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LINE公式アカウントのタグ付けのメリットや方法などをご紹介。

2022.11.04

“LINE”は日本国内で最もユーザー数の多いSNSです。そして、そのLINEをビジネス運用できる“LINE公式アカウント”は多くの企業に導入されています。
LINE公式アカウントでは、ともだち登録しているお客さんに向けて定期的な情報発信ができます。発信において効果的なのがタグ付けによる絞り込み配信です。

本記事では、ともだち登録しているユーザーへのタグ付けのメリットやタグの設定方法について解説しています。

LINE公式アカウントのタグとは

LINE公式アカウントの情報配信には、登録している全てのユーザーに一律で配信する“全体配信”とユーザーの特徴を絞って配信する“セグメント配信”の2種類の方法があります。

タグ(チャットタグ)に特定のキーワードを付け加えて、友だち登録しているユーザーの特徴をカテゴリ分けして複数のグループごとに管理できます。

タグを使うことで、“初来店した時期”や“平均的な購入金額や滞在時間”、“再来店の頻度”など、ユーザー一人ひとりの特徴を細かく分類できます。
それぞれのグループの特徴に適した情報発信ができるので、ペルソナマーケティングとしての効果を発揮します。

タグ付けのメリット

LINE公式アカウントのタグ付けは定期的な情報配信にとても便利な機能です。 タグ付けを活用することで以下のようなメリットがあります。

・ユーザーの管理がスムーズに行える
カテゴリ分けされるので、ユーザー管理の効率が良くなり、情報発信の最適化を図れます。

・メッセージの開封率が上がる
ユーザーに効果的なメッセージを送るとCVが上がるので、売上の向上も見込めます。
また、配信先が絞られるので、メッセージの発信回数が少ない無料プランの範囲内でも充分に効果があります。

・ブロック防止に繋がる
ユーザーの興味をひく情報を発信できるのでブロックされる確率も低くなります。
そして、定期配信を楽しみにしてくれるファンが増え、リピーターとして、さらなる集客が見込めます。そして、すでに友だち登録しているユーザーの口コミなどから新規顧客の開拓にも繋がります。

タグ付けの方法

この章では実際のタグ付けの方法を解説していきます。

タグ付けはLINE公式アカウントの管理画面から行います。PC版でもスマホ版でもどちらからでも付与できますが、今回はPC版でのスクリーンショットを使って解説していきます。

1.タグの作成と付与する方法

①管理画面にログインし、画面上部の“チャット”と書いてあるタブをクリックします。

②チャット設定の画面上部の“タグ”と書いてあるタブをクリックします。

③左側の設定(歯車のマーク)をクリックし、タグを作成します。(1人のユーザーに対し、20文字以内で自由に設定できます。)

④そして、ともだち登録しているユーザーにタグ付けする方法です。左側のメニューから“連絡先”を開きます。
ユーザーの名前の右にある“+タグを追加”をクリックし、タグを入力します(上限10個まで)。
これでタグ付けが完了です。

2.タグを付けたユーザーにメッセージを送信する

次にタグを付けたユーザーのグループに、店舗の最新情報などのメッセージを送信する方法です。

①左側のメニューから“絞り込み配信”のマークをクリックして開きます。“タイプを選択”という項目にチェックが入っていることを確認します。

②左側のタグ付けしたグループを選択してメッセージを作成後、送信すれば完了です。

ちなみに、このメッセージ配信はLINE公式アカウントの料金プランに記載してある配信数に含まれます。
タグ付けで配信先を絞ることで、情報を必要としているユーザーに確実に届けられます。なので、配信数に制限のあるプランでもタグ付けの効果を充分に発揮します。

タグ付けする際の注意点

LINE公式アカウントのタグ付けは、最新情報のセグメント配信にとても便利ですが、いくつか注意しなければいけない点があります。
この章では、タグ付けする際の注意点について解説していきます。

1.絞り込み配信は友だち登録100人から

まず、タグ付けによる絞り込み配信ができるのは友だち登録数が100人以上の場合のみです。該当する属性のユーザーが100人に満たない場合は送信できません。
もし、自社のアカウントの友だち登録数が100人以下の場合は、登録ユーザーを増やすか、タグを使わずに手動で配信を行いましょう。

また、友だち登録数の算出には数日のタイムラグが発生する点にも注意しておきましょう。

2.タグを細かく分けすぎない

次に、タグの種類を細かく分けすぎないようにしましょう。
10個までの単語が設定できますが、たった10個でも上限いっぱいまで設定すると管理に手間がかかってしまいます。

また、タグの種類が多いと二重にメッセージを送ってしまう可能性も懸念されるので、あくまでも自身のビジネスに深く関連のある単語に絞ってタグを作成しましょう。

3.タグ付けは自動化できない

そして、タグ付け自体は自動化できないので、すべて手動でおこなう必要があります。タグ付けを自動で行えるツールなどもあるのでそれを活用するのも一つの方法です。

もし、ご自身やスタッフのみで日々の業務と並行しながら運用するのが難しい場合は、LINE公式アカウントの運用代行を検討してみてもいいでしょう。運用代行についてはこちらの記事もご参考ください。

まとめ

ユーザーの特徴を掴んだ細やかなタグ付けでのセグメント配信は、ご自身のビジネスの情報発信をより効率的なものにします。ぜひ、ご自身のLINE公式アカウントの効果的なビジネス運用に活かしてみてください。

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井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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