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SNS広告の費用はどれくらい?各SNS広告の相場や効果を解説

2021.09.13

「SNS広告の費用を知りたい」
「SNS広告の相場がわからない」

当記事はこのような悩みを持つ方に向けて書いています。

SNSが普及されたことにより新しい集客方法として活用されている「SNS広告」は、集客効果が高く、消費者を商品やサービスの購入に誘導しやすいため、多くの店舗が取り入れています。

これからSNS広告を運用したいとお考えの方は、どれくらいの費用が必要なのか気になるでしょう。
そこで今回は、各SNS広告の費用相場や課金方式、選び方を詳しく解説します。SNS広告を検討中の方は、ぜひご参考ください。

SNS広告とは

SNS広告とは、名前の通りSNS上に配信できる広告のことです。
SNSによって配信方法は異なり、各SNSの特徴を生かした形式で広告を配信できます。

以前はテキスト広告とバナー広告が主流でしたが、最近では動画などの新しい訴求が可能です。
SNS広告の種類は豊富なので、ご自身の店舗にあった配信方法を選べます。

SNS広告の費用相場

費用相場

SNS広告の費用相場は、2万円〜3万円程度です。

こちらはあくまで目安となっており、各SNSでどの課金方式を選ぶかによって費用は変動します。
Instagramは1日1$(日本円換算107円2021年11月時点)から広告を出稿できるなど、比較的安価で始められます。

認知獲得や商品・サービスへの遷移など、目的に応じて費用感も変わるため、時にSNS広告は数十万円にもなることを理解しておきましょう。

SNS広告の費用は自由に調整可能

SNS広告の費用は、自由に調整できます。
例えば1日1,000円に設定して広告配信を行った場合、SNS上で1,000円分を使用すれば自動的に停止されます。

予算以上の費用は発生しないので、費用をコントロールしやすく、自社の広告予算に合わせた少額からの運用も可能です。

SNS広告の種類と課金方式

こちらでは、各SNS広告の種類と課金方式を紹介します。
まずは以下の表を参考にご覧ください。

SNS広告課金方式
Twitter広告クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
エンゲージメント課金型(CPE)
インストール課金(CPI)
動画視聴課金(CPV)
エンゲージメント課金型(CPE)
フォロー課金
Facebook広告クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
Instagram広告クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
インストール課金(CPI)
動画視聴課金(CPV)
Youtube広告TrueViewインストリーム広告
バンパー広告
TrueViewディスカバリー広告
アウトストリーム広告
TikTok広告クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
動画視聴課金(CPV)
LINE広告クリック課金(CPC)
インプレッション課金(CPM)
※各SNSに対応している課金方式を記載しておりますが、広告運用方法によって選べる課金方式が変わります。

上記表からわかる通り、Twitter広告が一番種類が豊富となっています。
さまざまな手段でアプローチ出来るため、高い集客効果を期待できます。

なかにはYoutube広告のように特殊な課金方式もあり、目的によって選択可能です。
それでは各SNS広告の特徴について順番に説明します。

Twitter広告

Twitterは10代〜30代の利用者が多く、自身のフォロワーにツイートを共有できるリツイート機能があるため拡散効果の高い媒体です。

Twitter広告は、ユーザーのタイムラインやおすすめアカウントに表示できます。
またTwitter広告は「セカンドプライスオークション」という方式が用いられており、オークション形式で最も高い金額で入札した方が配信出来る仕組みとなっています。
若年層をターゲットとした集客をしたい店舗におすすめです。

Facebook広告

Facebookは20代〜30代の利用者が多く、実名制のためビジネス関係の商材に向いている媒体です。
ユーザー自身が登録したプロフィール情報を元にしたターゲティングを行えるため、精度の高い広告を配信できます。

「いいね」や「シェア」などのエンゲージメントによって課金が発生する設定もできるので、少ない予算から運用可能です。 また広告の配信先として、Facebookのニュースフィード面や提携しているアプリやWebサイトにも広告を表示できます。

Facebook広告は、BtoB(企業間取引)ターゲットの集客を狙いたい店舗におすすめです。

Instagram広告

Instagramは10代〜30代の女性利用者が多く、画像や動画をメインとした訴求ができる媒体です。

Instagram広告は、タイムラインだけでなくストーリーでも配信できます。
また自分で広告費用を設定できるので、予算に合わせた出稿も可能です。

Instagram広告は、若年層がターゲットで、商品やサービスを画像や動画で訴求したい店舗におすすめです。

Youtube広告

Youtubeは利用者の年齢層が幅広く、また動画で訴求できる媒体です。
動画広告にはスキップできる「True View広告」とスキップできない「バンパー広告」が多く使われます。

また1視聴につき数十円から出稿出来るので、予算に合わせた出稿も可能です。
細かいターゲット設定をすれば、少ない広告費で効果的な集客を期待できます。

Youtube広告は、動画で訴求したい店舗におすすめです。

TikTok広告

TikTokは若年層の利用者が多く、短い動画を使用して訴求できる媒体です。
ユーザーがアプリを起動したときに表示する「アプリ起動時広告」やタイムラインに表示する「インフィード広告」などがあります。

また広告内にリンクを設置できるので、自社LPやホームページへの誘導も可能です。

TikTok広告は、若年層をターゲットとしている店舗におすすめです。

LINE広告

LINEは年齢層を問わず幅広い世代に利用されており、ほかのSNSではリーチできない層に訴求できる媒体です。
コミュニケーションアプリのため拡散性はありませんが「LINE NEWS」や「LINEマンガ」といったLINE独自の環境化で広告を表示できます。

またLINE広告ネットワークを活用することによって、LINE広告が提携する外部アプリにも配信出来ます。
LINEでは静止画広告と動画広告が用いられるため、ターゲットに合った訴求方法を選べます。

LINE広告は、幅広い層をターゲットとしている店舗におすすめです。

SNS広告の選び方

SNS広告の選び方

SNS広告を選ぶときは、以下の3点をチェックしてください。

    1.ターゲットユーザー層で選ぶ
    2.紹介したい商品・サービスに適しているSNSを選ぶ
    3.配信目的で選ぶ

それでは順番に解説します。

ターゲットユーザー層で選ぶ

SNS広告に限らず 集客をするには、獲得したいターゲットユーザー層を決定することが大切です。
SNS広告は媒体ごとにターゲットが異なるため、自社のターゲット層に合ったものを選ばなければいけません。

例えばカフェを運営していて女性を集客したい場合、画像や動画から店の特徴や商品をアピールでき、また女性が多く利用するInstagramで広告を出稿するのが最適です。

このように獲得したターゲットユーザー層でSNS広告を選ぶことによって、求める成果を出すことができます。

紹介したい商品・サービスに適しているSNSを選ぶ

ターゲットに合ったSNSに絞れたら次は、紹介したい商品・サービスに適したSNSを探しましょう。
例えば、ふわふわのパンケーキを販売しているカフェであれば、ふわふわ感を伝えるには写真ではなく動画の方が最適です。
動きがあることでより魅力が伝わる商品やサービスを扱っている場合、動画で訴求できるSNSでの広告出稿が良いでしょう。

商品・サービスに適した訴求方法を選ぶことで、魅力を最大限アピールできます。

配信目的で選ぶ

配信目的によってSNS広告を選ぶことも大切です。
広告を運用する目的は企業によって様々ですので、ご自身の店舗の目的を明確にし、その目的に最適な媒体を厳選することで求める成果に近づけます。

代表的な配信目的例は、以下の通りです。

  • 自社商品・サービスを拡散させたい:Twitter広告
  • 顕在層の来客や商品購入を狙いたい:Facebook広告
  • 広告感をなくして宣伝したい:Instagram広告
  • 動きのある宣伝をしたい:Youtube広告
  • 若年層の集客を狙いたい:TikTok広告
  • 幅広いユーザー層を獲得したい:LINE広告

上記の例を参考に、ご自身の店舗がSNS広告を行う目的に最適な媒体を考えてみましょう。

SNS広告の費用対効果を上げる方法

SNS広告の費用対効果を上げる方法

最後にSNS広告の費用対効果を上げる方法を紹介します。
費用をおさえてSNS広告を運用するには、以下の4点に注目してください。

  • ターゲットを絞る
  • フリークエンシー設定を行う
  • SNS広告の代理店へと依頼

それでは順番に説明します。

ターゲットを絞る

SNS広告は、目的のターゲットを絞ることで効果を最大限発揮します。
ターゲットを絞らなければ狙っていないユーザーにも広告を表示させてしまうので、結果的に広告費用に無駄が生じます。

ただ、ターゲットを絞り込みすぎると広告の配信ボリュームが低下してしまうため、バランスを考えて絞る必要があります。

SNSによっては広告の分析ツールが搭載されているので、ターゲットを獲得できているか常にチェックしておきましょう。

フリークエンシー設定を行う

フリークエンシー設定とは、一定期間中に1人のユーザーに対して広告を表示する回数を設定することです。
こちらを設定しておくことで無駄な広告費を大幅にカットできます。

例えば「1ヶ月に5回」「1週間に3回」「1日に2回」といった制限を設けられます。 TikTokなどSNSによってはフリークエンシー設定ができない場合もあるので、設定したい方は事前にチェックしておきましょう。

SNS広告の代理店へと依頼

費用対効果を最大化させるなら、SNS広告の代理店に依頼することも一つの手段です。
SNS広告の代理店に依頼すれば、複数のSNS広告の運用も可能となります。

また代理店は今まで運用してきたノウハウをもとに代行してくれるので、自社で行うよりも短期間で効果を実感できます。
初期費用や手数料はかかりますが、スキルが全くない状態で運用するよりは費用対効果も高いです。

自社でSNS広告を運用することが難しい場合は、代理店への申し込みを検討してみてください。

まとめ

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今回は、SNS広告の費用について詳しく説明しました。
SNS広告は安い金額から始められるので、予算が心配な企業でもハードルは高くありません。

各SNSのターゲットに合わせた広告を配信できれば、高い費用対効果を期待できます。
自社で運用することに不安があるなら代理店へ依頼してみると良いでしょう。

新しい集客経路を確保するためにも、ぜひSNS広告の運用を始めてみましょう。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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