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Instagramのストーリーズ投稿のやり方・メリット・事例を徹底解説

2022.04.05

Instagramのストーリーズは「自分の今」を写真や動画で気軽に投稿できることから、2016年の登場以来多くのユーザーに利用されてきました。

店舗のInstagram運営者の方の中にも、ストーリーズ機能を上手く活用したいと思っている方も多いでしょう。

しかし、「投稿方法が分からない方」や「映えるストーリーズのイメージが湧かない方」も多いと思います。

そこで今回はユーザーを意識した魅力的なストーリーズ投稿ができるように、具体的な投稿方法やメリット、お手本となる事例をまとめました。

ストーリーズとは

Instagramのストーリーズとは、写真や動画などのコンテンツを24時間限定で残せる機能です。

ユーザーの体験を気軽に投稿できる点と、スマートフォンの画面を考慮した縦画面表示が数ある投稿方法の中でも注目を集めました。

機能の実装当初は、主に個人が思い出をシェアするために投稿するために利用されることが多かったのですが、次第にビジネス情報のアピール場所として扱う企業も増えてきました。

ストーリーズを投稿するメリット

ストーリーズを使うと以下の3つのメリットが期待できます。

  • 24時間で消えるので気軽に投稿しやすい
  • スタンプでユーザーのアクションを集める
  • 足跡でアクティブユーザーを確認できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

24時間で消えるので気軽に投稿しやすい

ストーリーズの投稿は24時間経過後に自動で消え、フィード投稿のように残ることがないため、気軽に投稿できるだけでなく、アカウントの雰囲気を壊さずに済みます。

また、Instagramではあまりにも投稿が多すぎると、ユーザーから「うざい」と思われてしまいますが、ストーリーズであれば投稿がタイムラインに載ることはありません。

店舗アカウントにどうしても「今すぐにユーザーに届けたいこと」がある場合、ストーリーズを使うことでユーザーの気分を害さずにアピールができます。

「伝えたいけど、フィード投稿で残すにはハードルが高い」と思った時に、ストーリーズはとても便利な投稿方法でしょう。

GIFスタンプでユーザーのアクションを集める

ストーリーズの投稿には様々なGIFスタンプが追加でき、使用するGIFスタンプ次第ではユーザーの反応を確かめたり、自社サイトへ誘導したりできます。

例)
アンケート機能でユーザーの声を集める
・質問BOXで間接的にコミュニケーションを取る
・リンクボタンを使って、自社サイトに誘導する

店舗の「集客・売り上げ・認知」全てに役立つ機能なので、ぜひGIFスタンプを上手く利用してストーリーズ投稿を行いましょう。

足跡でアクティブユーザーを確認できる

ストーリーズには、閲覧したユーザーを把握できる「足跡」機能が存在します。

投稿を閲覧してくれたアカウントの性別や年齢、地域などを調査すると自身のターゲット層が再確認でき、どんなストーリーズを投稿すれば「ユーザーの心を掴めるか」が見えてきます。

特に何度もストーリーズを見てくれるユーザーはあなたのアカウント自体に興味を持っている可能性が高いため、こちらから「フォロー」や「いいね」をしてみるのも良いでしょう。

ユーザーが「フォローを返しやすい状態」を積極的に作り、ファンを増やしていくことが重要です。

ストーリーズの投稿方法

本章ではストーリーズの投稿方法を解説します。
各項目で抑えておきたいポイントも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

素材を選択or撮影する

アカウントのトップ画面から右から左にスワイプするか、+ボタンをタップしてストーリーズの作成画面に移動します。

作成画面に移動後、ストーリーズに使う素材を「選択」するか「撮影」をしましょう。

素材に使うのは写真と動画のどちらを選んでも大丈夫ですので、アカウントの魅力が最大限にアピールできるものを選んで下さい。

例)
・期間限定メニューの写真や映像
・その場所でしか撮ることができない物
・思わずシェアしたくなるようなマメ知識

素材が無くその場で撮影を行う場合は、撮影モードやエフェクトを変更して一工夫加えてみましょう。

エフェクトは撮影ボタンを横にスワイプすることで選択できます。

撮影モードは6種類の中から1つ選ぶことができ、それぞれタイプの違う素材が撮れるので、ご自身が撮りたいモードで撮影を始めましょう。

  • タイプ・・・写真や動画なしで、文字だけで投稿できます。
  • ブーメラン・・・リピート再生するショートムービーを撮影できます。
  • レイアウト・・・複数の写真を一画面にまとめて投稿できます。
  • ハンズフリー・・・撮影ボタンを長押しせずに動画を撮影できます。
  • マルチキャプチャ・・・複数の写真を個別に加工して同時に投稿できます。
  • レベル・・・撮影中に水平ラインを表示されます。

素材を加工する

使用する素材が決まったら、画面右上(赤枠)の選択肢をタップして加工をしていきます。

  • タイプ・・・テキストを入力できます。位置情報や他のアカウントへのメンションも可能です。
  • GIFスタンプ・・・質問BOX、アンケート機能、ハッシュタグ(#)など、機能の付いたGIFスタンプを加えられます。
  • エフェクト・・・画像全体にエフェクトを加えられます。
  • 落書き/保存・・・手書きで装飾や加工ができます。加工した画像を保存することも可能です。

投稿を完了させる

全ての加工が終了したら、画面右下の「ストーリーズ」をタップして投稿を完了させましょう。

間違えて投稿してしまった場合も後から削除ができるので安心してください。

削除は投稿したストーリーズの画面へ飛んだ後、「その他」のアイコンをタップして表示される選択肢の中から「削除」を選択して行います。

投稿以外のストーリーズの活用法

ストーリーズは投稿以外にも様々な活用法があります。

フォロワーを増やすためにも、挑戦できそうなものはトライしてストーリーズを存分に使いこなしていきましょう。

ハイライト

「反響があった投稿が24時間で消えてしまうのは勿体ない」というときに役立つ機能が、ストーリーズを再び表示できる「ハイライト」です。

やり方は簡単で投稿したストーリーズの中から、ハイライトにまとめたいものを選択するだけです。

ハイライトはジャンルごとに作成できるので、たとえば「新メニュー」、「新プラン」「店内画像」などを見ただけで来店したくなる投稿をまとめておけばユーザーの関心を集められるでしょう。

手間暇かけて作成したストーリーズを無駄にしたくないと思った方は、ぜひハイライトを利用してください。

Instagramライブ

ユーザーと直接交流できるInstagramライブもストーリーズの投稿画面から配信できます。

Instagramライブは配信中のアカウントに比較的興味があるユーザーが見に来るので、店舗の新たな魅力をアピールしたり、ユーザーが店舗に抱いてる疑問を解消できる絶好の機会です。

「コメント」などの機能を使ってリアルタイムにやり取りができるため、普段はなかなか話せないテーマやユーザーが聞いてみたいプロの話など、様々な話題について、ユーザーと意見交換をしましょう。

ファンを増やしたい店舗様には、特におすすめのアピール方法です。

リポスト

リポストは、ユーザーの投稿を引用できる機能です。

ビジネスアカウントでは主に「商品を使ってくれたユーザーの投稿」や「来店時の写真を使った投稿」に感謝の気持ちを付け加えてリポストを行っています。

ユーザーの投稿を使うので、きちんと利用許可を取るなどの細かい配慮が必要ですが、リポストはユーザーとのコミュニケーション増加や新たなファンの獲得に欠かせない機能の1つです。

ストーリーズ 導入事例

本章では、実際に企業側が行っているストーリーズを業種ごとにまとめました。

ストーリーズを導入したいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

飲食店

人気コーヒーチェーン店のスターバックスコーヒーでは、季節限定の新商品を発売するごとにInstagramに適したオシャレで脳裏に焼き付くストーリーズを投稿しています。

また、ハイライトにストーリーズをまとめておくことで、ユーザーに「何が一番の推し商品」であるかをアピールしていたり、GIFスタンプを上手く活用ことで、ユーザーを引き付ける投稿をしている点も特徴的です。

飲食店は「その瞬間に投稿をシェアできる」ストーリーズとの相性が特に良いため、新商品やイベントのアピール場所として使ってみると良いでしょう。

アパレルショップ

ファッション通販サイト大手のZOZOTOWNのアカウントでは、季節ごとの一押しファッションを一画面でまとめており、一冊のファッション雑誌を読んだ時に感じる充実感があります。

また、ユーザーの購買意欲が高い時点ですぐ商品を調べられるように、ブランドのアカウントとショップのURLをストーリー上に記入している点も特徴的です。

アパレルショップは、実際のコーディネートをまとめた短尺の動画やアンケート、質問BOXを使い、ユーザーのアクションを引き起こすストーリーズを投稿してみましょう。

フィットネスジム・スポーツジム

フィットネス動画を配信しているLEAN BODY(リーンボディ)のストーリーズは、レッスンで使われている動画の一部を切り取って投稿することで、実際のレッスンを想像させやすくしています。

また、実際に利用している方の投稿をリポストし、「ユーザーの満足度」を示すことで新規ユーザーが納得して入会できる状態にしています。

フィットネスジムやスポーツジムなどのストーリーズは、ユーザーがジムに訪れた時の状態を疑似的に体験して貰えるような投稿を行っているアカウントが多い特徴があります。

ユーザーに安心して利用してもらうために、インストラクターの顔出しや内観映像を使うなどジムの全体的な雰囲気が分かる工夫を施すと良いでしょう。

美容室

美容室「l.dorado_hair_salon」のInstagramでは、オリジナルブランドのトリートメントをPRするストーリーズがあります。

商品に興味を持ったユーザーから「いいね」や「フォロー」をもらうため、ストーリーズでは完結せずに、他の投稿も見てもらえるようにする工夫が施されています。

また所属美容師のInstagram投稿をリポストして、来店したら実現できるヘアスタイリングをイメージさせやすくしていました。

メンズ向けの美容室なので、ターゲットを惹きつけるために全体のトーンを暗くし、カッコよく仕上げているのもポイントです。

美容室は特にターゲット選定が重要な業種なので、店舗の強味が一目見ただけで分かるストーリーズを作成しファンの獲得を狙いましょう。

美容師ならではのスタイリング技術やヘアケアの仕方をまとめるのも「ハウツー系の投稿」として需要があるため、ストーリーズのネタにぴったりです。

まとめ

ストーリーズはInstagramアカウントを成長させるために重要です。

ただ画像や写真を投稿するだけでなく、素材の加工やGIFスタンプを用いて店舗へ新たな流入を呼び込めます。

ユーザーの共感を得たり、興味を惹く工夫をしながら投稿してみましょう。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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