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MEO対策の集客効果を上げる5つの施策をご紹介

時間やお金など、あらゆるコストをかけてMEO対策をするからには、確実に集客効果を高めたいと思う事業者の方は多いはず。
そこで本記事では、MEO対策に集客効果がある理由や集客効果を得やすい業種と併せて、すぐに始められる集客効果を高める5つの施策をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。

MEO対策とは

MEO対策の集客効果

MEO対策とは、Googleで「新宿 居酒屋」などと「地域名×サービス名」「地域名×業種」で検索をした際にマップと一緒に表示される店舗情報の表示順位を対策することです。
マップと一緒に表示される店舗情報はGoogleビジネスプロフィールというGoogleが無料で提供するツールで編集ができ、このGoogleビジネスプロフィールを最適化して、検索結果で上位表示を目指します。

MEO対策の集客効果を得やすい業種

MEO対策はGoogleマップの対策なので、MEO対策の集客効果を得やすいのは地域密着型の店舗です。
飲食店や病院、歯科、内科、整体などは分かり易い例ですが、幼稚園や保育園も地域密着型に該当します。

  • 家からどれくらいでいけるのかな
  • 送迎バスってあるのかな
  • 最寄り駅からどれくらいだろう

などといった理由でGoogleマップで検索される店舗は、MEO対策の集客効果を得やすいと考えて良いでしょう。

ですので、MEO対策の集客効果を得やすい業種は、歯科や病院、整体、美容院、不動産、車販売、ジム、スーパー、レジャー施設、宿泊施設、学習塾、便利屋、買取業、修理業、福祉施設などが挙げられます。

SEO対策との集客効果の違い

ここ数年のSEOは、「E-E-A-T」という「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」が重要視されています。
簡単にいうと、その業界に詳しく経験があり知名度もある人が作成した正しそうな情報が掲載されているサイトが評価されるということです。

もちろんSEO対策をし、上位表示できた場合には集客効果を得られるかと思いますが、大手が競合にならないMEO対策とは違い、SEO対策は上位が予約サイトや複数店舗持ちの大手などに取られてしまうため、特に飲食店、医療、美容院、不動産、宿泊施設などの有名予約サイトやまとめサイトがある業種は、SEO対策で上位表示すること自体が難しいでしょう。

SEOは主に「のどの痛みを解消したい」「痩せたい」「効果を知りたい」「料金を知りたい」などの、知識を付けたり言葉の意味を知りたい時などに利用します。
そのためもし店舗がSEO対策を行うとしたら、「新宿 ジム」「新宿 歯医者」というローカル検索のキーワードではなく、「座ったまま 腹筋」「ホワイトニングの相場」などノウハウや費用などを解説するキーワードでの対策がおすすめです。
HPを見てもらうきっかけを作るために、このようなキーワードで上位表示を獲得する場合は、SEO対策もおすすめです。

MEO対策の集客効果が高い3つの理由

この章ではMEO対策の集客効果が高い理由について解説していきます。
主な理由は以下の通りです。

  • ①Googleがローカル検索を重要視している
  • ②スマートフォンによるマップ検索数が多い
  • ③マップ検索するユーザーが増加している

それでは、それぞれの理由について解説していきます。

Googleがローカル検索を重要視している

1つ目の理由はGoogleがローカル検索を重要視していることにあります。
Googleは2014年頃に、スマートフォンのGPS機能を利用した「地域名+サービス名」や「近くの○○」というキーワードで検索できるアルゴリズム(ベニスアップデート)を導入しました。
ローカル検索を推奨する動画やCMも何本も作られたことで、徐々にローカル検索方法が人々の間に浸透していきました。

このアップデートは、当時の携帯電話やスマートフォンなどモバイル端末の急速な普及により、ローカル検索を行うユーザーが増え始めたからだと考えられています。

スマートフォンによるマップ検索数が多い

2つ目の理由は、スマートフォンによるマップ検索の多さです。
現在、およそ9割の人がスマートフォンを所有し、そのスマートフォンで検索されている内容はマップ検索が上位を占めています。
スマートフォンでは即時性の高いものが検索される傾向にあり、ユーザーは外出先で今すぐ行きたい場所を探すことからマップ検索の需要が高くなっています。

このことから、MEO対策はマップ検索するユーザーのニーズに合った集客方法といえます。

マップ検索するユーザーが増加している

3つ目の理由は、マップ検索するユーザーの増加です。
近年のスマートフォンの急激な普及に伴って、Googleマップ検索を利用して店舗を探すユーザーが多くなっています。その影響でGoogleビジネスプロフィールにアクセスするユーザー数も年々増加しています。
2016年のGoogleの公式ブログによると、スマートフォンでローカル検索をしたユーザーの76%は、24時間以内に店舗に行き、その検索の28%は実際の購入に繋がっていることが分かりました。

つまり、ローカル検索するユーザーは来店の意欲や購買意欲が高いので、MEO対策を行い、マップ検索の上位に表示されることで実際の集客に繋がりやすくなるのです。

集客につなげるために知っておくべきMEOの仕組み

MEO対策で確実に集客に繋げるためにはGoogleのアルゴリズムを理解しておく必要があります。 Googleは、マップ検索に表示される順位は以下の3つの仕組み(アルゴリズム)で決定されると公式に発表しています。

  • 関連性
  • 距離
  • 視認性の高さ

関連性とは、GoogleビジネスプロフィールやWeb上の店舗情報と検索されたキーワードとの関連性のことを指します。
距離とは、検索したユーザーの現在地と店舗の距離、検索語句の地名と店舗の距離を指します。
視認性の高さとは知名度のことを指し、企業の規模を問わず、ユーザーに多く検索された店舗や施設などが上位に表示されます。

それでは、それぞれの要素について次の章で詳しく解説していきます。

MEO対策の集客効果を高める5つの施策

最後に本題の集客効果を高めるやり方を5つご紹介します。
どれも重要な施策ですので、ぜひ身に着けてMEO対策の効果を高めていきましょう。

集客できるキーワードにする

まず、キーワードについてです。
例で原宿駅近くの渋谷区にあるカフェの対策キーワードを考えてみましょう。

Googleマップの検索結果は、「検索キーワードとの関連性や距離」も順位に影響しているため、同じ渋谷区でも原宿と渋谷で検索すると検索結果が異なります。
そのため、もし原宿にあるカフェが「渋谷 カフェ」「渋谷区 カフェ」と対策をしても、
そもそも検索結果の位置がずれているため上位表示が難しくなってしまいます。
また、「渋谷 カフェ」「渋谷区 カフェ」の検索結果が渋谷駅に近いということは、検索ニーズが「渋谷駅に近いカフェ」なので、もし、原宿にあるお店が上位表示できても距離があるため実際の集客には繋がりにくいでしょう。

もしも、「渋谷区」「渋谷」のように広い地域名を対策キーワードにしている場合は、自社の検索結果を確認し、キーワード設定の見直しを考えてみましょう。

▼MEO対策のキーワードについて詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meo_keyword/

集客できる計測地にする

計測地とはMEO対策の順位を計測する場所の事を指し、通常は来店するであろうユーザーが検索する場所を選択します。
例えば、先ほどの「渋谷 カフェ」の計測地を渋谷区と新宿区でそれぞれ検索してみると検索結果が異なります。

これは、前項にも出てきた「距離」が関係しています。
渋谷駅近くにいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると現在地の近くの店舗が表示されます。
一方、新宿にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると現在地とは関係なく、「関連」「視認性の高さ」「検索キーワード「渋谷」との距離」で評価された順位で店舗が表示されます。

来店するであろうユーザーが検索する場所を考慮し、計測地を変えて対策していきましょう。

▼MEO対策の計測地について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meoalgorithm/

MEO対策の表示順位のアルゴリズムを理解して上位表示する

適切なキーワードと適切な計測地を選べたらそのキーワードで上位表示を目指していきます。
上位表示を目指すにはMEOのアルゴリズムを理解することが重要です。

MEO対策で対策する「ローカル検索」の検索結果は、【関連性・距離・視認性の高さ】の3つで表示順位が決まると、Googleは公表しています。

関連性とは、Googleビジネスプロフィールと検索キーワードとの関連性を指します。
例えば、「渋谷 カフェ」という検索キーワードだった場合、検索結果にディズニーランドが表示されることはありません。
それは検索キーワードとの関連性をGoogleが参考にしているからです。

距離とは、店舗と検索ユーザーの現在地との距離と、店舗と検索キーワードの地名との距離のことを指します。
例えば、渋谷駅にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると、現在地近くのカフェが表示されます。
ですが、新宿にいる方が「渋谷 カフェ」と検索すると渋谷駅周りのカフェが表示されます。
また、「渋谷 カフェ」の検索結果に千葉にあるディズニーランドが表示されないように、Googleは「渋谷」に近いカフェかどうかも同時に見ています。

視認性の高さとは、オンラインとオフラインでの知名度のことを指します。
例えば、「渋谷 カフェ」と検索をすると3番目に喫茶店ルノアールが表示されます。
喫茶店ルノアールは、記事投稿もメニューも登録がありません。写真や口コミも他と比べると少なめです。ですが、8位にも別店舗が表示されているなど、知名度が順位に影響していることが分かります。
※知名度だけで上位表示している訳ではなく、上位表示の一つの理由に知名度が関係することもある程度です。

▼MEO対策のアルゴリズムについて詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/meoalgorithm/

魅力的なGoogleビジネスプロフィールを作る

適切なキーワードと適切な計測地を選んで上位表示しましょうと前項でお伝えしました。これらの要素ももちろん大切ですが、MEO対策の本来の目的はマップ上で上位表示させることではなく、ビジネスプロフィールから集客につなげることです。
そのため、小手先のテクニックばかりに頼ってしまうと、ユーザーが惹かれないGoogleビジネスプロフィールになってしまいます。
だからこそ、MEO対策で重要なのは、閲覧したユーザーが思わず来店したくなる魅力的なビジネスプロフィールづくりを目指すことです。

先ほどから出ている「渋谷 カフェ」で1位を獲得しているカフェは、
写真も口コミも沢山あるのに、記事投稿をしたりメニューを料金と一緒に登録しています。

検索するユーザーが考える、

  • 「どういう店内なんだろう」
  • 「どういうメニューなんだろう」
  • 「どれくらいの金額なんだろう」
  • 「本読んだりできるかな」
  • 「どういうお客さんが多いかな自分場違いにならないかな」

といった疑問がほとんど解決できるGoogleビジネスプロフィールになっています。
ユーザー目線の情報を提供している点だけでも魅力的ですが、料理や店内の写真も掲載しておけば、おいしそうでおしゃれでキレイな雰囲気が伝わり、さらに魅力的なプロフィールになります。

大事なことなので繰り返しますが、上位表示にこだわりすぎずに、魅力的に見えるGoogleビジネスプロフィールを作ることが集客効果を得るためのポイントです。

口コミを集めて丁寧に返信する

引用元:PR TIMES

最後は口コミ対策です。
口コミは商品購入やサービス利用に大いに影響します。その影響力は年々増しているため、口コミを増加することが集客に影響すると言えます。
そして、集めるだけでなく返信まで行えるのがGoogleビジネスプロフィールの口コミ機能です。

口コミはお客様に直接「口コミ投稿のご協力お願いします」とお声がけするなどをして集めていきましょう。
そして投稿してくれた口コミには、たとえどんな内容でも丁寧に返信し感謝を伝え、お客様とコミュニケーションをとっていきましょう。
例えば、痛みの少ない歯科治療を検討しているユーザーが口コミを見た際に、「この歯科の院長先生は口コミの全てに返信しているし、言葉選びからして優しそう」、「痛みが少ないって口コミにあるし行ってみよう」と判断してくれます。

お店の良さを伝えるために、口コミを集めて全てに丁寧に返信していきましょう。

▼口コミを増やす方法について詳しく見る
https://media.meo-taisaku.com/meo-know-how/google-business-profile_how_to_increase_to_reviews_on_google/

もっと集客効果をアップさせたいなら

ここまですぐに始められるMEO対策について紹介しました。
しかし、MEO対策を施策する時間が取れない、自社のスタッフのみで運用していくのは難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。 そんな方には弊社・株式会社トリニアスが提供するMEO対策サービス・MEOprimeがおすすめです。

MEOprimeは完全成果報酬型なので、一定の効果が現れなければ、依頼者様の費用負担は一切ありません。つまり、コストをかけずにMEO対策サービスを始めることができるので、初めてMEO対策サービスの導入を検討されている方にもお気軽にお試しいただけます。

しかし、低コストで始められるからといって、MEOprimeは対策の内容や質が悪いわけではありません。
これまで4,000社以上の企業様に当サービスを導入いただき、96%もの上位表示率をほこる実績があります。
また弊社ではただ上位表示させるだけでなく、Googleビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの来店意思を促すために、

  • 魅力的なHP・LPの制作
  • 店舗の比較に活用される口コミへの対応
  • 絶大な訴求力のあるストリートビューの撮影

などを施策しているのが特徴です。
Googleビジネスプロフィールの登録から自社に合ったプロフィールの最適化など、幅広くサポートいたします。
ぜひ弊社のMEOprimeの導入をご検討ください。

MEO対策の集客効果を上げる施策のまとめ

今回は、MEO対策の集客効果を上げる方法について解説しました。集客効果を高めるには様々な施策を講じることが重要です。
もしも、MEO対策にかかる労力や人員の確保、作業時間などをなるべく抑えながら集客効果をアップさせたい場合は、弊社・株式会社トリニアスが提供するMEO対策サービス・MEOprimeがおすすめです。
MEO対策についてプロの意見を聞きたい、自社に合ったMEO対策方法を知りたいという方はお気軽に弊社までお問い合わせください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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