ホームページもGoogleビジネスプロフィールも、ほとんど手が付いていない。医院名で検索すれば出てくるけれど、「子ども 熱」「予防接種」のような言葉では見つからない。2026年4月、LLMO primeのご支援を始めたときのみなとみらい小児科クリニックは、そんな状態でした。

それから半年。検索結果に表示される言葉は約116倍、AIからの引用はゼロから継続的に、Googleマップの表示は約1.9倍になり、現場では予防接種や専門外来の予約が早く埋まるようになりました。

この記事では、みなとみらい小児科クリニックの半年間で何が起きたのかを、数字の変化と現場の声でご紹介します。

みなとみらい小児科クリニックについて

みなとみらい小児科クリニックのロゴ

みなとみらい小児科クリニックは、横浜市西区・みなとみらいにある小児科です。発熱や咳、腹痛などお子さんの身近な症状を診る小児科一般を中心に、アレルギー外来、頭のかたち外来、予防接種、乳幼児健診を行っています。月・火・水・金・土曜(2026年10〜12月の土曜を除く)は朝7時から(7:00〜8:30・完全予約制)診療する「おはよう外来」を行っていて、登園・登校前や保護者の出勤前にも受診できます。

医院の基本情報

医院名みなとみらい小児科クリニック
院長渡辺 眞
開院2017年7月
公式サイトhttps://www.mm-kids.jp/
住所〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-3-4 プライムコーストみなとみらい2階
電話番号045-264-8546(FAX 045-264-8547)
アクセスみなとみらい線 新高島駅より徒歩8分、みなとみらい駅より徒歩10分
診療時間月・火・水・金:7:00〜12:30、14:30〜18:00
土:7:00〜13:00
休診日:木曜・日曜・祝日
※2026年10月〜12月の土曜は、午後のインフルエンザ予防接種のため、診療時間が9:00〜12:00に変わります
※月・火・水・金の14:30〜16:00は乳幼児健診・予防接種の時間です(一般診療は16:00〜18:00)
※最新の診療時間は公式サイトをご確認ください
診療内容小児科一般、アレルギー外来、頭のかたち外来、予防接種、乳幼児健診、入園・入学のための健康診断
予約予約方法は公式サイトの「予約について」をご確認ください

2026年10月時点で、医院の公式サイトに掲載されている内容です。

院長 渡辺 眞 先生

みなとみらい小児科クリニック 院長 渡辺 眞 先生

院長の渡辺 眞 先生は、慶應義塾大学病院 小児科、けいゆう病院 小児科での勤務を経て、2017年にみなとみらい小児科クリニックを開院しました。日本小児科学会に所属し、専門分野は小児科一般です。

院長の経歴(公式サイトより)
  • 2000年3月 東海大学医学部 卒業
  • 2000年4月 慶應義塾大学病院 小児科 入局
  • 2007年4月 神奈川県警友会 けいゆう病院 小児科 勤務
  • 2017年7月 みなとみらい小児科クリニック 開院

開院のあいさつでは、開院までの10年間、みなとみらいで多くのお子さんを診てきた経験を活かし、「丁寧で的確な診察、診断、わかりやすい説明を心掛けていきたいと考えています」と述べています。お子さんの病気に限らず、成長・発達や育児も支えていきたいという考えです。院長ご自身も医院のサイトでコラムを書かれていて、その記事がこの半年の伸びを支えることになりました。

診療内容と専門外来

みなとみらい小児科クリニックの強みは、身近な症状を診る小児科一般に加えて、専門的な相談ができる外来をそろえていることです。

小児科一般

発熱、咳、鼻水・鼻づまり、のどの痛み、ゼーゼー、腹痛、嘔吐、下痢、発疹など、お子さんによくみられる症状を幅広く診療しています。インフルエンザ、RSウイルス感染症、溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、胃腸炎など、お子さんに多い感染症にも対応しています。感染症が疑われる場合は隔離室を案内するなど、院内での感染予防にも配慮しています。乳児湿疹やじんましん、とびひ、おむつかぶれなど、皮膚のトラブルやスキンケアの相談も受けています。

アレルギー外来

2026年2月に開設した、アレルギー専門医による外来です。けいゆう病院 小児科部長でアレルギー専門医の津村由紀 医師が担当し、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などの相談に対応しています。赤ちゃんの湿疹や離乳食の相談も多く、予約枠が埋まることも増えたため、2026年11月から診療枠を増やす予定です。

頭のかたち外来

赤ちゃんの頭の形を相談できる外来です。小児科医が問診・診察を行い、頭の前後・左右・斜め方向の長さなどを計測して評価し、必要に応じて3D撮影で詳しく調べます。「頭の形が気になる=ヘルメット治療」とは考えず、月齢や変形の程度、向き癖などを確認したうえで、一人ひとりに合った対応を家族と相談しながら決めています。なお、「頭のかたち外来」は10月〜12月中旬までは土曜日の受付はお休みとなります。

予防接種・乳幼児健診

定期接種・任意接種の各種ワクチンと、乳幼児健診(身長・体重・頭囲・胸囲の測定、内科的診察、神経学的診察、発達のチェック)を行っています。入園・入学のための健康診断にも対応しています。

診療内容は、医院の公式サイト(2026年10月時点)をもとにまとめています。

ご支援を始めたときの状況(2026年4月)

LLMO対策開始時の状況は、次のとおりでした。

2026年4月時点の状況
  • AIからの引用:主要なAIのどれにも引用されていない
  • 検索結果に表示される言葉:ほぼ「みなとみらい 小児科」だけ
  • 症状や予防接種の言葉:検索結果に出てこない
  • 外部からの評価:被リンク元が少なく、サイトの評価もほぼ最低の水準
  • Googleマップ:表示回数が前年を下回る月が続いていた

医院名を知っている人には見つけてもらえるものの、これから小児科を探す人には、ほとんど届いていない状態でした。

半年で起きたこと

1検索結果に表示される言葉
約116倍
対策開始時(2026年4月)→ 2026年10月
2サイトへのアクセス
約8倍
2026年6月 → 9月(8割以上が自然検索)
3AIからの引用
なし → あり
4月は引用なし。7月に初めて引用され、その後も継続
4Googleマップの表示
約1.9倍
2026年4月 → 9月

① 検索:検索結果に表示される言葉が約116倍に

ご支援を始めた4月にはほぼ医院名だけだった検索の入口が、症状・予防接種・専門外来の言葉まで広がりました。検索結果に表示される言葉は約116倍、そのうち1〜3位に入る言葉は128倍になっています。「手足口病 子供」「腸重積 症状」など、毎月多くの人が検索する言葉でも、医院のサイトの記事が検索1位になりました。

2026年9月24日〜10月8日のGoogleのスパムアップデートの期間中も、検索結果に表示される言葉は増え続けました。

② アクセス:1か月分そろった6月から約8倍に

サイトへのアクセスは、計測を始めた翌月の6月(1か月分のデータがそろった最初の月)と比べて、9月には約8倍になりました。9月は前月と比べても約3.7倍です。アクセスの8割以上は、Googleなどの検索結果から訪れた人(自然検索)でした。

③ AI:引用なしから、ChatGPT経由のアクセスも

ご支援を始めた4月には主要なAIのどれにも引用されていませんでしたが、7月に初めて引用され、その後も引用が続いています。AI経由のアクセスは8月から9月で約2.8倍になり、その9割以上がChatGPT(OpenAI)からでした。

ChatGPT経由のアクセスが毎月まとまった数になるのは、当社が支援している医院の中でも珍しいケースです(担当コンサルタント)。

④ Googleマップ:7月から3か月連続で前年超え

前年を下回る月が続いていたGoogleマップの表示回数は、7月から3か月連続で前年を上回りました。9月は前年比で約120%、ご支援を始めた4月と比べて約1.9倍です。

現場で起きたこと

10月の定例ミーティングで、院長に現場の変化を伺いました。

現場で起きたこと
  • インフルエンザ予防接種:例年より早く接種を始め、10月の時点で予約数が昨年の11月末までとほぼ同じに
  • 頭のかたち外来:9月の予約枠がすべて埋まり、10月も予約が続いている
  • 患者さんの戻り:予防接種をきっかけに、新しい患者さんや、一度離れた患者さんが戻ってきている

毎月しっかり結果が出ていて、それを目に見える形で見せてもらえるのがありがたいです。

みなとみらい小児科クリニック 院長 渡辺 眞 先生

検索・被リンク・AIの引用は分析ツールの推定値、アクセスはGoogleアナリティクス4、Googleマップの表示はGoogleビジネスプロフィールの数値です。アクセスは2026年5月24日に計測を始めたため、1か月分のデータがそろった6月と比べています。

伸びた理由は、医院の専門性という「土台」

半年で大きく伸びた一番の理由は、院長の専門性と、ご自身による発信でした。9月に医院のサイトの入口になった記事の上位10本のうち、6本は院長ご自身が書かれたコラムです。

担当チームの見立てでは、いま成果が出ている医院は、どこも土台が強いところです。医師の権威性や専門性があるところは、少し手伝うだけで伸びる。医療情報サイトなど第三者のメディアに載ることも、その専門性を外に向けて発信することにつながります。

みなとみらい小児科クリニックは、医療情報サイトのドクターズ・ファイルと神奈川ドクターズにも掲載されています。掲載後は、それぞれのサイトを経由して医院のサイトを訪れる人も生まれました。

当社が行ったのは、医院の専門性が検索やAIに伝わるように、言葉の選び方、記事、Googleマップ、外部のサイトでの紹介を整えることでした。

何をしたのか? 半年間の施策をまとめた資料を無料で公開しています

どんな順番で、どんなルールで記事の言葉を選んだのか。外部のサイトでの紹介は、どこに、いつ、どう進めたのか。月ごとに何をして、数字がどう動いたのか。

みなとみらい小児科クリニックの半年間の取り組みを、ほかの医院やお店でも再現できそうな6つのポイントとあわせて、資料にまとめました。

資料でわかること
  • ご支援の最初に決めた方針と、AI → ホームページ → Googleマップ → 来院の導線
  • 季節を先取りし、記事どうしを食い合わせない言葉の選び方
  • 医療情報サイトへの掲載とサイテーションの進め方
  • 4月〜10月の月ごとの施策と、数字の変化
  • 成功要因6つと、伸びたあとの次の打ち手

みなとみらい小児科クリニックの半年間の取り組みを、資料で詳しくご覧いただけます。

よくある質問

小児科でもLLMO対策の効果はありますか?

みなとみらい小児科クリニックでは、ご支援を始めた2026年4月にはどのAIにも引用されていませんでしたが、7月に初めてAIに引用され、その後も引用が続いています。検索結果に表示される言葉は約116倍、Googleマップの表示は約1.9倍になりました。

成果が出るまでに、どのくらいかかりましたか?

4〜6月は記事と外部の評価を積み上げる時期で、検索順位やAIの引用にはまだ表れませんでした。7月にAIへの初めての引用とGoogleマップの前年超えがあり、9月にはサイトへのアクセスが前月の約3.7倍に伸びています。

ホームページやGoogleビジネスプロフィールが手付かずでも始められますか?

始められます。みなとみらい小児科クリニックも、ご支援を始めたときはホームページもGoogleビジネスプロフィールもほとんど手が付いておらず、医院名でしか見つからない状態でした。

医院側では、どんなことをしましたか?

院長ご自身が医院のサイトでコラムを書かれていて、9月にサイトの入口になった記事の上位10本のうち6本が院長のコラムでした。当社は、その専門性が検索やAIに伝わるように、言葉の選び方・記事・Googleマップ・外部のサイトでの紹介を整えました。

Googleマップの対策も一緒にできますか?

できます。LLMO primeでは、Googleマップの運用(MEO prime)とサイテーションの整備を、すべてのプランに含めています。

まとめ

ホームページもGoogleビジネスプロフィールも手付かずだったみなとみらい小児科クリニックは、半年で、検索・AI・Googleマップのすべてで見つけてもらえる医院になりました。その土台にあったのは、院長の専門性とご自身による発信です。当社はその専門性が伝わるように、言葉の選び方、記事、Googleマップ、外部のサイトでの紹介を整えました。

AI検索やGoogleマップでの見え方を整えたい医院・店舗の方は、LLMO primeまでお気軽にご相談ください。

アイキャッチ画像出典:みなとみらい小児科クリニック 公式サイト(https://www.mm-kids.jp/)

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この記事の事例について

本記事の事例は、2026年10月時点でGoogle検索の「AIモード」などで確認したものです。AIの回答は質問のたびに少しずつ変わるため、同じ質問でも同じ答えが出るとは限りません。店舗が特定されないよう、店名・メニュー名は伏せています。画面は図解で再現したほか、一部は店名などを隠した実際の画面を掲載しています。

この記事の要点
  • Googleビジネスプロフィール(GBP)の「最新情報」に投稿した文章が、Google検索の「AIモード」の回答にほぼそのまま使われている事例が出てきています。
  • この記事では、英会話教室・ラーメン店・バーの3つの事例を紹介します。生徒さんの声、限定メニューの具材、おつまみの説明文といった、投稿にしか書いていない内容が、AIの回答で「お店の魅力」として語られていました。
  • 3店に共通していたのは、ホームページがない、またはホームページの情報が少ないことです。ホームページにくわしい情報がないお店では、GBPの最新情報がAIに伝わる“唯一の公式情報”になります。
  • だからこそ、ホームページがないお店ほど、最新情報での情報発信が大切です。投稿を止めているお店は、AIに紹介してもらえるチャンスを逃しているかもしれません。
  • 引用されやすい投稿のコツは、固有名詞と数字を入れる/1投稿1テーマで説明文を添える/ホームページの要約ではなく「中身」を書くの3つです。

「Googleビジネスプロフィールの投稿って、やる意味あるの?」――MEOのご相談で、いちばんよく聞かれる質問のひとつです。投稿しても目に見える反応が少なく、いつの間にか更新が止まっているお店も少なくありません。

ところが最近、最新情報の投稿にしか書いていない話が、AIモードの回答に出てくる事例が見つかりはじめました。AIで検索する人が増えるなか、投稿は「AIにお店を紹介してもらうための材料」になりつつあります。

この記事では、実際に投稿が引用されていた3つの事例と、なぜホームページがないお店ほど投稿が大切なのか、そして引用されやすい投稿の書き方をまとめます。

そもそも「最新情報」と「AIモード」とは

最新情報=GBPから発信できる“お店のお知らせ”

Googleビジネスプロフィールの「最新情報」(投稿)は、Googleマップや検索結果の店舗情報欄に表示される、お店からのお知らせ機能です。新メニュー、キャンペーン、イベント、臨時休業、お客様の声など、文章と写真を自由に発信できます。

Googleビジネスプロフィールの管理画面での呼び方は「最新情報」ですが、表示される場所によって見え方が変わります。パソコンのGoogle検索では店名と「Google に登録済み」の表示とともに、スマートフォンのGoogle検索では「オーナー情報」、Googleマップのアプリでは「最新情報」として並びます。タップすると全文が読めます。ホームページやSNSと違い、Googleのサービスの中に直接書き込める公式情報であることが最大の特徴です。

Googleビジネスプロフィールで投稿する手順や、投稿のメリット・注意点は、次の記事で解説しています。

▶ Googleビジネスプロフィールの投稿方法とは?メリットや注意点、活用方法を紹介

InstagramなどSNSの投稿をGoogleビジネスプロフィールにも活かす方法は、次の記事で解説しています。

▶ GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携させる方法とは?メリットや投稿の活用方法も解説

AIモード=Googleの“会話で答える検索”

AIモードは、Google検索のタブのひとつで、質問するとAIが複数の情報源を読んで文章で答えてくれる機能です。「〇〇(店名)のおすすめメニューは?」「〇〇は貸切できる?」と聞くと、お店の情報をまとめて教えてくれます。

回答の下には、参考にした情報源が「出典カード」として並びます。ここに「Google + 店名・住所」と表示されるものが、Googleビジネスプロフィールの情報です。今回紹介する事例は、この出典カードと、回答の文章、投稿の文章を突き合わせて確認したものです。

Googleビジネスプロフィールの最新情報の投稿が、店舗情報欄に表示され、AIが読み、AIモードの回答に出典「Google」として登場するまでの流れを表した図(マケスク作成)
図1:最新情報の投稿がAIモードの回答に使われるまでの流れ

AIモードの仕組みや使い方は、次の記事で解説しています。

▶ Google検索のAIモードが「いらない」ときは?オフにする方法と使い方・仕組み

実際の画面で見ると、次のとおりです。ある英会話教室の最新情報の投稿(左)の言葉が、通常のGoogle検索の「AIによる概要」(右)の回答に使われ、出典に「Google」と表示されていました。

英会話教室のGoogleビジネスプロフィールの最新情報の投稿画面と、同じ教室をGoogle検索で調べたときの「AIによる概要」の画面を並べた図。投稿の「アットホームな雰囲気で」「映画などの話題を通して」が、回答の「アットホームで映画などの雑談も交えながら楽しく学べる雰囲気が特徴」に使われ、出典に「Google」と表示されている(店名などは伏せて掲載・マケスク作成)
実際の画面:左が最新情報の投稿、右がGoogle検索の「AIによる概要」。赤枠が投稿の言葉と、それが使われた回答の部分(店名・住所・画像などは伏せています)

実例:最新情報の投稿がAIに引用された3店舗

事例A:生徒さんの声が「教室の魅力」として紹介された(英会話教室)

関東の地方都市にある、外国人講師の英会話教室です。ホームページは画像が中心で、文字の情報はほとんどありません。

この教室は、生徒さんからもらったメッセージを最新情報で紹介していました。「英語で映画の話で、よく盛り上がります」「アットホームな雰囲気でとても楽しく英語を学べる教室です」という声です。

AIモードで教室名と地域を聞くと、講師の紹介に続けて「アットホームな雰囲気で、映画の話題などで盛り上がるなど、楽しく自然な日常会話が学べるのが魅力」と答えました。別の回答では、半年前の投稿に書かれていた「留学経験のある日本人スタッフも在籍」という内容も出ていました。

事例A(英会話教室)の最新情報の投稿の文章と、AIモードの回答を並べて比べた図。生徒さんの声が教室の魅力として紹介されている(マケスク作成)
図2:事例A 投稿の文章とAIモードの回答(教室名は伏せて再現)

ホームページには「映画」「アットホーム」「留学」という言葉はどこにもありません。お客様の声を投稿したことで、その声がそのまま“教室の特徴”としてAIに語られた事例です。

事例B:限定メニューの具材まで、投稿どおりに説明された(ラーメン店)

大阪の駅近にある家系ラーメン店です。ホームページは1ページだけで、メニューの説明はありません。

この店は、店舗限定メニューを1品ずつ最新情報で紹介していました。たとえば限定のチャーシュー麺は、「海苔・チャーシュー(肩ロース)・煮豚(豚バラ)・九条ネギ・ほうれん草」「特製の二種類のチャーシューがオススメポイント」と、具材を箇条書きで書いています。

AIモードで「店名 おすすめメニュー」と聞くと、「肩ロースの特製チャーシューと豚バラの煮豚、2種類のこだわりチャーシューを贅沢に味わえる一杯。九条ネギやほうれん草もたっぷり」と答えました。出典カードはGoogle(この店のビジネスプロフィール)の1件だけ。もう一度聞いても、同じ内容が出ました。

事例B(ラーメン店)の最新情報の投稿に書いた具材と、AIモードの回答を並べて比べた図。2種類のチャーシューなどが投稿どおりに説明されている(マケスク作成)
図3:事例B 投稿の文章とAIモードの回答(店名・メニュー名は伏せて再現)

さらに「イベントやサービスはある?」と聞くと、別の投稿で告知していた常連さん向けのランク制度や夏季限定メニューも紹介されました。使われていたのは半年ほど前に投稿したもので、古い投稿でもAIは読んでいることがわかります。

事例C:おつまみの説明文が、言い回しまでそのまま使われた(バー)

東京都心にある、おばんざいと和食が中心の小さなバーです。情報の多くはグルメサイトに載っています。

この店は「おつまみメニュー」の投稿で、3品それぞれに「炭火でじっくり焼き上げた、当店の看板の一品」「博多で親しまれる塩辛。日本酒や焼酎とあわせると…」「みんなでシェアして楽しめる、卓を囲むのにぴったりのメニュー」と、一言の説明を添えていました。

AIモードで「店名 おすすめの料理と貸切」と聞くと、3品が「炭火でじっくり香ばしく焼き上げた、お店の看板メニュー」「みんなでシェアして卓を囲むのにぴったりの一品」「博多で親しまれる味で、日本酒や焼酎との相性抜群」と紹介されました。

事例C(バー)のおつまみの説明文と、AIモードの回答を並べて比べた図。言い回しまでほぼそのまま使われている(マケスク作成)
図4:事例C 投稿の文章とAIモードの回答(店名・メニュー名は伏せて再現)

メニュー名そのものはグルメサイトにも載っていますが、「卓を囲むのにぴったり」「博多で親しまれる」という説明文は投稿にしかない言い回しです。メニュー名だけでなく、1品ずつ説明を書いたことで、その文ごとAIの回答に使われたと考えられます。

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なぜ、ホームページがないお店ほど投稿が大切なのか

3店の共通点は「ホームページに情報が少ない」こと

紹介した3店に共通していたのは、ホームページがない、またはホームページの情報が少ないことでした。AIがそのお店について答えようとしたとき、くわしい公式情報がGoogleビジネスプロフィールにしかないので、投稿の文章がそのまま使われたと考えられます。

反対に、ホームページがしっかりしているお店では、投稿と同じ話題をAIモードに聞いても、同じことが書いてあるホームページの方が参考にされる傾向がありました。投稿が「ホームページと同じことを言っている情報のひとつ」として扱われ、投稿ならではの差は出にくいということです。

ホームページが充実しているお店と、ホームページがない・少ないお店で、AIが参考にする情報源がどう変わるかを比べた図(マケスク作成)
図5:ホームページの有無で、AIが使う情報源が変わる

投稿は、AIにお店の中身を伝えられるほぼ唯一の手段

個人経営の飲食店、教室、サロン、整体院などでは、「ホームページは作っていない」「作ったけれど何年も更新していない」というお店がたくさんあります。こうしたお店にとって、最新情報の投稿は、AIにお店の中身を伝えられるほぼ唯一の手段です。

逆に言えば、投稿を止めているお店は、AIに聞かれたときに「基本情報(住所・営業時間)しか答えてもらえない」状態になっている可能性があります。ホームページを作る予算や時間がないお店ほど、まずは最新情報の投稿から情報発信を始めることをおすすめします。

ホームページがあるお店も

ホームページがあるお店も、投稿がムダになるわけではありません。ホームページに書いていない情報(お客様の声、季節の限定メニュー、イベント、スタッフの人柄など)を投稿に書けば、その部分はAIに使われる可能性があります。

店名で検索したときに、AIがお店の説明をまとめて表示する例も出ています。くわしくは次の記事で紹介しています。

▶ 店名検索に「AIによる概要」?スマホでAIがお店を説明、当社が確かめた見え方とお店がやっておくこと

AIに引用されやすい投稿の書き方5つ

紹介した事例の投稿には、はっきりした共通点がありました。

AIに引用されやすい投稿の書き方5つをまとめた図。中身を書く、固有名詞と数字を入れる、1投稿1テーマ、何度も書く、終わったら終了と投稿する(マケスク作成)
図6:AIに引用されやすい投稿の書き方5つ

① ホームページやグルメサイトにない「中身」を書く

ホームページの文章をそのまま貼り付けた投稿は、AIから見ると“同じ情報の2つ目”です。お客様の声、限定メニューの具材、貸切の人数や設備、イベントの内容、スタッフの人柄など、ほかに載っていない情報を書きましょう。

② 固有名詞と数字を入れる

「人気メニューがあります」ではなく「肩ロースのチャーシューと豚バラの煮豚、2種類のチャーシューをのせた限定麺」。「大人数OK」ではなく「着席30〜50名、立食なら最大60名」。具体的な言葉と数字がある文ほど、AIはそのまま回答に使います。

③ 1投稿=1テーマ、説明を一言添える

いろいろな話題を1つの投稿に詰め込むより、テーマを1つにしぼった投稿の方が読み取られやすくなります。メニューを紹介するなら、名前だけ並べず1品ずつ一言の説明を。事例Cのように、その説明文がそのまま回答になります。

④ 同じ強みを、言い方を変えて何度も書く

AIの回答は、質問のたびに少しずつ変わります。事例Aの「映画の話題」も、聞き直すと出てこない回がありました。一度引用されて終わりではなく、強みは月をまたいで繰り返し発信しておくと、どの回答でも拾われやすくなります。

⑤ 終わった情報は「終了しました」と投稿する

事例Bでは、半年ほど前の投稿も回答に使われていました。裏を返すと、終わったキャンペーンや限定メニューも、AIが答え続けるおそれがあります。終了したときは「〇月で終了しました」と投稿して、新しい情報で上書きしておきましょう。

業種別:今日から書ける投稿ネタ

「何を書けばいいかわからない」という方のために、業種別のネタ例をまとめました。どれも、ホームページには載りにくいけれど、お客さんが知りたい情報です。

業種別に、AIに伝わりやすい投稿ネタの例をまとめた図(飲食店・教室・美容室・整体院・クリニック)(マケスク作成)
図7:業種別 AIに伝わりやすい投稿ネタの例
業種投稿ネタの例
飲食店限定メニューの具材とこだわり、貸切の人数・設備、季節のメニュー、おすすめの飲み方
教室・スクール生徒さんの声、レッスンの雰囲気、講師の人柄・得意分野、コースと料金、体験の流れ
美容室・サロン得意な施術とその理由、施術の時間と料金、スタッフの得意分野、使っている薬剤・機器
整体院・接骨院施術の流れ、初回の所要時間、よくある相談、院内の設備、駐車場や予約の取り方
クリニック・歯科設備・機器の使い分け、診療の流れ、休診・診療時間の変更、自由診療の費用とリスク
クリニック・歯科の注意点

クリニック・歯科は医療広告ガイドラインの対象です。患者さんの体験談やビフォーアフター写真は投稿できません。自由診療を紹介するときは、費用・期間・回数・リスクや副作用を同じ投稿の中に書きましょう。AIが料金の部分だけを抜き出して答えることもあるため、1つの投稿にまとめて書くのが安全です。

自分のお店の投稿が使われているか、確かめる方法

投稿がAIに使われているかは、次の手順で誰でも確かめられます。

  1. Googleで検索し、検索窓の下のタブから「AIモード」を開く
  2. 「店名+地域+知りたいこと」で質問する(例:「〇〇 渋谷 おすすめメニュー」「〇〇 貸切できる?」)
  3. 回答の文章に、自分が投稿した言葉や数字が入っているかを見る
  4. 回答の下の出典カードに「Google(店名・住所)」があるかを見る
投稿がAIモードに使われているかを確かめる4ステップの図。AIモードを開く、店名と話題で質問する、投稿の言葉を探す、出典カードを見る(マケスク作成)
図8:投稿がAIに使われているかを確かめる4ステップ

ポイントは、1回だけで判断しないことです。AIの回答は毎回変わるので、聞き方を変えて何度か試してみてください。投稿の言葉がまったく出てこない場合は、「AIに引用されやすい投稿の書き方5つ」を参考に、より具体的な内容で投稿し直してみましょう。

Googleマップの中でAIにお店のことを聞く機能については、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

よくある質問(FAQ)

投稿は毎日しないとダメですか?

毎日である必要はありません。紹介した事例でも、半年ほど前の投稿が使われていました。大切なのは頻度より中身です。まずは週1回、1テーマを具体的に書くことから始めるのがおすすめです。

古い投稿は消した方がいいですか?

終わったキャンペーンなど、今は正しくない情報が書かれた投稿は、削除するか「終了しました」と新しく投稿しておきましょう。AIが古い情報を答えてしまうのを防げます。

ホームページがあれば、投稿はいらないですか?

ホームページに同じことが書いてある情報は、AIはホームページを使う傾向があります。ただし、ホームページに書いていない情報(お客様の声、季節の話題、イベントなど)は投稿で発信する価値があります。ホームページは「変わらない基本情報」、投稿は「新しい情報・お店の中身」と役割を分けると効果的です。

写真だけの投稿でも効果はありますか?

紹介した事例でAIに引用されていたのは、すべて投稿の文章でした。写真はお客さんの目を引くのに役立ちますが、AIに伝えたいことは必ず文章でも書いておきましょう。

まとめ:投稿は「AIへの自己紹介文」になる

Googleビジネスプロフィールの最新情報は、AIモードの回答の材料として実際に読まれ、使われている事例が出てきています。特に、ホームページがない・情報が少ないお店では、投稿の文章がそのまま「お店の魅力」としてAIに語られていました。

  • 生徒さんの声、限定メニューの具材、おつまみの説明文が、投稿どおりにAIの回答に出た
  • ホームページに同じ情報があるお店では、ホームページの方が参考にされやすい
  • だから、ホームページがないお店ほど、最新情報の投稿が大切
  • 固有名詞と数字、1投稿1テーマ、ホームページにない中身を書くと引用されやすい

これまで「投稿しても反応がない」と感じていた方も、AIの時代には、投稿がお客さんがAIに質問したときの“自己紹介文”になります。まずは今週、お店の強みをひとつ選んで、具体的な言葉で投稿してみてください。

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本記事の事例は、2026年10月時点でGoogle検索のAIモードなどで確認したものです。AIの回答は質問のたびに変わるため、同じ結果が出ることを保証するものではありません。出典カードと回答文の対応は画面表示から判断したもので、Googleが公式に示したものではありません。店舗が特定されないよう、店名・メニュー名は伏せています。画面は図解で再現したほか、一部は店名などを隠した実際の画面を掲載しています。

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Googleビジネスプロフィールの成果を見る「パフォーマンス」(以前の「インサイト」)の画面が、「概要」「反応」「クチコミ」「検索トレンド」「ユーザー層」の5つのタブに分かれた新しい形で表示されるようになっています。

当社が2026年10月22日に自社のGoogleビジネスプロフィールで確かめたところ、タブごとに見られる数字が整理され、それぞれのタブに「上位の最適化案」という改善提案も表示されていました。この画面構成は、10月22日時点でGoogleの公式ヘルプにも載っていません。

この記事では、新しいパフォーマンス画面で何が見られるのかを、当社の実際の画面と数字を使って紹介し、数字を読むときの注意点と、お店が毎月見ておきたいポイントをまとめます。

パフォーマンスの画面が5つのタブに

パフォーマンス(旧インサイト)とは

パフォーマンスは、Googleビジネスプロフィールの成果を確かめる画面です。お店のプロフィールが何人に見られたか、そこから電話・ルート検索・ウェブサイトのクリックがどれくらいあったか、どんな言葉で検索されて見つけられたかなどが分かります。以前は「インサイト」という名前でした。

Googleのヘルプでは、閲覧数・インタラクション数・検索・ルート・通話数・ウェブサイトのクリック・メッセージ・予約などの指標が説明されています。パフォーマンスのデータは、オーナー確認が済んだプロフィールでのみ見られます。

出典:ビジネス プロフィールのパフォーマンスとインサイトを確認する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

新しい画面の構成

当社が10月22日に確かめた画面では、Googleで自社のお店の名前を検索し、検索結果に出る管理用のメニューから「パフォーマンス」を開くと、上部に期間の選択(今回は2026年5月〜2026年10月)があり、その下に5つのタブが並んでいました。

Googleで自社の名前を検索したときに出る、ビジネスプロフィールの管理用メニュー。プロフィール・クチコミ・写真・投稿・パフォーマンスなどのボタンと、改善提案のカードが並んでいる
Googleで自社の名前を検索すると出る管理用のメニュー。ここの「パフォーマンス」から開く(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))
タブ画面に出るもの
概要「反応」(閲覧数・インタラクション数)と「クチコミ」(スコア・件数)を並べた要約。広告クレジットの案内カード
反応「プロフィールのエンゲージメント」。インタラクションの合計、絞り込みボタン(通話/予約/ルート/ウェブサイトのクリック)、月ごとの推移グラフと内訳
クチコミ「顧客のクチコミ投稿」。全期間のスコア・件数、★1〜★5の割合、「クチコミに移動」のリンク
検索トレンド「ユーザーがお客様を見つけた検索」。検索された件数と、検索語のランキング(上位5件+「もっと見る」)
ユーザー層プロフィールを閲覧した人数と、「デバイスとプラットフォーム」の内訳(検索/マップ × パソコン/モバイル)

どのタブでも、下に「上位の最適化案」というGoogleからの改善提案のカードが表示されていました。

Googleの公式ヘルプには、まだ載っていない

Googleの公式ヘルプには、指標の一覧や期間の選び方は載っていますが、「概要」「反応」「クチコミ」「検索トレンド」「ユーザー層」というタブ名の記載はありません(2026年10月22日時点)。この画面構成を説明した報道や解説も、日本語・英語ともに見つかっていません。

いつからこの画面になったのか、すべてのお店で同じ画面になっているのかは分かっていません。当社でも以前の画面のまま表示されることがあり、まだ以前の画面の人もいるとみられます。

以前の画面との違い

以前のパフォーマンス画面は、タブが「概要」「通話」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」と、お客様の行動の種類ごとに分かれていました。新しい画面は、「反応」「クチコミ」「検索トレンド」「ユーザー層」と、見たいことの種類ごとに分かれています。

以前のパフォーマンス画面。タブは概要・通話・予約・ルート・ウェブサイトのクリックで、概要にインタラクション数と月ごとのグラフが表示されている
以前の画面の「概要」タブ(上部)。タブは行動の種類ごと(当社のGoogleビジネスプロフィール・2026年10月22日)
以前のパフォーマンス画面の概要タブの続き。閲覧したユーザー数とプラットフォーム・デバイスの内訳、検索数と検索語の上位5件が並んで表示されている
以前の画面の「概要」タブ(続き)。閲覧した人数・デバイスの内訳・検索語が1ページに並ぶ
以前の画面新しい画面
タブ概要/通話/予約/ルート/ウェブサイトのクリック概要/反応/クチコミ/検索トレンド/ユーザー層
通話・ルートなどの内訳行動ごとのタブで1つずつ見る「反応」タブにまとめて表示、ボタンで絞り込み
閲覧した人数・デバイスの内訳・検索語「概要」タブに縦に並べて表示「ユーザー層」「検索トレンド」タブに分かれた
クチコミパフォーマンス画面には見当たらない「クチコミ」タブでスコアと★の割合
前の期間との増減率見当たらない数字の横に表示
上位の最適化案見当たらない各タブの下に表示

表の「見当たらない」は、当社で以前の画面を見た範囲で確認できなかったものです。どちらの画面でも、インタラクション・閲覧した人数・検索の件数など、元になっている数字の考え方は同じです。

以前のパフォーマンス画面の「ルート」タブ。ルート検索数と月ごとのグラフが表示されている
以前の画面の「ルート」タブ。行動の種類ごとにタブを切り替えて見る

タブごとに見られること(当社の画面で確認)

ここからは、当社のGoogleビジネスプロフィールの実際の画面で、タブごとに何が見られるかを紹介します。期間はいずれも2026年5月〜2026年10月です。

概要:閲覧数・インタラクション数・クチコミの要約

最初に開く「概要」タブには、「反応」と「クチコミ」の要約が並びます。当社の画面では、閲覧数・インタラクション数と、クチコミのスコア・件数が表示されていました。

新しいパフォーマンス画面の「概要」タブ。閲覧数、インタラクション数、クチコミのスコアと件数、広告クレジットの案内、上位の最適化案が表示されている
新しい画面の「概要」タブ(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))

概要タブには、Google広告の広告クレジットの案内カードも表示されていました。成果を見る画面の中に、広告の案内が入っている形です。

反応:通話・ルート・ウェブサイトのクリックの内訳

「反応」タブでは、プロフィールを見た人がとった行動(インタラクション)の合計と内訳、月ごとの推移グラフが見られます。通話・予約・ルート・ウェブサイトのクリックのボタンで、グラフを絞り込めます。

行動当社の数字意味(Googleのヘルプより)
通話—ビジネスプロフィールの通話ボタンがクリックされた回数
予約0ユーザーが完了した予約の数(予約の仕組みとの連携が必要)
ルート—お店へのルートを検索したユーザーの数
ウェブサイトのクリック—プロフィールに表示されたウェブサイトへのリンクのクリック数
合計(インタラクション)—-

当社の場合は、インタラクションの約7割がルート検索でした。内訳を足した数は、インタラクションの合計と一致しています。

新しいパフォーマンス画面の「反応」タブ。インタラクション数と月ごとの推移グラフ、通話・予約・ルート・ウェブサイトのクリックの内訳が表示されている
新しい画面の「反応」タブ(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))

クチコミ:スコアと★の割合

「クチコミ」タブでは、全期間のクチコミのスコアと件数、★1〜★5それぞれの割合が見られます。「クチコミに移動」のリンクから、クチコミの一覧に進めます。

新しいパフォーマンス画面の「クチコミ」タブ。全期間のクチコミスコア、クチコミの件数と★1〜★5の割合が表示されている
新しい画面の「クチコミ」タブ(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))

当社の画面では、このタブの「上位の最適化案」に、クチコミへの返信をすすめる提案が出ていました。

検索トレンド:どんな言葉で見つけられたか

「検索トレンド」タブでは、お店のプロフィールがどんな言葉の検索で見つけられたか(「ユーザーがお客様を見つけた検索」)が分かります。当社の画面では検索された件数と表示され、検索語の上位5件が並び、「もっと見る」で続きを開けました。

新しいパフォーマンス画面の「検索トレンド」タブ。表示された検索の件数、検索語の上位5件と「もっと見る」が表示されている
新しい画面の「検索トレンド」タブ(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))
検索トレンドの「もっと見る」で開いた検索語の一覧。件数の少ない検索語は「< 15」と表示されている
「もっと見る」で開いた検索語の一覧。件数の少ない言葉は「< 15」と表示される(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))

件数が少ない検索語は、正確な件数ではなく「< 15」と表示されていました。

ユーザー層:検索とマップ、パソコンとスマホの割合

「ユーザー層」タブでは、プロフィールを閲覧した人数と、「デバイスとプラットフォーム」の内訳が見られます。当社の画面では、閲覧した人数の内訳は次のとおりでした(多い順)。

見られた場所多い順
Google検索 × パソコン1番目
Googleマップ × モバイル2番目
Googleマップ × パソコン3番目
Google検索 × モバイル4番目
新しいパフォーマンス画面の「ユーザー層」タブ。閲覧した人数と、デバイスとプラットフォームの内訳(検索・パソコン、マップ・モバイル、マップ・パソコン、検索・モバイル)が表示されている
新しい画面の「ユーザー層」タブ(当社のGoogleビジネスプロフィール(2026年10月22日・パソコン))

当社の画面で確かめられたのは、デバイスとプラットフォームの内訳だけでした。「ユーザー層」という名前ですが、年齢や性別などの項目は表示されていませんでした。

どのタブにも「上位の最適化案」が出る

5つのタブの下には、それぞれ「上位の最適化案」というGoogleからの改善提案のカードが表示され、「他N件を表示」で続きを見られました。当社の画面では、タブによって提案の中身が変わっていました。

タブ表示されていた提案の例
概要月ごとのパフォーマンスを確かめる
クチコミ新しいクチコミに返信する
検索トレンドGoogleのQRコードを作る
ユーザー層プロフィールの記入を進める

数字を見る画面の中で、次にやることをGoogleがすすめてくる形になっています。

数字を読むときの注意点

閲覧数は「回数」ではなく「人数」

Googleのヘルプでは、閲覧数は「Google検索とGoogleマップでビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの数」と説明されています。同じ人が何回見ても1人として数える、人数の数え方です。ヘルプには、ビジネスプロフィールやメール通知で確認できる表示回数より少ない場合がある、とも書かれています。

当社の画面でも、概要タブの閲覧数は、ユーザー層タブの閲覧した人数、デバイスとプラットフォームの内訳の合計と同じ数字でした。

増減率は、比べている期間を確かめてから使う

概要タブでは、閲覧数やインタラクション数の横に、前の期間と比べた増減率(%)が表示されます。ただ、当社の画面では比較の説明が「5月〜2025年9月との比較」という表記になっていて、どの期間と比べているのかが読み取りにくくなっていました。

社内の報告などで増減率を使うときは、画面の表記と期間の長さを確かめてからにしましょう。迷ったら、同じ長さの期間を自分で選び直して、数字そのものを比べるほうが確実です。

月の途中の月は低く見える

反応タブのグラフでは、まだ途中の月(今回は10月)が大きく下がって表示されていました。月が終わっていないので、少なく見えるのは当然です。

Googleのヘルプでは、検索の指標は毎月月初に更新され、表示されるまでに5日ほどかかることがあると説明されています。月ごとの比較は、月がそろった期間で見るのがおすすめです。

件数の少ない検索語は「< 15」と表示される

検索トレンドの一覧では、件数が少ない検索語は「< 15」と表示され、正確な件数は分かりません。Googleのヘルプにこの表示の説明は見当たりません。件数が出ている上位の検索語を中心に、どんな言葉でお店が見つけられているかの傾向をつかむ使い方が向いています。

お店が毎月見ておきたいポイント

新しい画面はタブごとに役割が分かれたので、見る順番を決めておくと迷いません。ここで紹介するのは見方の一例で、やれば集客が必ず増える、と確かめたものではありません。

見る順番:概要→反応→検索トレンド

毎月の見方の例
  • ① 概要:閲覧数とインタラクション数で、全体が増えたか減ったかをつかむ
  • ② 反応:通話・ルート・ウェブサイトのクリックのどれが動いたかを見る
  • ③ 検索トレンド:どんな言葉で見つけられたかを見る
  • ④ クチコミ:新しいクチコミ、とくに返信が必要なものがないかを見る

月に一度、同じ順番で見ておくと、写真や投稿を増やした月、営業時間を変えた月などと見比べやすくなります。

検索語を、説明文や投稿に生かす

検索トレンドの検索語は、お客様がどんな言葉でお店を探しているかのヒントです。店名での検索だけでなく、「地名+業種」や「サービス名」のような言葉が出ていないかを見てみましょう。

出ている言葉が、Googleビジネスプロフィールの説明文やサービス内容、投稿にきちんと書かれているかを見直しておくと、お客様にとっても分かりやすいプロフィールになります(効果を確かめたものではありません)。

Googleビジネスプロフィールの説明文や営業時間を最新に保つことは、AIがお店を説明するときの備えにもなります。店名検索に出る「AIによる概要」については、次の記事で紹介しています。

▶ 店名検索に「AIによる概要」?スマホでAIがお店を説明、当社が確かめた見え方とお店がやっておくこと

クチコミタブで、返信が必要なクチコミを拾う

クチコミタブの「上位の最適化案」には、クチコミへの返信をすすめる提案が出ていました。低い評価のクチコミほど、ほかのお客様も返信の内容を見ています。毎月パフォーマンスを見るときに、返信できていないクチコミがないかもあわせて確かめましょう。

クチコミの見え方の変化については、次の記事も参考にしてください。

▶ Googleマップのクチコミ、PCでログインしないと上位5件まで?当社が確かめた見え方と、お店がやっておくこと

MEO prime MEO 対策支援サービス MEO prime MEO primeはMEO対策のプロフェッショナルが専用分析ツールを用いて、MEO対策を代行するサービスです。導入企業 約5,000社以上から得た豊富なデータと知見をもとにGoogleビジネスプロフィールを運用し、お客様のWeb集客を支援いたします。 データ活用・分析 ネットでの見やすさ改善 ブランドイメージ強化

よくある質問(FAQ)

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスは、どこから見られますか?

Googleで自分のお店の名前を検索し、検索結果に出る管理用のメニューから「パフォーマンス」を開くと見られます。Googleのヘルプでは、ビジネスプロフィールの管理画面で「パフォーマンス」をクリックする方法と、Googleマップアプリの「ビジネス」から開く方法が案内されています。パフォーマンスのデータは、オーナー確認が済んだプロフィールでのみ見られます。

5つのタブの画面は、Googleが正式に発表した変更ですか?

2026年10月22日時点で、Googleの公式ヘルプにタブ名(概要・反応・クチコミ・検索トレンド・ユーザー層)の記載はなく、この画面構成を説明した報道も見つかっていません。いつから、どの範囲で表示されているかは分かっていません。

パフォーマンスを開いても、5つのタブの画面になりません。

以前の画面(「概要」「通話」「予約」「ルート」「ウェブサイトのクリック」のタブ)のまま表示されることもあります。どちらの画面でも、インタラクション・閲覧した人数・検索の件数など、見られる数字の考え方は同じです。

「閲覧数」は何の数ですか?

Googleのヘルプでは、Google検索とGoogleマップでビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの数と説明されています。回数ではなく人数の数え方で、ビジネスプロフィールやメール通知で確認できる表示回数より少ない場合があるとされています。

検索語の件数が「< 15」と表示されるのはなぜですか?

件数が少ない検索語は、正確な件数ではなく「< 15」と表示されます。Googleのヘルプにこの表示についての説明は見当たりません。件数の多い検索語を中心に、どんな言葉で見つけられているかの傾向をつかむ使い方が向いています。

数字はいつ反映されますか?

Googleのヘルプでは、検索の指標は毎月月初に更新され、表示されるまでに5日ほどかかることがあると説明されています。月の途中の月は、グラフが下がって見えることがあるので、比べるときは月がそろった期間で見ましょう。

メッセージの件数が見当たりません。

Googleのヘルプでは、メッセージも指標の一つとして挙げられていますが、お店に関係する指標だけが表示されるとされています。当社のプロフィールで新しい画面を見たときは、反応タブの絞り込みに出ていたのは通話・予約・ルート・ウェブサイトのクリックの4つでした。

まとめ

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスが、「概要」「反応」「クチコミ」「検索トレンド」「ユーザー層」の5つのタブに分かれた画面で表示されるようになっています。当社が2026年10月22日に確かめた画面では、タブごとに数字が整理され、それぞれに「上位の最適化案」が出ていました。この画面構成は、10月22日時点でGoogleの公式ヘルプに載っておらず、いつから・どこまで広がっているのかは分かっていません。

数字を読むときは、閲覧数が人数の数え方であること、増減率の比較の期間、月の途中の月が低く見えること、件数の少ない検索語が「< 15」と出ることに気をつけましょう。月に一度、概要→反応→検索トレンド→クチコミの順に見て、検索語を説明文や投稿に生かし、返信が必要なクチコミを拾う。この習慣をつけておくと、新しい画面を集客の見直しに使いやすくなります。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

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最終更新:2026年10月22日 10時時点の情報

本記事は2026年10月22日 10時時点の情報をもとにしています。状況は刻々と変わっているため、最新情報はPHP公式サイト・国家サイバー統括室・ご利用中のレンタルサーバー会社のお知らせもあわせてご確認ください。

この記事の要点

  • ホームページを裏で動かしている「PHP」に、外部から勝手にプログラムを動かされる緊急レベル(10点満点中9.2点)の脆弱性が2件見つかり、2026年10月21日夜に修正版が公開されました。
  • WordPressはPHPで動いているため、WordPressで作った店舗・クリニック・会社のサイトはすべて関係があります。高市首相や国家サイバー統括室もXで「大至急」の対応を呼びかけています。
  • 確認は簡単です。WordPressの管理画面「ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー」でPHPのバージョンを見て、8.5.12/8.4.27/8.3.36/8.2.35 以上ならひとまず安心です。
  • 共用レンタルサーバーでは、PHPの修正はサーバー会社が行います。番号が古いままならサーバー会社のお知らせを確認し、制作会社に相談してください。ご自身でPHPのバージョンを切りかえるのは、サイトが表示されなくなる恐れがあるので避けましょう。
  • 今回の穴は、WordPress本体やプラグインを更新してもふさがりません。直るのは「PHP本体」を修正版にしたときだけです。

10月21日の夕方から夜にかけて、「BASE」「コドモン」「ニコニコ」「pixiv」のような有名サービス、銀行や鉄道会社の公式サイトまでが、相次いで「緊急メンテナンス」に入りました。エックスサーバーやさくらインターネット、ロリポップ!といったレンタルサーバー各社も、管理画面を止めて対応に追われています。

原因は、ホームページの裏側で広く使われている「PHP」というプログラムに見つかった、2件の深刻な脆弱性(セキュリティ上の穴)です。夜には高市早苗首相が自身のXで「皆様に、今夜に対応して頂きたい大至急のお願いです」と投稿し、大きな話題になりました。

「うちのお店のホームページも関係あるの?」「何をすればいいの?」という声は、当メディアがMEOを支援している店舗やクリニックからも多く寄せられています。この記事では、専門知識がなくても判断できるように、何が起きているのか、自分のサイトが安全かどうかの確かめ方、状況別に何をすればいいのかを順番に解説します。

何が起きている? PHPに「緊急」レベルの穴が2件

PHPとは「ホームページの厨房で働くコックさん」

PHP(ピーエイチピー)は、ホームページの裏側で動くプログラムを書くための言語です。お問い合わせフォームを送信する、ブログ記事を表示する、予約を受け付ける――こうした「見えない裏方の仕事」をPHPが担っています。

ホームページをレストランにたとえると、お客さん(閲覧者)が注文すると、厨房のコックさん(PHP)が料理(表示されるページ)を作って出してくれる、という関係です。お客さんの目にコックさんは見えませんが、厨房が止まれば料理は出てきません。

PHPはホームページの厨房で働くコックさん。閲覧者の注文を受けてページを作って出す関係を表した図

Web技術の利用状況を調べている米W3Techsによると、サーバー側の言語が分かっているWebサイトのうち約7割がPHPを使っています(ITmedia NEWSの報道より)。ブログや企業サイトでおなじみのCMS「WordPress」もPHPで動いているため、WordPressで作ったサイトは、ほぼすべて今回の話の対象です。

何がまずいのか:「裏口のカギ」が壊れていた

今回見つかった2件の脆弱性(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)は、どちらもログインなしで、外から好きなプログラムを動かされてしまうタイプです。専門用語では「リモートコード実行(RCE)」と呼ばれ、脆弱性のなかでも最も危険な部類に入ります。

さきほどのレストランでいえば、厨房の裏口のカギが壊れていて、知らない人が合言葉もなしに厨房へ入り、勝手に料理を作れてしまう状態です。深刻度を示す共通の物差し「CVSS」では、2件とも10点満点中9.2点。9点以上は最上位の「緊急(Critical)」に分類されます。

今回の脆弱性を数字で表した図。2件・CVSS 10点満点中9.2点・ログイン不要でプログラムを動かされる

PHP公式サイトの発表によると、穴はいずれも「後片付け」の処理のすき間にありました。

  • 1件目:メモリが足りなくなって処理が途中で止まったとき、書きかけのデータを「正しいデータ」として片付けてしまう
  • 2件目:前のアクセスで使ったメモリを片付けた後も、その情報が残っていて、次のアクセスの処理がそれを使ってしまう

中身はエンジニア向けの話なので、サイト運営者として覚えておくのは「PHPを修正版にすれば直る」という一点だけで十分です。なお公式は、Apacheの「mod_php」という構成が最も危険で、アプリ(WordPressなど)のプログラムが動く前の段階で攻撃が成立することが実証されている、としています。

PHP公式サイトのセキュリティ情報の画面
出典:PHP公式サイト(php.net)

修正版は10月21日夜に公開済み

PHPの開発チームは、日本時間10月21日の夜、穴をふさいだ修正版を公開しました。PHPのバージョンが次のどれか、またはそれより新しければ、今回の穴はふさがっています。

PHPのシリーズ修正版(安全ライン)補足
8.58.5.12 以上最新シリーズ
8.48.4.27 以上
8.38.3.36 以上
8.28.2.35 以上2026年12月31日でサポート終了予定
8.1・8.0・7.x公式の通常の修正版なし公式は最小限の修正ソースのみ提供。サーバー会社の対応を確認

PHP 8.1以前はすでに公式のサポートが終わっており、通常の修正版は出ていません。事態の深刻さから、公式は7.4/8.0/8.1向けに最小限の修正ソースを公開しましたが、レンタルサーバーで使っている場合に修正が入るかどうかは、サーバー会社しだいです。

高市首相・国家サイバー統括室も「大至急」と呼びかけ

今回の件が「いつものセキュリティ情報」と違ったのは、国のトップが直接呼びかけたことです。

高市首相は10月21日21時55分、自身のXアカウントで次のように投稿しました。修正版の公開予定時刻(23時)のおよそ1時間前です。

https://x.com/takaichi_sanae/status/2112890642590564386

投稿では、①公開しているサイトでPHPを使っているか確認すること、②23時に公開される修正版をすぐ適用できるよう準備すること、③すぐに適用できない場合はサイトを一時的に止めることも有効な手段の一つであること、の3点が呼びかけられています。

この投稿で紹介されている国家サイバー統括室(@cyber_forecast)も、同じ日に段階を追って情報を出しています。

時刻(10月21日)発信元内容
13:01国家サイバー統括室PHPを使っているか確認し、23時公開の修正版をすぐ適用できるよう準備を
21:44国家サイバー統括室すぐに適用できない場合は、サイトの一時停止も有効策の一つ
21:55高市首相「今夜に対応して頂きたい大至急のお願い」として上記をまとめて呼びかけ
22:57国家サイバー統括室修正版が公開された。可及的速やかに適用を。対応しないとサイトが侵害を受ける可能性
https://x.com/cyber_forecast/status/2112906086160429175

あわせて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)も注意喚起を出しています。国・公的機関がここまでそろって「今夜中に」と呼びかけるのは異例で、それだけ影響が広く、急ぐ必要がある脆弱性だということです。

10月21日の国家サイバー統括室・高市首相の呼びかけと修正版公開までの主な動き

首相・国家サイバー統括室が触れている「サイトの一時停止」は、自分でサーバーを管理している企業向けの最終手段です。レンタルサーバーでWordPressを運営している店舗やクリニックが、慌ててサイトを止める必要は基本的にありません。まずは次の章の方法で、PHPのバージョンを確認してください。

あなたのサイトは大丈夫? WordPressで1分でできる確認方法

確認に必要なのは、WordPressの管理画面にログインできることだけです。

手順1〜3:「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」タブ

  1. WordPressの管理画面にログインする(いつもの「…/wp-admin」のログイン画面から)
  2. 左メニューの「ツール」にマウスを乗せ、「サイトヘルス」をクリック
  3. 画面上部の「ステータス」「情報」のうち、「情報」タブをクリック
WordPress管理画面で「ツール」→「サイトヘルス」→「情報」タブを開く手順のイメージ

手順4:「サーバー」を開いて「PHP バージョン」を見る

  1. 「情報」タブに並んだ項目のうち「サーバー」をクリックして開くと、「PHP バージョン」という行に番号が表示されます
  2. ついでに「WordPress」を開くと、WordPress本体のバージョンも確認できます
サイトヘルスの「情報」タブで「サーバー」を開き、「PHP バージョン」を確認する画面のイメージ

番号の読み方:「8.3.36」なら最後の数字に注目

PHPのバージョンは「8.3.36」のように3つの数字でできています。前の「8.3」がシリーズ名、最後の「36」が何回目の修正版かを表します。同じ8.3シリーズなら、最後の数字が36以上であれば今回の修正が入っています。

PHPのバージョン番号の読み方。8.3.36の8.3がシリーズ、36が修正の回数
  • 8.3.36 → OK(ちょうど安全ライン)
  • 8.4.30 → OK(安全ラインより新しい)
  • 8.3.30 → 要注意(修正前のバージョン)
  • 7.4.33 → 要相談(公式の通常の修正版が出ていないシリーズ)

管理画面にログインできない場合は、レンタルサーバーのコントロールパネル(エックスサーバーの「サーバーパネル」など)の「PHP Ver.切替」といったメニューでも、いま使っているバージョンを確認できます。ただし確認だけにして、切りかえ操作はしないでください(理由は5章で説明します)。

状況別:こういう風に対応すればOK

確認した番号と、サイトをどこで運営しているかによって、やることが変わります。まずは全体の流れです。

PHPのバージョンとサーバーの種類から対応を決める判断フロー

ここからは、よくある6つの状況ごとに対応をまとめます。

状況A〜Fごとの対応をまとめた早見表

状況A:共用レンタルサーバーで、番号が安全ライン以上だった

対応はこれで完了です。 エックスサーバー、さくらのレンタルサーバ、ロリポップ!、ConoHa WINGなどの共用レンタルサーバーでは、PHP本体の更新はサーバー会社が行います。番号が安全ライン以上なら、サーバー会社がすでに修正を適用しています。

ただし、修正は「これからの攻撃」を防ぐもので、修正前に入られていた場合の被害を元に戻すものではありません。6章のチェックリストで、おかしなところがないかも一度見ておきましょう。

状況B:共用レンタルサーバーで、番号が安全ラインより古い

各社とも順番に対応を進めている最中です。まずはご利用中のサーバー会社のお知らせを確認しましょう。

エックスサーバーのPHP脆弱性対応のお知らせ
出典:エックスサーバー

10月22日朝の時点で、主なレンタルサーバー各社の告知は次のとおりです。

サーバー会社10月22日朝時点の告知
エックスサーバーPHP 8.2〜8.5は対象の全サーバーで修正の適用が完了(6:45時点)。旧バージョンは一部で準備が整い、順次適用中
さくらのレンタルサーバ緊急メンテナンスを実施し、レンタルサーバ・マネージドサーバは10月21日22:30に完了と案内(告知本文にPHPの版の記載はなし)
ロリポップ!予防措置として緊急メンテナンス中。お客様のサイト・ユーザー専用ページ・FTPなどが現在利用できないと案内
ConoHa WING10月21日19:00〜10月22日10:00に一部サーバーでシステム保守作業(告知本文にPHPの記載はなし)
さくらインターネットの緊急メンテナンス実施のお知らせ
出典:さくらインターネット
ロリポップ!の緊急メンテナンスのお知らせ
出典:ロリポップ!

お知らせに「完了」とあるのに番号が古いままなら、半日〜1日おいてもう一度確認してください。それでも変わらない場合は、制作会社に相談するか、サーバー会社のサポートに問い合わせましょう。ロリポップ!のようにメンテナンス中でサイトが見られない場合は、再開の案内を待つしかありません。Googleビジネスプロフィールの投稿などで「ホームページはメンテナンス中です。ご予約はお電話で」と知らせておくと、来店や予約の取りこぼしを防げます。

状況C:PHP 8.1以前の古いバージョンを使っている

今回いちばん注意が必要なのがこのケースです。PHP 8.1以前は公式のサポートが終わっており、今回も通常の修正版は出ていません。エックスサーバーのように「旧バージョンは独自の修正を順次適用」と案内している会社もありますが、その場合は番号が変わらないまま修正が入ることもあります。番号だけでは判断できないので、必ずサーバー会社のお知らせで「どのバージョンに修正を入れたか」を確認してください。

そのうえで、これを機にPHP 8.2以上への切りかえを制作会社と計画しましょう。古いPHPは今回に限らず、今後も修正が届きにくい状態です。切りかえの際は、バックアップを取り、テーマやプラグインが新しいPHPで動くかを確かめてから行うのが鉄則です。

状況D:VPS・クラウド・自社サーバーで運営している

自分(または制作会社)でサーバーを借りて管理している場合、PHPは自動では更新されません。担当のエンジニアや制作会社に、すぐ更新してもらうよう連絡してください。

すぐに更新できない場合は、首相や国家サイバー統括室が呼びかけたとおり、サイトの一時停止も有効な選択肢です。PHP公式は応急処置となる設定変更も案内していますが、「特定の攻撃経路への露出を減らすだけで、安全にはならない」としており、根本的な対策は更新しかありません。

状況E:Wix・Shopify・ペライチ・STUDIOなどで作ったサイト

サーバーを自分で借りていない「ホスティング型」のサービスは、裏側のシステムの管理を運営会社が行っています。利用者が自分でPHPを更新する必要はありません。 念のため、運営会社からのお知らせが出ていないかだけ確認しておきましょう。BASEのようなネットショップ作成サービスも同様で、BASEは10月21日に予防的な緊急メンテナンスを実施しています。

状況F:管理画面に入れない・制作会社と連絡がつかない

ログイン情報が分からない場合は、無理に探し回るよりも、まずレンタルサーバーのコントロールパネルで現在のPHPバージョンを確認しましょう(契約者情報があれば入れます)。サーバーの契約自体を制作会社が持っている場合は、制作会社に「PHPの緊急脆弱性への対応状況を教えてください」とひとこと連絡を入れるだけでも十分です。

やってはいけない対応・勘違いしやすいポイント

自分でPHPのバージョンを切りかえない

レンタルサーバーのコントロールパネルでは、ボタン1つでPHPのバージョンを切りかえられます。しかし、古いテーマやプラグインは新しいPHPに対応していないことがあり、切りかえた瞬間にサイトが真っ白になったり、エラー画面になったりする恐れがあります。切りかえが必要な場合も、制作会社に相談し、バックアップを取ってから行いましょう。

WordPressやプラグインを更新しても、今回の穴はふさがらない

今回の脆弱性はWordPressではなく、その土台であるPHP本体にあります。発見者の一社である米Wizは、標準的なWordPressの構成で攻撃が成立することを確認したとしていますが、WordPress本体やプラグインをいくら最新にしても、PHPが古いままでは穴は残ります。WordPressの更新はそれ自体大切ですが、「WordPressを更新したから大丈夫」ではない点に注意してください。

「見た目が普通だから大丈夫」とは限らない

不正アクセスを受けても、サイトの見た目はそのまま、ということは珍しくありません。2024年には大分大学のサーバーがPHPの脆弱性を突かれて改ざんされ、Googleの検索結果を汚されたうえ、海外サイトへ誘導される被害が報じられています。表示が普通かどうかではなく、PHPのバージョン番号で判断しましょう。

やってはいけない対応。自分でPHPを切りかえない・WordPress更新で直ると思わない・見た目で判断しない

修正したあとに確認したい「おかしなサイン」

修正版の適用は、これからの攻撃を防ぐためのものです。修正前にすでに入り込まれていた場合、その被害までは元に戻りません。悪用できるとうたうコードがインターネット上に出回り始めているとの指摘もあり(GMO Flatt Security)、海外のセキュリティ企業からは攻撃の試みを観測したという報告も出ています(成功例は未確認とする報告もあります)。次のようなサインがないか、一度確認しておきましょう。

修正後に確認したい「おかしなサイン」のチェックリスト
  • WordPressの「ユーザー」一覧に、見覚えのない管理者が増えていないか
  • 「投稿」「固定ページ」に、作った覚えのないページがないか
  • Googleで「site:自社のドメイン」と検索したとき、見覚えのない外国語や商品のページが出てこないか
  • Google Search Consoleの「セキュリティと手動による対策」に警告が出ていないか
  • サイトを開いたとき、別のサイトへ勝手に飛ばされないか(スマホでも確認)

ひとつでも当てはまる場合は、パスワードの変更とあわせて、すぐに制作会社やサーバー会社に相談してください。

店舗・クリニックにとっては「集客」の問題でもある

ホームページが改ざんされると、Googleの検索結果に警告が表示されたり、評価が下がったりすることがあります。Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)に登録しているホームページのリンク先が、詐欺サイトへの入口になってしまう恐れもあります。MEO・SEOで積み上げてきた検索からの集客を守るためにも、今回の確認は「セキュリティ担当の仕事」ではなく、集客を預かる人の仕事として一度やっておく価値があります。

お客様・取引先から聞かれたときの案内文

ホームページの管理を任されている立場の方は、取引先から「うちは大丈夫?」と聞かれることもあると思います。そのまま使える案内文を用意しました。

各社レンタルサーバーが今回のPHPの緊急脆弱性に対してメンテナンスを実施しており、順次対応が完了しております。共用レンタルサーバーではサーバー側で修正が自動適用されているケースもございますが、安全のため一度ご自身のサイトの状況をご確認いただくことをおすすめいたします。

【確認方法】WordPress管理画面にログイン →「ツール」>「サイトヘルス」→ 画面上部の「情報」タブ →「サーバー」を開くと「PHP バージョン」が表示されます。

【確認後のご対応】PHPのバージョンが修正版(8.5.12/8.4.27/8.3.36/8.2.35 のいずれか、またはそれ以上)になっていない場合は、ご利用のレンタルサーバーのお知らせ(緊急メンテナンス完了の通知)をご確認いただくか、HP制作会社へご相談ください。

※ご自身でPHPのバージョンを変更されると、古いテーマやプラグインの影響でサイトが表示されなくなる恐れがあるため、事前に制作会社へのご相談をおすすめします。

よくある質問

Q. パソコンやスマホに何かをインストールする必要はある?

A. ありません。今回の脆弱性はホームページを動かすサーバー側の話です。閲覧する側のパソコンやスマホで対応することはありません。

Q. PHPのバージョンが安全ライン以上なら、もう何もしなくていい?

A. 今回の穴については対応済みです。ただし、修正前に入り込まれていないかを6章のチェックリストで一度確認しておくと安心です。あわせて、WordPress本体・テーマ・プラグインも最新にしておきましょう(更新前のバックアップを忘れずに)。

Q. 番号が古いのに、サーバー会社は「対応完了」と言っている

A. 古いシリーズのPHPでは、番号を変えずに修正だけを入れる方法がとられることがあります。サーバー会社が「どのバージョンに修正を適用したか」を明記していれば、ひとまず安心してよいでしょう。不安な場合はサーバー会社のサポートに確認してください。

Q. この脆弱性はどうやって見つかったの?

A. OpenAIの発表によると、2件のうち1件は米セキュリティ企業CalifがOpenAIのAIモデルを使って発見しました。米Wizも独自に2件を発見して報告しています。OpenAIは「今後数カ月で、AIによる同様の脆弱性発見が急増する」と予測しており、今回のような「急いで直す」対応は、これからも起こりうると考えておいた方がよさそうです。

まとめ:まずは「番号を見る」、古ければ「相談する」

  • PHPに、外から好きなプログラムを動かされる緊急レベルの穴が2件見つかり、10月21日夜に修正版が公開された
  • WordPressのサイトはすべて関係あり。高市首相・国家サイバー統括室・IPAも対応を呼びかけている
  • 確認は「ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー」の1か所だけ。8.5.12/8.4.27/8.3.36/8.2.35以上ならOK
  • 共用レンタルサーバーならPHPの修正はサーバー会社が行う。古いままならお知らせを確認して制作会社に相談。自分で切りかえない
  • WordPressやプラグインの更新では直らない。修正後は「おかしなサイン」がないかも確認する

ホームページは、Googleマップや検索から来たお客様が最後に見る「お店の顔」です。1分の確認で守れるものは大きいので、ぜひ今日のうちに一度見ておいてください。

参考情報

本記事は2026年10月22日10時時点の公開情報(PHP公式サイト、国家サイバー統括室・高市早苗首相のX投稿、IPA、各レンタルサーバー会社の告知、ITmedia NEWSほかの報道)をもとに作成しています。最新の状況は各公式情報でご確認ください。WordPress管理画面の図は、日本語版の画面を再現したイメージです。

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最終確認日:2026年10月19日(Googleマップ ヘルプの手順を確認した日)

「昔住んでいた家のあたりは、前はどんな景色だった?」「閉店したお店や、工事前の駅前をもう一度見たい」。そんなときに使えるのが、ストリートビューの過去の画像です。Googleマップのストリートビューには、撮影した時期の違う画像が残っていて、場所によっては何年も前の街並みまでさかのぼって見られます。

この記事では、パソコン・スマホ・Google Earthで過去のストリートビューを見る手順と、過去の画像が見られないときに確かめることをまとめました。最後に、お店を運営している方に向けて、自分の店の前の画像が今の外観と合っているかを確かめる使い方も紹介します。

  • 過去のストリートビューは、どこまでさかのぼれるか
  • パソコン・スマホ・Google Earthでの見方
  • 過去の画像が見られないときの確認ポイント

過去のストリートビューは「他の日付を見る」から見られる

Googleマップのヘルプでは、ストリートビューのアーカイブや、ほかの投稿者の投稿から、別の日時に撮影された画像を探せると説明しています。たとえば、住んでいる地域が時間とともにどう変わったかを見比べる、といった使い方です。

この機能は、2014年にGoogleが「タイムマシン機能」という名前で紹介したものです。今のGoogleマップの画面では「他の日付を見る」と表示されるため、この記事でもその呼び方で説明します。

日本は2008年以降の画像が対象(2014年の発表時点)

Googleの公式ブログ(2014年4月)では、世界の様々な場所で2007年から撮影された画像を、時間をさかのぼって見られると紹介しています。日本国内については、2008年からこれまでに撮影した画像が対象とされています。

ただし、同じブログでは条件も示されています。過去の画像として見られる日本国内の画像は、2009年5月に発表したカメラ位置の変更後に撮影したものです。東日本大震災で被災した地域については例外として、2008年〜2009年に撮影した震災前の画像を残し、過去の画像として見られるようにしたとしています。いずれも2014年の発表時点の説明です。

さかのぼれる年は、場所ごとに違う

どの年の画像が残っているかは、場所によって違います。Googleマップのヘルプには、ストリートビューの画像がある場所でも、地域によっては過去の画像を表示できない場合があると書かれています。見たい場所に何年の画像があるかは、実際にその場所のストリートビューを開いて確かめるのが確実です。

パソコン(ブラウザ版Googleマップ)での見方

手順:ペグマンを置いて「他の日付を見る」を選ぶ

  1. パソコンでGoogleマップを開く
  2. 画面右下の人の形のアイコン(ペグマン)を、見たい場所の青い線(または青い点・オレンジ色の点)の上にドラッグして離す
  3. ストリートビューが開いたら「他の日付を見る」をクリックする
  4. 画面下部に並ぶサムネイルをスクロールして、見たい時期の画像を選ぶ
  5. 見終わったら、左上の戻る矢印でストリートビューを閉じる
パソコン版Googleマップのストリートビュー。画面左上に撮影年月(2024年12月)と「他の日付を見る」が表示されている
Googleマップ(パソコン版)の画面(2026年10月時点)

「他の日付を見る」を押すと、画面下に撮影年月つきの画像が並びます。

「他の日付を見る」を押すと、画面下に2024年12月・2022年10月・2021年6月・2020年3月・2018年4月の画像が並ぶ
Googleマップ(パソコン版)の画面(2026年10月時点)

いつ撮影された画像かを確かめる

表示している画像の撮影年月は、画面左上の情報欄(道路名の下)に出ます。画面右下にも「撮影日」として表示されます。

画面下のサムネイルから別の時期を選ぶと、左上の撮影年月がその時期に切り替わります。過去の画像を表示しているときは「最新の日付を見る」が出るので、そこから最新の画像に戻れます。同じ場所でも、看板や建物、道路の様子が時期によって違うのがわかります。

2020年3月の画像を選んだ状態。画面左上の撮影年月が2020年3月になり、「最新の日付を見る」が表示されている
Googleマップ(パソコン版)の画面(2026年10月時点)

スマホ(Googleマップアプリ)での見方

手順:レイヤから「ストリートビュー」を選んで青い線をタップ

AndroidでもiPhoneでも、基本の流れは同じです。

  1. Googleマップアプリを開く
  2. 画面上部のレイヤアイコンをタップし、「ストリートビュー」を選んでから閉じる
  3. 地図に表示される青い線(ストリートビューが見られる道)をタップする
  4. 「他の日付を見る」をタップする
  5. 画面下部に並ぶ画像をスクロールして、見たい時期の画像を選ぶ

AndroidとiPhoneの違い:閉じ方

見終わったときの閉じ方が違います。Googleマップのヘルプでは、Androidは右下の閉じるアイコン、iPhoneとiPadは左上の戻る矢印をタップする手順になっています。

Google Earthで見る方法

ウェブ版Google Earthの手順

Google Earthでも、過去のストリートビューを見られます。Googleの説明では、次の流れです。

  1. 見たい場所をクリックするか、検索する
  2. 画面下部のペグマンをクリックする
  3. 地図上でハイライト表示された場所を選ぶ
  4. 「他の日付を見る」を選んで、ストリートビューのタイムラインを開く
  5. スライダーかサムネイルで日付を選ぶと、その時点の画像に切り替わる
  6. 最新の画像に戻るときは「最新に戻る」をクリックする

空から見た昔の姿は「過去のイメージ」という別の機能

Google Earthには、空から見た地図の昔の姿をたどる「過去のイメージ」という機能もあります。こちらはストリートビューの過去の画像とは別の機能です。Google Earth ヘルプでは、「表示」メニューの「過去のイメージ」か、3Dビューアの上にある時計のボタンから使えると案内しています。

過去の画像が見られない・見れなくなったときの確認ポイント

そもそも、その場所に過去の画像がない

まず考えられるのは、その場所に過去の画像が残っていない場合です。Googleマップのヘルプには、ストリートビューの画像がある場所でも、地域によっては過去の画像を表示できない場合があると書かれています。スマホ版のヘルプには、場所によっては「他の日付を見る」が表示されないことも書かれています。

ストリートビューのある道を選んでいるか

スマホのアプリでは、地図の青い線(ストリートビューが見られる道)をタップする手順です。Google Earthでも、ハイライト表示された場所を選びます。道から外れた場所を選んでいないか、少し位置を変えて試してみてください。

パソコンとスマホでは入口が違う

パソコンはペグマンを地図に置く、スマホのアプリはレイヤから「ストリートビュー」を選ぶ、と入口が違います。手順どおりに進めても見つからないときは、使っている端末の手順を見直してみてください。

今の画像が古いのは、別の話

「過去の画像が見られない」のではなく、「今表示されている画像が古い」という悩みもあります。ストリートビューがどのくらいの間隔で新しくなるのか、古いままのときにどうするかは、Google ストリートビューの更新頻度|修正方法と個人で撮影する方法の記事で詳しく紹介しています。

お店の人へ:自分の店の外観、何年前の画像になっていますか?

過去の画像を見る方法は、自分の店の前のストリートビューが今の店の姿と合っているかを確かめる方法でもあります。来店前にGoogleマップで店の外観を見る人にとって、そこに写っているのが今の店の姿とは限りません。

撮影年月を確かめて、今の外観と見比べる

自分の店の前でストリートビューを開き、画面左上(または右下の「撮影日」)で、今表示されている画像の撮影年月を確かめます。そのうえで、看板・入口・外装・のれんなど、今の外観と変わっていないかを見比べてください。「他の日付を見る」で、ほかの時期の画像と並べて見るのも手です。

画像が古いままなら

  1. 次の撮影を待つ:撮影車がいつ来るかの調べ方はストリートビューの撮影車はいつ来る?いま走っているエリアの調べ方と、店舗がやっておくことで紹介しています
  2. 自分で写真やストリートビューを載せる:Googleビジネスプロフィールで外観の見え方を変える方法はGoogleビジネスプロフィールのストリートビューを変えたい!と思ったら読む記事にまとめています
  3. 個人で撮影して載せる方法は更新頻度の記事でも紹介しています
ストリートビュー撮影代行サービスの資料をダウンロードする

店内をきれいに撮って載せたいなら(Street prime)

弊社の「Street prime」は、店舗や施設の屋内を360度で撮影し、GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールに公開するサービスです。来店前のお客様に店内の雰囲気を見てもらえるほか、ウェブサイトに埋め込むこともできます。サービスの詳細はStreet primeのページをご覧ください。

よくある質問

Q1. ストリートビューは何年前までさかのぼれますか?

Googleは2014年の発表で、日本では2008年以降に撮影した画像が対象と紹介しています。ただし、被災地の震災前の画像を除き、2009年5月のカメラ位置の変更後に撮影した画像が対象で、残っている年は場所によって違います。過去の画像がない場所もあります。

Q2. 「他の日付を見る」が出てきません。

ストリートビューの画像がある場所でも、地域によっては過去の画像を表示できない場合があります。スマホ版のヘルプには、場所によっては「他の日付を見る」が表示されないこともあると書かれています。スマホのアプリでは、ストリートビューが見られる道(青い線)をタップしているかも確かめてください。

Q3. パソコンとスマホで見方は違いますか?

入口が違います。パソコンはペグマンを地図に置き、スマホのアプリはレイヤから「ストリートビュー」を選んで青い線をタップします。どちらも「他の日付を見る」から過去の画像を選びます。

Q4. 見たい場所に過去の画像があるか、先に確かめる方法は?

その場所のストリートビューを開き、「他の日付を見る」が表示されるかどうかで確かめられます。パソコン版では、押すと画面下に撮影年月つきの画像が並ぶので、何年の画像が残っているかもわかります。

Q5. Google Earthでも過去のストリートビューは見られますか?

見られます。ペグマンでハイライト表示された場所を選び、「他の日付を見る」でタイムラインを開きます。空から見た昔の姿は「過去のイメージ」という別の機能です。

Q6. 自分の店の前のストリートビューが古いままです。どうすればいいですか?

次の撮影を待つほか、Googleビジネスプロフィールに写真やストリートビューを自分で追加する方法があります。撮影代行会社に依頼して、店の前や店内を撮影してもらう方法もあります。

まとめ

  • 過去のストリートビューは「他の日付を見る」から見られる。日本は2014年のGoogleの発表で2008年以降の画像が対象とされたが、残っている年は場所ごとに違う
  • パソコンはペグマン、スマホはレイヤから「ストリートビュー」、Google Earthはペグマンでハイライトの場所を選ぶ。見られないときは、過去の画像がない場所か、道を選べているかを確かめる
  • お店の方は、自分の店の前の画像が今の外観と合っているかを確かめ、古ければ新しい画像を載せる方法を検討する

店内の見え方を整えたい方は、Street primeの資料をご覧ください。

参考:Googleマップ ヘルプ「Google マップでストリートビューを使用する」(Android/iPhoneとiPad)、Google Earth「過去のストリートビューの画像」、Google Japan Blog「ストリートビューで時間旅行」(2014年4月)

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パソコンでGoogleマップを開いたら、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」という案内が出てきた。そんな画面が、一部で見られるようになっています。

2026年8月に日本で提供が始まったGoogleマップの「マップに相談(Ask Maps)」は、AI(Gemini)に文章で相談して場所を探せる機能です。当社では10月14日、パソコンのウェブ版Googleマップに「マップに相談」の案内と入口が表示されているのを確認しました。

この記事では、パソコン版で確認できた画面と開き方、実際に質問したときの答えの画面とスマートフォン版との比べ、スマートフォン版とのこれまでの流れ、そしてお店がいまやっておくことをまとめます。「マップに相談」の基本的な機能や使い方は、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

パソコン(ウェブ版)のGoogleマップに「マップに相談」が登場

当社で確認した表示(2026年10月14日)

当社では2026年10月14日、パソコンのブラウザでGoogleマップ(ウェブ版)を開いたところ、「マップに相談」を案内する画面が表示されました。画面左のメニューにも「マップに相談」の入口があり、開くとAIに文章で質問できる画面に進みました。

Googleの2026年3月の発表では、「マップに相談(Ask Maps)」はAndroidとiOS向けに提供を始めるとされていました。パソコンでGoogleマップを開いたときにも、AIに相談する入口が用意され始めたことになります。

すべての人に出ているわけではない

「マップに相談」は、日本での提供開始のときも、数週間かけて順次提供するとされていました。パソコン版も順次広がっている途中で、パソコンでGoogleマップを開いても、まだ表示されない人もいるとみられます。表示されない場合は、時間をおいてから確かめてみてください。

パソコンでの開き方と画面

Googleマップ ヘルプにあるパソコンでの開き方

Googleマップのヘルプ(日本語・パソコン向け)には、「Google マップで質問する」として、パソコンで「マップに相談」を使う手順が載っています。

パソコンで「マップに相談」を使う手順(Googleマップ ヘルプより)
  1. パソコンでGoogleマップを開きます
  2. メニューから「マップに相談」を選びます
  3. プロンプト ボックスに質問を入力します
  4. 送信アイコンをクリックします

当社で確認した画面でも、画面左のメニューに「マップに相談」の入口が表示されていました。ヘルプでは、履歴のアイコンから過去の会話を開けること、削除できるのは会話全体だけで、会話の一部だけを削除することはできないことも案内されています。

出典:Google マップで質問する(Google マップ ヘルプ・パソコン)

最初に出る案内:「後で」か「マップに相談」を選ぶ

当社で確認した画面では、パソコンでGoogleマップを開くと、「Ask Maps」のアイコンとともに「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」という案内が表示されました。案内には、Geminiの力を借りて、デートや旅行、予約などの場面で思いついたアイデアを実行に移せる、という説明が添えられています。

案内の下には「後で」と「マップに相談」の2つのボタンがあります。「マップに相談」を押すと、相談の画面が開きます。

パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)の画面全体。地図の上に「Ask Maps」の案内が表示され、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」の文と「後で」「マップに相談」のボタンがある
当社調べ(2026年10月14日)。パソコンでGoogleマップ(ウェブ版)を開いたときの画面全体。地図の上に「マップに相談」の案内が表示され、「後で」か「マップに相談」を選ぶ。(個人を特定できる部分はぼかしています)

開いた画面:質問の例と入力欄

「マップに相談」を開くと、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう。」という見出しの下に、質問の例と、文章を入力する欄が表示されました。当社で確認した画面に並んでいた質問の例は、次のとおりです。

画面に並んでいた質問の例
  • どんなこと相談できる?
  • 今週末どこ行こう?
  • 今から入れる静かなカフェ探して
  • 近くで1時間くらい暇つぶししたい
  • 一人でも入りやすいご飯屋さん

「カフェ」「ご飯屋さん」のような業種の言葉に、「今から入れる」「静かな」「一人でも入りやすい」といった、状況や使い方の条件が付いているのが特徴です。地図の検索窓にキーワードを入れて探す使い方とは別に、条件を文章で伝えて場所を探す使い方が、パソコンでも用意されたことになります。

パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)の画面全体。左のメニューに「マップに相談」の入口があり、左側のパネルに「今から入れる静かなカフェ探して」「一人でも入りやすいご飯屋さん」などの質問例と「質問する」の入力欄、右側に地図が表示されている
当社調べ(2026年10月14日)。パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)で「マップに相談」を開いた画面全体。左のメニューに「マップに相談」の入口があり、開くと画面左側に質問の例と入力欄が表示される。(個人を特定できる部分はぼかしています)

実際に質問してみた:答えの画面

当社では同じ2026年10月14日、パソコン版の「マップに相談」に、次の4つを質問してみました。

当社で質問した内容
  • 今から入れる静かなカフェ探して
  • 新宿駅の近くで、一人でも入りやすいご飯屋さん
  • 新宿で、駐車場がある歯医者さん
  • 渋谷で、今日予約できる美容室

答えは画面左側に表示され、どの質問でも、おおむね同じ形で返ってきました。

答えの画面で確認できたこと
  • 冒頭に、どんなお店を紹介するのかを短くまとめた説明文がある
  • 「落ち着いた隠れ家カフェ」「開放感のある広々カフェ」のように、切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介される
  • お店ごとのカードに、おおむね店名・評価(星)・価格帯・業種・営業状況と営業終了の時刻・写真が表示される
  • カードの下に、お店を紹介する説明文と、特徴の箇条書きが付く
  • 画面右側の地図に、紹介されたお店のピンと評価が表示される
  • 答えの最後に、紹介されたお店の位置をまとめた「概観マップ」が表示される
パソコンのGoogleマップ「マップに相談」で「今から入れる静かなカフェ探して」と質問した答えの画面。冒頭の説明文の下に「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、お店ごとに評価・価格帯・営業中・営業終了時刻・写真・説明文・箇条書きの特徴が並び、右の地図にピンが表示されている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。「今から入れる静かなカフェ探して」と質問したときの答えの画面。冒頭の説明文の下に「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、お店ごとに評価・価格帯・営業状況・写真・説明文が並ぶ。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

説明文には、質問の条件にこたえる形の言葉が入っていました。「今から入れる静かなカフェ」の質問では、「現在は混雑しておらず、すぐに入れる可能性が高い」のように、いまの混み具合に触れた説明がありました。「一人でも入りやすいご飯屋さん」の質問では、カウンター席が中心であることや、一人客が多いことが説明文や箇条書きに書かれていました。

同じ答えの続き。「開放感のある広々カフェ」の見出しの下にお店のカードと説明文があり、最後に紹介されたお店の位置を示す「概観マップ」が表示されている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。同じ答えの続き。「開放感のある広々カフェ」という別の見出しでお店が紹介され、最後に「概観マップ」が表示される。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

「新宿で、駐車場がある歯医者さん」の質問では、お店が「東新宿・新宿駅東側エリア」「西新宿エリア」のようにエリアごとの見出しで分かれ、箇条書きは「駐車場の特徴」「診療の特徴」の2つに分けて書かれていました。提携駐車場を使えることや、駐車券を発行してもらえることなど、質問にあった駐車場の条件に触れた内容です。「渋谷で、今日予約できる美容室」の質問でも、「当日予約歓迎・夜遅くまで営業のサロン」「予約なしの飛び込みや当日相談も対応のサロン」のように、質問の条件に沿った見出しでお店が分けられていました。

「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問した答えの画面。「東新宿・新宿駅東側エリア」の見出しの下に歯科医院が並び、箇条書きが「駐車場の特徴」「診療の特徴」に分かれている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問したときの答えの画面。「東新宿・新宿駅東側エリア」のようにエリアごとの見出しで分かれ、箇条書きに「駐車場の特徴」「診療の特徴」が書かれている。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

答えの下には、回答を評価するボタンなどと、AIは不正確な情報を表示することがある、という趣旨の注意書きが表示されていました。なお、紹介されたお店がどのように選ばれたのかは、画面からは分かりません。

スマートフォン版と答えは同じ?

当社では同じ2026年10月14日、スマートフォンのGoogleマップアプリでも「マップに相談」に同じ4つの質問をして、パソコン版の答えと比べました。比べたのは、それぞれの端末で1回ずつ質問した答えです。

まず、答えの画面の作りには次のような違いがありました。

項目パソコン版スマートフォン版
答えが表示される場所画面左側のパネル。右側に地図が表示され、紹介されたお店のピンが並ぶ地図の上に、下から引き出す形の画面で表示される。答えを読み進めると、地図は画面の上の端に少し見える程度になる
お店のカードの項目店名・評価(星)・価格帯・業種・営業状況と営業終了の時刻・写真パソコン版と同じ項目に加えて、クチコミの件数と、いる場所からの距離が表示された
カードのボタン経路・保存経路・共有
答えの最後紹介されたお店をまとめた「概観マップ」同じく「概観マップ」

スマートフォン版では、答えが出るまでの間に「位置を確認しています…」「地元の人々の評価を確認しています…」「分析情報を収集しています…」という表示が順に出ていました。

スマートフォンのGoogleマップアプリで「マップに相談」に「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と送信すると、「位置を確認しています…」「地元の人々の評価を確認しています…」「分析情報を収集しています…」と順に表示されたあと、説明文と「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」の見出し、最初のお店のカードが表示される様子
当社調べ(2026年10月14日・スマートフォン版)。質問を送ってから答えが出始めるまでの画面。(店名・店の写真などはぼかしています)

答えの中身を比べると、紹介されたお店は、一部だけ共通しているか、共通のお店がないという結果でした。見出しの切り口も、4つの質問すべてで異なりました。

質問見出しの切り口紹介されたお店
今から入れる静かなカフェ探してパソコン版は「落ち着いた隠れ家カフェ」「開放感のある広々カフェ」の見出しで分けられ、スマートフォン版は見出しがなく、お店が続けて並んだ共通のお店は1つ。冒頭の説明文は、パソコン版が「大久保エリアで」、スマートフォン版が「現在地周辺で」で始まっていた
新宿駅の近くで、一人でも入りやすいご飯屋さんパソコン版は「がっつり洋食・オムライス」など、スマートフォン版は「定食・和食でほっと一息つきたいとき」「気軽にカウンターで楽しむ寿司・タイ料理」共通のお店はなし
新宿で、駐車場がある歯医者さんパソコン版は「東新宿・新宿駅東側エリア」「西新宿エリア」のようにエリアごと、スマートフォン版は「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」「専用駐車場・提携駐車場がある歯科医院」のように駐車場の種類ごと最初に紹介されたお店は同じ。ほかにも共通するお店があった
渋谷で、今日予約できる美容室パソコン版は「当日予約歓迎・夜遅くまで営業のサロン」「予約なしの飛び込みや当日相談も対応のサロン」、スマートフォン版は「カット・カラー・髪質改善が得意な本格サロン」「お出かけ前のヘアセット・アレンジ専門店」共通のお店はなし
「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問した答えを、パソコン版とスマートフォン版で並べた画像。パソコン版は「東新宿・新宿駅東側エリア」、スマートフォン版は「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」という見出しでお店が紹介され、スマートフォン版のカードにはクチコミの件数と距離も表示されている
当社調べ(2026年10月14日・左がパソコン版、右がスマートフォン版)。「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問したときの答え。パソコン版はエリアごと、スマートフォン版は駐車場の種類ごとの見出しでお店が分けられていた。(店名・店の写真などはぼかしています)
「今から入れる静かなカフェ探して」と質問した答えを、パソコン版とスマートフォン版で並べた画像。パソコン版は「大久保エリアで」で始まる説明文と「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、スマートフォン版は「現在地周辺で」で始まる説明文のすぐ下にお店が並んでいる
当社調べ(2026年10月14日・左がパソコン版、右がスマートフォン版)。「今から入れる静かなカフェ探して」と質問したときの答え。冒頭の説明文の書き出しや、見出しの有無が異なっていた。(店名・店の写真などはぼかしています)

また、パソコン版で「今から入れる静かなカフェ探して」を2回質問したときも、冒頭の説明文と、最初に紹介されたお店が違いました。同じ端末で同じ質問をしても、答えは毎回同じとは限らないことになります。

Googleは、マップで検索した場所や保存した場所などをもとに、結果を一人ひとりに合わせると説明しています。答えは、こうした要素や、質問した時刻・現在地などによっても変わりうるため、今回の比較だけで「端末によって答えが変わる」とは言えません。ただ、お客様が見ている答えは、自分で一度質問して見た答えと同じとは限らないことは、知っておくとよいでしょう。

出典:Ask Maps と Immersive Navigation の発表(Google 公式ブログ・英語、2026年3月12日)

表示されない・動かないとき

Googleマップのヘルプでは、「マップに相談」が機能するにはWebGLが必要で、一部のブラウザではWebGLがブロックされることがある、と案内されています。WebGLは、ブラウザで3Dなどの表示に使われる技術です。メニューに入口があるのにうまく動かないときは、ブラウザの設定や、別のブラウザで試してみてください。

また、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、メニューに「マップに相談」がまだ表示されない人もいるとみられます。

スマートフォン版との関係

「マップに相談」がパソコンに出てくるまでの流れを、日付順に整理します。

時期できごと情報源
2026年3月12日Googleが「Ask Maps」を発表。米国とインドで、AndroidとiOSのスマートフォン向けに提供開始。パソコン版は近日提供予定とするGoogle公式ブログ
2026年8月7日Googleが日本で「マップに相談」の提供開始を発表。数週間かけて順次提供Google 日本語ブログ
2026年10月14日パソコンのウェブ版Googleマップで、案内と左メニューの入口を確認当社調べ

米国・インドでスマートフォンから先行、パソコン版は後から

米国とインドで先行して、Googleは2026年3月12日に「Ask Maps」を発表しました。Googleは公式ブログで、米国とインドでAndroidとiOS向けに提供を始め、パソコン(デスクトップ)版は近日提供予定としていました。

出典:Ask Maps と Immersive Navigation の発表(Google 公式ブログ・英語、2026年3月12日)

日本では2026年8月に提供開始

日本では、Googleが2026年8月7日に「マップに相談」の提供開始を発表しました。発表では、数週間かけて順次提供するとしています。なお、この発表記事には、スマートフォンかパソコンかといった対応端末の記載はありません。

日本上陸の経緯や、8月のアップデートで追加された機能、業種別の質問例は、次の記事でまとめています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

出典:Google マップの新機能「マップに相談」を日本で提供開始(Google 日本語ブログ、2026年8月7日)

日本のパソコン版は、ヘルプに使い方が載っている

日本でパソコン版の「マップに相談」の提供開始を知らせるGoogleの発表は、見当たりません(2026年10月14日時点)。一方で、日本語のGoogleマップ ヘルプには、パソコンでの使い方が載っています(手順は上の「Googleマップ ヘルプにあるパソコンでの開き方」のとおり)。パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

パソコンにも入口ができると、お店にとって何が変わるのか

Googleの2026年3月の発表では、「マップに相談」はまずAndroidとiOS向けに提供を始めるとされていました。パソコンでGoogleマップを開いたときにも相談の入口が出るようになれば、お店を探す人が、地図の検索窓だけでなく、AIへの相談から場所を探す場面が、パソコンでも生まれることになります。

画面に並んでいた質問の例のように、相談では「静かな」「一人でも入りやすい」「今から入れる」といった、状況や使い方の条件が添えられます。お店の情報の中に、こうした条件にこたえる手がかりがあるかどうかが、これまで以上に見られるようになるかもしれません。

まだ分かっていないこと

次の点は、Googleの公式発表もなく、当社でも確認できていません。

まだ分かっていないこと
  • どのお店が回答に出るのか、どう選ばれるのか
  • Googleマップの順位(ローカル検索の表示順)が、回答に反映されるのか
  • お店への来店や問い合わせが増えるのか、減るのか
  • 日本でパソコン版がいつから、どの範囲で使えるのか
  • 回答に広告が出るのか(Googleは広告について発表していない)

お店がいまやっておくこと

「マップに相談」の回答にどのお店がどう選ばれるのか、Googleは詳しく公表していません。ここで紹介するのは、AIに相談されたときに、お店の情報が正しく伝わるようにしておくための備えです。やれば回答に出やすくなる、と確かめられたものではありませんが、Googleビジネスプロフィールの情報を正しく保つことは、Googleマップでの見え方そのものにもつながります。パソコン版だから特別にやることはなく、スマートフォン版と共通の備えです。

Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容・メニューを最新にする

まずは、Googleビジネスプロフィールの営業時間(祝日などの特別営業時間も含む)、説明文、サービス内容、メニューが、いまのお店と合っているかを確かめましょう。「今から入れる」のような相談では、営業時間が大事な手がかりになると考えられます。

営業時間や店舗情報は、第三者からの編集の提案で知らないうちに変わってしまうこともあります。通知が届いたときの対応は、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップが勝手に閉業に?第三者からの編集の提案は4日以内に対応を

利用シーンが伝わる言葉を、お店の実態に合わせて入れる

画面に並んでいた質問の例には、「静かな」「一人でも入りやすい」といった利用シーンの言葉が含まれていました。お店の説明文やサービス内容に、どんな場面で使いやすいお店なのかが伝わる言葉があるかを見直してみましょう。当社で実際に質問したときも、答えの説明文には「カウンター席がメインの空間」「店内が非常に広々としており」のように、席や店内の様子を表す言葉が使われていました(上の「実際に質問してみた:答えの画面」)。ただし、説明文がどの情報をもとに作られているのかをGoogleは公表しておらず、お店の情報に言葉を入れれば答えに反映されるのかは、確かめられていません。

たとえば、カウンター席が多く一人で来るお客様が多いお店なら「お一人様でも入りやすいカウンター席」、落ち着いた雰囲気のカフェなら「静かに過ごせる」といった書き方です。言葉は、必ずお店の実態に合わせて入れてください。実態と違う言葉を並べても、来店したお客様の期待を裏切ることになります。

クチコミへの返信や投稿で、お店の特徴を具体的に書く

クチコミへの返信やGoogleビジネスプロフィールの投稿でも、お店の特徴を具体的に書いておきましょう。「ありがとうございました」だけで終わらせず、お客様が触れてくださった点に合わせて、席の雰囲気やメニュー、サービスの内容などを言葉にしておくと、お店の特徴が伝わりやすくなります。

お店の情報を整える具体的な手順は、次の記事の「店舗がやるべきMEO対策5つ」でも解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

スマートフォンとパソコンで、実際に質問してみる

「マップに相談」の回答に自分のお店がどう出るかは、実際に質問してみないと分かりません。お客様が使いそうな言葉で、「〇〇駅の近くで一人でも入りやすいご飯屋さん」のように質問し、自分のお店が出るか、出たときにどう紹介されるかを見ておきましょう。

パソコンに入口が出ている場合は、スマートフォンとパソコンの両方で試してみると、見え方の違いにも気づけます。当社で試したときも、同じ質問で紹介されたお店や見出しが異なりました(上の「スマートフォン版と答えは同じ?」)。一度の質問だけで判断せず、ときどき見ておくのがおすすめです。回答の中で営業時間やサービス内容に誤りが見つかったら、Googleビジネスプロフィールや公式サイトの情報が正しいかを確かめ、直しておきましょう。

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よくある質問(FAQ)

Googleマップの「マップに相談」は、パソコンでも使えますか?

使えるようになり始めています。当社が2026年10月14日にパソコンのウェブ版Googleマップを開いたところ、「マップに相談」の案内と入口が表示されました。日本語のGoogleマップ ヘルプにも、パソコンでの使い方が載っています。ただし、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

パソコン版の「マップに相談」は、どこから開きますか?

Googleマップのヘルプでは、パソコンでGoogleマップを開き、メニューから「マップに相談」を選び、プロンプト ボックスに質問を入力して、送信アイコンをクリックする手順が案内されています。当社で確かめた画面では、Googleマップを開いたときに出る案内の「マップに相談」のボタンからも開けました。

パソコン版の「マップに相談」で質問すると、答えはどのように表示されますか?

当社が2026年10月14日に質問したときは、冒頭に短い説明文があり、その下に「落ち着いた隠れ家カフェ」のような切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介されました。お店ごとに、おおむね評価・価格帯・営業状況と営業終了の時刻・写真・説明文・特徴の箇条書きが並び、画面右側の地図にはお店のピンが表示されました。答えの最後には「概観マップ」も表示されました。

スマートフォンとパソコンで、「マップに相談」の答えは同じですか?

同じとは限りません。当社が2026年10月14日に、同じ4つの質問をスマートフォンのGoogleマップアプリとパソコンのウェブ版で1回ずつしたところ、紹介されたお店は質問によって一部だけ共通、または共通のお店がなく、見出しの切り口も異なりました。パソコン版で同じ質問を2回したときも、冒頭の説明文と最初に紹介されたお店が違いました。Googleは、マップで検索した場所や保存した場所などをもとに結果を一人ひとりに合わせると説明しており、答えは質問した時刻や現在地などによっても変わりうるため、端末の違いだけで答えが変わったとは言えません。

パソコンで「マップに相談」が表示されない・動かないときは?

Googleマップのヘルプでは、「マップに相談」が機能するにはWebGLが必要で、一部のブラウザではWebGLがブロックされることがあると案内されています。また、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

Googleは、パソコン版の提供を発表していますか?

Googleは2026年3月12日の発表で、米国とインドでAndroidとiOS向けに提供を始め、パソコン版は近日提供予定としていました。日本でパソコン版の提供開始を知らせる発表は見当たりませんが、日本語のGoogleマップ ヘルプにはパソコンでの使い方が載っています(2026年10月14日時点)。

パソコンで「マップに相談」を使ったとき、自分のお店は回答に出ますか?

分かっていません。どのお店が回答に出るのか、どう選ばれるのかをGoogleは公表しておらず、Googleマップの順位との関係も当社では確認できていません。

お店は何をしておけばよいですか?

Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容・メニューを最新にし、「静か」「一人でも入りやすい」といった利用シーンが伝わる言葉を、お店の実態に合わせて入れておきましょう。クチコミへの返信や投稿でもお店の特徴を具体的に書き、ときどきスマートフォンとパソコンの両方で実際に質問して、自分のお店がどう出るかを見ておくと安心です。

まとめ

2026年8月に日本で提供が始まったGoogleマップの「マップに相談(Ask Maps)」について、当社では10月14日、パソコンのウェブ版Googleマップにも案内と入口が表示されているのを確認しました。開くと「今から入れる静かなカフェ探して」「一人でも入りやすいご飯屋さん」といった質問の例と入力欄が並び、条件を文章で伝えて場所を探せます。実際に質問すると、切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介され、評価・営業状況・写真・説明文がまとめて表示されました。同じ質問をスマートフォンでもしたところ、紹介されたお店や見出しの切り口は異なり、答えは毎回同じとは限りません。日本語のGoogleマップ ヘルプにもパソコンでの使い方が載っていますが、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。どのお店が回答に出るのか、集客にどう影響するのかは、まだ分かっていません。

パソコンでもスマートフォンでも、お店がやることは同じです。Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容を最新にし、利用シーンが伝わる言葉をお店の実態に合わせて入れ、ときどき実際に質問して見え方を確かめておきましょう。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

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スマートフォンでお店の名前を検索したら、お店の情報の近くに「AIによる概要」が出て、AIがお店の説明をまとめていた。そんな表示が、一部の店舗で見られるようになっています。

2026年9月17日、海外のSEO専門メディアが、Googleの店舗情報をAIによる概要の形で表示するテストを報じました。当社でも10月13日に、当社が運用している店舗のうち、定点観測している4店舗の店名をスマートフォンで検索したところ、4店舗中3店舗で「AIによる概要」がお店の説明を表示していました。説明の根拠には、公式サイトのほか、グルメサイトや医療機関の情報サイトなど外部のサイトも使われていました。1店舗では、Googleビジネスプロフィールの説明文や地図サービスも根拠に挙がっていました。

この記事では、海外で報じられた内容と、当社で確かめた見え方、そしてAIにお店を説明されるときに備えて、お店がいまやっておくことをまとめます。

店名検索で「AIによる概要」がお店を説明するテストが報道

2026年9月17日に海外で報じられた内容

海外のSEO専門メディアSearch Engine Roundtableは2026年9月17日、Googleがお店の情報(Googleビジネスプロフィールの情報が表示される枠)を、AIによる概要の形で表示するテストをしていると報じました。LinkedInでの報告をきっかけに、同メディアの記者も同じ表示を確かめたとしています。

報じられた表示の特徴
  • お店の情報の上部に「AI Overview(AIによる概要)」の表示が付く
  • AIがまとめたお店の説明が表示される
  • 「Show more(もっと見る)」のボタンがあり、押すとAIとやり取りする画面に進む

同メディアの記者は、Googleがこれまでも、お店の情報の中にAIによる説明やクチコミの要約を出すなど、似た形の表示を試してきたのではないかとの見方を示しています。

出典:Search Engine Roundtable(2026年9月17日)

Googleからの公式発表はない

この表示について、Googleからの公式発表はありません(2026年10月15日時点)。テストなのか、日本を含めて広く導入されるのか、どの端末・どの検索で出るのかも明らかになっていません。

当社で確かめた見え方:4店舗中3店舗で表示

確かめた方法

当社では2026年10月13日、当社が運用している店舗のうち、定点観測している4店舗(歯科、飲食、まつ毛・ネイルサロン、ホテル)について、スマートフォンのGoogle検索で店名を1回ずつ検索し、「AIによる概要」が出るかどうか、出た場合はどこに出て、何が書かれ、どのサイトが根拠として示されているかを確かめました。

業種ごとの表示

業種AIによる概要出た位置説明に含まれていた内容根拠として示されたサイト
歯科出たお店の情報の下住所、電話番号、診療時間、休診日、院長名、アクセス、診療科目ドクターズ・ファイル、医療情報ネット
飲食(ビストロ)出たお店の情報の下(「もっと見る」付き)住所、アクセス、営業時間、席数、禁煙、予約サイト食べログ、一休
美容(まつ毛・ネイル)出た公式サイトの検索結果の下サロンの紹介、メニュー、住所、電話番号公式サイト
ホテル出なかった---

いずれも2026年10月13日に、スマートフォンで各店舗1回ずつ確かめた結果です。ホテルで出なかったのは1店舗だけの結果なので、業種による違いとは言えません。

出る位置は一定ではない

海外の報道では、AIによる概要はお店の情報の上部に出ていました。当社に届いた画面の報告(スマートフォンで美容サロンの店名を検索したもの)でも、お店の情報の上に出ていました。

スマートフォンで美容サロンの店名を検索した画面。お店の情報の一番上に「AIによる概要」と表示され、その下に評価・業種・タブ・写真・ボタン・説明文と「もっと見る」が並んでいる
当社に届いた画面の報告(スマートフォンで美容サロンの店名を検索)。お店の情報の上部に「AIによる概要」と表示されている(店名・写真などはぼかしています)。

一方、今回当社で確かめた3店舗では、お店の情報の下や、公式サイトの検索結果の下に出ていました。

同じ「AIによる概要」でも、端末や時期によって出る位置が変わるとみられます。

根拠には、ビジネスプロフィールの説明文や外部のサイトも使われていた

当社で確かめた3店舗のうち、歯科と飲食店では、AIの説明の根拠として、お店の公式サイトではなく外部の掲載サイトが示されていました。歯科では医療機関の情報サイト、飲食店ではグルメサイトや予約サイトです。

まつ毛・ネイルサロンでは、この確認では公式サイトが根拠として示されていました。

同じ日に時間をおいて、改めて同じまつ毛・ネイルサロンの店名を検索し、AIとやり取りする画面(「質問する」の入力欄がある画面)で根拠の一覧を見たところ、公式サイトに加えて、美容予約サイトの店舗ページとクチコミページ、LINE公式アカウント、地図サービス(Yahoo!マップ)の掲載ページ、そして「Google」が並んでいました。「Google」を開くと、お店がGoogleビジネスプロフィールに書いている説明文(オーナーが記入したお店の紹介文)が表示されました。Googleビジネスプロフィールの説明文が、AIの説明の根拠の一つとして示されていた例を確認できたことになります。同じお店でも、根拠に挙がるサイトは検索のたびに変わりうるとみられます。

スマートフォンで店名を検索したときの、AIとやり取りする画面。AIがお店の特徴を箇条書きで説明し、文末に根拠のサイトがチップで示され、その下に掲載サイトのカードが並んでいる
当社調べ(2026年10月13日・スマートフォン)。AIとやり取りする画面で、AIがお店の特徴を説明し、文末に根拠のサイトが「+3」のように示されていた(店名・掲載サイト名・写真はぼかしています)。
「AIによる概要」の根拠を一つずつ開いた4つの画面。「ソースについて」として、美容予約サイトの店舗ページ、お店の公式サイト、美容予約サイトのクチコミページ、LINE公式アカウントが表示されている
当社調べ(2026年10月13日・スマートフォン)。根拠を開くと、左上から美容予約サイトの店舗ページ、公式サイト、美容予約サイトのクチコミページ、LINE公式アカウントが根拠として示されていた(店名・サイト名・住所などはぼかしています)。
スマートフォンで店名を検索したときの「AIによる概要」の根拠の一覧で「Google」を開くと「ソースについて:Google」と表示され、お店のGoogleビジネスプロフィールの説明文が根拠の一つとして示されている画面
当社調べ。AIとやり取りする画面で、根拠の一覧にある「Google」を開くと、お店のGoogleビジネスプロフィールの説明文が根拠の一つとして示されていた(店名・説明文はぼかしています)。

お店の説明をAIがまとめるとき、公式サイトだけでなく、Googleビジネスプロフィールの説明文や、外部のサイトに載っているお店の情報も使われることがあるということです。

お店にとって、何が変わるのか

店名で検索する人は、すでにお店に興味を持っている人です。その人が最初に目にする場所に、AIがまとめたお店の説明が出ることがある、というのが今回の変化です。

AIの説明には、住所や営業時間、席数、診療科目など、来店を決めるときに見る情報が含まれていました。もし元になっている情報が古かったり、サイトによって食い違っていたりすれば、その内容がAIの説明に入り込むおそれがあります。

まだ分かっていないこと

次の点は、Googleの公式発表もなく、当社でも確認できていません。

まだ分かっていないこと
  • すべての店舗・すべての端末で出るのか(当社で確かめたのは4店舗・各1回)
  • 日本で広く導入されるのか、テストにとどまるのか
  • Googleマップの順位や来店数に影響があるのか(増える・減るのどちらも確認できていない)
  • AIの説明が、実際のお店の情報と合っているか
  • AIの説明に誤りがあったとき、お店が直すための専用の方法

お店がいまやっておくこと

AIの説明に何がどう使われるのか、Googleは詳しく公表していません。ここで紹介するのは、AIにお店を説明されるときに、元になりうる情報を正しくそろえておくための備えです。やればAIの説明が必ず変わる、と確かめられたものではありませんが、お店の情報を正しく保つことは、Googleマップでの見え方にもつながります。

Googleビジネスプロフィールの説明文・営業時間・サービス内容を最新にする

まずは、Googleビジネスプロフィールの説明文、営業時間(祝日などの特別営業時間も含む)、メニューやサービス内容が、いまのお店と合っているかを確かめましょう。

当社で確かめたまつ毛・ネイルサロンの例では、Googleビジネスプロフィールの説明文が、AIによる概要の根拠の一つとして示されていました。説明文を書き直せばAIの説明が必ず変わる、と確かめたわけではありませんが、説明文はお客様だけでなく、AIにも読まれることがあると考えて、いまのお店の特徴やサービス内容を正しく書いておきましょう。

Googleは、AIによる概要やAIモードについてのサイト運営者向けの案内で、ビジネスプロフィールの情報を最新にしておくことを挙げています。また、ビジネスプロフィールのヘルプでも、ビジネス情報をできるだけ多く、正確に入力することを勧めています。

出典:AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル)

出典:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

営業時間や店舗情報は、第三者からの編集の提案で知らないうちに変わってしまうこともあります。通知が届いたときの対応は、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップが勝手に閉業に?第三者からの編集の提案は4日以内に対応を

公式サイトに、住所・営業時間・メニューや診療内容を文章で載せる

当社で確かめた例では、公式サイトが根拠になっていたのは美容サロンの1店舗だけで、歯科と飲食店では外部のサイトが根拠になっていました。公式サイトに、住所・営業時間・メニューや診療内容などを、画像だけでなく文章で載せておきましょう。Googleも、AI機能に向けた案内の中で、重要な内容はテキストで示すことを挙げています。

あわせて、公式サイトに構造化データを入れておくと、検索エンジンにお店の情報を伝えやすくなります。構造化データとは、ページの内容を検索エンジン向けに決まった形(schema.org)で書いたものです。お店の場合は「LocalBusiness」や、飲食店なら「Restaurant」などの種類を使い、次のような項目を書きます。

お店の構造化データで書く主な項目(Googleのドキュメントより)
  • name(店名)、address(住所):必須の項目
  • telephone(電話番号)、url(公式サイトのURL)、priceRange(価格帯)
  • openingHoursSpecification(営業時間。曜日・開店時刻・閉店時刻)
  • 飲食店なら servesCuisine(料理のジャンル)、menu(メニューのURL)

出典:ローカル ビジネス(LocalBusiness)の構造化データ(Google 検索セントラル)

なお、Googleは「AIによる概要やAIモードに表示されるために、特別なschema.orgの構造化データを追加する必要はない」と説明しています。構造化データは、AI向けの特別な対策ではなく、お店の情報を正しく伝える土台として整えておくものです。書いた内容は、ページに表示されている文章と一致させましょう。

AIに自分のお店や会社を正しく伝えるための考え方は、次の記事でもまとめています。

▶ LLMO対策とは?AI検索時代に必須のSEO新戦略をわかりやすく解説

外部の掲載サイトの情報を、公式と食い違わないようにする

グルメサイトや予約サイト、医療機関の情報サイトなど、外部のサイトにお店が載っている場合は、そこに書かれている住所・営業時間・定休日・メニューなどが、公式サイトやGoogleビジネスプロフィールと食い違っていないかを確かめましょう。

当社で確かめた例のように、AIの説明の根拠に外部のサイトが使われることがあります。移転や営業時間の変更をしたとき、公式サイトだけ直して外部のサイトが古いままになっていないかは、とくに見落としやすい点です。

ときどき自分の店名を検索して、AIの説明文を見る

AIによる概要が出るかどうか、どこに出るかは、端末や時期によって変わるとみられます。月に一度など時期を決めて、スマートフォンで自分の店名を検索し、AIの説明文が出ていないか、出ていれば内容に誤りがないかを見ておきましょう。

誤りを見つけたら、根拠として示されているサイトを確かめ、Googleビジネスプロフィールや公式サイト、外部の掲載サイトの情報を正しく直しておきます。

AIとやり取りする画面では、答えの最後にAIからの追加の質問が出ることもあります。当社が10月13日にまつ毛・ネイルサロンの店名で確かめたときは、答えの最後に「さらに詳しいメニューの料金や、次回の空き状況・ご予約についてお探しですか?」と表示されていました(「当社で確かめた見え方」で紹介した画面です)。

こうした追加の質問は、お店を調べた人が次に知りたくなりそうなことのヒントになります。AIの説明文を見るときは追加の質問にも目を通し、料金や予約方法など、その答えが公式サイトやGoogleビジネスプロフィールに載っているかを見直しておきましょう。

Googleマップの中でAIにお店を聞く機能については、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

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よくある質問(FAQ)

Googleで店名を検索すると、「AIによる概要」が出るようになったのですか?

一部の店舗・端末で出ることがあります。当社が2026年10月13日にスマートフォンで4店舗の店名を検索したところ、3店舗で「AIによる概要」がお店の説明として表示されました。ただし、すべての店舗・すべての端末で出るとは確認できていません。

これはGoogleが正式に発表した変更ですか?

2026年10月15日時点で、Googleからの公式発表はありません。海外のSEO専門メディアSearch Engine Roundtableが2026年9月17日に、店舗情報をAIによる概要の形で表示するテストとして報じています。

AIによる概要の説明文は、何をもとに作られていますか?

Googleは作り方の詳細を公表していません。当社で確かめた例では、説明の根拠として、公式サイトのほか、グルメサイトや予約サイト、医療機関の情報サイトなど外部の掲載サイトが示されていました。1店舗では、Googleビジネスプロフィールの説明文や地図サービスも根拠に挙がっていました。

AIによる概要が出ると、Googleマップの順位や来店数は変わりますか?

分かっていません。当社でも、順位や集客が増えた・減ったという影響は確認できていません。

お店は何をしておけばよいですか?

Googleビジネスプロフィールの説明文・営業時間・サービス内容を最新にし、公式サイトにも住所・営業時間・メニューや診療内容を文章で載せておきましょう。グルメサイトなど外部の掲載サイトの情報が公式と食い違っていないかも確かめ、ときどきスマートフォンで自分の店名を検索して、AIの説明文に誤りがないかを見ておくと安心です。

まとめ

2026年9月17日、Googleがお店の情報をAIによる概要の形で表示するテストをしていると、海外で報じられました。当社が10月13日にスマートフォンで確かめたところ、4店舗中3店舗で「AIによる概要」がお店の説明を表示しており、その根拠には公式サイトのほか、グルメサイトや医療機関の情報サイトなど外部のサイトも使われていました。1店舗では、Googleビジネスプロフィールの説明文や地図サービスも根拠に挙がっていました。Googleの公式発表はなく、どこまで広がるのか、集客にどう影響するのかはまだ分かっていません。

どちらに転んでも、AIが説明に使うかもしれない情報を、正しくそろえておくことは無駄になりません。Googleビジネスプロフィールと公式サイト、外部の掲載サイトの情報を最新にして食い違いをなくし、ときどき自分の店名で検索して見え方を確かめておきましょう。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

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Googleのアップデートが始まったと聞くと、「ホームページだけでなく、Googleマップの順位まで落ちるのでは」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

2026年9月24日、Googleは「2026年9月のスパムアップデート」を始め、10月8日に展開を終えました。当社では、日々行っているGoogleマップの順位計測のうち、9月1日〜10月31日のすべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワードを使い、アップデートの前・期間中・完了後でGoogleマップの順位がどう動いたかを調べました。

結論から言うと、アップデートの前後で、Googleマップの順位に目立った変化は見られませんでした。この記事では、調べた方法と結果、データを読むときの注意点、そしてお店がやっておくことをまとめます。

2026年11月5日追記

10月31日まで計測期間を延ばし、集計方法と対象の店舗を見直して集計し直しました。初回公開時(10月9日)にお伝えした「9月30日以降に3位以内に入ったキーワードの割合が上がった」は、集計方法による見かけ上のものでした。1日に複数回計測しているキーワードでその日の最後の計測を使っていたため、昼(12時)の計測が選ばれる割合が9月と10月で違っていたことが原因です。計測の時間帯を原則0時にそろえて集計し直すと、アップデートの前後で差は見られませんでした。この記事の数字と図は、集計し直した結果に差し替えています。

結論:アップデートの前後で、Googleマップの順位に目立った変化はなかった

当社が順位を計測している店舗のうち、9月1日〜10月31日のすべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワードを比べました(9月30日を除く60日間)。

3位以内に入ったキーワードの割合
45.29% → 45.09%
アップデート前 → 完了後(−0.20ポイント)
平均順位
8.624位 → 8.617位
数字が小さいほど上位
1位以上動いた店舗
上がった 52
下がった 33
ほぼ変わらなかったのは595店舗(88%)
当社の調べでわかったこと
  • 対策キーワードのうち、Googleマップで3位以内に表示された割合は、アップデート前(9月1日〜23日)の平均が45.29%、期間中(9月24日〜10月8日)が45.26%、完了後(10月9日〜31日)が45.09%でした
  • 平均順位は8.624位、8.614位、8.617位と、3つの期間でほぼ同じでした(数字が小さいほど上位)
  • 店舗ごとに見ると、680店舗の88%にあたる595店舗は、平均順位がほぼ変わりませんでした
  • 変動が報じられた時期を、時期の平均で比べた場合、ふだんの揺れを超えて下がったのは10月24日のみで、翌日には元の水準に戻りました

順位は下がっておらず、上がってもいませんでした。ただし、このデータで言えるのは「目立った変化は見られなかった」までで、今後もアップデートの影響を受けないとは言えません。

2026年9月のスパムアップデートとは

スパムアップデートとは、ルール違反のやり方でウェブ検索の上位を狙うサイトを見つける、Googleの仕組みを強くする更新です。これまでにも繰り返し行われており、違反しているサイトは順位が下がったり、検索結果に出なくなったりすることがあります。

出典:Google 検索のスパム アップデート(Google 検索セントラル)

9月24日に始まり、10月8日に展開が完了

Googleの検索ステータスダッシュボードによると、2026年9月のスパムアップデートは、米国太平洋時間の2026年9月24日に始まり、10月8日に展開が完了しました。期間は13日16時間と表示されています。Googleは、このアップデートが世界中のすべての言語に適用されると説明しています。

出典:September 2026 spam update(Google 検索ステータス ダッシュボード)

対象はウェブ検索のスパム

Googleによると、検索スパムを見つける自動の仕組みは常に動いていますが、その機能が大きく改善されることがあり、それがスパムアップデートとして実施されます。アップデートの後に変化があったサイトの管理者は、スパムに関するポリシーを確認し、守る必要があるとされています。

出典:Google 検索のスパム アップデート(Google 検索セントラル)

このスパムに関するポリシーは「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」という名前のとおり、ウェブ検索の結果を対象にしたもので、ユーザーを保護し、検索結果の品質を高めることを目的としています。クローキング、キーワードの乱用、リンクスパム、大量生成されたコンテンツの不正使用などが挙げられています。

出典:Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー(Google 検索セントラル)

一方、Googleマップに表示されるお店の情報には、「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」という別のルールがあります。

出典:Google に掲載するビジネス情報のガイドライン(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

当社で調べたこと(対象・期間・方法)

調べた内容は次のとおりです。

項目内容
対象当社が順位を計測している店舗のうち、期間中すべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワード
期間2026年9月1日〜10月31日のうち60日間(9月30日を除く)
見たものGoogleマップでの検索順位(毎日計測)
比べた計測結果同じキーワード・同じ計測地点の、原則として同じ時間帯(0時)の計測(0時の計測がない日は、その日の最も良い順位を使用)
比べ方Googleが公表した開始日と完了日で、アップデート前(9月1日〜23日)・期間中(9月24日〜10月8日)・完了後(10月9日〜31日)の3つに分け、それぞれの平均を比べた
圏外の扱い20位までに入らなかった場合は21位として計算

「のべキーワード」は、キーワードと計測地点の組み合わせの数です。「3位以内に入ったキーワードの割合」は、その組み合わせのうち、Googleマップで3位以内に表示された割合です。

結果①全体:3つの期間で、3位以内に入ったキーワードの割合も平均順位もほぼ同じ

3位以内に入ったキーワードの割合

3位以内に入ったキーワードの割合は、アップデート前が45.29%、期間中が45.26%、完了後が45.09%でした。完了後とアップデート前の差は−0.20ポイントで、アップデート前の日ごとのばらつき(標準偏差:日ごとの数字が平均からどれくらい散らばっているかの目安)0.297ポイントの0.7倍です。ふだんの揺れの範囲に収まる差でした。

期間日数3位以内に入ったキーワードの割合平均順位アップデート前との差(3位以内に入ったキーワードの割合)
アップデート前(9/1〜9/23)23日45.29%8.624-
期間中(9/24〜10/8)14日45.26%8.614−0.03ポイント
完了後(10/9〜10/31)23日45.09%8.617−0.20ポイント

期間中の日数は、9月30日を除いた14日間です。差が日ごとのばらつきの2倍以内であれば、ふだんの揺れの範囲と考えられます。

3位以内に入ったキーワードの割合の推移(2026年9月1日〜10月31日)
44.0%
44.5%
45.0%
45.5%
46.0%
9/1
9/24
10/9
10/31
日ごとの値 アップデート前の平均 45.29% 期間中の平均 45.26% 完了後の平均 45.09% アップデート中にウェブ検索の順位が揺れたとみられる時期(9/25〜27・10/4〜6) 10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日(10/16・10/20〜21・10/24・10/26〜27)
当社調べ。当社が順位を計測している店舗のうち、期間中すべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワードで比較。点線はアップデートの開始日(9月24日)と完了後の始まり(10月9日)。9月30日はほかの日と同じ条件で計測をそろえられないため除いています。

平均順位

平均順位は、アップデート前が8.624位、期間中が8.614位、完了後が8.617位で、ほぼ同じでした(数字が小さいほど上位です)。

店舗ごとの動き

680店舗の計測結果で、アップデート前とアップデート後の平均順位を店舗ごとに比べると、1位以上上がったのが52店舗、1位以上下がったのが33店舗、それより小さい動きにとどまったのが595店舗でした。680店舗の88%は、平均順位がほぼ変わっていません。

680店舗分の動き(平均順位が1位以上動いたかどうか)
上がった 52店舗 下がった 33店舗 ほぼ変わらなかった 595店舗
当社調べ。アップデート前とアップデート後の平均順位を店舗ごとに比べ、1位以上動いたものを「上がった」「下がった」としています。

結果②順位の変動が報じられた時期

海外のSEO専門メディアSearch Engine Roundtableは、今回のアップデートでは9月25日〜27日、9月30日、10月4日〜6日の3回にウェブ検索の順位の変動が集中したとみています。

出典:Search Engine Roundtable(2026年10月6日)

また、完了後の10月にも、ウェブ検索の順位の変動が、10月16日、10月20日〜21日、10月24日、10月26日〜27日と報じられました。

出典:Search Engine Roundtable(2026年10月16日)

出典:Search Engine Roundtable(2026年10月21日)

出典:Search Engine Roundtable(2026年10月25日)

出典:Search Engine Roundtable(2026年10月27日)

当社では、これらの時期それぞれで、Googleマップの順位がどう動いたかを見ました。

区分時期3位以内に入ったキーワードの割合平均順位比べた基準との差日ごとのばらつきの何倍か
アップデート中9/25〜2745.01%8.670−0.25ポイント0.9倍
アップデート中9/30計測条件をそろえられないため評価対象外---
アップデート中10/4〜645.22%8.607+0.07ポイント0.3倍
10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日10/1644.96%8.674−0.19ポイント0.7倍
10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日10/20〜2145.32%8.617+0.17ポイント0.6倍
10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日10/2444.57%8.682−0.58ポイント2.1倍
10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日10/26〜2745.31%8.601+0.16ポイント0.6倍

比べた基準は、10月1日までに始まる時期は9月1日〜29日の平均(45.26%)、それ以降に始まる時期は10月1日〜31日の平均(45.15%)です。日ごとのばらつきは、基準にした期間の標準偏差(0.293ポイント/0.280ポイント)で、その2倍以内であれば、ふだんの揺れの範囲と考えられます。

時期ごとの見え方
  • 9月25日〜27日:期間の平均ではふだんの揺れの範囲(0.9倍)
  • 9月30日:計測条件をそろえられないため評価していない
  • 10月4日〜6日:ほとんど動かなかった(0.3倍)
  • 10月16日・10月20日〜21日・10月26日〜27日:ほとんど動かなかった(0.6〜0.7倍)
  • 10月24日:基準を外れて下がった(2.1倍)が、翌25日には元の水準に戻った

時期の平均で比べた場合、ふだんの揺れを超えて下がったのは10月24日のみでした(9月30日は評価対象外)。10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日について、Googleは正式に認めておらず、Google 検索ステータス ダッシュボードにも、10月・11月の新しいランキング更新は掲載されていません(2026年11月4日時点)。

結果③業種別(のべキーワード100件以上):低下した業種はなかった

業種ごとにも、アップデート前と完了後を比べました。のべキーワード数が100件以上の業種を載せています。3位以内に入ったキーワードの割合の差は、プラスが上がった、マイナスが下がったを表します。

業種店舗数のべキーワード数3位以内に入ったキーワードの割合(前→完了後)差(ポイント)日ごとのばらつきの何倍か
買取1603,78764.15% → 63.83%−0.320.6倍
歯科891,36833.11% → 33.25%+0.140.3倍
飲食6995612.41% → 12.28%−0.130.2倍
不動産5345325.89% → 28.03%+2.142.0倍
病院・クリニック4965849.54% → 48.76%−0.781.2倍
車・バイク4453733.58% → 34.01%+0.430.6倍
塾・スクール3334743.01% → 41.75%−1.261.1倍
サービス業2528646.46% → 45.36%−1.100.9倍
美容・エステ2420457.63% → 56.27%−1.361.1倍
住宅・リフォーム2320545.39% → 46.00%+0.610.5倍
ジム2326339.08% → 37.82%−1.261.3倍
幼稚園・保育園2118435.42% → 37.12%+1.701.0倍
ナイトワーク1411942.60% → 43.81%+1.210.9倍
整体・整骨914327.42% → 26.21%−1.210.8倍
レジャー813622.51% → 22.99%+0.480.3倍

日ごとのばらつきは、その業種のアップデート前の標準偏差です。ふだんの揺れを超えて下がった業種はありませんでした。目立って動いたのは不動産だけで、日ごとのばらつきの2倍程度上がりました(+2.14ポイント)。ほかの業種は揺れの範囲に収まっています。

のべキーワード数が100件未満の業種は、数件のキーワードの動きで数字が大きく変わるため、傾向としては読んでいません。

データを読むときの注意

キーワードを固定して比べている

期間中には、計測するキーワードを追加したり入れ替えたりした店舗があります。そのまま日ごとに集計すると、計測するキーワードの顔ぶれが変わり、実際とは違う動きに見えてしまいます。そのため、期間中のすべての日に計測結果がある、のべ10,004キーワードに絞って比べました。

計測の時間帯をそろえている

同じキーワードでも、1日に複数回計測している場合があり、どの時間帯の計測を使うかで数字が変わります。そのため、原則として同じ時間帯(0時)の計測を使い、0時の計測がない日は、その日の最も良い順位を使いました。

9月30日は集計から除いている

9月30日は、ほかの日と同じ時間帯・同じ条件で計測をそろえられなかったため、集計から除いています。

圏外は21位として計算している

平均順位を出すときに圏外を除くと、順位が落ちて圏外になったものが計算から消え、かえって上がったように見えてしまいます。それを避けるため、圏外は一律で21位として扱いました。

言えるのは「目立った変化は見られなかった」まで

このデータで言えるのは「アップデートの前後で目立った変化は見られなかった」までです。今後のアップデートでも影響を受けないとは言えません。また、10月にウェブ検索の順位が揺れたと言われた日の動きがアップデートによるものかどうかは、Googleが正式に認めていません。対象は当社が順位を計測している店舗のうち680店舗の結果で、すべてのお店に同じことが言えるとは限りません。

お店がやること

アップデートのニュースだけで、慌てて設定を変えない

今回の680店舗の計測結果では、ウェブ検索のアップデートの前後で、Googleマップの順位に目立った変化は見られませんでした。ニュースだけでビジネス情報やカテゴリを書き換える前に、まず自店の順位を数日〜数週間の平均で確かめましょう。

Googleのヘルプでは、ローカル検索の結果は主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示されると説明されています。また、Googleはランキングを上げるための依頼や金銭の受け取りには一切応じていないとしています。

出典:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

順位は「同じキーワード・同じ場所・同じ時間帯」で続けて見る

自分のお店の順位を確かめるときは、同じキーワードを、同じ場所から、同じ時間帯に続けて見ることが大切です。今回の調べでも、複数のキーワードをまとめた平均や割合で見る場合、キーワードを途中で増やしたり入れ替えたり、計測する時間帯が変わったりしたまま集計すると、実際とは違う動きに見えることがわかりました。1日の動きだけで判断せず、数日から数週間の平均で見ると、ふだんの揺れと本当の変化を見分けやすくなります。

順位が下がったときの原因の見極め方と立て直し方は、次の記事で解説しています。

▶ MEO対策の失敗で集客が止まる原因とは?見極め方と正しい立て直し手順

ガイドラインに沿った運用を続ける

Googleマップのお店の情報には「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」があり、Googleは、このガイドラインに従えばビジネス情報の変更や削除などのよくある問題を避けられると案内しています。お店のホームページを持っている場合、ホームページはウェブ検索のスパムに関するポリシーの対象です。

Googleビジネスプロフィールでやってはいけないことは、次の記事にまとめています。

▶ アカウント停止を防ぐ!GoogleビジネスプロフィールガイドラインのNG行動

情報の更新・クチコミへの返信・写真の追加を続ける

Googleのヘルプでは、ローカル検索のランキングを改善するヒントとして、次のことが挙げられています。

Googleのヘルプに挙げられていること
  • ビジネスのオーナー確認を行う
  • ビジネス情報を最新の状態に保つ
  • クチコミに返信する
  • 写真や動画を追加する

出典:Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

アップデートのたびに一喜一憂するより、こうした日々の運用を続けることが、Googleマップでお店を見つけてもらうための土台になります。

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よくある質問(FAQ)

2026年9月のスパムアップデートで、Googleマップの順位は下がりましたか?

当社が順位を計測している店舗のうち、2026年9月1日〜10月31日のすべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワードを比べたところ、アップデートの前後でGoogleマップの順位に目立った変化は見られませんでした。3位以内に入ったキーワードの割合は、アップデート前(9月1日〜23日)の平均45.29%に対し、完了後(10月9日〜31日)の平均は45.09%で、差はふだんの日ごとの揺れの範囲でした。

2026年9月のスパムアップデートは、いつからいつまでですか?

Googleの検索ステータスダッシュボードによると、2026年9月24日(米国太平洋時間)に始まり、10月8日に展開が完了しました。期間は13日16時間と表示されています。世界中のすべての言語が対象です。

アップデートの後、Googleマップの順位は上がりましたか?

上がってはいません。3位以内に入ったキーワードの割合はアップデート前が45.29%、期間中が45.26%、完了後が45.09%、平均順位は8.624位、8.614位、8.617位で、3つの期間でほぼ同じでした。このデータで言えるのは「目立った変化は見られなかった」までで、今後もアップデートの影響を受けないとは言えません。

スパムアップデートとは何ですか?

Google検索のスパムを見つける自動の仕組みが、大きく改善されたときに行われる更新です。Googleのスパムに関するポリシーは、ウェブ検索の結果を対象にしたもので、ユーザーを保護し、検索結果の品質を高めることを目的としています。

自分のお店の順位が下がったときは、まず何を確かめればよいですか?

同じキーワード・同じ場所・同じ時間帯で、前の順位と比べているかを確かめましょう。複数のキーワードをまとめた平均や割合で見ているときは、キーワードを増やしたり入れ替えたり、計測する時間帯が変わったりすると、実際とは違う動きに見えることがあります。そのうえで、ビジネス情報が最新か、Googleのガイドラインに沿っているか、クチコミに返信できているかを見直します。

まとめ

2026年9月のスパムアップデートは、9月24日に始まり10月8日に展開を終えました。当社が順位を計測している店舗のうち、9月1日〜10月31日のすべての日に計測できた680店舗・のべ10,004キーワードで確かめたところ、アップデートの前後で、Googleマップの順位に目立った変化は見られませんでした。3位以内に入ったキーワードの割合はアップデート前45.29%、期間中45.26%、完了後45.09%、平均順位は8.624位、8.614位、8.617位で、変動が報じられた時期では10月24日に一時的に下がったものの翌日には戻り、業種ごとに見ても(のべキーワード100件以上)下がった業種はありませんでした。ただし、言えるのは「目立った変化は見られなかった」までで、今後もアップデートの影響を受けないとは言えません。

アップデートのニュースに振り回されず、同じキーワード・同じ場所・同じ時間帯で順位を見ながら、情報の更新やクチコミへの返信といった日々の運用を続けていきましょう。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

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Googleマップでお店のクチコミをさかのぼって読もうとしたら、ログインを求められた。いま、そうした状態が起きています。

2026年9月30日、Googleマップでクチコミを全件読んだり、並べ替えたり、投稿したりするのに、Googleアカウントへのログインが必要になったと海外で報告されました。当社でも10月7日に、ログインしていない状態で日本の飲食店のクチコミを確かめたところ、パソコンでGoogleマップを開いた場合は、読めたクチコミは上位5件まででした。一方、Google検索から開いた場合やスマートフォンからは、この日はその先まで読めました。

この記事では、海外で報告された内容と、当社で確かめたパソコン・スマートフォンでの見え方の違い、2026年2月に同じことが起きて元に戻った経緯を整理します。あわせて、ログインしていない人から自分のお店がどう見えているかの確かめ方と、お店がいまやっておくことをご紹介します。

クチコミを読むのにログインが必要になったと、海外で報告

海外で2026年9月30日に報告された内容

海外のSEO専門メディアSearch Engine Roundtableは2026年9月30日、Googleマップで次の操作にGoogleアカウントへのログインが必要になったと報じました。

ログインが必要になったと報告されている操作
  • お店のクチコミをすべて読む
  • クチコミを並べ替える
  • クチコミを投稿する

ログインしていない利用者には、ログインするとクチコミや写真をすべて読んだり検索したりできる、保存したリストを使えるといった案内が表示されると伝えられています。

出典:Search Engine Roundtable(2026年9月30日)

Googleからの公式発表はない

この変更について、Googleからの公式発表や説明はありません(2026年10月7日時点)。海外の報道も、利用者がSNSなどで気づいた報告をもとにしたもので、対象の国や端末は明らかになっていません。

Search Engine Roundtableは、AIやボットなどによるクチコミの自動収集を防ぐための変更ではないかという見方を示していますが、これも同メディアの推測です。

当社で確かめた見え方:制限が出たのはパソコンのGoogleマップ

当社では2026年10月7日、クチコミが453件ある日本の飲食店1店舗について、ログインしていない状態で、パソコンとスマートフォンからクチコミがどこまで読めるかを確かめました。パソコンはChromeのシークレットウィンドウ、スマートフォンはiPhoneを使っています。

パソコンのGoogleマップ:上位5件で止まり、ログインの案内が出た

パソコンのブラウザでGoogleマップを開き、お店のクチコミを表示したところ、表示されたクチコミは上位5件まででした。その下には「クチコミをもっと見る(448件)」と、「Google マップの表示が制限されています。」という表示が出ていました。

「クチコミをもっと見る」を押すと、「ログインして Google マップを最大限に活用しましょう」という案内が表示されました。案内の1項目目には「クチコミと写真。すべてのクチコミと写真を確認したり検索したりできます。」と書かれています。クチコミのトピック(キーワードでの絞り込み)を押しても、同じ案内が出ました。

ログインしていない状態のパソコンのGoogleマップで、飲食店のクチコミが上位5件で止まり、「クチコミをもっと見る(448件)」を押すと「ログインして Google マップを最大限に活用しましょう」の案内が表示され、クチコミのトピックを押しても同じ案内が出る様子

当社で撮影(2026年10月7日・パソコンのGoogleマップ・ログインしていない状態)。店名とクチコミはモザイク処理

前日の10月6日にも、当社ではパソコンのGoogleマップで、ログインしていない状態では上位5件前後しか読めないことを確認しています。

パソコンでもGoogle検索から開くと、先まで読めた

同じお店を、同じパソコンのシークレットウィンドウでGoogle検索から開き、クチコミの一覧を表示しました。こちらでは、関連度順・新規順・評価の高い順・評価の低い順の並べ替えが表示され、スクロールすると6件目以降のクチコミも読めました。ログインの案内は出ませんでした。

ログインしていない状態のパソコンで、Google検索から同じ飲食店のクチコミ一覧を開くと、関連度順・新規順・評価の高い順・評価の低い順の並べ替えが表示され、スクロールで6件目以降のクチコミも読める様子

当社で撮影(2026年10月7日・パソコンのGoogle検索から表示・ログインしていない状態)。店名とクチコミはモザイク処理

スマートフォンでは、アプリでもブラウザでも読めた

iPhoneのGoogleマップアプリを「アカウントなしで続行」で開いた場合も、並べ替え(関連度・新しい順・評価の高い順・評価の低い順)とトピックの絞り込みが使え、クチコミを読めました。ログインの案内は出ませんでした。

iPhoneのブラウザでシークレットのタブを開き、Google検索からクチコミの一覧を開いた場合も、並べ替えとトピックの絞り込みが使え、クチコミを読めました。

入口ごとの見え方のまとめ

端末と開き方読めたクチコミ当社で確かめた操作と表示
パソコン・Googleマップ上位5件まで「クチコミをもっと見る」やトピックを押すと、ログインの案内が出た
パソコン・Google検索から6件目以降も読めた並べ替え(4種類)が使えた。ログインの案内は出なかった
スマートフォン・Googleマップアプリ読めた並べ替えとトピックの絞り込みが使えた。ログインの案内は出なかった
スマートフォン・ブラウザでGoogle検索から読めた並べ替えとトピックの絞り込みが使えた

いずれも2026年10月7日に、クチコミが453件ある飲食店1店舗で確かめた結果です。日によって、またお店によって、見え方が変わる可能性があります。

海外の報告との違い

海外では、クチコミの全件表示や並べ替えにログインが必要になったと報告されています。当社が確かめた日本の飲食店では、制限が確認できたのはパソコンのGoogleマップで、Google検索から開いた場合やスマートフォンからは、この日はクチコミを読めました。同じGoogleのクチコミでも、どこから開くかによって見え方が違っていたことになります。

2026年2月にも同じことが起き、数日で元に戻った

カレンダーの周りをぐるっと回る矢印と、地図のピン・クチコミのカードが並び、一度変わって元に戻ったことを表すイメージ

ログインしていない利用者にクチコミが見えなくなったのは、今回が初めてではありません。

2026年2月18日、海外のテクノロジーメディアAndroid Authorityは、ログインしていない状態のGoogleマップで、クチコミが表示されず、写真も1枚しか見られなくなっていると報じました。この記事はその後、2月23日付で更新され、Googleが変更を取り消したか問題を修正し、ログインしていない利用者もふたたびクチコミや写真を見られるようになったと伝えています。

出典:Android Authority(2026年2月18日、2月23日更新)

2月は数日で元に戻りました。今回も、Googleの公式発表がない以上、このまま続くのか、元に戻るのか、ほかの端末に広がるのかは分かりません。恒久的な変更と決めつけず、自分のお店の見え方をときどき確かめておくのが現実的です。

お店にとって、何が変わるのか

ノートパソコンに地図とお店の情報、クチコミの一覧が表示され、上の5件だけがはっきり見えて、その下はぼやけ、鍵マークのログイン案内が重なっているイメージ

ログインしていない状態でパソコンのGoogleマップからお店を見た人には、上位5件のクチコミと評価の分布だけが見えることになります。どのクチコミが上位に出るかは、Googleの表示によって決まります。

これまでは、気になる人はクチコミをさかのぼって読むことができました。パソコンのGoogleマップでログインしていない人は、それができません。上位に出ている5件の内容と、そこにお店がどう応えているかが、お店の印象を左右しやすくなると考えられます。

なお、評価の分布はログインしていなくても見えます。星の数の全体像はこれまでどおり伝わるので、日ごろからクチコミを集め、評価を積み重ねておくことの大切さは変わりません。

ログインしないと見える5件は、どう決まる?

どのクチコミを上位に出すのか、Googleは基準を公表していません。ローカルガイド(Googleマップにクチコミや写真を投稿する利用者の制度)のレベルが高いと上位に出やすくなる、といった公式の説明もありません。Googleマップのヘルプでローカルガイドの特典として挙げられているのは、新機能への早期アクセスやイベントへの招待、レベルに応じたバッジの表示です。

出典:ローカルガイドのポイント、レベル、バッジ(Google マップ ヘルプ)

当社で確かめた飲食店では、ログインしないと見える5件は、Google検索から開いたクチコミ一覧で「関連度順」に並べたときの上位5件と同じ並びでした。5件とも、写真つきのクチコミでした。

当社で運用をお任せいただいている店舗を見ていても、上位には写真つきで、本文がある程度長いクチコミが並ぶことが比較的多い傾向があります。

海外のローカルSEO会社Sterling Skyも、クチコミの並び順を継続して観察し、本文が長いもの、写真つきのもの、ローカルガイドが投稿したものが上位に残りやすいと報告しています。ただし、これは同社の観察結果で、Googleの公式な見解ではありません。

出典:Sterling Sky「Google Most Relevant Reviews」

並び順そのものはGoogleが決めています。お店にできるのは、上位に出ているクチコミを把握し、きちんと返信しておくことです。

お店がいまやっておくこと

パソコンのGoogleマップで、ログインせずに自分のお店を見る

まずは、制限が確認できたパソコンのGoogleマップで、ログインしていない人から自分のお店がどう見えているかを確かめましょう。Chromeのシークレットウィンドウを使うと簡単です。シークレットウィンドウでは、Googleアカウントに自動でログインされません。

パソコンのGoogleマップで、ログインせずに自分のお店を確かめる手順
  1. パソコンでChromeを開き、右上のその他アイコンから「新しいシークレット ウィンドウ」を選ぶ(Windowsは Ctrl+Shift+N、Macは ⌘+Shift+N でも開けます)
  2. シークレットウィンドウでGoogleマップを開き、自分のお店を検索して表示する
  3. クチコミを表示し、何件目まで読めるか、「クチコミをもっと見る」やログインの案内が出るかを確認する
  4. 上位に出ているクチコミがどれか、そこにお店の返信がどう表示されているかを確認する

出典:シークレット モードでブラウジングする(Google Chrome ヘルプ)

上位5件のクチコミに、返信しているか確かめる

パソコンのGoogleマップでログインしていない人が読めるのは、上位5件のクチコミです。当社で確かめた飲食店では、この5件のどれにも、お店の返信は表示されていませんでした。5件の中にまだ返信していないものがあれば、返信しておきましょう。Googleのヘルプでは、オーナーの返信について次のように案内されています。

Googleのヘルプに書かれていること
  • 返信は承認されると公開され、ユーザーのクチコミの下に表示されます。
  • 企業からの返信として表示され、個人名は表示されません。
  • クチコミを投稿したユーザーに通知が届きます。

出典:ユーザーからのクチコミを管理する(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

上位のクチコミは入れ替わることがあります。新しく届いたクチコミにも早めに返信しておけば、どのクチコミが上位に出ても、お店の返信が添えられた状態にしておけます。

低評価のクチコミが上位にあるときは、とくに丁寧に

上位5件に低評価のクチコミが入っている場合、そのクチコミとお店の返信は、ログインしていない人にも読まれる数少ない情報になります。Googleのヘルプでは、返信のヒントとして、丁寧かつプロフェッショナルな対応を心がけること、簡潔にすること、否定的なクチコミには個人的な攻撃を避けて誠実に対応し、速やかに返信することなどが挙げられています。

出典:クチコミを増やすためのヒント(Google ビジネス プロフィール ヘルプ)

返信の書き方や例文は、次の記事で詳しく解説しています。

▶ 【例文付き】Googleビジネスプロフィールのクチコミ返信のやり方

ときどき、自分のお店のページを見直す

今回の件は、2月のように元に戻る可能性もあれば、このまま続いたり、スマートフォンなどほかの見え方に広がったりする可能性もあります。月に一度など時期を決めて、ログインしていない状態での見え方を確かめておくと、変化に早く気づけます。

自分のお店のページを定期的に見ておくことは、第三者からの編集の提案で店舗情報が勝手に変わっていないかに気づくことにもつながります。

▶ Googleマップが勝手に閉業に?第三者からの編集の提案は4日以内に対応を

MEO prime MEO 対策支援サービス MEO prime MEO primeはMEO対策のプロフェッショナルが専用分析ツールを用いて、MEO対策を代行するサービスです。導入企業 約5,000社以上から得た豊富なデータと知見をもとにGoogleビジネスプロフィールを運用し、お客様のWeb集客を支援いたします。 データ活用・分析 ネットでの見やすさ改善 ブランドイメージ強化

よくある質問(FAQ)

Googleマップのクチコミは、ログインしないと読めないのですか?

当社が2026年10月7日にログインしていない状態で確かめたところ、パソコンでGoogleマップを開いた場合は、読めたクチコミは上位5件まででした。それより先を読もうとするとログインの案内が表示されました。一方、パソコンでGoogle検索から開いたクチコミ一覧や、スマートフォンのGoogleマップアプリ、スマートフォンのブラウザでは、この日は6件目以降も読めました。

これはGoogleが正式に発表した変更ですか?

2026年10月7日時点で、Googleからの公式発表や説明はありません。海外の報道も、利用者の報告をもとにしたものです。対象の国や端末についても、Googleは明らかにしていません。

この状態はずっと続くのですか?

分かりません。2026年2月18日にも、ログインしていない利用者にクチコミや写真が表示されない状態が海外で報告されましたが、2月23日までに元に戻っています。今回も恒久的な変更かどうかは分からないため、ときどき自分のお店の見え方を確かめておくのがおすすめです。

ログインしていない人に、自分のお店がどう見えているかを確かめる方法はありますか?

パソコンのChromeでシークレットウィンドウを開き、そのウィンドウでGoogleマップを開いて自分のお店のクチコミを表示すると確かめられます。シークレットウィンドウでは、Googleアカウントに自動でログインされません。何件目までクチコミが読めるか、上位に出ているクチコミはどれかを確認しましょう。

お店は何をしておけばよいですか?

ログインしていない状態でパソコンのGoogleマップから自分のお店を開き、上位に表示されるクチコミを確認します。そのうえで、上位のクチコミに返信しているかを見て、まだであれば返信しておきましょう。Googleのヘルプによると、オーナーの返信は一般公開され、クチコミの下に表示されます。

まとめ

2026年9月30日、Googleマップでクチコミを全件読んだり並べ替えたりするのに、ログインが必要になったと海外で報告されました。当社が10月7日に日本の飲食店で確かめたところ、パソコンのGoogleマップでは、ログインしていないと読めたクチコミは上位5件まででした。一方、Google検索から開いた場合やスマートフォンからは、この日はその先まで読めました。Googleの公式発表はなく、2月には同じような状態が数日で元に戻った前例もあるため、恒久的な変更かどうかは分かりません。

どちらに転んでも、上位に出ているクチコミとお店の返信が、ログインしていない人にとっての判断材料になることに変わりはありません。パソコンのGoogleマップでログインせずに自分のお店を開き、上位5件のクチコミに返信できているかを確かめておきましょう。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

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最終確認日:2026年10月7日(Google公式の撮影予定を確認した日)

「近所にストリートビューの撮影車はいつ来る?」「今、どこを走っているの?」と気になって調べている方へ。撮影車がいつどこを走るかは、Googleが公式ページで公開している撮影予定で調べられます。この記事では、その調べ方を順に説明し、調べ方の例として2026年10月時点で撮影中のエリアを、日本語の市区町村名で一覧にしました。

あわせて、店舗を運営している方に向けて、撮影車を待たずに店の前と店内の見え方を新しくする方法も紹介します。

  • 撮影車がいま走っているエリアの調べ方
  • 調べ方の例:2026年10月時点で撮影中の都道府県と市区町村
  • 撮影車を待たずに、店の見え方を新しくする方法

撮影車はいつ来る?いま走っているエリアの調べ方

手順1:Google公式の「今月撮影を予定している場所」を開く

撮影予定は、Googleの公式ページ「ストリートビューの仕組み」にある「今月撮影を予定している場所」で公開されています。都道府県と市区町村の単位で、撮影を予定している場所と期間が載っています。

手順2:自分の都道府県と、近くの市区町村を探す

一覧から自分の都道府県を探し、近くの市区町村が載っているかを見ます。Googleは、一覧に都市名がある場合、車で移動できる範囲の周辺の市町村も撮影の対象に含まれる場合があると説明しています。自分の市区町村の名前がなくても、近くの都市が載っていれば撮影の対象になる場合があります。

手順3:予定は変わる前提で、時期をあけてもう一度見る

Googleは、天候や通行止めなどのやむを得ない事情により、撮影車が運行していない場合や、予定が少し変わる場合があると説明しています。予定に載っている期間中でも、毎日その地域を走っているとは限りません。一覧は「今月」の予定なので、気になる場合は時期をあけて公式ページをもう一度確認してください。

撮影されたかどうかは、Googleマップで過去の画像と見比べる

Googleマップのストリートビューでは、パソコンの場合「他の日付を見る」から、別の日時に撮影された画像を探せます。地域によっては過去の画像を表示できない場合もあります(Googleマップ ヘルプ)。

この記事の一覧は、公式データを読みやすくした例

一次情報は公式ページです。公式の元データは、都市名が英字(たとえば Asahikawa)で書かれています。次の章では、2026年10月7日時点のデータを日本語の市区町村名に直して、地方別の一覧にしました。公式の予定は更新されるため、予定を決めるときは公式ページを確認してください。

調べ方の例:2026年10月時点で撮影中のエリア

2026年10月7日時点で、撮影を予定しているのは25の都道府県です。撮影期間の終了はすべて2026年10月31日になっています。

いずれも撮影期間の終わりは2026年10月31日(開始日は県により異なる)です。

北海道・東北(北海道・青森・秋田・福島)
都道府県主な市区町村
北海道旭川市・稚内市・網走市(5月31日〜)
青森県八戸市・十和田市(4月〜)
秋田県由利本荘市・大仙市(7月〜)
福島県福島市・郡山市・いわき市(5月31日〜)
関東(茨城・栃木・群馬・千葉)
都道府県主な市区町村
茨城県つくば市・牛久市・神栖市(1月〜)
栃木県栃木市・真岡市(2月〜)
群馬県前橋市・伊勢崎市・藤岡市・桐生市(1月〜)
千葉県千葉市・市原市・木更津市(3月31日〜)
中部(新潟・富山・石川・長野・岐阜・愛知)
都道府県主な市区町村
新潟県上越市・新潟市・三条市(4月〜)
富山県富山市・高岡市(4月〜)
石川県金沢市・加賀市(4月〜)
長野県岡谷市・松本市(3月31日〜)
岐阜県岐阜市・各務原市・羽島市(1月〜)
愛知県豊田市・岡崎市・知立市(1月〜)
近畿(滋賀・大阪・兵庫)
都道府県主な市区町村
滋賀県彦根市・近江八幡市・東近江市(7月〜)
大阪府大阪市・堺市(3月31日〜)
兵庫県明石市・三田市・淡路地域(5月31日〜)
中国(鳥取・島根・岡山・広島・山口)
都道府県主な市区町村
鳥取県米子市・境港市(4月〜)
島根県出雲市・松江市(4月〜)
岡山県岡山市・倉敷市(5月31日〜)
広島県三原市・東広島市(1月〜)
山口県下関市・萩市(4月〜)
四国(愛媛)
都道府県主な市区町村
愛媛県四国中央市・西条市(8月〜)
九州(福岡・宮崎)
都道府県主な市区町村
福岡県久留米市・筑後市(1月〜)
宮崎県宮崎市(3月31日〜)

表の市区町村は主なものです。公式の一覧には、ほかの地名が載っている場合があります。また、Googleは、一覧に都市名がある場合、車で移動できる範囲の周辺の市町村も撮影の対象に含まれる場合があると説明しています。

東京都は、2026年10月7日時点の予定に載っていません。また、10月31日より先の予定は、この時点では公開されていませんでした。

最新の撮影予定は、Google公式の「ストリートビューの仕組み」のページで確認できます。

ストリートビュー撮影車とは?どんな車が何を撮っている?

Googleのストリートビュー撮影車。車の屋根に360度カメラを載せた銀色のSUVで、車体に「Street View on Google Maps」と書かれている

引用元:Google公式サイト

屋根にカメラを載せた撮影車が、道路を走りながら撮影している

Googleは、屋根にカメラシステムを搭載した車を「ストリートビュー撮影車」と説明しています。ストリートビューの画像を集める機材として最もよく使われているもの、というのがGoogleの位置づけです。

狭い通りや徒歩でしか行けない場所は、トレッカーで撮る

狭い通りや、徒歩でしか行けない場所では「トレッカー」を使います。トレッカーはバックパックとして背負えるほか、ピックアップトラックやスノーモービル、バイクに取り付けて使うカメラです。

顔とナンバープレートは自動でぼかされる

Googleは、画像に映っている人の顔やナンバープレートに、自動でぼかし加工を行うと説明しています。

撮影車が来たら何が変わる?来ないとどうなる?

撮影されたあと、ストリートビューはどう見える?

撮影から公開までの期間は、Googleの「ストリートビューの仕組み」のページには示されていません。撮影予定は「撮影する予定」の一覧で、公開日の一覧ではない点に注意してください。

古い画像が表示されているとき

過去の画像を見られる「タイムマシン機能」の使い方や、個人で撮影して載せる方法は、Googleストリートビューの更新頻度の記事で紹介しています。

自宅や店の前が写りたくないとき

画像に映る人の顔とナンバープレートは自動でぼかされます。それ以外の写りが気になる場合は、Googleマップで該当の画像を開き、「問題の報告」からぼかしをリクエストできます(Googleマップ ヘルプ)。ぼかしの考え方はストリートビューのぼかしについての記事でまとめています。

店舗オーナーが知っておきたいこと:撮影予定は市区町村の単位

撮影予定は、店ごとではなく市区町村ごと

公式の撮影予定は、都道府県と市区町村の単位で公開されています。個々の店の前を何日に通るか、といった情報は載っていません。撮影車の予定から、自分の店の前がいつ撮られるかを知ることはできません。

店の前と店内は、自分で撮って載せられる

撮影車を待たなくても、店の外観や店内の画像は、自分で撮影してGoogleマップに載せられます。撮影会社に依頼する方法もあります。

ストリートビュー撮影代行サービスの資料をダウンロードする

店舗がやっておくこと

  1. 自店の前のストリートビューが、いつ撮影された画像かを確認する(タイムマシン機能の使い方は更新頻度の記事)
  2. 外観や看板、入口が今と違うなら、新しい画像を載せる方法を調べる(個人で撮影する方法も同じ記事に載せています)
  3. 店内の画像(インドアビュー)を載せる(ストリートビュー屋内版の導入メリットと費用)
  4. 営業時間・住所・電話番号など、Googleビジネスプロフィールの情報を今のものにそろえる

店内を新しく見せるなら(Street prime)

弊社の「Street prime」は、店舗や施設の屋内を360度で撮影し、GoogleマップとGoogleビジネスプロフィールに公開するサービスです。来店前のお客様に店内の雰囲気を見てもらえるほか、ウェブサイトに埋め込むこともできます。サービスの詳細はStreet primeのページをご覧ください。

よくある質問

Q1. ストリートビューの撮影車はいつ来ますか?

Googleの公式ページ「ストリートビューの仕組み」の「今月撮影を予定している場所」で、撮影を予定している都道府県と市区町村を確認できます。天候や通行止めなどのやむを得ない事情で、撮影車が運行していない場合や、予定が少し変わる場合があると、Googleは説明しています。

Q2. 自分の地域が撮影予定に載っていません。

公式ページの一覧は「今月撮影を予定している場所」です。Googleは、一覧に都市名がある場合、車で移動できる範囲の周辺の市町村も撮影の対象に含まれる場合があると説明しています。撮影予定は変わることがあるため、気になる場合は時期をあけて、公式ページをもう一度見てください。

Q3. ストリートビューの撮影車はどんな車ですか?

Googleは、屋根にカメラシステムを搭載した車を、ストリートビューの撮影車と説明しています。狭い通りや、徒歩でしか行けない場所などでは、バックパックとして背負ったり、バイクなどに取り付けたりするトレッカーというカメラで撮影しています。

Q4. 撮影された写真はいつ反映されますか?

撮影から公開までの期間は、Googleの「ストリートビューの仕組み」のページには示されていません。撮影予定の一覧は撮影する予定を示すもので、公開日の一覧ではありません。

Q5. 自宅や店の写りが気になるときは?

Googleは、画像に映る人の顔やナンバープレートを自動でぼかしています。それ以外に気になる写りがある場合は、Googleマップで該当の画像を開き、「問題の報告」からぼかしをリクエストできます。

まとめ

  • 撮影車がいつ来るかは、Google公式ページの「今月撮影を予定している場所」で調べる。一覧の都市の周辺も対象になる場合があり、予定は天候や通行止めで変わることがある
  • 調べ方の例として、2026年10月7日時点では25の都道府県が撮影中。期間の終了はすべて10月31日
  • 撮影予定は市区町村の単位。店の前と店内は、撮影車を待たずに自分で新しくできる

店内の見え方を整えたい方は、Street primeの資料をご覧ください。

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