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MEO対策の詐欺業者をカンタンに見抜く方法とは?

Google検索・マップで上位表示されることで、お店の集客アップが期待できるMEO対策。

しかし一方で、MEO対策詐欺業者による被害も後を絶ちません。

MEO対策を依頼するときは、業者の信頼性や対策内容、料金体系などをしっかりと確認する必要があります。

適切なMEO対策をすれば、本来は集客力が格段にアップします。ですが、詐欺被害にあうと多額の料金をだまし取られるだけでなく、Googleビジネスプロフィールが停止されるリスクもあります。

本記事では、MEO対策の詐欺業者を見分ける具体的な方法と、被害に遭ってしまった場合の対処法をお伝えします。

詐欺MEO対策業者を回避する方法

詐欺被害は、未然に防ぐことがなによりも重要。ムダな時間や労力、お金をかけずに済むからです。

この章では、詐欺MEO対策業者による被害にあわないための方法を紹介します。

電話営業だけで判断しない

MEO対策業者の良し悪しを、電話営業の内容だけで判断してはいけません。

お店の経営者を電話営業かお店に直接訪問して言いくるめるのが、詐欺の手口としてよく使われるからです。

詐欺業者はMEO対策のノウハウや技術などもち合わせていないため、電話や対面でしか契約をとることができないからです。

もちろん、電話営業しているMEO対策業者すべてが詐欺ではありません。ですが、電話で業者が話した内容だけを信用して契約するのは賢明とはいえないでしょう。

業者の発信媒体をチェックする

MEO対策業者を名乗る人物から電話・対面営業を受けたら、会社名を聞き出してインターネットで検索しましょう。

会社名で調べても、

  • ホームページ
  • SNSアカウント
  • 企業ブログ・メディア

などが存在しない場合、ほぼ100%詐欺MEO対策業者だと疑うべきです。もしくは設立年数が浅いMEO業者でしょう。

まっとうなMEO対策業者であれば、自社メディアでノウハウや情報を積極的に発信します。

当メディアも情報発信手段のひとつ。自らノウハウを提供することが、優良MEO業者であることの証明や信頼獲得につながると考えているからです。

いずれにせよ、信用や実績がない業者にMEO対策を依頼すべきではありません。期待するほどの集客効果が得られず、料金だけ無駄に支払ってしまう恐れがあるからです。

繰り返しますが、MEO対策業者から対面・電話で営業を受けたら「会社名」で検索してみてください。

業者のホームページやSNSアカウントをチェックし、信頼できる会社か確かめましょう。

料金が発生する条件を確認する

業者にMEO対策を依頼するときは、料金が発生する条件を確認しておきましょう。

不要なオプションを知らずに追加されて、高額な料金を請求されることもあるからです。

とくに成果報酬型プランを契約するときには注意が必要。成果報酬型とは、一定の成果を上げたときだけ料金が発生する仕組みのプランです。

MEO対策における「一定の成果」とは、ほとんどの業者がGoogle検索・マップでお店を上位表示させることを定義しています。

ですが、詐欺MEO対策業者のなかには、かんたんに達成できる条件を設定し、違法にお金をだまし取る業者もいます。

MEO対策と契約するまえに、自身が納得できるまで料金が発生する条件や仕組みを聞いておきましょう。

MEO対策内容に関する質問をする

ホームページやSNSアカウントが存在したとしても、まだ信用してはいけません。MEO対策詐欺の手口はだんだんと巧妙になっています。

詐欺MEO対策業者だとしても、お金をかければホームページやSNSアカウント運用くらい可能だからです。

でも安心してください。詐欺MEO対策業者を見抜くとっておきの「質問」があります。

MEO対策業者と「契約するまえ」に、以下の3つの質問をしてみてください。

  • MEO対策としてお店側は何をすればいいか
解説:「なにもしなくてOK」と言われたら詐欺MEO業者の疑いがあります。MEO対策で成果を出すためには、お店側の協力が必要だからです。 具体的には店舗や商品、メニューなどの写真撮影、ビジネスの説明文の記載内容、口コミの増やし方、返信内容などなど。 「何もする必要がない」というのは、お店側の負担を少なくするためのサービスの一環に思えるかもしれません。ですが本質は、悪徳な手口に気づかれないようにするための口実にすぎないのです。 MEO対策とは、お店側の意向や方向性をくみ取ったうえで、上位表示を目指す施策ということを覚えておいてください。
  • 順位計測の地点はどこなのか
解説:返答に困ったり、的外れな地点を答えたりした場合は、詐欺MEO対策業者のおそれがあります。 お店のすぐ目の前など、ほぼ100%上位表示される地点で順位計測するという手口を使うからです。 MEO対策に利用するGoogleマップは、ユーザーに検索された場所(住所)でお店の表示順位が変わります。 たとえば新宿で「レストラン」と検索する場合と、渋谷で「レストラン」と検索する場合など。検索結果にまったく異なるお店が表示されるのは明らかでしょう。 自分のお店に集客するためには、顧客層にリーチできる地域・時間帯などの条件をハッキリと指定しなければなりません。
  • 対策キーワードの検索ボリュームはいくつか
解説:正確な検索ボリュームを答えられなければ、詐欺MEO業者の場合が多いです。 検索ボリュームとは、Google検索・マップで特定のキーワードが検索された一ヶ月あたりの回数のこと。 検索ボリュームが100なら、一ヶ月間でおよそ100回検索されているキーワード。検索ボリュームが1,000なら、一ヶ月で約1,000回検索されている、ということです。 詐欺MEO対策業者は、検索ボリュームが「0」のキーワードをねらって上位表示に成功したと見せかける手口をよく使います。 検索ボリュームが「0」とはつまり、だれも検索していないキーワード。当然、MEO対策でそんなキーワードをねらう競合他社もいません。詐欺MEO業者ウソの対策をすれば、かんたんに上位表示されるというわけです。 すると「上位表示に成功した」からと、詐欺MEO対策業者から料金を請求されます。しかし現実は、お店の集客につながりません。だれにも検索されないキーワードで上位表示されているだけですから。 店舗集客につなげるためには、最低でも検索ボリュームが10以上あるキーワードで対策しないと意味がありません。 詐欺MEO対策業者を見抜くためには、まず「対策キーワードの検索ボリュームがいくつか」を必ず確認しておいてください。

業者の契約書にサインするまえに、以上の質問をしてみてください。

ハッキリと答えられない業者は、ほとんど詐欺MEO対策業者だと思っていいでしょう。

MEO対策を詐欺業者に依頼するとどうなる?

さきほども述べたとおり、詐欺MEO対策業者の手口は見抜きにくくなっています。

もし騙されていると知らずに、MEO対策を詐欺業者に依頼してしまうとどんなリスクがあるのでしょうか。

あらかじめ詐欺被害のリスクを理解しておくことで、危機管理の意識を高めておきましょう。

Googleビジネスプロフィールのアカウント停止のおそれ

詐欺MEO対策業者に依頼すると、Googleビジネスプロフィールのアカウントが停止されるおそれがあります。

Googleのガイドラインにて禁止されている行為によって、ビジネスプロフィールの検索順位を不自然に上げようとするからです。

ガイドラインの違反行為が認められると、Googleからペナルティを受けてビジネスプロフィールが無効化されてしまいます。

一度ビジネスプロフィールが無効化されると、元には戻せません。いままでに投稿した写真や口コミ、登録したお店の基本情報やビジネスの説明文など。すべてが修復不可能になってしまいます。

多額の料金をだまし取られる

詐欺MEO対策業者は、実際にはなにも対策も行わずに多額の料金をだまし取ろうとします。

たとえば、検索ボリューム0の無意味なキーワードで上位表示させて成果があったかのように見せかけ、高額な報酬を請求してくるなどの手口があります。

また、必要のないオプションサービスを無理やり付加させて料金を高く設定するケースもあります。

お店にとっては売上をアップさせるどころか、大きな損失となってしまうでしょう。

あなたの大切なお店の収益を奪われないためにも、詐欺MEO対策業者に騙されない知識を身につけてみてください。

手間をかけたのに集客効果を得られない

MEO対策は6~12ヶ月ほどの長い期間をかけ、さまざまな施策に取り組んだり、集客効果を測定したりします。

詐欺MEO対策業者にまかせてしまった場合においても同じです。できるだけ長期間にわたってMEO対策をしている「フリ」をして、お金をだまし取るでしょう。

ですが、およそ1年もの時間をかけたとしても、お客さんが増えることはありません。1年分のムダな時間と料金を払わされたと知ったときのダメージは計り知れないでしょう。

MEO対策で詐欺被害にあってしまったときの対処法

ふだんから気を付けていても、被害にあってしまうのが詐欺の手口というもの。

では、MEO対策で詐欺被害にあってしまったときは、どのように対処すればいいのでしょうか。

詐欺被害にあうことを想定したくはないはずですが、もしもに備えて対応策を知っておいてください。

警察に被害届を提出する

詐欺被害にあった場合は、警察に被害届を提出することが重要です。

業者とのやり取りの履歴(メール・電話の記録など)や請求書などの証拠を残しておくと、被害届を提出するときに役に立つでしょう。

Googleに通報する

詐欺業者がGoogleのガイドライン違反の不正行為を行っていた場合は、Googleの公式サイトから通報することができます。

詐欺MEO対策業者にはアカウントの凍結や、ビジネス情報の検索結果からの削除などのペナルティが科される可能性があります。

消費者センターに相談する

国民生活センターや各自治体の消費生活センターに相談しましょう。その後の対応策などに関する助言を求めることができます。

MEO対策詐欺のまとめ

MEO対策の詐欺業者を見分けるためには、業者の情報発信状況や対策内容の質問に対する回答、料金体系などを確認することが重要です。

万が一被害に遭ってしまった場合は、警察への被害届提出と証拠の保全が対処法となります。MEO対策詐欺に遭わないためにも、十分な知識を身につけておきましょう。

もしMEO対策についてご相談があれば、ぜひトリニアスまでお問い合わせください。弊社のMEO対策サービスは、2024年までに4,000社以上の企業様が導入している実績があります。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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