マケスク > MEO(Googleビジネスプロフィール) > 【インバウンド】Googleビジネスプロフィールの多言語設定とは?

【インバウンド】Googleビジネスプロフィールの多言語設定とは?

【インバウンド】Googleビジネスプロフィールの多言語設定とは?

インバウンド需要の高まりに伴い、Googleビジネスプロフィールの多言語対応が重要性を増しています。

多言語設定は、外国人観光客や在住外国人に向けて効果的に情報を発信し、集客力を高める強力なツールです。

適切な設定により、グローバルな顧客層へのアプローチが可能となり、ビジネスの成長を加速させます。

この記事では、Googleビジネスプロフィールの多言語設定のメリットや具体的な方法を詳しく解説します。

本記事は、以下のような悩みを抱える事業者を対象としています。

  • Googleビジネスプロフィールの多言語設定の重要性を知りたい
  • 多言語設定のメリットを理解したい
  • 具体的な多言語設定の方法を学びたい
  • 自動翻訳される情報と手動で設定が必要な情報の違いを知りたい
  • 効果的なインバウンド対策を実践したい

Googleビジネスプロフィールの多言語対応を適切に行うことで、インバウンド集客の強化と国際的な事業展開が可能になるでしょう。

Googleビジネスプロフィールを多言語設定する5つのメリット

Googleビジネスプロフィールの多言語設定は、インバウンド集客を強化する効果的な方法です。

外国人観光客やビジネス客に向けて、自社の情報を適切に発信できます。多言語対応により、グローバルな顧客層へのアプローチが可能です。

この章では、Googleビジネスプロフィールを多言語設定することで得られる5つの主要なメリットについて詳しく解説します。

外国人観光客への訴求力向上

多言語設定により、外国人観光客に対する訴求力が大幅に向上します。

母国語で店舗情報を確認できることで、安心感と親近感を抱きやすくなります。

言語の壁を取り除くことで、外国人観光客が店舗を選択する際の障壁を低減できます。

結果として、インバウンド顧客の来店率アップにつながるでしょう。

検索結果での視認性アップ

多言語対応することで、様々な言語での検索結果に表示される可能性が高まります。

外国語でのキーワード検索に対応することで、検索結果の上位に表示されやすくなります。

また、ビジネス名や説明文が適切に翻訳されることで、外国人ユーザーの目に留まりやすくなります。

競合他社との差別化を図り、集客力を高める効果が期待できます。

インバウンド集客の増加

多言語設定はインバウンド集客を直接的に後押しします。

外国人観光客が自国の言語で情報を得られることで、来店のハードルが下がります。

クチコミやレビューも多言語で表示されるため、外国人観光客の信頼を得やすくなります。

リピーター獲得にもつながり、長期的な集客効果が見込めます。

国際的なブランドイメージの構築

多言語対応は、ビジネスの国際性をアピールする絶好の機会です。

グローバルな視点を持つ企業として、顧客に好印象を与えられます。

外国人観光客だけでなく、国内の外国人居住者にも訴求できるようになります。

結果として、ブランド価値の向上につながる可能性があります。

クチコミ・レビュー管理の効率化

多言語設定により、外国語でのクチコミやレビューへの対応が容易です。

自動翻訳機能を活用し、迅速かつ適切な返信が可能です。

外国人顧客とのコミュニケーションが円滑になり、サービス品質の向上につながります。

ポジティブなクチコミの増加により、さらなる集客効果が期待できるでしょう。

Googleビジネスプロフィールの自動翻訳される情報・されない情報

Googleビジネスプロフィールは、インバウンド集客において重要な役割を果たします。

外国人観光客が日本の店舗や施設を検索する際、多くの情報が自動翻訳されて表示されます。

しかし、全ての情報が自動翻訳されるわけではありません。

自動翻訳される情報とされない情報を正確に把握し、適切に対応することで、より効果的なインバウンド対策が可能です。

この章では、Googleビジネスプロフィールにおける自動翻訳の対象となる情報と、手動で設定が必要な情報について詳しく解説します。

自動翻訳される情報

ここでは、Googleビジネスプロフィールの自動翻訳される情報を解説します。

Googleビジネスプロフィールに登録された住所情報は自動翻訳の対象です。

外国人ユーザーが検索した際、自国の言語で住所を確認できます。

ただし「サンライズ新宿」といった建物名は自動翻訳されないようです。

必要に応じて、多言語で住所を設定することをおすすめします。

正確な位置情報を提供することで、訪日外国人の来店を促進できるでしょう。

営業時間

店舗や施設の営業時間も自動翻訳されます。

曜日や祝日の表記が外国人ユーザーの言語に合わせて変換されます。

正確な営業時間を設定することで、顧客の利便性が向上し、来店機会の損失を防ぐことができます。

クチコミ

ユーザーが投稿した日本語のクチコミも、それぞれの外国人に対応した言語に自動翻訳されます。

ただし、読みたいクチコミの下にある「See translation(言語名)」という文字をクリックする必要があります。

詳細情報

店舗や施設の詳細情報(サービス内容、設備など)も自動翻訳の対象です。

外国人ユーザーが自国の言語で店舗の特徴を理解できるようになります。

充実した詳細情報を提供することで、来店の決め手となる可能性が高まるでしょう。

自動翻訳されない情報

Googleビジネスプロフィールでは、多言語対応のために設定を変更できます。しかし、自動翻訳されない情報もいくつかあります。そのため、ビジネス情報を複数の言語で提供する際には注意が必要です。

この章では、自動翻訳されないGoogleビジネスプロフィールの情報を紹介します。

ビジネス名(店舗名)

Googleビジネスプロフィールに登録されたビジネス名は自動翻訳されません。

外国人ユーザーが検索しても、日本語のまま表示されてしまいます。

インバウンド集客を考えるなら、多言語でのビジネス名設定が必要となるでしょう。

商品名

商品やサービスの名称も自動翻訳の対象外です。

外国人観光客にとって、日本語の商品名では理解が困難な場合があります。

英語や他の言語での商品名の併記を検討すると良いでしょう。

メニュー

Googleビジネスプロフィールに登録している飲食店のメニュー情報も自動翻訳されません。

日本語のみのメニュー表記では、外国人観光客が料理の内容を把握できないことがあります。

日本語表記と多言語の両方のメニューを作成し、それぞれの写真を掲載する方法がおすすめです。

カテゴリ

ビジネスのカテゴリ設定も自動翻訳の対象外です。

適切なカテゴリ選択は検索結果の表示に影響するため、重要です。

英語でのカテゴリ設定も併せて行うことをおすすめします。

属性情報

Wi-Fi完備やクレジットカード対応などの属性情報も自動翻訳されません。

これらの情報は外国人観光客の来店判断に大きく影響します。

多言語での属性情報の設定が望ましいでしょう。

Googleビジネスプロフィールのビジネス名を多言語設定する方法

Googleビジネスプロフィールのビジネス名を多言語で設定することは、インバウンド集客において重要な戦略です。

外国人観光客や在日外国人に対して、より分かりやすく魅力的な情報発信が可能です。

この章では、Googleビジネスプロフィールのビジネス名を多言語で設定する具体的な手順を解説します。

Googleマップで自店舗を検索する

  • まず、管理者アカウントでGoogleマップを開きます。
  • 検索バーに自店舗の名前や住所を入力します。
  • 自店舗のビジネスプロフィールが表示されたら、次のステップに進みます。

言語設定の変更

  • Googleマップの画面左上にあるメニューボタン⇒「言語」をクリックします。
  • メニューバー左側の「言語」をクリック。
  • 言語の一覧から、設定したい言語【例:English(Uneted States)】を選びます。
  • あなたのビジネスの顧客層に適した言語を選択しましょう。
  • 選択後、Googleマップの表示が変更した言語に切り替わります。

情報の編集を提案する

  • 言語が切り替わった状態で、自店舗のビジネスプロフィールを表示します
  • 「Suggest an edit」(情報の編集を提案)ボタンをクリックします
  • 表示された選択肢から「Change name or other details」(名前またはその他の情報を編集)を選びます。

ビジネス名の入力

  • 編集画面が表示されたら「Place name in [選択した言語]」の欄に注目します。
  • この欄に、選択した言語での正しいビジネス名を入力します。

正確かつ適切な翻訳を心がけましょう。

必要に応じて、専門家や翻訳ツールを活用するのも良いでしょう。

変更の送信と確認

  • 入力が完了したら、画面下部の「Submit」のボタンをクリックします。

以上の手順で変更の提案が送信され、Googleの審査を経て反映されます。

審査には数日かかる場合もありますので反映されるまで、定期的に確認してみてください。

ほかの言語でも同様の手順で設定ができる

英語以外の言語でも同様の手順で設定が可能です。

中国語や韓国語など、ターゲットとする外国人観光客の母国語で設定しましょう。

各言語で適切なビジネス名を用意し、順次設定していきます。

設定後の確認

全ての言語設定が完了したら、各言語でGoogleマップを表示して確認します。

意図した通りにビジネス名が表示されているか、チェックしましょう。

修正が必要な場合は、同じ手順で再度編集を行います。多言語設定を行うことで、グローバルな顧客層へのアプローチが可能です。

定期的に情報を更新し、常に正確で魅力的な店舗情報を発信し続けることが大切です。

インバウンド集客の強化に向けて、ぜひ積極的に活用してみてください。

Googleビジネスプロフィール多言語設定のまとめ

Googleビジネスプロフィールの多言語設定は、インバウンド集客を強化する上で非常に重要な戦略です。

外国人観光客への訴求力向上、検索結果での視認性アップ、インバウンド集客の増加など、多くのメリットがあります。

適切な多言語設定により、Googleビジネスプロフィールの効果を最大化し、インバウンド集客を大幅に強化できるでしょう。

多言語設定を行う際は、自動翻訳される情報とされない情報を正確に把握し、適切に対応することが大切です。

特にビジネス名の多言語設定は重要で、各言語で正確かつ適切な表現を用いることが求められます。

さらに、多言語での投稿を併用することで、より高い集客効果が期待できます。

しかし、多言語設定やインバウンド対策を自社で行うのは、時間と労力がかかる場合もあります。

そんな時は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。弊社・株式会社トリニアスのNEKKYOは、Googleビジネスプロフィールやソーシャルメディアを活用した効果的なインバウンド集客対策を提供しております。

インバウンド集客の強化をご希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください
専門家からのアドバイスを受けることで、多言語戦略を効果的に策定し、国際的な顧客層へのアプローチを成功へと導くことができます。

多言語対応MEOやSNS広告、レビュー管理などで海外からの集客を最大化します。

Googleビジネスプロフィールの多言語対応を活用することで、ビジネスの成長と国際展開の第一歩を踏み出しましょう。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

MEO(Googleビジネスプロフィール)