マケスク > Google > Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法とは?できないときの対処法も紹介

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法とは?できないときの対処法も紹介

Googleビジネスプロフィールの「オーナー確認」は、店舗の情報をただしく管理するために重要な作業です。
しかし、店舗経営者のなかにはオーナー確認の必要性ややり方がわからない方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をする方法についてくわしく解説します。
オーナー確認で困ったときの対処法もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をする方法

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をする方法はつぎのとおりです。

1.すでにオーナー確認がされていないか確認する
2.確認コードを取得する
3.確認コードを入力して認証する

すでにオーナー確認がされていないかチェックする

まずは、自社のGoogleビジネスプロフィールにおいて、オーナー確認がすでに完了していないかをチェックしましょう。

つぎの手順ですすめます。

  • Google検索・マップのどちらかで自社名を検索
  • 「このビジネスのオーナーですか?」と表示されたらクリック
  • 表示されていなければ、ビジネス情報の確認画面にアクセス

そのあと、つぎのような画面が表示された場合はまだオーナー確認をしていない状態です。

「管理を開始」をクリックして確認コードの取得に進みましょう。

一方で「このビジネスプロフィールは他のユーザーが管理している可能性があります」という画面が表示された場合、そのGoogleビジネスプロフィールはすでに誰かがオーナー確認をしている状態です。

すでに誰かがオーナー確認をしている場合の方法については、次の章の「すでに他のユーザーがオーナー確認をしていた」の項目で詳しく解説します。

また、以下の画面が表示された場合、以前ご自身でオーナー確認を完了させている状態です。

「続行」をクリックして、そのままGoogleビジネスプロフィールの管理を始めましょう。

確認コードを取得する

「管理を開始」をクリックしたら、つぎはオーナー確認をするために必要な「確認コード」を取得しましょう。
注意点としては、Googleビジネスプロフィールに登録している業種などによってコードを取得する方法に違いがあります。

2023年1月現在、選べる方法はつぎの6つです。

  • ハガキでオーナー確認をする
  • 電話(またはSMS)でオーナー確認をする
  • メールでオーナー確認をする
  • Google Search Consoleでオーナー確認をする
  • 動画でオーナー確認をする
  • ライブビデオ通話でオーナー確認をする

画面に表示されたものから、ご自身がやりやすい方法を選んでください。

ハガキでオーナー確認をする

確認コードが書かれたハガキを郵送で受け取る方法です。

申請から2週間ほどでGoogleビジネスプロフィールに登録してある住所に確認コードが記載されたハガキが送られてきます。

住所が正確でないとハガキが届かないため、登録内容に間違いがないかを十分にチェックしてから申請をしましょう。

またハガキが届くまでにGoogleビジネスプロフィールの情報を編集したり、むやみに郵送の再申請をしたりすると、オーナー確認完了までに時間がかかってしまうため注意が必要です。

電話でオーナー確認をする

確認コードを電話音声で受け取る方法です。

通話ボタンをクリックして数秒待つと、Googleビジネスプロフィールに登録してある電話番号宛に自動音声電話がかかってきます。

音声で確認コードを伝えられるので、聞き間違いのないようにメモを残しておきましょう。

申請してからすぐ電話がくるため、いちはやく確認コードを受け取れる方法です。

ただし、フリーダイヤルなどの番号や着信設定によっては電話がこない場合があるので注意が必要です。

メールでオーナー確認をする

メールアドレスで確認コードを受け取ることも可能です。

メールでの受け取りをえらんだあとに、確認コードを受け取るメールアドレスが表示されます。

メールアドレスに間違いがなければ「メール」をクリックしましょう。

確認コードを受け取るメールアドレスは変更できないため、表示されたアドレスが間違っていた場合は他の手段で確認コードを受け取る必要があります。

Google Search Consoleでオーナー確認をする

自社のウェブサイトが「Google Search Console」というツールに登録されている場合は、確認コードをつかわずにオーナー確認ができます。

ただし、Google Search Consoleでオーナー確認をするには、つぎの条件を満たしている必要があります。

  • Google Search Consoleに登録したアカウントでオーナー確認をしている
  • 店舗の公式ウェブサイト(独自ドメイン)が公開され、Google検索で表示される

これらの条件が全て揃っている場合に限り、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認を進めようとすると即時にオーナー確認が完了します。

動画でオーナー確認をする

動画を撮影・アップロードして、店舗の経営者であることをGoogleに証明する方法です。

店舗の現在地や設備、ビジネスを証明するものを連続で撮影して、アップロードすることでオーナー確認ができます。

手順はつぎのとおりです。

  • Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン
  • オーナー確認を行う⇒動画を撮影をタップ
  • 録画を開始をタップ
  • 録画を停止⇒動画をアップロードをタップ

以上が済んだら、5日ほどでGoogleによる審査がおこなわれます。

審査がうまくいかなかった場合は、べつの方法を試してみましょう。

ライブビデオ通話でオーナー確認をする

Googleのサポートセンターにビデオ通話をして、オーナー確認をする方法です。

さきほどの「動画」でのオーナー確認を、リアルタイムにおこなう方法が「ライブビデオ通話」。

以下の手順でやってみましょう。

  • Googleビジネスプロフィールの管理画面にログイン
  • オーナー確認を行う⇒ビデオ通話⇒次へをクリック
  • 言語を選択⇒通話を開始をクリック

準備ができたら、Googleのサポート担当が対応するので案内にしたがってすすめましょう。

③確認コードを入力して認証する

オーナー確認用のコードが取得できたら、認証作業にうつりましょう。

確認コードには、30日の有効期限があります。

ハガキの場合は受け取りまでに2週間程度かかり、有効期限は実質14~15日程度になってしまうため、忘れないうちに認証を済ませましょう。

手順は以下の通りです。

1.Googleビジネスプロフィールの公式ページにて右上の「ログイン」をクリック
2.Googleアカウントのユーザー名とパスワードでログイン
3.「オーナー確認を行う」もしくは「今すぐオーナー確認」をクリック
4.表示される手順に従い確認コードを入力

Googleから「完了しました」というメールが届くとオーナー確認は完了です。

これでご自身のGoogleビジネスプロフィールの情報を自由に編集・管理できるようになります。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認ができないときの対処法

ごくたまに、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認ができないケースも発生します。
困ったときはGoogleビジネスプロフィールヘルプからGoogleに直接問い合わせるのが一番確実な方法ではありますが、ここではよくあるケースの対処法をご紹介します。

すでに他のユーザーがオーナー確認をしていた

すでに他のユーザーがご自身の店舗のGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認を行っていた場合、オーナー権限のリクエストを行いましょう。
「このビジネスプロフィールは他のユーザーが管理している可能性があります」と表示された画面で「アクセスに関するリクエスト」をクリックし、フォームに必要事項を入力して送信します。
現在の管理者がリクエストを承認するか、リクエストの送信から3日以上返信がない場合、オーナー確認作業を進められるようになります。

ハガキが届かない

オーナー確認のハガキは基本的に約2週間以内に郵送されますが、もしそれ以上経っても届かない場合は確認コードの再申請をしましょう。
コードの再申請は、Googleビジネスプロフィールにログインした後に画面上部の青いバナー「別のコードをリクエスト」をクリックします。

万が一、再申請をしてもハガキが届かない場合は、お問い合わせページからGoogleに直接問い合わせましょう。

電話がかかってこない

Googleからのオーナー確認の電話がかかってこない場合は、まず登録している電話番号に間違いがないか確認しましょう。

登録している電話番号に間違いがあった場合は、Googleビジネスプロフィールにログインして情報を修正し、再度オーナー確認をします。

番号に間違いがないにもかかわらず、電話がかかってこない場合は、利用している回線がGoogleから国際電話を受けられない回線であることが考えられます。

ハガキでのオーナー登録同様、他の方法でオーナー確認をしましょう。

確認コードを入力せずに紛失・放置してしまった

確認コードを入力する前に紛失してしまった、もしくは長期間放置してしまった場合は、確認コードの再申請をしましょう。
ハガキが届かないときと同じように、Googleビジネスプロフィールにログインした後に画面上部の青いバナー「別のコードをリクエスト」をクリックすると新しいコードを取得できます。

30日の有効期限を過ぎてしまった確認コードや再リクエスト後に見つけた以前のコードは、入力しても無効になってしまうので注意しましょう。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をするメリット

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をするメリットは以下の3つです。

  1. Googleビジネスプロフィール経由での集客率の向上が見込める
  2. 店舗の信頼度が向上する
  3. ローカル検索の結果に自社のGoogleビジネスプロフィールが表示される可能性が高まる

Googleビジネスプロフィール経由での集客率の向上が見込める

オーナー確認をするメリットの1つ目は、Googleビジネスプロフィール経由での集客率の向上が見込めます。

なぜなら、オーナー確認をすることで集客に役立つさまざまな機能がつかえるようになるからです。

具体的には、店舗の住所や営業時間などはもちろん、写真や商品などの情報も管理できるようになります。

さらに、Googleビジネスプロフィールには経路案内や予約機能など、べんりな機能がそろっています。

それらを活用することで、店舗に興味を持ったユーザーが来店する可能性も高まるでしょう。

また、その中でもとくに活用したい機能が「インサイト」。

インサイトは、ユーザーがあなたのGoogleビジネスプロフィールを訪れたときに検索したキーワード(検索クエリ)や、Googleビジネスプロフィールを見たあとにどのような行動をとったのかがチェックできる機能です。

やや上級者向けの機能ではありますが、Googleビジネスプロフィールの分析と改善をしてさらなる集客率アップをめざしたいという場合は、ぜひとも利用してみましょう。

店舗の信頼性がアップする

オーナー確認をするメリットの2つ目は、ユーザーからの信頼性がアップする点です。

こまめにGoogleビジネスプロフィールの情報を更新することで、ユーザーから見ても「ちゃんと管理されている」という印象を与えられるためです。

オーナー確認をしていないGoogleビジネスプロフィールは、自動生成されたか第三者によって作られた可能性が高く、ただ単にウェブ上に存在していることも少なくありません。

営業しているのかわからない店舗に足を運ぶことはユーザーにとってリスクでしかないため、営業していることを証明するためにもオーナー確認は重要です。

また、獲得した信頼を確固たるものにするためには「口コミ」などのユーザーとコミュニケーションを取れる機能も有効なので、ぜひ積極的に活用してみましょう。

ローカル検索結果に自社のGoogleビジネスプロフィールが表示されやすくなる

オーナー確認をするメリットの3つ目は、ローカル検索結果に自社のGoogleビジネスプロフィールが表示される可能性が高まる点です。

これはGoogleが「ビジネスプロフィールヘルプ」で公言していますが、くわしい要因はわかっていません。

自社の見解としては、オーナー確認をすることで「Googleビジネスプロフィール」というサービスそのものに協力的であると判断され、検索結果に影響するのではないかと考えています。

そのため、MEO対策を考えている方にとってオーナー確認は欠かせない作業だと言えるでしょう。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をしないとどうなる?

よく「面倒だから」という理由でGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認をしない方がいらっしゃいますが、「オーナー確認をしない」という選択は様々な問題を引き起こす原因になるため、想像以上に危険です。

本章では「オーナー確認をしないことで起きる2つの問題」について詳しく解説します。

Googleビジネスプロフィールが乗っ取られる危険性がある

オーナー確認をしないことで起きる問題で最も怖いのは、第三者にGoogleビジネスプロフィールを乗っ取られてしまう危険性があることです。

本来、Googleビジネスプロフィールの情報管理とオーナー確認が行えるのは、店舗のオーナー、または承認を受けた代理人のみとされています。

しかし、仕組み上店舗にまったく関係のない第三者がオーナー確認をすることも不可能ではありません。

そのため、中にはGoogleビジネスプロフィールのオーナー権限を乗っ取り、あなたの店舗の評判や検索結果での表示順位を下げようとする悪質な業者やライバル店が存在していることも現実です。

きちんと営業しているにもかかわらず嫌がらせで「閉業」と記載されてしまっては、ユーザーが勘違いしてしまい、来店率や売り上げが激減してしまいます。

オーナー確認をせずにGoogleビジネスプロフィールを放置してしまう行為は、店舗そのものの信用を失いかねません。

ご自身の店舗を守るためにも、オーナー確認はしっかり完了させましょう。

第三者の悪質な行為に対抗できない

悪質な口コミや虚偽情報の記載に一切抵抗できなくなってしまうこともオーナー確認をしないことで起きる問題の1つです。

Googleは常に正しい情報を提供するために、ユーザーからのGoogleビジネスプロフィールへの口コミや写真の投稿、情報の修正提案を受け付けています。

しかし、ユーザーから提供される情報は必ずしも店舗に対して好意的なものばかりとは言えません。

残念ながら、悪意を持って虚偽の口コミを書いたり、故意に店舗の評判を下げる写真を投稿するユーザーは一定数存在します。

オーナー確認をしていない場合、Googleビジネスプロフィールの情報を自由に編集・管理できないため、いくら投稿された内容が事実ではなかったとしても、こういった悪質な行為に対抗できません。

一方、オーナー確認をしていれば、悪質な口コミ写真の投稿に対して策を講じることができます。

オーナー確認をせずにGoogleビジネスプロフィールを放置する行為は、悪質なユーザーを野放しにすることに他なりません。

もし「Googleビジネスプロフィールは頻繁に触らないし、作業が面倒だ」という方であっても、悪質なユーザーに対抗する手段の1つとしてオーナー確認は必ず済ませておきましょう。

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認方法のまとめ

今回は、Googleビジネスプロフィールのオーナー確認をするメリットやその方法について解説しました。

Googleビジネスプロフィールは「オーナー確認」を完了させることで、情報を自由に編集・管理し、全ての機能を利用できるようになります。

集客効果を活かすためにオーナー確認は必須なので、まだ完了していない方は本記事を参考に済ませておきましょう。

またオーナー確認したあとに「Googleビジネスプロフィールをどうやって管理すればいいかわからない」「Googleビジネスプロフィールを集客にフル活用していきたい」など、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。

そういった方におすすめしたいサービスが、トリニアスが提供する「MEOprime」です。

MEOprimeは、店舗様のGoogleビジネスプロフィールによる集客力を最大限にアップさせる「MEO対策」をお手伝いするサービスです。

これまで4,000社以上の支援実績がある専任のスタッフが、必要なノウハウの提供から管理体制の構築までサポートし、高い集客効果を実現してきました。

興味のある方は、ぜひトリニアスまでご相談ください。

井波 雅臣

井波 雅臣

2013年、株式会社トリニアスに入社。 以来、2年間に渡って4つのBtoC事業(大手通信回線)立ち上げを行う。 そこでの新規事業立ち上げ経験、営業スキルを買われ2015年よりBtoB事業であるGoogleストリートビュー撮影代行サービスに携わる。 以降、株式会社トリニアスのBtoB事業においてGoogleビジネスプロフィールの専任担当としてDM事業部を牽引。 5年間でのサポート件数は延べ5000件以上。 現在はMEOサービスを中心にデジタルマーケティングの総合サポートを手がける。

Google