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【2023年最新】MEO対策でのキーワードの選び方とは?上位表示と集客を実現する選定ポイントを徹底解説

Googleビジネスプロフィールに登録した方の中には、店舗の集客率をさらに向上させるためにMEO対策を始めてみようと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

そのためにもっとも重要なものが、自店舗と関連性の高いキーワードの選び方です。

しかし、初めての方にとっては「そもそもキーワードが何かわからない」「キーワードの選び方がよく分からない」など、最もつまづき易い部分でもあります。

そこで本記事では、MEO対策のキーワードの選び方について詳しく解説します。

キーワードの見つけ方がわからない方のために無料で使えるツールも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

MEO対策のキーワードは「地域名+業種」が基本

MEO対策におけるキーワードは「地域名+業種」という構成が基本です。

具体的には「新宿 レストラン」「横浜 歯医者」などで、ユーザーが周辺にある店舗を探すためにGoogleで検索するワードの組み合わせを指します。

ご自身もGoogleでこういったキーワードを使って、飲食店や施設を探した経験があるのではないでしょうか。

Google検索・マップでは、このキーワードとより関連性の高い店舗が上位に表示される仕組みになっています。

これを利用して、MEO対策をするときは自社の店舗とより関連深いものや、ユーザーが検索しそうなキーワードを盛り込むことが重要です。

MEO対策の集客効果がアップするキーワードの選び方

MEO対策のキーワードは「地域名+業種名」の組み合わせが基本ですが、どのようなものを選んでも集客効果がアップするわけではありません。

この章では、MEO対策で効果的に集客するためのキーワードの選び方を紹介していきます。

店舗周辺の地域を狙う

MEO対策のキーワードは「新宿」「横浜」など、店舗周辺のできるだけ狭い地域に特定したほうが集客に効果的です。

なぜなら、あまりにも広い範囲を狙うと競合店舗の数が増えすぎて、Google検索・マップに上位表示させるのが難しくなるからです。

たとえば新宿で居酒屋を経営している場合、狙うキーワードは「東京+居酒屋」よりも「新宿+居酒屋」のほうが効果的です。

しかし「広い範囲のユーザーにアピールしたほうが集客できそう」という方もいらっしゃるかと思います。

ですが、これは総務省が調査した東京都と新宿区それぞれの飲食店数を見比べると、どれほどMEO対策による集客が難しくなるのかがわかるでしょう。

  • 東京都の飲食店数 ⇒ 約190,000店
  • 新宿区の飲食店数 ⇒ 約5,500店

仮にあなたが飲食店のオーナーだとして、より広い範囲の「東京」を狙ってMEO対策をしようとすると、約19万もの店舗と上位争いを繰り広げることになります。

しかし、狭い範囲に特定して「新宿」を狙うとすると、およそ5,500店舗と競合が明らかに少なくなるのです。

さらに飲食店といってもレストランやカフェ、中華料理店などさまざまな種類があるので、実際の競合数はかなり少なくなるでしょう。

ただし「〇〇市〇〇丁目〇〇番」のように狙う地域を狭めすぎると、検索するユーザー数があまりにも少なくなってしまうので、せめて市区町村までに留めておきましょう。

競合が少ない「スモールワード」を選ぶ

MEO対策のキーワードは自社に適した「スモールワード」を選ぶことが重要です。

MEO対策のキーワードには競争率の高い「ビッグワード」から、競合が少ない「スモールワード」があります。

【キーワードの例】

・ビッグワード:東京 レストラン
・ミドルワード:新宿 レストラン
・スモールワード:新宿 レストラン ディナー

このように複数のキーワードを組み合わせたスモールワードは、検索するユーザー数が少なく、狙っている競合店舗も少ないので、必然的にGoogle検索・マップに上位表示させやすくなるからです。

一見すると検索数の多いビッグワードを選んだ方が集客できそうな印象がありますが、狙っている競合店舗も多いので上位表示させること自体が難しくなるのです。

まずはスモールワードでMEO対策をしつつ、集客効果が出てきたら徐々にビッグワードを狙うのも良いでしょう。

Googleビジネスプロフィールのカテゴリに関連するキーワードを選ぶ

MEO対策のキーワードは、Googleビジネスプロフィールで設定したメインカテゴリやサブカテゴリと関連するキーワードを選ぶことも重要です。

MEO対策では「ユーザーが検索したキーワードと設定したカテゴリの関連性がどれだけ高いか」といった点が、Googleビジネスプロフィールの表示順位を決めるうえで重要な評価基準となります。

例えば、焼き鳥がメインの居酒屋でメインに「焼き鳥店」、サブに「居酒屋」を設定しているのであれば、「○○駅 焼き鳥 おすすめ」や「○○駅 居酒屋 安い」といったキーワードを選ぶのがおすすめです。

この店舗が「カレー」というキーワードを選ぶと、対策の効果が出にくくなってしまうのは火を見るより明らかです。

あくまでも「設定したカテゴリに関連するもので、実際にユーザーが検索しそうなキーワード」を意識してご自身の店舗に合ったキーワードを選びましょう。

広告費が高くなるキーワードを選ぶ

MEO対策のキーワードを選定する際は、リスティングやYouTube広告などで通常よりも費用が掛かってしまうキーワードを選ぶのも良いでしょう。

「広告費が高い」ということは、そのキーワードを使って集客したい人が多い、つまり集客効果が高いキーワードであるということを示します。

しかし、リスティング広告などは通常1クリック毎に費用が発生してしまい、当初の予定よりも広告費がかさんでしまうことも少なくありません。

一方で、MEO対策であれば同じキーワードでもクリック毎に費用が発生することがないため、実質的なデメリットなしに集客効果の高いキーワードでGoogleビジネスプロフィールを上位表示させることも可能です。

「集客率は高めたいけど、費用はかけられない」という方で、気になるキーワードがある方はGoogleキーワードプランナーなどで広告費を確認してみましょう。

MEO対策キーワードの見つけ方

MEO対策を検討しているものの「自分の店舗にピッタリなキーワードが思いつかない」という方もいらっしゃるでしょう。

そういった場合は、ユーザーがどのようなキーワードで店舗を探しているのかを調べる方法がおすすめです。

この章では、MEO対策のキーワードを見つける方法を紹介していきます。

Google検索の予測変換で調べる

MEO対策のキーワードは、Google検索の予測変換で調べる方法が有効です。

Googleには「サジェスト」という、ユーザーが検索するであろうキーワードを自動的に表示してくれる機能があります。

例えば、以下の画像のようにGoogleの検索窓に「新宿 居酒屋」と入力すると、さまざまな予測変換が表示されました。

このように入力したキーワードの後に「個室」「喫煙可」など、ユーザーが検索することが想定される候補が表示されます。

これを利用して自社の店舗と関連性の高い、またはコンセプトとあっているキーワードを見つけてみましょう。

無料のツールを使用してキーワードを調べる

MEO対策すべきキーワードは、以下の無料で使える「キーワード検索ツール」で探すのがおすすめです。

こういったツールはキーワードを見つけられるだけでなく、ひと月あたりどの程度のユーザーが検索しているかという指標である「検索ボリューム」を調べられます。

検索ボリュームを知ることでなるべく競合を避け、かつ自社の店舗にピッタリなキーワードが見つけられるようになります。

いずれのツールも無料で使えるので、まずは気軽に試してみましょう。

SNSでキーワードの需要を調べる

SNSでキーワードの需要を調べる方法も有効です。

国内で3300万人が使用するInstagramでは、Google検索と同じように情報収集を目的に利用するユーザーも増加しており、最近ではキーワード検索の機能も追加されました。

検索結果欄に表示される「件数」が多いほどそのキーワードはユーザーからの需要が高いこと予想できるため、自社が選んだキーワードにどの程度の需要があるのかを確かめてみましょう。

MEO対策キーワード選定の3つの注意点

MEO対策のキーワード選びは、ポイントを押さえることでより対策効果を高められます。

この章ではMEO対策のキーワード選びのポイントをご紹介します。

ローカルパックが表示されないキーワードは選ばない

MEO対策に有効と思われるキーワードでも、なかにはローカルパックが表示されないキーワードもあります。

ローカルパックとは、Google検索結果に3つだけ表示されるGoogleビジネスプロフィールの店舗情報です。

キーワードによって表示有無が変わるのは、検索したユーザーの意図をGoogle検索が読み取って、店舗までの地図を表示させる必要がないと判断したためです。

せっかく選んだキーワードがローカルパックが表示されないものだと、集客効果は期待できません。

MEO対策のキーワードを選ぶときは、事前にローカルパックが表示されるかチェックしておきましょう。

周辺地域以外のキーワードは選ばない

MEO対策を始めたばかりの頃は、自店舗がある地域以外のキーワードは選ばないようにしましょう。

あまりにも商圏エリアを広げすぎると、かえってGoogleマップでの上位表示が難しくなるからです。

まずは店舗周辺の地域のみでキーワードを上位表示を目指し、成果が出たらローカル検索広告を出稿したり、ホームページを作成したりして商圏エリアを拡大するのがおすすめです。

Googleビジネスプロフィールの店舗名にキーワードを入れない

Googleビジネスプロフィール初心者の方がやってしまいがちなミスですが、登録している店舗名にMEO対策のキーワードを含めてはいけません

これはガイドラインで禁止されている行為で、違反するとGoogleビジネスプロフィールの利用停止、または削除の恐れがあるからです。

例えば、このような店舗名はNGです。

  • 洋食レストラン〇〇『安い ランチ』
  • 居酒屋〇〇『個室 焼き鳥』
  • 〇〇歯科医『インプラント』

Googleビジネスプロフィールに登録する店舗名は、看板などに表記されているものと同様の「正式名称」であることが条件です。

少しでも集客効果を出そうとする工夫は必要ですが、あくまでもルールの範囲内でMEO対策をしましょう。

MEO対策のキーワードのまとめ

MEO対策ではキーワードの選定がとても重要で、キーワード次第で集客力が増減すると言っても過言ではありません。

たとえば、だれも検索しないキーワードや競合が強すぎるキーワードを選んでしまうと、どれだけ施策に時間と人員を費やしても集客につなげることはできないでしょう。

だからこそ、キーワードを選定してMEO対策を本格的にスタートするいまこそが、あなたのビジネスの命運を分ける分岐点なのです。

もし「自社に合ったキーワードを選ぶ自信がない」「MEOのプロの意見を参考にしたいという方は、ぜひ株式会社トリニアスにご相談ください。

弊社はこれまで、4,000社以上の店舗様のMEO対策をお手伝いし、上位表示率96%を実現してまいりました。

集客につながるキーワードを選定し、ビジネスプロフィールの最適化によって店舗の売上や知名度をアップさせたい方は、ぜひ弊社まで気軽にお問い合わせください(無料)。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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