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Facebookに集客効果はある?効果と成功させるコツを解説

2021.09.21

「Facebookで集客する方法を知りたい」

「Facebookで集客をすべきか分からない」

当記事は、このような悩みを持つ方に向けて書いています。

国内で約2,600万人(2021年11月調べ)もの利用者がいるSNS「Facebook」。

これから新しい集客経路を確保するために利用を検討している方も多いのではないでしょうか。

しかしTwitterやLINEの利用者が多くなっていることから、求めている集客効果をFacebookで得られるのか不安に感じる方も多いと思います。

当記事では、Facebookにどのような集客効果があるのかを詳しく解説します。

ほかのSNSにはないFacebookの「強み」を理解できるので、ぜひご覧ください。

Facebookで集客できる?

前述で言った通り、FacebookはTwitterやLINEよりは利用者が少ないSNSです。

利用者数だけで見ると、国内ではFacebookは約2,600万人、Twitterは約4,500万、LINEは8,800万となっています。

Facebookは利用率が少ない傾向にありますが、企業として使うなら最適なSNSです。

Facebookの使い方や他のSNSとの違いを掘り下げて説明します。

Facebookページを利用する

Facebookには「Facebookページ」という機能があります。

Facebookページとは、簡単に説明すると企業用のFacebookアカウントのことです。

個人用のアカウントは本名登録をするのに対して、Facebookページは店舗名や商品名で登録ができます。

新商品の発売情報やキャンペーン情報を紹介できるので、提供した情報に「いいね」や「コメント」などの反応をもらえます。

販売店や代理店を介さず新規顧客と直接的な交流をもてるので、店舗のファンを獲得するためにも非常に便利です。

FacebookとほかのSNSの違い

FacebookページとほかのSNSの違いは、以下のような点があります。

  • 検索エンジンに上位表示されやすい
  • 実名制なので口コミの信頼性が高い
  • 炎上のリスクが少ない

Facebook最大の強みは、検索エンジンに強い点です。

他のSNSアカウントはWeb検索をかけても上位に表示されにくいですが、Facebookなら検索上位に表示されます。

FacebookはSEOに強いので、自社がホームページを持っていなくても代用できます。

しかし、上位表示されたページの情報が古ければユーザーからの印象も悪くなるので、店舗情報は常に最新の状態にしておくことがベストです。

またFacebookは実名制なので匿名性のSNSよりもいたずらのコメントが少なく、炎上するリスクが低いです。

Facebook集客のメリット・デメリット

Facebookでの集客には、メリットもデメリットもありますので本章でご紹介します。

他のSNSよりも得策か見極めるためにも、ぜひご参考ください。

Facebookで集客するメリット

Facebookで集客すると、以下のようなメリットがあります。

  • 無料ではじめられる
  • 店舗情報をユーザーに発信できる
  • 拡散力が強い
  • ユーザーとコミュニケーションが取れる
  • 長文の投稿ができる

FacebookはほかのSNSと同様、費用ゼロではじめられます。
またFacebookページを活用すればユーザーに店舗情報を発信できるので、店舗の運営には良いメリットです。
Twitterと同じく拡散力も高いため、ユーザーのいいねやコメントを通して多くの人から認知してもらえます。
投稿したコンテンツのコメントに対して返信すれば、ユーザーとの信頼性も築けます
さらにTwitterのように文字数制限もないので、店舗の魅力を十分にアピール出来ます。

Facebookで集客するデメリット

次にFacebookで集客するデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 継続的な更新が必要
  • 多くのフォロワー獲得が必要
  • 突如として仕様変更がある

ユーザーは常に新しい情報を求めてFacebookを利用しているので、多くのファンを獲得するには継続的にコンテンツを投稿しなければなりません

Facebookに限らずSNSはフォロワーの多さによって拡散力が爆発するため、フォロワーのいない時期は十分な成果が出せません

また、Facebookの運営側によって仕様変更があることもあるので、今まで使っていた機能がなくなることもあります。
Facebook事務局からメールが届くように設定し、急な仕様変更にも対応できるようにしておきましょう。

Facebookで集客できる運用方法とコツ

Facebookで集客する運用方法とコツは、以下の通りです。

  • ターゲットの明確化
  • 1日1回以上は投稿
  • ユーザーに有益なコンテンツを投稿する
  • ユーザーとのコミュニケーションをはかる
  • Facebook広告を使用する

それでは順番に解説します。

ターゲットの明確化

まずは集客したいターゲットを明確化します。

いくらFacebookページにいいねやコメントを集めても、集客ができなければ目的の購入や契約にはつながりません。

商品やサービスを販売したいターゲットにアピールすれば、集客をしながら売り上げも伸ばせます。

ターゲット設定をするときは「地域」、「年齢」、「性別」、「職業」、「興味・関心」などをペルソナ(人物像)にして絞りましょう。

ペルソナを具体的な人物像にすることで、ターゲットに向けた訴求ができるようになります。

ペルソナを作るときの注意点として、自社に都合の良いペルソナにせず、実在するような人物像を作り上げましょう。

1日1回以上は投稿

ページの更新数が少ないと信頼性も低くなってしまいます。

Facebookは検索上位に表示されるメリットがある分、更新日時が古いとユーザーからの信頼も失います。

FacebookをはじめSNSでは、新しい情報を提供することが大切です。

新しい情報を投稿しながらユーザーの関心度を深めていきましょう。

ただしFacebookでは1日に何回も投稿するのは逆効果になります。

Facebookは日記型に近いSNSなので、1日の投稿数が多いとユーザーは迷惑に感じてしまう恐れが出てきます。

多くても2回程度の投稿にしておきましょう。

ユーザーに有益なコンテンツを投稿する

店舗としてFacebook集客するなら、ユーザーにとって有益なコンテンツを届けましょう。

企業アカウントは自社商品やサービスの紹介になりがちですが、宣伝ばかりの投稿になるとユーザーから敬遠されてしまいます

自社の宣伝をするだけではユーザーとの距離は縮まらないので、宣伝内容が強い投稿はしないように心がけましょう。

自社の歴史やお客様の感想、商品・サービスの豆知識などを投稿すれば、ユーザーにとっても役に立つ情報になります。

またFacebookは他のSNSよりも文字数を多く書けるので、ユーザーの感情を動かすような文章を投稿するのにも有効な手段です。

ユーザーとのコミュニケーションをはかる

明確化されたターゲットの集客に成功すると、いいねやコメントをもらえるようになります。

ユーザーからもらったコメントに返信することで、見込み顧客とのコミュニケーションがとれます。

コミュニケーションをとればユーザーとの信頼関係を築けるので、自社のファンやリピーターを獲得できます。

大手企業になると多くのファンがいるので、全てに返信することは難しいと思います。

そんなとき1日何件を返信するなどの運営方針を決めておくと良いでしょう。

顧客ロイヤリティを向上させるためにも、コメントはこまめにチェックすることが大切です。

Facebook広告を使用する

Facebookは、投稿や口コミだけでは情報の拡散に限界があります。
そんなときは有料広告を掲載することも有効な手段です。

Facebookには「Facebook広告」という広告があり、フィード(タイムライン)やストーリーに広告を表示できます。

Facebook広告では、地域や年齢など細かなターゲットを絞ることもできるため、効率良く情報を配信できます。

複数の広告を試しながら、最も効果の高い手法に力を入れましょう。

Facebook広告の種類

Facebook広告には、以下のような種類があります。

  • アプリインストール広告
  • リンク広告
  • カルーセル広告
  • 動画広告
  • 写真広告
  • スライドショー広告
  • リード獲得広告
  • その他の広告(コレクション広告、近隣エリア広告、ダイナミック広告など)

上記広告から分かるとおり、Facebook広告は購買ステップや広告配信の目的に応じて配信方法を選べます。

例えば、1枚の画像を投稿したシンプルな広告なら写真広告、音声や動きをつけたいなら動画広告がおすすめです。
目的によって使い分けることで効果的な広告配信ができます。

Facebook広告の料金

Facebook広告は低い予算でも出稿可能です。
1日あたり100円から出稿できるので、誰でも低予算からはじめられます。

Facebook広告には「クリック課金」「インプレッション課金」「ページへのいいね課金」などの課金方式があり、配信した広告によって自動的に決定されます。
予算以上の料金が発生することもないので、予算内での利用が可能です。
決済方法はクレジットカード決済のため、事前に用意しておきましょう。

Facebookで集客する際の注意点

Facebookで集客する注意点は、以下のようなポイントがあります。

  • 宣伝は控える
  • プロフィールは常に最新の状態にしておく
  • 投稿ペースを維持する

それでは順番に説明します。

宣伝は控える

Facebookページが企業用アカウントだからといって、宣伝ばかりではいけません。
投稿内容が宣伝ばかりになると、獲得したファンも嫌気がさして離脱につながります。
内容がユーザーにとって有益な情報となるなら良いですが、商品・サービスの押し付け感があると敬遠されてしまいます。
ユーザーにとって役立つ情報は何かを考え、結果的に自社商品・サービスに結びつく自然な流れを意識しましょう。

プロフィールは常に最新の状態にしておく

FacebookページはGoogle検索結果でも上位表示されるので、プロフィールは最新の状態にしておきましょう。
ユーザーがアクセスしたときにプロフィール情報が古ければ、管理ができていない印象を与えてしまいます。

例えば飲食店を経営していて電話番号を変更していたとして、Facebook上の電話番号が古ければ予約の機会を損失することになります。
住所や電話番号、ホームページのURLといった基本情報はもちろん、営業時間や新型コロナウイルス感染対策方法などは常に最新の状態にしておきましょう。

投稿ペースを維持する

投稿は不規則ではなく、自社で決めた投稿頻度で定期的に行っていくことが大切です。
全Facebookユーザーが毎日Facebookを見ている訳ではないため、不規則に投稿してしまうと見られない可能性が高くなってしまいます。
1日1回は投稿したいですが、もし毎日投稿することが難しい方は、週に2回〜3回など継続しやすい頻度で投稿することをおすすめします。
新しい情報を求めているユーザーに対して、有益なコンテンツを定期的に届けましょう。

Facebook集客の成功事例3選

最後に、Facebook集客の成功事例をいくつか紹介します。
代表的な企業は、以下の3社です。

  • 花王
  • relux
  • ドミノ・ピザ

集客に成功した企業がどのような施策をしたのかを知れるので、ぜひ参考にご覧ください。

花王

参考:花王 Facebook

花王は、洗剤や化粧品などの販売をしている大手日用品メーカーです。
Facebookページでは商品紹介だけでなく、生活に役立つ情報を投稿しています。
投稿内容をユーザーが日常的にチェックできる施策を取っているため、継続的なリピーター獲得に成功しています。
家事が大変な主婦層をターゲットとしており、ユーザーにとって便利な企業アカウントです。

relux

参考:Relux Facebook

reluxは宿泊予約サイトを運営しているインターネット総合旅行代理店です。
Facebookページでは投稿と広告を行っており、12万ほどのいいねを集めています。
結果的に宿泊予約サイトへの誘導にも成功しているので、目的の成果を出せているでしょう。
投稿内容にもこだわりがあり、文字はなるべく少なくして写真でホテルや旅館の魅力を見せています
見るだけで魅力が伝わるので、つい宿泊を考えたくなる投稿内容です。

ドミノ・ピザ

参考:ドミノ・ピザ Facebook

ドミノ・ピザは、全国に400店舗以上を展開している宅配ピザチェーン店です。
Facebookページでは新商品の紹介やピザの豆知識などのユーザーに有益な情報を日々投稿しています。
25周年記念には「時給250万円のアルバイト」を募集したりと、注文の誘導だけでなく従業員確保にも成功しています。
飲食店がFacebookを導入したなかで効果を出している成功事例です。

まとめ

今回は、Facebookの集客効果や成功させるコツを紹介しました。
FacebookはSEOに強く検索上位に表示できるので、ほかのSNSにはない強みがあります。
またユーザーは実名で登録しており、口コミの信頼性も高いです。
中長期的に店舗を成長させることを考えると、Facebookは導入すべきSNSです。
当記事で紹介したFacebookの運用方法を参考にしながら、ぜひ自社で運用を検討してみてください。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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