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Instagramに位置情報を追加するには?表示されない原因や対処法も解説

2023.10.01

Instagramをさらに効果的に活用して自社の店舗をアピールしたいと思っている方は多いでしょう。
そんな時に便利なのが「位置情報」を設定して、投稿やプロフィールに位置情報を加えることでもっと自身の存在をユーザーにアピールする方法です。

そこで今回はInstagramの位置情報について解説していきます。
位置情報を活用することで生じるメリットや位置情報の設定方法をまとめましたので、店舗をもっとアピールしたい方はぜひ最後までご覧ください。

Instagramの位置情報とは

Instagramの位置情報とは、プロフィールや投稿をする際に入力しておくことで自身の所在地を伝えられる機能です。
位置情報が設定された投稿は「同じ位置で作成された投稿」と並んで表示され、その場所が人気であればあるほど、閲覧される可能性も高くなります。

ビジネスでInstagramを運用している場合、効果的に活用することで実店舗への集客の効果なども期待できるでしょう。

Instagramに位置情報を設定するには?

Instagramに位置情報を設定するためには、その場所が「スポット」として登録されている必要があります。
スポット登録が行われてない場合はInstagram上で位置情報が設定できないため、まずはスポット登録の方法を確認してみましょう。

位置情報(スポット)の新規作成

新たにスポット登録する方法は以下の通りです。
この章ではInstagramの運営元であるMeta社のFacebookの画像を用いて解説していきます。

  1. Facebookにログインする
  2. Facebookのチェックイン機能を使用する
  3. 「カスタムスポット」を作成
  4. 住所、名前を追加

まずはFacebookにログインします。
トップページから「その気持ち、シェアしよう」と書いてある部分を選択すると投稿画面に移動します。

「チェックイン」を選択すると自身の現在地を反映したスポットが表示されます。候補の中に無い場合、一番下にある「新しいスポットを追加」を選びます。

名前、住所、位置情報などをすべて入力し、「カスタムスポットを保存」を選択すると、新しいスポット情報がInstagram上にも登録されます。

プロフィールに位置情報を設定

プロフィールに位置情報を設定するには、Instagramのアカウントをプロアカウントに切り替える必要があります。

アカウントの設定ページからプロアカウントに切り替えてプロフィールを編集を選択。
連絡先オプションからビジネスの公開情報へ移動し、ビジネスの住所を選択すると位置情報が設定できます。

フィード投稿に位置情報を設定

フィード投稿に位置情報を設定する場合は新規作成画面の「位置情報」を選択します。
すると、InstagramのGPS機能により現在地から近いスポットを候補としていくつか表示してくれます。

自身が設定したいスポットを選択すれば位置情報が設定された投稿ができます。
設定した位置情報は、投稿画面の右端にある「…」(3点リーダー)マークを選んで「編集」をタップすることで投稿後でも変更や追加・削除ができます。

ストーリーズに位置情報を設定

ストーリーズでは、スタンプを使って位置情報を設定します。
スタンプは投稿するコンテンツに装飾することでアンケートや質問BOXなど、ユーザーの行動を促し、関係性を深められます。

位置情報を設定するにはストーリーズの作成画面で「場所」というスタンプを選択します。スタンプの「サイズ」や「色」、「位置」などは自由に変更できるので、見やすい位置にスタンプを置いてみましょう。
また、フィードと違って投稿後に編集できないので位置情報に間違いが無いかをしっかりと確認してから投稿しましょう。

位置情報の活用によるメリット

ここまで位置情報の設定方法について解説してきました。では、Instagramの位置情報を設定するとどのような効果があるのでしょうか。
本章では位置情報の設定がもたらす3つのメリットについてご紹介します。

プロフィールに入れることでユーザーが来店しやすくなる

店舗集客において認知度の拡大は欠かせないものです。
フィード投稿やストーリーズがどれだけユーザーの興味を引くものでも、「どこに行けばその体験ができるのか」が分からないとユーザーが実際に足を運ぶことは少ないでしょう。そのため、来店の道しるべとしても「位置情報」は重要になってきます。
ユーザーの負担を減らして心地よく来店してもらうためにも、プロフィールへの位置情報の追加は欠かせません。

投稿に位置情報を加えることでフォロワーやファンの拡大を目指せる

より多くのフォロワーやファンを獲得するためにも、投稿するコンテンツには必ず位置情報を追加する事をおすすめします。
投稿画面の位置情報をタップすると、その場所で投稿されたフィードやストーリーズが一覧で表示されます。
一覧の中から、自社の投稿に反応してくれそうなユーザーに「いいね」や「フォロー」などのアクションをすることで、新たなファンをフォロワーやファンを獲得できる可能性が高くなります。
また、一覧表示によりターゲット層以外のアカウントにも届くので口コミとしても有効です。

位置情報を使った独特なキャンペーンができる

位置情報を使ってもっと店舗の魅力をPRしたいと思ったら、Instagramでキャンペーンを行ってみましょう。

例えば、飲食店であれば「位置情報を付けて投稿すると、次回ご利用時にサイドメニューを一品サービス」のような特典をつけたキャンペーンが良いでしょう。
キャンペーン実施によって、ユーザーに積極的に投稿してもらうことで同じ位置情報に関する投稿が増えます。
投稿が増えるほど他のユーザーに自社に関する投稿を見つけてもらいやすくなり、「フォロワー」や「いいね」が増えていく可能性が高まります。

また、より多くのユーザーの参加を目指すのであればハッシュタグ投稿と併用したキャンペーンを行うのも良い方法です。
Instagramでは、オリジナルのユニークな位置情報も使えるので、自社のフォロワー、ターゲット層に響きやすいハッシュタグや位置情報を検索、または自作して活用してみましょう。

位置情報が表示されない時は?

さて、ここまで位置情報の設定方法や活用方法についてお話してきましたが、設定したはずの位置情報が上手く表示されないとお悩みの方もいるでしょう。

そこで本章では、位置情報が上手く表示されない時に考えられる原因とその対処法をまとめてご紹介します。

端末の位置情報をONにする

端末の位置情報がOFFの状態、または位置情報の設定がInstagramアプリに連携されてない状態だと、プロフィールや投稿に位置情報を設定できません。

設定したい位置情報が表示されない時は端末の設定画面を確認してみましょう。
また、圏外や電波の悪いところではGPSが正確に反応しないため、電波状況も合わせて確認してみましょう。

正しい位置情報を確認する

名前と住所がスポットとして登録されているものと違う場合は、Instagramが間違った位置情報であると判断して投稿に反映しない可能性があります。

投稿に追加したい住所がInstagram上でどのように登録されているか確認が必要になります。都道府県はもちろん、市町村・番地・部屋番号まで正しく登録されているかしっかりと確認しましょう。

端末やアプリを最新状態にする

端末やアプリが最新バージョンになってない時は、動作環境に不具合が起こってしまう危険性があるので、端末やアプリが最新状態にアップデートされているか確認しましょう。
お持ちの端末やアプリが最新状態ではないないかもと思われる方は、設定画面を開いて端末とアプリのバージョンを確認し、 アップデートできる場合はアップデートを行いましょう。

Instagramの位置情報機能における注意点

最後に、Instagramの位置情報機能における注意点について解説していきます。
Instagramの投稿に位置情報を追加する際はこちらの注意点をぜひご参考ください。

・投稿が完了したら位置情報はOFFにする
→スマホやデジタルカメラの位置情報を常にONに設定している場合は、撮影した写真や動画に位置情報が表示されます。業務でInstagramにコンテンツを投稿する際はご自身のカメラの設定を確認し、投稿が完了したら位置情報はOFFにしておきましょう。

・勤務先や業務以外での撮影は控える
→自社でアカウントを運用していく上で勤務先や業務以外での写真撮影は注意が必要です。写真や動画に位置情報をオンにした状態で撮影すると自宅の場所や生活圏などの個人情報が流出してしまうリスクがあります。
なので、自宅やその周辺での撮影はなるべく控えた方が良いでしょう。

Instagramの位置情報のまとめ

今回は、Instagramの運用に欠かせない「位置情報の設定」について解説しました。
ご自身の店舗をユーザーにもっと知ってもらいたいとお考えの方は、ぜひ、本記事で紹介した位置情報の設定方法や追加するメリット、注意点などを参考に自社アカウントの投稿に位置情報を活用していきましょう。

弊社・株式会社トリニアスでは、Instagramのビジネス運用についてのご相談を受け付けております。Instagramでもっと集客したいとお考えの方は下記のバナーよりお気軽にお問い合わせください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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