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Instagram投稿の縦横比とは?統一感を保ちながら縦横混在を解決する方法

2025.02.03

Instagramを利用している中で

「Instagramで投稿をする際、画像や動画のサイズや縦横比はどうやって調整すればいいんだろう」

と、悩んだ経験はありませんか。

Instagramでは、投稿の種類が「フィード」「ストーリー」「リール」「IGTV」と増え、それぞれに適したサイズや縦横比があります。

本記事では、Instagramで使用するべき画像や動画の縦横比について詳しく解説します。
投稿ごとの適切なサイズや、縦横比が異なる投稿を統一感のあるアカウントに仕上げるためのポイントについても解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。

Instagramの投稿縦横比の基本ルールとは?

Instagramでは投稿の縦横比にはいくつかのルールがあり、それを守ることで見やすいフィードを作ることができます。投稿の種類によって対応する縦横比が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくと便利です。

以下で詳しく説明します。

1. 正方形投稿の縦横比

Instagramの象徴ともいえる正方形の投稿は縦横比が1:1です。

この形式はInstagramの登場時から使用されている基本的な形で、多くのユーザーに親しまれています。正方形は画面上で均等に表示されるため、写真や画像をシンプルに見せたい場合におすすめです。

2. 横向き投稿の縦横比

横向きの投稿では縦横比が1.91:1です。

風景写真や広がりのある構図を表現したいときに適した形式です。ただし、フィード上では画像が少し小さく見えることもあるため、視認性を意識してデザインすると良いでしょう。

3. 縦向き投稿の縦横比

縦向き投稿は縦横比が4:5です。

この形式は写真や画像を画面いっぱいに見せたい場合に最適で、視覚的なインパクトを与えることができます。ただし、縦向きに作成した画像や動画は、画面の幅に制約を受けるため、重要な情報を中央に配置することがポイントです。

4. ストーリーズとリールの縦横比

ストーリーズやリールの投稿は縦横比が9:16です。

スマートフォンの画面全体を覆う縦長の形式で、動画や動きのあるコンテンツを共有する際に特に効果的です。縦横比を活用することで、視聴者により没入感を与えることができます。

投稿の縦横比を統一することで、Instagramフィードに一貫性が生まれ、全体的に洗練された印象を与えることができます。しかし、すべての画像や動画で統一するのは難しい場合もあります。そのような場合は、縦横比が異なる投稿でも調和を保てるよう、フレームや背景色を使ってバランスを整えると良いでしょう。

縦横混在の投稿が発生する理由とその課題

Instagramの投稿において、写真や動画の縦横比が統一されていない状態が発生する理由は、多くの場合、投稿する際の事前準備やフォーマットの選択に原因があります。

特に、異なる撮影デバイスや編集アプリを利用することで、縦長の画像と横長の画像が混在することがよくあります。

この章では、縦横比の混在が生じる主な理由と、それによって引き起こされる課題について詳しく説明します。

縦横混在が発生する理由

1. 撮影デバイスの違い  

スマートフォンやカメラなど、使用するデバイスによって撮影時の縦横比が異なります。

たとえば、スマートフォンの縦持ちで撮影した写真は縦長になり、横持ちの場合は横長になります。また、デジタル一眼レフカメラでは、16:9や3:2などの縦横比が設定されていることが多いため、Instagramの正方形や4:5の形式と合わないことがあります。

2. 複数の編集アプリの使用

写真や動画を編集する際に利用するアプリによっては、保存される縦横比が異なる場合があります。

たとえば、一部のアプリはデフォルトで16:9のフォーマットを採用しているため、他の比率で編集した場合に統一感が崩れることがあります。

3. 過去の投稿との整合性を考慮しない

統一感を意識せずに投稿を続けると、縦横比の異なる写真や動画が混在する原因となります。一つひとつの投稿が素晴らしい内容であっても、全体のフィードを見た際にバラつきが目立ってしまうことがあります。

縦横比の混在による課題

1. フィードの統一感の欠如

Instagramのプロフィールページを訪れる人にとって、全体のフィードの印象は非常に重要です。縦長や横長の投稿が混在すると、見た目に統一感が欠け、アカウント全体の魅力が薄れてしまうおそれがあります。特に、ビジュアルにこだわるブランドやクリエイターにとっては大きな課題です。

2. 情報の見やすさへの影響  

縦横比が統一されていない投稿は、ユーザーが内容を一目で把握しづらくなる原因にもなります。縦長の画像はスクロールが多くなり、横長の画像は画面の左右に余白が生まれるため、情報が散らばって見えることがあります。

3. ブランドイメージの低下

特に企業や店舗の公式アカウントの場合、縦横比がバラバラだと「細部への配慮が不足している」と感じられてしまうおそれがあります。

その結果、フォロワーからの信頼感やブランドイメージの低下につながるリスクがあります。

縦横比の混在を防ぐためには、事前に投稿する写真や動画を確認し、統一したフォーマットに編集することが重要です。

縦横比の違いを調整する便利なアプリとツール

Instagramの投稿には縦長、横長、正方形など、さまざまな縦横比があります。

これにより、全体のフィードが統一感を欠いてしまうことがあるため、投稿ごとの縦横比を調整することが重要です。

この章では、便利なアプリやツールを活用して縦横比を簡単に調整し、統一感を保ちながら縦横混在を解決する方法をご紹介します。  

1.Instasize  

引用元:Google Playストア

Instasizeは、画像や動画のサイズ変更に加えて、フィルターや色補正、コラージュ作成などの編集機能が充実しているアプリです。Instagramに適した正方形やストーリー用のサイズへのトリミング機能が搭載されており、余白の幅を数値指定して複数の画像を統一的に加工できます。編集後のファイルはそのままInstagramに投稿できるため、操作も簡単です。  

2.正方形さん  

引用元:Google Playストア

正方形さんは、画像を簡単に正方形に整えられるアプリです。

縦長や横長の画像を無理に切り取ることなく、余白を加えることで正方形の中に収めることができます。余白の色を自由に設定でき、配置の微調整や画像の回転も可能です。また、加工済みの画像をおしゃれな見た目に仕上げて直接Instagramに投稿することができます。  

3.正方形どん 

引用元:App Store

正方形どんは、正方形さんの動画バージョンともいえるアプリです。

このアプリを使用すると、縦長や横長の動画に余白を加えて、正方形の動画に加工できます。さらに、音声の除去や動画の長さのカット、フィルターの適用も可能です。

動画編集後はワンタッチでInstagramに投稿できるため、忙しいときにも便利です。  

これらのアプリを活用することで、投稿の縦横比を簡単に調整し、Instagramフィード全体の統一感を保つことができます。特に、画像や動画を一括で編集できる機能や直接投稿できる便利さは、日々の運用に役立つでしょう。

ぜひこれらのツールを試して、魅力的な投稿を作成してください。

統一感のあるフィードを作るためのレイアウト戦略

Instagramでは、投稿の縦横比や配置によってアカウント全体の印象が大きく変わります。統一感のあるフィードを作るためには、計画的なレイアウト戦略が欠かせません。

この章では、視覚的に魅力的なフィードを作るためのポイントをいくつかご紹介します。

  • 投稿の縦横比を揃える
  • 配色やテーマを決める
  • 縦横比を混在させる場合の工夫
  • カバー画像でバランスを取る
  • レイアウトプランを事前に作成する

1. 投稿の縦横比を揃える

最も基本的な方法は、投稿するすべての画像や動画の縦横比を統一することです。Instagramでは、正方形(1:1)、縦長(4:5)、横長(16:9)が主に使用されています。

たとえば、すべての投稿を正方形で統一すると、フィード全体が整った印象になります。

2. 配色やテーマを決める

投稿の縦横比だけでなく、色やテーマも統一することで、フィード全体がさらに魅力的になります。

たとえば、暖色系の色合いで統一したり、モノクロ調の写真を使用するなど、視覚的な一貫性を持たせることがポイントです。

3. 縦横比を混在させる場合の工夫

すべての投稿を同じ縦横比にするのが難しい場合は、配置に工夫を加えることで統一感を保てます。

たとえば、正方形、縦長、横長の順番で繰り返すパターンを作ることで、意図的なデザインを感じさせることができます。

4. カバー画像でバランスを取る

動画を投稿する場合、カバー画像を事前に設定しておくとフィード全体のバランスが整います。特に、正方形や縦長の投稿が多い中で横長の動画を投稿する場合、カバー画像を他の投稿と調和するデザインにすることで、違和感を軽減できます。

5. レイアウトプランを事前に作成する

実際に投稿する前に、アプリやツールを使用してフィード全体のレイアウトをプレビューすることをおすすめします。

たとえば「UNUM」や「Preview」などのアプリを使うと、投稿の順番や縦横比の配置を確認しながら計画を立てることができます。

統一感のあるフィードは、アカウントのブランドイメージを高める効果があります。

また、フォロワーが投稿を見る際に「魅力的だ」と感じやすくなり、新しいフォロワーの獲得やエンゲージメント率の向上にもつながります。

以上のポイントを参考に、計画的なレイアウト戦略でInstagramフィードをより魅力的に整えてみてはいかがでしょうか。

縦横比を活かした投稿事例と成功のポイント

Instagramの投稿では写真や動画の縦横比が非常に重要です。特に、縦長や横長、正方形といったさまざまな縦横比を適切に活用することで、視覚的な魅力やブランドイメージを効果的に伝えることができます。

この章では、具体的な投稿事例と成功のポイントをご紹介します。

正方形(1:1)の投稿事例と成功のポイント

引用元:https://www.instagram.com/9090s_/?utm_source=ig_embed&ig_rid=df1bf0ef-4459-4c3f-aa5b-f6865752ad02

正方形の投稿は、フィード全体を均一に見せたい場合や、シンプルで直感的なデザインを重視したい場合に適しています。

たとえば、ファッションブランドの公式アカウントでは、商品を中央に配置した正方形の写真を活用していることが多いです。商品を際立たせるシンプルな背景や、明るい照明を使うことで、視覚的に訴求力のある投稿が実現できます。

成功のポイント:

  • 商品やメイン要素を中央に配置する  
  • 余白を効果的に使い、シンプルなデザインにする  
  • ブランドのカラーパレットに基づいた背景や装飾を使用する  

縦長(4:5)の投稿事例と成功のポイント

引用元:https://www.instagram.com/rinacohomestyle/?hl=ja

縦長の投稿は、スクロール中に目を引きやすいという特徴があります。

インテリアデザインを手掛けるアカウントでは、縦長写真を使い、部屋全体の雰囲気を伝えています。視野に入る情報量が増えるため、より没入感のある投稿を作ることができます。

成功のポイント:

  • 写真全体に奥行き感を持たせる  
  • 視線を誘導する構図を意識する  
  • 照明や影を利用して立体感を演出する  

横長(16:9)の投稿事例と成功のポイント

引用元:https://www.instagram.com/otonatabi_japan/

横長の投稿は、動画や広い風景を魅力的に見せたい場合に効果的です。

旅行系のアカウントでは、絶景のパノラマ写真や広がりのあるビーチの風景を横長の投稿で紹介しています。視覚的な広がりが伝わるため、特定のテーマや感動を共有したい際に最適です。

成功のポイント:

  • 横方向に広がりのある風景を選ぶ  
  • 手前と奥行きを意識した構図にする  
  • 視覚的なストーリー性を持たせる  

縦横比を混在させた場合の工夫

異なる縦横比を使用する場合、投稿全体の統一感を保つために、フィードのレイアウトや色合いを意識することが大切です。

たとえば、食品ブランドのアカウントでは、縦長の料理写真と正方形のレシピ画像を組み合わせる際に、全体的な色味を揃えています。これにより、フィードが統一感のあるデザインに仕上がります。

縦横比を適切に活用することで、ブランドの魅力を最大限に引き出しながら、ユーザーに飽きさせない投稿を作成できます。

縦横混在の運用で失敗しないための注意点

Instagramで投稿する際、縦横比を統一しない場合でも、投稿の見た目が乱れないように工夫することが重要です。縦長の写真や横長の写真を組み合わせて投稿する場合、以下の点に注意することで、失敗を防ぎつつ統一感を保つことができます。

  • 縦横比を事前に確認する
  • 背景を活用する  
  • 投稿順を計画的に決める
  • テーマカラーを揃える
  • プレビュー機能を活用する

1. 縦横比を事前に確認する 

Instagramでは、縦長の場合は4:5、横長の場合は1.91:1が最適な縦横比とされています。

この範囲に収めることで、フィードで写真が切れることを防げます。投稿前に編集ツールやアプリを活用して、縦横比が適切か確認することをおすすめします。

2. 背景を活用する  

異なる縦横比の写真を組み合わせる際には、背景を統一すると視覚的な乱れを防げます。

たとえば、白や黒の背景を使い、縦長や横長の写真を中央に配置することで、統一感が生まれます。この方法は、特にフィード全体の見た目を重視するアカウントに適しています。

3. 投稿順を計画的に決める  

縦長と横長の写真をランダムに投稿すると、全体のバランスが崩れるおそれがあります。

投稿順を計画的に決めることで、フィード全体の見た目を整えることができます。

たとえば、縦長と横長を交互に投稿する、または同じ比率の投稿を続ける方法が考えられます。

4. テーマカラーを揃える 

縦横比が異なる写真でも、テーマカラーを揃えることで統一感を保つことができます。

ブランドカラーや季節感を意識した配色を選ぶと、フィード全体がまとまりやすくなります。アプリを活用して簡単に色味を調整することもできます。

5. プレビュー機能を活用する 

投稿前に全体のバランスを確認するために、プレビュー機能を活用しましょう。

無料で使える専用アプリやInstagramのドラフト機能を利用すると、実際のフィードの見え方をシミュレーションできます。投稿前に気になる点を修正できるため、失敗を減らせます。

Instagramで縦横混在の投稿を行う場合、ちょっとした工夫を加えるだけでフィードの見た目を美しく保つことができます。縦横比の確認や背景の工夫、テーマカラーの統一などを取り入れて、魅力的な投稿を続けていきましょう。

Instagram運用をプロに任せるメリットと提案

Instagram運用を専門のプロに任せることで、投稿計画やデザインの統一感を保ちながら効率的に運用できます。

プロに依頼する最大のメリットは、時間と労力の節約と専門知識の活用です。

たとえば、縦横比が混在する投稿でも違和感のないフィード構築を行い、ブランドイメージを強化できます。また、広告運用のノウハウを活かして、より効果的にフォロワーや売上を増やすことも可能です。  

依頼する際は、運用目的を明確にし、自社の魅力や特徴を詳しく共有することがポイントです。定期的なコミュニケーションを取りながら、プロと一緒に成果を追求してみてはいかがでしょうか。

弊社・株式会社トリニアスでもSNS運用代行サービスを提供しております。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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