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【飲食店向け】グルメサイトおすすめ比較7選|ホットペッパーグルメ・食べログ・楽天ぐるなびなどの料金・特徴の違いを解説

2026.09.11
【飲食店向け】グルメサイトおすすめ比較7選|料金・特徴の違いを解説(マケスクの解説記事のアイキャッチ)
本記事は提携サービスの紹介を含みます。料金・機能は2026年9月9日時点で各社公式サイトに掲載されている情報をもとにしており、非公開の項目は「要問い合わせ」と記載しています。最新の条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。
この記事の要点
  • グルメサイトは「予約を取る」媒体、Googleマップは「近くの人に見つかる」媒体、SNSは「認知とファン化」の媒体。役割が違うので、まず何を増やしたいかを決めてから選ぶ。
  • 主要7媒体のうち無料で始められるのはホットペッパーグルメ・食べログ・楽天ぐるなび・Retty・Googleビジネスプロフィールの5つ。ヒトサラは月額制、一休.comレストランは審査制の来店成果報酬。
  • 来店1名あたりの予約課金(ディナー・公開分)は楽天ぐるなびスタート205円、ホットペッパーグルメ150円+50pt、食べログ200円と横並び。差がつくのはポイント設計・ユーザー層・管理機能。
  • 「どれか1つに全部任せる」のではなく、Googleビジネスプロフィール(無料)を土台に、客層に合うグルメサイトを1〜2つ重ねるのが現実的な組み方。

飲食店の集客経路はこの数年で大きく変わりました。かつては「グルメサイトに載せれば予約が入る」時代でしたが、いまはGoogleマップで「駅名+業態」を検索して決める人、InstagramやTikTokで店を見つけてから予約する人が増え、グルメサイトは複数ある入口のひとつになっています。

一方で、ネット予約・ポイント・クーポンをまとめて提供できるのは依然としてグルメサイトの強みです。「ホットペッパーグルメ・食べログ・楽天ぐるなび、どれに載せればいいのか」「無料プランと有料プランは何が違うのか」「Rettyやヒトサラ、一休は自分の店に合うのか」という相談は、当メディアのMEO支援の現場でも非常に多く寄せられます。

この記事では、主要7媒体(ホットペッパーグルメ/食べログ/楽天ぐるなび/Retty/ヒトサラ/一休.comレストラン/Googleビジネスプロフィール)を、各社公式サイトの掲載情報だけをもとに比較します。特定の媒体を売る記事ではなく、自店の客層・客単価・予約比率に合った媒体を選ぶための整理として読んでください。

飲食店向けグルメサイトとは?

グルメサイトとは、飲食店の店舗情報・メニュー・写真・クチコミを掲載し、利用者が検索から予約まで行えるポータルサイトのことです。店舗側は無料または有料で店舗ページを持ち、ネット予約が入るたびに手数料やポイント原資を支払う、というのが基本の仕組みです。

グルメサイトを利用するメリット

  • 予約が自動で入る:24時間ネット予約を受け付けられ、電話対応の手間が減る。ホットペッパーグルメの公式案内では「飲食店を訪れるお客様の約80%は予約なしで来店」とされ、予約なし客を予約客に変える余地が示されています。
  • 比較検討中の人に届く:「新宿 焼肉 個室」のように条件で探している人に、まだ店名を知られていなくても表示される。
  • ポイント・クーポンで背中を押せる:Ponta・dポイント(ホットペッパーグルメ)、楽天ポイント(楽天ぐるなび)、PayPayポイント(Retty・一休)、Vポイント(食べログ)など、媒体側のポイント経済圏が来店動機になる。
  • 予約台帳・分析がついてくる:無料の予約台帳(レストランボード、食べログノート、ぐるなび台帳など)で複数媒体の予約を一元管理できる。

グルメサイトとGoogleマップ(MEO)の違い

Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)は掲載もクチコミ返信もメニュー掲載も無料です。違いは「探され方」にあります。Googleマップは「近くで今すぐ」という地図起点の検索に強く、グルメサイトは「条件で比較して予約する」行動に強い。予約機能もGoogleマップは「Google で予約」という提携プロバイダ経由の仕組みで、グルメサイト各社がその予約在庫を提供する側に回っています。つまり両者は競合ではなく、MEOで見つけてもらい、グルメサイトで予約を確定させる関係です。

Googleマップ側の具体的な対策は「MEO対策で集客力アップ!Googleマップで上位表示させる方法と成功事例を紹介」で詳しく解説しています。

グルメサイトとSNS集客の違い

InstagramやTikTokは、店の空気感・料理の見た目・スタッフの人柄を伝えて「この店に行きたい」という指名をつくる媒体です。検索して比較される前に選ばれるため、グルメサイトの手数料を払わずに来店を生めるのが利点ですが、投稿を続ける運用コストがかかり、予約導線は別途用意する必要があります。多くのグルメサイトがInstagramやLINEからの予約連携を用意しているのは、この役割分担を前提にしているからです。

飲食店の集客経路3系統。グルメサイトは「予約を取る」役割、Googleマップは「近くの人に見つかる」役割、SNSは「認知・ファン化」の役割
飲食店の集客経路3系統。グルメサイトは「予約を取る」役割、Googleマップは「近くの人に見つかる」役割、SNSは「認知・ファン化」の役割

主要グルメサイト7媒体を一覧比較

まず全体像です。運営会社・規模・料金体系・予約課金・無料プランの有無を、公式サイトの記載どおりに並べました。

媒体運営会社公式が出している規模無料プラン
ホットペッパーグルメリクルート累計利用者5億人超・掲載約10万店(2024年5月)あり(10席未満に推奨)
食べログカカクコム月間利用者約9,225万人・掲載90万店・クチコミ9,355万件(2026年6月)あり(店舗会員)
楽天ぐるなびぐるなびぐるなび会員2,920万人(2026年4月)・楽天ID連携1,116万人あり(スタート)
RettyRetty有料お店会員6,817件(2026年7月末)あり(無料お店会員)
ヒトサラUSEN料理人掲載15,000人超(2022年7月)なし
一休.comレストラン一休(LINEヤフーグループ)一休会員1,000万人以上固定費ゼロ(審査制)
GoogleビジネスプロフィールGoogle非公開全機能無料
媒体月額(原文の税表記)ネット予約の課金ポイント
ホットペッパーグルメ有料プランは非公開来店1名150円(税抜)+50pt、ランチ40円+10ptPonta/dポイント
食べログPR:10,000/25,000/50,000/100,000円(税抜)ディナー200円/ランチ100円(税抜)×実来店人数Vポイント
楽天ぐるなびライト11,000円/ベーシック33,000円ディナー55〜205円/ランチ11〜41円×予約人数楽天ポイント
Retty有料は非公開非公開(予約は有料会員のみ)PayPayポイント
ヒトサラサブスク10,000円〜(税別)+初期費用成果課金プランあり(単価非公開)ヒトサラPOINT+dポイント
一休.comレストラン月額なし来店成果報酬(料率非公開)PayPayポイント
Googleビジネスプロフィール0円「Google で予約」は連携プロバイダ次第なし
7媒体の料金体系。無料プランの有無、月額、ネット予約の課金方式をまとめた(各社公式サイト・2026年9月9日確認)
7媒体の料金体系。無料プランの有無、月額、ネット予約の課金方式をまとめた(各社公式サイト・2026年9月9日確認)

一覧で分かるのは、「無料で始められるか」「予約1件ごとに払うのか、月額で払うのか」「ポイントの原資を誰が持つのか」の3点で媒体の性格が決まるということです。次章から各媒体を個別に見ていきます。

ホットペッパーグルメの特徴

ホットペッパーグルメ 飲食店向け掲載案内ページ(出典:https://www.hotpepper.jp/keisai/ 2026年9月9日時点)
ホットペッパーグルメ 飲食店向け掲載案内ページ(出典:https://www.hotpepper.jp/keisai/ 2026年9月9日時点)

ホットペッパーグルメはリクルートが運営するグルメサイトで、公式サイトでは「累計利用者5億人超」「掲載店舗 全国約10万店(2024年5月1日時点・有料プラン含む)」と案内されています。「飲食店のネット予約で満足度No.1」(東京商工リサーチ調べ・2025年11月・全国20〜59歳男女3,090名対象)を掲げており、ネット予約の使いやすさを前面に出している媒体です。

ネット予約・集客面の特徴

  • 24時間ネット予約の自動受付。空席状況を即時に確認して予約が確定する。
  • 「直前席押さえ」機能で、当日の空席を探している人に席を確保してもらえる。
  • 検索軸が90種類以上あり、「個室」「飲み放題」「駅近」など条件検索から流入する。
  • 公式の注記として「ネット予約の設定は必須。未設定の場合は検索順位が低下」とあり、掲載するならネット予約を開ける前提の設計になっている。

掲載プラン・料金体系

公式サイトに料金が明記されているのは「掲載料無料のネット予約プラン」です。掲載料・登録料は無料、最低契約期間なし、課金は実際に来店した人数分のみで、キャンセル分は課金されません(ただし店舗側でキャンセル処理をしないと請求が発生する点に注意)。

時間帯ネット予約手数料(税抜)ポイント付与料来店1名あたり合計
通常(ディナー等)150円50pt200円相当
ランチ(7:00〜14:59)40円10pt50円相当

公式サイトは無料プランを「10席未満のお店向け」と位置づけており、それ以上の規模には有料の月額プランを案内していますが、月額プランの金額は公式サイトに掲載されていません(要問い合わせ)。また、ネット予約手数料は「単価変動の可能性あり(1ヶ月前告知)」と注記されています。

クーポン・ポイントなどの販促機能

ネット予約して来店した利用者には、予約人数×50pt(ランチは10pt)のポイントがつきます。リクルートポイント・Ponta・dポイントに対応しており、ポイント原資は上記の「ポイント付与料」として店舗が負担する仕組みです。店舗側の機能としては、メッセージ配信(誕生日の自動配信)、料理・ドリンク・テイクアウトメニュー設定、ホームページ作成が用意されています。

管理面では、同じリクルートの無料予約台帳「レストランボード」、POSレジ「Airレジ」、決済「Airペイ」と連携でき、ヘルプデスクは9:30〜23:00の年中無休です。

クチコミの扱い

ログインすれば予約の有無にかかわらず投稿できます。クチコミ掲載ポリシーでは実体験が必須で、「掲載店から高評価で投稿してほしいと依頼された投稿」「掲載店関係者の投稿」は掲載不可。店舗が事実誤認の証跡を提示し、客観的に判断できた場合は削除される場合がある、と明記されています。

ホットペッパーグルメが向いている飲食店

  • ネット予約を軸に集客したい店(居酒屋・焼肉・宴会対応店など、条件検索で探されやすい業態)
  • 固定費をかけずに、来店した分だけ払う形で始めたい店
  • Airレジ・レストランボードなど、リクルートの店舗ツールをすでに使っている店

食べログの特徴

食べログ 飲食店プロフィールサービス案内ページ(出典:https://owner.tabelog.com/home/restaurant_profile/ 2026年9月9日時点)
食べログ 飲食店プロフィールサービス案内ページ(出典:https://owner.tabelog.com/home/restaurant_profile/ 2026年9月9日時点)

食べログはカカクコムが運営し、店舗向けページでは「月間利用者数 約9,225万人/掲載店舗90万店/クチコミ9,355万件(2026年6月時点)」と案内されています。掲載店舗数・クチコミ数で国内最大規模の媒体です。

クチコミ・店舗検索の特徴

食べログの中心はクチコミと点数です。運営ポリシーとして「全クチコミを専任スタッフが目視確認」「点数は単純平均ではなく、食べ歩き経験豊富なユーザーの影響が大きい」「有料利用の有無で点数・クチコミを変えることはない」と明記されています。つまり有料プランを契約しても点数は動かず、有料でできるのは「露出を増やす」ことに限られます。

掲載プラン・料金体系

無料の「店舗会員(飲食店プロフィールサービス)」に登録すると、初期費用・月額0円で店舗情報・メニュー・営業時間の編集、クーポン発行、アクセス解析が使えます。登録には営業許可証の画像が必要で、審査と電話確認があります。

有料メニュー料金(税抜・月額)内容
食べログPR ライト10,000円露出強化の基本プラン
食べログPR ベーシック25,000円トップページバナー・サポート付き
食べログPR プレミアム550,000円ゴールデンタイム強化(週7枠)
食べログPR プレミアム10100,000円ゴールデンタイム強化(週14枠)
食べログネット予約固定費0円ディナー200円/ランチ100円×実来店人数

ネット予約は初期費用・固定費0円で、ディナー(16:00〜翌5:59)200円、ランチ(6:00〜15:59)100円(いずれも税抜)を実来店人数分だけ支払います。利用開始月は請求なし、大人1名分の食事をしない子供は人数に含めない、というルールも公式に明記されています。公式実績として「有料契約店舗の総予約の約6割がネット予約(2024年6月)」「契約店舗75,000店舗以上(2024年6月)」が示されています。

販促・管理機能

無料会員でもデジタルクーポンを発行でき、公式は「予約ユーザーの約30%が『クーポンが使えるから』」と説明しています。無料の予約台帳「食べログノート」で他媒体の予約も一元管理でき、キャンセル料請求機能、LINE公式アカウントへの予約通知、インバウンド向けに美団・大衆点評・OpenRiceへの自動連携も用意されています。予約は「即予約」と「リクエスト予約」(店舗が24時間以内に可否回答)の2方式です。

食べログが向いている飲食店

  • クチコミ数・点数で選ばれる業態(ラーメン、寿司、専門店など「食べログで探す」文化が強いジャンル)
  • 最大規模の利用者数に載せつつ、来店課金だけで始めたい店
  • 訪日客が多く、中国語圏のクチコミサイトへの連携も欲しい店

楽天ぐるなびの特徴

楽天ぐるなび 加盟案内ページ(出典:https://lp.pro.gnavi.co.jp/kamei/ 2026年9月9日時点)
楽天ぐるなび 加盟案内ページ(出典:https://lp.pro.gnavi.co.jp/kamei/ 2026年9月9日時点)

楽天ぐるなびは1996年開設の老舗グルメサイトで、2023年10月に「ぐるなび」から「楽天ぐるなび」へ名称を変更しました。公式資料では「ぐるなび会員2,920万人(2026年4月1日時点)」「楽天ID連携会員1,116万人(2026年3月末)」とされ、楽天ポイントとの連携が最大の特徴です。加盟案内ページの「月間ユーザー数3,800万人」は2022年12月時点の数字である点に注意してください。

ネット予約・店舗情報掲載の特徴

全プランでネット予約が使え、「Googleで予約」「LINEで予約」との連携も用意されています。宴会・幹事向けの設計が厚く、楽天ポイントは店舗設定に応じて来店人数×50/100/200pt(ランチは10/20/40pt)が付与され、幹事向けのランク制度もあります。会社の公式資料(Investors Guide 2026年7月)では、ネット予約の利用目的として飲み会・忘新年会・歓送迎会・食事・誕生日記念日・接待・デートが示されており、団体・宴会需要に強い媒体であることが読み取れます。

掲載プラン・料金体系

プラン月額(加盟ページの表示)予約手数料(×予約人数)主な内容
スタート0円ランチ41円/ディナー205円店舗ページ・ネット予約・Googleビジネスプロフィール登録運用代行・LINE公式アカウント管理代行・外国語版ページ
ライト11,000円ランチ11円〜/ディナー55円〜+予約台帳・付与ポイントの選択・ネット予約クーポン(ぐるなび原資)・コース予約
ベーシック33,000円ランチ11円〜/ディナー55円〜+ディスプレイ広告・無断キャンセル保険・営業サポート

予約手数料は「送客手数料+追加ポイント費」の合算で、ライト以上は付与ポイント数(S/M/L)の選択によって11〜41円(ランチ)/55〜205円(ディナー)の幅で変わります。加盟ページの月額は11,000円/33,000円、公式IR資料では基本加盟料が税抜10,000円/30,000円と記載されているため、表示は税込と読むのが自然です。なお公式には「ユーザーの予約方法により手数料が変更となる場合がある」との注記があります。

加盟案内では「ライトプラン3か月無料」キャンペーン(2026年4月1日〜2027年3月31日)が掲示されていますが、ネット予約掲出・幹事プログラム参加などの条件があり、3ヶ月終了後は自動で有料に切り替わる、6ヶ月未満の解約には違約金がある、と明記されています。申し込む場合は条件を必ず確認してください。

楽天ぐるなびが向いている飲食店

  • 宴会・団体・幹事需要が多い店(居酒屋、コース中心の店、貸切対応店)
  • 楽天経済圏のユーザーを取り込みたい店
  • 0円プランでもGoogleビジネスプロフィールの登録運用代行やLINE公式アカウント管理代行がつくため、MEOやLINEの初期整備まで一緒に任せたい店

Retty・ヒトサラ・一休.comレストランの特徴

「3大グルメサイト」以外にも、客層や課金方式がはっきり違う媒体があります。客単価が高い店、実名クチコミを重視する店には、こちらの方が合う場合があります。

Retty:実名・点数なしのクチコミ

Retty 飲食店向け集客サービス案内(出典:https://omise.retty.me/ 2026年9月9日時点)
Retty 飲食店向け集客サービス案内(出典:https://omise.retty.me/ 2026年9月9日時点)

Rettyは実名制で点数評価がなく、「レビューではなくレコメンド」を掲げるグルメサイトです。無料の「お店会員」で店舗情報・写真・メニューの編集、簡単なアクセス解析まで使えますが、ネット予約を受け付けるには有料会員が必要です。有料の料金は「利用する機能によって異なる」とされ、公式サイトに金額はありません(要問い合わせ)。公式決算資料では有料お店会員6,817件(2026年7月末)で、固定プランと従量プランの2区分があることが示されています。

有料会員の機能は、約300種類のまとめページへの上位掲載、Googleビジネスプロフィール自動連携と予約在庫連携、SNS一括投稿、自店ホームページ作成、4言語対応、予約台帳7サービスとの連携、キャンセル料回収代行など、Googleマップ・SNS・HPをRettyの管理画面から一元運用させる方向に振っています。クチコミの点数で消耗したくない店、Googleマップ運用も一緒に整えたい店に向いています。

ヒトサラ:40〜50代・記念日と接待に強い月額型

ヒトサラ 店舗向け掲載案内(出典:https://hitosara.com/success/ 2026年9月9日時点)
ヒトサラ 店舗向け掲載案内(出典:https://hitosara.com/success/ 2026年9月9日時点)

ヒトサラはUSENが運営する「料理人の顔が見えるグルメサイト」で、公式のユーザーデータでは「男女とも40〜50代が多く、会社員・管理職・経営者が多い」「利用シーンは食事会・記念日・デート・宴会・接待」と示されています。

料金はサブスクプラン(月額10,000円〜・税別、成果課金なし)と成果課金プラン(固定費なし、予約成果課金あり・単価非公開)の2種類で、いずれも別途初期費用がかかります(金額非公開)。無料プランはなく、掲載には審査があります。両プラン共通で、プロカメラマンの撮影とPR動画(商用フリー)、Googleで予約・Instagram・LINEからの予約連携、食べログへの掲載情報自動連携、外国語対応ページが含まれ、ヒトサラPOINTとdポイントのダブル付与があります。撮影素材を他媒体やSNSにも使い回せる点は、写真に投資したい店にとって実利があります。

一休.comレストラン:審査制・固定費ゼロの高単価媒体

一休.comレストラン 飲食店向けサービス紹介(出典:https://restaurant.ikyu.com/join 2026年9月9日時点)
一休.comレストラン 飲食店向けサービス紹介(出典:https://restaurant.ikyu.com/join 2026年9月9日時点)

一休.comレストランは「一定の基準をクリアしたレストランを厳選」する審査制で、審査基準は非公開、掲載を見送る場合もあると明記されています。料金は「固定費ゼロ」で、実際に予約・来店があった分だけ送客手数料が発生しますが、料率は公式サイトに掲載されていません(要問い合わせ)。一休会員は1,000万人以上、PayPayポイントが予約・来店ごとに付与され、事前クレジットカード登録機能や多言語自動翻訳の公式予約ページが用意されています。

客単価が高く、記念日・接待の予約を確実に取りたい店に向く一方、審査に通る店構え・価格帯であることが前提です。

Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)は「無料の土台」

Googleビジネスプロフィール 公式ページ(出典:https://business.google.com/jp/business-profile/ 2026年9月9日時点)
Googleビジネスプロフィール 公式ページ(出典:https://business.google.com/jp/business-profile/ 2026年9月9日時点)

Googleビジネスプロフィールは、Google検索とGoogleマップに店舗情報を無料で掲載・管理できる仕組みです。グルメサイトと並べて比較する理由は、7媒体の中で唯一、全機能が無料で、しかも各グルメサイトの予約機能が「Google で予約」を通じてここに接続されているからです。

飲食店向けには、メニューエディタ(写真やPDFからAIで自動変換)、料理写真、投稿(特典・最新情報)、クチコミ返信、順番待ちリスト(飲食店限定)、オンライン注文などが用意されています。ガイドライン上は「実在する店舗で営業時間内にスタッフが対応できること」「メニューは全メニューを掲載(人気メニューだけの抜粋は不可)」が条件です。クチコミポリシーでは、割引や無料サービスと引き換えの投稿依頼、関係者による投稿、否定的なクチコミの削除依頼などが禁止されています。

「Google で予約」は提携プロバイダ経由の仕組みで、公式ヘルプには「Google 経由で予約すると、プロバイダから料金が請求される場合があります」とあります。無料と断定せず、使っているグルメサイトや予約台帳の条件を確認してください。

Googleマップの具体的な設定手順は「MEO対策を自分で始める方法!具体的な手順と上位表示のコツを解説」、クチコミ返信の書き方は「【例文付き】Googleビジネスプロフィールクチコミ返信のやり方」を参照してください。

7媒体を項目別に詳しく比較

集客方法・ユーザーへのアプローチで比較

媒体探され方ユーザー層(公式記載のあるもの)
ホットペッパーグルメ条件検索(90軸以上)・直前席押さえ・ポイント公式の層記載なし(満足度調査は20〜59歳)
食べログクチコミ・点数・ランキング公式の層記載なし
楽天ぐるなび宴会・幹事・楽天ポイント飲み会・忘新年会・歓送迎会・接待・記念日(IR資料)
Retty実名レコメンド・目的別まとめページ公式の層記載なし
ヒトサラ料理人・特集・記念日40〜50代、会社員・管理職・経営者
一休.comレストラン厳選・高単価・記念日「上質なひとときを求める人」(数値なし)
Googleビジネスプロフィール地図検索・「近くの店」記載なし

ユーザー層を公式が明示しているのは楽天ぐるなび・ヒトサラ・一休の3媒体だけです。ホットペッパーグルメ・食べログ・Rettyは「誰が使っているか」を公式が数字で出していないため、自店の商圏で競合店がどこに載っているかを見て判断するのが確実です。

料金・費用体系で比較

ネット予約の来店1名あたり課金(ディナー・公開分・税抜)。楽天ぐるなびスタート205円、ホットペッパーグルメ150円+50pt、食べログ200円と横並び。ぐるなびライト以上は付与ポイントの選択で55円まで下がる
ネット予約の来店1名あたり課金(ディナー・公開分・税抜)。楽天ぐるなびスタート205円、ホットペッパーグルメ150円+50pt、食べログ200円と横並び。ぐるなびライト以上は付与ポイントの選択で55円まで下がる

公開されている来店課金は、ディナー1名あたりでほぼ200円前後に収れんしています。違いは「月額を払うと予約課金が下がる」楽天ぐるなびの設計と、「月額は露出の購入で、予約課金は別」という食べログの設計です。ホットペッパーグルメは無料プランの課金だけが公開されており、有料プランは非公開。Retty・ヒトサラ(成果課金)・一休は単価が非公開なので、見積もりを取って初めて比較できます。

客単価3,000円の店で1名200円なら課金率は約6.7%、客単価10,000円なら2%です。同じ課金額でも、客単価が低い店ほど負担率は重くなるので、来店課金型は客単価と組み合わせて評価してください。

客単価×課金方式で見た7媒体の立ち位置。日常使い×固定費なしの象限に無料プランが集まり、高単価×固定費なしに一休・ヒトサラ成果課金が位置する
客単価×課金方式で見た7媒体の立ち位置。日常使い×固定費なしの象限に無料プランが集まり、高単価×固定費なしに一休・ヒトサラ成果課金が位置する

ネット予約機能で比較

媒体即時予約予約台帳外部予約連携
ホットペッパーグルメ○(直前席押さえあり)レストランボード(無料)Airレジ・Airペイ
食べログ○(即予約/リクエスト予約)食べログノート(無料)LINE通知・美団・大衆点評・OpenRice
楽天ぐるなびぐるなび台帳(ライト以上)Googleで予約・LINEで予約
Retty○(有料会員のみ)外部台帳7サービス連携Google予約在庫連携・LINEリッチメニュー
ヒトサラ○(即予約)外部台帳4サービス連携Googleで予約・Instagram・LINE
一休.comレストラン○(事前カード登録)デジタル台帳RESZAIKO
Googleビジネスプロフィールプロバイダ次第なし各グルメサイト・予約台帳が接続

複数媒体に載せる場合、予約台帳を1つに決めて他媒体の予約を流し込む形にしないと、ダブルブッキングと管理工数が一気に増えます。無料台帳を持つホットペッパーグルメ・食べログ、外部台帳との連携が広いRetty・ヒトサラは、この点で組み合わせやすい媒体です。

クチコミ・店舗情報の見せ方で比較

  • 食べログ:点数とクチコミが中心。運営が全件目視、有料でも点数は変わらない。
  • ホットペッパーグルメ:予約の有無を問わず投稿可。実体験必須、関係者投稿は禁止。
  • 楽天ぐるなび:「応援クチコミ・応援フォト」。店舗と会員がメッセージを返し合える。
  • Retty:実名・点数なし。「おすすめしたい」人だけが書く設計。
  • Googleビジネスプロフィール:クチコミ返信が可能。インセンティブと引き換えの投稿依頼は禁止。
  • ヒトサラ・一休:店舗向け公式ページにクチコミ機能の記載はなく、料理人・厳選という編集軸で見せる媒体。

クチコミの扱いは媒体ごとに思想が違います。点数で戦いたくない店はRettyやヒトサラ、クチコミ数で勝負できる店は食べログ、と分けて考えると選びやすくなります。なお、どの媒体でも「高評価の依頼」「関係者投稿」「見返りつきの依頼」は規約違反で、発覚すればクチコミ削除や掲載停止につながります。Googleでの対応は「Googleビジネスプロフィールの星だけのクチコミへの対応方法」も参考にしてください。

クーポン・ポイント・販促機能で比較

媒体ポイントクーポン・販促
ホットペッパーグルメPonta/dポイント(来店1名50pt、店舗負担)メッセージ配信・誕生日自動配信
食べログVポイントデジタルクーポン(無料会員も可)
楽天ぐるなび楽天ポイント(50/100/200pt、ライト以上は選択)ネット予約クーポン(ぐるなび原資・ライト以上)
RettyPayPayポイントニュース配信・SNS一括投稿
ヒトサラヒトサラPOINT+dポイントプロ撮影・PR動画(商用フリー)
一休.comレストランPayPayポイント事前カード登録で無断キャンセル対策
Googleビジネスプロフィールなし「特典」投稿でクーポン告知

ポイント原資を店舗が負担する媒体(ホットペッパーグルメ、楽天ぐるなびスタート)と、媒体側が原資を持つ施策(楽天ぐるなびのネット予約クーポン)は、見た目の「ポイント〇倍」だけで判断せず、原資の負担者を確認してください。

【目的別】おすすめのグルメサイト

各媒体を一律に勧めるのではなく、店舗の課題・客層・目的で分けて整理します。

目的別の絞り込みフロー。客単価と利用シーンで大きく2つに分け、増やしたいものと固定費の考え方で媒体を選ぶ
目的別の絞り込みフロー。客単価と利用シーンで大きく2つに分け、増やしたいものと固定費の考え方で媒体を選ぶ

ネット予約を増やしたい店舗

条件検索からの予約導線が太く、来店課金だけで始められるホットペッパーグルメ食べログ。どちらも無料台帳がつくため、予約管理の手間を増やさずに始められます。両方に載せる場合は台帳を1つに寄せてください。

クチコミ・認知を重視したい店舗

クチコミ数・点数で選ばれる業態なら食べログ。点数評価を避けて実名の推薦で見せたいならRetty。どちらの場合も、Googleビジネスプロフィールのクチコミ返信を同時に整えることで、地図検索からの流入も取りこぼさなくなります。

宴会・団体客を獲得したい店舗

楽天ぐるなびが公式に幹事・宴会向けの設計を打ち出しています。コース予約・予約台帳・無断キャンセル保険はライト以上の機能なので、宴会需要が本格的な店はライト以上を前提に検討してください。ホットペッパーグルメも宴会検索に強い媒体で、併用の候補になります。

販促やクーポンを活用したい店舗

ポイント経済圏で来店を後押しするなら、Ponta・dポイントのホットペッパーグルメ、楽天ポイントの楽天ぐるなび。クーポンを自前で回すなら、無料会員でもクーポンを発行できる食べログが始めやすい選択肢です。

コストを抑えて始めたい店舗

まずGoogleビジネスプロフィールを完全に整え、そのうえでホットペッパーグルメ・食べログ・楽天ぐるなびの無料プランを1つ追加するのが最も費用のかからない組み方です。3社とも固定費0円で、支払いは来店した分だけ。無料プランで予約数の実測値を取ってから、有料プランに上げるかを判断できます。

記念日・接待など高単価の予約を取りたい店舗

固定費なしで審査制の一休.comレストラン、月額型で撮影・PR動画までつくヒトサラ。客単価が高いほど来店課金の負担率は下がるため、成果報酬型との相性がよい領域です。

飲食店がグルメサイトを選ぶポイント

契約前に確認したい8項目。客層・商圏・客単価・予約比率・課金方式・ポイント原資・台帳連携・契約条件
契約前に確認したい8項目。客層・商圏・客単価・予約比率・課金方式・ポイント原資・台帳連携・契約条件
  • ターゲットとなる顧客層:公式がユーザー層を明示しているのは楽天ぐるなび・ヒトサラ・一休のみ。他は商圏の競合店の掲載状況で判断する。
  • 店舗の商圏・立地:地図検索が強い立地(駅前・観光地)はGoogleマップの整備を先に。
  • 客単価:来店1名200円前後の課金は、客単価3,000円なら約6.7%、10,000円なら2%。
  • 予約比率:電話予約が中心の店は、ネット予約課金型の恩恵が小さい。
  • 掲載料金と送客費用:月額型(露出購入)と来店課金型(成果報酬)を分けて総額で比べる。
  • クーポン・ポイント施策:原資を店舗が持つのか媒体が持つのかを確認する。
  • 運用工数:複数媒体に載せるなら予約台帳を1本化する。
  • 既存のMEO・SNS施策との相性:Googleで予約・Instagram・LINE連携の有無を見る。

グルメサイトだけに依存しない店舗集客も重要

グルメサイトは「比較して予約する」段階に強い媒体です。しかし来店課金型は予約が増えるほど支払いも増え、月額型は露出を買い続ける限り固定費が残ります。手数料を固定費化させないためには、無料で積み上げられる経路を並行して育てておく必要があります。

店舗集客の輪。認知(SNS)→検索(Googleマップ)→比較・予約(グルメサイト)→来店・体験→クチコミ。グルメサイトは輪の一部で、①②⑤は無料で積み上げられる
店舗集客の輪。認知(SNS)→検索(Googleマップ)→比較・予約(グルメサイト)→来店・体験→クチコミ。グルメサイトは輪の一部で、①②⑤は無料で積み上げられる

Googleマップ(MEO)との併用

Googleビジネスプロフィールは無料で、グルメサイト各社の予約機能も「Google で予約」を通じて接続されます。営業時間・メニュー・写真・クチコミ返信を整えるだけで、地図検索からの来店を取りこぼさなくなります。2026年時点のアルゴリズムと実装手順は「Googleマップ対策2026年版|最新アルゴリズムと実装ステップ」にまとめています。

Instagram・TikTokなどSNSとの併用

SNSは「比較される前に選ばれる」経路です。多くのグルメサイトがInstagramやLINEからの予約連携を用意しているので、SNSで認知をつくり、予約はグルメサイトか自店の予約ページで受ける、という分業が組めます。

公式サイト・店舗ページの整備

Rettyの自店HP作成、ヒトサラの商用フリー撮影素材、食べログノートの予約フォームなど、グルメサイト側の機能で公式サイトの予約導線を整えられます。媒体の手数料がかからない自店予約の入口を1つは持っておくのが安全です。

グルメサイト・MEO・SNSを使い分ける考え方

「Googleビジネスプロフィール(無料)を土台に、客層に合うグルメサイトを1〜2つ、SNSは店の性格に合うものを1つ」が、固定費を抑えつつ入口を複線化する基本形です。訪日客が多い立地なら、食べログの中国語圏サイト連携やRetty・ヒトサラの多言語ページも判断材料になります(「飲食店のインバウンド対策!訪日外国人に選ばれる集客戦略と実践方法」)。

まとめ|自店舗の集客方法に合ったグルメサイトを選ぼう

  • 無料で始められるのはホットペッパーグルメ・食べログ・楽天ぐるなび・Retty・Googleビジネスプロフィール。ヒトサラは月額型、一休は審査制の成果報酬型。
  • 公開されている来店課金はディナー1名あたり200円前後で横並び。差がつくのはポイント設計・ユーザー層・予約台帳との連携。
  • ネット予約なら ホットペッパーグルメ/食べログ、宴会なら 楽天ぐるなび、実名クチコミなら Retty、高単価なら 一休/ヒトサラ、費用ゼロなら Googleビジネスプロフィール+各社無料プラン。
  • どの媒体を選んでも、Googleマップ・SNS・自店予約ページを並行して育て、手数料を固定費化させない。

料金・機能は変更される可能性があります。契約前には必ず各社公式サイトで最新の条件と契約期間・違約金の有無を確認してください。

参考(各社公式・2026年9月9日確認)
ホットペッパーグルメ 掲載案内 https://www.hotpepper.jp/keisai/ / ネット予約プラン https://www.hotpepper.jp/lcp_keisai/ / 食べログ 店舗会員 https://owner.tabelog.com/home/registration/ / 食べログPR https://owner.tabelog.com/home/pr/ / 食べログネット予約 https://owner.tabelog.com/home/net_reservation/ / 楽天ぐるなび 加盟案内 https://lp.pro.gnavi.co.jp/kamei/ / Retty https://omise.retty.me/ / ヒトサラ https://hitosara.com/success/ / 一休.comレストラン https://restaurant.ikyu.com/join / Googleビジネスプロフィール https://business.google.com/jp/business-profile/restaurants/

本記事の料金・機能は2026年9月9日時点で各社公式サイトに掲載されている情報をもとにしています。最新の条件は必ず各社公式サイトでご確認ください。本記事は提携サービスの紹介を含みます。
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長澤 充紀

長澤 充紀

株式会社トリニアス入社後、MEOコンサルタントとして、店舗・企業の集客支援やGoogleビジネスプロフィールの運用改善に従事。 現在は、マーケティング領域における自社サービスの責任者として、AI検索最適化サービス「LLMO prime」の企画・運営を担当しています。 主な取り組みとして、フィリップ・コトラー氏が提唱した「5Aモデル」をベースに、MEOによるマップ検索とLLMによるAI検索を掛け合わせた、AI時代の新たな購買行動モデル「AIMA5(アイマファイブ)」を発案。LLMO primeのサービス設計やコンテンツ戦略に活用しています。 MEO・SEO・LLMOを横断した知見を生かし、検索行動が大きく変化するAI時代において、企業や店舗が継続的に「見つけられ、比較され、選ばれる」ためのマーケティング支援に取り組んでいます。

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