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Instagramのリーチとは?増やすメリットとコツを紹介します。

2022.06.06

Instagram運営では、日々の分析や工夫が大事になってきます。

Instagram運用を始めたばかりの方にとっては、「リーチ」や「インプレッション」など耳にしたことが無い言葉を扱うので頭を悩ませてる方も多いでしょう。

今回は難しい単語の中でも「リーチ」にスポットを当てます。

「そもそもリーチって何?」
「なぜリーチを伸ばす必要があるの?」

など、リーチについて多くの疑問点を解消できる記事となってます。

ぜひ最後までご覧下さい。

Instagramのリーチとは

リーチという言葉は、マーケティング業界で「広告がどのくらいの人に届いたか」が分かる専門用語として使用されてました。

Instagramにおいてリーチとはそのアカウントや投稿に訪れた人の数を指します。

つまり、投稿を見てくれたユーザーが3人いたら投稿のリーチ数は「3」となるワケです。

自身のアカウントを多くのユーザーに広めていくことが重要なInstagramにおいて、無視することができない指標の1つでしょう。

インプレションとリーチの違い

リーチと同じく指標を表す言葉で「インプレッション」と呼ばれるものが、Instagramには存在します。

インプレッションとは自身の投稿が「何回ユーザーの画面に表示された」かを表す言葉で、リールやストーリーズなどが何回見られたかを調べる時に確認する項目です。

  • リーチは「何人」に届いたのかが分かる指標
  • インプレッションは再生回数や表示回数が分かる指標

と覚えておけば、混乱することは無いでしょう。

エンゲージメントとリーチの違い

似たような言葉で「エンゲージメント」と呼ばれるのもあるので、リーチとの違いを説明しましょう。

Instagramの投稿には「いいね!」や「コメント」など他のユーザーがリアクションを残してくれます。

「エンゲージメント」とはリアクションの数のことを指しており、上記の2つ以外にも「保存」「シェア」「プロフィールクリック」など様々な種類があります。

「1人のユーザーがアカウントに訪れて、1つの投稿にいいねとコメントを残してくれた。」場合は・・・
リーチが「1」、インプレッションが「1」、エンゲージメントが「2」となるでしょう。

Instagramのリーチは、なぜ大事なのか?

Instagramにおいてリーチを増やすべき理由は、アカウントのリーチ数が伸びるほど新しいユーザーに自身のことを知ってもらえるからです。

Instagramでどれだけ素晴らしい投稿を残し続けても、閲覧してもらえなければ意味はありません。

自身のことを知らないユーザーへリーチをどんどんと拡大していくことで、あなたのアカウントの認知度は向上していくでしょう。

また、初めてあなたを知ったユーザーからのインプレッションやエンゲージメントを狙うことで、もっと多くのユーザーにアカウントの存在を広められるのもリーチ拡大を行うメリットの一つです。

フォロワーや閲覧してくれるユーザー層を広げるのに、リーチ拡大は必要になると考えておきましょう。

Instagramリーチを確認する

Instagramの「リーチ」「インプレッション」「エンゲージメント」のそれぞれの意味と重要さは前章で理解頂けたかと思います。

では、そんな重要な数値はどこで確認すれば良いのでしょう。
本章では「リーチ」の確認の仕方についてご紹介します。

Instagramをプロアカウントに切り替える

Instagramのリーチ数を確認するためには、プロアカウントへ切り替える必要があります。

プロアカウントとは、ビジネスや創作活動にInstagramを活かせるように機能が拡張されたもので、会社や店舗用のビジネスアカウントと、表現者やクリエイター向けのクリエイターアカウントがあります。

リーチ数を見るために必ず必要になりますので、まだ作成してない方は下記のリンクから作成しましょう。

ビジネスアカウントを作成する

すでにプロアカウントをお持ちの方は、Instagramトップ画面にある設定からアカウントを切り替えましょう。

Instagramインサイトにアクセスする

ビジネスアカウントへの切り替えが完了したら、インサイトへアクセスして下さい。

インサイトは、アカウント・投稿に対するユーザーの反応が数値化して確認できるInstagramで唯一の計測機能です。

ビジネスアカウントを所持している方であれば、無料で使用できるので多くのユーザーがアカウントの動向分析をする際にインサイトを利用しております。

アカウントへのリーチを見る方法

まずはアカウントトップにある「インサイト」をタップしましょう。

画面が切り替わると、上部にリーチ数が表示されます。

もっと詳細に知りたい場合は、「リーチしたアカウント数」をタップすることで、より詳細なリーチ情報が表示されます。

  • 上位の都市
  • 上位の国
  • 上位の年齢層
  • 性別
  • フォロワーとフォロワー以外の人数・割合

上記にある情報が確認できるので、自身がどの層に人気があるのかを把握できます。

ファンとなってくれるユーザーの傾向を掴んで、リーチ、フォロワーを増やしていくInstagram運営を行いましょう。

投稿へのリーチを見る方法

投稿のリーチ数を確認する場合は、自身の行った投稿の左下にある「投稿インサイト」をタップします。

画面が切り替わると、アカウントと同じように「リーチしたアカウント数」が表示されます。

より詳しい情報を知るためには、画面を下へ下へとスクロールを行いましょう。
リーチしたアカウントがフォロワーなのか、フォロワー外なのかを確認できます。

フォロワー外からも見られていると感じた場合は、投稿自体を広める工夫を施しましょう。

Instagramのリーチを増やすコツ

Instagramのリーチはアカウントを多くのユーザーに認知してもらうため、必要なことです。

しかし、インサイトを確認してもなかなか伸びない・・・と思うこともあるでしょう。

そこでInstagramのリーチを増やすコツを本章では公開します。

ハッシュタグをつけて投稿する

より多くのユーザーに投稿を届けるため、ハッシュタグを用いた投稿を行いましょう。

ハッシュタグとは言葉の前に(#)をつけることで、その言葉に対して興味を持っているユーザーに投稿を届けやすくする機能です。

Instagramではキーワード検索が導入される前は、ハッシュタグ検索が最も用いられてた検索方法でした。

Google検索をもじった「ググる」と同じように、ハッシュタグをつける「タグる」が主流だったInstagramでは、2022年の時点でもハッシュタグを最大限に活かした投稿が多く残されています。

自身のターゲット層が一番検索しそうなハッシュタグを選定して、魅力ある投稿を残しておきましょう。

様々な投稿方法を使ってアピールする

Instagramにはそのときの気持ちを一瞬でアピールするストーリーズ、短尺でノリノリの動画が撮れるリール、ライブ配信が行えるInstagramライブなど、様々な投稿方法が存在します。

種類によって閲覧するユーザーの年齢層や性別が変わってくるため、多くの投稿方法を試すことで幅広いユーザーからのリーチが狙えます。

また、投稿ジャンルによっては見ず知らずのユーザーの「発見タブ」に自身の写真・動画を並べることもできますので、挑戦して損はないでしょう。

リーチ後の知名度の獲得のために、様々な投稿方法を試しましょう。

ユーザーとコミュニケーションを取る

ユーザーとのコミュニケーションを図るため、こちら側から気になるユーザーに「いいね・コメント・シェア」などアクションを行いましょう。

コミュニケーションを取ることで、「自身の投稿に反応してくれたアカウントだ」とユーザーが認識をし始め、お返しの気持ちを込めてあなたの投稿やプロフィールに訪れる場合があります。

その際に投稿自体を気に入ってくれれば、「シェア」を行って他のユーザー達にも広めてくれるでしょう。

シェアによってあなたの投稿が広がれば、より多くのユーザーに投稿・プロフィールがリーチしやすい状態になります。

だからこそ、ユーザーとのコミュニケーションを図るのは重要になります。

投稿の頻度を増やす

様々なユーザーに見て貰えるように、投稿の頻度を増やしましょう。

増やすと言っても毎日何回も投稿する必要は無く、1日1回、2日に一回のペースで充分です。

余りにも投稿頻度を増やし過ぎると、フォロワーがフィード欄であなたの投稿しか見れなくなり「ユーザーの不快感」を招いてしまう危険性があるからです。

フォロワーに嫌われてしまっては、リーチ率はおろかインプレッション率やエンゲージメント率も下がってしまうでしょう。

3つの指標を漏れなく獲得するためにも、ユーザー側に「丁度良い」と思われる頻度で投稿を増やしましょう。

投稿時間を揃える

投稿の頻度と同じく重要になるのは、「投稿時間」です。

ユーザーが最もInstagramを使用する時間帯を狙って投稿して、リーチ率の上昇を狙いましょう。

現状、Instagramを使用するユーザーが多い時間帯は・・・

  • 「通勤時:7時から10時」
  • 「お昼休み:12時から14時」
  • 「帰宅後:19時から22時」

など暇になってスマートフォンを触りたくなる時間です。

ユーザーの余暇時間に合わせて、思わず見たくなってしまう投稿を残しましょう。

また、自身のインサイトを確認してユーザーが最も見てくれている時間帯に投稿を残していくのもおすすめです。

ユーザーの発見タブに載ることを目指す

発見タブとは、ユーザーそれぞれにInstagram側がおすすめ投稿をレコメンドして並べる画面のことを指します。

ユーザーの発見タブに乗ることができれば、リーチは凄く伸びていくでしょう。

発見タブに残りやすくなるアルゴリズムは明確に明らかになっていませんが、活発にアカウントが動いていると認識させれば、発見タブに表示させやすくなります。

普段からのInstagram運営で「リーチ・インプレッション・エンゲージメント」の数を集めていき、Instagram側のアルゴリズム評価を高めましょう。

リポスト・メンションをしてもらう

自身の投稿を引用してもらうリポストや、投稿自体に自身のユーザーネームを入れてもらうメンションをフォロワーにして貰う工夫を施しましょう。

メンションやリポストは「シェア」と同じように、自身がまだ知らないユーザーへ投稿を届けられます。

自身の投稿にユーザーがリアクションしたくなる「特典」をつけることで、ユーザーが気軽にリポスト・メンションを行える状態にしましょう。

広告を利用する

ビジネスアカウントでは、有料でInstagram広告を出せます。

Instagram広告は自身のターゲット層に絞って広告を見せられたり、通常の投稿と同じように表示することで広告感を減少させてくれます。

気になる広告運用費も他の広告と比べて安価なので、幅広いリーチを獲得したい場合にはおすすめの方法でしょう。

まとめ

Instagramを伸ばすためには、抑えておきたい指標の1つである「リーチ」。

それ以外にもInstagramには大事なキーワードがあると分かりました。

  • リーチ・・・投稿、アカウントを見れくれたユーザーの「人数」
  • インプレッション・・・投稿が表示された「回数」
  • エンゲージメント・・・ユーザーが「アクション」を残してくれた回数

今回お話しした「リーチ」は、Instagramアカウントの認知度を高めていくのに重要な指標です。

リーチが増えれば増えるほど、あなたのアカウントは多くのユーザーに知れ渡りフォロワーも獲得しやすくなるでしょう。

Instagramのリーチで悩んでいる方は、ぜひリーチを伸ばしていくことを目指してください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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