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【セミナーレポート】“店舗集客に繋がる”Googleビジネスプロフィールを使ったブランディング実践セミナー

弊社の井波が6月16日にオンラインセミナーを行わせていただきました。今回は、ブランディングとMEO対策について解説させていただきました。
ブランディングの実践方法や、MEO対策の導入方法をGoogleビジネスプロフィールを用いてわかりやすく解説しましたので、その模様をダイジェストでお届けします。

今だから振り返る経営の基本

経営の基本の3点

経営の基本の3点は以下の通りになります。

テーマ:店舗の「主題」
ターゲット:理想のお客様
コンセプト:テーマを実現するための要素

それでは次にテーマ、ターゲット、コンセプト、それぞれの詳細を振り返ってみましょう。

自店のテーマとは

テーマとは店舗の顔となる部分であり、ブランディングを行う上で最も重要な要素です。
しっかりとテーマ決めを行うことで他店との差別化を図ることができます。 お店を通じてお客様にどんな体験をしてほしいのか?がカギとなります。

ターゲットとターゲット設定

ターゲットとは自店の理想とするお客様の大まかなイメージを指します。
“どんなお客様にサービスを提供しているのか、したいのか”を明確に言語化することで、ターゲットに合ったサービスに近づくことができます。また、店舗の軸が一貫しているかを判断する材料にもなります。

そして、「ターゲット設定が大事」とは、よく聞きますがなぜ大事なのか、それは“集客効果のアップ”と“サービスの向上”に繋がっていくからです。
お客様に自店のファンになっていただき、リピートしていただいて、口コミを広めていただく、この流れが新規顧客の発生へと繋がっていきます。

また、一度、設定したターゲットは定期的に見直すことが必要です。年に一回でも良いので、店舗のサービスの軸がぶれていないか、時々、振り返ってみましょう。

ブランディングの実践

自店のテーマの振り返りとペルソナ設定

それでは、実際に自店のブランディングを行っていきましょう。
まず、ブランディングとはブランドを作る、構築するという意味の言葉で、「テーマ」と「コンセプト」を掛け合わせたものになります。

ここで自店のテーマを改めて明確化してみます。
ご自身が店舗を立ち上げた当時を振り返ってみるとヒントが見えてきます。お客様にどんな体験をしてほしくて始めたのか、どんなことを成し遂げたいお店なのかというのが大事なポイントとなってきます。

自店のテーマの振り返りが完了したら、次は、ペルソナ設定をしていきます。ペルソナ設定というのは、前の章でご説明いたしましたターゲット設定(大まかな顧客像)をより細かく具体的にしていくことです。
ターゲットをより細かく深堀りしていき、ペルソナを作っていきます。

ペルソナとは

よく、自店の理想のお客様を作るというのがペルソナであるといわれていますが、これは半分正解で半分間違いです。
なぜなら、“自店の立場から見た”ペルソナを設定する場合と“お客様の立場から見た”ペルソナを設定する場合でかなり違いがあるからです。

“自店の立場から見た”ペルソナを設定してしまうと、お客様の意思や感情が反映、考慮されていないことが多くなってしまいます。その結果、集客に繋がらない可能性が高くなってしまいます。

“お客様の目線から見た”ペルソナの設定

お客様の立場からペルソナ設定するとお客様の思考や感情を考慮したサービスを考えられます。
お客様は、どんな感情で、何に惹かれて、どんな時に来店(利用)してくれるのか、これらを事細かに作成することで強い訴求が見込めるようになります。

ペルソナ設定の具体的な方法としては自店の常連さんにフォーカスする方法です。そこから逆算してペルソナ設定する方が分かりやすくて効果的です。その常連さんを細かくリサーチすることで、その人に向けたサービスを展開することができます。
まだ常連さんがいないという場合は、ターゲットイメージから架空のペルソナを作成してみましょう。

ペルソナ設定が完了しましたら、次は自店のコンセプトを振り返ってみましょう。
事業コンセプト(自店を一言で表すなら?)、市場(立地から見た自店の価格帯とは?)、ターゲット(理想のお客様像は?)など、様々な視点から振り返ることが大切です。

自店のコンセプトの振り返りも年に1回は定期的に行い、改善してみましょう。

Googleマップ集客

どうやって認知を広げればいいのか

では、具体的なペルソナ集客をするにはどのようにすれば良いでしょうか。
集客には様々な方法があり、SNS、SEO、マップ、チラシ(オフライン広告)などがあります。今回はGoogleマップからの集客方法(MEO対策)に焦点を当てていきます。

Googleマップ掲載でもたらされる効果として、マップに表示されやすくなることで理想のお客様が来店しやすくなります。
そして、ブランディング効果が得られやすく、新規顧客とリピーターの来店率アップに繋がります。

自店をGoogleマップに表示させるにはGoogleビジネスプロフィールの登録が必要になります。 現在、ご自身でGoogleビジネスプロフィール作成・運用されていない場合は、ぜひ作成してみましょう。
作成方法はこちらの記事をご覧ください。

マップからの集客(MEO対策)について

まずは、MEO対策についてご説明いたします。
MEO対策はクオリティマーケティングといわれていて、成果が出る保証はありませんが、安価で徐々にファンを増やしていくマーケティング手法です。SEOもこの手法に含まれます。

次にMEOのメリットですが、MEOは地図上に検索結果がSEOより上位に表示され、お客様の目に止まりやすいという大きなメリットがあります。
ちなみに、MEOに表示されるには実店舗を持っているということが条件になります。

お客様が自店のGoogleビジネスプロフィールに辿りつくまで

Googleのユーザーの84%は場所と目的で検索する“間接検索”を行っています。(例:「高田馬場」「ラーメン」で検索)

マップ上で場所と目的を検索して自店のGoogleビジネスプロフィールを見つけてもらいます。そして、お客様はGoogleビジネスプロフィールで営業時間や投稿記事、口コミ、Q&Aなどを確認します。
興味を持っていただけたら問い合わせやホームページへの訪問、実際の来店へと繋がっていきます。

検索された時点で結果の10位内に表示されていればとても大きなチャンスになるので、自店の検索結果の順位にも注目していきましょう。

本日のまとめ

1.経営の基本
・テーマ、ターゲット、コンセプトを明確にする
・定期的に振り返って改善する

2.ブランディング実践
・自店に合ったテンプレートを利用する
・こちらも定期的に振り返って改善する

3.Googleビジネスプロフィール
・高い頻度で更新をして情報を発信していく
・SNSと紐付けしてファンを増やすことで競合他社との差別化を図る

質疑応答

Q.ペルソナを振り返るタイミングはどれくらいが適切でしょうか?

A.セミナー内では、最低でも年に1回の振り返りをお勧めしましたが、もし、可能であればシーズン毎に振り返ることが望ましいです。
例えば、急な気温の変化などがあった場合、お客様はどういった感情を抱いて、どういった変化が生まれるのかという点に着目することが大切です。そこまで考えることが、結果的にペルソナの感情を考慮することに繋がります。

Q.MEO対策でペルソナを活かすとしたらどんな方法が良いでしょうか?

A.競合他社と差別化するために、基本的なサービス情報を掲載するのはもちろん、注目されやすいトピックを立ち上げると効果的です。
ペルソナに訴求しやすい内容のキャンペーンを主軸として情報発信する方法が良いでしょう。

Q.MEOの投稿とSNSの投稿は同じ内容でも良いのでしょうか?

A.基本的に問題ありません。MEOもSNSも投稿が同じ内容である方が継続しやすい場合はそちらの方法をおすすめいたします。
MEOにSNSの投稿の一部を掲載して、URLからSNSに誘導させるという効果的な方法もありますので、ぜひご参考にしてみてください。

最後に

今回のオンラインセミナーでは、MEO対策、自店のブランディングとしてGoogleビジネスプロフィールの具体的な活用方法などについてお話しました。Googleビジネスプロフィールの登録情報を充実させれば集客へと繋がりやすくなります。
もし、登録情報の作成が難しい、効果的な投稿内容が分からないという方は、ぜひ弊社にご相談ください。

弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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