
Googleマイビジネスの費用がかかる3つのパターンを解説!
店舗のWEB集客を行うのにはSNSやSEO対策など様々な方法があり、なかでもGoogleマップ上での順位を上げるMEO対策は一番手軽に始められるWEB集客方法です。
MEO対策にはGoogleマイビジネスの利用が必須となっておりますが、ここで疑問となるのが「Googleマイビジネスの利用にかかる費用」でしょう。
「手軽に始めたいのにお金がかかるのは困る」
「コストをかけずWEB集客したい」
と考えている方も多いと思います。
今回はGoogleマイビジネスにかかる費用について、また費用を掛けずにGoogleマイビジネスの効果を上げる方法をご紹介します。
Googleマイビジネスで費用が発生する3つのパターン
結論から申し上げるとGoogleマイビジネスを利用するのに費用は掛かりません。
Googleマイビジネスは無料で行えるWEB対策で、その手軽さから多くの店舗運営者が対策に乗り出しています。
しかし、知識やノウハウが全く無い状態での運用は困難を極めるでしょう。
そんな時にサポートを外部に頼むことで、費用が発生します。
Googleマイビジネスで費用が発生するのは、次の3パターンです。
- Google Adwordsという追加サービスを使って、インターネット上に広告を出す場合
- Googleマイビジネスの運用を代行してもらう場合
- Googleマイビジネスの中に追加する写真を、プロに頼んで撮影してもらう場合
さて、それぞれのパターンについてさらに詳しくお話していきます。
インターネット広告を使う場合

Googleマイビジネスを本格運用し始めると、Google上に広告を出す権利が与えられます。
Google Adwords(グーグルアドワーズ)という広告に関する機能です。
Google Adwordsの使用を開始すると、YouTube上やWEBサイトに自身の広告が出せるようになります。
Google Adwordsを使ってあなたのサービスの広告を出稿しておけば、多くの人に認知される可能性が高まるでしょう。
しかし、広告という性質がゆえに広告料が発生します。
広告にかかる費用は一律ではなく、どんなキーワードで検索された時に表示するか?などの条件によって変わります。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
Googleマイビジネスの運用代行を利用する場合
Googleマイビジネスの操作は簡単で、インターネットに詳しくない人でも扱えるようになっています。
しかしながら、インターネット関係が苦手な方やスタッフの手が足りずに運用が難しい場合は、運用を代行してもらうサービスが世の中にはあります。
運用代行にかかる費用は、サービスを提供している業者によって大きな差が生じます。
運用を代行する規模によって、数千円から数万円くらいの開きがあります。
Googleストリートビュー(屋内版)の撮影をプロに頼む場合
Googleマイビジネスの中には、あなたのサービスに関するあらゆる情報を入れることができます。
住所・営業時間・定休日・電話番号・ホームページへのリンク・マップ・投稿された口コミ・写真がそれに当たります。
インターネットを通して、見込み客にあなたのサービスを覚えてもらうには、特に写真が重要です。
飲食店であればおいしそうなメニューの写真、美容サロンであれば施術中の写真やスタッフの写真、目立たない場所に事業所がある場合は外観写真というように、「写真を一目見ればあなたのサービスがわかる状態」にすることにより、見込み客の反応が変わってきます。
実際にGoogleがおこなった調査でも、次のような結果が出ています。
引用:Googleマイビジネス機能解説ページ
「ビジネスの情報」と聞くと、文章でいろいろと説明したほうが伝わるように感じますが、インターネット上では”読む”より”見る”感覚の方が先行します。
そのため、見込み客にあなたのサービスを認知してもらうには、サービスが魅力的に伝わるような写真をGoogleマイビジネスに追加しておくことが、とても重要なのです。
Googleマイビジネスの写真は、デジタル形式であれば誰が撮ったものでも追加できます。
しかし、写真のクオリティは自作で制作するのと、プロのカメラマンに依頼するのでは大きな差が出てきます。
「インターネット上で多くの人に目にしてもらうチャンスがある」のがGoogleマイビジネスですので、こだわりのあるオーナーであれば、プロに写真撮影を依頼するケースが多いです。
ここ数年の間で、静止画だけでなく「Googleストリートビュー(屋内版)」を撮影するお店(会社)も増えてきました。
これはその名の通り、お店や会社の室内を360度バーチャル体験できる画像です。
もちろん、Googleマイビジネスに追加することができます。
このように、写真のクオリティで競合他社と差別化を図る場合は、費用が発生します。
Googleマイビジネスに費用をかけた方が「良い人」・「悪い人」
以上の3パターンをご紹介した上で、Googleマイビジネスに費用を掛けた方が「良い人」・「悪い人」の特徴をまとめさせて頂きました。
・Googleマイビジネスに費用を掛けた方が良い人
Googleマイビジネスに費用を掛けた方が良い人の特徴として挙げられるのは・・・
「WEB集客が始めての人」
「知識はあるけど、作業する時間が無い人」
「専門家に店内写真を撮ってもらいたい人」
です。
どのタイプの人も、自分では行えない部分を専門家に任せたいと思う方が多いです。
WEB集客に対して悩んでいる時間が多い方は、一度対策業者にお問い合わせを行うのをおすすめします。
・Googleマイビジネスに費用を掛けた方が悪い人
Googleマイビジネスに費用を掛けた方が悪い人の特徴として挙げられるのは・・・
「他のWEB対策で十分な効果を上げている」
「Googleマイビジネスのノウハウを理解している」
「店舗を大々的にアピールしなくても大丈夫」
です。
SEO対策やSNS施策で効果を上げている店舗は無理をして対策を行わなくても大丈夫でしょう。
また、一見さんお断りや馴染みのお客様だけで大丈夫という店舗の場合も、WEB集客を行ってしまうとターゲット外からの来客が増えてしまうのでおすすめしません。
費用をかけずにGoogleマイビジネスの効果を上げるには
Googleマイビジネスで費用が掛かる3パターンについて解説しましたが、Googleマイビジネスは基本的に無料で運用が行えるWEB集客ツールです。
では、周りの競合よりも効果を上げるには何を行えば良いのでしょう。
今回はすぐにできるGoogleマイビジネスの利用方法を簡単にご紹介します。
店舗情報は正しく入力する
ユーザーの目に一番最初に入る店舗情報は、隅々まで正しく入力しましょう。
Googleマイビジネスにおいて店舗情報は「ユーザーと店舗を最初に繋げる窓口」で、ここに記載されている内容を確認してユーザーは来店するかを決めます。
特に店舗名称(name)住所(adress)、電話番号(phone number)の3点はユーザーがお店に訪れる際や、質問がある際に必要な情報なのでしっかりと入力しておきましょう。
また、ユーザーから事前に質問されそうな内容も店舗情報にしっかりと入力しておくことで、ユーザー達からもGoogle側からもプロフィールが充実していると判断されます。
例)- 店舗内観・客席の種類と数
- 定休日・営業時間(GWや年末年始の営業についても詳しく書く)
- メニュー・サービス内容・料金
店舗情報をきちんと入力しておけば、ユーザー達も来店しやすくなりますので、しっかりと入力しましょう。
投稿機能を利用して、店舗をアピール
Googleマイビジネスにはブログ、日記感覚で店舗情報をアピールできる投稿機能が存在し、多くの店舗が競合と差をつけるために工夫を施した投稿を残しています。
投稿機能では店舗からの最新情報や緊急情報だけでなく、クーポンやイベントの告知もできるのでとても便利でしょう。
・投稿の種類
- COVID-19に関する投稿
- 最新情報
- 商品
- イベント
- 特典(クーポン)
テキストだけでなく写真や動画つきでも投稿できるので、新メニューやサービス内容をビジュアル面で売り出せます。
もちろん、利用に金額は掛からないので他店と差を付けたい方はぜひお試しください。
口コミにも積極的に反応する
ユーザーが残してくれた口コミには、積極的に反応していきましょう。
口コミとはGoogleマイビジネスを始めた時に、解放される機能でユーザー達が来店した時の感想をレビュー感覚で残せる機能です。
Googleはどのユーザーにも平等な情報提供を心がけてるため、店舗側だけでなくユーザー側の気持ちを残せるようにこの機能を開放しています。
残された口コミは、来店を検討しているユーザーにとって大事な情報源となり口コミの数が多く評価が高い店舗ほど、ユーザー達は安心感を持って来店する傾向が高いです。
なので、ユーザーからの口コミは大事にしなければなりません。
中には悪い評価の口コミも届くことがありますが、自暴自棄にならず真摯に返信するのがおすすめです。
返信を行うと、厳しい意見にも耳を傾ける店舗だとユーザー達からも判断されるので、悪い口コミだけの時よりも印象は良くなります。
ただ何事もバランスが重要で、悪い口コミばかりだとそもそも店舗ページ時自体に興味が無くなってしまうでしょう。
普段から良い口コミを集められるような心のこもった営業を心がけましょう。
まとめ
Googleマイビジネスは、基本的な運用には費用がかからず、無料で利用できます。
費用が発生するのは、追加機能を使ってインターネット上に広告を出す場合や、見込み客に見てもらう写真のクオリティを上げる場合、運用自体を代行してもらう場合です。
どこに費用をかけるか?は、各お店や会社の判断によりますが、目安をお伝えするならば、
- サービスをより多くの人に広めたい場合→インターネット広告に費用を使う
- Googleマイビジネスでの露出+広告での露出で、多くの人にあなたのサービスが認知してもらえる可能性が高まる。
- 地域にライバル業者がひしめいている場合→Googleマイビジネスに追加する写真に費用を使う
- 写真のクオリティや室内版Googleストリートビューの導入により、ライバルと差別化を図る。
- あなたのサービスのホームページがない場合→Googleマイビジネスに追加する写真に費用を使う
- Googleマイビジネス自体がホームページの代わりとなるため、見栄えを良くした方が集客にはプラスになる。
- どうしても人手が足りない、もしくはインターネットが苦手だけれど、インターネット集客がしたい→Googleマイビジネス運用代行に費用を使う
となります。
Googleマイビジネスを100%活用して、あなたのサービスを多くの人にアピールしていきましょう。
弊社はMEO対策を中心に中小企業の集客対策のお手伝いをしております。
MEO対策に限らず、店舗の集客対策にお悩みの方はお気軽に弊社にご相談ください。
※2021年11月4日(木)にGoogleは「Googleマイビジネス」の名称を
「Googleビジネスプロフィール(Google Business Profile)」に変更しました。