Instagram運用で集客・売上アップを実現する45個のポイントを公開!
Instagramを運用している、またはこれからビジネスに活用する予定の方へ。
「運用しているけど集客につながらない」
「投稿を続けてもなかなかフォロワーが増えない」、このような悩みはありませんか?
Instagramは正しい運用方法を理解することで、劇的にアカウントを伸ばすことが可能です。
本記事ではInstagram運用において抑えておくべき重要なポイントを「全10テーマ/45のポイント」としてまとめました。
Instagramを運用して、新たな顧客層を開拓したい、さらなる集客・売上アップに繋げたいという担当者の方はぜひ、最後までご覧ください。
Instagram運用の基本目的とは?フォロワー増加だけではない真の目的
Instagram運用の一番の目的は、投稿を通じてお店のブランディングや売上を向上につなげることです。
目的を達成するためには、フォロワーの増加が必要不可欠といえるでしょう。
しかし、ただフォロワー数を増やしただけでは意味がありません。
集客につなげるために大切なのは、Instagramを通じてあなたの「ファン」を獲得することだからです。
単純にフォロワーを獲得することが目的ならば、見た目だけを意識した「インスタ映え」の投稿やプレゼントキャンペーン、インフルエンサーとのコラボレーションといった施策をすれば増えるでしょう。
最終的な手段としては、フォロワーを購入するというリスクの高い方法もあります。しかし、フォロワー数が増えただけでは、集客や売上にはつながりません。
あなたのお店や商品、サービスには興味がないユーザーがほとんどだからです。
Instagramの運用をする際は「フォロワーを増やせば良い」という誤った考えにとらわれず、あくまで商品の売上を目的とした運用を心がける必要があります。
フォロワー数は確かに重要な要素の一つですが、ターゲットとなるユーザーに商品の魅力を伝え、購買意欲を引き出すことが目的であることを忘れないことが重要です。
成果から逆算して運用目的を設定する
この章ではInstagram集客の成果から逆算して運用目的を設定することの大切さについて解説します。
主に以下の2点です。
- 運用の目的を明確に設定する
- 目的に合わせたゴール設定をする
1.運用の目的を明確に設定する
Instagram運用を成功させるためには、まず運用の目的を明確に設定することが大切。運用目的をハッキリさせることで、自社がやるべき施策内容が定まるからです。
たとえば、Instagramを通じて「自社のブランド認知を拡大したい」「ECサイトの売上を伸ばしたい」といった目的がある場合、アカウントの運用戦略はそれぞれ異なります。
ブランド認知を目指す場合では、取るべき施策やKPI(目標達成度を評価するための指標)として目指すべき評価基準が変わってきます。
Instagramでブランド認知を高めることを目指す場合、運用目的ごとに施策やKPIは異なります。
たとえば、ブランド認知度の向上を目的とする場合、施策内容としてビジュアルコンテンツの一貫性やハッシュタグ戦略、広告活用が挙げられます。
一方、KPIはインプレッション数やリーチ数、新規フォロワー数と評価基準が変わってきます。
2.目的に合わせたゴール設定をする
次に、目的に合わせたゴールの設定も非常に重要です。
目的と一致するゴールがあることで、チームや関係者が同じ目標に向かって協力しやすくなるからです。
たとえば、ECサイトの売上向上を目的とする場合、ゴールとして「半年後にECサイトへの月間訪問者数を1,000人にする」といった具体的な数値を掲げます。
また、自社ブランドのファン獲得を目指すのであれば「半年以内にフォロワーを1万人に増やし、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を1,000件発生させる」ことをゴールとすることが考えられるでしょう。
Instagramの基本を正しく理解する
Instagramは、写真や動画を中心にしたSNSで、視覚的なコンテンツが重要な役割を果たしており、ユーザーは美しい写真や動画を見たり、共有したりするために利用しています。
そのため、投稿内容も視覚的に魅力的であることが求められます。
この章では、Instagramの基本について6つの項目に分けて解説しています。
- Instagramはビジュアルに特化したSNSである
- Instagramは情報収集の場でもある
- オリジナルな口コミ情報を見つけるためのツール
- コンテンツの保存機能とコレクション
- N=1の実際のユーザー像を重視した発信が重要
- ユーザーの深層心理(インサイト)を捉えることが成功の鍵
1. Instagramはビジュアルに特化したSNSである
Instagramの最大の特徴は、写真や動画などの視覚的コンテンツを中心としたSNSであることです。
例えばTwitter(現:X)が短文のメッセージを主体としているのに対し、Instagramはユーザーが美しい写真やクリエイティブな動画を投稿することで人気を集めています。
投稿写真のクオリティが重要であり、視覚的に魅力的なコンテンツを作ることがフォロワーの獲得に影響します。
商品やサービスの魅力を伝える際にも、クオリティの高い画像や映像を使ってその価値を視覚的に表現することが求められるのです。
2. Instagramは情報収集の場でもある
Instagramは、単なる写真共有アプリではなく、多くのユーザーが商品やサービスを探すための情報収集ツールとしても利用されています。
特に、ハッシュタグを活用して検索する行為は「タグる」と呼ばれ、流行の情報や特定のトピックに関連する投稿を見つけるのに役立ちます。
ユーザーは興味のある商品やサービスを検索し、その結果を参考に購買を決定することが多いため、企業にとっても自社の投稿が検索されやすい状態を作ることが大切です。
3. オリジナルな口コミ情報を見つけるためのツール
InstagramはGoogle検索とは異なり、ユーザーが主観的な口コミ情報を得るための場でもあります。
従来の検索エンジンでは、第三者が提供する客観的な情報を得ることが一般的ですが、Instagramでは、インスタグラマーやユーザーが自ら発信したオリジナルの体験談や感想が見つけやすいのが特徴です。
たとえば、あるレストランについて、実際にその場を訪れた人のリアルな声が反映された投稿が多く存在し、それをハッシュタグ検索することでユーザーはより現実的な情報を得られます。
主観的な口コミは、信頼性が高く、ユーザーにとっても参考になるでしょう。
4. コンテンツの保存機能とコレクション
Instagramには興味のある投稿を保存してフォルダ分けできる機能があり、多くのユーザーがこの機能を利用しています。
特に若い世代や女性ユーザーの間では、気に入った投稿をカテゴリーごとに整理して保存する行動が広がっています。
たとえば「旅行」や「ファッション」「料理」などのテーマごとにフォルダを作成し、後で簡単にアクセスできるようにしています。
この保存機能を活用することで、ユーザーは自分の興味やニーズに合わせた情報を効率的に管理できます。
企業も、保存されやすい魅力的なコンテンツを提供することで、長期的に顧客の関心を引き続けることができます。
5. N=1の実際のユーザー像を重視した発信が重要
Instagramの運用では、抽象的なペルソナ設定だけではなく、実際のユーザー情報に基づいたコンテンツ作りが成功の鍵となります。
多くのマーケティングで用いられるペルソナは、架空のユーザー像を作り上げて戦略を立てますが、Instagramでは実際のユーザー像に近いN=1の視点でコンテンツを発信することが重要です。
ユーザーインタビューやアンケート調査などを基に、実際に利用している数名のユーザーを想定し、その人たちに響くコンテンツを作ることで、より効果的なマーケティングが可能となります。
6. ユーザーの深層心理(インサイト)を捉えることが成功の鍵
Instagramでは、ユーザーの表面的なニーズではなく、深層心理(インサイト)を理解することが非常に重要です。
たとえば、ダイエットに関する投稿では、プロのトレーナーが教える厳しいトレーニング方法よりも、1分でできるストレッチや簡単なヘルシーレシピの投稿の方が人気を集めます。
ユーザーが無理なく実践できる内容に共感を覚えるためです。
Instagramは共感を基盤としたプラットフォームであるため、ユーザーが無意識のうちに求めているものを理解し、それを満たすコンテンツを提供することで実際の集客効果が高まりやすくなります。
これらのポイントを押さえることでInstagramの基本概念の理解が深まるでしょう。
正しいアカウント設計が成功の鍵
Instagram運用で集客や売上アップを実現するためには、正しいアカウント設計が必要です。
この章では6つの重要なポイントに分けて、成功するための設計方法を詳しく解説します。
- ビジネスアカウントに切り替える
- ニーズのあるジャンルを選ぶ
- 「誰に・何を」発信するかを明確にする
- 競合アカウントとの差別化を図る
- コンセプトを一言で表現する
- 名前やプロフィール文でベネフィットを表現する
1. ビジネスアカウントに切り替える
Instagramをビジネスアカウントに切り替えることはアカウント運用の基本です。
ビジネスアカウントにすることで次のようなメリットが得られます。
インサイト機能が使える
インサイト機能とはInstagramが提供する公式の分析ツールで、詳細な投稿の効果やフォロワーの行動の確認が可能です。
広告機能が使える
Instagramの広告機能でターゲットユーザーに向けた投稿を配信し、集客や売上の向上につながりやすくなります。
公開プロフィールが拡充する
会社の連絡先やウェブサイトなどの情報をプロフィールに掲載することで、企業としての信頼性の向上が期待できるでしょう。
もし、現在個人アカウントで運用している場合は、ビジネスアカウントにすぐに切り替えましょう。これにより、プロフェッショナルな運用が可能になります。
2. ニーズのあるジャンルを選ぶ
Instagramアカウントが伸び悩む理由の一つは、発信しているジャンルにニーズがないことです。
自社の商品やサービスが関わるテーマを選ぶのは重要ですが、それ以上にユーザーが求めている情報やコンテンツを提供することが大切です。
例えば、スキンケアブランドの場合、自社商品だけを紹介するのではなく、商品の詳しい使い方や美容のコツなど、ターゲットが興味を持つ情報を提供することで、多くのフォロワーを引きつけることができます。
このように、ニーズのあるジャンルを選ぶことが成功への鍵となるでしょう。
3. 「誰に・何を」発信するかを明確にする
アカウント運用を始める前に、ペルソナやカスタマージャーニー(顧客が商品やサービスを認知して購入に至るまでのプロセス)を定義し「誰に何を発信するのか」を明確にしておくことが重要です。
この設定ができていないと、運用中にコンセプトがぶれ、結果としてどの層にも響かないアカウントになってしまいます。
ユーザーがどんな情報を求めているか、どのような課題を抱えているかを理解したうえで、適切なコンテンツを発信することが大切です。
ターゲットにしっかりと届くアカウント運用が可能になります。
4. 競合アカウントとの差別化を図る
Instagramでは、ユーザーが数多くのアカウントから自分が興味を持つものだけをフォローします。競合アカウントとの差別化が不可欠といえるでしょう。
同じジャンルであっても、独自のキャラクターや視点を持ったアカウントにすることで、他のアカウントと違った価値を提供することができます。
たとえば、スキンケア関連のアカウントでも、30代のOLのキャラクターが美容方法を紹介している設定にするなど、オリジナリティを出すことが重要です。
競合との差別化を意識し、独自の魅力を持ったアカウントを作りましょう。
5. コンセプトを一言で表現する
アカウントのコンセプトは、わかりやすく一言で表せるようにします。
ユーザーが「〇〇といえば△△」といった形で、すぐにそのアカウントの特徴を理解できることが理想です。
もし一言で表せない場合は、まだコンセプトが明確でない場合があります。ユーザーが何のアカウントなのかを理解しやすくするために、改めてコンセプトを練り直すことが必要です。
たとえば「コスパ良好な予算1万円の旅行プラン紹介」というように、具体的でキャッチーな表現を心がけるのがポイントです。
6. 名前やプロフィール文でベネフィットを表現する
コンセプトが決まったら、アカウント名やプロフィール文でそのコンセプトをしっかりと表現しましょう。ユーザーがフォローする際、必ず一度プロフィールを確認するため、コンセプトは非常に重要です。
名前やプロフィール文で、アカウントの魅力やユーザーにとってのベネフィット(物事を利用することで得られる利益)をわかりやすく伝えることで、フォロワーが増えやすくなります。
たとえば「30代女性向け簡単メイク術」など、フォローすることで得られるメリットが一目でわかるプロフィール文を作成しましょう。
これらの6つのポイントを押さえて、正しいアカウント設計を行うことで、Instagram運用が成功しやすくなり、集客や売上アップにもつながりやすくなります。
Instagramアルゴリズムを理解して運用する
Instagramのアルゴリズムを理解して運用することは、フォロワーを増やし、集客や売上をアップさせるための重要な要素です。
しかし、単に投稿数を増やしたり、ハッシュタグに頼ったりするだけでは十分な効果は期待できません。
そこで、この章では効果的なアルゴリズムに基づいた運用方法を詳しく解説していきます。
- フォロワーが増えるロジックを理解する
- ハッシュタグに過度に依存しない
- プロフィールアクセス率とフォロワー転換率の管理
- 保存率とホーム率に注目する
- 既存フォロワーとの結びつきを強化する
- フォロワー外にリーチするための工夫をする
1.フォロワーが増えるロジックを理解する
フォロワーを増やすには、まずフォロワーが増える一連の流れ、つまりフォロワーが増えるためのロジックを理解することが欠かせません。
自社のアカウントでどの段階がボトルネック(業務や生産性に悪影響を及ぼしている工程や箇所)になっているのかを特定し、その部分を改善していくことが大切です。
たとえば、プロフィールの魅力や投稿の質がフォロワー増加のポイントになります。
2.ハッシュタグに過度に依存しない
多くの人がInstagram運用でハッシュタグに注力しがちですが、ハッシュタグからの流入は実際にはそれほど大きくありません。
重要なのは、ユーザーの深層心理に基づいたコンテンツを作成し、アルゴリズムがそのコンテンツを認識しやすくすることです。
ハッシュタグよりも、フォロワーが保存したくなるような有益なコンテンツを提供することを優先しましょう。
3.プロフィールアクセス率とフォロワー転換率の管理
たとえ、投稿がバズったとしても、プロフィールアクセス率やフォロワー転換率が低ければフォロワーは増えません。
たとえば、コスメ関連のアカウントでは「プロフィールアクセス率が1〜3%」「フォロワー転換率が5〜10%」といった基準があります。
これらの数値を向上させるために、アカウント設計を工夫し、最適化することが必要です。
4.保存率とホーム率に注目する
保存率とホーム率は、投稿のリーチを伸ばすための重要な指標です。
保存率は投稿の質を表し、ホーム率はアカウント全体の質を示します。
これらを高めることで、より多くのアカウントの発見欄に表示され、フォロワー以外のユーザーにもリーチしやすくなります。
フォロワー外からも注目される「バズ投稿」を生み出すことが可能になります。
5.既存フォロワーとの結びつきを強化する
ストーリーや投稿が既存フォロワーに上位表示されるかどうかは、アカウントとフォロワーの結びつきが重要です。
ストーリーやライブ配信などを活用してフォロワーとの接点を増やし、滞在時間を延ばすことでフォロワーとの結びつきを強化しましょう。
このような取り組みを実施することによって、アルゴリズムはアカウントの価値を一層高く評価し、結果としてフォロワーに対して優先的に表示される可能性が高まります。
6.フォロワー外にリーチするための工夫をする
フォロワーを増やすためには、既存フォロワー以外のユーザーに投稿を見てもらう必要があります。
投稿はまず既存フォロワーに表示され、その後フォロワー外に広がるため、既存フォロワーから高い評価を得ることが大切です。
特に、いいねよりも保存数が重要な評価基準となっているため、ユーザーが保存したくなるような有益なコンテンツを発信することがポイントです。
このように、アルゴリズムに基づいた正しい運用を行うことで、より効果的にInstagramでの集客・売上アップを実現できるでしょう。
適切な運用施策で集客力を高める
Instagram運用において、効果的な施策を実施することは集客力を向上させるために非常に重要です。リーチやエンゲージメントを高めるためには、以下のポイントを意識した運用を行いましょう。
- 保存率が高い投稿を意識的に作成する
- 滞在時間を増やす仕掛けを工夫する
- ストーリーズで定期的にフォロワーと接点を持つ
- インスタライブでフォロワーと双方向のコミュニケーションを図る
- ユーザーが参加したくなる企画を設計する
- 施策を目的に応じて使い分ける
それでは、それぞれについて解説していきます。
1.保存率が高い投稿を意識的に作成する
リーチを伸ばすために、保存されやすい投稿を発信することが重要です。
情報量が多く有益なコンテンツや、比較対象が分かりやすい投稿などが保存されやすい傾向にあります。
たとえば、店舗情報や商品レビューなど、保存しておきたいと感じる投稿を目指しましょう。常にPDCAサイクルを回し、保存率の高い投稿を作成できるように心がけることが大切です。
2.滞在時間を増やす仕掛けを工夫する
Instagramでは、ユーザーが長く滞在する投稿やアカウントが評価される傾向にあります。プロフィールにハイライトを効果的にまとめたり、投稿の内容やボリュームを工夫したりすることで、滞在時間を増やすことができます。
また、インスタライブも有効な手段です。滞在時間を意識して、ユーザーが長く興味を持ち続けるコンテンツを提供しましょう。
3.ストーリーズで定期的にフォロワーと接点を持つ
ストーリーズは、フォロワーと日常的に接触できる貴重な機能です。
ストーリーズを頻繁に投稿することで、フォロワーが定期的にアカウントをチェックしやすくなります。
画面の左側に表示されやすいアカウントを維持するためには、日々魅力的なコンテンツを発信することが重要です。
4.インスタライブでフォロワーと双方向のコミュニケーションを図る
インスタライブはフォロワーとの双方向コミュニケーションを促進し、エンゲージメントを高める手段として有効です。
インスタライブを定期的に開催し、フォロワーからの質問にリアルタイムで答えることで、ユーザーとの距離が縮まります。
双方向的な交流がフォロワーを濃いファンに育てるポイントとなるでしょう。
5.ユーザーが参加したくなる企画を設計する
そして、キャンペーンやストーリーズ施策では、いかにユーザーが積極的に参加したくなるかが成功の鍵となります。質問を募集してストーリーで公開するなど、ユーザーが楽しく参加できる企画を工夫しましょう。
参加しやすいルールや魅力的な報酬を設定することで、より多くのユーザーにアプローチできます。
6.施策を目的に応じて使い分ける
Instagramの運用では、施策の数を増やすだけでは効果は得られません。
重要なのは、目的に合わせた施策を適切に実施することです。
たとえば、フォロワーを増やしたい場合とエンゲージメントを高めたい場合では、必要な施策が異なります。
「保存率」や「ホーム率」などの数値を分析し、どの施策が最適かを判断した上で運用しましょう。
運用でPDCAサイクルを効果的に回す
Instagram運用で集客や売上をアップさせるためには、PDCAサイクルを正しく回すことが大切です。
この章では、日々の運用で重要なポイントを押さえ、効果的にPDCAを回す方法を解説します。
- 重要な数値をレポートに記録する
- 数値をもとにボトルネックを特定する
- 数値を見て次のアクションを決める
- Instagram運用に知識と経験のある担当者を配置する
- 新規フォロワーだけでなく、濃いファンを獲得する
- 認知拡大だけでなく売上にもつなげる
1.重要な数値をレポートに記録する
まず、Instagram運用では「ホーム率」や「保存率」などの重要な数値をしっかりと記録することが基本です。
これらの数値はアカウントの状態を示す指標であり、成長のためには常にその推移を追う必要があります。
定期的にレポートを作成し、どのように数値が変動しているかを確認しましょう。
2.数値をもとにボトルネックを特定する
次に、記録した数値を分析し、アカウントの改善点やボトルネックを見つけることが重要です。
たとえば、「保存率」や「ホーム率」「プロフィール遷移率」などの数値を比較し、最も改善の余地がある部分を特定しましょう。
ボトルネックを解消することで効果的な施策を打ち出すことができます。
3.数値を見て次のアクションを決める
「保存率」や「ホーム率」は特に注目すべき数値であり、これらが高い水準を維持できるかが運用の鍵です。
具体的には、保存率が2%、ホーム率が50%を目標とします。この目標をクリアすれば、月間3万フォロワーを増やすことも可能でしょう。
4.Instagram運用に知識と経験のある担当者を配置する
Instagram運用は、担当者の経験や知識が成功に大きく影響します。
特に数値目標の設定やフォロワー増加のスピード感は、経験がないと難しい場合があります。
また、ジャンルや運用目的によってもKPI(目標達成度を評価するための指標)は異なるため、Instagram運用に知見のある担当者を配置することが望ましいです。
もし社内に専門家がいない場合は外部の支援を検討するのも一つの方法です。
5.新規フォロワーだけでなく濃いファンを獲得する
そして、ただフォロワーを増やすだけではなく、自社に興味を持ってくれる「濃いファン」を獲得することが重要です。
フォロワー数を増やすためにプレゼント企画を多用する手法は一時的には有効ですが、自社のコンテンツに関心がないフォロワーを集めてしまうおそれがあります。
結果的にホーム率が下がり、フォロワーが伸びにくいアカウントになる場合があるため、慎重に取り組むことが求められます。
6.認知拡大だけでなく売上にもつなげる
Instagram運用の最終目的が集客や売上アップである場合、フォロワーを増やすだけでは不十分です。
フォロワーを購買行動に繋げるための導線をしっかり設計しましょう。
たとえば、ハイライトやストーリーズのリンク、プロフィールリンクを活用して、ユーザーをスムーズに商品購入ページへ誘導することが大切です。
誘導の工夫次第で売上に直接つながる効果を得ることができます。
PDCAサイクルを正しく回し、数値を基にした改善を積み重ねていくことで、Instagram運用を通じて集客や売上アップを実現できるでしょう。
Instagram広告を活用して効果的に集客する
Instagram広告を活用することで、ターゲットユーザーに効果的にアプローチし、集客や売上アップを目指すことができます。
Instagram広告とは、Instagram上で提供される広告のことで、企業や個人が商品やサービスを多くのユーザーにアピールするためのツールです。
この章では、Instagram広告を活用して集客効果を高めるための5つのポイントを紹介します。
- ターゲット設定を細かく行う
- 見た目で引きつけるクリエイティブを設定する
- フォーマットを工夫する
- エンゲージメントを重視する
- データを分析して改善する
それでは、それぞれについて解説していきます。
1. ターゲット設定を細かく行う
Instagram広告の最大の強みは、ユーザーの属性や行動に基づいた細かいターゲティングができることです。年齢や性別、居住地、興味関心などを具体的に設定することで、広告が見込み顧客に届きやすくなります。
たとえば、特定の地域に住んでいる20代女性に向けてファッションアイテムを販売する場合、そのターゲットに合わせた条件を設定することで、効率的な集客が期待できます。
2. 見た目で引きつけるクリエイティブを設定する
Instagramは視覚情報を重視したプラットフォームです。
そのため、広告に使用する写真や動画は、視覚的にインパクトがあり、ブランドや商品の魅力を一目で伝えられるものにしましょう。
高画質な画像や躍動感のある動画を使うことで、ユーザーの興味を引き、広告をクリックしてもらう確率が高まります。
3. フォーマットを工夫する
Instagramには、フィード広告やストーリーズ広告、リール広告など、複数の広告フォーマットがあります。
たとえば、フィード広告はスクロール中に自然に表示され、ストーリーズ広告は短時間でインパクトを与えられるのが特徴です。
商品やサービスの特性に合ったフォーマットを選ぶことで、効果的にユーザーにアプローチできます。
4. エンゲージメントを重視する
広告を出す際には、ただ見てもらうだけでなく、ユーザーとのエンゲージメント(いいねやコメント、シェアなど)を意識しましょう。
エンゲージメントが高い広告は、さらに多くの人に拡散されやすくなります。
広告のキャッチコピーやデザインを工夫し、ユーザーが思わず反応したくなるような内容にすると、集客効果が向上します。
5. データを分析して改善する
広告を配信した後は、そのパフォーマンスを定期的に分析しましょう。
どれだけのユーザーにリーチしたか、どのくらいのエンゲージメントが得られたかを確認し、必要に応じてターゲット設定や投稿内容を改善していきます。
データに基づいて広告内容を調整することで、次回の広告でより高い効果が期待できます。
以上のポイントを押さえることで、Instagram広告を活用して効果的に集客し、売上アップにつなげることができます。
必要に応じて専門家を活用する
この章では、Instagram運用を成功させるために外部の専門家の活用方法を解説します。
具体的には以下の5つのポイントに分けられます。
- 課題を明確にする
- 運用支援サービスの種類を理解する
- 目的に応じた支援会社を選ぶ
- 成果が投資に見合うか検討する
- 専門家を頼るタイミングを見極める
1. 課題を明確にする
Instagram運用でフォロワーがなかなか増えない場合、まずは運用上の課題を明確にしましょう。
投稿の頻度や内容、ターゲットに合わせたハッシュタグの使い方などを見直すことで、解決できる問題もありますが、専門的な知識や経験が必要な場合もあります。
その際、無理に自社で解決しようとせず、外部の専門家に相談することが効果的です。
2. 運用支援サービスの種類を理解する
外部の専門家を活用する際、提供されるサービスには複数の種類があります。
代表的なものとして、コンサルティングや運用代行、各種サポートツールの活用が挙げられます。
コンサルティングでは、運用方法や改善点のアドバイスが得られ、運用代行では専門家が日常的な投稿や管理を代行してくれます。
自社にどのサポートが必要かをよく考えた上で選びましょう。
3. 目的に応じた支援会社を選ぶ
Instagram運用には、ブランディングを強化するための方法と、集客や売上アップを狙う方法があります。
それぞれに強みを持つ支援会社がありますので、目的に応じて選ぶことが大切です。
たとえば、ブランディングを重視したい場合は、企業イメージを向上させる支援が得意な会社を、集客やコンバージョンを狙いたい場合は、集客に強い支援会社を探してみてください。
4. 成果が投資に見合うか検討する
専門家のサポートを受けるには費用がかかりますが、長期的に見ると効果が期待できる場合もあります。
Instagramの運用支援サービスを依頼する際は費用対効果を考えましょう。
初期費用や月々のコストがどれくらいかかるか、中長期的な見通しでどの程度のリターンが期待できるかを計算しておくことが重要です。
5. 専門家を頼るタイミングを見極める
もしも自社内でのInstagram運用が限界を迎えたり、成果が思うように出ない場合は、外部の専門家を頼るタイミングです。
フォロワーの伸び悩みや、運用にかかる手間が増えてきた時には、専門家の力を借りることで運用を効率化し、結果を出すことができるでしょう。
外部の専門家のサポートを適切に活用して、Instagram運用をさらにレベルアップさせてみてください。
弊社・株式会社トリニアスでもSNS運用代行サービスを提供しています。
日々の投稿管理だけでなく、分析をもとにした改善案の提案や、定期的なレポートも行いますので、結果が見えやすく、効果的な運用をサポートいたします。
「自社のInstagramアカウントをもっと効果的に集客につなげたい」とお考えの方は、ぜひ一度、弊社のサービスをご検討ください。
成功のために抑えておくべき「アカウント設計」と「アルゴリズム理解」
Instagram運用を成功させ、集客や売上アップを目指す際には、基本として「アカウント設計」と「アルゴリズム理解」の2点が重要です。
施策が多くて迷っている場合、まずはこの2点をしっかり押さえることが成功への近道です。
1.アカウント設計
アカウント設計とは、Instagram運用の前に決定する必要がある基本の方針です。
アカウントのジャンルやターゲット、トーンや世界観を定めることにより、安定してフォロワーを増やし、ファンを育てる基盤が築けます。
アカウント設計が整っていないために、思うような成果が得られないケースが多く見受けられます。
たとえば以下のような失敗例がありました。
- 投稿内容の世界観が統一されていない
- マニアックな情報のみを発信していて、幅広い層に訴求できていない
- どの層に向けているのか、ターゲットが明確でない
このような問題が生じると、アカウントの成長が難しくなります。
アカウント設計はフォロワー獲得に直結する重要な工程ですので、できるだけ時間をかけ、丁寧に進めることが大切です。
2.アルゴリズム理解
Instagramのアルゴリズムを理解することも成功に欠かせません。
フォロワーを増やすためには、アルゴリズムに沿った運用が求められます。
弊社・株式会社トリニアスで運用代行を手掛けた企業の例を紹介します。 でも、
アルゴリズムを理解して、その仕組みをうまく活用した企業アカウントはフォロワーが順調に増え、エンゲージメント率も向上しました。
アルゴリズムを理解せずに運用している企業は多く、投稿やアカウントの成長が期待ほど得られない原因となっています。
アルゴリズムを把握してこそ、計画的な施策で着実な成果が出せるのです。
「アカウント設計」と「アルゴリズム理解」この2つの基盤が整っていれば、Instagramを活用して集客や売上のアップを狙えるようになります。
まとめ
Instagramは、多くの企業や個人事業主が集客や売上アップのために活用しているプラットフォームですが、正しい運用方法が分からず悩んでいる方も多いかと思います。
本記事で紹介した「45個のポイント」を一つひとつ実践し、日々の運用を丁寧に見直していけば、確実に成果を上げることができるでしょう。
もしも「自社に合った運用方法が分からない」「日々の業務で手が回らない」とお悩みの方は弊社・株式会社トリニアスのSNS運用代行サービスをご検討ください。
弊社では、日々のInstagramの投稿管理に加え、分析に基づく改善提案や定期的なレポートの作成も行っておりますので、結果がわかりやすく、効果的な運用が可能です。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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