マケスク > 店舗集客 > 【カフェ店員必見】集客アップを成功させる宣伝方法5選

【カフェ店員必見】集客アップを成功させる宣伝方法5選

2021.09.24

カフェは「2年以内に50%は閉業する」と言われている厳しい業界です。
そこで生き抜くためには、売上や利益を増やす必要があります。

そこで本記事では、カフェ経営者向けに集客方法や集客を成功させるためのポイントをご紹介します。
売上が伸びない方や、集客が上手くいかない方はぜひ本記事で、カフェ集客について学んでいきましょう。

カフェが集客できない原因とは?

カフェは開業後2年以内に閉業する店舗が50%にものぼると言われており、厳しい業界ではありますが、集客できていないカフェには少なからず原因があります。
多くの個人経営のカフェで集客できない理由としては、以下のようなことが考えられます。

  • 集客対策に時間とお金を使えていない
  • 店舗アピールができていない
  • 集客したいターゲットが定まっていない

それでは順番に説明します。

集客対策に時間とお金を使えていない

カフェに限らず、集客をしたいなら少しでも集客対策に時間とお金をかける必要があります。
消費者にカフェの存在を知ってもらい、そして商品やサービスに興味を持ってもらうことでようやく集客出来ます。
ですので、店舗側から積極的にアピールをしていく必要があり、アピールするためには時間をかけてSNSを動かしたり、お金をかけて広告を出すなどを行う必要があります。
投資に積極的になれない方は、無料で出来るSNSやGoogleマイビジネスの利用がおすすめです。

店舗アピールができていない

前項で述べた「時間とお金を使う」ということにも繋がりますが、店舗アピールをすることで消費者に認知してもらえます。
口コミによって自然に広がる事ももちろんありますが、ほとんどの店舗は店舗側からのアピールが必要です。
消費者も知らない店舗にはもちろん来店出来ませんので、まずは認知度を上げるためにSNSやGoogleマイビジネス、チラシ配布、看板設置などでアピールをしていきましょう。

集客したいターゲットが定まっていない

まず大前提として、万人受けするカフェは無いと言えます。
安い・高い、シンプル・派手、可愛い・かっこいいなどと好みは人それぞれです。
好みや求めるものは人それぞれなので、万人受けを狙うのではなく、どのような人に来て欲しいのか「ターゲット」を定める必要があります。

ターゲットを決める事でコンセプトや必要なメニューも、集客方法も考えやすくなるためカフェ経営にはターゲットを定める事が必須です。
まずは「20代-30代 女性 OL」などとターゲットを考え、そのターゲットが求めるメニューや空間を提供しましょう。

カフェの集客効果を高めるお店作りポイント

カフェの集客効果を高めるには、集客対策を開始する前にお店作りを強化することをおすすめします。 お店作りに有効な手段としては、以下のようなものがあります。

  • 外観デザインを工夫する
  • ターゲット層に合わせた内観作りをする
  • 看板メニューを設定する
  • 定期イベントを実施する
  • サービスの質の向上をはかる

それでは順番に解説します。

外観デザインを工夫する

まず1つ目は、外観のデザインについてです。
コンセプトに適した外観にする事でターゲットから好印象を持たれやすくなります。
例えば、少し値段が高いが若者に人気のあるコーヒーショップのスターバックスコーヒーの外観が古く、決して清潔とは言えない状態だったらネガティブな印象を持たれてしまいます。
その点スターバックスコーヒーはどの店舗もおしゃれで、中が見えるガラスが多く使われており、おしゃれだけど入りやすい外観です。
このように、店舗の外観は消費者に持たれる印象を操作出来るため、集客するにはまず外観デザインを考え直すことも重要となります。

ターゲット層に合わせた内観作りをする

2つ目は、内観についてです。
前項の外観デザイン同様、内観も消費者から持たれる印象を操作出来ます。
清潔感や高級感のあるおしゃれな内観だとメニューが高くても不満を持たれにくいですが、逆に清潔感のない古びた雰囲気だと安いイメージを持たれてしまいます。

また学生がターゲットであれば、勉強しやすい環境や、インスタ映えするインテリアなどの需要が高くなります。
ですが、お子さま連れの主婦層がターゲットだと、長居しやすくお子さまもリラックス出来る環境の需要が高くなります。

このようにコンセプトやターゲットに合わせた内観にすることで、ニーズを満たすカフェを作ることができ、同じコミュニティ内で口コミが広がり、リピート率も向上します。
テーブルやイスのデザインや配置を変更し、ターゲットが過ごしやすい内観にしましょう。

看板メニューを設定する

3つ目は、看板メニューの設置についてです。
SNSでバズるカフェのほとんどが決まったメニューで拡散されているように、カフェに限らず、飲食店には看板メニューが必須です。
競合よりも優れたメニューだけでなく、現状一番人気のメニューを看板メニュとするのも一つの手です。
その際、写真や動画で撮りやすい看板メニューだと、SNSやコミュニティ内の口コミで拡散しやすくなります。

このように看板メニューを設置することで、SNSや口コミで拡散しやすくなるため、高い集客効果が期待できます。

定期イベントを実施する

4つ目は、定期イベントの開催についてです。
季節ごとなどで定期的にイベントを行えるのはメニューの入れ替えが行える飲食店の特権です。

定期イベントとして期間限定メニューを作成することで、「今年の〇〇美味しかったから、次の期間限定メニューも楽しみ」や「来年も〇〇出るかな。来年も来よう」などと言った長期的なリピーターを獲得できます。

このように定期イベントを開催することで、リピーターを獲得でき、またSNSでの発信もしやすくなりますので、まずは1つでも期間限定メニューを作成したり、期間限定の割引クーポンを発行するなどに挑戦してみましょう。

サービスの質の向上をはかる

最後に、サービスの質向上についてです。
どれだけ料理が美味しくても、提供時間が長く、店内も汚れており、さらに店員の態度が悪いとなると、「2回目は無いな」「友人に紹介できないな」などとネガティブなイメージを持たれてしまいます。
接客・清掃・料理などの全てを完璧にすることは、もちろん難しいですが、態度悪い・汚い・まずいなどと言われない最低限のラインは超えるよう、1つずつでも質を向上していきましょう。

宣伝する前にやるべき事前準備

カフェが集客対策を行う場合、まずは事前準備をする必要があります。 以下のポイントに注目しましょう。

  • 顧客のリピート率を計算してみる
  • スケジュール調整をする
  • 客単価をチェックする

それでは順番に説明します。

顧客のリピート率を計算してみる

最初の準備として、まずは店舗のリピート率を計算しましょう。
リピート率とは、顧客の内何名が再来店してくれたかを表す数値で、カフェの平均リピート率は30%~40%と言われています。

店舗のリピート率は、【月間のリピート顧客数÷累計の新規顧客数×100】で求められます。
計算をして平均や想定していたリピート率よりも低い場合は、1回目の入店時に不満を感じたお客様がそれだけいるということになります。

逆にリピート率が高かったなら、1回目のご来店時に気に入ってくれたという事になります。
リピート率が低いならメニューや店の雰囲気、店員の接客対応などを見直し、逆にリピート率が高ければ新規顧客の獲得のために施策を行いましょう。

売上を上げるためには、リピート率を把握することも大切です。

スケジュール調整をする

集客対策に時間やお金をかけることでユーザーに店舗の魅力が伝わり来店数が増え、売上が増加します。
自然と集客出来るのが理想ですが、ほとんどの店舗は毎月少しでも集客にお金や時間をかけることでようやく集客出来るようになります。

ですのでまずは、カフェの勤務時間や休日を含め、集客対策に費やせる時間を作りましょう
施策を実施できる時間が確保出来てから、その時間内で出来る集客対策にお金を出していきましょう。
スマホなどで簡単にスケジュールを管理し、無駄な時間を無くして集客対策に時間やお金を費やしましょう。

客単価をチェックする

客単価とは、売上÷客数で求められ、お客様1人あたりの支払い額を指します

カフェによっては、青森県に住む20代女性がターゲットなどと、集客出来る客数に限界があるため、黒字を継続するには客単価を増やすことも重要です。
追加オーダーが増えるようにテーブルにスイーツの写真を貼ったり、3つ購入で10%OFFなどといったクーポンを発行しトータル金額が上がるように仕掛けることで客単価が上がります。

売上を増加するには、新規顧客やリピーターの集客だけでなく、客単価の増加対策もすることで効率よく売上を増加出来ますので、まずは客単価をチェックして対策してみましょう。

カフェが集客できる宣伝方法5選

カフェの集客で効果的な宣伝方法は、以下の5つがあります。

  • 看板の設置
  • チラシの配布
  • グルメサイト・口コミサイトへ掲載
  • SNSを利用する
  • Googleマイビジネスへ掲載

集客効果を高めるためにも、ぜひ参考にご覧ください。

看板の設置

まずは多くのカフェで見受けられる、店前の看板です。
店前に看板を設置することで通りすがりの人の目に止まりやすくなりますので、店舗を知ってもらうきっかけ来店のきっかけも作れます。

カフェの看板には、立てるとAの文字に見えるA型看板がよく使われます。
両面書きや片面書きなどのタイプがあり、相場は1万~5万円と幅は広いです。
看板は店舗経営において必須とも言える集客方法です。長く利用できる看板を作り、店前に置いてみましょう。

チラシの配布

アナログながら高い宣伝効果がある方法として、チラシ配りがあります。
初回来店時にお得なクーポンを添付して配布すれば、新規のお客様の獲得につながります。

チラシを配布する場所としては、街頭や駅前、町内会などがおすすめです。
ほかにも近隣のお店に配布するのも有効な手段です。
面倒に感じる作業かもしれませんが、1人でも多くのお客様を獲得するためにもやるべき宣伝方法です。

グルメサイト・口コミサイトへ掲載

ぐるなびやホットペッパーなどのグルメサイトに店舗情報を掲載すれば、サイトから集客ができます。
グルメサイトは飲食に行く予定のあるユーザーが集まるので、高い集客効果を期待できます。

また高いプランで契約すれば、サイト内で上位表示することも可能です。
ただし上位表示することに費用を使いすぎても費用対効果が低いこともありますので、予算と売上のバランスを見ながら最適なプランを選びましょう。

SNSを利用する

SNSは利用者が多いため、店舗の宣伝と相性が良い媒体です。
近年では多くの企業や店舗がSNSを集客のために取り入れており、大きな成果を出しています。
代表的なSNSを簡単に説明すると、以下のような特徴があります。

  • Twitter:拡散力が高く短期間で情報を広められる
  • Instagram:画像や動画が中心なので、メニューを視覚的に紹介できる
  • Facebook:Web検索に強いため、検索エンジンからの集客も期待できる
  • LINE@:日常的に利用しているユーザーが多くタイムラインで最新情報を紹介できる

ご覧の通り、SNSによってさまざまな宣伝が可能です。 複数のSNSを運営することは大変なので、まずは1つのSNSで集客をはじめてみましょう。

Googleマイビジネスへ掲載

Googleマイビジネスとは、スマホやパソコンでGoogleマップを開いたときに店舗情報を表示できるサービスのことです。
誰でも無料で掲載できるので、カフェを経営しているなら登録しておくことをおすすめします。

Googleマイビジネスの登録が完了したら「MEO対策」を始めましょう。
MEO対策とは、GoogleマップやGoogle検索の検索結果で自店舗情報を上位表示させるための対策です。

Googleマイビジネスに情報を登録し、MEO対策をすることで「東京駅 カフェ」や「新宿 ランチ」などといった「場所+目的」の検索結果で自店舗情報が上位に表示できます。
Googleマイビジネスの利用は無料で、MEO対策もご自身で行えば無料です。
業者に依頼すると月3万~5万円で出来ますが、費用をかけたくない方は細かな店舗情報の記載や多くの口コミを獲得することで上位表示を狙えるので、ぜひ試してみましょう。

カフェ集客の成功事例

最後にInstagramでカフェ集客に成功した店舗の事例を紹介します。 代表的な成功事例は、以下です。

  • onibuscoffee
  • 01_119

また3つ目にGoogleマイビジネスやローカル検索広告で集客をしている店舗をご紹介します。 それぞれの店舗がどのような施策で集客に成功したのかを順番に説明します。

onibuscoffee

onibuscoffee Instagram

onibuscoffeeは、SNSの一つであるInstagramで6万人以上のフォロワーを獲得しているカフェです。
投稿内容には店内やスタッフの様子をアップしており、カフェ好きのユーザーに興味・関心を与えています。
季節ごとに店舗の雰囲気を変更しており、日記のような更新が特徴です。
店内展示やコーヒー豆の紹介、店内で購入できるグッズを紹介することで、飲食以外の売り上げにつなげています。
何度も通いたくなるような雰囲気を大切にし、リピーターを増やしています。

01_119

01_119 Instagram

01_119は、同じくInstagramで4万人以上のフォロワーを獲得しているカフェです。
まるで絵画のような美しいメニュー画像を投稿しており、ユーザーに憧れを抱かせています。
非日常感を体験したいターゲットに向けて来店意欲を与えているので、店舗への集客に成功しています。
自分だけが知っている特別な場所という雰囲気を感じられるため、定期的に通っているファンも少なくはありません。

Googleマイビジネス

「新宿 ランチ」と検索すると上部に【広告】の文字がついた飲食店が表示され、またその下に表示される広告表記の無い飲食店は【席を予約】というボタンを設置しています。
Googleマイビジネスはユーザーが店舗を探す時に知りたい情報と店舗がユーザーに伝えたい情報を記載できる集客効果の高い無料ツールですので、多くの飲食店が利用しています。
SNS同様、簡単に無料で利用できますので、Google検索からの流入を獲得したい方は登録しましょう。

まとめ

今回は、カフェの集客を成功させる方法について詳しく説明しました。
カフェの集客に悩んでいるときは、集客への投資や店舗アピール、ターゲット設定をするこ
とが大切です。
原因がわかれば、店舗やメニューを求めるターゲット層に合わせて改善してみましょう。
初めての方には簡単に無料で利用できるSNSとGoogleマイビジネスでの集客がおすすめです。
当記事がカフェの集客に悩む方のお役に立てたら幸いです。

お問い合わせ・ご相談はこちら

MEO対策・ビジネスプロフィール・ストリートビュー
Instagram・LINE・HP/LP制作に関しては、
当メディアの運営会社 株式会社トリニアスにご相談ください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

店舗集客