今回はGoogleストリートビューの更新頻度について解説していきます。
Googleストリートビューでは日本のみならず、世界中のほとんどの場所を見れるようになりました。
しかし、「この場所には新しくお店が入ったはずなのに、ストリートビューに反映されてない」と、Googleマップと実際の場所が異なっている場面に遭遇した方も多いと思います。

Googleストリートビューは、

ストリートビューカーなどで実際に道を走って撮影(全国を順番に回っている)
        ↓
撮影した画像に特殊な加工をして公開

というプロセスをたどるため、公開されたストリートビューと実際の現地の様子とはタイムラグがあります。

本記事では、Googleストリートビューが最新の画像に更新されるまでの目安、個人でストリートビューの画像を撮影・更新する方法についてもお伝えしていきます。。

Googleストリートビューの撮影の種類

Googleストリートビューの撮影方法は2種類あります。

  • Googleのストリートビュー撮影車などで撮影したもの
  • 個人ユーザーが撮影したもの

この章では、Googleで撮影したもの、個人のユーザーが撮影したものについてそれぞれ解説していきます。

1.Googleのストリートビュー撮影車などで撮影したもの

まず、Googleがストリートビュー撮影の専用車や徒歩などで撮影したものについてです。

引用元:Google公式サイト

Googleのストリートビュー撮影車は車の屋根に360度カメラを搭載したもので、都市部などを撮影しながら走行しています。
車が乗り入れできない場所(狭い路地や屋内、山間部など)には「トレッカー」という、撮影機材をバックパックのように背負ったスタッフが徒歩で撮影しています。

引用元:Google公式サイト

本記事を読んでらっしゃる方の中には、たまたま撮影車とすれ違い、ストリートビューにご自身の姿が写り込んでいたという経験をされた方もいらっしゃるかと思います。
個人の顔や家の表札、車のナンバープレートなど個人情報に関わるものはぼかし加工をしてプライバシーを保護しています。ですが、もしも、加工が充分でない画像を見つけた際はGoogleに報告しましょう。

Googleストリートビューのぼかし加工についてはこちらの記事もご参考ください。

2.個人ユーザーが撮影したもの

次に、個人のユーザーが撮影したストリートビューについてです。
これは、360度カメラや機材などを購入またはレンタルし、撮影や編集、投稿までのすべてを個人で行う方法です。
個人でのストリートビューの撮影は、自社の社内環境の紹介に使われているケースが多く、店舗や公共施設、クリニックなどで頻繁に取り入れられています。
しかし、この方法は撮影や編集の技術、時間的な余裕がないと難しいでしょう。

そこで、自社で撮影が難しいという場合は、Googleストリートビューの撮影代行業者に依頼してみると良いでしょう。ストリートビューの撮影以外にGoogleビジネスアカウントの設定などもサポートしてくれます。

Googleストリートビューの更新頻度はどのくらいなのか

Googleストリートビューの更新頻度は公表されていないため、正確な月数・年数はわからないのが現状です。
しかし、おおよその目安は予想することができます。

  • 人口の多い都市部・・・1年で更新
  • 人口の少ないのどかな町・・・2~3年で更新

このように、Googleストリートビューは場所によって更新頻度が異なります。

更新頻度を知るには「タイムマシン機能」を使う

タイムマシーン

気になる場所の周辺のストリートビューが、どのくらいの更新頻度かを予想するには「タイムマシン機能」を使うと便利です。
タイムマシン機能とは、いままで撮影されたGoogleストリートビューの履歴を見ることができる機能のことです。
タイムマシン機能を使う方法は、まず、気になる場所のGoogleストリートビューを表示します。
そして、左上の「ストリートビュー 〇月〇〇年」と書かれているそばに時計マークがある場合、そこをクリックします。
(※時計マークが出ていない場合は、その場所の過去のストリートビューがないか、タイムマシン機能がまだ備わっていないか、Google以外の一般の方が公開したストリートビューか、のいずれかになります。)

Googleストリートビュータイムマシン機能

すると小さなウインドウが表示され、その場所の過去のストリートビューを見ることができます。
例として、弊社・株式会社トリニアス付近のGoogleストリートビューのタイムマシン機能をONにしてみましょう。
すると、2008年~2021年の間に何度もストリートビューが更新されていることがわかります。

Googleストリートビュータイムマシン機能②

一方、地方のとある場所で同じくタイムマシン機能を確認してみると、こちらは1度のみの更新になっています。

Googleストリートビュータイムマシン機能③

このようにタイムマシン機能により、おおよその更新頻度を把握することができます。
人口の多い都市部や人が多く集まる観光地などでは、道沿いの店舗の入れ替わりや新たな建物の建設などが頻繁に行われます。景色が変わりやすいため、Googleストリートビューの更新頻度も高い傾向にあるのです。

更新頻度についてはGoogleは公式に発表していません。しかし、今後、撮影する予定の地域についてはサイトで公開しています。気になる方は下記のサイトをチェックしてみてください。

→Google公式サイトで撮影予定を見る

Googleストリートビューを最新の状態に修正するには?

Googleストリートビューのタイムラグにより、実際の現地の様子と公開されているストリートビューに違いがある場合、以下の3つの方法で修正することができます。

  1. 1.新たなストリートビューを投稿する
  2. 2.Googleに修正を依頼する
  3. 3.次の更新まで待つ

①新たなストリートビューを投稿する

まず、新たなストリートビューを投稿する方法です。こちらはもっとも時間がかからない方法といえます。
360度パノラマ画像が撮影できるカメラと、Googleストリートビューのアプリを使って、新しいストリートビューを作成し投稿する方法です。

ストリートビューは自作することもできます。例えば、店舗やクリニックなど「内装を見せる(開示する)ことでビジネスをアピールできそうな場所」のオーナーであれば、Googleストリートビュー認定フォトグラファーに依頼して、外観のみならず室内を含むストリートビューを撮影しても良いでしょう。

ストリートビューが完成しネット上に公開すれば、数時間~数日で最新のストリートビューに変更することができます。(作成には10日間くらいかかります)

②Googleに修正を依頼する

次はGoogleに修正を依頼する方法です。以前とは別の店舗などに変わっている場合は、Googleマップより報告ができます。
Googleアカウントでログインした状態でGoogleマップを開き、報告したい場所を地図上でクリックしてその場所にピンを立てます。 ピンが立ったら左側の詳細欄の「情報の修正を提案」をクリックします。

すると、次の画面で具体的にどこが間違っているのか聞かれます。
それぞれの項目がクリックできるようになっているので、間違いのある箇所をクリックし、新しい情報に修正して「送信」します。
このように、Google側に「この場所の情報を修正してほしい」という報告ができます。

ただし、あくまで報告だけで、いつストリートビューが修正されるのかは明確になっていません。

③次の更新まで待つ

そして、何も行わず次の更新まで待つ方法です。
本記事の最初にもお話ししましたが、Googleストリートビューは都市部であれば約1年、地方ののどかな場所であれば約2~3年の頻度で更新されます。
実際の様子とGoogleストリートビューに違いはあるものの、特に緊急性がない場合は、気長に次の更新を待ちましょう。

以上がGoogleストリートビューを最新の状態に修正する方法となります。

Googleストリートビューを個人で撮影・更新する方法

Googleストリートビューは個人で撮影・更新ができます。主な撮影方法は以下の2つです。

  1. 360度カメラで撮影する方法
  2. アプリで撮影する方法

この章では、ご自身でGoogleストリートビューを撮影・更新する方法について解説していきます。

1.360度カメラで撮影する

1つ目は、360度カメラで撮影する方法です。
まず、互換性のある専用のカメラを用意します。専用カメラは購入もできますが、レンタルすることも可能です。自社の状況に合わせて比較検討してみると良いでしょう。

360度カメラは数種類ありますが、中でもリコー社のシータというカメラが一般的によく使われています。コンパクトなサイズで重さは約100g台と軽量なので気軽に持ち運べます。

引用元:シータ製品サイト

その他、互換性のあるカメラについてはGoogleの公式サイトでも紹介しています。
撮影は各カメラのナビゲーションに従って行います。撮影後は、スマホやPCに転送したり、ストリートビュー専用のアプリで編集できます。

撮影方法の詳細についてはこちらの記事もご参照ください。

2.アプリで撮影する

2つ目は、アプリで撮影する方法です。
ストリートビュー撮影専用のアプリがあれば、360度カメラを用意していなくてもストリートビューの画像を撮影できます。

まず、ストリートビューのアプリをスマホにインストールして撮影を行います。撮影が完了したらご自身のGoogleアカウントから投稿しましょう。
自作したストリートビューは投稿した直後にWeb上に反映されるのではなく、Googleの審査が入ります。審査に通過したあと、ご自身が撮影した画像が初めてGoogleストリートビューとして一般公開されます。
審査にかかる期間は公表されていません。こまめにGoogleマップをチェックしながら、ご自身の撮影したストリートビューの画像が公開されるのを気長に待ってみましょう。

3.Googleストリートビューを投稿・更新する方法

最後に、Googleストリートビューを投稿および更新する方法について、実際のGoogleマップの画像を用いて紹介していきます。
ご自身で撮影した画像は、あとから更新や修正ができます。

まず、ご自身のGoogleアカウントにログインし、Googleマップを開きます。

左上のメニューアイコンより、[自分の投稿] をクリック。

[投稿する] タブで、[マップに写真を追加] をクリックします。(※このとき、[ロケーション履歴をオン]に します)

スマートフォンで撮影したストリートビューの画像を選択→画面上部にある紙飛行機のマークをクリックして投稿は完了です。

Googleストリートビューで店内の様子や店舗までの道順を事前に公開したり、写真を最新のものに更新したりする活用方法がおすすめです。効果的に利用することで、来店へと繋がりやすくなります。

Googleストリートビューの更新頻度のまとめ

道沿いを撮影していくGoogleストリートビューは、Googleのスケジュールにより撮影日や更新頻度が決まっています。
繰り返しになりますが、だいたい都市部では1年毎、人口の少ない場所では2~3年毎の更新です。
また、Googleに最新の状態へ修正するリクエストを送っても、すぐには反映されないので、その点は注意が必要です。

もしも、店舗や施設のストリートビューの見え方が良好ではない場合、新たなストリートビューを自社で用意して公開するのが、解決までに一番早い方法と言えるでしょう。
新しいGoogleストリートビューを用意するには、自社または、Google認定フォトグラファーに依頼して撮影してもらいましょう。

弊社・株式会社トリニアスもGoogle認定パートナー企業としてGoogleストリートビューの撮影やMEO対策サービスを提供しております。これまで、4,000社以上の中小企業や店舗のGoogleビジネスプロフィールの運用をお手伝いしてきました。Googleビジネスプロフィールの使い方や店舗集客にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事では「Googleストリートビューの効果」について詳しくお話していきます。

一目でその場所を認識が可能なストリートビューは、導入範囲は全国各地に広がっています。(すでに全国で8万件の店舗施設が導入しています。)

訪れてない場所であっても、より詳細な雰囲気が感じ取れるとして多くのユーザーが利用しています。

気になる場所の周辺を360度確認できて、しかも好きな方向に歩き回れるGoogleストリートビューには、大きく分けて以下の3つの効果が期待できます。

  1. ネット上で目立つ
  2. いつの間にか好きになってもらえる
  3. 拡散力がつく

それぞれが一体どのような効果なのか、今からお伝えしていきます。

ネット検索上で目立つ

店舗や施設にストリートビューを導入すると、導入しなかった時よりもネット検索上で目立つようになります。

①店名(施設名)を直接打ち込んで検索すると、右側に大きく情報が表示されます。室内版のストリートビューへのリンクも表示されるようになります。
②店名(施設名)を知らなくとも、あなたのサービスと関係の深いキーワードが検索されると、候補地としてわかりやすい場所に表示される可能性が高まります。

上記のようにネット検索で目立ちやすくなるのは、Googleストリートビュー導入のために開設するGoogleビジネスプロフィールというビジネス用アカウントのおかげです。(無料で開設できます)

Googleビジネスプロフィールのアカウントを持っていると、店名検索の際にお店の情報が大きく表示されます。

そして、関連キーワード検索で候補地として表示されるようになります。

反対に、Googleビジネスプロフィールがないお店や施設は、大きく表示されたり候補地として表示されることがありません。

さらに、より詳細に情報開示しているお店(施設)のほうが、分かりやすい場所に表示される特徴があります。

その「情報開示」として効果的なのが、Googleストリートビュー屋内版なのです。

検索ではGoogleが断トツトップのシェア

今から紹介するデータは、ネット上での行動を分析するツール、StarCounterによるものです。

このツールにて、日本の検索エンジンの利用動向を調べてみると、パソコン・スマホともGoogle検索が圧倒的に使われています。

どちらも70%を超えるシェアで、2位のYahoo!JAPANに大きな差をつけています。

このことから「情報を探す」時にはGoogleを使用するユーザーが多く、検索時にはストリートビューを見ている可能性が高いことが伺えます。

つまり、Google検索上であなたのお店や施設を目立たせるのは、集客や売り上げアップのためには超重要なことなのです。

いつの間にか好きになってもらえる効果!

「調べてる内にお店のことが気になり出していた。」

訪れてないお店でもリサーチによって、凄く気になってしまうということがあります。

人間は、慣れ親しんだものを好きになるという特徴を持っています。

そのため同じ業種のお店でも、文字でしか様子が分からないお店よりも、文字、画像、映像という複数の情報で様子が伝わったお店のほうに好意を抱く傾向が強くなります。

実際にGoogleの調査でも、

ビジネスプロフィールに写真を追加しているビジネスは追加していないビジネスと比べ、Googleマップでルートが検索される回数が 42% 増加し、ウェブサイトへのリンクがクリックされる回数が35% 増加します。
引用:Googleビジネスプロフィール公式ヘルプセンター

とあります。

Googleストリートビュー(屋内版)は、店舗施設の隅々まで観察できる画像です。

しかも、実際に室内を歩き回っているかのように移動することができます。

検討中のユーザーが「個室の具体的な広さ」でしたり、「照明のテイスト」ですとか、「子どもが安心して過ごせる場所」など、気になる部分を調べるためにストリートビューを操作していくとしましょう。

すると、店舗施設の情報に自然と長時間触れることになります。

入口周辺の目印から室内のインテリアまで、視覚的にも触れる情報量も多くなり、いつの間にかそのお店(施設)は「慣れ親しんだもの」になります。

長い時間お店の情報に触れることにより、ほとんど情報のない同業種よりも「好きな場所」として記憶に残るのです。

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拡散しやすい機能「共有」システム

Googleストリートビューは、気軽に拡散できる機能が備わっています。

下の画像をご覧ください。

写真に写っているのは、GoogleストリートビューをGoogleマップ以外に露出させたいときに使う「共有リンク」と「埋め込みコード」です。

共有リンクは、例えばSNS上で投稿すれば、SNSでつながっている友達に、そのGoogleストリートビューの存在を知らせることができます。

また、知人をお店に誘いたいときにも、あらかじめ共有リンクをメールなどで送っておき「このお店に行こうよ」と知らせることもできます。

埋め込みコードには他にも使い方があり、店舗施設のホームページやブログに貼り付ける事が出来れば、GoogleストリートビューをHPなどに表示できるようになります。

HTMLなどの専門知識があまり無くても、簡単に設置できる便利なコードです。

Googleストリートビューは、インターネット上にあるものです。インターネットの特徴は、経費を掛けることもなくひとつの情報が広い範囲の多くの人々に簡単に届くことです。

(共有リンク・埋め込みコードともに無料で使えます)

効率よくお店(施設)をアピールしたいと願う方には、ぴったりのツールなのです。

Googleストリートビュー×エンタメ要素で「バズる」可能性もある

Googleストリートビューは、画像を直接目で見て楽しむツールです。

そのため「娯楽性の高いもの」は注目が集まります。

そして、簡単に拡散できる特徴があることから、エンタメ要素を含んだGoogleストリートビューは一気に広まるケースがあります。

例えば下のストリートビューは、2017年の6月に話題となったものです。

偶然見つけた一般の方がTwitterに投稿したところ、「Googleストリートビューに謎の生き物が写っている」と多くのユーザーにリツイート(拡散)され、一気に全国の人たちに広がりました。

いわゆる「バズる」状態です。

クスッと笑わせてくれるようなエンタメ要素のあるストリートビューは、多くの人に受け入れられる傾向があります。

この現象を室内版ストリートビューに応用するならば、例えば店員さんをあえて顔のぼかしナシで登場させたり、その店舗だけのお洒落なインテリアなどを登場させることで一味違ったストリートビューとなるでしょう。

これからGoogleストリートビュー(屋内版)の導入を検討している方は、見ている人が「おもしろくて思わず人に話してしまうような演出を入れるべきか検討するのも良いと思います。(もちろん弊社も相談に乗ります)

まとめ

Googleストリートビューの効果には、大きく分けて次の3つがあります。

  1. ネット上で目立つ
    →検索エンジンのトップシェアであるGoogle検索上にて、あなたのお店(施設)が大きくわかりやすい場所に表示される可能性が高まる。
  2. いつの間にか好きになってもらえる可能性が高まる
    →ストリートビューを操作していると、自然と触れる情報量が増え、親近感がわきやすくなる。
  3. 拡散力がつく
    →共有リンクや埋め込みコードで情報を他者に広めやすい。また、単純に面白いストリートビューは自然に拡散する。

同じようなサービスがいくつも競っているこの時代では、
いかに情報を見せる・魅せる(情報開示する&よさそうな雰囲気を醸し出す)”かが差別化のカギです。

画像を見れば一目で分かるGoogleストリートビューは、差別化に効果的なツールだと言えます。
Googleストリートビュー屋内版の導入を検討している方はまずはお気軽に弊社にご相談ください。

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この記事を読んでいる方の中には、「Googleストリートビューの営業電話がかかってきたけど、信用できない。」と思ってる方が多いでしょう。

店舗施設内のGoogleストリートビューを撮影するビジネスは、日本では2012年から始まりスマホの普及に伴って伸びている分野のため、撮影に携わる業者は数多く存在します。

Googleストリートビューの営業会社は、あなたのお店にコンタクトを取り「Googleストリートビューを導入したほうが売り上げアップに有利です。」とプレゼンしてくると思います。

確かにGoogleストリートビュー自体は使い方によっては強力な集客ツールになりますが、営業会社が提示してくるメリットには少し注意した方が良いかもしれません。

Google認定フォトグラファーとして、日々ストリートビューの普及を行っている弊社としては、導入する事業者様達には最大限Googleストリートビューの恩恵を受けて欲しいと思っています。

そこで今回は「Googleストリートビューの営業トークの本当と嘘を見抜く方法」をお伝えしていきます。

Googleストリートビューに関する誤解を生みやすい2つの営業トーク

使い方によっては、集客効果が期待できるGoogleストリートビュー

弊社トリニアスも日々、お客様にその魅力を提供できるように尽力しています。

そんな弊社トリニアスの観点から、「Googleストリートビュー営業トークの真実と嘘」をご紹介していきます。

「MEOの順位が”確実に”上がります」

『Googleストリートビューを導入すれば、あなたのお店のMEOの順位が確実に上がります。』

この「確実に」という表現は誤解を招きます。

ちなみにMEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップ上で表示される順位(または順位を上げるためにおこなう施策)のことです。

GoogleマップやGoogle検索で、サービスに関連の高いキーワードが検索されると、検索結果の最初の方にお店の情報が表示されます。

この表示順位を上げていくと新たな集客が見込めるようになるのですが、MEOの順位はストリートビューを導入したからといって確実に上がるわけではありません。

確かにストリートビューの導入は順位を上げるためにも必要ですが、他にも下記のような表示基準がございます。

  • 検索ユーザーの現在位置
  • 検索されたキーワードとあなたのサービスとの関連の深さ
  • ネット上にあなたのお店の情報がどれだけ散りばめられているか?(ネット上での知名度)
    →この一部としてGoogleストリートビューが含まれます。他には、お店が運営するSNSやHPでの情報や、実際行った人がネット上に書き込んだクチコミ、グルメサイトなどの掲載情報などです。
    ネット上のすべての範囲をGoogleが情報収集し、あなたのお店の「ネット上での知名度」を決めています。
参考:ビジネスプロフィールヘルプ

※これらの判断基準を総合して表示順位が決まります。

他の判断基準の話は無視して、「Googleストリートビュー”さえ”導入すれば、あなたのお店がネット検索上でたくさん表示されますよ。」とお客様に伝えてしまうのは間違った認識を拡げてしまいます。

ただし、「インターネットを駆使して新たな集客を呼び込みたい」という場合は、やはりGoogleストリートビューは用意しておいた方が良いと弊社は考えております。

「Googleビジネスプロフィール」の説明がない

集客ツールとして使うGoogleストリートビューは、「Googleビジネスプロフィール」の登録をしないと効果を発揮しません。

そして、Googleビジネスプロフィールの登録や運営は、お店のスタッフさんにやっていただく形になります。

※Googleビジネスプロフィールの登録や運用は無料です。

その説明を一切行わずに、「ストリートビューの導入だけ」を勧めてくれる営業スタイルも、事業者様や店舗の責任者様に対して親身になっていないと感じます。

ちなみに、Googleビジネスプロフィールとは簡単に言うと「Google上に、自分のお店の情報を格納しておく箱」のようなものです。

下の画像は弊社のものですが、例えば店名をGoogle検索すると、右側にそのお店の情報が大きく表示されているのが分かります。

この状態にするにはGoogleビジネスプロフィールへ登録が必要となります。

Google検索結果_株式会社トリニアス

Googleビジネスプロフィールの中には、管理者が好きな画像を投稿することが出来て、この中にGoogleストリートビューも含めることが可能です。

Googleビジネスプロフィールの登録や運用は、スマホからでもできます。

しかし、全く初めての登録、運用を行う方にとっては「店舗情報の修正の仕方」や、「画像の追加」、「登録の方法」など、つまづいてしまうポイントも多いでしょう。

その点のサポートも含めて、Googleストリートビューの導入を提案するほうが親切だと弊社は考えております。

Googleストリートビューの導入に向いているお店・向いていないお店

ここまでGoogleストリートビューの営業の真実と嘘をお話してきました。

ご覧になった方の中には「自身の店舗に導入するべきか」と真剣にお悩みの方も多いでしょう。

そんな方のために『Googleストリートビューの導入に向いているお店・向いていないお店』の基準もお伝えしておきます。

Googleストリートビューの導入に向いているお店の条件は、実はとてもシンプルです。

自分のお店を、たくさんの人に見せたいかどうか?

上記のように考えられる方は、Googleストリートビューの導入をお勧めします。

インターネットを介した情報提供になるため、より広い範囲の不特定多数の方に、あなたのお店が発見される可能性が高いです。

インターネットを使って自身の店舗をアピールしたい方々には、Googleストリートビューの導入は価値のあるものになります。

お店のホームページやSNSなどが無いという場合も、Googleビジネスプロフィール自体がその代わりになります。

店舗情報を一つにまとめた箱ですので、その箱の中にストリートビューを入れて見てもらえば、あなたの店舗の魅力が伝わるはずです。

反対に、インターネット集客に全く興味がない場合や、使っているインターネット端末がフィーチャーフォン(いわゆる「ガラケー」)しかない場合は、Googleストリートビューの導入はお勧めできません。

Googleストリートビュー導入に向いているお店の条件は、『自分のお店を、たくさんの人に見せたいかどうか』たった一つです。

ぜひ頭に置いて検討してみてください。

まとめ

Googleストリートビューは「訪れた時の疑似体験」ができるため、見込み客の安心感や親近感につながります。

それが、集客に結び付きやすいツールと言われている理由です。

しかし、Googleストリートビュー”さえ”導入すれば、集客の課題が全て解決するわけではありません。

Googleストリートビューはあくまでも、Googleビジネスプロフィールという、あなたのビジネスの情報が詰まった「箱」の一部です。

Googleビジネスプロフィールの中で、いかにあなたのお店の様子を発信していくか?Googleストリートビューを最大限活かすには、これにかかっています。

ですので、「Googleストリートビューがあれば絶対有利ですよ」という、大まかすぎる営業には気を付けましょう。

弊社もgoogleストリートビューの撮影を行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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本記事をご覧の方は、「Googleマップの機能の一部である”ストリートビュー屋内版”って一体どういうもの?」という疑問をお持ちなのではないでしょうか?

今回は、そんな疑問にお答えしていきたいと思います。

  • Googleマップのストリートビュー屋内版って一体どんな機能なのか?
  • お店などが導入するとどんなメリットがあるのか?
  • 導入するまでの流れは?
  • 導入費用はどのくらい必要?

以上4点について、実際にストリートビューの代理店をさせていただいている弊社が、分かりやすく説明していきます。

Googleマップの”ストリートビュー屋内版”とは、そもそもどんなものなのか?

ストリートビュー屋内版とは、その名の通り「室内の様子を見渡せる機能」のことです。

例えばGoogleで『〇〇〇サロン』と店名を入力して検索すると、その店舗情報がヒットします。

その店舗情報の中に、ストリートビューを組み込むことができます。(※Googleマップで店名などを検索しても表示されます)

マイビジネスからSVを開く

つまり、まだ行ったことのないお店や施設でも、Google検索上で「室内に入ったときの疑似体験」ができる機能なのです。

※ストリートビュー屋内版は、Googleにつながっていれば、通信機器は問わず(パソコン・スマホ・タブレットどれでも)閲覧可能です。

室内を見渡せる範囲は360度です。

このストリートビュー屋内版は、Google検索以外にも、お店や施設のホームページ、またはSNSに貼り付けることができます。

ストリートビュー屋内版導入のメリットとは?

ストリートビュー屋内版を導入することで得られるメリットは、来客数や問い合わせ数の増加です。

実際に弊社が携わった事例においても、うれしいお声をいただきました。

format_quote ストリートビュー屋内版を導入した、とある幼稚園の声 format_quote

“どんな所かわからない”
これは、子供達をあずける立場の親御さんからすると、大変心配なことです。
しかし、どんな所なのかを見て回る時間もない…という方が非常に多く見受けられます。
今回、このGoogleストリートビューを導入させて頂き、「園内が見えるということだけで安心感があります」と多くの声を頂くことができました。
また、先生の採用に課題があったのですが、ストリートビューで働いているイメージを持ってくれたのか、求人数も上がり、非常に助かっております。

他にも、

・「新規来店数が増加した」
・ 「外国人環境客の来店が増えた」
・「優秀な人材の採用率があがった」
・ 「問い合わせを多く受けるようになった」

などのお声をいただいたこともあります。

お店や各施設にとって、「新しいお客様に足を運んでもらうこと」は永遠の課題であり、気軽に来店してもらうためには、「入店のハードルを低くすること」が重要になります。

ストリートビュー屋内版を通じて、あらかじめ店内がどんな様子なのかが分かっていれば、お客様は例え初めての入店だったとしても「来たことのあるお店に入る感覚」に近づきます。

そのため、Googleマップのストリートビュー屋内版は、お店や施設と新規のお客様の距離を縮める、理にかなった機能なのです。

現在、飲食店・小売店・学校・幼稚園・保育園・病院・ホテル・美容サロンなど、さまざまな業態で、ストリートビュー屋内版の導入は増え続けています。

ストリートビュー屋内版導入の流れと費用

ストリートビュー屋内版をお店や施設に導入するまでの流れを、弊社のステップを例として説明していきます。

【STEP1】
Googleストリートビュー認定フォトグラファーに問い合わせ・お申し込みをする

※撮影日時の相談や、撮影範囲の確認など、簡単な事前質問をさせていただきます。

【STEP2】
相談、見積もり、Googleマイビジネスの確認

撮影ポイント数や費用、撮影日程などのご相談やGoogleマイビジネスの登録有無の確認を行います。

Googleマイビジネスは、店舗の担当者さまに開設していただきますが、初めての方でも10分程度で終わる作業になります。

弊社では、開設方法が分からない場合のサポートを行っています。

※Googleマイビジネスとは、ストリートビューを導入するのに必要なページです。

【STEP3】
ご契約・図面共有

ご契約時に店舗の図面をご共有いただき、ポイント数を確認いたします。

メールやFAXで契約書をPDFでお送りいたします。

【STEP4】
撮影日確定・撮影

撮影日をご相談させて頂き、お約束した撮影日にGoogleストリートビューの撮影規定(国際規格)に従って、カメラマンが外観や内観を撮影します。

【STEP5】
編集

360度カメラで撮影したデータを編集し、店内を移動できるように写真を繋ぎ合わせます。

この際に、モザイク処理なども行います。

【STEP6】
納品・お支払い

googleマイビジネスにストリートビューをアップし、お支払いとなります。

ホームページやSNSに貼り付けたい場合は、お気軽にご相談ください。

撮影やストリートビューにするための加工は、弊社の認定フォトグラファーが行います。

導入を希望される店舗の方にお願いするのは、主に撮影日の調整と、Googleマイビジネスの開設です。

「撮影」「Googleマイビジネスにアップ」と聞くと、一見とても手間がかかりそうですが、導入の手順は意外にシンプルなのです。

ストリートビュー屋内版の導入費用は?

店舗や施設の来客数アップのために、ストリートビュー屋内版を導入したい!そう思ったなら、まず気になるのが導入費用ですよね。

実はストリートビュー屋内版には、いわゆる「維持費」がかからず、撮影費や契約費を最初に支払ってしまえばOKという、払い切りの料金体系になっています。

費用は代理店によって多少ばらつきがありますが、だいたい10万円前後となります。

撮影したストリートビュー屋内版は、削除しない限りずっとネット上で店舗や施設のアピールをしてくれるので、コストパフォーマンスは優れていると言えます。

これから新規のお店を開く予定のオーナー様は、開業資金の中に、Googleストリートビューの費用を含めておいても良いかもしれません。

まとめ

Googleマップのストリートビュー屋内版は、まだ店舗に足を運んだことのないお客様に、あなたのお店(施設)を身近に感じてもらえるツールです。

ネット検索のついでに、あらかじめ室内を360度ぐるっと見渡してもらえば、お客様はより安心して来店することができますよね。

払い切り型の料金体系で、月々の経営コストを圧迫しない特徴が、多くの店舗や施設で受け入れられている理由です。

「集客ツール」のひとつとして、これからも導入するスポットが増えていくのではないでしょうか。

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この記事では、弊社が撮影に携わった店舗施設のインドアビューの事例を6つ紹介していきます。

今回紹介する6つのインドアビューに共通するのは「その場所の個性が光り、思わず操作してしまうようなインドアビュー」です。

インドアビューは、簡単な言葉で表すと「室内が見られる画像」です。

しかしながら、その場所の個性を重視しながら作っていけば、「楽しみながら閲覧できる室内画像」に変わります。

今回は弊社で取り扱った個性の光るインドアビューギャラリーを、早速見ていきましょう。

グリーンヒル幼稚園(東京都八王子市)

この幼稚園のインドアビューの一番の特徴は、「キャラクターのお面をかぶった園児がプラカードを持ち、園の案内をしている」ところです。

インドアビューを動かしてみると、各所にそれぞれ好きなお面をかぶったお子さんが立っています。

通常のインドアビューでは、プライバシー保護のために、人物の顔が写ってしまった場合はぼかしを入れます。

そのぼかしの代わりに、キャラクターのお面を使いました。

※お面をかぶっていない園児や先生方の顔には、ぼかしが入っています。

幼稚園という場所柄、親しみを感じる印象に仕上げようと決め、このような可愛らしい演出を加えました。

ピーストランポリンジム寒川(神奈川県)

こちらのトランポリンジムのインドアビューでは、実際に演技をしている子供たちの姿を見ることができます。

見事な宙返りしているお子さんや、小柄ながらも高いジャンプを披露するお子さんなど「実際に通ったらこんな練習をする」というイメージが湧きやすいインドアビューに仕上がりました。

見学席で見守る親御さんたちの姿も確認できますので、保護者がどのように過ごしているのか?もよくわかります。

お子さんが通う場所では、このように「実際に行ったらどうなるか?」がよくわかるインドアビューにすることがポイントです。

葛飾こどもの園幼稚園(東京都葛飾区)

この幼稚園では園庭で、ブタやアヒルなどの動物を飼っています。

東京にある園ながらも、自然が身近にある様子が魅力でしたので、その模様をインドアビューに収めています。

アヒルなどの鳥たちは動きが速く少々ブレてしまいましたが、黒い毛のブタさんはハッキリ写っています。

園の特色を強く印象づけるインドアビューです。

萩原学園 鶴川若竹幼稚園(東京都町田市)

この幼稚園のインドアビューは、園庭の遊具の上から撮影しています。

幼稚園バスが数台停まっていても、広々とした園庭の様子がよくわかるようになっています。

室内は、1階と2階をくまなく撮影。園児が身に付ける制服や体操服のサンプルなども配置し、入園を考えている親子に、園生活のイメージを膨らませて貰えるようなインドアビューに仕上げました。

まほうのえのぐ(東京都中目黒)

店内奥の大きな壁画が印象的な、もつ鍋専門店のインドアビューです。

笑顔がステキな店長と店員さんを、あえてぼかしナシでインドアビューにしています。(人物の顔は、本人の許可が取れればぼかしナシでもOKです)

個人経営の飲食店は、大きなチェーン店に比べて、新規のお客様が入店しづらい傾向があります。

そんな「入店のハードル」を親近感によって下げてもらうために、店員さんが顔出しでインドアビューに映ることもあります。

鶏料理 きむら(神奈川県横浜市)

こちらも、個人で経営されている飲食店のインドアビューです。

ご夫婦で切り盛りされている、庶民的で親しみやすいお店ですので、その雰囲気が伝わるようなインドアビューに仕上げました。

店内では、調理場に続くカウンターからご夫婦が顔をのぞかせています。(ぼかしナシで顔出しです)

少し緊張された表情をしていますが、ご夫婦の人の良さがにじみ出たインドアビューになっています。

まとめ

今回のインドアビューギャラリーでは、インドアビューが「撮影者と店舗施設が協力して作っていくもの」だということがお分かりいただけたかと思います。

誇りをもって経営されている場所であれば、その場所の「個性」はインドアビューで表現できます。

そして、ネット上に公開することで、まだ来店経験の無い多くの見込み客に、店舗の個性をアピールできます。

インドアビューを撮影する際には、ぜひ代理店側に「個性をアピールするための意見」をどんどんおっしゃっていただけると幸いです。

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Googleストリートビューは、Googleマップはもちろんのこと、店舗のホームページやブログにも埋め込み表示できることはご存じでしょうか。

実は、方法自体はとても簡単で、誰でも数分で以下のようにGoogleストリートビューをwebサイト内に表示させることが可能です。

そこで今回は、Googleストリートビューの埋め込み方法について詳しく解説していきます。

埋め込んだGoogleストリートビューをレスポンシブにする方法や、GoogleストリートビューをSNSに投稿する方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

※レスポンシブ:デバイス毎に異なる画面サイズの幅を基準に表示サイズを調整し、見やすくすること

Googleストリートビューをホームページやブログに埋め込む方法

Googleストリートビューを店舗のホームページやブログに埋め込むためには、Googleマップから「埋め込みコード」を取得し、各webサイトに貼り付けます。

Googleストリートビューの埋め込み手順
  1. Googleマップで埋め込みたいストリートビューがある店舗を表示
  2. 埋め込みたいストリートビューを選択
  3. 左上の「︙」から「画面を共有または埋め込む」を選択
  4. 「地図を埋め込む」を選択
  5. サイズを選択
  6. 「HTMLをコピー」を選択
  7. webサイトに貼り付け、埋め込み完了

1.Googleマップで埋め込みたいストリートビューがある店舗を表示

埋め込みたいストリートビューがある店舗を表示したGoogleマップの検索画面

まずは、Googleマップで埋め込みたいストリートビューがある店舗の名前を検索して、該当する店舗の情報を表示させます。

2.埋め込みたいストリートビューを選択

埋め込みたいストリートビューを選択する画面

左側の店舗情報欄の「写真」から「ストリートビューと360°ビュー」を選択し、表示された一覧の中から埋め込みたいストリートビューを選択します。

※左下の丸い矢印がGoogleストリートビューの目印です。

この時、埋め込み先のwebサイトで見せたい場所にストリートビューの向きを合わせておきましょう。

3.左上の「︙」から「画面を共有または埋め込む」を選択

「画面を共有または埋め込む」を表示させた画面

画面左上の「︙」をクリックし、表示された中から「画面を共有または埋め込む」を選択します。

4.「地図を埋め込む」を選択

「地図を埋め込む」を選択する画面

標示されたウィンドウで「地図を埋め込む」を選択します。

5.サイズを選択

埋め込むGoogleストリートビューのサイズを選択

埋め込むストリートビューのサイズを「小(400×300)」「中(600×450)」「大(800×600)」「カスタムサイズ」から選択します。

6.「HTMLをコピー」を選択

「HTMLをコピー」を選択して、Googleストリートビューの埋め込みコードをコピーします。

7.webサイトに貼り付け、埋め込み完了

webサイトにGoogleストリートビューの埋め込みコードを貼り付けた画像

コピーした埋め込みコードをwebサイトのお好きな場所に貼り付ければ、そこにGoogleストリートビューが表示されるようになります。

※WordPressでホームページを作られている場合は「テキストエディタ」に貼り付けましょう。

webサイトに埋め込んだGoogleストリートビューをレスポンシブにする方法

webサイトに埋め込みコードを貼りつけさえすれば表示できるストリートビューですが、一つだけスマホで見た時に「はみ出て見えてしまう」という難点があります。

現在、インターネットの閲覧は半分以上がスマホから行われていることを考えると、ユーザーにとって不親切な状態と言えるでしょう。

そのため、一刻も早くレスポンシブな見た目に修正する必要があります。

※レスポンシブ:デバイス毎に異なる画面サイズの幅を基準に表示サイズを調整し、見やすくすること

webサイトに埋め込んだGoogleストリートビューをレスポンシブにする方法は非常に簡単で、埋め込みコードの「width」の値を「100%」に変更するだけです。

埋め込みコードの「width」の値を「100%」に変更した画像

Googleストリートビューを埋め込むときには、ぜひレスポンシブも意識してみましょう。

GoogleストリートビューをSNSに投稿する方法

実は、GoogleストリートビューはSNSにも投稿できます。

この場合、埋め込みとは違い、Googleマップから取得できる「共有リンク」を貼りつけていきます。

GoogleストリートビューをSNSに投稿する手順
  1. Googleマップで埋め込みたいストリートビューがある店舗を表示
  2. 埋め込みたいストリートビューを選択
  3. 左上の「︙」から「画面を共有または埋め込む」を選択
  4. 「リンクを送信する」を選択
  5. 「リンクをコピー」を選択
  6. SNSに貼り付け、投稿

ストリートビューのSNSへの投稿は、埋め込みのように「直接ストリートビューを見せる」わけではなく、「ストリートビューへのリンクを貼る」形になります。

共有リンクのみを投稿しても唐突な印象になってしまうので、何かしら投稿文(キャプション)を付けたうえで、ストリートビューへのリンクを貼ったほうが良いでしょう。

まとめ

Googleストリートビューは、GoogleマップだけでなくwebサイトやSNS経由でユーザーに見てもらうこともできます。

また、Googleの調査では「リスティング(ビジネス情報)に写真とストリートビューが入っていると、ユーザーの興味を引く確率が2倍になる」ということが分かっているため、ストリートビューは積極的に見せていったほうが、集客効果が上がると考えられます。

ぜひ、ホームページ・ブログといったwebサイトへの埋め込みやSNS投稿を活用しながら、ユーザーにご自身の店舗の内観を見てもらいましょう。

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今回は「Googleストリートビューの屋内版は自作可能なのか」という話題についてお伝えしていきます。

結論から申し上げると、Googleストリートビューの屋内版は自作できます。

ただし、「手間」「時間」が思ったよりも掛かってしまったり、認定フォトグラファーが作成するストリートビューよりも、品質が下がる可能性が出てきます。

では具体的に、Googleストリートビューの屋内版を自作するのには

  • どれくらいの手間がかかるのか。
  • どんな品質のものが出来上がるのか。

について、詳しくご説明していきます。

Googleストリートビュー屋内版を自作する時の手順

Googleストリートビュー屋内版を自作するには、まず次のものが必要です。

  • 360度撮影に対応したカメラ(Ricoh Theta【シータ】が一般的によく使われています。)
  • カメラを固定する三脚
  • スマートフォン
  • Googleストリートビューアプリ(編集や公開の際に必要です。スマホにダウンロードしておきます。)

上記のものを用意出来たら、撮影や公開の手順に移っていきます。

屋内のストリートビュー写真を撮影する 

360度カメラのシータ

ここからは、先ほど紹介したシータを使った撮影方法をお話していきます。

手順をまとめると、

  1. シータとスマホをWi-Fiで接続する(シータの説明書にやり方が載っています)
  2. 撮影したい地点に三脚で固定したシータを置く
  3. Googleストリートビューアプリからシータを操作して撮影

となります。

シータとスマホをWi-Fiで接続しておくと、Googleストリートビューアプリの撮影モードにて「外部カメラ」からシータを選ぶことができるようになります。

シータに接続後はアプリが撮影の手引きをしてくれますので、それに従って撮影を行えば完了です。

ちなみにシータで撮影したストリートビューは下の画像のようになります。

撮影したストリートビュー写真を編集する

次に、シータで撮影した画像をGoogleストリートビューのアプリ上で編集していきます。

具体的な編集点は、次の2つです。

  • プライバシー保護のための「ぼかし」を入れる
  • 撮影した場所の紐づけ

撮影した360度画像は、シータからスマホのストリートビューアプリに送られてきます。

まずはその画像をチェックして、人が写り込んでいたりした場合はプライバシー保護のためボカシを入れましょう。

ボカシが完了したら、次に撮影地点の設定です。

Googleマップ上に登録された場所と撮影した360度画像を紐づけていきます。

撮影した時点で、すでに位置情報が取得できています。

なので、候補リストから選ぶだけで紐づけができます。

ストリートビュー屋内版を公開する

いよいよストリートビュー屋内版の公開です。

オレンジ色の「Googleマップに公開します」という帯をタップします。

すると確認画面が出てくるので、よく読んで「公開」をタップします。

これで、自作のストリートビュー屋内版がGoogleマップ上に公開されます。

ここまでが、自作のGoogleストリートビュー屋内版の作成・公開方法になります。

公開したはずなのに、閲覧できない時は

自作のGoogleストリートビューは、人によっては「簡単に作れてしまう」と思った方もいるかもしれません。

確かに、日ごろから通信機器に触れている方にとっては、Googleストリートビュー屋内版の自作は難易度の低いものだと思われます。

しかし、「盲点」が一つあります。

Googleストリートビューは、実は「公開ボタンを押しただけ」では大々的に公開されません。

実はGoogleストリートビューがGoogleマップ上に公開されるには「品質の審査」があり、それに合格しないことには大々的に公開がされないのです。

不鮮明だったり、不適切な画像が含まれたストリートビューは、Googleユーザーの役に立たないので、公開する前にきちんとチェックが入るというワケです。

Googleストリートビューの審査項目の一例をあげると。

  • 貼り合わせに著しいずれがない
  • 明るい部分も暗い部分も十分に細部を判別できる
  • すべて視界が開けていること

などがあります。

全部確認するには、>>Googleストリートビューの公式ページへ

もしも、自作のストリートビュー屋内版がGoogleの品質チェックに通らなかった場合は、もう一度撮り直す手間が発生します。

自作のストリートビューと、認定フォトグラファーが作成したストリートビューの違い

ここからは、自作のストリートビューと、Google認定フォトグラファーが撮影・作成したストリートビューの違いを見ていただきたいと思います。

まずは、自作のものから。

シータ公式サイトより引用した画像です)

Post from RICOH THETA. #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

次に、弊社が撮影したストリートビューをご覧ください。↓

この2つを見比べると、次のような違いがあることが分かります。

  • 自作のストリートビューは移動できないが、認定代理店によるストリートビューは移動できる
  • 画質の違い

自作のストリートビューは、撮影地点を中心として、動かずにぐるっと回る感じの画像になります。

もし、認定フォトグラファーが作るような動き回れるストリートビュー」を自作したいと思ったら、何枚か撮った360度画像をつなぎ合わせる作業が必要です。

そのためにはアプリでの再設定が必要になり、Googleによる再審査もあります。

店舗や施設の営業もこなしながらストリートビュー作成の作業をするのは、従業員の方にとって負担のかかる作業でしょう。

自作するよりも、Googleストリートビュー専門の業者に任せてしまったほうが、費用は多少かかりますが楽で高品質な画像が撮れる可能性が高いです。

そして、Googleストリートビュー屋内版を店舗や施設のPRツールとして使いたいという方であれば、画質の違いも気になるのではないかと思います。

多くの代理店では、ストリートビュー撮影に使うのは高画質の一眼レフカメラです。(もちろん弊社でも一眼レフカメラを使っています)

今回の記事で紹介したシータというカメラは、コンパクトな反面、一眼レフカメラに比べると画質が劣ります。

PRツールとしてのストリートビュー屋内版は、店舗施設内の看板やメニュー表などがそれぞれ「その場所の独自性(同業他社との差別化)を表現するアイテム」となります。

それらがより鮮明に写ったほうが、PR効果は高いです。

以上のことから、店舗施設が宣伝のためにストリートビューを導入する場合、自作よりも認定フォトグラファーを通して制作する方をおすすめしております。

まとめ

Googleストリートビュー屋内版の自作は、通信機器の知識がある方にとっては、専用のカメラやアプリを使って撮ることは簡単に出来てしまうと思います。

しかし、公開するにはGoogleの品質審査に通過する必要があります。

店舗や施設がPRのためにストリートビューの屋内版を導入するなら、作業効率やクオリティ面を考えると、Google認定フォトグラファーに任せることをおすすめします。

ご興味ある方はまずは弊社にご相談のみでも問題ございませんので、お気軽にご相談ください。

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Googleストリートビューと言えば、世界のあらゆる場所を360°ぐるっと見渡すことのできるパノラマ写真が特徴的ですが、あの写真はどのように撮影されているかご存じでしょうか。

中には、ご自身でのストリートビューの撮影を検討していて、「どのような機材を使って、どのくらいの時間で撮影しているのか」と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、Google認定フォトグラファーである弊社がストリートビューの撮影方法を詳しく解説します。

撮影に使用する機材や、ご自身で撮影する際のコツもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Googleストリートビューとは

Googleストリートビューとは、世界のあらゆる場所をインターネット上で疑似的に訪問できるサービスです。

特殊なカメラを搭載したストリートビュー撮影車両が撮影した写真など、今では地球上で見られない場所を探す方が難しいと言っても過言ではありません。

施設内の様子を360°ぐるっと見渡せる屋内版のストリートビューもあり、近年では集客や採用に活かしている店舗・企業も多く見られます。

Googleストリートビューの撮影に使う機材

実は、Googleストリートビューは一眼レフカメラやスマートフォン、Ricoh Theta【シータ】のような360°カメラなどで撮影することも可能です。

弊社の場合は、お客様の店舗の魅力を余さず写すために、画質を優先して一眼レフカメラを使って撮影をしています。

撮影を趣味で楽しむ分には手軽な機材で十分ですが、ビジネスのPRツールとしてストリートビューを作成する場合は、高画質なカメラでの撮影がおすすめです。

Googleストリートビューの撮影方法

Googleストリートビューを撮影する時は、以下のいずれかの撮影機材を準備しましょう。

  • 360°カメラ(Ricoh Theta【シータ】等)
  • 一眼レフカメラ(魚眼レンズを装着したもの)
  • スマートフォン
  • 撮影機材にはそれぞれメリットデメリットがあるため、ご自身の理想とする撮影方法や完成形が実現できるものを選びましょう。

    メリット デメリット
    360°カメラ
    スマートフォン
    少ないカットで手軽に撮影が終わり、編集の手間もほどんどかからない 一眼レフと比べると画質は良くない
    一眼レフ 360°カメラやスマートフォンとは比にならないほど画質が良い 撮影や編集に技術が必要

    使用する機材によって撮影方法が違うので、機材別にそれぞれ分けてご紹介します。

    360°カメラで撮影する場合

    Ricoh Theta

    360°カメラを使ってGoogleストリートビューを撮影する際に必要な道具は以下の通りです。

  • 360°カメラ(Ricoh Theta【シータ】等)
  • カメラを固定する三脚
  • Googleストリートビューアプリをインストールしたスマートフォン
  • まず、撮影したい地点に360°カメラを三脚で固定しておきましょう。

    次に、360°カメラとスマートフォンをWi-Fiで接続するとGoogleストリートビューアプリの撮影モードにて「外部カメラ」から360°カメラを選ぶことができるようになります。

    ※接続方法は360°カメラの説明書に記載されています。

    360°カメラとスマートフォンの接続が完了すると、そのままアプリが撮影の手引きをしてくれるので、手順に従っていくと撮影が完了します。

    一眼レフカメラ撮影する場合

    一眼レフを使ってGoogleストリートビューを撮影する際に必要な道具は以下の通りです。

  • 一眼レフカメラ(魚眼レンズを装着したもの)
  • カメラを固定する三脚
  • 一眼レフでの撮影方法は撮影者によって異なるため、ここでは弊社の例をご紹介します。

    弊社の場合、撮影地点一か所につき4方向の「明るい写真」「通常の明るさの写真」「暗めの写真」の3枚、合計12枚の写真を撮影しています。

    ※撮影地点の数=ストリートビューで移動できる地点の数

    一眼レフでの撮影方法

    撮影地点の数が3つならば合計36枚、5つならば合計60枚というように、ご依頼いただいた全ての地点での撮影が終わり次第、撮影は完了です。

    その後は、撮影した画像を、ズレや明るさの違いがないように編集してつなぎ合わせ、撮影地点の数だけ360°画像を作り、それらをさらにつなぎ合わせるとストリートビューが完成します。

    一眼レフでの撮影はカメラマンの技術によって完成度が大きく変わるため、難しいと感じる場合は、Google認定フォトグラファーにストリートビューの撮影代行を依頼してみても良いでしょう。

    スマートフォン(Googleストリートビューアプリ)で撮影する場合

    Googleが公式で提供しているストリートビューのアプリでは、360°カメラや一眼レフよりも簡単にストリートビューの撮影ができます。

    まずはアプリをダウンロードしましょう。

    Andoroid:Googleプレイストア
    ios:App Store

    ダウンロード完了後、ストリートビューを撮影したい場所に移動し、アプリを開いてカメラマークをタップします。

    画面中央に白いサークル、その周辺に黄色い丸が表示されるので、黄色い丸が白いサークル内に入るようにカメラを動かすと自動で写真が撮影されます。

    一枚目を撮影した後は別の場所に黄色い丸が表示されるので、この作業を何度か繰り返しましょう。

    周囲の写真を一通り撮り終えると撮影完了です。

    Googleストリートビューの撮影にかかる時間の目安

    ここまでGoogleストリートビューの撮影方法について解説してきましたが、撮影にかかる時間が気になる方も多いと思います。

    あくまで弊社の場合になりますが、撮影時間の目安は以下の通りです。

    撮影地点が5か所の場合
    (個人経営の飲食店など)
    30~40分
    撮影地点が15か所の場合
    (福祉施設など比較的広い場所)
    1時間半~2時間

    こちらは撮影前の担当者様との相談の時間も含んだ時間なので、ご自身で撮影する場合の時間は1時間前後を考えておくと良いでしょう。

    もちろん、機材や慣れによっても撮影時間は変わるため、スマートフォンで撮影する場合は、おおよそ5分から10分程で撮り終わる可能性もあります。

    そのため、「とにかく手軽にGoogleストリートビューを導入したい」という方は、まずはスマートフォンでの撮影から始めてみるのもおすすめです。

    撮影したストリートビュー写真の編集と位置情報の取得

    360°カメラやスマートフォンでストリートビューの写真を撮影した場合は、その時点でパノラマ写真が出来上がります。

    一方で、一眼レフの場合は、写真を1枚ずつ繋げてパノラマ写真を作成しなければなりません。

    その際は、GoThruというサイトを利用しましょう。

    また、撮影した写真にスタッフ以外の人の顔や車のナンバーが写り込んでいた場合は、機材によらず、プライバシー保護のためにぼかしを入れるなどの加工をする必要があります。

    編集が完了したら、次は写真とGoogleストリートビューを公開する場所の位置情報を紐づける作業です。

    こちらも360°カメラやスマートフォンで写真を撮影した場合は、すでに位置情報が取得できている状態ですが、一眼レフの場合は該当する住所を検索して撮影地点の登録を行う必要があるため注意しましょう。

    撮影したストリートビューの公開

    360°カメラやスマートフォンで写真を撮影した場合は、撮影完了後に表示される「Googleマップに公開します」というオレンジのボタンをタップすれば公開が完了します。

    一方で、一眼レフの場合は、ストリートビューアプリに作成したパノラマ写真をアップロードしなければならないため、注意しましょう。

    まとめ

    今回はGoogleストリートビューの撮影方法について解説してきました。

    Googleストリートビューには、ストリートビュー撮影車両や一眼レフ、スマートフォンや360°カメラなど、様々な撮影機材が存在するため、機材は

    「手軽にGoogleビジネスプロフィールを導入したい」
    「ビジネス用に高クオリティのGoogleビジネスプロフィールを導入したい」

    など、ご自身の理想とするストリートビューを撮影できるかどうかで選びましょう。

    また、撮影方法は選んだ撮影機材によってそれぞれ異なり、スマートフォンや360°カメラの場合は誰でも簡単に撮影できますが、一眼レフの場合は技術や慣れが必要です。

    もしも、ご自身での撮影が難しい場合や、クオリティの面で他の店舗との差別化を図りたい場合は、Google認定フォトグラファーにストリートビューの撮影代行を依頼してみても良いでしょう。

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    今回は「Googleインドアビューを飲食店に導入するとどうなる?」というテーマでお話していきます。

    「気になるお店を見つけたら、まずはインターネットで調べてから行く」という人は、スマホやインターネットの普及に伴って増えてきました。

    一番の理由はやはり「お店選びで失敗したくない」からでしょう。

      ・どのくらいの広さがあるのだろうか?
      ・実際にどんな夜景が見えるのだろうか?
      ・キッズスペースは、楽しく遊べそうな場所だろうか?

    お店の内観の雰囲気や設備面に対して、お客様は様々な疑問を抱きます。

    Googleがリリースしているサービス「インドアビュー」は、そんなお客様の疑問を一気に解決してくれます。

    メニューはもちろんのこと「店舗の雰囲気」も重要視される飲食店にGoogleインドアビューを導入することでどのような効果が出てくるのでしょう。

    弊社が実際に撮影させていただいたインドアビューを例に、解説していきます。

    そもそも、飲食店の情報はどのくらいネットで調べられているのか

    冒頭で「来店前にインターネット検索される傾向は強まっている」とお伝えしました。

    では実際に、どのくらいの人達が飲食店の情報収集にインターネットを利用しているのでしょう。

    日本政策金融公庫が2013年におこなったアンケート「外食に関する消費者意識と飲食店の経営実態調査」では、外食先の情報収集の手段として、ネットを使う人が89.5%にのぼります。

    ※20代~50代、60代以上の男女5,000人を対象にしたアンケートにて(複数回答可)

    スマホが爆発的に普及し、誰でも簡単にネットに繋がることができる時代となりました。

    いつも携帯しているものを使って情報収集を行うことは、自然な流れといえるでしょう。

    さらに、同じアンケート内では「飲食店のネット上の情報でよく見た内容」についても書かれています。

    ご覧の通り、飲食店の要である「メニュー」と同じくらい「外観や店内の雰囲気」が重要視されていることが分かります。

    さまざまな種類の飲食サービスがあふれている近年では、ただ美味しいだけではなく、そのお店の雰囲気も含めて「価値」として考えられているのです。

    飲食店のインドアビューの事例とその効果

    ここからは、実際に弊社が撮影させていただいた飲食店「TIES(タイズ) charcoal&spices」さまのインドアビューを紹介します。

    まずは試しに、このお店の情報を”文字だけ”でご覧ください。↓

    TIES(タイズ) charcoal&spices

    素材に拘る洋風 串焼きダイニング

  • 食材
    北海道~九州まで全国から、四季折々の旬の食材を仕入
  • 串焼き(鶏)
    各部位に合うハーブ・スパイス・オリーブオイルで漬け込んだ串焼きを堪能
  • 空間
    ※テラス・キッズルーム席完備
    女子会・ママ会・ランチ会・小さなお子様連れのお客様にも安心
    ※定期的に音楽イベント・ジャズ生演奏も楽しめるお店を予定
  • 貸切
    20名様 ~40名様で貸切可能
    ご宴会はもちろん、二次会・パーティにも◎
  • 次にストリートビュー有りのお店情報をご覧ください。↓

    TIES(タイズ) charcoal&spices

    素材に拘る洋風 串焼きダイニング

  • 食材
    北海道~九州まで全国から、四季折々の旬の食材を仕入
  • 串焼き(鶏)
    各部位に合うハーブ・スパイス・オリーブオイルで漬け込んだ串焼きを堪能
  • 空間
    ※テラス・キッズルーム席完備
    女子会・ママ会・ランチ会・小さなお子様連れのお客様にも安心
    ※定期的に音楽イベント・ジャズ生演奏も楽しめるお店を予定
  • 貸切
    20名様 ~40名様で貸切可能
    ご宴会はもちろん、二次会・パーティにも◎
  • 同じ店舗の情報でも、インドアビューによって室内が見えた方が、店内に座って料理を楽しむイメージが鮮明に浮かんでくると思います。

    ほんの一瞬でも「実際に訪れた疑似体験」をすることで、お客さまがその店舗に抱く敷居の高さをなくすことができるのです。

    インドアビュー導入後の具体的効果

    弊社は主に、全国チェーン店以外の飲食店様のインドアビュー撮影に携わってきました。

    個人経営のお店の方が、内装により個性が出るため、インドアビューが効果的に役立ってくれるからです。

    多くの飲食店様からインドアビュー導入後に「ローカルページのクチコミが増えた」というお声をいただきました。

    「ローカルページ」というのは、店名をGoogleで検索したときに右側にでてくる、パネル状の店舗情報のことです。

    この部分にクチコミが表示されるのですが、そのクチコミの件数が増えたということです。↓

    TIES(タイズ)-charcoal&spices_口コミ

    クチコミは、そのお店に興味のある人にとっては、来店を決める上で重要な判断材料になります。

    クチコミが0件よりも、複数の件数があった方が「多くの人が訪れているお店」という印象を与えられます。

    その他にも、インドアビュー導入後に「MEOの順位が上がった」という声も聞かれました。

    MEOとは、Google検索で位置情報をもとに近くの店舗を表示する仕組みのことです。

    例えば、「居酒屋」と入力するだけで、現在いる位置をGoogleが認識し、その周辺にあるお店のリストを表示させます。

    「MEOの順位が上がる」ということは、表示されるリストのより上部に店舗情報が載るということです。

    下部にあるよりも目立ち、多くの検索ユーザーに店舗をアピールすることができます。

    このように、Googleインドアビューを導入された飲食店では、徐々に反響や露出が増えてきていることが分かります。

    飲食店でのGoogleインドアビュー撮影方法

    弊社では、飲食店様のインドアビュー撮影は、基本的に開店前の明るい時間帯に行います。

    (ただし、夜景が見どころのお店は夜に撮ります)

    お客様がまだ入っておらず、店内のすみずみまで見渡せるような状態で撮影し、内装や座席の配置などがよく見えるインドアビュー作成に努めています。

    そして飲食店様の場合は、メニューが何よりも「売り」です。

    なので、あえて分かりやすい位置に看板メニューやおすすめメニューを書いたボードや展示物を置き、必ず撮影するようにしています。

    さらに可能であれば、看板スタッフ(オーナーや店長の場合がほとんどです)を顔出しで撮影します。

    「こんな人がお店で働いている」ということがあらかじめ分かっていれば、お客様の安心感に繋がるからです。

    一度作成してネット上に公開すると、ずっと残るものがインドアビューです。

    なので、細かい部分までこだわって撮影していきます。

    関連記事:Googleストリートビュー屋内版の飲食店導入事例

    まとめ

    競争が激しい飲食業界では、いかにライバル店と差別化をしていくか?がポイントになります。
    Googleインドアビューを導入することで、

    • そのお店の個性を十分に伝えられる
    • クチコミや来店数の増加など、具体的な反響につながる
    • Google検索で目立つ位置に表示されるようになる

    など、ますます増えていくネット検索の市場において、一歩抜きんでた存在になる可能性があります。
    コストパフォーマンスのよいPR方法のひとつとして、今後も導入する店舗が増えていくでしょう。

    弊社はストリートビュー撮影のお見積もりを行っておりますので、とりあえず金額だけでも知りたいという方でもお気軽にお問い合わせください。

    お問い合わせ・ご相談はこちら

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    今回は、Googleストリートビュー屋内版を導入にかかる費用について解説していきます。

    「ストリートビューは集客に効果があると聞いたから導入したい」と考えつつも、費用の面が気になり導入に踏み出せない方も多いと思います。

    そこで本記事では、弊社が撮影するGoogleストリートビュー屋内版の費用を詳しくご説明します。

    Googleストリートビュー屋内版とは

    Googleストリートビュー屋内版とは、Googleが撮影している世界中を歩けるGoogleストリートビューの屋内版で、店内や施設内を360°見れるサービスです。

    Google検索とGoogleマップから見ることができ、ホームページやブログに貼り付けることもできるサービスで、飲食店学校小売店歯科医院学習塾不動産会社宿泊施設スポーツ施設介護施設神社お寺自動車・バイク幼稚園・保育園美容院・サロン医療施設など様々な業種で導入が進んでいます。

    Googleストリートビュー屋内版の撮影費用相場は?

    Googleストリートビュー屋内版の撮影費の多くは、撮影ポイント数によって金額が変わります。
    規模が大きめのお寺や神社、学校、幼稚園、病院などは10万円前後、規模が小さめの歯科医院などの医療機関は5万円前後で撮影ができます。

    ただし、規模が小さいとはいえ部屋数が多いと撮影ポイントが増えるため、費用はかさみます。
    逆にいえば、お寺や神社などの敷地面積は広くても見晴らしが良い場所は撮影ポイントを減らすことが出来ます。

    ただ、Googleストリートビュー屋内版は、撮影ポイントを減らしすぎるとスムーズな移動ではなくなり、見ていて酔うストリートビューになってしまいます
    弊社では、分かりやすくプランを3つご用意していますが、お客様の店舗や予算に合わせて撮影ポイント数を決めています。
    ですので、少しでも導入をご検討されている場合は、まずは無料で見積もり相談を行うことをおすすめいたします。

    株式会社トリニアスのGoogleストリートビュー屋内版撮影費用

    以下は、株式会社トリニアスの撮影費用です。

    上図には、撮影のために実際にお店や施設を訪れる交通費や、撮影した画像をつなぎ合わせる編集技術料、また撮影技術料などが含まれています。

    弊社のほかにもGoogleストリートビューの撮影や作成を行う業者は沢山あり、
    中には1ポイント〇〇円といった制度の業者もあります。

    撮影ポイント数の目安は?

    Googleストリートビューは、撮影した画像をズレのないようにつなぎ合わせて360度パノラマ画像を作ります。

    つまり、撮影した枚数が多ければ多いほど、店内や施設内が事細かに閲覧できるようになり、それに比例して費用も増していきます。

    では、一体どのくらいの撮影枚数(撮影ポイント数)が必要なのでしょうか?

    これはあくまで弊社の目安ですが、

    • 個人経営の比較的小規模な飲食店では、3~5ポイント
    • 個室完備の中規模な飲食店では、8ポイント前後
    • 幼稚園や福祉施設など、1階と2階があるところでは、15ポイント前後

    となります。

    Googleストリートビュー屋内版は「360度店内を見渡せる」というのが最大の特徴ですので、最低でも3ポイントの撮影が必要になります

    例えば10平米くらいのコンパクトな室内でも、3ポイントは撮るとイメージしてください。

    実際に完成したストリートビューを閲覧するときには、撮影ポイント間を移動する形になります。
    試しに下のストリートビュー内の矢印をクリックしてみてください。

    ※弊社が撮影に携わった東京都大田区の光輪幼稚園さまのストリートビューです。

    撮影ポイント間は、Googleストリートビューの規約に沿っていれば、何メートルでも開けることが可能です。

    ただし、あまりにも撮影ポイントの間が開きすぎると、矢印をクリックして次のポイントまで移動したときに、全く風景が違って見えてしまったり、移動がスムーズでないことから酔いそうな見にくい画像になってしまうこともあります。

    撮影ポイント数を減らせば、それだけ費用は抑えられますが、Googleストリートビュー屋内版の「閲覧者に、店舗施設を訪れたバーチャル体験をしてもらう」という本来の意味が薄れてしまいます

    Googleストリートビュー屋内版は、一度公開すれば削除しない限りずっとネット上に残るものです。

    そのため、弊社では必ず予算と見やすいポイント数をご相談させていただいております。

    Googleストリートビュー屋内版はランニングコストがかからない?

    Googleストリートビュー屋内版は、撮影/編集の費用を最初に負担をすれば、その後の月々の維持費はかかりません

    完成されたストリートビュー屋内版自体に維持費は必要は無く、自社のホームページやブログなどに何度利用しようが追加の費用はかかりません。

    つまり、Googleストリートビュー屋内版は「払い切り型」のサービスなのです。

    弊社のGoogleストリートビュー撮影のこだわり

    ※弊社が撮影に携わった、神奈川県横浜市のTIES(タイズ) charcoal&spicesさまのストリートビューです。

    Googleストリートビュー撮影をサービスとして提供している会社さまは世の中いろいろありますが、弊社では、特に次のことにこだわって、撮影に携わっております。

    インターネット上に残り続けるものなので「その場所の宣伝に繋がる」ような撮り方をする。

    どういう事かと申し上げますと、アップロードして残り続けるものならば「その店舗の特徴となる品物やアピールポイントを必ず印象的な位置に配置して撮る」という事です。

    例えば、飲食店様でしたら、そのお店の「色」が出るのはメニューです。

    ですので、店内の黒板に手書きのメニューを分かりやすく書いていただき、それを確実に撮るようにしています。

    場所の移動ができるポスターや看板でしたら、「ストリートビュー上で確実に見える位置」に置いて撮影を行います。

    また、撮影ポイントを決める際にも、ご要望に応じて(奥行きを見せたい・周りの展示物を見せたいなど)臨機応変に対応しております。

    撮影当日に、忙しくて掃除が間に合ってないお店があったときには、一緒に掃除をしたりモノの移動をお手伝いしたこともあります。

    せっかくご契約をいただき、料金をいただく以上、美しく撮るというのが弊社のこだわりです。

    シンプルですが、ずっとネット上で公開されるものを作成するのですから、とても重要だと考えております。

    まとめ

    Googleストリートビュー屋内版の導入にかかる費用について、最後にもう一度まとめます。

    具体的な費用の目安

    • 個人経営の比較的小規模な飲食店では、3~5ポイント(契約料+撮影料=8万円~10万円の費用)
    • 個室完備の中規模な飲食店では、8ポイント前後(契約料+撮影料=13万円前後)
    • 幼稚園や福祉施設など、1階と2階があるところでは、15ポイント前後(契約料+撮影料=20万円前後)
    • 撮影と360度パノラマ画像作成のみに費用が発生する「払い切り」型である。
    • ストリートビューの料金設定は、提供する会社によって自由に決められる。(弊社の場合はシンプルに、契約料:5万円、撮影料:1ポイント1万円)

    一度作成し、公開したストリートビューは、その先ずっと店舗施設をアピールし続ける「自動集客装置」となります。

    まだ導入されていないお店や施設のオーナー様は、同じ地域の同業他社に先がけて「室内が見えるお店」という差別化をされてみてはいかがでしょうか?

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