Instagramのプロフィールの編集方法とは?魅力的な書き方のコツや企業の活用事例を紹介
Instagramを利用している店舗や企業の経営者様であれば、「Instagram経由で店舗の集客率や売上をアップさせたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこで重要となるのが、ユーザーを惹きつけられる魅力的なInstagramのプロフィールに編集することです。
しかし、実際に編集しようとしても方法がわからない方や、どのようなポイントに注意すれば良いかわからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、Instagramのプロフィールの編集方法や魅力的な書き方のコツについて解説します。
企業が実際にプロフィールを活用している事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
Instagramプロフィールとは?
Instagramのプロフィールとは、自社が「どのようなアカウントか」「どのような情報を発信しているのか」を他のユーザーに知ってもらうための場所で、2022年9月現在は主に以下のような項目で構成されています。
プロフィール画像 | アカウントの「顔」となる写真を設定できる |
---|---|
名前 | ユーザーがプロフィールを見たときに表示される名前を設定できる |
ユーザーネーム | Instagramへのログインにも使用するアカウントのIDを設定できる |
自己紹介 | 150文字以内でアカウントの紹介文を入力できる |
リンク | 自社のホームページやウェブサイトへのリンクを入力できる |
Instagramのユーザーは「いいね」や「発見タブ」で気になる投稿を見つけたときに、「どんなアカウントが投稿しているのだろう」とプロフィールにアクセスすることが多いです。
そのため、プロフィールは他のユーザーが最初に目にする場所であり、アカウントの第一印象を決める部分でもあります。
このときにプロフィールが簡素なままだと、せっかく見に来てくれたユーザーが興味を失い、フォローせずにページを離れてしまいます。
アカウントのフォロワーを増やしたりInstagram経由で店舗に集客するためには、プロフィールを充実させることが非常に重要と言えるでしょう。
Instagramプロフィールを編集する方法
まだInstagramのプロフィールを編集したことがない方のために、方法をおさらいしておきましょう。
まずは自社のInstagramアカウントにログインします。
自社のプロフィールページを開いて「プロフィール…」ボタンをタップする
Instagramのホーム画面右下の「人型のマーク」をタップして、自社のプロフィールページを開いたら、プロフィール画像下の「プロフィール…」ボタンをタップします。
「プロフィールを編集」のページで各情報を編集する
「プロフィールを編集」のページを開いたら、「プロフィール画像」「名前」「ユーザーネーム」「自己紹介」などをタップすることで編集ができます。
Instagramの自己紹介の効果的な書き方
自己紹介は、自社のプロフィールにアクセスしてきたユーザーにどんなアカウントかを知ってもらうために重要な項目です。
以下のポイントをおさえて、店舗の集客率や売上アップに効果的な自己紹介を書いてみましょう。
一行目で「何者」かを明確に伝える
自己紹介の一行目には、「自社が何者なのか」がユーザーに明確に伝わる以下のような内容を記載しましょう。
Instagramでどんな情報を発信しているか どんな商品やサービスを扱っているのか特に一行目の内容は、プロフィールにアクセスしてきたユーザーが自己紹介の「続きを読む」を押さずに読めるため、最もユーザーの目に付きやすい部分です。
そのため一行目の内容を雑に記載すると、それを見たユーザーに「よくわからないアカウントだ」と判断されてしまいます。
より多くのユーザーに自社の魅力を知ってもらうためにも、自己紹介の一行目には「何者」かが明確に伝わる内容を記載しましょう。
自社の強みをアピールする
多くの店舗や企業がInstagramを利用しているので、競合に負けない強みを自己紹介に記載してユーザーにアピールしましょう。
「自社の強み」の例は以下の通りです。
このように「No.1」「3年連続」といった具体的な数字を交えることで、よりユーザーの興味を引きやすい自己紹介になるでしょう。
ユーザーがフォローするメリットを記載する
プロフィールの自己紹介には、ユーザーが自社のアカウントをフォローするメリットを記載しましょう。
なぜなら、自社がどんなアカウントなのかをユーザーに理解してもらえたとしても、必ずフォローしてもらえるとは限らないからです。
そこで、自己紹介に以下のような「自社アカウントをフォローするとこんなメリットがある」とユーザーが感じる内容を記載して、フォロワーの獲得を狙いましょう。
これらの内容を見てユーザーにメリットを感じてもらえば、フォローされやすくなるでしょう。
誘導したいサイトのURLを記載する
プロフィールの自己紹介には、ユーザーを誘導したい以下のようなサイトのURLを記載しましょう。
Instagramでは自己紹介にURLをそのまま入力してもただの文字列で表示されてしまい、タップしただけではサイトへアクセスできません。
サイトのURLをプロフィール編集画面の「リンク」に登録することで、自社の商品やサービスに興味を持ったユーザーを直接誘導できます。
また、以下の画像のようにURLの上に「どのようなサイトにアクセスできるのか」「どのようなアクションをして欲しいか」を記載しておくと、ユーザーを誘導しやすくなるでしょう。
「改行」と「空白」を活用して読みやすくする
自己紹介は「改行」と「空白」を活用して、ユーザーが読みやすい文章にしましょう。
ユーザーに自社の魅力を少しでも多く知ってもらおうと長文を書いてしまうと、かえって読んでもらえなくなる可能性があります。
そこで、自己紹介は以下の画像のように「箇条書き」または「一文を短く」することで、ユーザーが読みやすくなります。
このように、一文につき伝えたい内容をひとつに絞り、「改行」と「空白」を活用することでユーザーが読みやすい自己紹介を書きましょう。
Instagramプロフィールを魅力的に編集するポイント
自己紹介以外のプロフィールも充実させて、ユーザーに自社の魅力をアピールしましょう。
ここからは、プロフィールを魅力的に編集する以下のポイントを紹介します。
「プロフィール画像」はアカウントのテーマが伝わる画像を設定する
プロフィール画像は自社のプロフィールページにアクセスしたユーザーが最初に目にする部分のため、一目見ただけでアカウントのテーマが伝わる画像を設定しましょう。
例えば、店舗のアカウントの場合は外観や看板、ロゴの画像を設定することで、ユーザーに「どんな店舗なのか」「どんな商品・サービスを扱っているか」を瞬時に伝えやすくなります。
その際、プロフィール画像は設定する「サイズ」「構図」に注意しましょう。
画像の推奨サイズはInstagramによって公表されていませんが、200ピクセル × 200ピクセル程度の正方形であれば不自然に引き伸ばされたりぼやけたりすることはありません。
また、プロフィール画像は通常の投稿の写真と異なり丸型に表示されるため、画像の角部分に写っているものは見切れてしまいます。
そのため、特にユーザーにアピールしたい被写体が画像の中央部分に写るように構図を工夫しましょう。
「名前」と「ユーザーネーム」で自社名や発信内容をアピールする
プロフィールの「名前」と「ユーザーネーム」では、自社名や発信内容を設定してユーザーにアピールしましょう。
「名前」はカタカナや漢字、英数字を自由に使用できるので、「店舗名」「業種」「新商品」「サービス名」などを設定することで、他のユーザーにどんなアカウントなのかが伝わりやすくなります。
例えば以下のような「名前」がおすすめです。
また、期間限定メニューの販売やイベント、キャンペーンを開催している場合は、そのタイミングに合わせて「名前」の【 】部分を変更することで、よりユーザーの興味を引きやすくなるでしょう。
「ユーザーネーム」は自由な文字列を入力できる「名前」と異なり、英数字や一部の記号のみしか使用できません。
シンプルに「店舗名+業種、発信内容」などの組み合わせで、ユーザーにアカウントをアピールしましょう。
「ハイライト」を活用する
Instagramのプロフィールに表示されるハイライトを活用して、自社の魅力を効果的にユーザへ伝えましょう。
ハイライトとは、投稿してから24時間で消えてしまうストーリーズをテーマごとにまとめてプロフィールに表示できる機能です。
以下の画像のような丸型のアイコンをタップすることで、まとめてあるストーリーズを視聴できます。
ハイライトにまとめることで視覚的に自社の魅力をユーザーに伝えられるので、効果的に活用して集客率や売上のアップに役立てましょう。
Instagramプロフィールの活用事例
他の店舗や企業はどのようにInstagramのプロフィールを活用して、集客に役立てているのでしょうか。
ここからは、業種別の活用事例をいくつか紹介します。
飲食店
牛丼チェーンとして有名な吉野家は、通販サービス情報を「おうち吉野家」のアカウントで発信しています。
「プロフィール画像・ユーザーネーム・名前」にきちんと店舗名を入れることで、一目見ただけでハッキリと「あの吉野家だ」とユーザー側が認知できます。
自己紹介文も改行やハッシュタグを使うことで見やすくなっており、ユーザーが「商品が欲しい」と思った瞬間にすぐ購入できるようURLも記載されているのもポイントです。
2018年ごろから女性を中心にインスタ映えを狙う写真が大量に投稿され「タピオカブーム」の火付け役となったゴンチャの公式アカウントも、見え方を意識したInstagramプロフィールを作っています。
文章の最後に絵文字を入力することで、自己紹介が一際おしゃれな雰囲気に仕上がっています。
また、ハッシュタグを付けて自社の商品の写真を投稿するように促すことで、ユーザーとの交流を深める機会を作っているのもポイントです。
ジム
ティップネスグループのInstagramアカウントは、ハイライトの数が非常に多いのが特徴です。
ジムの従業員やお客様を巻き込んだ取り組みの活動報告を、それぞれテーマごとにハイライトでまとめています。
また、こちらのジムはチェーン展開をしていることもあり、>自己紹介の最後にはユーザーが近くのお店を見つけられるように店舗検索のリンクを記載しているのも工夫の1つです。
美容サロン
美容室LIPPS(リップス)のInstagramプロフィールは、「カッコつけていこう」という目を引くキャッチコピーを記載したインパクトの強い「名前」が特徴です。
そのあとの自己紹介の一行目で「メンズが行きたいサロンNo.1受賞」という自社の強みをアピールしており、プロフィールを一目見ただけで「このサロンに行けば自分もカッコよくなれるかも」と思わせるような魅力があふれています。
整骨院
𝗶𝗖𝘂𝗿𝗲 鍼灸接骨院グループのInstagramプロフィールは全体の配色が統一されており、清潔感のある雰囲気です。
ハイライトも整骨院ならではのテーマでまとめられており、ユーザーが思わずストーリーズを視聴したくなる工夫がされています。
また、自己紹介にYouTubeの「検索キーワード」を記載することで、プロフィールの「リンク」にURLを登録することなく、自社チャンネルへの誘導に成功しています。
学習塾
武田塾のInstagramプロフィールの自己紹介では、ターゲット層が検索するであろうキーワードやハッシュタグを自己紹介に記載することで、見込み客にリーチしやすい状態にしています。
ハイライトでは科目別に昨日よりも賢くなれるマメ知識をまとめ、受験生をはじめとするユーザーの知的好奇心を刺激したり勉強の意欲を掻き立てたりすることに成功しています。
まとめ
今回は、Instagramのプロフィールについて解説しました。
プロフィールはユーザーが最初に目にする重要な場所で、完成度次第ではフォロワーを増やせるほどの力を秘めています。
本記事を参考にプロフィールを充実させて、Instagramを店舗の集客率や売上のアップに役立てましょう。
なお、プロフィールを編集する時間や人員を確保できない場合は、Instagram運用代行サービス会社に委託するのもひとつの手段です。
弊社では、中小企業や店舗様を中心にInstagramの運用をサポートしております。
「店舗業務が忙しくて、Instagramを更新する時間がない」
「毎日のように更新しているけど、なかなか運用の成果が出ない」
「今よりもフォロワーを増やしたい」
など、お悩みの方はぜひ弊社まで気軽にご相談ください。
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