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LINE公式アカウントのリッチメニューについて作成方法や活用のポイントなどを解説。

2022.12.12

LINE公式アカウントにはリッチメニューという機能があります。
リッチメニューは、トークルームの画面の下部に固定表示されるメニューです。 メニューの一覧にリンクを設定することで、クーポンやショップカードの利用促進や自社のWebサイトに誘導することができます。

本記事では、LINE公式アカウントのリッチメニューについて詳しく解説していきます。

LINE公式アカウントのリッチメニューとは

LINE公式アカウントのリッチメニュー機能は、クーポンショップカードなどLINEでの集客に必要なメニューを表示できます。
リッチメニューはトークルーム画面の大部分を占めるサイズなので、ユーザーの視覚情報に訴えやすく、また、クーポンやショップカードの他に、自社のサイトやコンテンツへの誘導などの効果が期待できます。

リッチメニュー機能はLINE公式アカウントすべての料金プランに搭載されていて、効果的に活用することでリピーターの獲得や売上向上に繋がりやすくなります。

リッチメッセージとの違いについて

この章ではリッチメニューとリッチメッセージの違いについて解説します。

LINE公式アカウントの機能には、リッチメッセージというテキストや画像以外にWebリンクなどをまとめて配信できる機能があります。 両方とも名前は似ていますが、リッチメッセージは通常のメッセージとしてユーザーに配信され、一方、リッチメニューはトークルームの画面内に固定表示されます。

リッチメニューはメニュー内容を更新してもユーザーに通知されないので、情報の更新や項目を追加した場合などはリッチメッセージを配信して周知すると良いでしょう。

リッチメニューの特徴とメリットについて

リッチメニューはLINE公式アカウントを運用する上でとても便利な機能が備わっています。積極的に活用して集客に繋げていきましょう。
この章ではリッチメニューの特徴と設定することで得られるメリットについて解説していきます。

1.無料で始められる

まず、リッチメニューは無料で始められます。
リッチメニューの機能はLINE公式アカウントのすべての料金プランに搭載されているので、事業を立ち上げたばかりで初期費用を抑えたいという方も無料のフリープランからすぐに設定できます。

また、追加料金なども発生しないため、メニューのデザインやレイアウトをキャンペーン期間中だけ限定のものにし、期間が終了したら通常のデザインに戻すという方法を取ることもできます。

2.ユーザーの目を惹きやすい

次に、リッチメニューはユーザーの目を惹きやすいのが特徴です。

リッチメニュー機能は携帯端末用のLINEアプリにのみ対応しており、LINEを開くと携帯端末の画面の大半がリッチメニューで占められているので、とても目立ちます。
また、リッチメニューを常に表示する設定にしておけばトークルームの下部に固定表示されるので、定期配信のメッセージのように流れてしまうことはありません。

メニュー内に、新商品の詳しい情報、自社のECサイトや予約サイト、お問い合わせのリンクなどを設置して外部サイトへの誘導を促せばクリック率も上がります。

3.情報更新が無制限

そして、リッチメニューはデザインの変更やボタンの追加などの情報更新が無制限に行えます。

また、更新の通知はユーザーには届くことはないので、幾度もデザイン変更が可能です。メニューのボタンの大きさやデザインの更新にも制限がないので、必要に応じてカスタマイズしてリッチメニューの表示の最適化を図れます。

ちなみに、LINE公式アカウントのメッセージ配信の数には制限があります。
配信数を節約したい場合は、新商品やキャンペーン開始などの最新情報は一番大きいボタンに設置して目立たせると良いでしょう。

4.リッチメッセージとの組み合わせで宣伝効果が上がる

最後にリッチメニューとリッチメッセージの組み合わせについてです。
先の章でも解説しましたが、リッチメッセージは新商品やキャンペーン情報の画像などを配信できる機能です。テキストのみの配信よりも視覚情報で訴求でき、メッセージの開封率も上がりやすくなります。

リッチメッセージで最新情報を配信した後、それに関連する特典(クーポンやプレゼント企画など)が取得できるリンクをリッチメニューに設置すればさらに宣伝効果が高まります。

このようにリッチメッセージとリッチメニューを組み合わせて配信することで、より高い集客効果を期待できます。

リッチメニューの作成方法

この章ではリッチメニューの作成方法について、LINE公式アカウントの実際の管理画面の画像を使って解説していきます。

もしもご自身やスタッフのみで作成が難しかったり、画像を用意する時間が取れないという場合はLINE公式アカウントの運用代行業者に問い合わせてみるのも良い方法です。

1.リッチメニューの基本設定

LINE公式アカウントの管理画面にログイン→<左側のメニューから「リッチメニュー」をクリック→リッチメニュー作成画面に移動→「作成」をクリック

基本設定
①タイトル:30文字まで入力できます。タイトルはユーザーには表示されないので、「新商品」、「キャンペーン」、「セール」など項目別に設定すると管理しやすくなります。
②表示期間:メニューを表示させる期間を設定します。キャンペーンの実施やセールなど期間が限られているものは短い期間にし、それ以外の時は通常メニューを長めの期間で設定しましょう。

2.リッチメニューの画面構成の設定

コンテンツ設定
①テンプレートを選択→選択ボタンをクリックしてサイズを選びます。一番大きいサイズを選んでトークルームの画面いっぱいに目立たせるのも良いでしょう。

②画像→画像を設定します。右上のデザインガイドからテンプレートをダウンロードできます。

設定できる画像は以下の通りです。

  • テンプレート(大)
    2,500 × 1686ピクセル
    1200 × 810ピクセル
    800 × 540ピクセル
  • テンプレート(小)
    2,500 × 843ピクセル
    1200 × 405ピクセル
    800 × 270ピクセル

画像の編集・加工は“イメージメーカー”というツールを使います。リッチメニューのテンプレートに合わせた加工が簡単に行えます。

引用元:LINE公式サイト

③アクション→画像の編集が完了したらアクションボタンの設定を行います。テンプレートのそれぞれの箇所に、クーポンやショップカード、外部サイトなど誘導に繋げたいボタンを設置します。
新商品やキャンペーン実施といった最新情報は大きめのボタンを作って目立たせると効果的です。

④メニューバー設定→メニューバーに表示されるテキストを入力します。
すべての項目の入力が完了したら保存を押して設定を終了させます。

まとめ

LINE公式アカウントのリッチメニューは、アクションボタンのデザインや配置、大きさなどを必要に応じて細かくカスタムすることで、ユーザーの視覚情報に訴求できる便利な機能です。
ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの運用に活かしてみてください。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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