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Googleビジネスプロフィールの運用方法が全てわかる!集客アップにつながる2つのポイントも

「店舗を運営しているが、なかなか集客が上手くいかない…」「どんな対策を始めればいいのか分からない…」 そんなお悩みからGoogleビジネスプロフィールに登録してみたものの、どのように運用すればよいのかわからない、という方は多いのではないでしょうか。

店舗集客に関するお悩みは、オーナー様や経営者様であれば誰しもに立ちはだかる大きな壁です。

Googleビジネスプロフィールはそんなお悩みに対して非常に有効なツールですが、ただ登録をしただけではその効果を十分に発揮できません。

また、特に何も意識せず、何となくで運用を進めてしまってはどんなに良い商品やサービスを提供している店舗も、その魅力をお客様に伝えることは難しくなってしまいます。

そこで今回は、4,000社以上の店舗にMEO対策サービスを提供してきた実績のある弊社が、Googleビジネスプロフィールの運用方法を徹底解説いたします。

店舗の集客アップを目指し、Googleビジネスプロフィールを上手に運用していきましょう。

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Googleビジネスプロフィールとは

Googleマイビジネス

Googleビジネスプロフィールとは、自社の店舗情報をGoogle検索やGoogleマップなどの検索結果に表示できるツールで、無料で店舗の紹介や宣伝ができるため、高い集客効果が期待できます。

Googleビジネスプロフィールには店舗名や住所、営業時間などが登録でき、他にも「投稿・インサイト・口コミ・写真・商品」など様々な機能を利用できます。

また、ユーザーが「新宿 カフェ」といった「地域名+業種」などのキーワードで検索をした際の対策をすることから、特に病院や飲食店、サロンなどのローカル(地域密着型)ビジネスを展開する企業におすすめの店舗情報管理ツールです。

Googleビジネスプロフィールについての詳細は以下の記事をご覧ください。

Googleビジネスプロフィールの運用方法

店舗情報を管理するツールと聞くと、運用が難しいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、Googleビジネスプロフィールであれば誰でも簡単に情報発信や数値確認ができます。

この章では、Googleビジネスプロフィールを運用するうえで欠かせない7つの機能について詳しくご紹介します。

投稿でユーザーに最新情報を発信する

投稿機能

投稿とは、店舗の最新情報をユーザーに発信するための機能です。

文章と写真付きで、定番商品の告知やキャンペーンの告知が行え、ユーザーに【詳細】をクリックしてもらうことで、自社のコンテンツやポータルサイトへ誘導することが可能です。

オーナー側からいつでも簡単に発信・削除できるので、積極的に投稿機能を活用しましょう。

情報に正確な営業時間を記載する

情報とは、店舗名や営業時間、電話番号、住所、商品といった店舗の基本情報を発信するための機能です。

Googleマイビジネスの情報

Googleビジネスプロフィールに登録後、まずは

* 店舗名
* ビジネスカテゴリ
* 所在地
* 営業時間
* 電話番号
* 商品
* 説明文

を埋めましょう。

これらの情報をすべて埋めることで、ユーザーが競合とあなたの店舗を比較した際の検討材料になります。

その後は店舗の基本情報を100%埋めるよう意識し、ユーザーにより多くの情報を発信していきしましょう。

インサイトで数値確認をする

インサイトとは、ユーザーがどのようなキーワードでGoogleビジネスプロフィールに到達したのかや、その後どのようなアクションを起こしたのかを測定する機能です。

インサイトで確認できる内容の詳細を一つずつ解説いたします。

ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法

ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法

ユーザーがどのような検索方法でGoogleビジネスプロフィールに到達したのかを確認できます。

例えば、間接検索の割合が少ないという場合は「地域名+業種」などのキーワードで検索したユーザーが、あまりGoogleビジネスプロフィールを見ていないということがわかります。

その場合、新規のユーザーを逃している可能性が高いため、直ちにGoogleビジネスプロフィールの改善を行ったほうが良いでしょう。

直接検索
店舗名を直接検索すること(例:マクドナルド 新大久保店)
間接検索
「地域名+業種」「地域名+サービス名」といった間接的なキーワードで検索をすること(例:新宿 ハンバーガー)
ブランド名
ビジネスに関連するブランドを検索すること(例:新宿 マクドナルド)

ユーザーがビジネスを見つけた経路

ユーザーがビジネスを見つけた経路

ユーザーが検索時に使用したプラットフォームとデバイスの組み合わせと、Googleビジネスプロフィールに到達した際に検索したキーワード(クエリ)が確認できます。

ユーザーが普段どんなキーワードで店舗を検索しているのかを把握して、検索キーワードの最適化(MEO対策)を行い、より多くのユーザーに見てもらえるGoogleビジネスプロフィールを目指しましょう。

ユーザーがビジネスを見つけた Google サービス

ユーザーがビジネスを見つけた Google サービス

ユーザーがGoogle検索とGoogleマップのどちらを経由してGoogleビジネスプロフィールに到達したのかを確認できます。

例えば、Googleマップでの表示回数が多い場合は、店舗の近くにいるユーザーがGoogleビジネスプロフィールを見てくれたと考えられ、近隣地域での表示率は高い傾向にあることが分かります。

Googleビジネスプロフィールをより多くのユーザーに見てもらうようにするには、MEO対策を行いましょう

ユーザーの反応

ユーザーの反応

ユーザーがGoogleビジネスプロフィールに到達した後に、「ウェブサイトにアクセス」「ルート検索」「電話をかける」「メッセージの送信」の4つのうちどの行動を起こしたのかを確認できます。

表示回数に対してのアクション数が少ない場合、「Googleビジネスプロフィールは見たが、興味がわかなかった人」が多いと考えられるため、よりユーザーがアクションを起こしやすいようにGoogleビジネスプロフィールを改善していきましょう。

ルートのリクエスト

ルートのリクエスト

ユーザーが店舗までの道のりを検索した地域を確認できます。

店舗がどの地域のユーザーに検索されているのかを確認することで、ターゲット地域の絞り込みができ、地域毎の知名度の高さを測れます。

ターゲット地域を把握し、範囲が狭いならアナログ集客、範囲が広いならデジタル集客など、今後の集客対策の参考にしてみましょう。

店舗の集客方法については以下の記事をご覧ください。

電話

電話

ユーザーが店舗に電話をかけたタイミングと回数が確認できます。

電話された件数がわかるのはもちろん、どの曜日や時間帯の着信数が多いのかもわかるので、着信が多い曜日や時間帯は電話対応ができるように人手を増やしておくなど、店舗運営に役立てていきましょう。

ビジネスが認知されている要因

ビジネスが認知されている要因

「雰囲気」や「居心地の良さ」など、行き先選びに役立つユーザーの声を確認できます。

この部分にはユーザーの主観的な意見が集まりますが、他のユーザーにも共有されるので、大切な来店指標となります。

ユーザーが店舗に対してどのような印象を抱いているのかがわかるため、店舗運営や新商品開発の際の参考にしてみましょう。

混雑する時間帯

混雑する時間帯<

ユーザーがよく来店する時間帯を確認できます。

店舗によって人員を増加させるべき時間帯などがわかりますが、どのようなデータを集計しているのかが不明確なため、正確な情報ではないことが多いので、あくまでも目安程度に考えておきましょう。

写真の閲覧

写真の閲覧

投稿した写真がユーザーにどのくらい見られているのかを確認できます。

この情報を確認することで、ユーザーがどのようなことに興味や関心を寄せているのかがわかるので、閲覧数が少ない場合は、魅力を感じてもらえるような写真を追加して店舗をアピールしていきましょう。

写真の枚数

写真の枚数

Googleビジネスプロフィールに投稿されている写真の枚数が確認できます。

他社と比べて写真の枚数が不足している場合、ユーザーの興味や関心を十分に集められない可能性があるので、少しずつ写真の枚数を増やしていくことを意識しましょう。

口コミに返信してユーザーの信頼を得る

口コミは、ユーザー側からの投稿だけでなく、オーナー側からの返信も行える機能です。

口コミ返信

口コミは店舗を利用した人の感想であるため信憑性が高く、多くのユーザーが店舗を探す際の参考にします。

集客に大きく影響する部分ですので、積極的に投稿をお願いし、口コミを集めましょう

ただし、Googleビジネスプロフィール内に高評価の口コミを投稿してもらうために、クーポンや特別サービスを提供することは禁止されています。

口頭やチラシ、POPなどで口コミの投稿を促しましょう。

メッセージでユーザーと交流する

メッセージは、 ユーザーと店舗が直接コミュニケーションを取れる機能です。

ユーザーは、スマートフォン版Googleマップのログイン時のみ、「メッセージ」「お問合せ」から直接店舗にメッセージが送れます。

もちろん、オーナーからは受信したメッセージへの返信ができます。

【ユーザー側】

ユーザー側メッセージ機能

【オーナー側】

オーナー側メッセージ機能

ユーザー、オーナー共に気軽に利用できるので、営業時間外や電話に出られない忙しい時間帯などを避け、積極的に活用していきましょう。

写真でユーザーの興味を引く

写真は、店舗の外観や内観、商品などを掲載する機能です。

ユーザーは、数ある中から行ってみたい店舗を選択するうえで写真や動画を検討材料にします。

そのため、Googleビジネスプロフィールに写真があるかないかでは、受ける印象が大きく異なります。

店舗の雰囲気や商品、どんなスタッフがいるのかなど、ユーザーの興味が沸くような写真を投稿しましょう。

外観
ユーザーが店舗に足を運んだ際に外観写真があると迷うことなく店舗を見つけられます。
内観
来店時を想像できるため来店意欲を高められます。
商品/サービス
映りが良い商品やサービスの写真を掲載し、ユーザーの興味を惹きましょう。
ストリートビュー
Googleストリートビューの屋内版を掲載すると、世界中のGoogleユーザーに、360°写真で店舗の魅力を紹介できます。

ウェブサイトでユーザーの来店率を高める

ウェブサイトは、無料でウェブサイトが作成できる機能です。

Googleの調査では、ユーザーの70%近くが「ウェブサイトがないビジネスよりも、ウェブサイトを持っているビジネスの方が商品を購入をする可能性が高い」と回答しており、集客率向上のためにはぜひ利用することをおすすめします。

利用方法は非常に簡単で、Googleビジネスプロフィール内に登録してある情報をピックアップして、簡易的なウェブサイトを自動で作成してくれるため、Googleビジネスプロフィールの情報を編集すると自動で更新まで行ってくれます。

また、スマートフォンやパソコン、タブレットなどユーザーが利用する機器に合わせて、自動的に見栄えを良くしてくれるなど、無料とは思えない機能の充実ぶりです。

ただし、既にしっかりとした自社のホームページを持っている店舗は、この機能で作成したものではなく、既存のウェブサイトを登録することをおすすめします。

Googleビジネスプロフィール運用を成功に導くポイント

ここまででGoogleビジネスプロフィールの運用方法はご理解頂けたでしょうか。

機能が豊富であるがゆえに一見使いこなすことが難しそうですが、それぞれの項目をきちんと登録、更新することでGoogleから高い評価を得られ、検索結果に表示される可能性が高くなります。

まずは、一日たったの5分で良いので毎日欠かさずチェックすることから始めてみましょう。

ここからは、その際に注意すべきGoogleビジネスプロフィール運用を成功に導くポイント2つをご紹介いたします。

ネガティブな口コミにも丁寧に返信する

ユーザーから投稿される内容は、嬉しい内容の口コミだけではありません。

時にはネガティブな内容の口コミ投稿をされてしまうこともあります。

下記グラフは、総務省が出している「平成28年版 情報数新白書のポイント」のインターネットショッピングサイトを対象とした、「買い物をする際のレビューをどの程度参考にするか」を表したグラフです。

このグラフからどの世代も過半数がレビューを参考にして買い物をしているということが分かります。

買い物をする際のレビュー参考グラフ

出典:総務省

下記の画像は実際に投稿された口コミです。

【A店】

口コミ返信あり、A店

【B店】

口コミ返信なしB店

この口コミを見たとき、あなたはA店とB店のどちらに足を運びたくなるでしょうか。

恐らく、多くの方は返信のないB店よりもきちんと返信がされているA店を選択するでしょう。

これは、ネガティブな内容の口コミに返信をすることで、ユーザーからの意見を真摯に受け止め、更なるサービス向上に努めようとしていると判断ができるためです。

このように、ネガティブな内容の口コミにも真摯に受け止める姿勢を見せた返信を行い、ユーザーからの信頼を獲得していきましょう。

Googleビジネスプロフィールを放置しない

Googleビジネスプロフィールを放置すると、信用性の薄い情報や嘘の情報を発信し続けてしまう可能性があり、

・Googleビジネスプロフィール内に投稿されている写真と実物の外観や内観が異なるため、誤解のもとになる
・悪意のある口コミ投稿により、売り上げ不振に陥る
・第3者によって店舗情報を改ざんされてしまう

など、Googleやユーザーからの信用を失いかねません

Googleビジネスプロフィールの運用は、良くも悪くも店舗運営に大きな影響を与えます。

もしも運用が難しいと判断した場合は、放置するのはなくMEO対策業者に一度相談してみることをおすすめします。

Googleビジネスプロフィールを放置することだけは絶対にやめましょう。

まとめ

Googleビジネスプロフィールとは、自社の店舗情報をGoogle検索やGoogleマップなどの検索結果に表示できる無料のツールです。

検索結果の目立つ位置に表示されるため、問い合わせや経路案内などの行動を起こしやすく、「投稿・情報・インサイト・口コミ・メッセージ・写真・ウェブサイト」などを利用することで、非常に高い集客効果が期待できます。

しかし、そんなGoogleビジネスプロフィールも、ネガティブな口コミへの返信を怠ったり、運用を放置したりすると、売上不振の原因に繋がります。

もしご自身でのGoogleビジネスプロフィール運用にお困りの方やお手間を感じる方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

4,000社以上の店舗にMEO対策サービスを提供してきた実績から、わかりやすくお応えいたします。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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