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ストリートビューとインドアビューの3つの違いを実際の画像で確認しよう

この記事を読んでいるあなたは、「ストリートビューとインドアビューって、一体何がどう違うの?」と思っていませんか?

なんとなく、ストリートビューは「外」で、インドアビューは「中」というイメージはあるかもしれません。
しかし、違いはそれだけではないのです。

他にはどんな違いがあるのか?さっそく説明していきたいと思います。

ストリートビューとインドアビューの決定的な違いは3つ

Google社により提供が始まった、ストリートビューとインドアビューのサービス。

この両者には、決定的な違いが3つあります。

  1. 撮影している風景
  2. 撮影者
  3. 撮影のタイミング

です。
それぞれの違いについて、さらに詳しく説明します。

①ストリートビューとインドアビューがそれぞれ映している風景とは?

文字から受け取るイメージで大体お分かりかと思いますが、ストリートビューが映している風景は「道沿い(外)」で、インドアビューが映している風景は「建物の室内」です。

【ストリートビュー】

【インドアビュー】

ストリートビューは、今やほぼ日本全域の道沿いの画像が公開されています。Googleストリートビュー公式サイトにて公開地域を確認してみると、100%に近い確率でカバーされているのが分かります。(青く塗られている部分がストリートビューの撮影・公開がされた地域です)

それに対して、建物の室内(インドアビュー)は、商業施設や会社など、公の場所のみ公開されています。
個人の家の中など、プライバシーに大きく関わるインドアビューはありません。

②ストリートビューとインドアビューは撮影者が違う

Google社のストリートビューカーを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

実はストリートビューとインドアビューは、撮影している人が違います。

ストリートビューは、Google社がストリートビューカーなどを使って、直接撮影していきます。

それに対してインドアビューは、「Googleストリートビュー(インドアビュー)認定フォトグラファー」と呼ばれる民間の会社や個人が撮影します。
認定フォトグラファーとは、Googleからストリートビューやインドアビューの撮影技術を受け継いだ組織や個人のことです。(Googleと提携しているわけではなく、独立した業者になります)

③ストリートビューとインドアビューの撮影のタイミング

ストリートビューとインドアビューは、撮影されるタイミングが違います。

簡単に言ってしまうと、

  • ストリートビュー→Google社のスケジュールに従って撮影
  • インドアビュー→インドアビューを公開する建物側のスケジュールに従って撮影

となります。

ストリートビューは大雑把に言い表すと「いつの間にか撮影されていて、自動で公開される」というイメージです。

Googleストリートビュー公式サイトにて、何年何月にどの地域で撮影をおこなうか?を知ることはできますが、詳しい日付や時間帯までは分かりません。

Google社が自主的に撮影して公開しています。

それに対してインドアビューは「申請したタイミングでの撮影」になります。

インドアビューをインターネット上に公開したい店舗や施設が、認定フォトグラファーに依頼をすれば撮影がおこなわれます。

認定フォトグラファーは、サービスの一環として撮影をおこないますから、費用がかかることがほとんどです。

ただし費用をかける分、認定フォトグラファーと密に打ち合わせをおこなうことができ、お店の魅力を存分に表現できるようなインドアビューに仕上がります。

※ストリートビューの場合は、いわばGoogleが勝手に撮影していくことになりますので、「お店の外観の映りが良くない」と思ってもすぐには修正できません。

ストリートビューはどちらかと言えば「道案内の補足」の役割となりますが、インドアビューは「店舗や会社の室内を公開して集客につなげる」という、PRの目的が強いものです。

インドアビューはホームページやSNSに代わる、インターネット上の新しい集客ツールと言えるでしょう。

なのでインドアビューを検討する際は「自身のお店(会社)は、どの部分をメインに撮影してもらえば魅力的に見えるのだろう?」という視点で考えてみることをおすすめします。

ストリートビューについては、Google社がいつの間にか撮っていてくれているため、それほど考えなくても大丈夫です。

ストリートビューとインドアビューは統合される?

「ストリートビュー」「インドアビュー」という言葉は、使い分けられていますが、実は2015年に統合しています。

ストリートビューもインドアビューも含めて「Googleストリートビュー」という名称になっています。
(インドアビューについては「Googleストリートビュー(屋内版)」と呼ばれることもあります)

名称を統合するということは、Googleが道路沿いのみならず、全国の店舗や施設の室内も、ほぼ全て見られる状態をスタンダードにする意気込みがあるからでしょう。

インドアビューを導入する店舗は、都市部を中心にじわじわ広がっています。
GoogleマップやGoogle検索で気になるお店を探せば、当たり前のように室内が見られる未来は近いかもしれませんね。

まとめ

ストリートビューとインドアビューの違いは、大きく分けて3つです。

    ①撮影している風景
    ストリートビューは道沿い(外)を、インドアビューは建物の室内を撮影している。
    ②撮影者
    ストリートビューはGoogle社が直接撮影している。インドアビューは、撮影技術を受け継いだ民間の会社や個人(認定フォトグラファー:Googleと提携はしていない独立した業者)が撮影している。
    ③撮影するタイミング
    ストリートビューはGoogle社のスケジュールによって撮影される。インドアビューは申請式で、公開を望む店舗施設が認定フォトグラファーに依頼したタイミングでの撮影となる。

普段何気なく見ているストリートビューとインドアビューも、違いが分かれば発見できることも変わってくるでしょう。

特にインドアビューは、そのお店や会社のこだわりが詰まった画像です。
「どこがアピールポイントなのかな?」と探しながら見ていくのも面白いかもしれません。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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