SNSとブログで集客は可能?各SNSの特徴や集客方法を徹底解説
自社ブログを運営している店舗は、集客効果を高めるためにSNSの導入を検討しているのではないでしょうか。
国内でSNSの利用者数は約8,000万人ともいわれており、日本の人口が約1億2,500万人であることを考えると、大多数がSNSを利用していることがわかります。
SNSを利用するのであれば、自社ブログとSNSの連携を考えた時に最高の成果を出せる媒体を選びたいですよね。
そこで今回は、SNSとブログを併用した時の集客効果や、各SNSの特徴を解説します。
当記事を読めば利用するべきSNSが見つかるので、ぜひ参考にご覧ください。
SNSとブログの連携がもたらす集客効果とは
SNSとブログにはそれぞれ強みと弱みがあります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
-
【SNS】
- 【強み】利用者も多く、拡散力が高いため多くのユーザーに情報を届けられる
- 【弱み】文章量や画像数に制限があるのでサービスによっては魅力が伝わりきらない
-
【ブログ】
- 【強み】文章量や画像数に制限がないので自社商品・サービスの魅力を十分伝えられる
- 【弱み】集客効果を得るには検索上位に表示するSEO対策が必要
両者を連携することでお互いの弱みをおぎなえるため、集客力を上げながら売り上げにも繋げられます。
ブログへの集客におすすめのSNS5選
ブログの集客におすすめのSNSは、以下の5つです。
- Youtube
- LINE@
それでは各SNSの特徴と集客方法を紹介します。
参考:Facebook
Facebookは、約2,600万人の利用者がいるSNSです。
個人アカウントの場合は実名登録が必要ですが、企業アカウントは「Facebookページ」という機能で会社情報を紹介できます。
またFacebookは実名制ですので、友人や知人など同コミュニティのユーザー同士の繋がりが強く、友人や知人が見ている状況で悪質なコメントをする人は少ないため、他のSNSよりも炎上しにくいです。
もちろんFacebookページからブログ記事への誘導もできるので、ブログへの集客に向いています。
参考:twitter
Twitterは、約4,500万人の利用者がいるSNSです。
ツイートを自分のフォロワーに共有できるリツイートという機能がTwitterにはあるため、他のSNSよりも拡散力が高く短期間で多くのユーザーに情報を届けられます。
また利用者が多く、10代から60代まで幅広い年齢層のユーザーにリーチできます。
拡散力を高めるためには一定数のフォロワーが必要なので、フォロワー獲得の施策が必要です。
投稿内容にブログ記事を張って紹介することもできるので、効率良くブログへと集客できます。
注意点としてTwitterは匿名制で炎上のリスクがありますので、方針を決定してから運用することをおすすめします。
参考:Instagram
Instagramは、約3,300万人の利用者がおり、文章よりも画像や動画などの視覚的情報で訴求するSNSです。
幅広い年代が利用しており、動画で雑学やタメになる情報を投稿したり、インスタ映えする画像を投稿するなど様々な角度からアピールができます。
Instagramでは文字や写真の投稿だけでなく、24時間で投稿が消えるストーリー機能を利用したブログへの誘導も可能です。
文章ではなく、画像や動画などの視覚で商品・サービスの魅力を伝えたい店舗におすすめです。
Youtube
参考:YouTube
Youtubeは、約6,500万人の利用者がいるSNSです。
他のSNSとは違って動画のみで、商品・サービスの魅力を紹介できます。
ブログ記事の中にYoutube動画を設置することで文字だけの訴求ではなくなり、また目を引きやすいためユーザーの滞在時間も長くなります。
Youtube動画の概要欄にリンクを貼ることもできるので、ブログへの誘導も可能です。
動画投稿を検討している店舗にとっては連携すべきSNSとなっています。
LINE公式アカウント
参考:LINE公式アカウント
LINEは、約8,800万人の利用者がおり、情報発信ではなく個人間のコミュニケーションツールとして利用されているSNSです。
多くの日本人が利用しているLINEで企業の公式アカウントを作成出来る「LINE公式アカウント」は不特定多数のユーザーに向けて、商品やサービス情報を配信する目的で多くの店舗に利用されています。
友達登録をしてくれたユーザーにブログ記事を知らせることもできるので、ブログへの誘導にも優れています。
SNS運用のコツ
これまでSNSとブログを提携する集客効果やおすすめのSNSを紹介しました。
こちらでは、集客効果を出すためのSNS運用のコツを紹介します。
スタッフの個人アカウントで運用
個人や中小企業がSNSを運用する場合は、ユーザーとの距離感を近くするために、スタッフの個人アカウントで運用することをおすすめします。
多くの利用者は人とつながるためにSNSを使っているので、企業アカウントには少なからず嫌悪感をもっています。
個人アカウントであれば投稿内容の自由度も上がるので、企業アカウントのように投稿内容が規制されることもありません。
ユーザーとコミュニケーションを取りながら「良ければブログも見てください」といった訴求ができるので、嫌悪感を持たれずにブログへの集客に繋げられます。
商品は売りすぎない・リンクを貼りすぎない
店舗がSNS運用をする場合、投稿内容が宣伝ばかりになることはNGです。
SNSを利用しているユーザーは自分が得する情報を求めているので、一方的な押し付けは敬遠されます。
ユーザーにとってメリットとなる商品・サービスの紹介なら問題ありませんが、広告のように求められていないものを紹介しても成果には繋がりにくいです。
またリンクを貼りすぎても宣伝感を与えてしまうので、毎回リンクを貼るのではなく厳選して必要な投稿にだけ、リンクを貼りましょう。
投稿する側が投稿を楽しむ
SNSを運用するなら投稿者が楽しむことも大切です。
「やらなければいけない」といった義務感があると、SNSでの投稿内容にもその考えが現れ、ロボットが更新しているような内容になってしまったり、ユーザーにとって有益な情報を提供できず無駄となってしまう可能性があります。
投稿する側が前向きに考え投稿を楽しむことで、ユーザーニーズを満たした投稿ができ、ユーザーからのいいねやコメントが獲得出来ます。
まずは「ブログ×Facebook」
これまで紹介した内容から「どのSNSで集客すべきか迷う」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方はFacebookとブログを連携することをおすすめします。
Facebookは、ほかのSNSにはない強みがあるので店舗にとってのメリットが多いです。
ブログの集客にFacebookを利用すべき理由と運用方法を詳しく紹介します。
ブログとの併用で一番おすすめなSNSは「Facebook」
上記でも開設した通りTwitterやInstagramの利用者の方が多いので、Facebookで集客することに意味を感じない方も多いと思います。
ですが、ブログだけでは拡散力が弱く、一方Facebookは実名制で同コミュニティ内での繋がりが濃いためターゲットとなるユーザーに拡散できます。
このようにFacebookとブログはそれぞれの弱みをカバーできるため、比較的相性が良いです。
また実名制なので炎上リスクが低いという点でも、まずはFacebookを利用するのがおすすめです。
Facebookページで店舗アカウントを作成しよう
Facebookで集客をする場合、まずはじめに「Facebookページ」で店舗アカウントを作成しましょう。
Facebookページとは、企業用のFacebookアカウントのことです。
店舗名や商品名で登録ができるので、個人ではなく企業として情報を発信できます。
注意点としてFacebookに記載されている情報が古いと、管理が出来ていないといった印象を与えるので、常に最新の店舗情報を記載しておきましょう。
Facebookで1日1件投稿に慣れよう
FacebookをはじめSNSは、常に新しい情報をユーザーに配信しなければいけません。
ページの更新が少ないと店舗の信頼性も低くなるので、最初は1日1件の投稿を心掛けましょう。
はじめは投稿する情報を考えることに苦労しますが、投稿を続けていくうちに慣れてきます。
ユーザーにとって有益な情報は何かを考え、興味・関心を引くコンテンツを投稿してください。
ただしFacebookは日記型に近いSNSなので、1日に複数回投稿するのはユーザーが迷惑に感じてしまい逆効果です。
投稿は多くても1日2件程度にしましょう。
すでにFacebookをやっているなら…
すでにFacebookの運用を始めている場合、新しいSNSを併用して集客効果を高めたいのではないでしょうか。
そんなときは集客したい目的やターゲットに合わせてSNSを選ぶことをおすすめします。
例えば、Twitterは拡散力が高く幅広いユーザーが利用しているので、多くのファンを獲得したいときにおすすめです。
Instagramなら女性ターゲット層が多く画像や動画を使った投稿ができるので、ビジュアル面で女性ターゲットに向けた商材を訴求したいときに向いています。
このように各SNSごとの特徴から自社に最適なものを選ぶことで、高い集客効果を期待できます。
まとめ
今回はブログとSNSでの店舗集客について詳しく説明しました。
ブログは拡散力に欠けているため、そこを補うためにはSNSの利用が有効的です。
どのSNSから集客をすれば良いのか分からない方は、まずは実名制で炎上リスクの低いFacebookから始めてみることをおすすめします。
店舗公式のFacebookページを作り、まずは1日1件投稿を繰り返していきましょう。
SNS運用にかけられる工数や時間を考えながら、新しい集客経路を獲得しましょう。
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