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Instagramのリポストのやり方。店舗・企業におすすめな方法を大公開

2022.05.19

Instagram、TwitterなどのSNSはフォロワー・ユーザーとシェア(共有)を図ることで、認知度が向上しアカウント自体が成長します。

Twitterでは「RT」と「いいね」といったワンタップで共有できる便利な機能がありますが、Instagramにはありません。

Instagramで他のユーザーとのシェアを行うためには、他人の投稿を引用して自身のタイムラインに並べていく「リポスト」が必要になります。

リポストは少し手順がかかりますが、ツボを抑えて続けていくことでフォロワーの拡大を狙えるでしょう。

今回は「リポスト」の概要・使い方・メリット・注意点・活用方法を可能な限りまとめているので、読者の皆様のお力になれば幸いです。

Instagramのリポストとは

最初にお話しした通り、Instagramのリポストとは「他のユーザーの投稿を引用して、自身のフィード投稿やストーリーズに再投稿させること」です。

Instagramはユーザー生成コンテンツ(UGC)の側面が強いSNSなので、自身が扱う商品・サービスをユーザー達の方が魅力的にアピールしてる場合があります。

素晴らしい投稿をご覧になった時に「ぜひ自身のアカウントでも広めたい」と思う方も多いでしょう。

しかし、InstagramにはTwitterやFacebookのように気軽にシェアできるボタンはありません。

興味のある投稿を広めたい時は、その投稿を自身のアカウントで引用して再投稿する「リポスト」が必要になります。

Instagramリポストのメリット

Instagramのリポストには大きく分けて3つのメリットがあるとされています。

  • ユーザーとInstagramにポジティブな印象を与えられる
  • 投稿の作成時間の短縮
  • フォロワー数の増加

どのメリットもフォロワー数を増やすためには欠かせません。
それぞれ分けてご紹介します。

ユーザーとInstagramにポジティブな印象を与えられる

Instagramのリポストはユーザーの投稿を引用して行う必要があるため、事前にユーザーから許可を貰う必要があります。

「コメント」や「DM」で会話を始めることで、今まで接点の無かったユーザーとのやり取りが増えるでしょう。

やり取りの増加は両者間の距離感を縮めて親密度をUPさせるだけでなく、Instagram側も好意的な評価を付けてくれます。

評価の高くなったアカウントは、Instagramのアルゴリズム内で重要視されて「あなたの投稿」は様々なユーザーに広められます。

上記のようにアカウント成長だけでなく、やり取りを増やすことで「ユーザーの声を聞くアカウント」だと思われるので、ユーザー自身の親近感が増していくでしょう。

ユーザー側からもInstagram側からもポジティブな反応を集められるのが、リポストのメリットです。

投稿の手間を短縮

店舗運営をしながらのリールストーリーズの作成に手間取っている方も多いでしょう。

リポストは「投稿の手間」を短縮してくれます。

ユーザーが作成してくれたコンテンツを再利用する形になるので、「どういう動画にしようか」、「どんな画像を使うべきか」と悩む時間を0にしてくれます。

リポストされた投稿は「あなた自身の口コミ評価」に繋がるので、自身とユーザーの両者を満足させる素晴らしい投稿をリポストしましょう。

投稿の手間を短縮

店舗運営をしながらのリール・ストーリーズの作成に手間取っている方も多いでしょう。

リポストは「投稿の手間」を短縮してくれます。

ユーザーが作成してくれたコンテンツを再利用する形になるので、「どういう動画にしようか」、「どんな画像を使うべきか」と悩む時間を0にしてくれます。

リポストされた投稿は「あなた自身の口コミ評価」に繋がるので、自身とユーザーの両者を満足させる素晴らしい投稿をリポストしましょう。

フォロワー数の増加

Instagramの投稿は、多くのユーザーに見てもらえるように複数のハッシュタグが付けられています。

人気のハッシュタグは拡散力も高く様々なユーザーにリーチしやすいのが特徴で、そんな投稿を中心にリポストを行うことで、自身の運用だけでは届かなかった層にまで投稿を見せられます。

結果、想像してなかった層にまでフォロワーが広がるでしょう。

より多くの人々にリーチさせたい場合は、自身と関わりがあってバズっている投稿を積極的にリポストするのがおすすめです。

Instagramリポストのやり方

Instagramでリポストを行う方法は以下の2つです。

  • Instagram公式アプリでシェアを行ってリポストする
  • 外部アプリを使ってリポストする

どちらの場合もいくつかの工程を経て、リポストを行う必要が出てきます。
ワンタップでシェアができてしまうSNSと比べると、若干の不便さを感じてしまうと思いますが、Instagramを成長させるためにおすすめの機能なのでぜひ利用しましょう。

Instagram公式アプリを使ってリポストを行う方法

「Instagramの公式アプリを使ってリポストを行う」のが一番良い方法でしょう。

まず始めに自身がリポストしたい投稿を探し出します。

店舗・企業アカウントであれば、自店の名前でキーワード検索を行って投稿を調べましょう。
来店時の投稿が写真と共にアップロードされてるかもしれません。

お気に入りの写真を見つけたら投稿の右下に表示されている「手紙マーク」をタップして下さい。

DMを送るための連絡先が表示されますが、今回選ぶ項目は一番上の「ストーリーズとして追加」です。

「ストーリーズとして追加」をタップすると、ストーリーズの編集画面に移行します。
リポスト元の画像と文章は変えずに「飾り付け」や「お礼の言葉」などを添えてストーリーズにアップしましょう。

次にストーリーズを「投稿としてシェア」します。

ストーリーズ画面でその他を選ぶと、複数の選択肢が登場しますので「投稿としてシェア」を選択してください。

選択すると、フィード投稿のように画像・キャプションの編集が始まります。
画像はストーリーズのように長方形のままだと見切れてしまうので、正方形の形を整えて下さい。

整えた後は「キャプションの入力」が求められます。
リポスト先のアカウントへお礼の言葉を送りつつ、ユーザーの興味を惹ける可能性が高いハッシュタグを埋め込みましょう。

リポスト元のハッシュタグは全て使用するのがベストです。

リポストアプリを使用する方法

リポストアプリを利用するのも方法の1つです。
android端末やIOS端末のアプリケーションストアで「Instagram リポスト」と検索すると無料で使えるアプリケーションが複数出てきます。

自身が一番使いやすそうなアプリを選んでダウンロードしましょう。

ダウンロード後はアプリケーションの指示に従いながらリポストを進めて下さい。
ここで弊社がおすすめする「リポストアプリ」を2点ご紹介します。

Repost for Instagram – Regrann(android専用)

android端末専用のInstagramリポストアプリ。
リポストする際に端末に素材を直接ダウンロードできます。

アプリ内の簡単な操作だけで、リポストが完了するのが特徴です。

ダウンロードはコチラから

Repost for Instagram リポスト(IOS、android 両バージョン有り)

出典:App Store

android版・IOS版両方のバージョンで提供されているリポストアプリ。
写真はもちろん、リール・IGTVからビデオをダウンロードして再投稿できます。

また、クリップボードにある文面を、投稿する際のキャプションとして貼り付けることも可能なので、時間短縮には持ってこいのアプリでしょう。

紹介したアプリはどちらもInstagramとは公式に提携してないので、不具合が起きる可能性があります。

エラーが怖い場合は、Instagram公式アプリからリポストを行いましょう。

・ダウンロード先

ユーザーのInstagram投稿をリポストする時の注意点

ユーザー投稿をリポストする場合は注意しなければならないことが多いです。
好き勝手にリポストするとユーザー達は不信感を覚えて、最悪の場合、アカウントが凍結されて2度と使用できなくなる場合も出てきます。

本章でご紹介する注意点をしっかりと抑えて、あなたとユーザーが「WinWin」の状態となって向き合えるリポストを行いましょう。

許可取りを忘れない

リポストは「ユーザーの投稿を引用して再投稿する」性質上、あなた独自のコンテンツではありません。

許可を取らずにリポストを行ってしまうと、ユーザーはあなたのことを「人のモノを無断で使用するアカウント」だと認識して不信感を募らせるでしょう。

場合によっては、通報されて2度とアカウントが使用できなくなる危険性が生じます。
そもそも、人のコンテンツを勝手に使うのはマナー違反です。

DMやコメントで必ず許可を取ってから、リポストを行いましょう。

投稿元がわかるようにリポストする

ユーザーが作ってくれた素晴らしいUGCを、自社の宣伝に使うのがリポストです。
許可を取って満足するのではなく、「誰の投稿」か分かるようにリポストを行ってください。

投稿してくれた人物をタグ付けしたり、キャプション部分にアカウント名を入れてメンションを行うのも良いでしょう。

一目で「誰が投稿したのか」が判断できるリポストを行ってください。

リポストの素材はなるべく編集しない

ユーザーが時間をかけて作成してくれたコンテンツに手を加えることは「とても失礼な行い」になります。

大前提として他人のコンテンツなので、手を加えてしまうのはおすすめできません。
「タグ付け」や「お礼の言葉」をどうしても入れたい場合は、編集前に必ずリポスト元のユーザーに確認を取りましょう。

その際には「何故編集したいのか」、「どんな編集を加えるのか」をしっかりと説明できる状態になっていた方が望ましいです。

理由も告げずに「編集したい」と断言する行為は、ユーザーの気持ちを無視したものとなり不信感を与えてしまいます。

必ず目的と手段をハッキリさせて「ユーザーを安心」させましょう。

必ずお礼のメッセージを送る

全てが終了したら、必ずユーザーへお礼のメッセージを送りましょう。

その際にリポストの状態が分かるように「投稿のリンク」を添えて送ると、メッセージを見たユーザーがスグに確認できる状態になるのでおすすめです。

「許可、編集、お礼」と一連の流れの中で、「マナー」が大事になってきます。

ユーザーに不快感を与えずに喜んで貰うにはどうすれば良いかを考えましょう。

最後の最後まで「ユーザーとあなた自身」がフェアな状態で気持ち良く終えられるのが「リポストのポイント」です。

リポストできない原因は?

正しい手順を踏んでいるのにも関わらず「リポストが行えない」場合があるそうです。
Instagramのリポストができない時に考えられる原因をまとめました。

ユーザーの公開設定がOFFになっている

ユーザーの公開設定がフォロワー以外がOFFの状態になっているときは、リポストを行うことができません。
ユーザーには理由があって公開設定をOFFにしている可能性があるので、公開設定を無理にONにさせるのは辞めましょう。

大人しく他のユーザーの投稿をリポストするのがおすすめです。

リポストアプリの中には、公開設定がOFFでもリポストが行える機能を有するものがあります。
しかし、勝手にリポストを行うのはマナー違反なので必ず許可を取りましょう。

Instagramアプリが正常に作動してない

Instagramのアプリ自体のバージョンが古かったり、電波状況が悪い状態のまま使用すると正常に作動しません。

何度やってもリポストが上手く行かない場合は、電波状態を確認してアプリのアップデートや再起動を試しましょう。

リポスト相手がストーリーズのシェアを許可してない

リポストする相手がストーリーズのシェアを許可してない可能性も考えられます。

DMなどで聞ける間柄でもない場合は、こちらも無理して許可を求めない方が良いと思います。

自身とユーザーとの距離感によって許可取りをするかどうかを判断しましょう。

ハッシュタグが多すぎる

ハッシュタグの数が多すぎるかもしれません。

Instagramのキャプション部分に入れることができるハッシュタグの数は「30個」までです。

それ以上、ハッシュタグを入れてしまうと予期せぬエラーが発生する危険性が出てきます。

リポスト前に必ず、「ハッシュタグの数」をきちんと確認しましょう。

店舗・企業アカウントが行うべきリポスト

ユーザーの投稿を再投稿しなおすリポストですが、店舗・企業アカウントの場合はどんな投稿をピックアップして行えば良いのでしょうか。

おすすめなのは、「自社アカウントについて投稿された中で一番反響の多い投稿」です。

しかし、そんな投稿を探し出すのは至難の業でしょう。
では、店舗・企業アカウントはどんな方法を駆使して「リポストするべき投稿」を見つけるのでしょうか。

本章では、企業が実際に行っているリポスト例をご紹介します。

独自のハッシュタグを使用して、UGCが高い投稿をリポストする

まず最初にご紹介するのは、独特なハッシュタグを使用して、UCGが高い投稿をリポストする方法です。

自社のブランド名・商品名・造語のハッシュタグをつけてくれた投稿達の中から、反響の大きいものをどんどんリポストしていくことで、ユーザー達に「自社の商品・サービスをどの様に使って欲しいか」をイメージさせやすくします。

スマートフォンを扱う@galaxymobilejpの公式Instagramアカウントでは、#galaxyカメラ部をつけてくれた投稿の中から厳選した投稿をリポストしてました。

携帯とは思えない綺麗な画像が並んでおり、性能の高さをアピールしています。
もともとは画像共有アプリとして始まったInstagramにピッタリの使用法ですね。

健康的な食事を自宅に配送するサービスを行っている@nosh_freshの公式Instagramアカウントでは、届けた食事をユーザーがどのように盛り付けているのかを「 #いただきナッシュ 」とハッシュタグを付けてくれた投稿の中からリポストしていました。

彩りも揃ったメニューの数々は、ユーザーが工夫を施した盛り付けによってさらに美味しそうに見えます。

注文に悩んでいる方へのアピール材料になりそうな写真ばかり並んでました。

自社の商品をもっとアピールしたいアカウントにおすすめの方法だと思います。
まずは商品名やサービス名のハッシュタグを付けて投稿してもらえるように、自身のアカウントでアピールしましょう。

自身に関わる投稿をリポストして、キュレーション(まとめ)としての要素を強くする

自身の業種に関わっているモノ・ヒトの投稿を積極的にリポストしてキュレーション(まとめ)要素を強くしているアカウントも存在しました。

主にアパレル商品の着こなし方法・美容師さんのアドバイスなどのテクニックやハウツーなどが重要視される業種にピッタリの方法です。

大手アパレルブランドのGUでも「gu_for_all」というアカウントを作成して一般のユーザーの着こなし術を集めてリポストを行っています。

商品を購入した方がすぐに真似できるように分かりやすくまとめるのにプラスして、独自のハッシュタグを生成してユーザーからの反応を集めていく抜かりの無さを感じました。

ユーザー達に商品名までハッシュタグを入れるようにお願いしてるのも、ポイントが高いですね。

美容室【LIPPS hair (リップスヘアー)】の公式アカウント「lipps_mens」では、在籍している美容師さんのアカウントで行っている「カットテクニック」や「ヘアスタイリング方法」に関する投稿をリポストして、ユーザーにハウツー感覚で見て貰えるようにしてました。

テクニックやハウツーをアピールできる店舗・企業アカウントの方々にはテーマ別のアカウントを作成して自身からリポストしていくのも方法の1つだと考えられますね。

まとめ

他のユーザーの投稿を引用して、自身の魅力を最大限にアピールするリポストは、ユーザーとの距離感も縮められるのが特徴です。

しかし、使い方を間違えるとフォロワーやユーザーに不信感を与えてしまいます。

常にユーザーとの適切な距離感を図りながら、リポストを行いましょう。

また自身の行っている業種によっては、リポストのやり方も変わってきます。

自身の商品・サービスの何が一番の強みかを真剣に考えて「どんなリポスト」が一番であるかを見付けていきましょう。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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