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【セミナーレポート】MEO対策は自社にとって本当に得策?自社に合うデジタルマーケティングを見つける方法を解説!

2020年11月16日に
「第4回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
というテーマで弊社の井波が第4回目のオンラインセミナーを開催しました。

今回のオンラインセミナーでは、自社に合うマーケティング方法を見つけるために「デジタルマーケティングについて」と「費用対効果の計算方法」についてお伝えさせていただきました。
また今回も質問コーナーを設けましたので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

1.デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、
→インターネットやデジタルデバイスなどを利用した、マーケティングの手法のこと。

従来
→アナログマーケティング(看板、折り込みチラシ…)

現代
→デジタルマーケティング(MEO、SEO、SNS…)

★現代に重要なO2Oマーケティングの1つがデジタルマーケティング

O2Oマーケティング(オンラインtoオフライン)
→WEBサイトや広告などの「オンライン」で集客を行い、そのあとで「オフライン」である実店舗への来店を促すマーケティング手法。

スマホの普及率が上昇している影響で、O2Oマーケティングが主流になっています。
O2Oマーケティングのメリットは「コストを低く抑えながら、効果的にマーケティングが行える」という点です。
=デジタルマーケティングは現代社会に適しており、そしてコストを抑えられるマーケティングということです。
ではそのデジタルマーケティングの内の1つ、現在弊社で対策しているMEOについてご説明します。

①MEOについて

MEOとは
→MAPと共に表示される検索結果一覧で上位に表示されることを目指して行う施策

MEO対策が求められている背景には、【①スマホ②検索エンジン③アプリ】の3つの利用率が関係しています。それぞれみてみましょう。

①スマホの利用率

2010年では9.7%だったスマホの利用率が2019年には83.4%にまで伸びています。

総務省「情報通信機器の世帯保有率の推移」

②検索エンジンの利用率

日本で一番利用されているシェアされている検索エンジンは圧倒的にGoogleです。

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

③アプリの利用率

連絡手段として当たり前になっているLINEと様々なコンテンツを見れるYoutubeに続き3位がGooglemapです。

Nielsen 「アプリ利用率順位」

この3つの数値をみると
「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」
ということが分かります。

このスマホが当たり前になった影響で、MEO対策、デジタルマーケティング、O2Oマーケティングが必要とされるようになりました。

②MEOの仕組み

これだけ利用率が高いGoogle検索ですが、実際にどのようにユーザーが来るのか検索から問い合わせまでの流れをみていきましょう!

①「場所+目的」の間接検索

→まずユーザーは知りたい情報をGoogleで検索します。
Googleで店舗検索をする人の84%が間接検索という結果がでているので、間接検索で表示されるマイビジネスはたまたま見たユーザーの為に常に良い状態をキープしておくことが必要です。

②Googleマイビジネス

→間接検索をしたユーザーは次にマイビジネスで比較検討をします。
営業時間やアクセス、口コミやメニューなどを基に他社と比較しどこに行くか検討します。そのため他社より興味を持たせられる情報を掲載する必要があります。興味を持たせるためには、記事投稿や写真投稿を利用しましょう。
そして口コミの返信でもユーザーは判断するため頂いた口コミはどんな内容でも真摯に受け止め改善する姿勢を見せるように返信しましょう!

③問い合わせorウェブサイト

→比較検討したあとは問い合わせや予約に入ります。
問い合わせや予約をする前に情報をもう少し知りたい場合HPへ行きます。
すぐに問い合わせや予約をしたい場合マイビジネスから予約するユーザーもいます。
なので簡単に予約できるようマイビジネスに予約リンクを設定したり、HPに予約ページを作るなどしせっかくの機会を逃さないようにしましょう!

質疑応答

Q.コストを抑えられると仰っていましたが、他のデジタルマーケティングと比べてMEOは費用的に安いのでしょうか。
A.比較的安い対策です。
良く比較されるSEOやリスティングは大体10万円以上かけている人が多いのですが、MEO対策は高くて5万程度です。大体の方は10万はいかないで対策をしています。

2.費用対効果の計算方法

MEOは、たまたま検索した人がマイビジネスを見た人の数値しかみれません。
検索した人全員が来店すれば良いですが、実際そんなことはありません。
そこで費用対効果を計算できる方法を事例を基にご説明しますので一緒に計算してみましょう!

①3位以内で安定している歯科医院の事例

こちらはある歯科医院の順位計測システムです。
5月後半に「亀有 審美」というキーワードが圏外(21位以下)から1位に一気に上がっています。そしてその上がった日から1位をキープし続けています。

そしてこの歯科医院のインサイトデータがこちらです。
右側棒グラフは「ユーザーの検索方法」のグラフで大半を占めているブルーが「間接検索」です。
そして薄い棒グラフが前年の数値になりますが、9月には前年から3倍程度伸びています。

この歯科医院の数値をまとめると
【マップの上位3位以内に入り、検索数も3倍になり効果を得られている】
ということが分かります。

②1~7位で安定している車検専門店の事例

では、次はある車検専門店の順位計測システムです。
こちらは4/15からずっと10位以内をキープしています。3位以内になったのはごくわずかです。

そしてこの車検専門店のインサイトデータがこちらです。
こちらは直接検索とブランド名検索が元々多く前年比と比べ余り変化はありませんが、間接検索の数値は2倍程伸びました。

この車検専門店の数値をまとめると
【マップの上位4~10位以内では安定しており、検索数も2倍になり効果は得られている】
ということが分かります。

この2件の事例をまとめると、MEO対策は順位が10位以内であれば効果を得られる可能性がある。ということになります。
順位が上がれば必ず集客できるというわけではなく、マイビジネスの充実さや口コミによってはたとえ7位であっても集客ができるということです。

では、この費用対効果が見えにくいMEO対策の効果を計算できる方法があります。
次の項で一緒に計算してみましょう!

③計算方法:ROAS(ロアス)

ROI(アールオーイー)とは
→マーケティング投資額に対し得た利益額(100%以上が良い)

【計算式】
(売上-費用-マーケティング投資額)÷マーケティング投資額=マーケティングROI(%)
【必要な数値】
①月の総売上(施策関係なし)
②実際に施策にかけた費用
③施策に投資した金額

【計算例①】歯科
①総売上:200万円
②MEO対策:37,500円(1,500円成果報酬で25日上位表示)
③投資額:100万円
【計算式】(200万円ー37,000円ー100万円)÷100万円×100=96%

【計算例②】美容院
①売上:225万円
②MEO対策:45,000円(30日上位表示)
③投資額:100万円
【計算式】(225万円ー45,000円ー100万円)÷100万円×100=120.5%

【解説】
ROI数値は100%以上が良いと言われているので100%以上の方はそのまま同じ対策を続けましょう。
100%におしくも満たない70~99%くらいの方は少しプラスで行動してみましょう。
50%以下の方は少し検討が必要です。
そのような方は弊社に一度ご相談ください!一緒に合う対策を見つけましょう!

★自社に合うデジタルマーケティングが知りたい方はこちらのチェックシートで診断してみましょう!簡単なチェックシートですのでこれが全てではありませんが参考にしてみてください!

質疑応答

Q.口コミで来るお客様は時代遅れなのでしょうか。
A.口コミはまだまだ健在です!
とはいえSNSの拡散やURLのシェアなどでの口コミに変わっています。
また口コミで聞いたあと、結局インターネットで検索をされるのでマイビジネスを充実させておくべきです!
Q.WEB対策は最低どれくらい続けるべきですか?
A.対策や商品によって異なりますが、最低6カ月は続けるべきです。
リスティングのように、クリック形式なら即効性があるので1か月様子見てもOKですが、MEO対策は長期的に見ていきましょう。
Q.まずは何をしたら良いのかわからないです。
A.仮りでも良いので、目標数値をたてると今後何をしたらよいのか明確になります。
ROASやROIで計算してみてよく分からなかったらお気軽に弊社にご相談ください!
Q.MEO対策やっているが、他のWEB対策もやった方が良いのでしょうか。
A.今のMEOの数値を見てからの判断となりますが、MEOだけというよりはSNSやランディングページなどの他のサービスをかけ合わせるのが得策です

まとめ

最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

1、デジタルマーケティングとは?
→インターネットやデジタルデバイスなどを利用した、マーケティングの手法のこと。

★O2Oマーケティングが当然の時代になっている
★「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」ためMEOが必要

2、費用対効果の計算方法
→順位が上がっていなくても集客できる可能性があるMEOの費用対効果をみるにはROASとROIで計算する

★ROAS→→打ち出した広告にかけた費用に対して得られた売上を%で表すもの。(200%以上)
★ROI→→マーケティング投資額に対し得た利益額(100%以上が良い)

最後に

今回のオンラインセミナーではデジタルマーケティングの知識を深め自社に合うマーケティングを見つけて頂くために「デジタルマーケティングについて」と「費用対効果の計算方法」についてお話をしました。

実際に今行っているマーケティングが本当に自社に合っているのかを知るために、デジタルマーケティングの知識を深め、費用対効果の計算方法を知り様々な角度から自社に合うマーケティングを見つけていきましょう。

弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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