影しましょう。
もし、素材が既にある場合は、カメラロールから使いたい素材を選びましょう。
撮影前には様々な効果を追加できますので、順番にご紹介します。
音楽の追加
画面の音符マークをタップすると、BGMの追加が出来ます。
リールは1分しか撮影できないので、楽曲のお気に入りポイントを選びましょう。
使い方は簡単で音符マークをタップ後、使用部分の選択画面に移ります。
ここだというポイントを選択したら完了を押しましょう。
撮影速度
画面の数字部分をタップすると、撮影速度の変更が可能です。
ARフィルター
撮影する映像に特殊な効果を加えられます。
様々なフィルターがありますので、自身の映像に合いそうだなと思うものをお選びください。
タイマー
タイマー機能が利用できます。
秒数を選択すると、選んだ秒数後に撮影が始まります。
編集

素材を撮り終えたら編集が可能となります。
編集で出来ることは、以下の通りです。
- BGMの調整
- 音入れ
- フィルターのカスタマイズ
- テキストの追加
- 飾り付け
上記の作業は全てスマホで操作しやすいように簡単で使いやすくなっているため、とても簡単に編集出来ます。
カバー画像とキャプションを入力し投稿する

リール投稿の説明文を入れます。
フィード投稿と同じようにハッシュタグ(#)を入れた方が、検索された時でも引っかかりますのでその投稿に合ったハッシュタグを入力しておきましょう。
カバー画像は、制作した動画の特徴を表すものにしておいた方が良いので、一目見て目を引くカバー画像にしましょう。
カバー画像まで決めたら、「リールをシェア」を選択し投稿作業は完了します。
リール投稿を集客に活かすには
さて、当ブログをご覧になってる方の中は、みなさまInstagramをビジネスに運用している、もしくは運用したい方だと思います。
しかし、中にはフィード投稿やストーリーズは上手く投稿できるけど、リールの動画になると難しいとお悩みを抱えてる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「リール投稿をビジネスに活かすには?」と題しまして上手なリール投稿のコツをお伝えしていこうと思います。
面白くてタメになる動画を目指す
一言で良い動画といってもイメージをハッキリと断言できる人は少ないと思います。
ですので、ここでInstagram公式が発表したリールのガイドラインを確認していきましょう。
要約しますと・・・
- 面白いコンテンツ
- 動画自体の品質が適している
- オリジナルであること(他のアプリと併用していない)
この3点が大事になってきます。
一言で言うとカメラは解像度の高いものでスマホの再生に適したサイズを選択し、尚且つ他のアプリで使われてないコンテンツを投稿してほしいという事です。
60秒という短い時間でも面白く思ってもらうには、戦略を立てて動画を撮る必要性があります。
下記に企業が行っていてるリール事例を集めてみたので自身の店舗と近いサービスを参考にしてみて下さい
・GU
出典:GU
まずは人気ファッションブランドのリール使用例をご紹介します。
ファストファッションブランドのGUの公式アカウントでは、季節ごとの新商品を合わせたコーディネイト風景を公開。
モデルたちが変に顔を作らずナチュラルな雰囲気で映ってるおかげか、ユーザーでも真似しやすい印象を与えてくれます
店頭に置いてるマネキンではありませんが、この服装を揃えれば大丈夫というお手本を映すことでユーザーの購買意欲を高めてきます。
・album_hair
出典:album_hair
美容室「ALBUM 」の公式Instagramには、お家で再現できるヘアアレンジ集がリール動画として投稿されていました。
この動画を見れば、ちょっと差がつくヘアアレンジ方法を知ることが出来ます。
動画の速度も隙間時間に見ることが出来るように調整されていて、キャプション(リールの説明)部分に担当スタイリストのInstagramアカウントを載せることで質問や予約が簡単に出来るようになっています。
スタッフ自身が個人でInstagramアカウントを行っている店舗にはおすすめの方法です。
・スターバックスジャパン
出典:スターバックスジャパン
インスタ映えに打ってつけのコーヒーショップ「スターバックスコーヒージャパン」のInstagramでは、新商品が発売する度に目にも画面にも映えるリール動画を投稿しています。
デザインも動画に入れるテキストもこだわっており、見た人がおもわず飲みたくなってしまうリールになっています。
オシャレを売りにしたいレストランやカフェなどは参考にしてリール動画を作ってみるのも悪くないでしょう。
トレンドを意識したリール作りを心掛ける

SNSを利用する上で重要なのは世間のトレンドに関心を向けることです。
いくら素晴らしいリールを作成していても、時代と逆行するものを投稿していてはユーザーからの関心を集められません。
では、トレンドを意識したリールは何を意識して作成すれば良いのでしょう?
ここで上げたいのがリール動画に使う音源です。
リール動画を制作したまでは良いけど、音源を適当に決めていませんか?
自身の好きなアーティストや往年のヒット曲を使うのも良いと思いますが、この音源にトレンドを入れてみるのはいかがでしょう。
実はInstagramの発見タブでは使用している音源の検索が出来て、その音源を使用しているリール動画がジャンル関係なく検索画面に並びます。
この仕組みを利用して普段届けられないユーザーにあなたのリールを届けてみませんか。
音源に悩む方はぜひ投稿する時のヒット曲やアーティストのトレンドなどを意識してみて下さい。
音源以外にも「食」や「ファッション」、「運動」「エンタメ」などトレンドは物凄い速さで変わっていきます
本格的にInstagram運用を考えるのであれば、世の中で「今、何が関心を集めているのか?」を意識して行動すると、新たな投稿が出来ると思います。
ビジネスアカウントならリール広告を出稿してみるのも手
あなたが運用しているInstagramアカウントがビジネスアカウントであるのならば、リール広告を出稿してみるのも良いでしょう。
Instagram広告は新聞やTVCMとは違って低予算で行える広告です。
その中でもリール広告は2021年の6月17日に始まり、比較的新しい広告タイプになります。
中でも以下2つのメリットがとても魅力的です。
- 画面に大きく表示できるのでインパクトが残りやすい。
- 一般の投稿に紛れ込ませることが出来て、刷り込み効果が期待できる
低価格で多くのユーザーにリーチすることが出来るリーチ広告はとてもおすすめです。
まとめ
ここまでInstagramの注目機能リールについて使い方、運用方法をお伝えしました。
リール機能は自身のフォロワー以外にも広められるため、上手な投稿を行えば思わぬ反響を集められる可能性があります。
自身のアカウントに適した動画を制作してより多くのフォロワーにリーチしていきましょう。
一人での運用が難しいと思った方には、Instagram運用代行がおすすめです。
弊社でもInstagram運用代行を取り扱っておりますので、気になった方はぜひ下記のリンクからお問い合わせください。
Instagram運用のスペシャリストが全力でサポートさせて頂きます。
※2021年11月4日(木)にGoogleは「Googleマイビジネス」の名称を
「Googleビジネスプロフィール(Google Business Profile)」に変更しました。