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Instagramを複数人で管理する方法は?安全に共有・管理する方法や注意点を解説

2023.10.01

Instagramをビジネスとして運用していく中で、自社のターゲット層にはいなかった新しいユーザーの開拓や、口コミからの新規流入などが見込めます
それには、ユーザーの興味を惹くようなコンテンツを定期的に投稿することが不可欠です。

しかし、店舗・企業アカウントを運用している方の中には、「1人で運用するのが難しい」と感じている方もいらっしゃるかと思います。そんな方には複数人でInstagramアカウントを管理することをおすすめします。

今回はInstagramを複数人で共有アカウントとして利用する方法をまとめました。
Instagramをビジネス運用したい店舗・企業様におすすめの内容となっておりますので、是非最後までご覧下さい。

Instagramは複数人で管理できる

Instagramは1つのアカウントを複数人で管理できます。細かな設定は必要ないので、すぐに始められます。
1人でアカウントの管理が難しい場合、Instagramアカウントの運用を複数人で分けることで効率良く管理できます。

Instagramを複数人で共有する方法

Instagramを複数人で共有する方法はシンプルで、ログインに必要な「アカウント名」と「パスワード」を共有したい人に教えるだけで、アカウントの共有は完了します。
もし、管理者が上記2点を忘れてログインできない場合は、「パスワードを忘れた場合」を選択して再設定を行いましょう。
再設定後は、アカウントを共有したいユーザーに「アカウント名」と「パスワード」を共有すれば完了です。

Facebookアカウントではログインしない

複数人でログインする時はFacebookアカウントでのログインは必要ありません。
Facebookアカウントでログインしてしまうと、パスワードもFacebookアカウントと同じものになってしまうので注意しましょう。

複数人で使用したり、Instagram運用代行を依頼する場合は、セキュリティの面から見てもパスワードはInstagramのみで使用するパスワードを設定した方が安全です。

ログインすると他の管理者にも通知が届く

共有アカウントでのログインを行うと、他の管理者にも通知が届きます。
管理者が増えた場合は、あらかじめ他の管理者にも「新しい人が増えた」ことを共有しておきましょう。

なぜなら、事情を知らない管理者の方々が新たなログイン通知を見て「なりすまし」や「不正ログイン」を心配し、Instagram側に通報してしまう可能性があるからです。
なので、安全で円滑な運用を行うためにも「報告・連絡・相談」は密に取るようにしましょう。

共有できる人数の上限について

Instagramのアカウントを共有できる人数については正確な情報が公表されておらず、アカウント名とパスワードさえ知っていれば、基本的には何人でもログインできる状態になっています。
しかし、同じアカウントに複数の端末で同時にログインを行うと、Instagram側になりすましや不正ログインなどの可能性を疑われ、アカウント自体を凍結してしまう恐れがあります。

このことから、複数人で運用する際はタイミングをずらしてログインしたり、使用してない端末はログアウトしておくなど対策をしておきましょう。

Instagramを複数人で管理するメリットとは

Instagramを複数人で管理を行うと、1人では施策が難しかった新たなユーザー層へのリーチなど、自社のInstagramアカウントの評価が上がるきっかけになります。
この章では複数人で管理することのメリットについてご紹介していきます。

投稿を分担できる

まずは複数人で管理することで作業を分担できるのが一番のメリットでしょう。
Instagramには「フィード投稿ストーリーズリール・IGTV」など、投稿する方法に多くの種類が存在し、Instagram側からの評価を集めるには定期的にコンテンツを投稿する必要があります。
また、投稿後は、どれくらいのユーザーにリーチして、エンゲージメントを集められたかを確認して効果検証を行う必要があります。

このように、様々な種類の投稿方法があることから、初めてInstagram運営を行う方にとっては難しく感じることもありますが、こういったタスクを分担できるのがInstagramを複数人で管理するメリットの1つです。
例えば、3名で管理している場合、各管理者がそれぞれリール、ストーリーズ、フィードの投稿と役割を振り分けられます。タスクを分散することで作業効率も上がって運用に充てる時間を短縮できるので、日々の業務に専念する時間も確保しやすくなります。

投稿のアイデアが増える

Instagramの運用において、一番時間がかかるのが投稿するコンテンツの内容を考えることでしょう。
・「どんな内容の投稿がユーザーの琴線に触れるのか」
・「自社のコンテンツはユーザーの役に立っているか」
と、常にこのような事を考えながら運用していく必要があります。

1人だけで運用を続けていると、いずれアイデアも枯渇してしまう可能性があります。しかし、他の管理者から意見を集めたり、競合分析を行ってもらうことによって、今後のコンテンツの方向性が明確になり、そこからどういう内容を投稿をすればいいのか新しいアイデアも生まれやすくなります。

店舗・企業アカウントを運営する場合は、管理者全体でアカウントを盛り上げていく必要があるので、ぜひ、定期的に投稿内容についての話し合いの場を設けてみると良いでしょう。

ユーザーとのコミュニケーションが取りやすくなる

フォロワーやユーザーからの「いいね」や「コメント」に積極的に反応することで、Instagram側のシグナルが貯まっていき、アルゴリズム評価を集められます。
なので、積極的にユーザーとのコミュニケーションを取るのが好ましいですが、1人で管理している場合、コンテンツ作成や日々の通常業務に追われて対応できないことも多いでしょう。

複数人で管理を行っている場合は、曜日ごとや時間ごとのシフト制でユーザーとのコミュニケーションを取りやすい状態を保てます。
そして、ユーザーから親しみを持ってもらいやすくなり、自社独自のハッシュタグをつけた投稿や「シェア」、「リポスト」などを行ってくれる可能性が高まります。

そこから新たなユーザーにリーチして、さらにフォロワーが増えるきっかけが生まれます。
ユーザーとのコミュニケーションを取るのは新たな流入を目指すのに不可欠な要素です。それを円滑に行えるのはInstagramを複数人で管理するメリットのひとつといえます。

複数人で管理する時に気をつけるポイント

Instagramを複数人で管理・共有する時は気を付けなければならない事もあります。
この章ではそのポイントについて紹介していきます。

アカウントのトンマナを統一する

投稿に用いる画像・文字のフォント・文章の雰囲気などのトンマナは全て統一しましょう。
Instagramアカウントの運用において最も大事になってくるのは、「統一感」です。
統一感に乏しいInstagramアカウントでは、何を発信しているのか一目で判断できず、ユーザーが混乱してしまう可能性があります。
複数人で管理を行うと、投稿のテーマ性や画像の色合いなどに統一感が出ない恐れがあるので、投稿する前に、管理者同士であらかじめ内容の確認を行う方が良いでしょう。

パスワードはセキュリティを強化して管理する

不正なログインからアカウントを守るためにもパスワードの管理はしっかりと行いましょう。
おすすめの管理方法は定期的にパスワードを更新する方法です。万が一、管理者メンバーの誰かがパスワードを忘れてしまう場合もあるかと思いますが、本人確認が取れるまでは既存のパスワードを教えないようにしましょう。

また、パスワードを作成する場合はなるべく「複雑な文字列」を使用して下さい。複雑であるほど、他のユーザーには思いつかないパスワードになるので、よりセキュリティを強化できます。

誤って個人用の投稿をしない

もし、プライベートでもInstagramを使用している場合は、個人のアカウントと間違えて投稿を残してしまわないように注意しましょう。
Instagramは1つのアプリに最大で5個のアカウントが登録できます。しかもアカウントの切り替えは簡単なので、うっかり間違えてビジネス用のアカウントで個人の趣味のコンテンツを投稿してしまう可能性もあるので注意しましょう。

間違った投稿はフォロワーやユーザーに不快感を与えてしまう恐れがありますので、投稿の前に、現在、自分がどのアカウントでログインしているか必ず確認しておきましょう。

管理業務から外れるメンバーにはログアウトをお願いする

今まで共同で管理していたメンバーがInstagramのアカウント運用の業務から外れる場合は、必ず、全ての端末からログアウトをお願いしておきましょう。なぜなら、ログインしたままにしておくと、思わぬ所から自社のアカウントの個人情報が流出する危険性があるからです。
ログアウトをお願いするタイミングとしては部署異動や退職などが決まってからすぐの時が良いでしょう。

複数人でInstagramを管理する時に覚えておきたいテクニック

この章では複数人でInstagramを行う際に覚えておきたいテクニックをご紹介します。
トラブルやアクシデントを未然に防ぐ意味でも、本章でご紹介するテクニックをしっかりと活用していきましょう。

マニュアルをしっかりと作成する

複数人で管理する際は、アカウントのトンマナの設定やフォローするアカウントの基準などをあらかじめ決めておいたマニュアルを作成しておきましょう。

運用を始める前にマニュアルを作成しておけば、メンバーが入れ替わってもすぐに投稿方法や運用のフローをすぐに引き継ぐことができます。
自社のInstagramアカウントをスムーズに管理・運営するためにも、しっかりとマニュアルを作り込むことはとても重要です。

投稿時間と曜日を決めておく

Instagramでは「頻繁な投稿」よりも、「定期的かつクオリティの高い投稿」が求められます。
理想的な投稿頻度は2日に1回といわれており、投稿する曜日をあらかじめ決めておくことで、効率的なアカウントの運用が可能になります。
また、ターゲット層に合わせた投稿時間を設定することで、リーチ数エンゲージメント率の上昇を狙えます。

例えば、自社のターゲットにしたい層が20代~30代の女性であれば、平日、仕事終わりの時間帯(18:00~20:00ぐらい)に投稿、といったように、ユーザーの生活リズムを想定することでコンテンツに反応をもらいやすいタイミングが割り出せます。

ターゲット層に確実に届けるためにも投稿時間と曜日はターゲット層のペルソナを意識しておきましょう。

使うハッシュタグを設定する

使用するハッシュタグも管理メンバーの間で必ず使うべきものと、投稿の種類によって使い分けるものをあらかじめ決めておくと作業が効率化できます。
そして、必ず使用するハッシュタグとして、自身の店名など固有性の高いものと、ターゲット層によって検索される可能性が高いビッグキーワードを組み合わせると良いでしょう。

また、来店したユーザーによっては店名をハッシュタグとして投稿してくれるケースもあります。そういったユーザーが増えれば、だんだんと自社の店名や企業の名前の認知が広まっていくでしょう。
そのためにも接客の際に、「このハッシュタグで投稿をお願いします。」とお客さんに直接お願いするなどして、自社ならではのオリジナルのハッシュタグでの投稿の増加を目指していきましょう
その際、使用するハッシュタグは、検索数は少数でも強くアピールしたいものを使用すると効果的です。

ちなみに、ハッシュタグは1つの投稿に20個まで使用できるので、関連性の高いハッシュタグを数多く使用してリーチ、インプレッション、エンゲージメント率、それぞれの上昇を目指すことができます。

nstagramのアカウント共有を解除する方法

最後にInstagramのアカウント共有を解除する方法について解説していきます。 スタッフがアカウントの運用業務から外れる場合や、自社でのInstagramアカウントの運用を終了させて、ビジネスアカウントから個人アカウントへ切り替える場合などは、アカウントの共有解除を忘れずに行いましょう。

アカウントの共有をそのままにしておくと、業務から外れたスタッフによってログインに必要なパスワードなどの大事な情報が流出してしまう恐れがあります。また、間違ってプライベートなコンテンツを投稿してしまう可能性もあります。
なので、対象のスタッフのログアウトを確認した後、パスワードを変更して共有を解除しましょう。その後は、ログイン情報を間違えないよう、他の管理しているスタッフにパスワードを変更したことを共有しておきましょう。

Instagramを複数人で管理する方法のまとめ

Instagramを複数人で管理すると、今まで時間がかかっていた作業の効率化が図れたり、1人では思いつかなかったアイデアを生み出せることもあります。
ただ、アカウントの統一感が無くなったりしてしまうので、あらかじめトンマナについてのマニュアルを作成しておくことをおすすめします。
複数人でのアカウント管理は、Instagram運用に時間を掛けられなかった担当者の方にとって最適の方法ですので、ぜひ活用していきましょう。

もしも、自社のスタッフのみで管理が難しいと感じた場合はInstagramアカウントの運用代行業者に依頼するのもおすすめです。 弊社・株式会社トリニアスでもInstagramをはじめSNSの運用代行サービスや、MEO対策での中小企業の皆様の集客のお手伝いをしております。
集客についてお悩みの方はぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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