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Instagramのエンゲージメントとは。見方や数値を上昇させるコツを紹介

2022.06.14

Instagramはただフォロワーを増やしていけば、運用が上手くいくわけではありません。

新たなユーザーとの出会いや、ユーザーからの反応を貰うことでInstagramアカウントは大きく成長します。

上記の点を見直していくためには、「リーチ」「インプレッション」「エンゲージメント」といった3つの指標への理解が必要です。

本記事では「エンゲージメント」にスポットを当てました。

Instagram運営にとって「エンゲージメント」は、いかに大切かお分かり頂けると思いますので、ぜひ最後までご覧下さい。

Instagramのエンゲージメントとは

Instagramにおいて「エンゲージメント」とは、ユーザーがあなたの投稿にリアクションを起こしてくれた数を指します。

もっと分かりやすく言うと、自身の投稿に付いた「いいね」「コメント」「シェア」「保存」の合計数のことです。

Instagramの分析を行う時に「リーチ」や「インプレッション」という言葉も目にする方も多いでしょう。

違いを説明すると・・・

リーチは投稿が届いたユーザーの数を指し、「インプレッション」は投稿が表示された数を表します。

「エンゲージメント」は、上記の2点の後にある「ユーザーの反応」を表す数なので、フォロワーやユーザーと自身の関係性がより分かる指標となるでしょう。

ある分母の中で、どれだけエンゲージメントが引き起こされたかを表す数値は「エンゲージメント率」と呼ばれています。

Instagramアカウント運営を顧みるのに、重要な数値となるので覚えておきましょう。

Instagramのエンゲージメントが大事な理由

エンゲージメントの重要さについてもう少し詳しく説明しましょう。

弊社が考えるエンゲージメントの重要さは以下の3点です。

  • 自身を知らないユーザーにも投稿が届けられる
  • ユーザーに対する影響力を図れる・高くなる
  • ユーザーの興味・関心のあることが把握できる

どのポイントもInstagramで集客効果を上げるのに、重要なポイントとなるので抑えておきましょう。

自身を知らないユーザーにも投稿が届けられる

エンゲージメントが高いほどInstagram内でのアルゴリズム評価が上がり、フォロワー以外の「発見タブ」や「フィード欄」に表示されやすくなります。

そこからフォロワーが増えたり、「いいね」や「コメント」が付くことで、さらにエンゲージメントは上昇していくでしょう。

エンゲージメントの上昇は、自身のInstagramアカウントを大きくするためにも必要な要素と言えます。

ユーザーに対する影響力を図れる・高くなる

アカウントの「フォロワー数」自体が、そのSNSでの発信力・影響力に繋がると考えてる方も多いでしょう。

しかし、2022年現在ではフォロワーの売買や相互フォローを行い合うなど「数だけの関係」が増加してます。

「フォロワー数だけ」では、ユーザーへの影響力が強いとは言えない状況に変わってきています。

自身の影響力を知りたい場合は、エンゲージメントを調べるのが良いでしょう。

なぜなら、エンゲージメントはユーザーからのアクションにより増加していくからです。

エンゲージメントが高いほど、ユーザーの反応が集まるアカウントだと言えます。

ユーザーへの影響力を高めていくために、Instagramのエンゲージメント増加を狙いましょう。

ユーザーの興味・関心のあることが把握できる

ユーザーのエンゲージメントを分析することで、ユーザーが興味・関心を持っている商品やサービス・投稿内容が把握できるでしょう。

自社のサービスやアカウント運用を見直したい時に、エンゲージメントは重要になります。

日々の投稿を続けながら「何がユーザーに反応が良いか」を調べることで「ユーザーがあなたに求めている姿」をイメージしやすくなります。

イメージした「理想の姿」になるようなInstagram運営を心がけましょう。

Instagram エンゲージメントの見方

Instagramのエンゲージメントを見る方法をお伝えします。

プロアカウントに切り替える

エンゲージメントを確認するためには、Instagramのアカウントをプロアカウントに変更する必要があります。

プロアカウントとは、Instagramを仕事や表現に活かすために機能を拡張させたアカウントのことを指します。

プロアカウントをまだ作成されてない場合は、「プロアカウントを作成する」からアカウントを作成しましょう。

作成完了後、Instagramのアカウントメニューに「プロアカウントに切り替える」と表示されるので、そこからアカウントの切り替えを行って下さい。

インサイトを開く

プロアカウントへ切り替えたら、アカウントのTOPにある「インサイト」を開きましょう。

インサイトとはinstagramの分析を行える無料のツールで、リーチやインプレッションなど様々な数値を確認できます。

1人では割り出すのが億劫な数値も、一画面で簡単に見れるのでInstagramの分析にお困りのユーザーにとっては助け舟のような機能となるでしょう。

インサイトではエンゲージメントに必要な数値が把握できます。

・エンゲージメントの出し方
エンゲージメント=(いいねの数+コメントの数+保存)

・エンゲージメント率の出し方
エンゲージメント率=エンゲージメント÷X(リーチ数、フォロワー数、コメント数など)

フォロワーの中の何人がエンゲージメントが貯まるアクションを起こしてくれたかを知りたい場合は、Xの値にフォロワー数を入れましょう。

エンゲージメントを上げるには?

Instagramのエンゲージメントを上げていくには、やはり投稿を残し続けなければなりません。

しかも、ユーザーが思わず「いいね」や「コメント」を残したくなったり、何度も見るために「保存」して貰う必要が出てきます。

どうすれば、ユーザーの関心を集められる運営ができるのかを見ておきましょう。

ターゲット・投稿ジャンルを整理する

InstagramなどSNS運用で大事になってくるのは「ターゲットの選定」です。

自身の投稿をリーチさせたい層をしっかりとイメージすることで、投稿内容に一貫性を保つことができます。

投稿ジャンルもしっかりと決めておきましょう。

よほど顔の売れているインフルエンサーや著名人でない限り、Instagramにプライベートな投稿を残すのは辞めておいた方が良いです。

ビジネスの一環としてInstagramを運営しているのであれば、ユーザー達は「あなたのサービス・商品」に強い興味を持っていると考えられます。

しっかりと「サービスのアピールポイント」を伝えていく必要があるでしょう。

以上の点を守っていけば、あなたに興味・関心のあるユーザーやフォロワーが増えていきます。

リール・ストーリーズ・IGTVなど様々な投稿を行う

Instagramには新たな流入を呼び込む様々な投稿方法があります。

  • 短い時間で様々な体験を提供してくれるリール
  • Instagramライブを切り取ったり少しクリエイティブな動画を投稿できるIGTV
  • 現在の状況をTwitter感覚でシェアできるストーリーズ

など、投稿の種類によってリーチするユーザーも変わっていくでしょう。

ターゲット・投稿ジャンルがしっかりと定まったら、それに伴ったリール・ストーリーズ・IGTVを製作しましょう。

作成のコツは「自身のターゲットに受け入れられる投稿」を産み出していくことです。

ターゲット層のニーズを満たした投稿を作成しましょう。

ユーザーとのコミュニケーションを図る

ユーザーとの積極的なコミュニケーションを図ることで、そのユーザーとの距離感を縮めましょう。

距離感が縮まったユーザーはあなたのアカウントに親近感を抱き、投稿内容にリアクションを残してくれる可能性が高まります。

コミュニケーションの取り方は、仲良くなったアカウントにDM送信をしたり、自身をメンションしてくれてる投稿をリポストするなど多岐に渡ります。

一番、簡単な方法は投稿についたコメントに返信を行う方法でしょう。

いきなり距離を詰めるのが怖いと思っている方は、「コメント返信」といった簡単なコミュニケーションから始めましょう。

キャプションの書き方にこだわる

投稿に入れるキャプション(文章)にはこだわってください。

キャプションとは、投稿に添える文章のことで、画像や動画だけでは説明できない部分を補足したり、多くのユーザーに検索して貰えるように「ハッシュタグ」を入れる場所のことを指します。

ユーザーによっては「キーワード検索」が実装されてないアカウントもあるので、Instagramで検索して貰いたい場合は「ハッシュタグ」をどれだけ適切に入れていくかが重要になります。

自身のターゲット層が何を求めているかを分析して、検索しそうな言葉をハッシュタグとして入れて下さい。

30個以上ハッシュタグを入れてしまうとエラーになってしまうので注意が必要です。

また自身の投稿と関係のないハッシュタグを入れてしまうのも、ユーザーに不親切な投稿と受け取られるので注意しましょう。

競合の投稿と比べてみる

競合が行っている投稿の傾向や頻度、ハッシュタグを調べるためにも自身の投稿と何が違うのかを見比べてみましょう。

同じテーマを扱った投稿でも見せ方や工夫が変わってきます。

自身より多く反響を集めている同じジャンルのInstagramアカウントを見つけた場合は、何がどう違って「ユーザーに受けてるのか」をしっかりと考えなくてはなりません。

  • 写真はどんな雰囲気なのか
  • どんなリールを撮ってるのか
  • Instagramライブは行ってるのか

など、自身のアカウントと違う点を全て洗い出していきましょう。

キャンペーン・コラボを行ってみる

自身のアカウントの認知を広げるために、Instagramキャンペーンを行ってみるのも良いでしょう。

Instagramでのキャンペーンとは、「フォローしたら、何かをプレゼントする」といったユーザーにとって特典となる投稿を残すことで、一般ユーザーへの認知拡大を行う方法です。

特典が欲しいユーザーがリアクションを行ってくれるため、自然とエンゲージメントが集まってくるでしょう。

また、有名なインフルエンサーともコラボしていくのもエンゲージメントを上昇させるのに役立ちます。

注意点としては、Instagramキャンペーンやコラボは、Instagramが定めるポリシーを守る必要がありますので、しっかりと確認しておきましょう。

エンゲージメントを上げる際の注意ポイント

エンゲージメントを高めていきたいと考えるのは素晴らしいことです。

しかし、エンゲージメントを上げる際にはいくつか注意すべきポイントがあります。

順番にご説明しますので、しっかりと確認しましょう。

投稿の頻度を上げ過ぎない

ユーザーからのリアクションを集めていきたいからと言って、無理に投稿頻度を上げていくのはおすすめできません。

Instagramにシェアした投稿はフォロワーのタイムラインに並んでいきますが、一日に何度も投稿してしまうと「あなたの投稿」ばかり並んでしまうので、さすがに「邪魔」だと思ってしまうユーザーが増えても仕方ありません。

なので、Instagramには定期的な投稿が必要になります。

多くても一日一回、2日〜3日で一回のように、定期的な投稿を目指しましょう。

フォロワーが増加すると、エンゲージメントが下がる危険性も・・・

フォロワーの増加は喜ばしいことですが、数だけのフォロワーが出来てしまったことで今まで好調だったエンゲージメントが下がる危険性があります。

新しく増えたフォロワーとはしっかりとコミュニケーションを取って、お互いの信頼関係がはぐくめるような状態を目指しましょう。

Instagramは1人でも多くのファンが付くことで大きくなるSNSです。

投稿の質を落とさずに運用して、1人でも多くのフォロワーを「あなたのファン」に変えていきましょう。

ユーザーの生活行動を考えた投稿を行う

エンゲージメントの上昇を狙うに当たって、ユーザーの生活行動はキッチリと把握しておいた方が良いです。

質の高い投稿を産み出し続けてもユーザーが見てくれないと意味がありません。

投稿自体が届かなければ、エンゲージメントどころかリーチやインプレッションの数値も危うくなるでしょう。

対処方法としては、インサイトの確認がおすすめです。

インサイトで自身のアカウントにアクセスが多い時間を調べることで、ユーザーが最も見てくれそうな投稿時間を導き出せます。

まとめ

Instagramでのエンゲージメントは、フォロワーとの結びつきを図るのに必要な項目となっており、エンゲージメントが高くなるほど新たなユーザーとの出会いが生まれるでしょう。

リーチやインプレッションと同じくInstagramの分析を行う時に、大事にしておきたい指標の1つです。

自身の投稿にどれだけの反応を集められるかがInstagram集客のカギとなってきます。

ぜひ今回ご紹介した情報を参考にInstagram運営を行ってください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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