LINE公式アカウントにはショップカード機能というものがあります。
ショップカード機能とはサービスを利用した金額に応じたポイントが貯まる、従来のポイントカードと同じシステムです。ショップカード機能を設定することで、ご自身のビジネスやお客さんにもたくさんのメリットをもたらします。

本記事では、LINE公式アカウントのショップカード機能やその効果的な活用方法について解説していきます。

LINE公式アカウントのショップカード機能とは

LINE公式アカウントのショップカードとは、LINEアプリの中で発行や管理ができるポイントカード機能です。
友だち登録したユーザーにサービス利用や商品の購入金額に応じたポイント、来店ポイントなどを付与できます。 仕組みは従来の紙媒体のポイントカードと同じで、ユーザーはお財布などから出し入れすることなくスマホ一つで手続きが完了できますし、店舗側もカード発行の手間をかけることなく運用できます。

ショップカード機能はLINE公式アカウントのすべての料金プランに搭載されているので、ポイントカードの導入を考えている店舗は積極的に活用していきたいシステムです。

ショップカードのメリットとデメリットについて

ショップカード機能はLINEアプリの中で手続きが完了できるので、店舗側にとってもお客さんにとっても大きなメリットがありますが、多少のデメリットも存在します。
この章ではショップカード機能がもたらすメリットやデメリットについて解説していきます。

1.無料で始められる

ショップカード機能の導入におけるメリットは、まず、無料で運用を始められることです。
LINE公式アカウントのすべての料金プランにデフォルトで搭載されているので、最初は無料のプランで運用を開始するのが良いでしょう。

これまでのショップカードやポイントカードは紙媒体のものが主流というイメージでしたが、LINE公式アカウントのショップカード機能を導入すれば紙媒体でのカードの発行が不要になります。 なので、事業を立ち上げたばかりで初期費用を抑えたい場合などに、カードのデザインや印刷にかかる費用を抑えられるのは大きなメリットです。

2.すぐに発行できる

次に、ショップカードはLINE公式アカウントの管理画面で設定すればすぐに発行できる点です。
店舗ごとにポイントカードを作ると、お財布の面積を圧迫したり、うっかり忘れてしまって再度作り直すという手間がかかってしまいます。

ショップカード機能は紙媒体などでポイントカードを物理的に作らなくても良いので、ユーザーはポイントカードを忘れたり紛失したりするなどのアクシデントを回避できる上に再発行の手間を解消できます。

3.リピーターの獲得に繋がりやすい

紙媒体のポイントカードを作る必要が無くなるので、気軽にポイントを貯めやすくなり、そのお店に好感を持ちやすくなります。

そして、ショップカード機能は、通常のサービスを利用してポイントを貯める以外に、貯まったポイントによって受けられる特典も自由に設定できます。なので、来店の楽しみがさらに増え、お客さんが再度、利用してくれる可能性も高まります。

4.LINEユーザーしか使えない

ここからはデメリットについて取り上げていきます。

ショップカード機能のデメリットは、まず、LINEアプリをインストールしているユーザーにしか使えないという点です。
LINEは日本で最も普及しているSNSですが、業種によっては、ご自身のビジネスのターゲットとしているお客さんの中に、LINEアプリをインストールしている人の数は少ないかもしれません。

なので、来店したお客さんがLINEユーザーでない場合はアプリのインストールと友だち登録を直接お願いしてみるのが良いでしょう。

5.設定に手間がかかる

次の章でも解説していきますが、ショップカードの設定・作成にはいくつもの工程があります。
カードのデザインの中心となる背景画像を最適なサイズや解像度で用意したり、利用ガイドで注意事項をアナウンスしたりなど、入力する項目がたくさんあるので苦手意識を感じる方もいらっしゃるかもしれません。

もしも、ご自身やスタッフのみで作成が難しいという場合はLINE公式アカウントの運用代行を検討してみるのも一つの方法です。

ショップカードの作り方について

ここまでショップカードの機能やメリットとデメリットについて解説してきました。それでは、実際にショップカードを作成してみましょう。

この章ではLINE公式アカウントの管理画面の画像を使ってショップカードの作り方を解説していきます。

1.ショップカードを作成する

LINE公式アカウントの管理画面にログイン後、左側のメニューから「ショップカード」をクリックします。

ショップカード作成ボタンからショップカードの設定画面に移動します。(デフォルトでプレビュー画面が表示されますが、左にあるボタンで閉じることができます)

“カード設定”の画面で、カードのデザインやポイント数などを設定していきます。まずは背景画像をアップロードします。

背景に最適な画像は以下の通りです。

  • ファイル形式:JPG、JPEG、PNG
  • ファイルサイズ:3MB以下
  • 推奨画像サイズ:1920px × 960px

なお、背景画像を設定せずにカードは作成できますが、ご自身で選んだ画像を設定すれば他社との差別化を図ることができ、お客さんに覚えてもらいやすくなります。

その他の項目は以下の通りになります。

①デザインの設定
デザインは10種類あり、右のプレビュー画面で確認できます。

②ゴールまでのポイント数の設定
ポイントは1〜50までの数字を設定できます。お客さんが貯めるのに難易度が高すぎない数字を設定しましょう。

③ゴール特典/ポイント特典
ゴール特典の設定の詳細は後ほど解説していきます。

④有効期限/有効期限の通知の設定
ショップカードの有効期限の項目を設定しましょう。特に期限を設けない場合は“設定しない”を選択できます。
また、これらの項目はカードの公開後は変更できないので注意しましょう。

⑤カード取得ボーナスの設定
カード取得ボーナスとは、ショップカードを取得した時に付与される初回ボーナスポイントのことです。カード取得のみで、ある程度のポイントがもらえると、お客さんはさらにポイントを貯めたくなることでしょう。

⑥ポイント取得制限の設定
ポイント取得を制限することで不正なポイント取得や利用の防止になります。 “制限しない”設定もできますが、それではお客さんもポイントを貯める達成感が得られませんし、店舗側も特典で赤字になってしまう可能性もあります。

なので、上部2つの“同日中に同じお客さまへのポイント付与を許可しない(0:00にリセット)”または“指定時間内に同じお客さまへのポイント付与を許可しない”を選択するのがおすすめです。

⑦利用ガイドの記載
最後に利用ガイドを記載しましょう。ショップカードを使用する際の規定や注意事項などをアナウンスする項目です。
少し難しそうな部分ではありますが、未入力の状態でもテンプレートのテキストが設定されているのでご自身のビジネスのルールに合わせてアレンジできます。
500文字まで入力できますが、お客さんに分かりやすいよう簡潔な文章を心がけましょう。

⑧保存
すべての項目を入力し終えたら保存して、ランクアップカードの作成またはショップカードを公開しましょう。 (ランクアップカードについては後ほど解説していきます)

2.ゴール特典(特典チケット)を設定する

ゴール特典(特典チケット)の作成について解説していきます。

ポイントがある一定数貯まったら受けられる特典を設定しておくと、お客さんに達成感を感じてもらえ、リピートにも繋がりやすくなります。
例えば、飲食店でしたらポイントが貯まったらドリンク1杯無料やお茶菓子のサービスをしたり、小売店でしたら好きな商品の値段の〇%を割引き、などが喜ばれます。

このように、お客さんに特別感を感じてもらえるようなサービスをいくつか考えておきましょう。

3.ランクアップカードを設定する

ショップカード設定の全項目が入力が完了後は、保存してランクアップカードも作成できます。ランクアップカードとはポイントが満タンになったら次のランクに移行できるカードのことです。

ランクアップカードはゴール到達後に別のカードに切り替わります。カードごとに異なる特典を用意できるのでお得意様向けのちょっと贅沢な特典なども設定できます。

引用元:LINE公式アカウント

効果的なショップカード機能の運用方法とは

この章ではショップカードの機能を効果的に運用する具体的な方法について解説していきます。

LINE公式アカウントのリッチメニューの中にショップカードを配置したり、POPやポスターの掲示をしたり、オンラインとオフラインの両方から多角的にアピールしていきましょう。

1.リッチメニューに表示させる

まず、LINEのトーク画面のリッチメニューに表示して周知させる方法です。

リッチメニューとはトーク画面の下部(キーボードエリア)に表示されるメニュー欄のことで、そこにショップカードを表示させておけば、ユーザーはトーク画面を開いたらすぐにアクセスできます。

また、キャンペーン期間中はショップカードの部分を大きく表示させるなどの細かい設定も行えるため、ご自身のビジネスのコンセプトに合わせた運用が可能になります。

2.URLを配信する

次にショップカード取得専用のURLをLINE公式アカウントのタイムラインやメッセージ配信にて周知する方法です。

管理画面でショップカードを作成・公開したらカード配布用のページが表示されます。
カード設定→カード配布→カード取得用URLをコピー。コピーしたURLを告知用のテキストに添付して配信できます。

引用元:LINE公式アカウント

3.クーポンを配信する

そして、クーポンをメッセージ配信してショップカードとの併用を促す方法です。LINE公式アカウントのメッセージ配信機能では、最新情報などのお知らせ以外にもクーポンを配信できます。
雨の日限定や〇月限定クーポンなど、友だち登録したユーザーのみに配信されるお得なクーポンを発行して来店を促進してみましょう。
実際のサービス利用とポイント取得の組み合わせでリピーター獲得に繋がりやすくなります。

メッセージ配信機能についてはこちらの記事もご参照ください。

4.ポップを作って周知する

最後に、店内にQRコードを印字したPOPを多数用意して友だち登録を周知する、オフラインからのアピール方法です。

POPを店内の壁やテーブル、レジカウンターなど、お客さんと接点を持ちやすい場所に設置して、積極的に友だち追加を促進しましょう。
また、ポイント読み取り用のQRコードを印字したポスターも複数の場所に貼っておけば、お客さんご自身でポイント取得を行ってくれるので、スタッフの負担が軽減されます。

まとめ

このようにLINE公式アカウントのショップカード機能には、無料で始められるだけでなく、事業を運営するのに欠かせない要素が数多く備わっています。そのメリットは大きく、効果的に活用することでリピーターの獲得や新規顧客の開拓にも繋がりやすくなります。
ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの運用に活かしてみてください。

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LINE公式アカウントでは、友だち登録しているユーザーに向けて定期的なメッセージ配信ができます。配信を行うことでご自身のビジネスの最新情報や友だち限定クーポンなどを提供できます。
そして、メッセージの配信方法にはいくつか種類があり、目的やユーザー別に配信方法や内容を分けることで、より集客に繋がりやすくなります。

本記事では、LINE公式アカウントのメッセージ配信の種類や効果的な配信内容について解説していきます。

LINE公式アカウントのメッセージ配信とは

LINE公式アカウントのメッセージ配信は、友だち登録しているお客さん全員にご自身のビジネスの最新情報をお知らせできる機能です。 定期的に配信することでサービス情報に触れてもらう機会が多くなるので、お客さんとの接点を作るのに非常に効果的です。

メッセージを配信した後はチャットに繋げることもできるので、情報発信だけでなく、1:1のお問い合わせにも対応できます。宣伝や告知だけでなく、お客さんとのコミュニケーションが図れる場でもあるので積極的な配信を心がけていきましょう。

また、メッセージ配信はLINE公式アカウントの料金プランに記載してある配信数に含まれます。無料のプランでも充分な配信数がデフォルトで設定されていますので、まずはそこから始めてみるのも良いでしょう。

メッセージ配信の基本機能について

この章ではメッセージ配信の基本的な機能について解説していきます。

メッセージはテキストやスタンプ以外にも画像や動画などを送ることができます。 また、A/Bテスト用のメッセージの作成や友だち登録しているユーザーの属性を絞り込んでのセグメント配信などもできます。

メッセージを一度に送信できるのは3つの吹き出しまでで、「メッセージを送った回数」×「送ったユーザー数」を配信回数としてカウントします。

各料金プランの中で配信できる回数や文字数には制限があるので、一度でどれだけの集客効果があるメッセージを作成できるかがポイントになってきます。

メッセージ配信の種類

LINE公式アカウントのメッセージの配信方法はいくつかあり、シンプルなテキストで配信したり、画像や動画を用いて視覚情報で訴求するものなどがあります。
それぞれの特性を知り、用途によって使い分けることで様々な効果やメリットが得られます。

この章ではメッセージ配信の代表的な4つの方法について解説していきます。

1.テキスト&スタンプなどの通常配信

まず、LINEの通常通りの使い方のようにテキストやスタンプ、画像などを友だち登録しているすべてのユーザーに一斉送信する方法です。

作成したメッセージをそのままユーザー全員に送信するだけなので簡単に行えるというメリットがありますが、デメリットとしては、全てのユーザーに効果的とはいえないため、内容や配信頻度によってはブロックされてしまうリスクもあります。

2.セグメント配信

次に、“セグメント配信”です。
セグメント配信とは、ユーザーの属性に合わせてタグ付けして絞り込み配信をする方法です。タグ付けで配信先を絞られるので、情報を本当に必要としているユーザーに確実に届けることができます。
セグメント配信には、ユーザー管理の効率化やメッセージの開封率の上昇というメリットがあります。

タグの付け方の詳細はこちらの記事もご参照ください。

3.リッチメッセージ

そして、“リッチメッセージ”についてです。
リッチメッセージはテキストや画像に加え、Webのリンクやクーポンをまとめて配信できる方法です。 テキストのみでの配信よりも視覚情報で訴求できるので、より高い宣伝効果が得られます。

新商品やキャンペーン情報の画像など、文字情報だけでは伝わりにくい内容を分かりやすく配信できるので開封率も上がりやすくなります。

4.ステップ配信

最後に“ステップ配信”についてです。
ステップ配信とは、ユーザーの行動に基づいて、事前に用意しておいたメッセージを設定したタイミングで自動配信する方法です。 友だち登録した日からの日数など、ユーザーひとりひとりの行動に合わせた内容のメッセージを配信できます。

ステップ配信を自動化できるサポートツールなどもあり、こちらの記事でも紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

効果的なメッセージ配信とは

メッセージ配信機能を効果的に活用するには、様々な工夫が必要です。
例えば、ご自身のビジネスのターゲットとなるユーザーがアクティブになっていない時間や曜日に配信しても充分な効果は得られないでしょう。 なので、ユーザーが反応しやすい時間帯や頻度で配信することでメッセージの開封率も上がり、実際の集客に繋がりやすくなります。

この章では集客に効果的なメッセージの配信方法について解説していきます。

1.ユーザーが求める情報を提供する

まず、情報を発信する上でユーザーが求める情報を提供するという点がとても重要です。
LINE公式アカウントは、お客さんに直接、情報を届けることができる以外にもチャットによる相互のコミュニケーションがすぐに取れるので、他のSNSに比べてユーザーとの距離が近く感じるツールです。

“友だち”からの連絡はすぐに確認したくなるものなので、どれだけユーザーの関心を惹きつけ、購買行動に繋げられるかがポイントになってきます。 情報を配信する際は、ユーザーにとって興味がある、役に立つ、期待感が持てるといったメリットのある内容を意識して作成してみましょう。

2.配信時間や頻度をユーザーの生活リズムに合わせる

次に、メッセージ配信はその内容も大事であると共に、配信する時間帯や頻度を考慮するのも大事です。

LINE公式アカウントは業種別にカテゴリ分けされていて、各業種に最適な頻度や時間帯 は多岐にわたります。 なので、まずはご自身のビジネスに近いカテゴリの時間帯で配信してみましょう。

また、配信頻度はLINE公式サイトでは月2〜4回の配信を推奨しています。なので、2週間に1回または週に1回ほどのペースで、通常の業務に支障のない範囲で定期的に配信するのが良いでしょう。

メッセージの開封率の高さはユーザーの購買行動に直結します。ご自身のビジネスのユーザーのターゲットやペルソナ設定をしておくことで、ユーザーにとって快適な配信ペースが明確になり、マーケテイングの最適化を図れます。

3.文章は簡潔にする

配信するメッセージの文章はスムーズに読める量を心がけましょう。

5行〜10行までを目安として、改行や絵文字で装飾するなどして読みやすいメッセージを作成していきます。 あまり文章が長すぎると、最後まで読んでもらえず削除されてしまう可能性があります。 なので、お知らせしたい内容が多かったり、長文になりそうな場合は、期間を空けて数回に分けて配信するか、リンクを貼って告知ページなどに誘導するようにしましょう。

また、丁寧な言葉遣いは大事ですが、あまり堅苦しくない表現にした方がユーザーは親しみを抱きやすくなります。
もし、メッセージの文章を考えるのが苦手という場合はLINE公式アカウントの運用代行を検討してみるのも一つの方法です。

4.画像やクーポンを組み合わせて配信する

定期的な情報発信は大事ですが、テキストだけのお知らせを淡々と配信し続けるとユーザーは面白みを感じなくなり、ブロックされてしまうリスクが高くなってしまいます。

なので、宣伝効果のある画像と文章を組み合わせて配信しましょう。 メッセージ配信は文字が主体となりますが、画像を用いることでより分かりやすくユーザーに届けられます。

そして、時々、画像と組み合わせて実用的なクーポンの配信もお勧めします。“雨の日限定”や“〇月限定”などその日の天気や期間を限定して使用するものや、他に登録しているポータルサイトやアプリよりもお得な金額のLINEの友だち限定のクーポンなどが喜ばれます。

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージ配信は集客において積極的に活用していきたい機能です。
配信方法にはいくつもの種類がありますが、ターゲットによって使い分ければユーザーの興味を惹きつけやすい形で最新情報を届けられ、売上向上や新規顧客の開拓に繋がりやすくなります。
ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの運用に活かしてみてください。

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Google検索・マップを利用して店舗を探すことが一般的になりつつある現代において、MEO対策は地域密着型のビジネスにとって集客に欠かせない施策となっています。
その中でも口コミが持つ役割は大きく、MEO対策をする上では必須といっていいほど重要な要素です。

しかし、MEO対策の導入を検討している、または始めたばかりの事業者の方からすると、なぜそこまで口コミが重要視されているのか疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、MEO対策において口コミが重要とされる理由について解説ていきます。
口コミの具体的な効果や増やす方法、注意点も併せて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

MEO対策において口コミが重要な理由

口コミとは本来、人づてに評判や噂が広まることを指しますが、MEO対策の場合はGoogleビジネスプロフィールに登録している店舗/企業に対して、実際に訪れたユーザーが星やコメントなどの形で評価することを指します。

カナダのローカルSEO対策サービスを提供しているWhitespark社の2023年のデータによると、ローカルパックとローカルファインダー(ローカルパックの検索結果の下にある店舗情報の一覧のこと)、ローカル検索(オーガニック検索)のいずれの検索結果にもレビュー(口コミ)の影響力が高いことを示しています。
特に、ローカルパックとローカルファインダーにおける口コミの重要性は年々、高くなっていることが明らかになっています。

引用元:Whitespark社サイト

また、口コミがMEO対策に重要とされる理由として、Google検索やマップ検索結果において自社のビジネスプロフィールの表示順位を決める3つの要素のうち、2つに大きく影響することが挙げられます。
Googleは表示順位をどのように決めているのか、以下のように明言しています。

    ローカル検索結果では、主に関連性、距離、視認性の高さなどの要素を組み合わせて最適な検索結果が表示されます。

引用元:Googleビジネスプロフィールヘルプ

この3つの要素の中で、口コミは関連性と視認性の高さに大きく影響します。
その理由についてそれぞれ解説していきます。

口コミが「関連性」に与える影響

「関連性」とは、ユーザーが店舗を探すために使用したGoogle検索・マップでの「検索キーワード」と、自社のビジネスプロフィールの情報の関連性の高さを指します。
では、なぜ口コミがこの「関連性」に影響するかというと、検索キーワードと内容が一致している口コミは関連性が高い情報としてGoogleに認識されるからです。

例えばGoogle検索で「新宿 レストラン ランチ」と検索してみると、以下の画像のように該当する店舗のビジネスプロフィールと口コミが表示されます。

こういった口コミをたくさん増やすことでGoogleビジネスプロフィールと検索キーワードの関連性が高まり、検索結果に上位表示されやすくなるので、MEO対策において非常に重要です。

口コミが「視認性の高さ」に与える影響

「視認性の高さ」とは、オフライン・オンライン問わずその店舗/企業をどれだけ多くの人が知っているか、つまり知名度を指します。
Googleは、店舗の知名度をはかるための指標として「口コミ数の多さと評価の高さ」を重要視しています。

そのため、Google検索・マップでは口コミ数が多く、評価が高いほどユーザーにおすすめできる優良な店舗として上位表示されやすくなるので、口コミを増やすための施策がMEO対策において非常に重要です。

口コミを獲得するメリット・デメリット

口コミを多く獲得することは、店舗/企業にとってメリットが大きい一方、デメリットも存在します。
この章では、口コミを獲得する際のメリットとデメリットについてそれぞれ解説していきます。

口コミを獲得するメリット

まず、口コミを獲得することで得られるメリットについては以下になります。

  • Googleからの評価が上がる
  • お客さんとのコミュニケーションで信頼関係が構築できる
  • 今まで気づかなかった自社の強みや改善点が明確になる

Googleからの評価が上がる

口コミの数、特に高評価の口コミの数が多いほど、Googleからは優良な企業として認識されます。そして、ローカル検索、マップ検索のいずれの検索結果にも上位表示されやすくなります。

お客さんとのコミュニケーションで信頼関係が構築できる

口コミの投稿欄はお客さんとの大事なコミュニケーションの場でもあります。口コミに丁寧に返信することで、お客さんとのコミュニケーションが深まり、信頼関係を築くことができます。
そして、そのやり取りを読んだ他のユーザーが自社のサービスに興味を持ち、さらなる集客に繋がる可能性が高まります。

今まで気づかなかった自社の強みや改善点が明確になる

口コミはお客さんからの目線による客観的な意見でもあるので、自社のビジネスの強みをさらに伸ばしていくための新しいアイデアも生まれるきっかけになります。
そして、改善点も可視化されるので、お客さんにさらに喜ばれるよう、これまでのサービスの見直しや品質を向上させる施策を講じることもできます。

このように口コミが増えることで企業としての成長にも繋がりやすくなるのです。

口コミを獲得するデメリット

そして、口コミを獲得する際に生じるデメリットについては以下の点が挙げられます。

  • ネガティブな口コミを書き込まれやすくなる
  • 炎上する可能性がある

ネガティブな口コミを書き込まれやすくなる

口コミはGoogleアカウントを持っているユーザーなら誰でも投稿できるので、ネガティブな内容の口コミが投稿されることもあります。

ネガティブな口コミといっても、正当な苦情であれば真摯に受け止め、業務改善に活かしていく必要があります。
しかし、中には事実無根の誹謗中傷のような悪質な内容のものもあります。ですが、そういった口コミについてはGoogleに報告して削除してもらうなど適切な対処法があります。
詳しい方法については後ほど解説していきます。

炎上する可能性がある

事業を運営していくにあたって炎上は最も懸念すべき点です。
炎上の火種となった口コミを見た他のユーザーが、さらにネガティブな口コミを投稿し、事態がさらに悪化してしまう可能性もあります。 
万が一、炎上してしまった場合は冷静に対応していきましょう。

以上が口コミを獲得するメリットとデメリットとなります。
口コミによるマーケティングについてはこちらの記事もご参照ください。

口コミを効果的に増やす方法

口コミを増やすことはMEO対策において重要ではあるものの、ユーザー側には口コミをすることにメリットをあまり感じないため、自ら率先して投稿してくれるケースは少なく、お客さんが口コミを投稿してくれることをただ待っているだけではなかなか増えにくいものです。

口コミをより効果的に増やすためには、以下のような方法でユーザーに促す必要があります。

  • お客さんに直接依頼する
  • チラシやポップで依頼する
  • QRコードを使用する

また、口コミはただ数が多ければ良いというわけではなく、ユーザーから高い評価の口コミを増やすことが重要です。

そのため、先述した方法で口コミの増加に尽力することも重要ですが、ビジネスの本質である高品質なサービス・商品を提供することが、高い評価の口コミを増やす近道であることを念頭に置きましょう。

口コミに対して返信することも重要

ここまでMEO対策では口コミを増やすことが重要だと解説しましたが、ユーザーから一方的に口コミをしてもらうだけでなく、それに対して返信をすることが重要とGoogleが明言しています。

    ビジネスに関してユーザーが投稿したクチコミに返信しましょう。クチコミに返信することで、ユーザーの存在やその意見を尊重していることもアピールできます。ユーザーから有用で好意的な内容のクチコミが投稿されると、ビジネスの存在感が高まり、顧客が店舗を訪れる可能性が高くなります。

引用元:Googleビジネスプロフィールヘルプ

Googleビジネスプロフィールには口コミに返信する機能があるので、MEO対策としてだけでなくファンを獲得するためにも、口コミの一つ一つに丁寧な返信を心がけていきましょう。

具体的な返信方法については以下のポイントを抑えることで、ユーザーからの評価が高まりやすくなります。

  • 簡潔な文章でまとめる
  • 定型文を多用しない
  • 一つ一つの口コミに適した内容を返信する

一方で日々の業務が忙しいからと口コミ返信用の定型文を多用したり、すべての口コミに対して同じ文面での返信を繰り返したりすると、ユーザーに悪い印象を与えてしまうことになりかねません。

わざわざ店舗のために「改善してほしい」「応援したい」という気持ちで口コミを投稿してくれたユーザーの気持ちに応えるためにも、上記のポイントに注意して返信しましょう。

MEO対策における口コミの注意点

口コミを増やすことがMEO対策において重要ですが、中には無意識のうちにGoogleビジネスプロフィールのガイドラインに違反する行為をとっている人も少なくありません。
ガイドラインに違反するとGoogleビジネスプロフィールの利用停止、アカウント削除など重いペナルティを課せられる場合があります。

そのため、口コミを増やす際は以下の注意点を守りましょう。

  • 自作自演をしない
  • 金品や特典を見返りに口コミを促す
  • 高い評価の口コミを促す

Googleはあくまでもユーザーにとって公平な情報提供を求めているので、このような行いをすべて禁止しています。
売上や知名度をアップさせる目的でガイドラインに違反してしまうと、これまでGoogleビジネスプロフィールに費やしてきた時間や努力が全て無駄になってしまう恐れがあるので、十分に注意しましょう。

悪質な口コミの削除方法・対処法

もしも、自社のGoogleビジネスプロフィールに悪質な内容の口コミが投稿されてしまったら冷静に対応しましょう。
この章では、悪質な口コミが書き込まれた際の削除方法や対処方法について解説していきます。

口コミの削除方法

まずは口コミの削除方法についてです。

Googleビジネスプロフィールに投稿された口コミは、ガイドラインに違反している内容のものは削除できます。なので、悪質な内容の口コミは放置せずに速やかにGoogleに削除依頼の申請を行いましょう。
現在、第三者が投稿した口コミの削除方法は、投稿者本人による削除、またはGoogleに削除依頼を申請する手段の2つに限られています。

口コミの削除の申請手順についてはこちらの記事もご参照ください。

悪質な口コミへの対処法

そして、悪質な口コミへの対処方法についてです。
Googleに口コミの削除を申請しても、Googleの口コミの仕組みや審査によって、実際に削除されるのに時間がかかることがあります。場合によっては、Google側の判断で削除されない可能性もあります。

削除されなかった場合の対処法については、以下の方法が有効的です。

  • 投稿したユーザー本人に削除してもらう
  • 丁寧に返信する
  • 口コミの数を増やす

口コミは、投稿した本人であればすぐに削除できます。しかし、直接、削除してもらえるようお願いするのは少し抵抗があると思います。その場合、その口コミに対して丁寧に返信するのが最も迅速な対処方法です。 また、口コミの数を増やすことで、ネガティブな口コミの印象が薄くなる効果があります。
口コミの増やし方についてはこちらの記事もご参照ください。

ネガティブな内容の口コミは耳が痛いものですが、正当なクレームの場合、投稿したユーザーは店舗/企業の成長や改善を期待して書き込んでくれた可能性があります。
つまり、口コミの内容を活かせば業務改善に繋がるチャンスにもなるので、投稿された口コミには全て目を通しておきましょう。

まとめ

今回は、MEO対策における口コミの重要性について解説してきました。
MEO対策における施策は多々ありますが、特に口コミは店舗にもたらす影響が大きく、最も重要視すべき施策といえます。ご自身のビジネスの成長のためにも、本記事を参考に口コミの対策に注力していきましょう。

なお、自社のスタッフのみではGoogleビジネスプロフィールの運用や口コミの管理が難しく、MEO対策が行き届いていないと感じている方や運用する人員が足りないという方は、MEO対策業者に運用代行を依頼するのもひとつの方法です。

弊社・株式会社トリニアスではMEO対策を中心に、これまで4,000社以上の中小企業・店舗様のGoogleビジネスプロフィールの運用をサポートしてきました。
店舗の売り上げをさらにアップさせたい、検索エンジンにおける上位表示のやり方がわからないなどのお悩みの方は、お気軽に弊社までお問い合わせください。

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“LINE”は日本国内で最もユーザー数の多いSNSです。そして、そのLINEをビジネス運用できる“LINE公式アカウント”は多くの企業に導入されています。
LINE公式アカウントでは、ともだち登録しているお客さんに向けて定期的な情報発信ができます。発信において効果的なのがタグ付けによる絞り込み配信です。

本記事では、ともだち登録しているユーザーへのタグ付けのメリットやタグの設定方法について解説しています。

LINE公式アカウントのタグとは

LINE公式アカウントの情報配信には、登録している全てのユーザーに一律で配信する“全体配信”とユーザーの特徴を絞って配信する“セグメント配信”の2種類の方法があります。

タグ(チャットタグ)に特定のキーワードを付け加えて、友だち登録しているユーザーの特徴をカテゴリ分けして複数のグループごとに管理できます。

タグを使うことで、“初来店した時期”や“平均的な購入金額や滞在時間”、“再来店の頻度”など、ユーザー一人ひとりの特徴を細かく分類できます。
それぞれのグループの特徴に適した情報発信ができるので、ペルソナマーケティングとしての効果を発揮します。

タグ付けのメリット

LINE公式アカウントのタグ付けは定期的な情報配信にとても便利な機能です。 タグ付けを活用することで以下のようなメリットがあります。

・ユーザーの管理がスムーズに行える
カテゴリ分けされるので、ユーザー管理の効率が良くなり、情報発信の最適化を図れます。

・メッセージの開封率が上がる
ユーザーに効果的なメッセージを送るとCVが上がるので、売上の向上も見込めます。
また、配信先が絞られるので、メッセージの発信回数が少ない無料プランの範囲内でも充分に効果があります。

・ブロック防止に繋がる
ユーザーの興味をひく情報を発信できるのでブロックされる確率も低くなります。
そして、定期配信を楽しみにしてくれるファンが増え、リピーターとして、さらなる集客が見込めます。そして、すでに友だち登録しているユーザーの口コミなどから新規顧客の開拓にも繋がります。

タグ付けの方法

この章では実際のタグ付けの方法を解説していきます。

タグ付けはLINE公式アカウントの管理画面から行います。PC版でもスマホ版でもどちらからでも付与できますが、今回はPC版でのスクリーンショットを使って解説していきます。

1.タグの作成と付与する方法

①管理画面にログインし、画面上部の“チャット”と書いてあるタブをクリックします。

②チャット設定の画面上部の“タグ”と書いてあるタブをクリックします。

③左側の設定(歯車のマーク)をクリックし、タグを作成します。(1人のユーザーに対し、20文字以内で自由に設定できます。)

④そして、ともだち登録しているユーザーにタグ付けする方法です。左側のメニューから“連絡先”を開きます。
ユーザーの名前の右にある“+タグを追加”をクリックし、タグを入力します(上限10個まで)。
これでタグ付けが完了です。

2.タグを付けたユーザーにメッセージを送信する

次にタグを付けたユーザーのグループに、店舗の最新情報などのメッセージを送信する方法です。

①左側のメニューから“絞り込み配信”のマークをクリックして開きます。“タイプを選択”という項目にチェックが入っていることを確認します。

②左側のタグ付けしたグループを選択してメッセージを作成後、送信すれば完了です。

ちなみに、このメッセージ配信はLINE公式アカウントの料金プランに記載してある配信数に含まれます。
タグ付けで配信先を絞ることで、情報を必要としているユーザーに確実に届けられます。なので、配信数に制限のあるプランでもタグ付けの効果を充分に発揮します。

タグ付けする際の注意点

LINE公式アカウントのタグ付けは、最新情報のセグメント配信にとても便利ですが、いくつか注意しなければいけない点があります。
この章では、タグ付けする際の注意点について解説していきます。

1.絞り込み配信は友だち登録100人から

まず、タグ付けによる絞り込み配信ができるのは友だち登録数が100人以上の場合のみです。該当する属性のユーザーが100人に満たない場合は送信できません。
もし、自社のアカウントの友だち登録数が100人以下の場合は、登録ユーザーを増やすか、タグを使わずに手動で配信を行いましょう。

また、友だち登録数の算出には数日のタイムラグが発生する点にも注意しておきましょう。

2.タグを細かく分けすぎない

次に、タグの種類を細かく分けすぎないようにしましょう。
10個までの単語が設定できますが、たった10個でも上限いっぱいまで設定すると管理に手間がかかってしまいます。

また、タグの種類が多いと二重にメッセージを送ってしまう可能性も懸念されるので、あくまでも自身のビジネスに深く関連のある単語に絞ってタグを作成しましょう。

3.タグ付けは自動化できない

そして、タグ付け自体は自動化できないので、すべて手動でおこなう必要があります。タグ付けを自動で行えるツールなどもあるのでそれを活用するのも一つの方法です。

もし、ご自身やスタッフのみで日々の業務と並行しながら運用するのが難しい場合は、LINE公式アカウントの運用代行を検討してみてもいいでしょう。運用代行についてはこちらの記事もご参考ください。

まとめ

ユーザーの特徴を掴んだ細やかなタグ付けでのセグメント配信は、ご自身のビジネスの情報発信をより効率的なものにします。ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの効果的なビジネス運用に活かしてみてください。

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費用対効果の高い施策をすることは、経営者・従業員の負担軽減や利益のアップにつながるので、店舗の存続には欠かせません。

その方法のひとつとしてMEO対策が挙げられますが「どのくらい効果があるの?」「費用はどれくらいかかる?」など、費用対効果が気になっている経営者の方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、MEO対策で店舗が得られる効果や費用がかかるポイント、効果が出た企業の実例など、費用対効果について詳しく解説します。

具体的な費用対効果を算出する方法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもMEO対策とは?

費用対効果を確認する前に、MEO対策とは何かをおさらいしておきましょう。

MEO対策とは、Googleビジネスプロフィール登録した店舗(企業)の情報をGoogle検索・Googleマップで上位表示させるための施策を指します。

具体的な施策内容は、

  • 店舗の良い口コミを集める
  • 商品・メニューの写真を掲載する
  • 投稿機能で店舗に関する情報を発信する

など、自社のGoogleビジネスプロフィールの情報を編集する作業がメインです。

これらによって上位表示させると、Google検索・マップ上でユーザーに自社の店舗を見つけてもらいやすくなり、集客率や売上アップが見込めます。

MEO対策に向いている業種

MEO対策は、地域と紐づいた店舗型ビジネスに向いている施策です。

例えばレストラン・カフェといった飲食店や、エステサロン、美容室、病院など実店舗があるビジネスがそれに該当します。

反対に、一定の場所に店舗がない移動販売やそもそも実店舗がないオンラインショップなどはMEO対策に向いていないため、施策をしてもあまり集客効果は見込めないでしょう。

関連記事:MEO対策が向いている企業とは

MEO対策の費用対効果が高い理由

MEO対策はGoogleビジネスプロフィールを編集する手間がかかったり、一部向いていない業種があったりと決して万能ではありませんが、それでも費用対効果が高い施策と言えます。

この章では、その理由について解説していきます。

費用があまりかからない

Web集客法と聞くと、多額の費用がかかりそうなイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。

たしかに多額の費用がかかるWeb集客法もありますが、MEO対策であれば費用がかかりません

Googleビジネスプロフィールへの店舗情報の登録・編集は自社で対応すれば無料でできるので、ホームページのようにドメイン・サーバー代などの費用は一切不要です。

ただし、MEO対策を業者に依頼する場合は費用がかかってしまいますが、それでも月額5万円ほどの負担で済みます。

上の画像のように、MEO対策はほかのWeb集客とくらべても圧倒的に費用がかかりにくく、集客効果が少しでも出れば利益につながりやすいので、非常に費用対効果が高いと言えるでしょう。

集客効果が出るまで時間がかからない

MEO対策は、本格的に施策を始めてから実際に集客効果が出るまでの時間があまりかかりません。

SEO対策は、プロの業者に依頼したとしても半年~1年ほど時間がかかるのに対し、MEO対策は早ければ数週間、遅くとも半年ほどで集客効果が出始めます

実際に弊社がMEO対策を代行した大手不動産のチェーン店では、施策を始めてからわずか2ヶ月でGoogleビジネスプロフィールのアクセス数が3倍になったというデータもあります。

集客効果がなかなか出なければその分、業者へ支払う報酬や人件費など多額のランニングコストがかかり、利益を上げるための施策がかえって経営を苦しめる要因となってしまいます。

その点、低コスト・短期間で集客効果が出やすいMEO対策は費用対効果が高いと言えるでしょう。

広告枠やSEO枠よりもクリックされる確率が高い

MEO対策によってGoogle検索やGoogleマップに上位表示させると、広告・SEO枠よりもクリックされる確率が高くなります。

Google検索では、例えば「新宿 歯医者」と調べた場合、以下の画像のように検索結果の上から順番に「広告」「MEO」「SEO」の3つの枠が表示されます。

海外のIT企業「ENGENIUS」の調査によるとこういった検索結果を見たユーザーのうち、広告枠をクリックする割合が約13%、SEO枠が40%に対して、MEO枠はおよそ半数である「47%」を占めることが分かっています

クリックする割合の多さは自社のGoogleビジネスプロフィールにアクセスするユーザー数の増加に直結するので、ほかのWeb集客に取り組むよりもMEO対策は費用対効果が高いと言えるでしょう。

アクセスするユーザー数が年々増加している

およそ9割の人がスマートフォンを所有する現代では、Google検索やGoogleマップを利用して店舗を探すことが当たり前となりつつあり、その影響でGoogleビジネスプロフィールにアクセスするユーザー数も年々増加しています。

実際に弊社の調査では以下の画像のように、昨年と比べてさまざまな業種でGoogleビジネスプロフィールのユーザー数が増加していることが分かりました。

このように、スポーツジムや習い事(学習塾)、歯科医院など全く関連性のない業種においても平均的に増加しているので、今からMEO対策に取り組んでも高い費用対効果を得られるでしょう。

費用対効果を算出する方法

MEO対策の費用対効果が高い理由を説明してきましたが、実際には具体的な数値で示さないと本当に効果が高いのかどうかがわかりません。

たとえ施策をする前と比べて集客効果が出たとしても、人件費や業者へ支払う報酬がそれを上回る金額であれば、費用対効果が高いとは言えないでしょう。

また、MEO対策の費用対効果を数値化しておくことによって実際に施策をするかどうかの判断基準にもなるので、以下の計算式で算出してみましょう。

費用対効果 = MEO対策によって得た効果 ー MEO対策にかかった費用

ごく単純な計算式ですがこれだけでは具体的なイメージがわかないと思うので、以下のような飲食店を例に解説していきます。

  • 月平均売上 ⇒ 100万円
  • 月平均来客数 ⇒ 1,000人

この飲食店がMEO対策によって来客数が1,000 ⇒ 1,300人に増えたとすると、月平均の売上は単純計算で130万円と想定できます。

この130万円のうち、増えると想定される「30万円」が費用対効果を算出するための「MEO対策によって得た効果」です。

次に「MEO対策にかかった費用」の算出について、これは施策を業者に代行してもらう場合はその月額の費用(ここでは5万円としておきます)を当てはめれば大丈夫です。

一方で自身、または従業員など自社のリソースでMEO対策をする場合、1ヶ月のうち施策にかけた時間分の人件費を「MEO対策にかかった費用」に当てはめましょう。

例)施策にかけた時間(40時間 /月) × 給与を時給換算した数値(1,500円とする)= MEO対策にかけた人件費(6万円)

ここまでの計算を、MEO対策の費用対効果を算出するための式に当てはめると、以下のようになります。

業者に依頼した場合の例:【 30万円(MEO対策によって得た効果)ー 5万円(MEO対策にかかった費用)= 25万円(費用対効果) 】

自社で対策した場合の例:【 30万円(効果)ー 6万円(費用)= 24万円(費用対効果)】

非常にざっくりとした計算方法でしたが、この通りになればMEO対策にかけた費用以上の効果が出ている、つまり費用対効果が高いと言えるでしょう。

MEO対策で集客効果が出た事例紹介

MEO対策は費用対効果が高いとはいっても、実例を見てみないことには信ぴょう性に欠けるでしょう。

トリニアスはこれまで、飲食店やクリニック、不動産などの業種をはじめとした4,000社以上のMEO対策をサポートしています。

トリニアスが実際にMEO対策をした企業のなかで、「問い合わせ数がアップした」「来客数アップにつながった」などの集客効果が出た事例を、こちらの記事でくわしく紹介しています。

MEO対策の集客効果に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

MEO対策費用対効果のまとめ

今回は、MEO対策の費用対効果について解説しました。

MEO対策は、短期間で高い集客効果を見込めることから近年注目されてつつあるWeb集客法ですが、まだ本格的に取り組んでいる店舗・企業はそう多くはありません。

いまからMEO対策を始めて本格的に取り組めば近隣の同業他社と大きく差をつけられる可能性が高いので、まずは自社でできるところから少しずつ始めてみましょう。

一方でMEO対策に興味はあるものの、

「施策にかける時間・人員がいない」
「ノウハウがないから何から始めれば良いかわからない」

という方は、これまで4,000社以上の中小企業・店舗様のMEO対策をサポートしてきた実績のある弊社までお気軽にご相談ください。

またMEO対策を自分でやってみたい方向けの資料もあるので、よかったらダウンロードしてみてください(無料)。

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事業を運営する上で口コミはとても重要です。ネットやSNSの普及により他者の意見を簡単に収集できるようになった現代において、口コミへの対策はWebマーケティングに必要不可欠な要素になっています。

本記事ではGoogleビジネスプロフィールの口コミの増やし方について取り上げています。
口コミの重要性や口コミを増やすための具体的な方法などを解説していますので、ぜひ、最後までご覧ください。

Googleビジネスプロフィールにおける口コミの重要性

口コミはマーケティングにおいて貴重な情報源であると同時に、お客さんと対話できる貴重なコミュニケーションの機会でもあります。 自社のサービスに対してお客さんがありのままに感じたことを知るのは企業として成長していくために必要な要素です。
そして、ご自身のGoogleビジネスプロフィールに口コミが増えれば注目度が高い優良企業と判断され、ローカル検索において上位表示されやすくなります。

Googleの公式サイトでも下記の通り、自社のGoogleビジネスプロフィールの“視認性の高さ”という表現で、認知されることへの重要性を訴えていますので積極的に口コミを増やすことを意識してみましょう。

    ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。
    Googleでのクチコミ数とスコアもローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスはランキングが高くなります。

引用:Google公式サイト

口コミが増えることのメリット・デメリット

口コミが増えると以下のようなメリットが得られます。

  1. ・Googleからの評価が上がる
  2. ・MEO対策としても効果を発揮する
  3. ・今まで気づかなかった自社の強みや改善点が明確になる

しかし、口コミが増えるのは良いことばかりではありません。
デメリットとしては以下の点が挙げられます。

  1. ・ネガティブな口コミを書かれやすくなる
  2. ・ステマ(ステルスマーケティング)を疑われる
  3. ・炎上する

などのケースがあります。
万が一、書き込まれた口コミがあまりに悪質な場合はGoogleに削除申請をするなど、様々な対処方法があるので冷静に対応していきましょう。

口コミマーケティングのメリット・デメリットの詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

口コミを増やす際の注意点

ローカル検索において上位表示されやすくなるために口コミの数を増やしていきましょう。
たくさん口コミが書き込まれれば、それだけ注目が集まっているサービスとしてページを見たユーザーに興味を持ってもらえます。そして、閲覧数も増え潜在顧客の獲得にも繋がります。

しかし、口コミを増やす方法についていくつか注意しなければいけないことがあります。この章では、その注意点について解説していきます。

自作自演をする

まず、サクラを雇ったり、自分でいくつもアカウントを作って良い口コミを何回も投稿したりする“自作自演”は不正行為にあたります。
サクラによる投稿は文面から不自然さが目立ち、また、自社のサービスを利用してくれたお客さんの正しい評価を埋もれさせてしまう原因になります。また、複数のアカウントを作って投稿してもすぐに同一人物のものと発覚し、ご自身のGoogleビジネスプロフィールのアカウントまでも凍結・停止されてしまう可能性があります。

Googleの口コミに関するガイドラインでも自身で口コミを投稿することを禁止していますので決して行わないようにしましょう。

お客さんに特典と引き換えに書いてもらう

これもGoogleのガイドラインに記述していることですが、特典と引き換えに口コミを書いてもらうことは禁止しています。
たとえ、お客さんに特典を付与したことへの口止めをお願いしたとしても人の口に戸は立てられないので、うっかり他の口コミやSNSの投稿などで口を滑らせて発覚してしまう事もあります。
そうなるとGoogleからの評価は下がり、企業のイメージダウンに繋がってしまいます。

損得が発生しないフラットな口コミを書いてもらうには、お客さんに直接、丁寧にお願いしましょう。

高評価へ誘導する

そして、お客さんを高評価へ誘導するのも避けましょう。
単に口コミの投稿をお願いする分には問題ありませんが、“高評価を付けてもらう”ことをわざわざお願いするのは企業としての成長を自ら妨げることにもなります。

お客さんの真の意見が反映されない、半ば強制的に付けられた評価に価値は見出せません。場合によってはお店の印象が悪くなり、二度とサービスを利用してくれなくなる可能性があります。

なので、丁寧でホスピタリティにあふれたサービスを提供し、正しい方法で高評価の口コミを集めていきましょう。

低評価の口コミへの対処法を用意しておく

口コミがたくさん集まれば低評価や誹謗中傷などのネガティブな内容の口コミが書き込まれてしまうこともあります。
根拠のない誹謗中傷など悪質な内容の場合はGoogleへ削除申請できますが、正当なクレームであればきちんと返信しておきましょう。
ネガティブな口コミは耳が痛いものですが、お客さんからの貴重な意見として真摯に受け止めて対応すればユーザーからの好感度が上がります。

低評価の口コミへの返信方法についてはこちらの記事もご参考ください。

口コミを増やす方法

口コミを増やすためにはお客さんに寄り添った丁寧なサービスを提供するのはもちろんですが、さりげなく口コミ投稿を促すように施策することも大切です。
この章では口コミを増やす具体的な方法を紹介しています。経済的コストをかけずにできる方法もあるので、すぐに活用していただけます。

お客さんに直接お願いする

まず、来ていただいたお客さんに直接お願いする方法です。
前の章でも述べましたが、口コミを書いてもらうことと引き換えにサービスや特典を提供するのは公平性に欠け、評価の純度が下がってしまうのでGoogleのガイドラインで禁止されています。
なので、サービス提供後に丁寧にお願いしてみましょう。

タイミングとしては、食後や会計の前などお客さんが落ち着いている時が良いでしょう。
レジで会計を済ませている時に頼むと、後ろに並んでいる他のお客さんなどが気になって慌ててしまうので、ゆったりとくつろいでいる頃合いを見計らうのがポイントです。

SMS(ショートメール)で依頼する

次に、顧客情報として電話番号を把握してるお客さんにはSMS(ショートメール)で依頼してみましょう。SMSは迷惑メールになりづらく、通常のメールに比べて開封率も高い傾向にあります。

来店後の3日~1週間以内に依頼すればお店を利用した記憶も鮮明なので、メールに反応して口コミを書いてくれる確率が高くなります。

チラシやポップで依頼する

そして、チラシやポップ、ポスターなどで口コミ投稿を呼びかける方法です。
カラフルなデザインにして店舗の出入り口やレジの横、テーブルなど目立つ場所に掲示しておきましょう。

口頭でお願いするのもいい方法ですが、掲示物で視覚情報からも訴えかけてみましょう。このようなアナログな方法でも充分に効果を発揮します。

QRコードを使用する

そして、QRコードを活用する方法です。画像を読み取るだけなのでユーザーが口コミページにアクセスしやすくなります。
作成後はSNSやブログ、店頭のポップやチラシなどに貼り付けて、オンラインとオフラインの両方の手法からアプローチできるようにしましょう。
また、その場で投稿が難しい場合は、QRコードの付いたショップカードなどをお客さんに渡すことで時間をおいて口コミを投稿してもらえる可能性が高くなります。

QRコードの作成方法の詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

口コミに丁寧に返信する

最後に、口コミに丁寧に返信する方法です。
口コミは書き込んだユーザー以外も閲覧できるようになっていますので、第三者のユーザーが、丁寧かつ誠実に返信しているやり取りを見て安心感を持ってもらいやすくなります。そして、実際にサービスを利用してくれたり、ポジティブな口コミを書いてくれる確率が高まり、さらにその口コミを見た他のユーザーも来店してくれるという流れがうまれ、次々に良い口コミが集まってきます。
口コミへの返信はMEO対策としての効果もあるので、必ず返信しておきましょう。

具体的な返信方法や例文についてはこちらの記事もご覧ください。

まとめ

良い口コミをたくさん集めることはWeb集客においてとても重要です。
また、書き込んでもらった様々な内容の口コミに積極的かつ丁寧に返信することで、自社のイメージアップに繋がりやすくなります。Googleビジネスプロフィールのヘルプページでも口コミへの返信を推奨していますので、口コミが書き込まれたら早めに返信しておきましょう。

本記事で紹介した口コミの集め方を参考にしていただき、ぜひ、ご自身のGoogleビジネスプロフィールの運用や新しいサービスの考案などに活かしてみてください。

弊社ではMEO対策を中心に数多くの中小企業や店舗のGoogleビジネスプロフィールの運用をお手伝いしております。 Googleビジネスプロフィールの運用方法や店舗集客にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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これまで学校の広報といえばホームページの運用や学校要覧の作成などが主でしたが、近年、スマホの普及に伴ってSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用する方法が注目を集めています。

しかし、SNSそのものを利用したことがない方にしてみれば、

「SNSを活用するのは本当に有効なの?」
「SNSを活用してみたいけど、どうすれば良いかわからない」

といった疑問や悩みが生じることもあるでしょう。

そこで今回は、学校の広報にSNSを活用するためのコツについて解説します。

活用するメリットや各種SNSの選び方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

学校の広報にSNSが有効な理由

学校の広報にSNSを活用することに対して「本当に有効なのか」と疑問を抱く方もいるかと思いますが、結論から言うと非常に有効です。

その理由を順番に深堀りしていきましょう。

10代のSNS利用者数が多い

学校の広報にSNSが有効な1つ目の理由は、10代のSNS利用者の割合が非常に多いことです。

実際に総務相が令和2年におこなった「通信利用動向調査」によると、学校のターゲット層である13〜19歳の86,1%がSNSを利用していることが分かっています。

およそ9割に近い人が日常的にSNSを利用していることから、進学したい学校の情報収集をすることも想定できるので、広報に活用することで効果的に自校をアピールできるでしょう。

コロナ禍で気軽に来校できなくなった

学校の広報にSNSが有効な2つ目の理由は、コロナ禍で気軽に来校できなくなったことです。

高校や大学、専門学校などではオープンキャンパスや説明会など入学を希望する学生やその保護者が来校する機会がありますが、コロナ禍でためらっている方も少なくありません。

そのような方に向けて学校内や説明会の様子を動画で発信できるので、機会損失を防げるでしょう。

学校の広報にSNSを活用するメリット

学校の広報にSNSを活用するメリットは以下の通りです。

  • 無料で集客効果が期待できる
  • 画像や動画で学校の雰囲気を視覚的にアピールできる
  • イベントを宣伝しやすくなる

無料で集客効果が期待できる

学校の広報にSNSを活用する1つ目のメリットは、無料で集客効果が期待できることです。

学校用のホームページを作成・運用する場合はサーバー代やドメイン代などの料金がかかる上、それらを外部の業者に委託する場合はさらに高額な料金がかかってしまいます

さらに、集客効果を出すためには高度なノウハウが必要なので、学校内のリソースだけではなかなか効果が出にくいのが難点です。

一方のSNSであればアカウントの作成や運用に料金がかからないため、まずは気軽に始めてみましょう。

画像や動画で学校の雰囲気を視覚的にアピールできる

学校の広報にSNSを活用する2つ目のメリットは、画像や動画を通して学校の雰囲気を視覚的にアピールできることです。

ホームページや学校要覧のように、文章だけで学校内の雰囲気や魅力を存分に伝えるのは難しいものです。

SNSであれば学校全体や授業中の風景、部活動の様子など、画像や動画を通じて視覚的にアピールできるので、「こんな学校に入ってみたい」といった具合に学生の意欲を掻き立てられるでしょう。

イベントを宣伝しやすくなる

学校の広報にSNSを活用する3つ目のメリットは、オープンキャンパスや説明会などイベントを宣伝しやすくなります。

これまでの宣伝方法といえば、学校用ホームページへの掲載やチラシを周辺地域に掲示するなどが一般的で、いずれも宣伝できる範囲が限定的で認知させにくいことが難点でした。

一方、SNSであれば8,270万人にものぼる国内のユーザーに対して宣伝できるので、周辺地域のみならず広い範囲での集客効果が期待できるでしょう。

学校の広報にSNSを活用する際のコツ

学校の広報にSNSを活用する際のコツは以下の通りです。

  • SNSの危険性を考慮する
  • 学生に協力を依頼する
  • SNSユーザーとのコミュニケーションを図る

SNSの危険性を考慮する

学校の広報にSNSを活用する際は、<不適切な内容を投稿してしまうと炎上する危険性があることを考慮しておきましょう。

たとえ投稿した側に悪意がなくともひとたび炎上すると後処理に追われるだけでなく、アカウントや学校そのものの信用を失ってしまいます。

そのほかにも、投稿する際は個人情報の取り扱いに注意が必要です。

誤って個人情報が記載されたデータを投稿したり個人を特定できるものが映った画像や動画を投稿したりしてしまうと、犯罪に巻き込まれてしまうリスクがあります。

SNSは学校の広報に活用しやすい反面、使い方を誤ると取り返しのつかない事態に陥ってしまうことも考慮しておきましょう。

ユーザーにメリットのある投稿をする

SNSでは、常にユーザーに対してメリットがある内容を投稿しましょう。

芸能人や著名人の場合は、自身のSNSアカウントに日常的な疑問や体験を日記のように投稿しても、ユーザー(フォロワー)からは「〇〇さんはこれが好きなんだ」「私と一緒でうれしい」といったメリットを感じられます。

しかし、学校に対してユーザーが求めているのは「自分の現在や将来のために必要な情報があるかどうか」であるため、日記のような内容を投稿しても興味・関心を持ってくれません。

それどころか「なんか変な学校だな」と、ネガティブな印象を与えて敬遠されてしまう恐れもあります。

学校そのものやアカウントのイメージを崩さないためにも、ユーザーの視点で考えた内容を投稿しましょう。

学生に協力を依頼する

学校の広報にSNSを活用する際は、自校の学生に協力を依頼しましょう。

教員とターゲットでは世代が異なるので、求める情報を正確に把握してそれを発信するのは簡単なことではありません

したがってターゲットに魅力を感じてもらうためには、同じ世代である学生に「どんな情報を求めているのか」「どんな内容が共感できるのか」といった具合に聞き取り調査をする方法が確実です。

なかなか無償で学生に協力してもらうのは難しいですが、うまく協力を仰いでより精度の高い情報を発信しましょう。

ユーザーとのコミュニケーションを図る

SNSを広報に活用する際は、ユーザーからのチャットやコメントに返信するなどコミュニケーションを図りましょう。

学校側から情報を発信することはもちろん重要ですが、あまり一方的になると押し付け感があって一歩距離を置かれてしまいます。

情報の発信に尽力するあまり、質問や問い合わせへの返信が遅れたりおろそかにしたりすると、ユーザーは「全然答えてくれない」と不信感を抱いてしまいます。

学校の存続に欠かせない学生を確保するためにも、普段から積極的にコミュニケーションを図りましょう。

各種SNSの特徴と選び方

一口にSNSといっても「Twitter」「Facebook」「YouTube」などさまざまな種類があるので、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

そんな方に向けて、この章ではそれぞれのSNSの特徴や学校に適した選び方を紹介します。

Twitter(ツイッター)

Twitterは、日本国内のユーザー数が4,500万人を超える巨大なSNSです。

「ツイート」という文章がメインの投稿機能で、140文字以内であれば「学校でこんなことがあった」「今日は学校でこんなことをやる」といった日常の出来事や体験などを気軽につぶやけるのが特徴です。

それによって学校・学生間で対面よりも気軽にコミュニケーションを図れるので、交流の場を作るにはもってこいのSNSと言えます。

また、ツイートにはウェブサイトのURLを貼り付けられるので、イベントの宣伝や受験シーズンの交通・気象情報の共有など利用場面が多いことから、高校や大学、専門学校を問わずに活躍するでしょう。

Facebook(フェイスブック)

Facebookはメタ社が運営する世界最大のSNSで、国内でも2,600万人ものユーザーを抱えています。

Twitterをはじめ、ほかのSNSとの大きな違いは実名登録制であることです。

そのため、本名や年齢、学歴・職歴など詳細な情報を公開しているユーザーが多く、自校のターゲットに対して正確に情報を発信できることが特徴です。

また、Facebookのもう一つの特徴として30、40代のユーザー数が多いことが挙げられます。

このことから、学生よりも保護者に向けて情報を発信したり文字数制限が無い投稿機能を学校用のホームページとして利用したりすることで、Facebookの持ち味を生かせるでしょう。

Instagram(インスタグラム)

Instagramは、日本国内のユーザー数が3,300万人を超えるSNSです。

TwitterやFacebookとは対照的に、Instagramは画像や動画がメインのSNSであるため、学校の授業風景や在学生の印象など、文章では伝わりにくい雰囲気を直感的かつ視覚的にアピールできるのが特徴です。

また、Instagramは10、20代女性のユーザー数が圧倒的に多いため、女子高や美容・アパレル系の専門学校など若い女性がターゲットの学校と相性が良いことも特徴の一つです。

若い女性が共感できる内容や学校での実技講習の様子、役に立つノウハウなどの情報を発信することで、ターゲットの心をグッとつかめるでしょう。

YouTube(ユーチューブ)

YouTubeは誰もが知っているとおり、動画の投稿や閲覧がメインのSNSです。

InstagramやTikTokのような短尺の動画とは異なり、YouTubeは最大12時間までの長尺の動画を投稿できます。

そのため、CMやアイキャッチのようなちょっとした動画からウェブオープンキャンパスのような大掛かりな動画まで、ターゲットや利用目的に合わせて柔軟に対応できるのが特徴です。

また、投稿した動画は文章と画像がメインになりがちな学校用のホームページにも掲載できるので、ホームページの完成度が高まるとともに学校の魅力がより伝わりやすくなるでしょう。

TikTok(ティックトック)

TikTokは、主にスマートフォンでの閲覧に適した縦長の動画を投稿できるSNSです。

特に10代の利用者が多いこともあり、YouTubeやInstagramよりも日常風景や面白おかしいエンタメ系など少しカジュアルな雰囲気の動画が多いのが特徴です。

また、TikTokは独自の仕組みによって自校に興味関心のないユーザーにも投稿を届けやすくなっているので、内容とクオリティ次第ではあるものの比較的拡散されやすい(バズりやすい)という特徴もあります。

これによってほかのSNSよりも急速なアカウントの成長が期待できるため、まずはTikTokで自校の認知拡大やファン獲得を目指すのも良いでしょう。

LINE(ライン)

LINEは、いまや日本国内のほとんどの人が日常的に連絡手段として利用しているSNSです。

その利用率の高さから、ほかのSNSよりも幅広い年齢層に加えて多くのユーザーへ情報を発信できるのが特徴です。

学校が利用する場合、保護者から学生向けの情報まで万能に扱えるのがLINEの強みでもあります。

ただし、情報を発信するためにはユーザーに「友だち追加」をしてもらうことが必須なので、入試対策講座の体験チケットやオープンキャンパスで利用できるクーポンを配布するなど、メリットを感じてもらえる工夫をしてみましょう。

まとめ

今回は、SNSを学校の広報に活用するメリットやコツについて解説しました。

SNSは正しい活用方法を知り、学校の特徴に合ったものを選ぶことで集客効果を飛躍的に高める可能性を秘めています。

しかし、SNSを広報に活用している学校はまだまだ少ないので、是非この機会にアカウントの運用を始めてほかにはない自校の魅力を存分にアピールしてみましょう。

また、SNSと併行して自校の魅力をアピールするなら、Googleストリートビュー屋内版を導入するのが効果的です。

Googleストリートビュー屋内版とは、ユーザーが実際にその場に訪れることなく、スマートフォンやパソコンを通じて教室・運動場など学校内部の様子を360°のパノラマ写真で見せられるサービスです。

導入することでユーザーがその学校に居るかのような疑似体験ができるので、「しっかり設備が整っている」「校内の雰囲気がおしゃれ」など文章や画像では伝えきれない魅力をアピールできるようになります。

実際のところ、内部の様子をくまなく伝えようと教員だけで写真や動画を撮影したり、それをホームページにアップロードするのは非常に手間がかかるものです。

ただでさえ学校の通常業務が忙しくて手一杯なのに、撮影やアップロードをしている時間なんてないという方もたくさんいらっしゃるでしょう。

弊社では、そういった一連の作業を学校に代わってサポートする「ストリートビュー撮影代行サービス」を提供しています。

興味のある方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。

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Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
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これまで学校の広報といえばホームページや学校要覧などが一般的でしたが、近年はスマートフォンの普及にともなってSNSを活用する方法が注目を集めています。

なかでも若年層に人気のInstagram(インスタグラム)で学校の魅力をアピールして、学生の確保につなげたいと考える方も多いのではないでしょうか。

その一方で「そもそもSNSを利用したことがない」「Instagramは利用したことがあるけど、どうやって学校の広報をすれば良いかわからない」など、悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、Instagramで学校の広報をする具体的な方法について詳しく解説します。

成功させるコツや実際に学校が活用している事例も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそもInstagram(インスタグラム)とは?

Instagramはメタ社が運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、日本国内での月間利用者数は3,300万人超の規模を誇ります。

最大の特徴は画像や動画がメインという点で、被写体のおしゃれさや美しさを追求した「インスタ映え」という単語が流行するほどこれらのクオリティが重要視されています。

学校で利用する場合は、おしゃれなスペースのある大学やデザイン系の専門学校など文章では伝えにくい魅力がある学校におすすめです。

また、Instagramは特に10~20代女性の利用者が多いこともあり、女子校や美容・アパレル系専門学校など若年層の女性がターゲットの学校との相性も良いSNSです。

Instagramで学校の広報をする前の準備

Instagramで学校の広報をする前に、以下の3つの準備をしておきましょう。

  • アカウントを作成する
  • プロアカウントへ切り替える
  • プロフィールを編集する

アカウントを作成する

まずは学校で運用するInstagramのアカウントを作成しましょう。

手順は以下の通りです。

  • Instagramのアプリ(iOSAndroid)をダウンロードする
  • 「メールアドレスか電話番号で登録」をタップして、入力する
  • 認証コードを受け取り後、入力する
  • 名前とパスワードを設定する
  • 誕生日を入力する
  • ユーザーネームを設定する
  • 連絡先の同期を設定する
  • プロフィール画像を設定する
  • フォロー設定をする(スキップ可)

以上でアカウントの作成は完了です。

プロアカウントに切り替える

Instagramのアカウントの作成が完了したら、プロアカウントに切り替えましょう。

Instagramのプロアカウントは通常のアカウントとは異なり、集客や宣伝、アクセス分析などビジネス向けの機能が利用できます

その上、通常のアカウントを作成していれば誰でも無料で切り替えられるので、学校の広報をはじめ、ビジネス目的で利用するならプロアカウントがおすすめです。

以下の手順でさっそくプロアカウントに切り替えてみましょう。

  • Instagramのアカウントにログインする
  • プロフィール画面右上の「3本線マーク」をタップする
  • 「設定」をタップする
  • 「アカウント」をタップする
  • 「プロアカウントに切り替える」をタップする
  • ヒント画面下の「次へ」を4回タップする
  • 「学校」「教育」など該当するカテゴリを選択する(表示されていない場合は検索する)
  • ビジネスアカウントを選択する
  • 連絡先情報を入力する(スキップ可)
  • Facebookとリンクする(スキップ可)

以上で、Instagramの通常アカウントからプロアカウントへの切り替えは完了です。

プロフィールを編集する

Instagramのプロフィールは、アカウントの存在そのものや発信する情報の内容をユーザーに知ってもらうために重要な場所ですので、忘れずに編集しておきましょう。

編集できる項目とそれぞれのポイントは以下の通りです。

プロフィール画像アカウントの「顔」となるアイコン。
学校の場合は、ロゴや校舎の外観などひと目で学校名が分かる画像がおすすめ。
名前プロフィール画像の下に表示される名前。
学校の場合はほかのユーザーに分かりやすいよう、正式な学校名を設定するのがおすすめ。
(例:マケスク大学、Makesuku University など)
ユーザーネームログインにも使用するアカウントのID。ほかのユーザーが使用するものと重複できない。
ユーザーが検索する際にも使用する場合があるので、学校名を含むものが好ましい。
(例:Makesuku Univ、Makedai1972 など)
自己紹介150文字以内で入力できるアカウントの紹介文。
学校の概要や発信する内容を簡潔に記載するのがおすすめ。
(例:新宿にある〇〇の専門学校です。学校での出来事やイベント情報を随時発信していきます。)
リンク外部のウェブサイトへのリンク。
学校用ホームページのURLを入力することで、プロフィール経由でユーザーを誘導できる。

Instagramで学校の広報をする際のコツ

それでは、実際にInstagramで学校の広報をする際のコツを紹介していきます。

フィードで学校の日常やイベントの様子を伝える

Instagramのフィードとは、複数枚の画像や動画を同時に投稿できる機能です。

この機能を活用して、学校内の日常風景やイベントで白熱しているシーンなど教員・生徒にしか味わえない雰囲気を伝えましょう

実際に通信教育の大手企業であるベネッセが調査した「大学選択で重視した点」の結果では、全体の4割ほどの学生が大学を選択する上で「キャンパスライフが楽しそう」「キャンパスの雰囲気が良い」などの要素を重視していることが分かっています。

しかし、こういった様子や雰囲気はTwitterやFacebookなどのSNS、学校用ホームページの文章で表現することは難しく、読み手にも伝わりにくいものです。

フィードで画像や動画を投稿して「なんだか楽しそうな学校」「すごく雰囲気が良い学校」と、学生に認識してもらいましょう。

また、そういった雰囲気を伝えやすくする方法として、Googleストリートビュー屋内版を導入するのが効果的です。

Googleストリートビュー屋内版とは、ユーザーが実際にその場に訪れることなく、スマートフォンやパソコンを通じて教室・運動場など学校内部の様子を360°のパノラマ写真で見せられるサービスです。

導入することでユーザーがその学校に居るかのような疑似体験ができるので、「しっかり設備が整っている」「校内の雰囲気がおしゃれ」など文章や画像では伝えきれない魅力をアピールできるようになります。

実際のところ、内部の様子をくまなく伝えようと教員だけで写真や動画を撮影したり、それをホームページにアップロードするのは非常に手間がかかるものです。

ただでさえ学校の通常業務が忙しくて手一杯なのに、撮影やアップロードをしている時間なんてないという方もたくさんいらっしゃるでしょう。

弊社では、そういった一連の作業を学校に代わってサポートする「ストリートビュー撮影代行サービス」を提供しています。

興味のある方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。

リールで臨場感を伝える

Instagramのリールは、スマートフォンの縦画面いっぱいに表示される動画を投稿・視聴できる機能です。

リールの大迫力な動画で、入学を検討している学生に臨場感あふれる体験をさせましょう。

具体的な投稿内容は「実技講習の様子」「学校・学科の紹介動画」など、画像やフィードでは魅力を伝えにくいものがおすすめです。

また、リールでは動画と一緒に任意の曲を設定し、再生させられます。

若年層で流行っている曲や動画の雰囲気に合った曲を設定することで、より一層学生の興味を引きやすくなるでしょう。

コツコツと継続して投稿する

Instagramで学校の広報をする上で、コツコツと継続して投稿することがとても重要です。

アカウントを作成して広報を始めたとしてもすぐには集客効果が出ないため、段々と投稿すること自体が苦痛になってきて断念してしまう方も多いでしょう。

しかし、アカウントは子どもや学生と同様に、時間をかけてじっくりと成長させていくものです。

そのため短期間で必死になっていずれ諦めてしまうよりも、1~2週間に1回ほどの頻度で学生にとって有益な内容を投稿し、「反響があったらラッキー」くらいのスタンスがちょうど良いのです。

そうすることで次第に投稿内容の質が高まり、アカウントのフォロワー増加・学校への問い合わせ件数の増加といった目に見える形で効果が現れるでしょう。

Instagramでの学校広報の事例

コツを理解したとしても、Instagramで学校の広報をする具体的なイメージは浮かびにくいものです。

そのため、ここからは実際にInstagramで広報をしている学校の事例を紹介します。

青山学院大学

青山学院大学は東京都渋谷区に設置されている私立大学で、公式アカウントのフォロワー数は2022年10月現在で19,000人を超えています。

このアカウントでは、満開の桜や雪景色など美しい風景と共に撮影されたキャンパスがおしゃれな雰囲気を醸し出しています。

 
 
 
 
 
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青山学院大学 / Aoyama Gakuin U.(@aoyamagakuinuniversity)がシェアした投稿

また、記念館や礼拝堂といった風情ある建物も印象的で、写真を見ただけで日本離れした異空間に居るような気分を味わえるほど。

いずれも学生が貴重な青春時代を過ごす場所としての魅力が伝わりやすく、ぜひとも参考にしてもらいたいアカウントです。

2.

大阪大学

大阪大学は大阪府吹田市に設置されている国立大学で、公式アカウントのフォロワー数は2022年10月現在で25,000人を超えています。

このアカウントは各キャンパスの紹介動画や、同校の公式マスコットキャラクターであるワニ博士のLINEスタンプ宣伝動画など、様々なリールに注力しています。

中でも学校紹介動画が印象的で、キャンパス内を駆け回るような疾走感で展開する映像は、思わず何度でも観てしまうほど魅力的です。

 
 
 
 
 
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大阪大学 (Osaka University)(@osakauniversity)がシェアした投稿

また、公式マスコットキャラクターを全面的に押し出しているところも、学校をブランディングする一つの方法として参考にしてもらいたいアカウントです。

関西医科専門学校

関西医科専門学校は大阪府大阪市に設置されている理学療法士を育成する専門学校で、公式アカウントのフォロワー数は2022年10月現在で6,179人を獲得しています。

このアカウントは学校の日常や授業風景を写したフィードが中心で、画面越しでも生徒が学校生活を楽しんでいる様子が伺えます。

そんな様子を「いかっぴー」という医科(いか)と烏賊(いか)をかけた公式マスコットキャラクターが発信する、という設定も面白い発想です。

学校というと堅いイメージがありますが、マスコットキャラクターを起用することで学生に親しみやすい印象を与え、その上ブランディングにも一役買ってくれています。

自校のイメージを変えたい、自校の象徴となるような要素が欲しいという学校に是非とも参考にしてもらいたいアカウントです。

まとめ

今回は、Instagramで学校の広報をする方法について解説しました。

Instagramで学校広報を始めること自体は難しくないものの、集客効果を出すためには正しいコツを理解してアカウントを運用することが重要です。

本記事を参考にInstagramを活用して、学校の存続に欠かせない生徒の確保を目指しましょう。

しかしながら、なにもノウハウがない状態でInstagramアカウントの運用や学校の広報をするのは困難を極めるでしょう。

ましてや、ただでさえ忙しい教育の現場でアカウントの運用や広報のために人員を確保することは、そう簡単なことではありません。

そんなときは、Instagram運用代行サービス業者に依頼するのもひとつの手段です。

Instagram運用代行サービスならアカウントの作成から運用、広報に至るまで業者が一貫しておこなうので、学校側は本来の業務に専念できます。

弊社でもInstagram運用代行サービスを提供しているので、興味のある方はお気軽にご相談ください。

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飲食店がGoogleストリートビュー屋内版を導入するとどのように見えるのでしょうか。また、どのような飲食店が導入に向いているのでしょうか。

今回は、Googleストリートビュー屋内版の導入に向いている飲食店の特徴と導入方法、そしてGoogle認定フォトグラファーである弊社、株式会社トリニアスが撮影した10の飲食店の導入事例をご紹介します。

ぜひ参考にし、Googleストリートビュー屋内版の導入を検討しましょう。

1.Googleストリートビュー導入に向いている飲食店の特徴

Googleストリートビュー導入に向いている飲食店の特徴は、まず、最寄り駅から少し距離があったり、雑居ビルの中にある店舗です。

このような立地にある飲食店は、初めて訪れる際に道に迷ってしまうことがあります。なので、Googleストリートビュー屋内版を導入して周辺環境の様子を発信すれば、ネット上であらかじめ地理を知ってもらうことができます。

次のGoogleストリートビューの導入に向いている飲食店の特徴は、繁華街などの激戦区に店舗を構える飲食店です。

最近では、グルメサイトなどのプラットフォームを通じての来店以外にも、SNSからの口コミを見たお客様がお店の名前を直接、地図検索エンジンで調べて来店するケースも増えてきています。

このように、Googleストリートビュー屋内版で店内の様子を事細かく撮影することで、グルメサイトに掲載しきれなかった店舗のより詳しい情報を発信できるので、他店との差別化にもつながります。
ネットで公開する情報を充実させることで、新しいお客様の獲得にも繋がっていくことでしょう。

2.Googleストリートビュー導入までの流れ

Googleストリートビューは「Googleビジネスプロフィール」に登録することで掲載できます。

この章では、Googleビジネスプロフィール登録からGoogleストリートビュー掲載用の写真撮影までの流れを紹介していきます

1.施設内の写真撮影をする

ご自身で撮影される場合も、Googleストリートビュー屋内版撮影代行業者に依頼する場合も、まずは施設内の撮影をします。 ご自身で撮影される場合は360°カメラをご準備していただきます。

また、代行業者に依頼される場合は、一番理想に近い見積りを出してくれる業者と契約をしましょう。
弊社の場合はカメラマンを派遣して撮影するため、カメラマンと日程調整した後に撮影を開始いたします。

2.撮影データを編集し、Googleビジネスプロフィールに掲載する

Googleストリートビュー屋内版が撮影出来たら、弊社では編集ソフトで写真を繋ぎ合わせる作業をし、店内をスムーズに移動できるように編集します。
色味の加工なども完了したらGoogleビジネスプロフィールの「写真」から投稿しましょう。

Googleビジネスプロフィールの登録方法・使い方はこちらをご参考ください。

3.迷ったらGoogleストリートビュー認定代理店に相談

Googleストリートビュー屋内版は、カメラや編集ソフト、編集技術を持っていれば撮影からアップまで一通り行うことができます。
しかし、撮影に手間がかかったり、アップするのが難しかったり、手持ちのカメラでは画質が悪かったりなど、飲食店のスタッフのみですべての作業を行うことはなかなか難しいでしょう。

なので、費用はかかりますが、クオリティの高いGoogleストリートビュー屋内版を撮影するために、「Google認定フォトグラファー」というGoogleストリートビュー屋内版の撮影代行業者を利用することもおすすめです。
見積もり対応可能の撮影代行業者がほとんどですので、何社かピックアップして比較検討することもおすすめです。

3.飲食店のGoogleストリートビュー導入事例

それでは、ここから弊社が撮影した飲食店の導入事例をご紹介します。
なお、店内の撮影のほとんどは人の出入りが少ない時間帯や定休日に行っており、スタッフの方やお客様のプライバシー保護に配慮しております。

実際の撮影事例をご覧いただくことで導入後の具体的なイメージを掴めると思います。
ぜひ、Googleストリートビュー屋内版導入の参考にしてみてください。

1.「厳選和牛焼肉 松剛 立川店」(東京都立川市)

厳選和牛焼肉 松剛 立川店様は最寄りの駅から少し歩いた、住宅や商店などが立ち並んだ場所にあります。
店内の内装は、壁と床、椅子やテーブルなどが全て白色で統一されているので広々と感じます。
テーブルのそばに飾られたされた盆栽や通路に植えられた竹が和の趣きを演出しています。

2.「玄品 浦和」(埼玉県さいたま市)

玄品 浦和店様は雑居ビルの地下階に店舗を構えています。
店内には、テーブル席やカウンター席の他に畳敷きのお座敷席が備え付けられています。また、テーブル席の間の間仕切りに御簾を用いているので、全体的に和のテイストを取り入れた造りになっています。

3.「ステーキしゃぶしゃぶ パンドラ」(東京都新宿区)

ステーキしゃぶしゃぶ パンドラ様は雑居ビルの中の上階に店舗があります。
こちらではお客様の目の前でシェフがお肉を焼いてくれるサービスを提供しているので、店内のすべてのテーブルには大きな鉄板が備え付けられています。
店舗の内装は深い茶色を基調としているレトロなデザインで落着きがあります。

4.「いづつや 長岡店」(栃木県宇都宮市)

いづつや 長岡店様の店舗の外観は、まるで西部劇のセットのような特徴的なデザインです。
店内はとても広く、ゆったりとした造りのテーブル席が数多く設置されています。
また、ドリンクバーやサラダバーなどのビュッフェもあるので、色々なメニューを楽しむことができます。

5.「GARDEN HOUSE Kamakura」(神奈川県鎌倉市)

GARDEN HOUSE Kamakura様は道路から少し奥まった場所にあります。お店の看板のそばに植えられた木が緑のアーチを造り、お客様をやさしく出迎えているようにみえます。
店内には屋外のテラス席がいくつもあり、草木の息吹や日光を浴びながらゆったりくつろぐことができます。
また、屋内にも客席が設けられているので雨の日でも安心です。

6.「焼肉 美福苑」(千葉県船橋市)

焼肉 美福苑様はJRの駅から徒歩10分の場所にあります。玄関は階段とスロープのどちかららも入れるようになっています。
店内の内装は和風で、料亭のような高級感があります。座席の数は充実していて、窓辺に面したテーブル席や個室席、お座敷の席などもあり、どちらもゆったりとくつろげそうです。

7.「魚敬 津久井浜店」(神奈川県横須賀市)

魚敬 津久井浜店様は海岸沿いにあります。海がとても近いので、店内からも大海原を一望できます。
出入口には階段とスロープが備え付けてあり、バリアフリーになっています。店内はとても広く、カウンター席やファミリー向けの広いテーブル席などが用意されています。また、料理の注文がタッチパネル方式なのもとても便利です。

8.「ストリームヴァレー」(千葉県柏市)

ストリームヴァレー様は公園の近くの緑が豊かな場所にある、自家焙煎のコーヒーを楽しめるカフェです。最寄りの駅から離れた立地なので、その分、静かで落ち着いた雰囲気になっています。
店内は木材をふんだんに使用したクラシックな内装で、ゆったりとくつろぐことができます。座席は、カウンター席とテーブル席があり、テーブル席からは近くの公園の木々を眺めながら食事を楽しめます。

9.「エコトコ・ファーマーズカフェ」(埼玉県所沢市)

エコトコ・ファーマーズカフェ様は、広い公園の中にある博物館に付属した飲食店です。テラス席やカウンター席からは公園の芝生や林を眺めてくつろぐことができます。
店内の内装は、テーブルや椅子は全て木製のもので統一されていて自然のぬくもりを感じます。床の格子柄のデザインもモダンでおしゃれです。

10.「Dining 383 LANA」(神奈川県川崎市)

Dining 383 LANA様は、駅から少し歩いた商店街の中にあります。
店舗の植え込みにヤシの木が植えられていたり、また、店内の内装はサーフボードや貝殻が飾られたりと、全体的にハワイアンテイストになっています。
店内には2人~4人掛けのテーブル席のみで、いずれも木目調でシックなデザインです。ボックス席には南国を思わせるデザインのクッションや椅子のカバーがかけられていて、まるで海の家に来たような気分になります。

4.まとめ

ここまでGoogleストリートビューでの飲食店の撮影のメリットや、導入事例をいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ご自身の飲食店の清潔で明るい店内の様子や、居心地が良さそうな雰囲気をネット上で発信することで、よりたくさんの方にアピールできます。
そして、お客様の実際のご来店やお問い合わせにも繋がっていくことでしょう。

ぜひ、飲食店のGoogleストリートビューの撮影導入の参考にしてみてください。

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世界で圧倒的なシェアを誇る検索エンジン・Googleが提供している集客ツール・Googleビジネスプロフィールには、商品紹介の写真や最新情報などの投稿、ユーザーの行動分析など集客に便利なたくさんの機能が搭載されています。
本記事では、Googleビジネスプロフィールの口コミ機能について取り上げます。
口コミの重要性や投稿された口コミへの効果的な返信方法を例文付きで解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

Googleの口コミに返信するメリット

事業を運営するにあたって口コミはとても重要です。特に現代ではネットやSNSの普及により口コミによる情報や他者の意見が簡単に手に入るようになりました。

2021年に発表されたKDDIエボルバの調査によると、商品の購入前の情報収集を行うユーザーが殆どで、その中で最も影響力があったのは他の消費者による口コミでした。

引用元:PRTIMES

この調査結果から口コミによる実際の購買行動への影響は大きく、マーケティングにおいて貴重な情報源という事が分かります。

このように口コミを正しく管理することはさらなる集客に繋がりやすくなり、特に口コミへの返信は大きなメリットをもたらします。
具体的には以下の3点が挙げられます。

  • ユーザーとの信頼関係の構築に繋がる
  • Googleからの評価が上がる
  • 自社の強みや改善点に気付ける

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.ユーザーとの信頼関係の構築に繋がる

1つ目は、お客さんとの信頼関係の構築に繋がる点です。
いただいた口コミに真摯に向き合うことで、お客さんから誠実な企業という印象を持ってもらいやすくなります。そして、企業としての信頼に繋がり、リピートしてもらえる可能性も高くなります。

口コミの投稿欄はお客さんとの貴重なコミュニケーションの場なので、しっかりと対応していきましょう。

2.Googleからの評価が上がる

2つ目はGoogleからの評価が上がる点です。
口コミへの返信というアクションを起こすことで、自社のGoogleビジネスプロフィールのページの表示回数が増えてコンバージョンが上がります。そして、Googleには優良なアカウントとして判断され、検索結果において掲載順位が上位に表示されやすくなります。
このように、口コミへの返信は自社のGoogleビジネスプロフィールのアカウントの鮮度を保つのに効果的です。

3.自社の強みや改善点に気付ける

3つ目は自社の強みや改善点に気付ける点です。
お客さんの視点からの客観的な意見を投稿してもらうことで、自社内では気付けなかった強みや課題、改善点などが可視化されやすくなります。
いただいた口コミから品質向上のヒントを得られたり、新たなサービスや商品が生まれたりするきっかけにもなります。そして、そこからさらに良い口コミが増えていき、企業としてさらなる成長へと繋がります。

口コミに返信するときの5つのポイント

この章では、口コミに返信する際に心がけておきたいポイントについて解説していきます。
具体的には以下の5つが挙げられます。

  • ①丁寧な言葉遣いを心がける
  • ②簡潔な文章でまとめる
  • ③貴重な意見として受け止める
  • ④定型文を多用しない
  • ⑤AIを活用して返信文を作成する

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.丁寧な言葉遣いを心がける

1つ目は、口コミの返信文は丁寧な言葉遣いを心がけることです。
これは口コミの返信において最も大事なポイントです。
例えば、投稿された口コミの文面が絵文字を多用したりフランクなものだったりしても、できるだけ丁寧な文章で返信しましょう。
とはいえ、あまりにも堅苦しい言葉遣いをすると投稿者や第三者のユーザーが引いてしまうおそれがあります。
できるだけ親しみを感じやすく、お客さんと適切な距離感を保つことができる丁寧な文章での返信を心がけましょう。

2.簡潔な文章でまとめる

次のポイントは、口コミの内容をできるだけ簡潔な文章でまとめることです。
専門用語や難しい熟語などは使わずに、読みやすい表現にしましょう。
例えば本文を、ポジティブな口コミには感謝の言葉で、ネガティブな内容には謝罪の言葉で始めると分かりやすい文章になります。
できるだけわかりやすく、長文にならないように心がけましょう。

3.貴重な意見として受け止める

3つ目のポイントは、悪い内容の口コミであっても、お客さんからの貴重な意見として受け止めることです。
口コミは内容の良し悪しはあれど、お客さんからの率直な意見です。
自社のサービスを受けてお客さんが感じたことを知るのは、企業として成長していくために必要な要素です。
大事な時間を割いて口コミを投稿してくれたお客さんの気持ちに向き合い、感謝の気持ちを忘れないように対応しましょう。

4.定型文を多用しない

4つ目のポイントは、口コミの返信に定型文を多用しないことです。
返信に適した文章にはある程度は決まった形がありますが、コピーしたように同じ文章ばかり多用してしまうと、心がこもっていない冷たい印象に映ってしまいます。

ですので、口コミに返信する際は、一文を変えてみたり、お客さんの口コミの内容から言葉を少し引用したり工夫してみましょう。するとお客さんが、自分の意見を汲み取ってくれていると、好感を持ってもらいやすくなります。

5. AIを活用して返信文を作成する

5つ目は、AIを活用して口コミの返信文を作成する方法です。
AIを活用すれば、かんたんな指示文を入力するだけで返信文を作成してくれるので、少ない労力で定型文を使わずに返信することができます。

引用元:AIで、Googleビジネスプロフィールのクチコミ返信を作れる?クチコミ対応に役立つ3つのAI活用テクニック

具体的な方法として、入力欄に「書かれた口コミの内容」や「お店の業種」などを書き込んでAIに指示します。また、指示文を入力して返信文の文字数や含めてほしいワードを調整することも可能です。

【実例つき】Googleの口コミへの返信例文

この章では実際のGoogleの口コミへの返信を実例としてご紹介します。
高評価、低評価、事実とは異なる口コミなど様々な状況に応じた内容となっておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.高評価の口コミへの返信例文

まずは、高評価の口コミへの返信例文です。

①某飲食店の実例

こちらは、お客さんが選んだメニューを返信内容に入れることでコミュニケーションを深めており、この口コミを見た他のユーザーが来店したくなるフレンドリーな印象を与えています。

②某美容室の実例

こちらは、投稿された文章が短いながらもきちんと感謝を伝えています。このように丁寧に返信することでリピーターの獲得に繋げることができます。

③某クリニックの実例

こちらは、投稿者である患者さんに合わせた施術やカウンセリングを丁寧に行っていることが返信内容から伺えます。そして、このやり取りを見た他の見込み患者さんの不安を払拭することができます。

2.低評価の口コミへの返信例文

次は低評価の口コミへの返信例文です。

①某飲食店の実例

こちらは、感情的な文面の投稿に対して冷静に、来店してくれたことへの感謝とサービスが行き届かなかったことへの謝罪を伝えています。また、文章の最後に、貴重なご意見として受け止めていると伝えることで誠実な印象を与えています。

②某美容室の実例

こちらの美容室への口コミは一言だけですが、このような短い文章の投稿に対しても来店のお礼とサービスについての謝罪をすることで、真摯に向き合っていることが伝わります。

③某クリニックの実例

こちらはスタッフの対応についての口コミをしっかりと受け止め、感謝と謝罪を伝えています。このような口コミは従業員の再教育や業務改善のきっかけになる貴重な情報源になります。

3.事実と異なる口コミへの返信例文

そして、事実と異なる口コミへの返信例文です。時に、このような内容の口コミが投稿されることがあります。こういう場合でも冷静に対応していきましょう。

こちらは投稿された口コミに対して、事実関係を明白にするために相談窓口を案内しています。 このようにお客さんとの意見の食い違いが起こった場合でも適切に対応することで問題が解決する可能性が高くなります。

返信以外にGoogleの口コミを増やす方法

返信する以外に口コミの数を増やす方法は以下の通りです。

  • お客さんに直接依頼する
  • チラシやポップで依頼する
  • QRコードを使用する

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.お客さんに直接依頼する

1つ目はお客さんに直接依頼する方法です。
来店してくれたお客さんにサービスを提供後、口頭で丁寧にお願いしてみましょう。
依頼するタイミングとしては、食後や会計の前などお客さんが落ち着いている時が良いでしょう。

口コミを依頼する方法の詳細についてはこちらの記事もご参照ください。

2.チラシやポップで依頼する

2つ目はチラシやポップで依頼する方法です。
カラフルなデザインにして店舗の出入り口やレジの横、テーブルなど目立つ場所に掲示しておきましょう。
このようなアナログな掲示物で視覚情報から訴えかける方法は充分に効果的です。

ご自身でデザインを考えるのが難しいという場合は、弊社が無料で配布している口コミ依頼用のポップのフォーマットをご活用ください。下記のURLからダウンロードしてすぐにお使いいただけます。

3.QRコードを使用する

3つ目はQRコードを使用する方法です。
この方法は画像を読み取るだけなので、お客さんが口コミ投稿ページにアクセスしやすくなります。
作成後はSNSやブログ、店頭のポップやチラシなどに貼り付けて、オンラインとオフラインの両方の手法からアプローチできるようにしましょう。

QRコードの作成方法の詳細についてはこちらの記事もご覧ください。

Googleの口コミに返信する手順

この章では口コミへの返信方法について解説していきます。Googleの口コミに返信する手順は2通りあります。

  • Googleマップから返信する方法
  • Googleビジネスプロフィールから返信する方法

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.Googleマップから返信する方法

まず、Googleマップから返信する方法です。今回は弊社・株式会社トリニアスのページを例に解説していきます。

①Googleマップにログインし、自社のGoogleビジネスプロフィールから「クチコミ」の一覧を開きます。

②返信する口コミの下部の「返信」をクリックします。

③返信文を入力します。

④「返信」をクリックして完了です。

2.Googleビジネスプロフィールから返信する方法

次にGoogleビジネスプロフィールから返信する方法です。

①Googleにログインし、Googleビジネスプロフィールマネージャを開きます。

②左側のメニューから「クチコミ」をクリックします。

②返信する口コミの下部にある「返信」ボタンをクリックします。

③返信文を入力して「返信を投稿」をクリックして完了です。

Google口コミ返信例文のまとめ

今回はGoogleビジネスプロフィールにおける口コミの重要性や返信例文についてご紹介しました。
Googleビジネスプロフィールを運用されている方にとって口コミの管理は、さらなる集客やMEO対策としての効果を発揮します。
MEO対策とはマップ検索での上位表示を目指す施策のことで、近年、注目されているWeb集客方法です。

弊社・株式会社トリニアで提供しているMEO対策サービス・MEOprimeでさらに口コミを増やして集客効果をアップさせましょう。口コミの効果的な管理方法やビジネスの最適化など幅広くサポートしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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