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小売店のGOOGLEストリートビュー導入事例をご紹介。店内の撮影のコツや導入に向いている飲食店の特徴など

小売店がGoogleストリートビュー屋内版を導入するとどのように見えるのでしょうか。また、どのような小売店が導入に向いているのでしょうか。

今回は、Googleストリートビュー屋内版の導入に向いている小売店の特徴と導入方法、そしてGoogle認定フォトグラファーである弊社、株式会社トリニアスが撮影した9つの小売店の導入事例をご紹介します。

ぜひ参考にしていただき、Googleストリートビュー屋内版の導入を検討しましょう。

1.Googleストリートビュー導入に向いている小売店の特徴

Googleストリートビュー導入に向いている小売店の特徴は、まず、最寄り駅から少し距離があったり、雑居ビルの中にある店舗です。

このような立地にある小売店は、初めて訪れる際に道に迷ってしまうことがあります。なので、Googleストリートビュー屋内版を導入して周辺環境の様子を発信すれば、ネット上であらかじめ地理を知ってもらうことができます。

次のGoogleストリートビューの導入に向いている小売店の特徴は、間口が狭かったり、商品の品質を守るために照明が暗かったりなど、路上から店舗の中が見えづらい小売店です。

どういったお店なのか分かりにくいと、大通り沿いという好立地に店舗を構えていたとしても敬遠されてしまう可能性があります。

そこで、Googleストリートビュー屋内版で店内の様子を事細かく撮影すれば、ホームページに掲載しきれなかった店舗のより詳しい情報を発信できるので、他店との差別化にもつながります。
ネットで公開する情報を充実させることで新しいお客様の獲得にも繋がっていくことでしょう。

2.Googleストリートビュー導入までの流れ

Googleストリートビューは「Googleビジネスプロフィール」に登録することで掲載できます。 この章ではGoogleストリートビュー掲載用の写真撮影から登録までの流れを紹介していきます。

1.店内の写真撮影をする

ご自身で撮影される場合も、Googleストリートビュー屋内版の撮影代行業者に依頼する場合も、まずは店内の撮影をします。 ご自身で撮影される場合は360°カメラをご準備していただきます。

また、代行業者に依頼される場合は、一番理想に近い見積りを出してくれる業者と契約をしましょう。 弊社の場合はカメラマンを派遣して撮影するため、カメラマンと日程調整した後に撮影を開始いたします。

2.撮影データを編集し、Googleビジネスプロフィールに掲載する

Googleストリートビュー屋内版を撮影出来たら、弊社では編集ソフトで写真を繋ぎ合わせる作業をし、店内をスムーズに移動できるように編集します。 そして、色味の加工なども完了したらGoogleビジネスプロフィールの「写真」から投稿しましょう。

Googleビジネスプロフィールの登録方法・使い方はこちらをご参考ください。

3.迷ったらGoogleストリートビュー認定代理店に相談

Googleストリートビュー屋内版は、カメラや編集ソフト、編集技術を持っていれば撮影からアップまで一通り行うことができます。
ただ、撮影に手間がかかったり、アップするのが難しかったり、手持ちのカメラでは画質が悪かったりなど、お店のスタッフのみですべての作業を行うことはなかなか難しいことでしょう。

なので、費用はかかりますが、クオリティの高いGoogleストリートビュー屋内版を用意するために「Google認定フォトグラファー」というGoogleストリートビュー屋内版の撮影代行業者を利用することもおすすめです。
見積もり対応可能の撮影代行業者がほとんどですので、何社かピックアップして比較検討することもおすすめです。

3.小売店のGoogleストリートビュー導入事例

それでは、ここから弊社が撮影した小売店の導入事例をご紹介します。 なお、店内の撮影のほとんどは人の出入りが少ない時間帯や定休日に行っており、スタッフの方やお客様のプライバシーに配慮しております。

実際の撮影事例をご覧いただくことで導入後の具体的なイメージを掴めると思います。 ぜひ、Googleストリートビュー屋内版導入の参考にしてみてください。

1.「新島造花店」(栃木県足利市)

新島造花店様は葬儀を総合的に行っている会社で、一般的な葬儀以外にもペット葬にも対応しています。 店舗は車の通行量の多い街道に面しています。
店内にはお数珠や香炉など、葬儀に必要なものが一式取り揃えてあります。また、打ち合わせ用のテーブルと椅子もあり、葬儀の執り行いについてじっくりと相談することができます。

2.「オーダースーツ注文紳士服アベ 」(群馬県前橋市)

オーダースーツ注文紳士服アベ様はオーダーメイドの紳士服のお店です。店舗は大通りに面した場所にあり、建物の外観は、紳士服の起源であるイギリスのサヴィル・ロウのテーラーを思わせる洋風のデザインになっています。
店内には布のサンプルが種類豊富に取り揃えられています。また、既製品のジャケットやシャツなども販売しているので、試着して着心地を確かめることもできます。

3.「小坂時計店」(東京都八王子市)

小坂時計店様は商店街の中にあります。店舗のウインドウにはクラシックなタイプの時計が並んでいて、通りを歩く人の目を惹きつけます。
店内には一般的な腕時計やアニメのキャラクターの時計、アンティークな振り子時計などが陳列されています。様々な種類、年代の時計が所狭しと並んでいる様子は、まるで時計の博物館のようです。

4.「五本木ますもと」(東京都目黒区)

五本木ますもと様は最寄駅から少し歩いた商店街の中にあります。
店内にはたくさんの種類のお酒が取り揃えられていて、特に日本酒のコーナーはとても充実しています。また、ワインコーナーもあり、ワインの味わいや品質を守るために少し暗めの照明が使われています。

5.「SECONDS」(東京都豊島区)

SECONDS様は地下鉄の駅からほど近い場所にある、家具や雑貨を取り扱っているお店です。商品はマンションのモデルルームなどで展示されていたものなので、定価よりリーズナブルなお値段で買うことができます。
店内の内装は白色を基調としていて、広く見えます。商品の種類は豊富で、椅子やテーブルなどの大きな家具からお皿やマグカップなどの食器まで、生活に必要なものは全て店内で揃えることができます。

6.「ペルシャンギャラリー 帝国ホテルプラザ店」(東京都千代田区)

ペルシャンギャラリー 帝国ホテルプラザ店様は、都心の高級ホテルのショッピングフロアに店舗を構えています。
手織りのペルシャ絨毯の専門店で、店内には玄関用やリビングルーム用など、様々なサイズの絨毯が取り揃えられています。 店内の照明にはシャンデリアが使われ、また、絨毯以外の輸入雑貨なども陳列されていて、とても煌びやかです。

7.「ナカガワのナカガワ」(東京都世田谷区)

ナカガワのナカガワ様は、北海道中川町の特産品の販売、町の魅力やイベント情報などを発信しているサテライトスペースです。
店舗は商店街の中にあり、看板から柱まで全て真っ白な外観が目を惹きます。店内も白色を基調とした内装で、雪国の生活に必須な暖炉用の薪をアレンジしたインテリアがユニークです。

8.「日恵装飾」(千葉県茂原市)

日恵装飾様はオーダーカーテンや内装工事などを取り扱っていて、店舗はカーテンやクロスのショールームになっています。
吹き抜けが開放的な店内には豊富な種類のカーテンやブラインドが陳列され、実際に手に取って生地の色味や手触りなどを確かめることができます。 また、カーテンレールなども取り扱っているので、カーテンと自由に組み合わせて自分だけのオリジナルのカーテンを発注することができます。

9.「ハルナ眼鏡店」(群馬県前橋市)

ハルナ眼鏡店様は大通りに面した場所にあります。ガラス窓にデザインされた眼鏡のイラストはとても大きく、通りを走る車の車窓からでも目に留まりそうです。
内装は、フローリングの床や木目調のデザインをインテリアを取り入れ、あたたかみのある雰囲気で視力測定への不安などを和らげます。

4.まとめ

ここまでGoogleストリートビューでの小売店の撮影のメリットや、導入事例をいくつか紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ご自身の店舗の清潔で明るい店内の様子や、整然と陳列された商品などをネット上で発信することで、よりたくさんの方にアピールできます。 そして、お客様の実際のご来店やお問い合わせにも繋がっていくことでしょう。

ぜひ、小売店のGoogleストリートビューの撮影導入の参考にしてみてください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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