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GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携させる方法とは?メリットや投稿の活用方法も解説

SNSの国内利用者数はおよそ7,975万人にのぼると言われ、いまや人々の生活の中心となっています。

そんな爆発的な拡散力を秘めたSNSとGoogleビジネスプロフィールを連携して、
「もっと店舗の知名度を上げたい」
「集客アップにつなげたい」

と考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし、実際に連携をしようとしても方法がわからなかったり、そもそもどんなSNSと連携できるのかわからないなど、つまづいてしまう方もいると思います。

そこで今回は、GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携する方法やメリットについて解説します。

本記事を参考に連携すると、少ない労力で効果的にユーザーへ店舗をアピールできるので、ぜひ最後までご覧ください。

GoogleビジネスプロフィールとSNSの連携とは?

GoogleビジネスプロフィールとSNSの連携とは、Googleビジネスプロフィールの「投稿」機能とFacebookやTwitterなどのSNSを連携することを指します。

「連携」とはいっても、Googleビジネスプロフィールで投稿した内容がSNSへ自動的に投稿されるわけではありません。

あくまで手動で投稿のリンクを挿入するので、「共有」という表現が近いでしょう。

※本記事ではわかりやすさを重視して「連携」という表現で統一します。

また、現在(2022年6月)Googleビジネスプロフィールと連携ができるのは「Facebook」と「Twitter」のみです。

「Instagram」「LINE」はGoogleビジネスプロフィールの投稿と同じ内容を再度投稿し直す方法で載せることができるので、後ほど詳しく解説します。

GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携する4つのメリット

ここまで、GoogleビジネスプロフィールとSNSの連携について解説しました。

では、連携をするとどんなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、店舗の集客や知名度上昇に欠かせない4つのメリットを紹介します。

  1. サイテーションを獲得できる
  2. 検索ユーザー以外にも投稿内容をアピールできる
  3. 口コミ投稿を効果的に促せる
  4. 少ない労力で情報の拡散が期待できる

サイテーションを獲得できる

1つ目のメリットは、サイテーションを獲得しやすくなる点です。

サイテーションとは、直訳すると「引用」「言及」という意味で、簡単に言うとネット上でどれだけ自店舗が紹介されたか、話題に上がったかを指します。

近年、サイテーションの獲得はMEO対策やSEO対策に効果があると言われ、店舗集客においても重要視されている要素です。

GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携すると自店舗の情報がユーザーの目に触れる機会が単純に倍に増え、さらにその投稿を見たユーザーに言及される可能性も高まります。

そうすることで、店舗の知名度上昇や来店するユーザーの増加が見込める点は、SNSを連携するメリットと言えるでしょう。

検索ユーザー以外にも投稿内容をアピールできる

2つ目のメリットは、Google検索のユーザー以外にも投稿内容をアピールできる点です。

Googleビジネスプロフィールの投稿内容は、本来Google検索やGoogleマップで検索したユーザーしか閲覧する機会がありません。

一方で、投稿とSNSを連携すればGoogleユーザーだけでなくSNSユーザーにも投稿内容を届けられます。

現代では多くの人がSNSを利用して情報収集をしているので、より多くのユーザーに自店舗のアピールができる点は、SNSを連携するメリットと言えるでしょう。

口コミ投稿を効果的に促せる

3つ目のメリットは、SNSユーザーに口コミ投稿を促せる点です。

Googleビジネスプロフィールにはユーザーが口コミを投稿するページの短縮URLを取得してSNSと連携できる機能があります。

短縮URLとは、通常のURLの文字数を圧縮したものです。

SNSでは投稿の文字数が140文字以内などと制限されている場合があり、通常のURLでは文字数が多すぎて投稿ができないことがあります。

そこで、URLを30〜40文字程度に短縮することで、文字数制限をオーバーすることなく投稿ができるのです。

より多くのユーザーに自店舗の口コミを投稿してもらう機会が増える点は、SNSを連携するメリットと言えるでしょう。

少ない労力で情報を多くのユーザーに発信できる

4つ目のメリットは、少ない労力で情報を多くのユーザーに発信できる点です。

TwitterやFacebookなど複数のSNSに同じ内容の投稿をすると、それぞれに写真を貼付したりテキストを入力、またはコピーアンドペーストしたりと、かなりの労力がかかります。

「それぞれに投稿するのが大変」「人手が足りない」とSNSへの投稿をやめてしまうと、ユーザーに店舗の名前や魅力を知ってもらう機会を逃してしまうでしょう。

一方で、SNSと連携をすると簡単なボタン操作のみで各種SNSに投稿ができるので、さほど労力をかけずに多くのユーザーへ情報の発信ができます。

これらは、SNSを連携するメリットと言えるでしょう。

※後ほど詳しく解説しますが、InstagramとLINEはこのメリットが適用されません。

Googleビジネスプロフィールと各種SNSを連携する方法

ここまでは、Googleビジネスプロフィールと各種SNSを連携するメリットについて解説しました。

ここからは実際に、FacebookやTwitter、口コミ投稿ページを連携する具体的な方法を紹介していきます。

InstagramとLINEにGoogleビジネスプロフィールの投稿を載せる方法も紹介するので、参考にしてみてください。

FacebookやTwitterと連携する方法

GoogleビジネスプロフィールとFacebook・Twitterを連携する方法は、もともと機能が備わっているため非常に簡単です。

まずは、Googleビジネスプロフィールの管理画面にログインしておきましょう。

  1. 画面左の「投稿」を押してSNSと連携したい投稿を選ぶ
  2. 「情報の共有」を押す
  3. 「Facebook」「Twitter」いずれかのボタンを押す
  4. SNS先で投稿する

FacebookとTwitterはたったこれだけで作業が完了するので、優先的に連携すべきと言えるでしょう。

口コミ投稿ページと連携する方法

3,口コミ投稿を効果的に促せる」で解説した、ユーザーに口コミを投稿してもらうページの短縮URLとSNSを連携する方法についてです。

現在(2022年6月)短縮URLと連携する機能が備わっているのは、「Facebook」「Twitter」「WhatsApp」の3つです。

※「WhatsApp」はアメリカでは定番の、日本におけるLINEのような立ち位置のメッセンジャーアプリです。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. Googleビジネスプロフィールの管理画面の「ホーム」を押す
  2. 「クチコミを増やす」の項目に表示されている「プロフィールを共有」を押す
  3. 口コミ投稿ページを連携したいSNSを選ぶ

ユーザーからたくさん口コミを投稿してもらうのはMEO対策にも有効なので、可能であれば連携したほうが良いでしょう。

なお、口コミを投稿してもらう条件として、ユーザーに特典や金品を提供する行為はGoogleのクチコミに関するポリシーで禁止されているので、注意しましょう。

Googleビジネスプロフィールの投稿をInstagramに載せる方法

Instagramは国内の月間利用者数がおよそ3,300万人超と言われる巨大なSNSで、魅力的な写真を掲載して店舗の集客や知名度上昇に活用したいと考える方も多いでしょう。

しかしInstagramは、FacebookやTwitterのようにボタン操作のみでGoogleビジネスプロフィールの投稿を載せることが出来ません。

投稿のURLをInstagramにコピーアンドペーストしてもリンク先にアクセスできないので、Instagramに載せるためには、

  • Googleビジネスプロフィールの投稿で使用した写真を挿入する
  • 投稿に記載した文章をコピーアンドペーストする

これらの方法で対応します。

少し手間がかかるとはいえ、同じ内容の投稿をInstagramで一から作成するよりも簡単ですので、可能であれば載せたほうが良いでしょう。

Googleビジネスプロフィールの投稿をLINEに載せる方法

飲食店や美容院、歯科医院などはLINE公式アカウント(旧LINE@)を所有しており、Googleビジネスプロフィールの投稿を載せたいと考える方も多いでしょう。

ですが、LINE公式アカウントもFacebookやTwitterのようにボタン操作のみで投稿を載せることができません。

Instagramと同様に、同じ内容の投稿をメッセージ画面にコピーアンドペーストする方法で載せましょう。

Googleビジネスプロフィールに店舗のホームページやウェブサイトのURLを載せる方法

SNSとの連携とは違いますが、店舗の公式ホームページやウェブサイトのアクセス数を増やして集客につなげたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

そんな時はGoogleビジネスプロフィールにそれらのサイトのURLを載せて、ユーザーを各サイトへ誘導しましょう。

具体的な方法は以下の通りです。

  1. Googleビジネスプロフィールの管理画面の「情報」を押す
  2. 「地球」のアイコンの横にURLをコピーアンドペーストする

Googleビジネスプロフィールのプロフィールを見たユーザーの来店や商品購入のきっかけを上手に作りましょう。

SNSとの連携が効果的な投稿内容

ここまでGoogleビジネスプロフィールの投稿とSNSを連携する方法について解説しました。

しかし、やみくもに連携するだけでは店舗の魅力をアピールできないばかりか、MEO対策の効果も見込めないでしょう。

そこで、ここではSNSとの連携が効果的なGoogleビジネスプロフィールの投稿内容を紹介していきます。

魅力的な写真を掲載している投稿

1つ目は、店舗の商品やサービスの魅力的な写真を掲載している投稿です。

お店の看板メニューやマッサージの施術風景などを掲載した投稿はユーザーに対して視覚的にアピールできるので、予約の増加や投稿の拡散、フォロワーの獲得につながるかもしれません。

一方で、ぼやけていたり何が写っているかわからなかったりする写真では十分に店舗や商品の魅力がユーザーに伝わりにくくなります。

したがって、ユーザーの購買意欲を刺激する魅力的な写真を掲載した投稿は、SNSと連携するのが効果的といえるでしょう。

最新情報の投稿

2つ目は、店舗でおこなったイベントや新メニューなどの最新情報の投稿です。

多くの人は新しいものに目がないため、最新の情報を投稿し続けることでユーザーの興味を引きやすくなり、予約の増加や投稿の拡散、フォロワーの獲得につながるかもしれません。

一方で、古い投稿のまま更新されていないとユーザーは「もしかして店舗が営業していないのかも」と来店をためらってしまいます。

特に新しい情報がないときでも一週間の予約状況などを投稿することで、店舗が実在して営業をしている証明にもなります。

したがって、多くのユーザーに来店や予約をしてもらうためには最新情報の投稿が効果的といえるでしょう。

ユーザーにメリットのある特典を利用した投稿

3つ目は、ユーザーにとってメリットのあるキャンペーンやクーポンなどの特典を利用した投稿です。

多くの人は「10%割引」「初回無料」などの特典があると来店や購入のハードルが下がります。

SNSと連携して投稿のリツイートやアカウントのフォローを特典付与の条件にすると、来店や予約、フォロワーの増加につながるかもしれません。

一方で、ユーザーにとってメリットのないキャンペーンや広告情報を発信してしまうと、集客につながらないばかりかアカウントの炎上など逆効果になってしまうこともあります。

したがって、多くのユーザーに来店や予約をしてもらうためにはユーザーにとってメリットのある特典を利用した投稿が効果的といえるでしょう。

まとめ

今回は、Googleビジネスプロフィールの投稿とSNSを連携する方法について解説しました。

FacebookとTwitterは連携すると少ない労力で多くのユーザーにアピールできるので、店舗集客を考えている方には欠かせない手段と言えるでしょう。

また、InstagramやLINEも少し手間がかかるものの、Googleビジネスプロフィールの投稿を載せると多くのユーザーにアピールができるので、可能であれば載せたほうが良いでしょう。

一方で、投稿内容によっては十分な集客効果が見込めないばかりか、炎上などのリスクがあります。

本記事を参考に、GoogleビジネスプロフィールとSNSを連携して有効的な運用方法を検討してみましょう。

弊社は、MEO対策を中心に様々な中小企業・店舗様をサポートしております。

Googleビジネスプロフィールの使い方や運用、店舗集客にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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