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LINE公式アカウントのメッセージ配信について解説。配信方法の種類やポイントなどをご紹介。

2022.11.11

LINE公式アカウントでは、友だち登録しているユーザーに向けて定期的なメッセージ配信ができます。配信を行うことでご自身のビジネスの最新情報や友だち限定クーポンなどを提供できます。
そして、メッセージの配信方法にはいくつか種類があり、目的やユーザー別に配信方法や内容を分けることで、より集客に繋がりやすくなります。

本記事では、LINE公式アカウントのメッセージ配信の種類や効果的な配信内容について解説していきます。

LINE公式アカウントのメッセージ配信とは

LINE公式アカウントのメッセージ配信は、友だち登録しているお客さん全員にご自身のビジネスの最新情報をお知らせできる機能です。 定期的に配信することでサービス情報に触れてもらう機会が多くなるので、お客さんとの接点を作るのに非常に効果的です。

メッセージを配信した後はチャットに繋げることもできるので、情報発信だけでなく、1:1のお問い合わせにも対応できます。宣伝や告知だけでなく、お客さんとのコミュニケーションが図れる場でもあるので積極的な配信を心がけていきましょう。

また、メッセージ配信はLINE公式アカウントの料金プランに記載してある配信数に含まれます。無料のプランでも充分な配信数がデフォルトで設定されていますので、まずはそこから始めてみるのも良いでしょう。

メッセージ配信の基本機能について

この章ではメッセージ配信の基本的な機能について解説していきます。

メッセージはテキストやスタンプ以外にも画像や動画などを送ることができます。 また、A/Bテスト用のメッセージの作成や友だち登録しているユーザーの属性を絞り込んでのセグメント配信などもできます。

メッセージを一度に送信できるのは3つの吹き出しまでで、「メッセージを送った回数」×「送ったユーザー数」を配信回数としてカウントします。

各料金プランの中で配信できる回数や文字数には制限があるので、一度でどれだけの集客効果があるメッセージを作成できるかがポイントになってきます。

メッセージ配信の種類

LINE公式アカウントのメッセージの配信方法はいくつかあり、シンプルなテキストで配信したり、画像や動画を用いて視覚情報で訴求するものなどがあります。
それぞれの特性を知り、用途によって使い分けることで様々な効果やメリットが得られます。

この章ではメッセージ配信の代表的な4つの方法について解説していきます。

1.テキスト&スタンプなどの通常配信

まず、LINEの通常通りの使い方のようにテキストやスタンプ、画像などを友だち登録しているすべてのユーザーに一斉送信する方法です。

作成したメッセージをそのままユーザー全員に送信するだけなので簡単に行えるというメリットがありますが、デメリットとしては、全てのユーザーに効果的とはいえないため、内容や配信頻度によってはブロックされてしまうリスクもあります。

2.セグメント配信

次に、“セグメント配信”です。
セグメント配信とは、ユーザーの属性に合わせてタグ付けして絞り込み配信をする方法です。タグ付けで配信先を絞られるので、情報を本当に必要としているユーザーに確実に届けることができます。
セグメント配信には、ユーザー管理の効率化やメッセージの開封率の上昇というメリットがあります。

タグの付け方の詳細はこちらの記事もご参照ください。

3.リッチメッセージ

そして、“リッチメッセージ”についてです。
リッチメッセージはテキストや画像に加え、Webのリンクやクーポンをまとめて配信できる方法です。 テキストのみでの配信よりも視覚情報で訴求できるので、より高い宣伝効果が得られます。

新商品やキャンペーン情報の画像など、文字情報だけでは伝わりにくい内容を分かりやすく配信できるので開封率も上がりやすくなります。

4.ステップ配信

最後に“ステップ配信”についてです。
ステップ配信とは、ユーザーの行動に基づいて、事前に用意しておいたメッセージを設定したタイミングで自動配信する方法です。 友だち登録した日からの日数など、ユーザーひとりひとりの行動に合わせた内容のメッセージを配信できます。

ステップ配信を自動化できるサポートツールなどもあり、こちらの記事でも紹介しておりますので、ぜひご参照ください。

効果的なメッセージ配信とは

メッセージ配信機能を効果的に活用するには、様々な工夫が必要です。
例えば、ご自身のビジネスのターゲットとなるユーザーがアクティブになっていない時間や曜日に配信しても充分な効果は得られないでしょう。 なので、ユーザーが反応しやすい時間帯や頻度で配信することでメッセージの開封率も上がり、実際の集客に繋がりやすくなります。

この章では集客に効果的なメッセージの配信方法について解説していきます。

1.ユーザーが求める情報を提供する

まず、情報を発信する上でユーザーが求める情報を提供するという点がとても重要です。
LINE公式アカウントは、お客さんに直接、情報を届けることができる以外にもチャットによる相互のコミュニケーションがすぐに取れるので、他のSNSに比べてユーザーとの距離が近く感じるツールです。

“友だち”からの連絡はすぐに確認したくなるものなので、どれだけユーザーの関心を惹きつけ、購買行動に繋げられるかがポイントになってきます。 情報を配信する際は、ユーザーにとって興味がある、役に立つ、期待感が持てるといったメリットのある内容を意識して作成してみましょう。

2.配信時間や頻度をユーザーの生活リズムに合わせる

次に、メッセージ配信はその内容も大事であると共に、配信する時間帯や頻度を考慮するのも大事です。

LINE公式アカウントは業種別にカテゴリ分けされていて、各業種に最適な頻度や時間帯 は多岐にわたります。 なので、まずはご自身のビジネスに近いカテゴリの時間帯で配信してみましょう。

また、配信頻度はLINE公式サイトでは月2〜4回の配信を推奨しています。なので、2週間に1回または週に1回ほどのペースで、通常の業務に支障のない範囲で定期的に配信するのが良いでしょう。

メッセージの開封率の高さはユーザーの購買行動に直結します。ご自身のビジネスのユーザーのターゲットやペルソナ設定をしておくことで、ユーザーにとって快適な配信ペースが明確になり、マーケテイングの最適化を図れます。

3.文章は簡潔にする

配信するメッセージの文章はスムーズに読める量を心がけましょう。

5行〜10行までを目安として、改行や絵文字で装飾するなどして読みやすいメッセージを作成していきます。 あまり文章が長すぎると、最後まで読んでもらえず削除されてしまう可能性があります。 なので、お知らせしたい内容が多かったり、長文になりそうな場合は、期間を空けて数回に分けて配信するか、リンクを貼って告知ページなどに誘導するようにしましょう。

また、丁寧な言葉遣いは大事ですが、あまり堅苦しくない表現にした方がユーザーは親しみを抱きやすくなります。
もし、メッセージの文章を考えるのが苦手という場合はLINE公式アカウントの運用代行を検討してみるのも一つの方法です。

4.画像やクーポンを組み合わせて配信する

定期的な情報発信は大事ですが、テキストだけのお知らせを淡々と配信し続けるとユーザーは面白みを感じなくなり、ブロックされてしまうリスクが高くなってしまいます。

なので、宣伝効果のある画像と文章を組み合わせて配信しましょう。 メッセージ配信は文字が主体となりますが、画像を用いることでより分かりやすくユーザーに届けられます。

そして、時々、画像と組み合わせて実用的なクーポンの配信もお勧めします。“雨の日限定”や“〇月限定”などその日の天気や期間を限定して使用するものや、他に登録しているポータルサイトやアプリよりもお得な金額のLINEの友だち限定のクーポンなどが喜ばれます。

まとめ

LINE公式アカウントのメッセージ配信は集客において積極的に活用していきたい機能です。
配信方法にはいくつもの種類がありますが、ターゲットによって使い分ければユーザーの興味を惹きつけやすい形で最新情報を届けられ、売上向上や新規顧客の開拓に繋がりやすくなります。
ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの運用に活かしてみてください。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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