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Googleマップ「マップに相談」がPC(ウェブ版)にも登場 開き方と画面、お店がやっておくこと

Googleマップ「マップに相談」がPC版にも登場!開き方と画面、お店がやっておくこと

パソコンでGoogleマップを開いたら、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」という案内が出てきた。そんな画面が、一部で見られるようになっています。

2026年8月に日本で提供が始まったGoogleマップの「マップに相談(Ask Maps)」は、AI(Gemini)に文章で相談して場所を探せる機能です。当社では10月14日、パソコンのウェブ版Googleマップに「マップに相談」の案内と入口が表示されているのを確認しました。

この記事では、パソコン版で確認できた画面と開き方、実際に質問したときの答えの画面とスマートフォン版との比べ、スマートフォン版とのこれまでの流れ、そしてお店がいまやっておくことをまとめます。「マップに相談」の基本的な機能や使い方は、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

パソコン(ウェブ版)のGoogleマップに「マップに相談」が登場

当社で確認した表示(2026年10月14日)

当社では2026年10月14日、パソコンのブラウザでGoogleマップ(ウェブ版)を開いたところ、「マップに相談」を案内する画面が表示されました。画面左のメニューにも「マップに相談」の入口があり、開くとAIに文章で質問できる画面に進みました。

Googleの2026年3月の発表では、「マップに相談(Ask Maps)」はAndroidとiOS向けに提供を始めるとされていました。パソコンでGoogleマップを開いたときにも、AIに相談する入口が用意され始めたことになります。

すべての人に出ているわけではない

「マップに相談」は、日本での提供開始のときも、数週間かけて順次提供するとされていました。パソコン版も順次広がっている途中で、パソコンでGoogleマップを開いても、まだ表示されない人もいるとみられます。表示されない場合は、時間をおいてから確かめてみてください。

パソコンでの開き方と画面

Googleマップ ヘルプにあるパソコンでの開き方

Googleマップのヘルプ(日本語・パソコン向け)には、「Google マップで質問する」として、パソコンで「マップに相談」を使う手順が載っています。

パソコンで「マップに相談」を使う手順(Googleマップ ヘルプより)
  1. パソコンでGoogleマップを開きます
  2. メニューから「マップに相談」を選びます
  3. プロンプト ボックスに質問を入力します
  4. 送信アイコンをクリックします

当社で確認した画面でも、画面左のメニューに「マップに相談」の入口が表示されていました。ヘルプでは、履歴のアイコンから過去の会話を開けること、削除できるのは会話全体だけで、会話の一部だけを削除することはできないことも案内されています。

出典:Google マップで質問する(Google マップ ヘルプ・パソコン)

最初に出る案内:「後で」か「マップに相談」を選ぶ

当社で確認した画面では、パソコンでGoogleマップを開くと、「Ask Maps」のアイコンとともに「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」という案内が表示されました。案内には、Geminiの力を借りて、デートや旅行、予約などの場面で思いついたアイデアを実行に移せる、という説明が添えられています。

案内の下には「後で」と「マップに相談」の2つのボタンがあります。「マップに相談」を押すと、相談の画面が開きます。

パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)の画面全体。地図の上に「Ask Maps」の案内が表示され、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう」の文と「後で」「マップに相談」のボタンがある
当社調べ(2026年10月14日)。パソコンでGoogleマップ(ウェブ版)を開いたときの画面全体。地図の上に「マップに相談」の案内が表示され、「後で」か「マップに相談」を選ぶ。(個人を特定できる部分はぼかしています)

開いた画面:質問の例と入力欄

「マップに相談」を開くと、「あらゆる場所について、何でも質問してみましょう。」という見出しの下に、質問の例と、文章を入力する欄が表示されました。当社で確認した画面に並んでいた質問の例は、次のとおりです。

画面に並んでいた質問の例
  • どんなこと相談できる?
  • 今週末どこ行こう?
  • 今から入れる静かなカフェ探して
  • 近くで1時間くらい暇つぶししたい
  • 一人でも入りやすいご飯屋さん

「カフェ」「ご飯屋さん」のような業種の言葉に、「今から入れる」「静かな」「一人でも入りやすい」といった、状況や使い方の条件が付いているのが特徴です。地図の検索窓にキーワードを入れて探す使い方とは別に、条件を文章で伝えて場所を探す使い方が、パソコンでも用意されたことになります。

パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)の画面全体。左のメニューに「マップに相談」の入口があり、左側のパネルに「今から入れる静かなカフェ探して」「一人でも入りやすいご飯屋さん」などの質問例と「質問する」の入力欄、右側に地図が表示されている
当社調べ(2026年10月14日)。パソコンのGoogleマップ(ウェブ版)で「マップに相談」を開いた画面全体。左のメニューに「マップに相談」の入口があり、開くと画面左側に質問の例と入力欄が表示される。(個人を特定できる部分はぼかしています)

実際に質問してみた:答えの画面

当社では同じ2026年10月14日、パソコン版の「マップに相談」に、次の4つを質問してみました。

当社で質問した内容
  • 今から入れる静かなカフェ探して
  • 新宿駅の近くで、一人でも入りやすいご飯屋さん
  • 新宿で、駐車場がある歯医者さん
  • 渋谷で、今日予約できる美容室

答えは画面左側に表示され、どの質問でも、おおむね同じ形で返ってきました。

答えの画面で確認できたこと
  • 冒頭に、どんなお店を紹介するのかを短くまとめた説明文がある
  • 「落ち着いた隠れ家カフェ」「開放感のある広々カフェ」のように、切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介される
  • お店ごとのカードに、おおむね店名・評価(星)・価格帯・業種・営業状況と営業終了の時刻・写真が表示される
  • カードの下に、お店を紹介する説明文と、特徴の箇条書きが付く
  • 画面右側の地図に、紹介されたお店のピンと評価が表示される
  • 答えの最後に、紹介されたお店の位置をまとめた「概観マップ」が表示される
パソコンのGoogleマップ「マップに相談」で「今から入れる静かなカフェ探して」と質問した答えの画面。冒頭の説明文の下に「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、お店ごとに評価・価格帯・営業中・営業終了時刻・写真・説明文・箇条書きの特徴が並び、右の地図にピンが表示されている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。「今から入れる静かなカフェ探して」と質問したときの答えの画面。冒頭の説明文の下に「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、お店ごとに評価・価格帯・営業状況・写真・説明文が並ぶ。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

説明文には、質問の条件にこたえる形の言葉が入っていました。「今から入れる静かなカフェ」の質問では、「現在は混雑しておらず、すぐに入れる可能性が高い」のように、いまの混み具合に触れた説明がありました。「一人でも入りやすいご飯屋さん」の質問では、カウンター席が中心であることや、一人客が多いことが説明文や箇条書きに書かれていました。

同じ答えの続き。「開放感のある広々カフェ」の見出しの下にお店のカードと説明文があり、最後に紹介されたお店の位置を示す「概観マップ」が表示されている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。同じ答えの続き。「開放感のある広々カフェ」という別の見出しでお店が紹介され、最後に「概観マップ」が表示される。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

「新宿で、駐車場がある歯医者さん」の質問では、お店が「東新宿・新宿駅東側エリア」「西新宿エリア」のようにエリアごとの見出しで分かれ、箇条書きは「駐車場の特徴」「診療の特徴」の2つに分けて書かれていました。提携駐車場を使えることや、駐車券を発行してもらえることなど、質問にあった駐車場の条件に触れた内容です。「渋谷で、今日予約できる美容室」の質問でも、「当日予約歓迎・夜遅くまで営業のサロン」「予約なしの飛び込みや当日相談も対応のサロン」のように、質問の条件に沿った見出しでお店が分けられていました。

「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問した答えの画面。「東新宿・新宿駅東側エリア」の見出しの下に歯科医院が並び、箇条書きが「駐車場の特徴」「診療の特徴」に分かれている
当社調べ(2026年10月14日・パソコン版)。「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問したときの答えの画面。「東新宿・新宿駅東側エリア」のようにエリアごとの見出しで分かれ、箇条書きに「駐車場の特徴」「診療の特徴」が書かれている。(店名・店の写真・地図上の店名などはぼかしています)

答えの下には、回答を評価するボタンなどと、AIは不正確な情報を表示することがある、という趣旨の注意書きが表示されていました。なお、紹介されたお店がどのように選ばれたのかは、画面からは分かりません。

スマートフォン版と答えは同じ?

当社では同じ2026年10月14日、スマートフォンのGoogleマップアプリでも「マップに相談」に同じ4つの質問をして、パソコン版の答えと比べました。比べたのは、それぞれの端末で1回ずつ質問した答えです。

まず、答えの画面の作りには次のような違いがありました。

項目パソコン版スマートフォン版
答えが表示される場所画面左側のパネル。右側に地図が表示され、紹介されたお店のピンが並ぶ地図の上に、下から引き出す形の画面で表示される。答えを読み進めると、地図は画面の上の端に少し見える程度になる
お店のカードの項目店名・評価(星)・価格帯・業種・営業状況と営業終了の時刻・写真パソコン版と同じ項目に加えて、クチコミの件数と、いる場所からの距離が表示された
カードのボタン経路・保存経路・共有
答えの最後紹介されたお店をまとめた「概観マップ」同じく「概観マップ」

スマートフォン版では、答えが出るまでの間に「位置を確認しています…」「地元の人々の評価を確認しています…」「分析情報を収集しています…」という表示が順に出ていました。

スマートフォンのGoogleマップアプリで「マップに相談」に「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と送信すると、「位置を確認しています…」「地元の人々の評価を確認しています…」「分析情報を収集しています…」と順に表示されたあと、説明文と「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」の見出し、最初のお店のカードが表示される様子
当社調べ(2026年10月14日・スマートフォン版)。質問を送ってから答えが出始めるまでの画面。(店名・店の写真などはぼかしています)

答えの中身を比べると、紹介されたお店は、一部だけ共通しているか、共通のお店がないという結果でした。見出しの切り口も、4つの質問すべてで異なりました。

質問見出しの切り口紹介されたお店
今から入れる静かなカフェ探してパソコン版は「落ち着いた隠れ家カフェ」「開放感のある広々カフェ」の見出しで分けられ、スマートフォン版は見出しがなく、お店が続けて並んだ共通のお店は1つ。冒頭の説明文は、パソコン版が「大久保エリアで」、スマートフォン版が「現在地周辺で」で始まっていた
新宿駅の近くで、一人でも入りやすいご飯屋さんパソコン版は「がっつり洋食・オムライス」など、スマートフォン版は「定食・和食でほっと一息つきたいとき」「気軽にカウンターで楽しむ寿司・タイ料理」共通のお店はなし
新宿で、駐車場がある歯医者さんパソコン版は「東新宿・新宿駅東側エリア」「西新宿エリア」のようにエリアごと、スマートフォン版は「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」「専用駐車場・提携駐車場がある歯科医院」のように駐車場の種類ごと最初に紹介されたお店は同じ。ほかにも共通するお店があった
渋谷で、今日予約できる美容室パソコン版は「当日予約歓迎・夜遅くまで営業のサロン」「予約なしの飛び込みや当日相談も対応のサロン」、スマートフォン版は「カット・カラー・髪質改善が得意な本格サロン」「お出かけ前のヘアセット・アレンジ専門店」共通のお店はなし
「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問した答えを、パソコン版とスマートフォン版で並べた画像。パソコン版は「東新宿・新宿駅東側エリア」、スマートフォン版は「ビル内・敷地内に駐車場がある歯科医院」という見出しでお店が紹介され、スマートフォン版のカードにはクチコミの件数と距離も表示されている
当社調べ(2026年10月14日・左がパソコン版、右がスマートフォン版)。「新宿で、駐車場がある歯医者さん」と質問したときの答え。パソコン版はエリアごと、スマートフォン版は駐車場の種類ごとの見出しでお店が分けられていた。(店名・店の写真などはぼかしています)
「今から入れる静かなカフェ探して」と質問した答えを、パソコン版とスマートフォン版で並べた画像。パソコン版は「大久保エリアで」で始まる説明文と「落ち着いた隠れ家カフェ」の見出しがあり、スマートフォン版は「現在地周辺で」で始まる説明文のすぐ下にお店が並んでいる
当社調べ(2026年10月14日・左がパソコン版、右がスマートフォン版)。「今から入れる静かなカフェ探して」と質問したときの答え。冒頭の説明文の書き出しや、見出しの有無が異なっていた。(店名・店の写真などはぼかしています)

また、パソコン版で「今から入れる静かなカフェ探して」を2回質問したときも、冒頭の説明文と、最初に紹介されたお店が違いました。同じ端末で同じ質問をしても、答えは毎回同じとは限らないことになります。

Googleは、マップで検索した場所や保存した場所などをもとに、結果を一人ひとりに合わせると説明しています。答えは、こうした要素や、質問した時刻・現在地などによっても変わりうるため、今回の比較だけで「端末によって答えが変わる」とは言えません。ただ、お客様が見ている答えは、自分で一度質問して見た答えと同じとは限らないことは、知っておくとよいでしょう。

出典:Ask Maps と Immersive Navigation の発表(Google 公式ブログ・英語、2026年3月12日)

表示されない・動かないとき

Googleマップのヘルプでは、「マップに相談」が機能するにはWebGLが必要で、一部のブラウザではWebGLがブロックされることがある、と案内されています。WebGLは、ブラウザで3Dなどの表示に使われる技術です。メニューに入口があるのにうまく動かないときは、ブラウザの設定や、別のブラウザで試してみてください。

また、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、メニューに「マップに相談」がまだ表示されない人もいるとみられます。

スマートフォン版との関係

「マップに相談」がパソコンに出てくるまでの流れを、日付順に整理します。

時期できごと情報源
2026年3月12日Googleが「Ask Maps」を発表。米国とインドで、AndroidとiOSのスマートフォン向けに提供開始。パソコン版は近日提供予定とするGoogle公式ブログ
2026年8月7日Googleが日本で「マップに相談」の提供開始を発表。数週間かけて順次提供Google 日本語ブログ
2026年10月14日パソコンのウェブ版Googleマップで、案内と左メニューの入口を確認当社調べ

米国・インドでスマートフォンから先行、パソコン版は後から

米国とインドで先行して、Googleは2026年3月12日に「Ask Maps」を発表しました。Googleは公式ブログで、米国とインドでAndroidとiOS向けに提供を始め、パソコン(デスクトップ)版は近日提供予定としていました。

出典:Ask Maps と Immersive Navigation の発表(Google 公式ブログ・英語、2026年3月12日)

日本では2026年8月に提供開始

日本では、Googleが2026年8月7日に「マップに相談」の提供開始を発表しました。発表では、数週間かけて順次提供するとしています。なお、この発表記事には、スマートフォンかパソコンかといった対応端末の記載はありません。

日本上陸の経緯や、8月のアップデートで追加された機能、業種別の質問例は、次の記事でまとめています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

出典:Google マップの新機能「マップに相談」を日本で提供開始(Google 日本語ブログ、2026年8月7日)

日本のパソコン版は、ヘルプに使い方が載っている

日本でパソコン版の「マップに相談」の提供開始を知らせるGoogleの発表は、見当たりません(2026年10月14日時点)。一方で、日本語のGoogleマップ ヘルプには、パソコンでの使い方が載っています(手順は上の「Googleマップ ヘルプにあるパソコンでの開き方」のとおり)。パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

パソコンにも入口ができると、お店にとって何が変わるのか

Googleの2026年3月の発表では、「マップに相談」はまずAndroidとiOS向けに提供を始めるとされていました。パソコンでGoogleマップを開いたときにも相談の入口が出るようになれば、お店を探す人が、地図の検索窓だけでなく、AIへの相談から場所を探す場面が、パソコンでも生まれることになります。

画面に並んでいた質問の例のように、相談では「静かな」「一人でも入りやすい」「今から入れる」といった、状況や使い方の条件が添えられます。お店の情報の中に、こうした条件にこたえる手がかりがあるかどうかが、これまで以上に見られるようになるかもしれません。

まだ分かっていないこと

次の点は、Googleの公式発表もなく、当社でも確認できていません。

まだ分かっていないこと
  • どのお店が回答に出るのか、どう選ばれるのか
  • Googleマップの順位(ローカル検索の表示順)が、回答に反映されるのか
  • お店への来店や問い合わせが増えるのか、減るのか
  • 日本でパソコン版がいつから、どの範囲で使えるのか
  • 回答に広告が出るのか(Googleは広告について発表していない)

お店がいまやっておくこと

「マップに相談」の回答にどのお店がどう選ばれるのか、Googleは詳しく公表していません。ここで紹介するのは、AIに相談されたときに、お店の情報が正しく伝わるようにしておくための備えです。やれば回答に出やすくなる、と確かめられたものではありませんが、Googleビジネスプロフィールの情報を正しく保つことは、Googleマップでの見え方そのものにもつながります。パソコン版だから特別にやることはなく、スマートフォン版と共通の備えです。

Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容・メニューを最新にする

まずは、Googleビジネスプロフィールの営業時間(祝日などの特別営業時間も含む)、説明文、サービス内容、メニューが、いまのお店と合っているかを確かめましょう。「今から入れる」のような相談では、営業時間が大事な手がかりになると考えられます。

営業時間や店舗情報は、第三者からの編集の提案で知らないうちに変わってしまうこともあります。通知が届いたときの対応は、次の記事で解説しています。

▶ Googleマップが勝手に閉業に?第三者からの編集の提案は4日以内に対応を

利用シーンが伝わる言葉を、お店の実態に合わせて入れる

画面に並んでいた質問の例には、「静かな」「一人でも入りやすい」といった利用シーンの言葉が含まれていました。お店の説明文やサービス内容に、どんな場面で使いやすいお店なのかが伝わる言葉があるかを見直してみましょう。当社で実際に質問したときも、答えの説明文には「カウンター席がメインの空間」「店内が非常に広々としており」のように、席や店内の様子を表す言葉が使われていました(上の「実際に質問してみた:答えの画面」)。ただし、説明文がどの情報をもとに作られているのかをGoogleは公表しておらず、お店の情報に言葉を入れれば答えに反映されるのかは、確かめられていません。

たとえば、カウンター席が多く一人で来るお客様が多いお店なら「お一人様でも入りやすいカウンター席」、落ち着いた雰囲気のカフェなら「静かに過ごせる」といった書き方です。言葉は、必ずお店の実態に合わせて入れてください。実態と違う言葉を並べても、来店したお客様の期待を裏切ることになります。

クチコミへの返信や投稿で、お店の特徴を具体的に書く

クチコミへの返信やGoogleビジネスプロフィールの投稿でも、お店の特徴を具体的に書いておきましょう。「ありがとうございました」だけで終わらせず、お客様が触れてくださった点に合わせて、席の雰囲気やメニュー、サービスの内容などを言葉にしておくと、お店の特徴が伝わりやすくなります。

お店の情報を整える具体的な手順は、次の記事の「店舗がやるべきMEO対策5つ」でも解説しています。

▶ Googleマップ「マップに相談(Ask Maps)」とは?使い方と店舗がやるべきMEO対策【2026年8月・日本上陸】

スマートフォンとパソコンで、実際に質問してみる

「マップに相談」の回答に自分のお店がどう出るかは、実際に質問してみないと分かりません。お客様が使いそうな言葉で、「〇〇駅の近くで一人でも入りやすいご飯屋さん」のように質問し、自分のお店が出るか、出たときにどう紹介されるかを見ておきましょう。

パソコンに入口が出ている場合は、スマートフォンとパソコンの両方で試してみると、見え方の違いにも気づけます。当社で試したときも、同じ質問で紹介されたお店や見出しが異なりました(上の「スマートフォン版と答えは同じ?」)。一度の質問だけで判断せず、ときどき見ておくのがおすすめです。回答の中で営業時間やサービス内容に誤りが見つかったら、Googleビジネスプロフィールや公式サイトの情報が正しいかを確かめ、直しておきましょう。

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よくある質問(FAQ)

Googleマップの「マップに相談」は、パソコンでも使えますか?

使えるようになり始めています。当社が2026年10月14日にパソコンのウェブ版Googleマップを開いたところ、「マップに相談」の案内と入口が表示されました。日本語のGoogleマップ ヘルプにも、パソコンでの使い方が載っています。ただし、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

パソコン版の「マップに相談」は、どこから開きますか?

Googleマップのヘルプでは、パソコンでGoogleマップを開き、メニューから「マップに相談」を選び、プロンプト ボックスに質問を入力して、送信アイコンをクリックする手順が案内されています。当社で確かめた画面では、Googleマップを開いたときに出る案内の「マップに相談」のボタンからも開けました。

パソコン版の「マップに相談」で質問すると、答えはどのように表示されますか?

当社が2026年10月14日に質問したときは、冒頭に短い説明文があり、その下に「落ち着いた隠れ家カフェ」のような切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介されました。お店ごとに、おおむね評価・価格帯・営業状況と営業終了の時刻・写真・説明文・特徴の箇条書きが並び、画面右側の地図にはお店のピンが表示されました。答えの最後には「概観マップ」も表示されました。

スマートフォンとパソコンで、「マップに相談」の答えは同じですか?

同じとは限りません。当社が2026年10月14日に、同じ4つの質問をスマートフォンのGoogleマップアプリとパソコンのウェブ版で1回ずつしたところ、紹介されたお店は質問によって一部だけ共通、または共通のお店がなく、見出しの切り口も異なりました。パソコン版で同じ質問を2回したときも、冒頭の説明文と最初に紹介されたお店が違いました。Googleは、マップで検索した場所や保存した場所などをもとに結果を一人ひとりに合わせると説明しており、答えは質問した時刻や現在地などによっても変わりうるため、端末の違いだけで答えが変わったとは言えません。

パソコンで「マップに相談」が表示されない・動かないときは?

Googleマップのヘルプでは、「マップに相談」が機能するにはWebGLが必要で、一部のブラウザではWebGLがブロックされることがあると案内されています。また、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。

Googleは、パソコン版の提供を発表していますか?

Googleは2026年3月12日の発表で、米国とインドでAndroidとiOS向けに提供を始め、パソコン版は近日提供予定としていました。日本でパソコン版の提供開始を知らせる発表は見当たりませんが、日本語のGoogleマップ ヘルプにはパソコンでの使い方が載っています(2026年10月14日時点)。

パソコンで「マップに相談」を使ったとき、自分のお店は回答に出ますか?

分かっていません。どのお店が回答に出るのか、どう選ばれるのかをGoogleは公表しておらず、Googleマップの順位との関係も当社では確認できていません。

お店は何をしておけばよいですか?

Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容・メニューを最新にし、「静か」「一人でも入りやすい」といった利用シーンが伝わる言葉を、お店の実態に合わせて入れておきましょう。クチコミへの返信や投稿でもお店の特徴を具体的に書き、ときどきスマートフォンとパソコンの両方で実際に質問して、自分のお店がどう出るかを見ておくと安心です。

まとめ

2026年8月に日本で提供が始まったGoogleマップの「マップに相談(Ask Maps)」について、当社では10月14日、パソコンのウェブ版Googleマップにも案内と入口が表示されているのを確認しました。開くと「今から入れる静かなカフェ探して」「一人でも入りやすいご飯屋さん」といった質問の例と入力欄が並び、条件を文章で伝えて場所を探せます。実際に質問すると、切り口ごとの見出しでお店が分けて紹介され、評価・営業状況・写真・説明文がまとめて表示されました。同じ質問をスマートフォンでもしたところ、紹介されたお店や見出しの切り口は異なり、答えは毎回同じとは限りません。日本語のGoogleマップ ヘルプにもパソコンでの使い方が載っていますが、パソコン版の提供範囲についてGoogleの発表はなく、まだ表示されない人もいるとみられます。どのお店が回答に出るのか、集客にどう影響するのかは、まだ分かっていません。

パソコンでもスマートフォンでも、お店がやることは同じです。Googleビジネスプロフィールの営業時間・説明文・サービス内容を最新にし、利用シーンが伝わる言葉をお店の実態に合わせて入れ、ときどき実際に質問して見え方を確かめておきましょう。Googleビジネスプロフィールの運用でお困りの場合は、MEO primeまでお気軽にご相談ください。

長澤 充紀

長澤 充紀

株式会社トリニアス入社後、MEOコンサルタントとして、店舗・企業の集客支援やGoogleビジネスプロフィールの運用改善に従事。 現在は、マーケティング領域における自社サービスの責任者として、AI検索最適化サービス「LLMO prime」の企画・運営を担当しています。 主な取り組みとして、フィリップ・コトラー氏が提唱した「5Aモデル」をベースに、MEOによるマップ検索とLLMによるAI検索を掛け合わせた、AI時代の新たな購買行動モデル「AIMA5(アイマファイブ)」を発案。LLMO primeのサービス設計やコンテンツ戦略に活用しています。 MEO・SEO・LLMOを横断した知見を生かし、検索行動が大きく変化するAI時代において、企業や店舗が継続的に「見つけられ、比較され、選ばれる」ためのマーケティング支援に取り組んでいます。

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