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InstagramとTwitterの連携方法は?メリットや連携できないときの対処法も紹介

2023.10.01

InstagramとTwitterをビジネスで利用している方の誰もが、「それぞれのSNSで毎日のように投稿を続けるのが大変」とお悩みではないでしょうか。
実は、InstagramとTwitterは連携させることで、投稿時の負担を大幅に軽減できます。しかし、実際に連携させようとしても方法がわからなかったり、投稿の写真が表示されなかったりしてつまづいてしまう方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、InstagramとTwitterを連携する方法やできない時の対処法について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

InstagramとTwitterの違い

まずは、InstagramとTwitterの違いについて解説していきます。
どちらも日本国内で高いユーザー数を誇るSNSという共通点がありますが、その機能に関しては大きな違いがあります。 それぞれの違いについては以下の通りです。

  1. ・投稿する内容
  2. ・投稿の頻度
  3. ・ハッシュタグの数
  4. ・拡散方法
  5. ・ユーザーの属性

投稿する内容

1つ目は投稿する内容についてです。
Instagramは画像や動画が中心なのに対し、Twitterはテキストでの投稿がメインです。

Twitterは画像のみの投稿はできますが、Instagramは文字のみでの投稿ができません。もし、Instagramに文字のみのコンテンツを投稿をする場合は、画像として加工したコンテンツを作成する必要があります。

投稿の頻度

2つ目は投稿の頻度です。
Instagramでは1日に1回程度、または2、3日に1回の割合でコンテンツを投稿するケースが大半です。
一方、Twitterは1日に何回も投稿(ツイート)する場合があります。企業などの公式アカウントでも、新商品やキャンペーンの告知などで1日に複数回ツイートする事も珍しくありません。

Instagramで投稿されるコンテンツは、一つ一つのクオリティを重視して作成されるので、投稿頻度はそれほど多くない傾向にあります。 Twitterでは、テキストを変えることで同じ画像を何回でも使用できるという利点があります。

ハッシュタグの数

3つ目はハッシュタグの使い方です。
ハッシュタグは、トレンドやキャンペーンなどに使われることが多く、SNSの投稿には必ずといっていいほど付いています。
Twitterでは1つの投稿につき2個まで付けることが推奨されています(2023年9月現在)。
一方、Instagramでは最大30個まで付けることができ、多く付ければそれだけ見つけてもらえる確率も上がります。

Instagramのハッシュタグの使い方についてはこちらの記事もご参照ください。

拡散方法

4つ目は拡散方法です。
Twitterにはリツイート機能という拡散方法があります。リツイートした投稿が閲覧できるのは自分のフォロワーまたは相互でフォローしているアカウントに限られます。
しかし、情報の話題性によってはフォロワー以外の多くのユーザーに届けられる可能性が高くなります。

Instagramにはシェアという拡散方法がありますが、現時点ではストーリー上にシェアする方法のみに限られます。
なので、より多くのユーザーに情報を拡散したい場合はTwitterでも同じコンテンツを投稿することをおすすめします。

ユーザーの属性

5つ目はユーザーの属性です。
ユーザーの属性を把握するのはマーケティングにおいて重要な要素の一つです。

引用元:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(総務省)

令和3年度の総務省の調査による最新のデータでは以下のようになっています。

Twitterのユーザー層は

  1. 年代別:10代→67.4%、20代→78.6%、30代→57.9%、40代→44.8%、50代→34.3%
  2. 男女比:男性:46.5%、女性:45.9%

このようにTwitterのユーザー層に大きな偏りは少なく、幅広い年代のユーザーが男女共に利用しています。

そして、Instagramのユーザー層は

  1. 年代別:10代→72.3%、20代→78.6%、30代→57.1%、40代→50.3%、50代→38.7%
  2. 男女比→男性:42.3%、女性:54.8%

Instagramではユーザーの大半を10代~30代の女性が占めています。写真などの画像が主体のSNSなので、美容やファッションといったジャンルの需要が高いのが主な理由だと考えられています。

InstagramとTwitterを連携するメリット

InstagramとTwitterの連携には2つのメリットがあります。

  1. SNS運用の負担を軽減できる
  2. Twitter経由でInstagramへの流入が見込める

SNS運用の負担を軽減できる

1つ目のメリットは、SNS運用の負担を軽減できることです。
InstagramやTwitterなどのSNSは、2〜3日に1回程の頻度で投稿することがベストと言われていますが、継続が難しくてSNSの運用を断念してしまう方も少なくありません。

一方で、InstagramとTwitterを連携すると、Instagramで投稿した内容が自動的にTwitterでも投稿されるため、それぞれ個別に投稿する手間が省けます。
SNS運用を長く継続していくには、効率化を重視するのも大切なポイントになるので、外部のWebサービスやツールなどを積極的に活用して複数のSNSを連携していきましょう。

新しいフォロワーの獲得が見込める

2つ目のメリットは、Twitter経由でInstagramアカウントの新しいフォロワーの獲得が見込めることです。

Instagramには、Twitterの「リツイート」のように投稿をワンタップでシェアできる機能がありません。
そのため、投稿をフォロワー以外のユーザーに見てもらうことが難しいのです。

一方で、InstagramとTwitterを連携するとInstagramで投稿した内容がTwitterでツイート(投稿)されるため、より広い範囲で投稿を見てもらえる機会が増えます。
Instagramのフォロワーを獲得するチャンスを拡大するためにも、Twitterとの連携をうまく活用しましょう。

InstagramとTwitterを連携する方法

ここまではInstagramとTwitterを連携するメリットについて解説しましたが、ここからは実際に2つのSNSを連携する方法を紹介します。
InstagramとTwitterを連携する方法は以下の通りです。

  1. Instagramのプロフィール画面を開く
  2. 画面右上の「3本線」をタップ ⇒「設定」をタップする
  3. 「アカウント」をタップ ⇒「他のアプリへのシェア」をタップする
  4. 「Twitter」をタップする
  5. Twitterの「ユーザー名、またはメールアドレス」と「パスワード」を入力する

Instagramのプロフィール画面を開く

まずはInstagramのトップ画面右下の「人型のマーク」をタップして、プロフィール画面を開きます。

画面右上の「3本線」をタップ ⇒「設定」をタップする

プロフィール画面を開いたら画面右上の「3本線」をタップして、項目の中から「設定」をタップします。

「アカウント」をタップ ⇒「他のアプリへのシェア」をタップする

ほかのアプリへのシェアの画面を開いたら、項目の中から「Twitter」をタップします。

Twitterの「ユーザー名、またはメールアドレス」と「パスワード」を入力する

「Instagramにアカウントへのアクセスを許可しますか?」という画面を開いたら、「Twitterの」ユーザー名、またはメールアドレスとパスワードを入力します。
入力後、「連携アプリの認証」のボタンをタップすれば、InstagramとTwitterの連携は完了です。

※連携の際に入力するのはInstagramのユーザー名やパスワードではありませんので注意しましょう。

IFTTT(イフト)を使用してInstagramとTwitterを連携する方法

ここまでInstagramとTwitterを連携する通常の方法を紹介しましたが、実はこの方法にはひとつだけ「大きな欠点」があります。
それは、Instagramで投稿した写真や動画が、Twitterの方ではリンクで表示されてしまう点です。
つまり、ユーザーはリンクにアクセスしない限り写真や動画を見られません。
写真や動画でひと目でユーザーの興味を引けないのでは、せっかく連携をしても十分な効果は得られないでしょう。

そんな時に便利なWEBサービスが、「IFTTT(イフト)」です。
IFTTT(イフト)とは、異なるソーシャルメディアやプラットフォームを連携させるWEBサービスで、Instagramで使用することで写真や動画をTwitterの投稿にそのままの形で表示できます。

ここからは、IFTTT(イフト)を使用してInstagramとTwitterを連携する方法を紹介していきます。IFTTT(イフト)を使用した連携方法は以下の通りです。

  1. IFTTT(イフト)に登録する
  2. 対応するApplet(アプレット)を探す
  3. Applet(アプレット)を接続してInstagramとTwitterを連携する

IFTTT(イフト)に登録する

まずは以下のリンクからスマホ用のアプリをインストールしましょう。

最初にアカウントの作成が必要になりますが、以下のいずれかのアカウントを持っている場合は、そちらを使うこともできます。

  1. Apple ID
  2. Facebookアカウント
  3. Googleアカウント

アカウントを新規で作成する場合は、メールアドレスとパスワードを設定することでIFTTT(イフト)が使えるようになります。

対応するApplet(アプレット)を探す

Instagramの写真や動画をTwitterの投稿にそのままの形で表示するためには、対応するApplet(アプレット)と呼ばれる機能を接続する必要があります。
Applet(アプレット)を探すためには、まずIFTTTのトップ画面左下にある虫眼鏡をタップして検索欄を開きましょう。

検索欄に「Instagram Twitter 写真」と入力すると該当するApplet(アプレット)が一覧に表示されます。

今回は例として「インスタグラムに投稿したらTwitterにも写真付き投稿する」というApplet(アプレット)を使用します。

Appletを接続してInstagramとTwitterを連携する

使用するAppletが決まったら「接続する」をタップします。
すると、IFTTTからInstagramとTwitterへのログインと連携の認証が要求されるため、許可をすれば連携が完了です。

それでは実際に、連携後にInstagramで投稿した写真がTwitterの投稿に表示されているのか確認してみましょう。

画像左側のように通常の連携方法では表示されなかった写真が、右側のように表示されていればIFTTTを使用した連携は成功です。

位置情報が表示されない時は?

ここまでIFTTTを使用してInstagramで投稿した写真がTwitterでも表示される方法を紹介してきました。
しかし、この方法を試しても写真が表示されないといった不具合が発生することもあるでしょう。

この章ではIFTTTを使用してもTwitterで写真が表示されない4つの原因とその対処法を紹介します。

  • タイムラグで写真の表示が遅い
  • キャプション(説明文)の文字数が多い
  • 写真の枚数が多い
  • ハッシュタグの数が多い

タイムラグで写真の表示が遅い

1つ目の原因は、タイムラグで写真の表示が遅いことです。
IFTTTを使用して連携すると、Instagramで投稿をしてからTwitterの投稿に写真が表示されるまで5〜20分ほど時間がかかる場合があります。

なかなか写真が表示されないと心配になってしまいますが、同じ内容を何度も投稿すると結果的に重複してしまうため、投稿した後は写真が表示されるまで焦らずじっくり待ってみましょう。

キャプション(説明文)の文字数が多い

2つ目の原因は、Instagramの投稿に入力したキャプション(説明文)の文字数が多いことです。

Twitterは投稿できる最大の文字数が140字までと定められているため、Instagramの投稿に入力したキャプションの文字数が140文字を超えている場合はTwitterに投稿できなくなります。
なので、Twitterに写真を表示させたいときはキャプションを140文字以下に減らしてみましょう。

写真の枚数が多い

3つ目の原因は、Instagramで投稿した写真の枚数が多いことです。
IFTTTを使用した連携では、Twitterで表示される写真は「1枚のみ」という枚数の制限があるため、2枚以上写真を投稿すると2枚目以降は表示されなくなります。

そのため、複数の写真をTwitterで表示させたい時は、1つの投稿につき1枚の写真を使用しましょう。

ハッシュタグの数が多い

4つ目の原因は、ハッシュタグの数が多いことです。

Instagramのハッシュタグは投稿をより多くのユーザーに見てもらうために非常に重要です。
その一方で、IFTTTを使用した連携ではハッシュタグの数が多過ぎると、Twitterに写真が表示されなくなる場合があります。
具体的にはハッシュタグを20個以上付けていると写真が表示されなくなるので、IFTTTを使用した連携をする際は、より重要度の高いハッシュタグを厳選して投稿すると良いでしょう。

InstagramとTwitterの連携方法のまとめ

ここまでInstagramとTwitterの連携方法やメリット、連携できない場合の対処方法などについて解説してきました。
世界中でたくさんのユーザーを獲得している2つのSNSを駆使して、ご自身のビジネスの運用に積極的に役立てていきましょう。

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Instagramをはじめ、SNSの運用代行サービスなども行っておりますので集客についてお悩みの方はぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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