店舗集客の課題をMEO対策で解決?コロナ禍で最適な集客対策とは
2020年から流行したコロナウイルスのせいで、多くの店舗で売り上げが伸び悩んでいます。
店舗を運営している事業者の方々は「売上が伸びない」「集客したい」などとお悩みでしょう。
売り上げが伸び悩むコロナ禍で集客を上げるには、Googleビジネスプロフィールを使った【MEO対策】がおすすめです。
そこで本記事では、店舗の課題や消費者の行動の傾向を基にMEO対策を行うべき理由をご説明します。
MEO対策をご自身でも行えるようにやり方も分かりやすく解説しておりますので、ぜひご参考ください。
新型コロナウイルス感染症による店舗の課題と対処法
まずは、新型コロナウイルス感染拡大の状況と店舗への影響、そして他の店舗がどのような課題を抱えており、そしてどのように対処してるのか統計を見てみましょう。
新型コロナウイルス感染拡大の状況
2020年2月21日~2021年9月末までの感染者数を見てみると、2021年7月から過去一番で感染者数が増加し、9月には急激に減少しました。
感染者数の増減に合わせて「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」も発令しておりますが、このグラフからも分かるように、感染者数は減っては増えてを繰り返しています。
日本で最初に新型コロナ患者が報告された2020年1月16日からもう少しで2年が経とうとしていますが、マスクを着けた生活がいつまで続くか分からない状況です。
お客様と店員がコミュニケーションを取れるという点が店舗の魅力にも関わらずそのコミュニケーション取れる点が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、欠点となってしまいました。
助成金を受けとれる業種もあり、1年以上の経営が難しい店舗が約40%もあるということが店舗経営の現状です。
新型コロナウイルス感染拡大による店舗への影響
日本で最初に感染が報告された2020年1月から2021年9月まで1年半以上経っていますが、店舗経営への影響はやはり売上の減少が一番多いです。
客数が減ったことで売上が減少しているなか、感染対策のためにパーテーションやアルコールなどの購入が余儀なくされ、経費削減を行う店舗も多いです。
どの店舗も、売上が伸びない状況での人件費削減や感染対策費、家賃や光熱費などの出費に悩んでいるということが分かります。
一方で新型コロナウイルス感染拡大による影響は、業種によって異なるため、売上が増えたという業種もあります。
「おうち時間」を充実させる商品やサービスを提供する業種のペットショップやスーパーマーケット、またアルコール消毒を行う便利屋などが売上が伸びている傾向にあります。
とはいえ、約77%の店舗が売上減少を感じているのが現状です。
売上に伸び悩み、経営が厳しくなっている店舗が行っている対策を見てみましょう。
コロナ禍での店舗集客として店舗が行っていくべきこととは?
本章では、店舗経営者と消費者の行動の統計をそれぞれご紹介します。
他の店舗が行っていることと消費者の行動を参考に、ご自身の店舗が行うべきことを見つけましょう。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた店舗が行っていることとは?
まずは、店舗経営者の行動を見てみましょう。
店舗経営が好調な店舗も不調な店舗も最も注力していることは同じで「リピーターの獲得」です。
ですが2番目以降から変化があり、好調な店舗は集客対策にも力を入れている一方、不調な店舗は経費削減や売上管理に力を入れていることが分かります。
売上が減少しているこの状況での投資はどうしても消極的になってしまうと思いますが、積極的に新規顧客の獲得に投資することでようやく来客数や売上を増加出来ます。
無駄にかかってしまっている経費を削減し、売上を管理することももちろん大事ではありますが、”リピーターや新規顧客の獲得に投資し、売上を増加する”という流れを作ることも、このコロナ禍で経営を続けるために重要ということが分かります。
消費者はインターネットで情報収集する
次に消費者の行動を見てみましょう。
GMO TECHの調査によると、消費者は、インターネットで「営業時間」「口コミ」「写真」などを確認する傾向が強いです。
現在8割以上の人が所持しているスマホが普及したことや、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりインターネットでの事前調査に時間をかける消費者が多くなり、また消費者は情報提供している店舗しか認知出来ないため、インターネット上に営業時間や感染対策についてなどの情報を載せることが売上や集客する鍵となると考えられます。
そこで、おすすめなのが「MEO対策」です。
売上や来客数の減少、問い合わせの増加、経費削減などでお悩みの全ての店舗に「MEO対策」がおすすめな理由を次章で解説します。
コロナ禍での店舗集客に【MEO対策】がおすすめな理由
MEO対策とは、Googlemapでの上位表示を狙うための対策です。
皆さん聞きなじみがあるであろう「SEO対策」のGooglemap版がMEO対策で、「Map Engine Optimization」の略です。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィールという店舗情報をGoogle検索結果に掲載出来るGoogleが提供する無料ツールを利用して上位表示対策を行います。
そんなMEO対策がなぜコロナ禍での店舗集客におすすめなのか、理由を3つご説明します。
情報提供が容易に出来る
Googleビジネスプロフィールは誰でも簡単に店舗情報を掲載出来るツールです。
多くの検索ユーザーが知りたいと思っている「営業時間」「写真」「口コミ」「住所」などを全て簡単に掲載出来ます。
またGoogleは、多くの消費者が情報収集に利用しています。
まだまだSNSは趣味や好きなことに関する知りたい情報が曖昧なときの情報収集ツールとして利用されており、「新宿の居酒屋を探している」「地元で人気の整体院を探している」などと知りたい情報が絞られていて明確な時はGoogleが多く利用されています。
参照:https://service.aainc.co.jp/product/echoes/voices/0033
Googleビジネスプロフィールは、多くの消費者が検索するGoogleで、消費者が知りたいと思っている営業時間や口コミ、写真を簡単に訴求できるため、コロナ禍での店舗集客におすすめです。
無料でもMEO対策が出来る
MEO対策は、無料のGoogleビジネスプロフィールを利用した対策のため、
ご自身で対策すれば無料で行えます。
誰でも編集出来るGoogleビジネスプロフィールを最適化することで上位表示出来るため、やり方さえ知っていれば誰でも対策できます。
業者に依頼した時のMEO対策の費用相場も月3万~5万なので、相場50万のSEO対策や相場20万前後のリスティング広告より比較的安価で対策できます。
またほとんどの業者が成果報酬という「上位3位以内に入った時のみ一日1,500円」などといった成果報酬プランでMEO対策を提供しています。
安ければ良いというものでもありませんが、3位以内に入らなければ無料で対策出来てしまうため、他施策より安価での対策が可能ということです。
繰り返しになりますが、ご自身で行えば無料で対策出来ますので、投資に積極的になれないという方は、まずはご自身でやってみることもおすすめです。
ご自身で行っている際に、お悩みがございましたらお気軽に弊社にご相談ください。
コロナ禍での店舗集客に効果的な【MEO対策】のやり方
実際にどのような事を行っていくのか、実際の画面を用いて解説します。
誰でも出来る簡単なMEO対策のやり方を分かりやすく解説いたしますので、これを機に一緒にGoogleビジネスプロフィールを編集してみましょう。
Googleビジネスプロフィールに基本情報を登録しよう
まず始めにGoogleビジネスプロフィールに基本情報を登録していきましょう。
編集画面の「情報」に表示されている項目に基本情報を入力するだけで、上図のように表示されます。
この基本情報はなるべく100%埋める事を心掛けましょう。
そして営業時間や住所、電話番号、ホームページなどの情報が変わった際はすぐに反映するようにし、検索ユーザーに誤解を与えないように更新しましょう。
記事投稿機能で最新情報を提供しよう
基本情報が登録出来たら次は、Googleビジネスプロフィールの投稿機能で、最新情報を掲載しましょう。
編集画面の「最新情報を追加」から記事を作成でき、「COVID-19の最新情報」「特典」「最新情報」「イベント」「商品」の5つの項目があります。
コロナ禍では、感染対策状況を知りたいユーザーは多くいます。
ですので記事投稿機能を活用し、感染対策についての情報をGoogleビジネスプロフィールに掲載しておきましょう。
写真を投稿しよう
記事投稿が出来たら次は、写真を投稿していきましょう。
Googleビジネスプロフィールの写真機能は、ユーザーからもオーナーからも投稿が出来ます。
ユーザーにお声がけをして投稿してもらったり、ご自身で投稿しても良いです。
同じような写真を投稿しても反映されず、またガイドライン違反の写真を投稿することも順位に悪影響を及ぼすため、投稿する写真は要注意しましょう。
また、Googleビジネスプロフィールには「Googleストリートビュー屋内版」が投稿出来ます。
360度店内を歩けるGoogleストリートビュー屋内版を導入するだけで、上位表示されやすくまた検索ユーザーにも興味を持たれやすいです。
感染対策の状況も分かるようなGoogleストリートビュー屋内版だと、店内の感染対策状況を知りたいユーザーが多いコロナ禍での集客にとても効果的です。
口コミを集めよう
写真を投稿出来たら最後に口コミを集めていきましょう。
口コミはGoogle検索結果の順位を決める際にとても重要視されている項目です。
そのため、 口コミの投稿数が多く、評価が高い状態の方が上位表示されやすいです。
また口コミは利用した第三者の意見ということから信憑性が高く、来店前に口コミを見て来店を決めるユーザーも多いため、集客にも効果的です。
そんな重要な口コミを増加するために「プレゼントあげるから口コミ投稿して」などといった物で釣るような集め方はガイドライン違反とされています。
口コミ投稿を募るPOPやポスターを貼り、強要しない程度にお声がけして増やしていきましょう。
コロナ禍でMEO対策を開始した店舗の成功事例
本章では、コロナ禍に弊社のMEO対策を開始した4つの施設の数値をご紹介します。
弊社のMEO順位計測ツールは、検索ユーザーがGoogleビジネスプロフィール上で「ウェブサイト」「経路案内」「電話」のうちのどの行動をしたのかをグラフで確認できますので、現在も対策中の4つの施設のグラフを用いて解説します。
※不透明が当年で、半透明が前年の数値です。
まず1施設目は、整形外科です。
この施設は、2020年8月に対策を開始しましたが対策開始後、毎月前年の数値を超えています。
整形外科は、代わりに自分で対処出来るような業種ではないですが、自宅待機が増えたことによりケガをする人が減ったり、不要不急の通院が無くなったにより、売上が落ちていると言われていますが、このように数値は伸び続けています。
参考:https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/report/t344/202003/564922.html
※不透明が当年で、半透明が前年の数値です。
2施設目は、小児科です。
この施設も、2020年8月に対策を開始していますが、元々ウェブサイトのクリック数が多かったのにも関わらず、毎月前年を超えています。
小児科も整形外科同様、代わりに自宅で対処出来るような業種ではないですが、元々少子化の影響で来院者数が減っており、さらに新型コロナウイルスの影響で、売上が落ちています。
小児医療が崩壊するとも言われている現代でもこのように来院数を増加出来ています。
参考:https://toyokeizai.net/articles/-/379733?page=5
※不透明が当年で、半透明が前年の数値です。
3施設目は、歯科医院です。
この施設は、2020年10月に対策を開始していますが、前年と大きく差をつけて伸びているのが分かります。
歯科医院も代わりに自宅で対処出来るような業種ではなく、来院者数も約7割の歯科医院が増加しているもしくは変化なしと回答しています。
とはいえ感染を恐れて行かない人も多く、定期検診のキャンセルやホームケアを行う人が増加していますが、このように数値は伸びている歯科医院もあります。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000029617.html https://implant-fukuoka.jp/corona-notice
まとめ
新型コロナウイルス感染拡大の影響により多くの店舗が集客や売上に悩んでいます。
初めて日本で感染者が報告された日からもうすぐ2年経とうとしている新型コロナウイルス感染拡大は今や消費者にとって当たり前となりました。
そのこともあり、緊急事態宣言が発令されていても外出する人が多いのが現状です。
そのような消費者の多くは、インターネットで情報収集をするため、来店して貰うためには、インターネットでの情報発信が重要ということになります。
SNSが普及しましたが、まだまだ店舗検索にはGoogleが利用されているため、Googleビジネスプロフィールの利用と併せてMEO対策を行うことがおすすめです。
ご自身で行えば無料で対策出来ますので、投資が難しいという方はまずは本記事を参考にMEO対策をやってみましょう。
何かお悩みございましたらお気軽に弊社にご相談ください。
MEO(Googleビジネスプロフィール) 関連記事
- 京都のMEO対策会社のおすすめ5選。業者選びのポイントもご紹介
- 沖縄のMEO対策会社のおすすめ7選。失敗しない選び方とは
- 【インバウンド】Googleビジネスプロフィールの多言語設定とは?
- Googleビジネスプロフィールが英語表記になったときの対処法は?
- 福岡のMEO対策会社のおすすめ5選
- 不動産会社がMEO対策をする3つのメリットとは?成功事例も紹介
- MEOのクリック率は計測できない!測定可能なデータとは?
- 美容院がMEO対策に取り組むメリットとは?具体的な施策内容や成功事例も紹介
- 【2024年最新】札幌市にあるMEO対策会社のおすすめ7選。選び方で失敗しないコツも紹介
- インバウンド対策の最適解はGoogleマップ。活用すべき3つの理由と対策方法とは?