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Googleビジネスプロフィールの「メニュー・サービス」機能とは?登録方法やメリット、注意点を解説

飲食店や美容院などの店舗型ビジネスはさまざまなユーザーに来店してもらうために、数多くのメニュー・サービスを用意しているのではないでしょうか。

じつは、Googleビジネスプロフィールにはそのメニューやサービスを登録して、ユーザーにアピールできる機能があります。

しかし、いざ登録しようとしても、
「登録方法がわからない」
商品機能とメニュー・サービス機能の違いがわからない」
と悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、Googleビジネスプロフィールに「メニュー・サービス」を登録する方法や「商品」機能との違いについて解説します。

登録するだけで無料でカンタンに商品・サービスをアピールできるので、ぜひ最後までご覧ください。

「メニュー・サービス」機能とは?

Googleビジネスプロフィールの「メニュー・サービス」機能とは、お店で提供しているメニューやサービスを文章のみで登録できる機能です。

どちらもGoogle検索やGoogleマップを使ってお店探しをするユーザーにメニューやサービスをアピールできる機能ですが、現在(2022年6月時点)はスマートフォンとタブレットユーザーのみが閲覧可能で、PCユーザーは見られません。

「メニュー」と「サービス」の違いは?

「メニュー・サービス」と一括りにしていますが、実際はGoogleビジネスプロフィールに登録している店舗のカテゴリ(業種やサービス内容)によって表示が異なり、

  • 居酒屋、料亭などの「飲食店」⇒「メニュー」
  • 飲食店以外のカテゴリ ⇒「サービス」

と名称が分かれています。

登録方法や機能はほとんど同じですのでご安心ください。

「商品」機能との違いは?

Googleビジネスプロフィールには「メニュー・サービス」機能のほかにも「商品」という機能があります。

どちらも店舗で提供している商品やサービスを登録できる点は変わりませんが、以下のような違いがあります。

【商品機能】

  1. メニューやサービスの「写真」を登録できる
  2. スマホ・タブレット・PCユーザー全てに表示される

【メニュー・サービス機能】

  1. 文章のみしか登録できない
  2. PCユーザーには表示されず、スマホ・タブレットユーザーのみに表示される

明確な使い分けがあるわけではないため、可能であればどちらも登録しておいた方が良いでしょう。

ただし、あえて使い分けるとすれば、「商品」は一つ一つに写真を用意できるため、施術や治療に使用する器具、おすすめのメニューなど視覚的にイメージを伝えたいものが向いていると言えます。

また、「絶対にPCユーザーに宣伝したい」という商品やサービスがある場合は「商品」に登録する必要があるため、注意しましょう。

「メニュー・サービス」に登録する3つのメリット

ここまでGoogleビジネスプロフィールの「メニュー・サービス」機能の概要について解説しましたが、なぜ登録したほうが良いのでしょうか。

ここからは、登録すべき3つのメリットを紹介していきます。

  1. 登録した「メニュー・サービス」がGoogleの検索結果の一覧に表示される
  2. ユーザーがほしい情報をさがしやすくなる
  3. ユーザーが店舗をえらぶ基準になる

登録した「メニュー・サービス」がGoogleの検索結果の一覧に表示される

1つ目のメリットは、登録したメニューやサービスがGoogleの検索結果の一覧に表示される点です。

たとえば「ヘアカラー」というサービスを登録した場合、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップで「ヘアカラー」と検索すると、検索結果の一覧に表示されるようになります。

お店探しをするユーザーの目に触れる機会が増えて集客効果アップが期待できるのは、「メニュー・サービス」を登録するメリットと言えるでしょう。

ユーザーがほしい情報をさがしやすくなる

2つ目のメリットは、ユーザーが欲しい情報を探しやすくなる点です。

「メニュー・サービス」機能は文章のみで検索結果に表示されるため、ユーザーは飲食店のメニューのような手軽さと一覧性で商品やサービスを見られます。

また、店舗のホームページやウェブサイトにアクセスして、メニューやサービスを探す手間もなく済みます。

手早く情報を入手したいユーザーにとって利便性が向上するのは、「メニュー・サービス」を登録するメリットと言えるでしょう。

ユーザーがお店をえらぶ基準になる

3つ目のメリットは、ユーザーがお店を選ぶための基準になる点です。

「メニュー・サービス」機能では、お店で提供するメニューやサービスの「名前」「説明文」「価格」などを登録できます。

たとえば、歯のホワイトニングをしたいユーザーがいて、サービスを全く登録していない「歯科医院A」と、「ホワイトニング ¥10000~」というサービスを登録している「歯科医院B」がある場合、このユーザーは「歯科医院B」を選ぶはずです。

一方で、サービスを登録していない「歯科医院A」は来店見込みのあるユーザーを取りこぼし、機会損失となってしまいます。

このようにユーザーがお店を選ぶ基準になるのは、「メニュー・サービス」を登録するメリットと言えるでしょう。

「メニュー・サービス」を登録する方法

「メニュー・サービス」機能を登録するメリットがわかったところで、具体的な登録方法を解説していきます。

手順は以下のとおりです。

  1. Googleビジネスプロフィールの管理画面の「メニュー」または「サービス」を押す
  2. 「メニューアイテムを追加」または「他のサービスを追加」を押す
  3. 「アイテム名」「アイテムの価格」「アイテムの説明」を入力する

なお、これらの作業をするためにはGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認を完了している必要があります。

まだオーナー確認が済んでいない方は、先に済ませておきましょう。

また、「メニュー・サービス」はPCでのみ登録が可能です。

スマートフォンやタブレットでは登録できませんので、PCを使用できる環境で登録しましょう。

Googleビジネスプロフィールの管理画面の「メニュー」または「サービス」を押す

まずはGoogleビジネスプロフィールの管理画面にログインします。

Googleマイビジネスのサービス機能

画面左上にあるメニューバーを押すと、「メニュー」または「サービス」と表示されるので、それを押します。

「メニューアイテムを追加」または「他のサービスを追加」を押す

「メニュー」を追加する場合は「メニューアイテムを追加」を押します。

「サービス」の場合は「他のサービスを追加」を押して「保存」を押すだけで登録できます。

サービスの価格情報や説明は、追加したいものをえらんであとから登録しましょう。

「アイテム名」「アイテムの価格」「アイテムの説明」を入力する

「メニュー」の登録画面にうつったら、それぞれ以下の項目に入力しましょう。

  • アイテム名
  • アイテムの価格(省略可)
  • アイテムの説明(省略可)

「アイテム名」は140文字以内、「アイテムの説明」は1000文字以内で入力し、価格を設定して画面下の「追加」を押したら登録は完了です。

「アイテムの価格、説明」の入力は省略できますが、「2-3.ユーザーがお店を選ぶ判断材料になる」で解説したとおり、未入力は機会損失となるおそれがあるので、できれば入力することをおすすめします。

なお、登録したいメニューに該当するカテゴリがないときは「メニューセクションを追加」でも可能です。

「メニュー・サービス」を登録するときの2つの注意点

ここまでGoogleビジネスプロフィールで「メニュー・サービス」を登録する方法について解説しましたが、登録するときは2つの点に注意しましょう。

  1. 説明文は内容がカンタンに理解できるように記載する
  2. 最新の情報を登録する

説明文は内容がカンタンに理解できるように記載する

1つ目の注意点は、説明文を読んだユーザーがメニューやサービスの内容を簡単に理解できるように記載する点です。

説明文の文字数制限は1000文字以内ですが長々とメニューやサービスの特徴を書いてもユーザーが読みにくくなるので、100文字程度で簡潔に書くと良いでしょう。

わかりやすい例を挙げると、

【ヘアカラー】
髪に優しいオーガニックカラーです。
保護成分配合で、カラー剤の不快なニオイや髪へのダメージを最小限におさえます。
色持ちも良く、白髪染めとしてもおすすめです。

このくらい簡潔な文章のほうがユーザーは内容を理解しやすいため、むやみに情報やキーワードを詰めこむのはさけましょう。

最新の情報を登録する

2つ目の注意点は、メニューやサービスの新しい情報を登録する点です。

Googleビジネスプロフィールに古い「メニュー・サービス」が登録されていると、来店したユーザーとトラブルになったり店舗がイメージダウンしたりする恐れがあります。

たとえば「旬の野菜をつかった天ぷら」というメニューを、Google検索で見つけたユーザーがいたとします。

しかし、いざ店舗に行ったら「そのメニュー、もうやってないんですよ」と言われたら、がっかりするはずです。

そのユーザーは店舗に対してわるいイメージを抱き、悪意のある口コミを投稿するなど店舗のイメージダウンにつながる嫌がらせをするかもしれません。

こういったトラブルで損害を受けないために、メニューやサービスは新しい情報を登録したほうが良いでしょう。

まとめ:Googleビジネスプロフィールのメニュー・サービス機能を活用して集客アップを目指そう

今回は、Googleビジネスプロフィールに「メニュー・サービス」を登録する方法について解説しました。

「メニュー・サービス」機能は店舗集客に役立つべんりな機能です。

ですが、ユーザーを第一にかんがえてメニューやサービスを登録しないと、トラブルやイメージダウンなど大きな損害をまねくおそれがあります。

本記事を参考に「メニュー・サービス」を登録して、より多くのユーザーに選ばれる魅力的な店舗を目指しましょう。

弊社は、MEO対策を中心に様々な中小企業様や店舗様のサポートをしております。

Googleビジネスプロフィールの使い方や運用、店舗集客にお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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