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LINE公式アカウントのリッチメッセージについて徹底解説。その機能やメリットなど。

2022.12.16

LINE公式アカウントのリッチメッセージとは、テキストと画像を組み合わせて、通常のメッセージとして配信できる機能です。 ユーザーの視覚情報に訴求できるので、テキストのみのメッセージよりも高い宣伝効果が得られます。

本記事では、LINE公式アカウントのリッチメッセージについて解説していきます。

LINE公式アカウントのリッチメッセージとは

LINE公式アカウントのリッチメッセージ機能は、テキストと画像を1つのメッセージにまとめて配信できる機能です。
新商品やキャンペーンやセール実施の画像など、文字情報だけでは伝わりにくい内容を分かりやすく配信できるのでメッセージの開封率も上がりやすくなります。

また、リッチメッセージ機能はすべての料金プランに搭載されているので、無料のフリープランから始めてみるのも良いでしょう

リッチメッセージのメリット

リッチメッセージには通常のメッセージ配信とはまた違ったメリットがあります。活用することでさらなる集客に繋げることができます。
この章ではリッチメッセージの主な2つのメリットについて解説していきます。

1.画像と組み合わせられる

リッチメッセージのメリットは、まず、テキスト以外に画像を組み合わせて配信できることが挙げられます。 テキストのみでのメッセージよりも少ない情報で、かつ分かりやすく視覚的に訴求できるのでとても効果的です。

リッチメッセージは通常のメッセージよりも画像が大きく表示され、トーク画面のスペースを多く占有できます。その分、インパクトがあるのでユーザーの目をさらに惹きやすくなります。

引用元:LINE公式サイト

2.リンクやクーポンに誘導できる

次に、リッチメッセージの画像にはWebのリンクを埋め込むことができます。
例えば、最新情報をテキストで大まかに説明し、さらに詳しい情報を知ってもらえるよう、添付したリンクから自社サイトや予約サイトに移動を促すようにしましょう。そうすることで実際の来店や予約に繋がる確率が高まります。

そして、Webリンク以外にもLINE公式アカウントで発行したクーポンも配信できるので、ユーザーには友だち登録を続けるメリットを感じてもらえます。

リッチメッセージと他の機能との比較

リッチメッセージ以外にもLINE公式アカウントには画像を活用した機能があります。
その他の機能との違いを比較しながら、必要に応じて使い分けたり、ご自身のビジネスに合った配信方法を選んでみましょう。

1.通常のメッセージ配信との違い

まず、通常のテキストのみのメッセージの配信方法とリッチメッセージとの違いについてですが、それは画像にリンクが貼れないことです。

メッセージには画像や動画を添付できますが、それらをタップしても外部サイトに移動できませんが、リッチメッセージとして配信すれば画像にリンクを埋め込めるので、タップしてクーポンや新商品の詳細が載っているサイトへと誘導できます。

2.リッチビデオメッセージとの違い

次に、動画を配信できるリッチビデオメッセージという機能との違いについてです。
リッチビデオメッセージで配信された動画は自動再生されるシステムです。動画の視聴完了後にクーポンなどの特典を取得できるサイトに導くこともできます。

一方、リッチメッセージには動画を添付することはできません。
なので、新商品や新サービスのアピールに特に力を入れたい場合などはプロモーションビデオを添付したり、常連のお客さん向けにセールのお知らせを兼ねたビデオメッセージを配信したりすれば、画像のみを送信した場合よりもさらに視覚的に訴えることができます。

このように動画と画像をバランス良く組み合わせて様々な角度からユーザーにアプローチすると効果的です。

3.カードタイプメッセージ(カルーセル)との違い

そして、カードタイプメッセージとの違いについてです。
カードタイプメッセージはカルーセル(回転木馬)表示といわれる、複数の画像を横一列に並べる表示形式で配信できます。

リッチメッセージは画像を縦に並べる表示形式のみですが、カードタイプメッセージでは左右にスライドして見たい画像を選べます。なので、キャンペーン情報のリンクを埋め込んだ画像とクーポンを一緒に並べて配信するといった方法も可能になります。

4.リッチメニューとの違い

最後に、リッチメニューとの違いについてです。名前がとても似ていますが、リッチメニューはトークルームに固定表示されるメニュー機能です。

リッチメッセージは、他のメッセージと同じように古い情報は流れていってしまいますが、リッチメニューはトークルームに常に表示される分、閲覧頻度が高くなります。
なので、キャンペーンのお知らせやセール期間中などはリッチメニューに関連する画像を大きく表示させましょう。

また、リッチメニューは内容を更新してもユーザーに通知されないので、更新や項目を追加した場合などはリッチメッセージも一緒に配信して周知させると良いでしょう。

リッチメッセージの作成・配信方法

この章では、リッチメッセージの作成・配信方法について、実際のLINE公式アカウントの管理画面を使って解説していきます。 あらかじめ画像を用意する必要があるので、商用利用できるフリー画像サイトなどで取得するのをおすすめします。

もしも、ご自身やスタッフで画像を用意したり、リッチメッセージを設定するのが難しいという場合はLINE公式アカウントの運用代行業者に相談してみるのも良いでしょう

1.リッチメッセージの作成

LINE公式アカウントの管理画面にログイン→左側のメニューから「リッチメッセージ」を選択→「リッチメッセージを作成」をクリック→作成画面に移動

①タイトルを入力:タイトルは100文字以内で入力できますが、プッシュ通知に表示された時にどういう情報なのか分かりやすいタイトルにしましょう。

②メッセージ設定画面でテンプレートを選択:全部で9種類から選べます

2.画像の作成

次に画像を設定を行います。テンプレートを選択したら画像をアップロードします。(今回は4分割されたテンプレートを例として選択します。)

画像を事前に用意している場合は“画像をアップロード”を選択します。

画像をまだ用意していない場合は“画像を作成”を選択します。画面右上のデザインガイドから画像用のテンプレートをダウンロードできます。

3.アクションの設定

画像の作成が完了したらアクションの設定を行います。
ここで外部のWebサイトのリンクを埋め込んだり、LINE公式アカウントで作成したクーポンに誘導することができます。

Webリンクを貼る場合はURLを入力します。
下段のアクションラベルとは音声で読み上げ機能に対応しています。リンクやクーポンについての説明や概要を入力しましょう。

クーポンを設定する場合は、LINE公式アカウントで作成したクーポンを選択します。
クーポン作成の詳細についてはこちらの記事もご参考ください。

4.リッチメッセージを配信

最後に作成したリッチメッセージを配信します。
管理画面トップの左側のメニューの「メッセージ配信」からメッセージ作成画面に移動します。 メッセージの効果的な配信方法についてはこちらの記事もご参考ください。

テキストの入力画面で「リッチメッセージ」を選択→先ほど作成したリッチメッセージを設定→設定が完了したら配信します。

まとめ

LINE公式アカウントのリッチメッセージは、送信した画像から自社のサイトやお得なクーポンに誘導できる便利な機能です。 ときどき、他のタイプのメッセージも交えながらバリエーションを変えて配信してみると、ユーザーの興味を惹きつけやすくなります。
ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの運用に活かしてみてください。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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