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Instagram|ハイライトを利用してストーリーズを活かす方法

2022.05.17

Instagramの人気機能「ストーリーズ」は、投稿してから24時間経つと非表示になりフォロワーから見えなくなります。

反響の大きかったものも見れなくなってしまうため、ユーザー側にとっては不便でした。

2017年に実装された「ハイライト」は、そんなストーリーズの不便さを瞬く間に解消しました。

今回は「Instagramのハイライト」についてご紹介します。
使いこなせれば、Instagram運用がもっと楽しくなるので、ぜひ最後までご覧ください。

Instagram|ハイライトとは

ストーリーズは思い立った瞬間に投稿を残せるのが利点の一つで、ユーザー達にライブ感を楽しんでもらうため、24時間経ってしまうと投稿が非表示になります。

反響の多い投稿も例外なく消えてしまうため、勿体ないなと考えているユーザーも多いでしょう。

「ハイライト」機能はそんなユーザーにぜひ使って欲しい機能で、残しておきたい投稿をプロフィールのトップページにテーマごとにまとめられます。

プロフィールの目立つところに表示されるので、表紙とタイトルを工夫を施して訪れたユーザーの心を掴めれば、フォロワーが増える可能性があります。

Instagram|ハイライトのメリット

ストーリーズを残し、新規のフォロワーをも狙える「ハイライト」ですが、他にはどんなメリットがあるのでしょう。
3つご紹介します。

好きなストーリーズだけを残せる

ハイライトの魅力は「好きなストーリーズだけ」残せるのが一番の魅力でしょう。

「新商品の告知やイベントのPRなど、24時間だけじゃ全てのフォロワーに行き渡らないもの」
「いつも以上にフォロワーの反応が良いもの」
など、「他のユーザーに積極的に見せたいもの」を選別できます。

※注意 ストーリーズを残しておくためには、アーカイブ設定が必要なので必ずONにして下さい。

任意のリンク先にユーザーを飛ばせる

フォロワー数が1万人を超えるとストーリーズ自体に「リンク」を埋め込むことができます。

  • 店舗のHP
  • 通販サイトのリンク
  • 予約フォームのリンク

上記のような「自身の飛ばしたいURLリンク」を埋め込んでおけば、その後のマネタイズへ繋がるでしょう。
しかし、ストーリーズは24時間で非表示になります。

新たな流入先を作成したのにも関わらず、24時間で消えてしまうのは物凄く勿体なく感じる方も多いでしょう。

ハイライトに「リンクを入れたストーリーズ」をまとめておくことで、ユーザーはいつでもリンクのURLを確認できます。

自身が削除をしない限り、流入のチャンスが消えることはありません。

ハイライトは「Instagramでの集客を狙っているアカウント」にとって非常に重要な機能となります。

作成したストーリーズが集客に活かせそうな場合は、ぜひストーリーズにまとめて下さい。

テーマごとにストーリーズを楽しんでもらえる

ハイライトは表紙とタイトルを自身の好きなように設定できます。

これまで投稿しておいたストーリーズを、テーマごとにまとめてユーザーに楽しんでもらえることも可能です。

また、自己紹介文のすぐ下に表示されるので、表紙の統一性を意識するとプロフィールの見栄えがとても良くなります。

Instagramアカウントにおいて、統一性はユーザーの流入を増やすのにとても重要なので、ハイライトのテーマは特に気をつけて設定しましょう。

Instagramのハイライト作成方法

Instagramのハイライトには、いくつかの作成方法が存在します。
今回は順番に手順をお伝えします。

プロフィールからの作成

まずはプロフィールトップページへアクセスしましょう。
「プロフィールを編集」の下に「ハイライトを追加」というボタンがあるので、そちらをタップして下さい。

すると、投稿したストーリーズの一覧が画面に並びます。

その中からハイライトにまとめたいストーリーズを探し出してタップすると、タイトルと表紙を編集する場面に切り替わるので「タイトル」と「表紙」を好きなものへ変更しましょう。

右上の「追加」をタップすると、ハイライトはプロフィール上へ表示されます。

投稿したストーリーズから作成・追加する

自身が投稿したストーリーズからもハイライトの作成・追加が可能です。

まずハイライトに追加したいストーリーズにアクセスします。

画面の右下に「ハイライトに追加する」という項目が出現するのでタップをして下さい。

「新規作成」か「すでにあるハイライトに追加」を選ぶことになるので、どちらかを選んでハイライトの作成を押しましょう。

アーカイブから作成

過去の投稿を残してく場所・アーカイブにあるストーリーズのデータもハイライトに移動できます。

まずはプロフィールのトップページの右側にある三本線をタップして、複数ある項目の中から「アーカイブ」を選択。

アーカイブ画面に切り替わると、画面の上の方に「投稿・ストーリーズ・ライブ」と3種類のアーカイブ項目が出現します。

今回使うのは「ストーリーズ」なので画面をストーリーズアーカイブに切り替えて、残しておきたいストーリーズを選択します。

ハイライトを新規作成するか既存のハイライトに追加するかを選んで、ハイライトの作成を完了させましょう。

Instagramのハイライト作成ポイント

24時間経っても見られるハイライトは何でも好き勝手にまとめておけば良いという訳ではありません。

ユーザーに見てもらいやすくするためにも、本章でご紹介するポイントに気をつけて作成しましょう。

興味の惹くタイトルにする

ハイライトに付けておくタイトルは、ユーザーが一目見て分かるタイトルにしましょう。

一目見て意味の通じないタイトルのままだと、ユーザーたちには「興味のないコンテンツ」と思われて中身まで見てもらうことが難しくなります。

なので、一目見ただけで「どんなストーリーズがハイライトに存在するのか」をイメージできるタイトルを付けて下さい。

トンマナを揃える

使用する事態や画像の雰囲気、色見などの「トンマナを揃えていく」のがInstagramにおいて最も重要なこととなります。

せっかくフィード投稿の統一感は素晴らしいのに、自己紹介文の下にあるハイライトの表紙やタイトルの字体がバラバラではユーザー達は「あまり力の入れてないアカウント」だなと判断してしまいます。

スマホの画面を全体的に見て、バランスが悪くないものが理想的なプロフィールです。

作成したハイライトが「アカウントの全体的な雰囲気を崩してないか」をしっかりと確認しましょう。

ハイライトの削除方法

作成したハイライトの削除方法をご紹介します。

ハイライトごと消す方法と、ハイライトの中にあるストーリーズだけを消す方法を分けてご紹介するので、ご自身のパターンに合わせて使い分けて下さい。

ハイライト自体を削除する方法

ハイライト自体の削除はプロフィールのトップページからできます。

プロフィールトップページのハイライトを長押しすると、ハイライトの編集メニューが表示され、その中から「ハイライトを削除する」を選択することでハイライトは画面上から姿を消します。

ハイライトの中にあったストーリーズは、アーカイブに保存されるので「もう一度、見返したい」「過去と同じハイライトを作成したい」と思った時は、アーカイブを利用しましょう。

指定したストーリーズだけ削除する方法

ハイライトでは指定したストーリーズだけを選んで削除ができます。

削除したいストーリーズがあるハイライトを長押しして、編集メニューの中から「ハイライトを編集する」を選択すると、ハイライト内の「写真、動画」が並びます。

右下のチェックマークが付いているストーリーズだけ表示されるので、ユーザーに表示したくないストーリーズのチェックマークは外しましょう。

先ほどと同じく削除したストーリーズは、アーカイブに保存されます。

ハイライトに関するよくある質問集

自身のストーリーズが24時間経過しても、ユーザーやフォロワーに見せることができる「ハイライト」ですが、ユーザーの多くから質問が多い機能でもあります。

本章ではよくある「ハイライトについての質問」についてまとめました。

足跡機能は見れますか?

Instagramストーリーズには24時間限定で、投稿を見てくれたユーザーが確認できる足あと機能が存在します。

時間限定でもどんなユーザーが自身に興味を持ってくれたか判断できるため、確認したいユーザーが多い機能でしょう。

結論から申し上げますと、ハイライト内でもストーリーズを見てくれたユーザーの足跡は閲覧できます。

投稿してから24時間以内までの間という条件付きで、24時間を超えてしまうと誰が見てくれたかを把握することはできません。

ハイライトで足跡機能を使いたい場合は、ストーリーズに投稿してから24時間以内の物をハイライトに入れましょう。

ハイライトは何個作成できる?

ハイライト自体は100個以上作成が可能ですが、あまりにも作りすぎるとユーザーにスクロールして貰わないと隅々まで見ることが困難となります。

ある程度、ジャンルを絞ってユーザーに見て貰いやすくする工夫をした方が良いでしょう。

ハイライトの中に入れられるストーリーズの個数は100個までで、100個以上いれてしまうと古い投稿から削除されます。

どうしても見せたい投稿がある場合は、重要ではない投稿を消しておいてハイライト内の容量を空けておきましょう。

Instagramライブもハイライトに追加できる?

リアルタイムで映像配信を行う「Instagramライブ」は、アカウントとファン同士の会話が積極的に行われる場所で、盛り上がったInstagramライブは残しておきたいと思う方も多いでしょう。

そんな方はInstagramライブ終了後に、ストーリーズとしてシェアしましょう。
ストーリーズとして投稿されたものは、ハイライトとしてまとめることができます。

24時間経過するとストーリーズ自体が消えるので、シェアを行ったらすぐにハイライトを作成しましょう。

ハイライトはシェアできる?

まとめたハイライトをシェア(共有)するには「DMで送る方法」と「リンクをコピーして、別媒体からの流入を増やす」方法の2つがあります。

シェアしたいハイライトを長押しして「宛先を指定して送信」を選択すると自身のフォロワーなどが候補に上がります。

候補に送りたいユーザーがいない場合、上の検索画面からアカウント名を入力して検索しましょう。

送信したいアカウントの右側のチェックマークをタップして、下の送信ボタンを押すことでDMが送信されます。

Instagram外の人にもハイライトを広めたい場合は、「リンクをコピーして、別媒体からの流入」を狙う方が良いでしょう。

ハイライトを長押しした後の選択肢の中から「ハイライトリンクをコピー」を選びます。

ハイライトのリンクが端末のクリップボードにコピーされるので、Twitterにリンクを貼ってツイートしたり、個人のLINEなどで広めたい知人などに送りましょう。

Instagram|ハイライト 店舗・企業の活用編

Instagramのハイライトを店舗・企業アカウントはどの様に利用するべきなのでしょうか。

今回は弊社が独自に調べた具体例を基に「ハイライトの活用方法」をまとめさせて頂きました。

新商品の紹介場所

季節ごとの新商品のアピール場所として、ハイライトを活用しているアカウントがあります。

大手コーヒーチェーンのスターバックスコーヒージャパンの公式アカウントでは、「NEW SEASON」とタイトルを付けて新商品をアピールできるストーリーズを多数まとめていました。

季節が変われば、古いストーリーズを消していくなど細かく管理していました。
一目見て、スターバックスならではの英語のタイトルでPRしてくるところが素晴らしいですね。

会社紹介

会社のことが一目で分かるストーリーズをまとめるのも良いでしょう。
弊社トリニアスのアカウントでも、もっとユーザーに知ってもらうために様々なストーリーズをハイライトにまとめています。

会社に訪れる時の道案内や職場の雰囲気などを、ビジュアル面でご紹介できるのはとても便利です。

もっと自社のことを知ってほしい方や、人員不足で困っている方におすすめの方法です。

ユーザーの投稿をリポストする

来店したユーザーが投稿してくれたものをリポストして、ハイライトをまとめているアカウントも存在します。

リポストとは他のユーザーが投稿してくれたものを自身のアカウントで引用して再投稿を行うことです。

ユーザーに許可を取るのが大前提ですが、リポストが多ければ多いほどユーザーから愛されている店舗という認識が強くなります。

自身のことについて、投稿してくれるユーザーを見つけたら、積極的にリポストができるように動いた方が良いでしょう。

リポストしたストーリーズも、ハイライトにまとめられるので「お客様の声」として、ハイライトを作成している店舗アカウントも多いです。

ユーザーとの距離を詰めたい店舗アカウント様の場合は、非常にやってみるべき対策の1つだと思います。

質問BOX

ユーザーから寄せられたご意見へ回答を残す方法として、ハイライトを上手く利用するのも活用方法の1つです。

店舗・企業アカウントでは多くのユーザーから様々な質問が寄せられるでしょう。

一つ一つ丁寧に答えても、フィード欄やリールで回答してしまうと最新の投稿に埋もれてしまいますし、ストーリーズでは24時間経過すると消えてしまいます。

結局、質問をしてくれたユーザーには答えが届いていない事態に陥るかもしれません。

フォロワーやユーザーに質問の回答を必ず届けたい場合は、質問BOXとタイトルをつけたハイライトに回答をまとめておくことで、ユーザーの知りたい情報が簡単に閲覧できます。

弊社のアカウントにも質問BOXを用意して、フォロワーの皆様の質問に回答させて頂いております。

ユーザーとのコミュニケーションを効率的に取りたいアカウントにとっては、有効な方法でしょう。

まとめ

24時間で消えてしまうストーリーズを永久的に見せられる「ハイライト」はInstagram運用において大切な役割を果たします。

反応の良いストーリーズだけを見せたり、リンクを貼って新たな流入を狙うなどのことができるので、Instagramでのビジネス運用を本格的にするにはもってこいの方法でしょう。

Instagramにある他の機能(Instagramライブ、リポスト)などと併用すると、ユーザーとのコミュニケーションも取りやすくなり、新たなリーチも狙えます。

ハイライトをまだ使用してない方はぜひアーカイブに眠ったストーリーズをハイライトにまとめましょう。

弊社はWEB集客をメインの事業として掲げており、お客様のWEB集客を助けられるように本サイトを作りました。

他の記事にもInstagramを始めとした、効果的なWEB集客についての記事が掲載されていますので、ぜひご覧になって下さい。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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