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【セミナーレポート】MEO対策の効果を高めるためのアクションとは?O2Oマーケティングを基に解説!

2020年10月30日に
「第3回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
というテーマで弊社の井波が第3回目のオンラインセミナーを開催しました。

今回のオンラインセミナーでは、デジタルマーケティングの理解を深めるために「スマホの利用率」「検索エンジンのシェア率」などの実際の数値や「O2Oマーケティング」についての説明をしました。

また今回も質問コーナーも設けておりますので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

1.O2Oマーケティングとは

O2Oマーケティング(オンライン to オフライン)とは
→WEBサイトやSNS、WEB広告などで集客を行い、実店舗への来店を促すマーケティング

「デジタルマーケティング=O2Oマーケティング」だと言われており、
MEO対策もこのO2Oマーケティングに該当します。

ではなぜ、このO2Oマーケティングが今、重要なのでしょうか。
その理由をみていきましょう!

①インターネットの発達

今は、どの企業でもどんな人でもインターネットに情報を掲載でき、そして誰でも見れる時代です。
更にスマホの普及により、いつでもどこでも沢山の情報をみるための検索ができるようになりました。

この時代の変化により、「スマホで、インターネットにある情報で比較検討をしてから購入(来店)」というユーザーが増えました。

ということは、オンライン(インターネット)でたまたま貴店に関連するキーワードを検索したユーザー向けに常にアピールし続け、興味を引き付ける必要があります。

②どれくらい重要なの?

インターネットの発達により、O2Oマーケティングが重要になったとご説明しましたが、実際にどれくらい重要なのでしょうか。様々な数値でみてみましょう。

Q.2019年国内における世帯の「スマホ」の保有率は何%?
A.83.4%

引用:総務省「情報通信機器の世帯保有率の推移」

Q.スマホでの検索エンジンのシェア率は?
A.Google75% Yahoo24% その他1%

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

Q.アプリの利用率の上位3位は?
A.1位:LINE83%
 2位:Youtube61%
 3位:Google map60%

引用:Nielsen

この3つの数値をみると
「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」
から現代にはGoogleでのO2Oマーケティング、=MEO対策が重要と言えます。

質疑応答

Q.トリニアスが他社より優れている点はどこですか?
A.Google認定フォトグラファーがいるので、屋内版ストリートビューの撮影・編集・アップが自社で行えるところです。
マイビジネスは比較検討に使われるツールなので比較し良いと思ってもらえるように見栄えを良くすることが重要です。
屋内版ストリートビューを導入することで簡単に見栄えが良くなり、そしてGoogleからの評価も上がり、MEOにも効果がでます。
MEOの効果にも集客にも良い屋内版ストリートビューを導入したい方は是非ご相談ください!

2.MEOの集客イメージ

MEO対策とは、
MAPと共に表示される検索結果一覧で上位に表示されることを目指して行う施策。

MEOの強みは、
①現代のGoogleユーザーの84%が間接検索で店舗を探しているという数値が出ていること。情報元:Google My Business Insights Study(2019年7月15日)
②SEOよりMEOの方が上に表示されることからSEOより見られやすいこと。
③コストを抑えられること。
この3点です。

このような強みをもっているMEOを対策すると、どのような流れで集客できるのでしょうか。MEOでの集客をイメージしてみましょう。

①見つけてもらう

O2Oマーケティングのオンライン(Google)では、
沢山ある店舗の中から見つけて貰うことが大前提となります。

SEOでもMEOでも、比較してもうら為にはまず上位にいないと比較の対象にもなれません。
SEOの比較対象は上から1.2番目なので、かなり競争率が高いです。
ですが、MEOは上位1~10位くらいまでが比較対象と言われているため競争率が低く、比較対象に入りやすいです。

この見つけてもらうは=MEO対策になります。
次項の取り組みを行っていれば自然と順位も上がるので次の工程を見てみましょう。

②知ってもらう

前項で、「O2Oマーケティング(MEO)には見てもらうことが大前提」とお伝えさせてしました。見てもらった次は「知ってもらう」という工程に入ります。
会社名や住所、営業時間などの基本情報はもちろん、社内での取り組みなどをアピールする必要があります。
マイビジネスでは、①口コミ②記事投稿でアピールしていきます。

①口コミ

実は、低評価のほとんどが接客に対しての意見です。(声が小さい等…)

小さな気遣いによって、投稿される口コミは変わってきますので、接客を丁寧に行って低評価の口コミ投稿を防ぎましょう。

また、どんなに良い接客をしていても感覚は人それぞれなので、もし低評価の口コミが投稿されてしまったら、サービス改善に努める姿勢を見せる返信をしましょう。

良い接客→低評価→改善に努める姿勢をアピール→接客改善
この流れを行うことで、新規顧客に良い印象を持たせることができ、新規獲得に繋がります。

②記事投稿

内観、外観、商品、スタッフなどの来店した際のイメージが出来る写真を添付し投稿しましょう。また内容は来店時に必要なアクセスや営業時間について投稿しましょう。
「〇〇駅から徒歩5分」などのアクセスが良い利便性を伝えることで来店するきっかけになりますので、ご自身が検索しその店舗に行くきっかけになった情報を参考に貴店からユーザーに向けて発信してみましょう!

3.MEOを活かすためのアクション

MEOを活かすためのアクションは、2つに分けられます。

①トリニアスでできること
②店舗(現場)でしかできないこと

弊社と現場のそれぞれでできることをみてみましょう。

①トリニアスでできること

弊社でできることは①内部施策と②外部施策の2つです。

①内部施策とはマイビジネスの編集を指します。
WEB上にある情報か店舗から提供して頂いた情報しか掲載できないため、基本的にHPの情報を基にマイビジネスを編集します。
マイビジネスを初めて拝見した時、情報がほぼ載っていない方や間違った情報が載っている方などがほとんどです。
なのでご自身でも管理していただき、掲載したい情報や写真を送っていただければ弊社で投稿をしていきます。

②外部施策とは予約サイトなどに登録をすることを指します。

「サイテ―ション」という様々なサイトに登録し、SNSで拡散させ、Googleに有名な店舗だよと認識させるという施策を行っています。

出典:サイテーションのSEO効果

②店舗(現場)でしかできないこと

店舗(現場)でしかできないことは①投稿の促し②情報の作成の2つです。

①投稿の促しとは口コミや写真の投稿を顧客に促すことを指します。
顧客と直接会話できるのは現場にいるスタッフのみができることなので、弊社ではサポートするために口コミPOPをお渡ししています。

①投稿の促しとは口コミや写真の投稿を顧客に促すことを指します。
顧客と直接会話できるのは現場にいるスタッフのみができることなので、弊社ではサポートするために口コミPOPをお渡ししています。

②情報の作成とはマイビジネスに投稿する内容の作成を指します。
新しいキャンペーンの作成はもちろん弊社には出来ません。
また写真をとることや店舗で行っていることもWEB上に載っていなければ現場にしか分からないです。
弊社では新しく情報を生み出すことはできないので投稿内容や写真を提供していきましょう!

4.アクションのコツ

弊社にできない「情報の作成」を行うのは時間がかかるかと思います。
実際にご契約頂いている方でも時間が無いから写真送れない…という方が沢山いらっしゃいます。
未来の顧客、未来のスタッフは7つの習慣の「時間管理のマトリックス」で言う緊急でないが重要に当てはまります。
未来の顧客やスタッフ、店舗のためを思って1日5分~10分程度時間を作りましょう。
その5分~10分で行うアクションのコツは①過去の記事を使う②担当者を設けるの2点です。
それぞれ見てみましょう。

①過去の記事を使う

アクションを起こす際に懸念される点が「情報の作成」です。

ネタを考え、文章を作成し、写真も撮る。そんなことめんどくさくてやってられないと思っている方がほとんどかと思います。

ですが、過去にブログやSNSを投稿したことありませんか?HPを作成する際に文章や写真考えたことありませんか?その内容を使っちゃいましょう!

以前ご契約頂いている方で
「前に外観を撮ったが、今だいぶ風景が変わったのでもう一回撮りました!」
と外観写真を送ってくださった方がいます。
スマホの写真機能がより高性能になっているので風景が変わらなくても画質や明るさが全然違いますので雰囲気が変わるはずです。
内容も少し文脈変えてみたり、今は「コロナ」というとても重要だけど簡単に書けるネタがありますので、少し「コロナ」を絡めた文章に変えてみたり。
色々編集方法はありますので、ぜひ過去の記事をネタにしてみましょう!

②担当者を設ける

セミナーにご参加頂いた方のほとんどが経営者です。
お忙しい方だからこそ、担当者を設けることがおすすめです。
ご契約頂いている方で、情報の提供や弊社へのご依頼など集客に積極的に行動出来ている方は大体担当の方がいらっしゃいます。
その担当の方は5分~10分でもMEO対策に時間を割いていただければ状況がだいぶ変わるはずです。担当者を設けアクションを増やしていきましょう!

質疑応答

Q.トリニアスから投稿依頼のメールが来るが季節ものの投稿がない場合どうすれば良いのでしょうか?
A.弊社では情報を提供して頂くために毎月記事投稿の内容提供の依頼をさせて頂いております。
このメールは季節もの関係なく情報を提供していただければ大丈夫なので、顧客との関わりを送ってくださる方も多いです。
例えば、お庭がある歯科医院様が「医院のお庭にお花が咲きました。」という内容で送ってくださったり。
このようなサービスに関係ない内容でもOKです!
Q.口コミは何件くらいあれば良いのか
A.あればある程良いです。
業種によって大きく差がでるので10件以上あると良いです。
競合がどれくらいあるかにもよるので一度競合の口コミ数と★(点数)をチェックしてみましょう!

まとめ

最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

1、O2Oマーケティングとは?
→WEBサイトやSNS、WEB広告などで集客を行い、実店舗への来店を促すマーケティング

★オンライン(インターネット)toオフライン(実店舗)のマーケティング
★スマホの普及率やGoogleの利用率、GoogleMapの利用率からみてO2Oマーケティングは現代で集客するには重要なマーケティング手法

2、MEOの集客イメージ
→MEO対策は見つけてもらうが大前提の対策。見つけてもらい、知ってもらう為にマイビジネスに情報を掲載していく。

★「見つける→知る→来店」がMEOでの集客の流れ
★自分が店舗を見つけた際に必要だと感じた情報を自店のマイビジネスに掲載していくことが重要

3、MEOを活かすためのアクション
→業者にできる限界があるため任せるだけでなく自分もアクションを起こす必要がある。

★口コミを増やす為に口コミPOPを活用し、更にお声掛けをする
★投稿記事のネタを探す。

4、アクションのコツ
→生み出すのではなく、既に使った素材を再度ネタにする。

★過去の記事や写真を再利用しネタにする。
★担当者を設けアクションを増やす。

最後に

今回のオンラインセミナーではデジタルマーケティングの知識を深めるために「O2Oマーケティング」についてお話をしました。

「O2Oマーケティング」を知ることで現代の集客法、そしてMEO対策の意味を知ることでより効果を感じるための行動を起こせるのではないでしょうか。
担当者を設けたり、過去のネタを再利用したり、様々なアクションの起こし方を試してみましょう!

弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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