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Googleストリートビュー屋内版の3大メリット。来店数を増やす「仕掛け」を解説

今回は、店舗や施設内を360度バーチャル閲覧ができるサービス「Googleストリートビュー屋内版」のメリットについて徹底的に解説していこうと思います。

数多くのストリートビュー撮影を行ってきた弊社は、クライアント様から導入後の感想を頂くことがあります。

頂いた感想を分析してみると、Googleストリートビュー屋内版には、大きく分けて3つのメリットがあることが分かりました。

さっそく、その3つのメリットを詳しくお話していきたいと思います。

ストリートビュー屋内版導入のメリット① Google検索で目立つ

ストリートビューを導入すると、Googleの検索画面上で「目立つ」ようになります。

Googleストリートビュー_Google検索

【パソコン画面上では】

店名(施設名)で検索すると、マップの部分に「写真を表示」と共にストリートが追加されます。

(ストリートビューが導入されていないとマップのみの表示となります)

【スマホ画面上では】

店名(施設名)で検索すると、詳細の部分に「中を見る」の表示と共にストリートビュー屋内版が追加されます。

(ストリートビュー屋内版が導入されていないと、外観写真のみとなります)

人の視線は、左上を起点として「Z型」や「F型」に情報を閲覧する傾向があり、Google検索画面を見ると丁度目が止まる位置にストリートビューが表示されます。

ストリートビュー屋内版を導入すると、このように、360度の室内画像を「最も目に留まりやすい場所」へ配置することができます。

店舗名や施設名をダイレクトに入力して検索するということは、その人がその場所に強い興味を持っているということです。

そんな方に、「あらかじめ店内を見渡せる」という体験をしてもらえば、来店の可能性はより上がっていきます。

補足:Google検索で目立つとなぜいいのか?

インターネット検索業界において、Googleの利用者は圧倒的な数に上ります。

日本では、パソコンでネット検索をする人のうち約54%が、スマホでネット検索をする人のうち約97%がGoogleを利用しています。

<参考>ニールセン株式会社 2014年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングより

圧倒的なシェアを誇るGoogle検索の中で、「店舗や施設の存在を目立たせる」ことは集客においてとても有利になります。

補足:地名+〇〇(サービス内容)の検索にも強い

ストリートビューを導入すると、あなたの店舗名や施設名を「まだ知らない方」にも、その存在をアピールしやすくなります。

先ほどの金沢白百合幼稚園さまをもう一度例に出すと、「横浜市金沢区 幼稚園」でGoogle検索した結果、かなり見やすい場所に園の名前が表示されているのが分かります。

Googleが提供するサービスであるGoogleストリートビュー屋内版を導入し、あなたの店舗や施設の情報をより濃いものにしておくと、このように「店舗名や施設名を知らない見込み客」に見つけてもらいやすくなります。

ただし、同じ地域の同業他社の数によって検索結果は変わります。

Googleストリートビュー屋内版を導入すれば、どのお店も同じように検索結果の見やすい場所に表示されるかというと、100%必ずとは言い切れません。

しかし、ここで対策を諦めてしまうのは大きな機会損失だと弊社は考えています。

なぜなら、「地域名+〇〇(サービス内容)」のキーワードで検索するユーザーは、『その地域で〇〇(サービス内容)を展開しているお店をいくつか知って比較したい』と思っている方が多いからです。

「地域名+〇〇(サービス内容)」で検索すると、該当するサービスを営む店舗一覧を見ることができるのですが、そこでもストリートビューが表示されます。

つまり、ストリートビューを導入していることで、導入していない同業他社と「情報の差別化」を図ることができるのです。

ストリートビュー屋内版導入のメリット① Google検索で「目立つ」のまとめ
・人々がネット上の画面を閲覧するときの”クセ”に沿って、絶妙な位置にストリートビューが配置されるようになる
・店舗や施設の名前をまだ知らない見込み客が「地域名+〇〇(サービス内容)」と検索したときにも、ヒットしやすくなったり、同業他社と差別化を図ったりすることができる

ストリートビュー屋内版導入のメリット②店舗(施設)に親近感を持ってもらえる

SNS上で頻繁にコミュニケーションを取っている人に直接会ってみると、初対面でも久しぶりの再会でも最初から「打ち解けて話せる心地良さ」を覚えたことがある人が多いと思います。

この感覚は気のせいではなく、「単純接触効果」という名前で証明されているものです。

簡単に説明すると「知っているものを好きになる」という性質です。

この単純接触効果をGoogleストリートビュー屋内版に照らし合わせてみると、実際に訪れるまで室内が見えない店舗や施設よりも、あらかじめ室内が見えた店舗や施設の方が、親近感や好意が湧きやすいということになります。

Googleストリートビュー屋内版を見た店舗の方が、問い合わせしやすいと感じますし、来店しやすいとも感じるのです。

さらにGoogleストリートビューは、「ユーザー自身が様々な場所を見ることができる」という特徴があります。

パソコンのマウスで(スマホだと指で)ぐるぐる動かしながら移動していきます。

この「触覚(動かす)+視覚(見る)」という複数の感覚をユーザーに使わせる体験がポイントとなります。

脳の仕組みを利用した広告手法の一つに多くの感覚を使わせるというものがあります。
「同時になるべく感覚を多く使わせると、それだけ物事をしっかり記憶するようになる」という仕組みです。

ただ見ているだけの店内画像と、自分でマウスや指を使って動かしながら見ていくGoogleストリートビュー屋内版では、Googleストリートビュー屋内版を動かした店舗や施設の方が、ユーザーに記憶されやすくなるのです。

ストリートビュー屋内版導入のメリット② 店舗(施設)に親近感を持ってもらえるのまとめ
・「知っているものを好きになる」という脳の特徴から、ストリートビューで室内の様子が分かる店舗(施設)のほうが、問い合わせや来店につながりやすい
・「見る+手で動かす」という、複数の感覚を使わせてストリートビューを見せることで、より見込み客の記憶に定着しやすくなる

ストリートビュー屋内版導入のメリット③ オーナーや従業員の意識向上につながる

あなたの店舗や施設のストリートビューを見て、来店を決めたお客様がいるとします。

そんなお客様が実際に来店してみたところ「インターネットで調べた情報と違う」と、ガッカリされるのは店舗の責任者としては避けたいはずです。

Googleストリートビュー屋内版は、削除しない限りずっとインターネット上に残り続けます。

Googleストリートビュー屋内版を見てやってくるお客様もいるはずなので、店内は撮影した時と同じクオリティを保っておくべきでしょう。

なので、Googleストリートビュー屋内版を導入すれば、店舗施設内の清掃やインテリアの劣化などに、今以上に一人一人のスタッフの意識が働くことになります。

結果的に、お客様が過ごす空間を常に居心地の良い状態に保つことに繋がります。

ストリートビュー屋内版導入のメリット③ オーナーや従業員の意識向上につながる!まとめ
・常にネット上に公開されるストリートビューは、店舗施設内の環境維持につながる

弊社が実際にいただいた声

弊社はGoogle認定パートナーとして、さまざまな業種の店舗施設でストリートビュー撮影をさせていただいております。

これまで、飲食店・病院・幼稚園・学校などを中心に携わってまいりましたが、ストリートビュー屋内版を導入された店舗施設の方からは、こんなお声を頂戴しています。

  • 「新規で訪れるお客様が増えました」
  • 「お問い合わせの数が増えました」
  • 「外国人観光客の来店数が増えました」
  • 「優秀なスタッフの採用率が上がりました」

今までインターネット上で見せていなかった店内を、Googleストリートビュー屋内版という形で公開したことにより、待っていてもアプローチされる確率が上がったところが多いです。

ここまでにご紹介してきた「Googleストリートビューのメリット」が、効果的に働いているのだと感じます。

まとめ

Googleストリートビュー屋内版を導入することのメリットを、最後にもう一度まとめてみます。

メリット① Google検索で「目立つ」
  • 人々がネット上の画面を閲覧するときの”クセ”に沿って、絶妙な位置にストリートビューが配置されるようになる
  • 店舗や施設の名前をまだ知らない見込み客が「地域名+〇〇(サービス内容)」と検索したときにも、ヒットしやすくなったり、同業他社と差別化を図ったりすることができる
メリット② 店舗(施設)に親近感を持ってもらえる
  • 「知っているものを好きになる」という脳の特徴から、ストリートビューで室内の様子が分かる店舗(施設)のほうが、問い合わせや来店につながりやすい
  • 「見る+手で動かす」という、複数の感覚を使わせてストリートビューを見せることで、より見込み客の記憶に定着しやすくなる
メリット③ オーナーや従業員の意識向上につながる
  • 常にネット上に公開されるストリートビューは、店舗施設内の環境維持につながる

どこかに出かける前には、その場所に関する情報をネットで検索。この流れは、今後もさらにスタンダードになっていくでしょう。

「見れば分かる」の、何よりも正直な情報提供であるストリートビューで、あなたのサービスのファンを増やしてみませんか?

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

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