【例文付き】Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を依頼する方法とは?

自社のGoogleビジネスプロフィールのクチコミの数や高評価が増えると、検索結果で上位表示されやすくなり、さらなる集客効果を期待できます。
しかし、お客さんの方から自発的にクチコミを投稿してもらえることは少なく、クチコミを書いてもらうためにはこちらから投稿をお願いする必要があります。
本記事では、お客さんにGoogleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を依頼する具体的な方法や注意点などについて紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
Googleビジネスプロフィールのクチコミが重要な3つの理由
Googleビジネスプロフィールにおけるクチコミは、ビジネスの成功に欠かせない要素です。
今回は、クチコミが上位表示や検索関連性、信頼性向上に与える影響について詳しく解説します。
上位表示されやすくなる
Googleビジネスプロフィールのクチコミは、検索結果での上位表示に大きな影響を与えます。
Google公式ヘルプによると、「ビジネスの評価とレビューは、検索結果とマップでのビジネスの順位に影響を与える可能性があります」と明記されています。
クチコミの数が多く、評価が高いビジネスほど、Googleのアルゴリズムで優先的に表示される傾向にあります。
これは、ユーザーにとって価値のある情報を提供するというGoogleの方針に沿ったものです。
クチコミが充実していることで、そのビジネスの人気や信頼性が高いと判断され、検索結果の上位に表示されやすくなるのです。
検索キーワードとの関連性が高まる
クチコミは、ビジネスと特定のキーワードとの関連性を高める効果があります。
Google公式ブログでは、「ユーザーのクチコミは、ビジネスの関連性を示す重要な指標の1つ」と述べられています。
クチコミの中に含まれる特定のキーワードや表現は、そのビジネスがどのような商品やサービスを提供しているかを示す重要な情報源となります。
例えば、レストランのクチコミに「ベジタリアン向けメニューが豊富」という記述が多ければ、「ベジタリアンレストラン」という検索キーワードとの関連性が高まります。
このように、クチコミはビジネスの特徴や強みを自然な形で表現し、関連するキーワード検索での表示確率を向上させる役割を果たします。
ビジネスの信頼性が高まる
クチコミは、ビジネスの信頼性を高める重要な要素です。
Googleのガイドラインでは、「正直で有用なクチコミは、消費者の信頼を築き、ビジネスの評判を向上させる」と強調されています。
多くの潜在顧客は、実際に利用した人の体験談を重視する傾向にあります。
クチコミが豊富にあることで、そのビジネスが多くの顧客から支持されていることが示され、新規顧客の獲得につながります。
特に、高評価のクチコミが多いビジネスは、サービスの質が高いと認識され、競合他社との差別化にもつながります。
また、クチコミへの丁寧な返信は、顧客とのコミュニケーションを示す良い機会となり、ビジネスの誠実さや顧客サービスの質の高さをアピールすることができます。
参照ページ:
Googleビジネスプロフィールヘルプ
Googleビジネスプロフィールコンテンツポリシー
Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を依頼する3つの方法
この章ではクチコミ投稿を依頼する3つの方法について解説していきます。
具体的には以下の通りです。
- 直接依頼する
- 店頭POPやチラシを掲載する
- メールやSMS、LINEで依頼する
それでは、それぞれについて解説していきます。
直接依頼する
まずは、お客さんに直接口頭でクチコミを依頼する方法です。
この方法は、特に実店舗を構えている業種にとても効果的です。
また、対面で依頼すると誠意が伝わりやすいというメリットもありますので、積極的にお声がけしていきましょう。
タイミングとして、飲食店の場合は食後、お客さんがくつろいでいるときやお会計の順番を待っている間などにお願いすると良いでしょう。
店頭POPやチラシを掲載する
次に、店頭POPやチラシなどを掲載してお客さんにクチコミを依頼する方法です。
具体的なやり方としては、クチコミの投稿画面のQRコードを印字したPOPやポスターを店内の目立つ場所に掲示したり、チラシやショップカードを作ってお客さんに手渡ししたりしましょう。アナログな手法ですが、視覚情報に訴えやすく充分に効果を発揮します。
特にPOPの掲載はおすすめの方法です。
POPには、お客さんの目の届きやすい場所に貼ったり、お声がけしたりするだけでクチコミを依頼しやすいというメリットがあります。
しかし、POPを自作するのは大変という方もいらっしゃるでしょう。そんな時は弊社・株式会社トリニアスが作成したクチコミPOPをご活用ください。
無料のテンプレートが多数あるので、かんたんにクチコミ促進用のPOPが作れます。
ぜひ、こちらからダウンロード(無料)してみてください。
メールやSMS、LINEで依頼する
最後は、メールやSMS(ショートメール)、LINEなどで依頼する方法です。
お客さんが来店してから、3日~1週間以内に送ると効果的。
時間が経ちすぎていると、お客さんの記憶が不確かになってしまい、クチコミを書くことを面倒に感じてしまうからです。
1週間以内であれば記憶が鮮明なので、クチコミを書いてもらえる可能性が高まるでしょう。
【コピペ可】Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を依頼するときの例文
Googleビジネスプロフィールのクチコミは、ビジネスの信頼性を高め、集客につながる大切な要素です。
しかし、いざお客さんにクチコミ投稿を依頼しようとしても、なんと伝えればいいのか迷ってしまいますよね。
この章では、電話や対面での依頼と、メールやLINEで依頼するときの例文をそれぞれ紹介します。
以下の例文を参考にすることで、自然にクチコミをお願いしやすくなるでしょう。
電話・対面でお願いするときの例文
「お客様、いつもご利用いただきありがとうございます。 大変恐縮ですが、ご満足いただけましたら、Googleのクチコミに投稿していただけないでしょうか。 お客様の声は、私たちのサービス向上に大変役立ちます。また、新しいお客様にとっても貴重な情報源となります。 もし良ければ、お帰りの際にQRコードをお渡しします。 スマートフォンで読み取っていただくと、簡単に投稿できます。 もちろん、強制ではありませんので、お気軽にお断りください。 ご協力いただける場合は、良かった点や改善点など、率直なご意見をお聞かせいただけると幸いです。 今後もお客様にご満足いただけるよう、スタッフ一同努めてまいります。」 |
例文の解説
この例文は、丁寧さを保ちつつ、クチコミの重要性を説明し、投稿方法を具体的に案内しています。また、強制でないことを明確にし、お客様の自由な意見を求めている点が好印象です。
メール・LINEでお願いするときの例文
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。 お客様のご意見は、私たちにとって大変貴重です。 つきましては、Googleのクチコミに投稿していただけますと幸いです。 クチコミは以下のリンクから簡単に投稿できます [クチコミ投稿リンク] ご満足いただけた点や、改善すべき点など、率直なご意見をお聞かせください。 お客様の声は、サービス向上の大切な指針となります。 また、新しいお客様にとっても参考になる貴重な情報源です。 もちろん、投稿は任意です。 お手すきの際にご協力いただければ幸いです。 今後とも末永くご愛顧いただけますよう、スタッフ一同精進してまいります。 ○○店一同 |
ポイントの解説
この例文は、簡潔かつ丁寧にクチコミ投稿をお願いしています。
リンクを直接提供することで手間を省き、投稿の意義を明確に説明している点が効果的です。
また、強制感がなく親しみやすい文面になっています。
Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿を依頼するときの3つの注意点
この章ではクチコミ投稿を依頼するときの3つの注意点について解説していきます。
具体的には以下の通りです。
- 特典と引き換えにクチコミを書いてもらう
- 高評価のクチコミへ誘導する
- 店舗関係者やクチコミ代行業者に依頼する
それでは、それぞれについて解説していきます。
特典と引き換えにクチコミを書いてもらう
Googleの規約では、特典と引き換えにクチコミを書いてもらうことは禁止されています。
見返りが伴ったクチコミはGoogleにおける虚偽のエンゲージメントに当てはまり、公平な評価ではないからです。
Googleの規約に抵触すると、自社のビジネスプロフィールが停止されてしまう恐れがあります。
クチコミを依頼するときは、必ずお客さんからの率直な意見を書いてもらうようにしましょう。
高評価のクチコミに誘導する
2つ目の注意点は、高評価のクチコミへ誘導することです。
高評価のクチコミをしてもらうように誘導することも、Googleのガイドラインで禁止されています。
Googleビジネスプロフィールの利用停止だけでなく、場合によってはお客さんからの印象も悪くなるでしょう。
二度と店舗やサービスを利用してもらえなくなるおそれもあります。
高評価のクチコミの数はお店の評価に繋がりますが、企業として成長していくためにも親切で丁寧なサービスを提供し、正しい方法で高評価のクチコミを集めていきましょう。
店舗関係者やクチコミ代行業者に依頼する
3つ目の注意点は、店舗の関係者やクチコミ代行業者に依頼することです。
店舗関係者は身内に不利益になるようなネガティブな内容のクチコミは投稿しないので、公平な評価とはいえません。
クチコミ代行業者に依頼するのも、前述のGoogleにおける虚偽のエンゲージメントの「なりすまし行為」に当てはまります。
代行業者が投稿したクチコミはなりすましと判断され、重大なポリシー違反となるおそれがあります。絶対に依頼しないようにしましょう。
クチコミを依頼しても書いてもらえないときの3つの対処法
前章で紹介した方法を行ってもクチコミを投稿してもらえないこともあります。
その際は以下の対処法を試してみてください。
- すべてのクチコミに返信する
- 商品やサービスの品質を改善する
- Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
それでは、それぞれについて解説していきます。
すべてのクチコミに返信する
ひとつでもクチコミが投稿されている場合は、すべてのクチコミに丁寧に返信しましょう。
誠意ある対応をすることで、クチコミを投稿したお客さんが再来店してくれる可能性が高まるからです。
一連のやり取りを見た他のユーザーが興味を持って足を運んでくれる場合もあるので、新規顧客の獲得クチコミの増加につながりやすくなります。
具体的な返信方法についてはこちらの記事もご参照ください。
商品やサービスの品質を改善する
次に、自社の商品やサービスの品質を改善しましょう。
お客さんのクチコミには業務改善のヒントや、新しい商品やサービスのアイデアが生まれることもあります。
高評価と低評価、両方のクチコミを参考に現在のサービスを改善することで、企業として成長するきっかけとなります。
これまでの商品やサービスを見直して品質を向上させ、お客さんがクチコミを投稿したくなる店舗作りを目指しましょう。
Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
最後は、自社のGoogleビジネスプロフィールの情報を充実させる方法です。
クチコミに返信したり、数を増やしたりする以外に、Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使って写真や動画などで最新の情報を掲載し、アピールしていきましょう。
プロフィールの情報を充実させると、Googleから優良な企業と認識され、検索結果の上位に表示されやすくなります。
さらなる集客にも繋がるので、クチコミを投稿してくれるお客さんの増加も期待できます。
これをMEO対策といい、近年、注目されているWeb集客方法です。
MEO対策についてはこちらの記事もご参照ください。
Googleビジネスプロフィールのクチコミ投稿の依頼方法まとめ
今回はお客さんにクチコミ投稿を依頼する方法について解説してきました。
具体的な依頼方法や例文、依頼しても書いてもらえない場合の対処法など、本記事を参考にさらなる集客に繋げていきましょう。
クチコミを効率的に増やすなら弊社の「Survey prime」がおすすめです。
Survey primeは簡単にクチコミが集められるクチコミ管理ツールで、Googleビジネスプロフィールをお持ちであればどんな業種でもご利用いただけます。
また、QRコードやメールなどでクチコミ投稿の依頼がすぐにできたり、集めたデータを可視化して業務改善に繋げられたりすることも可能。
Survey primeを使えばクチコミの数をさらに増やすことができます。
まずは弊社・株式会社トリニアスまでお気軽にお問い合わせください。
無料のクチコミ対策資料もありますので、よろしければダウンロードしてみてください。
弊社ではGoogleビジネスプロフィールの運用代行やMEO対策を中心に運営しております。店舗情報の登録からプロフィールの最適化など幅広くサポートしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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