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Googleストリートビュー屋内版(インドアビュー)とは?費用・メリット・流れ【2026年版】

Googleストリートビュー屋内版(インドアビュー)とは 費用・メリット・流れ。360度表示の操作画面が重なった飲食店の店内のイラスト

店内を360度見渡せるGoogleストリートビュー屋内版(インドアビュー)は、Google検索やGoogleマップの店舗情報から、実際に足を運ぶ前に中の様子を見てもらえる機能です。

この記事では、屋内版がどんなものか、導入すると何が変わるのか、費用はいくらかかるのか、申し込みから公開までどう進むのかを、順番に解説します。

Googleストリートビュー屋内版(インドアビュー)とは

Googleストリートビュー屋内版とは、店内や施設内を360度見渡せるようにして、Googleマップ上に公開する機能です。「インドアビュー」と呼ばれることもあります。

Google検索とGoogleマップの店舗情報から見ることができ、自社のホームページやブログに貼り付けることもできます。

下は実際の例です。画面をドラッグすると、その場に立って見回すように動かせます。

導入は業種を問わず進んでいます。飲食店学校小売店歯科医院学習塾不動産会社宿泊施設スポーツ施設介護施設神社お寺自動車・バイク幼稚園・保育園美容院・サロン医療施設など、さまざまな業種で使われています。

「おみせフォト」から「インドアビュー」へ|名前の移り変わり

Googleストリートビュー屋内版の呼び方の移り変わり。2010年のおみせフォトから、その後インドアビューと呼ばれるようになり、現在はストリートビュー/バーチャル ツアー

この機能の呼び方は、これまでに何度か変わっています。

始まりは2010年です。Googleは「おみせフォト」という名前で、お店の中の写真をGoogleマップに載せる取り組みを始めました。2011年には360度のパノラマ写真に対応し、店内を歩けるようになっています。

その後、この機能は「インドアビュー」と呼ばれるようになりました。Google公式ブログでこの呼び方が使われていたことは、少なくとも2015年3月まで確認できます。

そして現在、Googleはこの機能を「ストリートビュー」「バーチャル ツアー」と呼んでおり、公式のページに「インドアビュー」という表記は使われていません。

つまり「インドアビュー」は、かつて使われていた呼び方です。ただ、いまも店舗側の言葉として定着しているため、この記事でも併記しています。呼び方が違うだけで、指しているものは同じです。

出典:Google Japan Blog「『おみせフォト』にぜひご参加ください」(2010年5月)同「『おみせフォト』の360度パノラマ写真で店内を自由に歩こう」(2011年12月)同「インドアビューで北陸新幹線を探検しよう」(2015年3月)Googleストリートビュー公式サイト(いずれも2026年9月16日確認)

どこで見られるのか

公開した屋内版は、Google検索Googleマップの店舗情報から見られます。

店名で直接検索したときだけでなく、「新宿 歯医者」のように地域名と業種で検索されたときにも表示されます。他店と比べられている場面で見てもらえる、ということです。

Google検索から見る

Google検索の店舗情報から「写真を表示」を開いてストリートビュー屋内版を見る流れ

Google検索で店名を検索すると、画面の右側に店舗情報(Googleビジネスプロフィール)が表示されます。その上部にある写真の部分をクリックすると、写真と一緒に屋内版を見ることができます。

パソコンのGoogle検索結果。右側の店舗情報の写真部分に「写真を表示」「外観を見る」が表示されている

Googleマップから見る

Googleマップの店舗情報から写真を開いてストリートビュー屋内版を見る流れ

Googleマップでも同じです。店舗を検索して表示された店舗情報の、いちばん上にある大きな写真をクリックすると、Google検索と同じ画面で屋内版を見られます。

導入するとどうなるのか

Googleは公式サイトで、ストリートビューとGoogleマップの規模について次の数字を挙げています。

  • ストリートビューで見ることができる国や地域:100以上
  • Googleマップの月間利用ユーザー数:10億以上
  • Googleマップに掲載されているビジネスとスポット:2億以上

出典:Googleストリートビュー公式サイト(2026年9月16日確認)

Googleは同じページで、「写真とバーチャル ツアーによって、お店やオフィスへの訪問を促進できます」と説明しています。

ここからは、実際に導入した店舗で何が起きるのかを、5つに分けて見ていきます。

Google検索で目立つ

ストリートビュー屋内版を導入した店舗のGoogle検索結果。店舗情報に店内の写真が表示されている

屋内版を導入していない店舗の店舗情報には、地図と外観写真しか表示されません。導入すると、そこに店内の様子が加わります。

店名を直接入力して検索する人は、その店にすでに強い興味を持っています。その人に「入る前に中を見てもらう」ことができれば、来店につながる可能性は上がります。

さらに、店名を知らない人にも届きます。「地域名+業種」で検索する人は、その地域のお店をいくつか知って比べたいと思っていることが多く、その一覧の中でも店内が見える店は目に留まります。

ただし、同じ地域の同業他社の数によって検索結果は変わります。屋内版を入れれば必ず上位に表示される、というものではありません。

店舗に親近感を持ってもらえる

初めてのお店は、入るまでに心理的なハードルがあります。どんな雰囲気なのか、自分が浮かないか、一人でも入りやすいか。これが分からないまま扉を開けるのは、誰でも気が重いものです。

屋内版を見ておけば、初めてでも「一度来たことのあるお店に入る感覚」に近づきます。

加えて、屋内版は写真と違い、見る人が自分で動かします。マウスや指で店内を見回し、矢印をたどって奥へ進む。この「動かしながら見る」という体験は、ただ写真を眺めるより記憶に残りやすくなります。

実際に動かしてみてください。

スタッフの意識が変わる

屋内版は、削除しない限りインターネット上に残り続けます。

それを見て来店したお客様に「調べたときと違う」と思われるのは、店舗としては避けたいところです。そのため、撮影したときのきれいな状態を保とうという意識が、自然とスタッフに働きます。

結果として、清掃やインテリアの手入れが続き、お客様が過ごす空間が保たれます。集客のために撮ったものが、店内の環境維持にもつながる、ということです。

ホームページやSNSにも貼れる

屋内版はGoogleマップの中だけのものではありません。Googleビジネスプロフィールに公開したものは埋め込みリンクを取得でき、自社のホームページやブログ、SNSにも貼り付けられます。

費用をかけて撮るものなので、Googleマップだけで終わらせず、自社の媒体でも使いましょう。

導入した店舗からの声

format_quote屋内版を導入した幼稚園の声format_quote

「どんな所かわからない」というのは、子どもを預ける親御さんからすると大変心配なことです。しかし、見て回る時間もないという方が非常に多くいらっしゃいます。
今回このGoogleストリートビューを導入させていただき、「園内が見えるということだけで安心感があります」と多くの声をいただくことができました。
また、先生の採用に課題があったのですが、ストリートビューで働いているイメージを持ってくれたのか、求人数も上がり、非常に助かっております。

ほかにも、弊社が撮影を担当した店舗・施設からは次のような声をいただいています。

  • 「新規で訪れるお客様が増えました」
  • 「お問い合わせの数が増えました」
  • 「外国人観光客の来店数が増えました」
  • 「優秀なスタッフの採用率が上がりました」

いままでインターネット上で見せていなかった店内を公開したことで、待っていても見つけてもらえる確率が上がった、というお店が多いです。

Street Prime|店内図を渡すだけでオンラインで簡単にお見積りできます。無料で見積もりする

費用|相場と、金額が変わる理由

屋内版の撮影を依頼するとき、金額を決めるのは撮影ポイント数です。広さそのものより、店内の何か所で撮るかで変わります。

費用は撮影ポイント数で決まる

屋内版は、撮影した360度画像をつなぎ合わせて作ります。撮る場所が多いほど店内を細かく見られるようになり、そのぶん費用も上がります。

そのため、敷地が広い=高い、とは限りません。お寺や神社のように見晴らしのよい場所は撮影ポイントを減らせますし、逆に規模が小さくても個室や仕切りが多い店舗はポイント数が増えます。

ただし、減らしすぎると移動がなめらかでなくなり、見ていて酔うような仕上がりになります。安さだけでポイント数を削るのはおすすめしません。

撮影ポイント数の目安

弊社の場合の目安は次のとおりです。

  • 個人経営の比較的小規模な飲食店 … 3〜5ポイント
  • 個室のある中規模な飲食店 … 8ポイント前後
  • 幼稚園や福祉施設など1階と2階があるところ … 15ポイント前後

屋内版は「360度店内を見渡せる」ことが特徴なので、最低でも3ポイントは必要です。10平米ほどのコンパクトな室内でも3ポイントは撮るとイメージしてください。

完成したものを見るときは、撮影ポイントの間を矢印で移動する形になります。下の画像の矢印をクリックしてみてください。

※弊社が撮影に携わった、東京都大田区の光輪幼稚園さまのストリートビューです。

撮影ポイントの間隔は、Googleの規定に沿っていれば自由に決められます。ただし間隔が開きすぎると、矢印で移動したときに風景が大きく変わってしまい、見づらくなります。

月額はかからない

屋内版は、撮影と編集の費用を最初に支払えば、その後の月々の維持費はかかりません

公開したものをホームページやSNSに何度使っても追加費用は発生しません。内装工事などで撮り直す必要が出ない限り、更新の作業も不要です。

つまり、買い切り型のサービスです。毎月の固定費を増やさずに済む点が、多くの店舗で受け入れられている理由のひとつです。

株式会社トリニアスの撮影料金

Street Primeの料金プラン。スモール29,800円は3ポイントまで、アドバンス39,800円は4〜7ポイント、テクニカル49,800円は8〜11ポイント

弊社の撮影サービス「Street Prime」は、次の3プランです。

  • スモール 29,800円(3ポイントまで・50㎡以内)
  • アドバンス 39,800円(4〜7ポイント・80〜100㎡)
  • テクニカル 49,800円(8〜11ポイント・100㎡以上)

いずれも撮影ごとの買い切りで、月額の保守料や掲載料はかかりません。

金額には、店舗や施設へ伺う交通費、撮影の技術料、撮影した画像をつなぎ合わせる編集料が含まれています。

ただし、敷地面積・部屋数・導線はお店ごとに違います。見取り図やスケッチをお送りいただければ、必要なポイント数から見積もりをお出しします。

他社の料金とあわせて比べたい方は、ストリートビュー撮影会社8社の料金比較もご覧ください。見積もりに後から乗る出張費や時間外料金についてもまとめています。

導入までの流れ

問い合わせから公開までの流れを、弊社を例に説明します。

【STEP1】問い合わせ・申し込み

撮影日時のご相談や、どこまで撮るかの確認など、簡単な事前質問をさせていただきます。

【STEP2】相談・見積もり・Googleビジネスプロフィールの確認

撮影ポイント数や費用、撮影日程をご相談し、あわせてGoogleビジネスプロフィールが登録されているかを確認します。

Googleビジネスプロフィールは、屋内版を公開するために必要なページです。店舗の担当者さまに開設していただきますが、初めての方でも10分程度で終わります。開設方法が分からない場合はサポートしています。

【STEP3】契約・図面の共有

ご契約時に店舗の図面をご共有いただき、撮影ポイント数を確定します。契約書はメールまたはFAXでお送りします。

【STEP4】撮影

お約束した日に、Googleの撮影規定に沿ってカメラマンが外観と内観を撮影します。

【STEP5】編集

360度カメラで撮影したデータを、店内を移動できるようにつなぎ合わせます。人やナンバープレートへのぼかし処理もここで行います。

【STEP6】公開・お支払い

Googleビジネスプロフィールに公開し、お支払いとなります。撮影日からGoogleマップへの公開までは、2週間〜1か月ほどを見ていただいています。

店舗側にお願いするのは、撮影日の調整と、Googleビジネスプロフィールの開設が主です。撮影も編集も公開も撮影代行会社が行うため、手順は思ったよりシンプルです。

撮影事例

弊社が撮影を担当した屋内版をご紹介します。移動したときのなめらかさもあわせてご覧ください。

事例① 歯科医院

長谷川みらい歯科・矯正歯科
〒329-1105 栃木県宇都宮市中岡本町3710−94

事例② 保育園

陽西保育園
〒320-0063 栃木県宇都宮市陽西町1−76 幸倫会陽西保育園

事例③ 飲食店

TIES(タイズ)charcoal&spices
神奈川県横浜市

事例④ 寺院

金剛院
〒295-0003 千葉県南房総市千倉町白子661

ほかの業種の事例は、飲食店学校小売店歯科医院学習塾不動産会社宿泊施設スポーツ施設介護施設神社お寺自動車・バイク幼稚園・保育園美容院・サロン医療施設のページでご覧いただけます。

まとめ

Googleストリートビュー屋内版(インドアビュー)について、要点をまとめます。

  • 店内を360度見渡せるようにして、Google検索とGoogleマップの店舗情報に載せる機能
  • 「インドアビュー」はかつての呼び方で、現在Googleは「ストリートビュー」「バーチャル ツアー」と呼んでいる
  • 店名で検索されたときだけでなく、「地域名+業種」で検索されたときにも表示される
  • 費用は撮影ポイント数で決まる。減らしすぎると見づらい仕上がりになる
  • 買い切りで、月額の維持費はかからない
  • 店舗側の作業は、撮影日の調整とGoogleビジネスプロフィールの開設が主

初めてのお店に入るとき、中が見えるかどうかで感じ方は変わります。屋内版は、その一歩の重さを軽くするための機能です。

導入をご検討の際は、見取り図をお送りいただければ、必要な撮影ポイント数と費用をお出しします。

長澤 充紀

長澤 充紀

株式会社トリニアス入社後、MEOコンサルタントとして、店舗・企業の集客支援やGoogleビジネスプロフィールの運用改善に従事。 現在は、マーケティング領域における自社サービスの責任者として、AI検索最適化サービス「LLMO prime」の企画・運営を担当しています。 主な取り組みとして、フィリップ・コトラー氏が提唱した「5Aモデル」をベースに、MEOによるマップ検索とLLMによるAI検索を掛け合わせた、AI時代の新たな購買行動モデル「AIMA5(アイマファイブ)」を発案。LLMO primeのサービス設計やコンテンツ戦略に活用しています。 MEO・SEO・LLMOを横断した知見を生かし、検索行動が大きく変化するAI時代において、企業や店舗が継続的に「見つけられ、比較され、選ばれる」ためのマーケティング支援に取り組んでいます。

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