【図解】Googleビジネスプロフィールの管理者アカウント追加方法とは?
Googleビジネスプロフィールを複数で管理するには、管理権限を付与する必要があります。
とお考えの方は、本記事で管理者権限の付与方法を学びましょう。
Googleビジネスプロフィールの「オーナー」と「管理者」の違い
Googleビジネスプロフィールを管理できる権限には、上から順に「メインオーナー」「オーナー」「管理者」の3種類があります。
この3つの違いは、以下の画像のようにビジネスプロフィールを管理するうえでできることに制限があるかどうかです。
もう少しくわしく説明すると、「管理者」の場合は新たに管理者のアカウントを追加したり、削除したりすることができません。また、Googleビジネスプロフィールそのものの削除も不可。
一方の「(メイン)オーナー」は、これらすべてを編集できる権限をもっています。
つまり「(メイン)オーナー」であれば、新しい「管理者」の追加や、自らのオーナー権限の譲渡もできるということです。
※2021年10月より、「サイト管理者」という管理権限が廃止となりました。
Googleビジネスプロフィールの「管理者」を追加する方法
以上の流れで、Googleビジネスプロフィールに「管理者」を追加できます。 より手順がわかりやすいよう、画像とあわせて解説をしていきます。
※Googleビジネスプロフィールの管理メールアドレスは、Gmailアカウントを利用します。まだ持っていない方は作成しておきましょう。
⇒ Gmailアカウントの作成方法はこちら1.Googleビジネスプロフィールにログイン
まずは、管理権限を付与するために、Googleビジネスプロフィールにログインしましょう。
Googleビジネスプロフィールを管理しているGoogleアカウントでGoogle検索画面を開き、店舗名を検索します。
店舗名を検索すると検索結果に編集画面が表示されます。
2.三点リーダー縦【︙】をクリック
Googleビジネスプロフィールの編集画面が表示されたら、右上に表示される三点リーダー縦【︙】をクリックします。
クリックして表示される「ビジネス プロフィールの設定」をクリックします。
3.ビジネスプロフィールの設定から「管理者」をクリック
「ビジネスプロフィールの設定」をクリックし、表示される「管理者」をクリックします。
4.追加もしくは権限の変更
「管理者」をクリックし表示される画面で、アカウント追加の場合は左上の「追加」から、権限を変更したい場合は変更したいGoogleアカウントをクリックします。
5.アドレスの入力と権限の選択
権限を付与したいGoogleアカウントを入力できたら、「オーナー」か「管理者」いずれかの権限を選びます
「オーナー」はほかの管理者の削除や権限変更がカンタンにできてしまうので、譲渡する相手は信頼できる人にしましょう。
番外編①「メインオーナー」の譲渡方法
「メインオーナー」とは「オーナー」と横並びの権限ですが、オーナーのうち一人しか持てない権限です。
メインオーナーは削除ができないので、管理をやめるときは必ずだれかひとりに権限を譲渡する必要があります。
自分が「メインオーナー」になっており、その権限を譲渡したい場合は以下の手順を試してみてください。
番外編②管理アカウントの削除方法
権限をだれかに譲渡したあと、その管理者アカウントが不要な場合は以下の手順で削除できます。
Googleビジネスプロフィールを複数人で管理するときの3つの注意点
Googleビジネスプロフィールを複数人で管理する場合に注意するべき点を3つご紹介します。
Googleビジネスプロフィールは「Google上での名刺」「Google上での看板」と言われるほど、会社の存在を示す重要なモノです。
会社を守るためにも、以下の注意点を理解しておきましょう。
オーナー権限は安易に付与しない
複数人でGoogleビジネスプロフィールを管理するときのひとつ目の注意点は、安易に「オーナー」の権限を付与しないこと。
なぜなら、「オーナー」は管理者アカウントを削除することができるので、悪質なオーナーに乗っ取られる恐れがあるからです。
そのため「オーナー」は、店舗経営者や信頼できる関係者のアカウントのみ権限を付与しましょう。そして、もしなにか問題が起きたときに、すぐアカウントを削除できる状態にしておくことをおすすめします。
管理するうえでの役割を明確にしておく
複数人でGoogleビジネスプロフィールを管理するときの二つ目の注意点は、だれがどのように管理するのかそれぞれの役割をはっきりしておく必要があるという点です。
なぜかというと、Googleビジネスプロフィールはどの管理者アカウントが編集したのかまでは確認できないからです。
たとえば業者にも管理を任せている場合、ミスやトラブルが発生してしまったときに責任の所在があいまいになってしまいます。
ですので、どこまで業者に依頼するのか、スタッフに管理してもらうのかなど、しっかり役割を決めておくことをおすすめします。
管理者アカウントが停止した場合はすぐに削除する
Googleビジネスプロフィールは、ガイドラインに違反したときなどに管理者アカウントが利用停止となってしまうことがあります。
そうなった場合は、すぐにそのアカウントを削除しましょう。
なぜなら、停止したアカウントが「オーナー」の権限を持っていると、Googleビジネスプロフィールそのものが利用停止となるおそれがあるからです。
気づかない間に停止されていることもあるので、複数人で管理している場合は管理者アカウントが正常に使えるかをこまめに確認することをおすすめします。
Googleビジネスプロフィールを放置する3つのリスク
多くの店舗経営者は、Googleビジネスプロフィールを利用しており、適切に管理・運用しています。
しかしなかには、忙しい日常業務に追われるにつれ、ビジネスプロフィールを放置したいと考える方もいるでしょう。
ですが、Googleビジネスプロフィールを放置してしまうと、店舗にとっては3つの大きなリスクが伴います。
第三者に乗っ取られるおそれがある
Googleビジネスプロフィールを放置すると第三者が不正にアクセスし、プロフィールを乗っ取られるリスクが高まります。
なぜなら、悪意のある競合他社や個人ユーザーが、営業妨害を目的としてイタズラ行為をすることがあるからです。
乗っ取られたプロフィールには不正な情報が掲載されることもあるので、自社にとって不利に働くでしょう。
最悪の場合、数々の企業努力によって培った顧客からの信用を、一瞬にして失いかねません。
店舗情報を勝手に書き換えられるおそれがある
放置されたGoogleビジネスプロフィールは、だれでも編集することができる可能性が高まります。
放置したことにより、店舗の営業時間や連絡先情報などが勝手に書き換えられ、顧客に誤った情報が提供されるおそれも。
すると顧客の信頼を損なうだけでなく、売上にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
Googleからのビジネスとしての評価が下がる
Googleはビジネスプロフィールの適切な管理を評価し、検索結果におけるランキングに影響を与えることがあります。
放置されたプロフィールは最新情報が提供されず、活発に更新されないため、Googleからの評価が下がるおそれがあります。
ただでさえ競争の激しいオンライン環境においては、致命的な結果となるでしょう。
以上のリスクを考えると、Googleビジネスプロフィールを放置することは避けるべきです。
しかし、日々の作業負担や人手不足を考慮すると、どうしてもビジネスプロフィールの管理まで手が回らないこともあるでしょう。
そんなときは、Googleビジネスプロフィールの運用代行業者に管理作業を任せることをおすすめします。
Googleビジネスプロフィールの運用代行業者とは、店舗の代わりとなって、最新情報の投稿からプロフィールの編集作業など、最適な運用・管理をしてくれるサービス。
代行サービスを利用することで、店舗側は管理作業の負担を増やすことなく、Googleビジネスプロフィール経由での集客効果アップが期待できます。
どうしても費用はかかってしまいますが、放置による経済的なリスクを回避できるのは大きなメリットといえるでしょう。
ちなみに弊社でも、Googleビジネスプロフィールの運用代行サービスをやっています。
これまでに4,000社以上の中小企業・店舗様のサポートをし、多くのオーナー様から大変ご好評いただいております。
「いつもの店舗作業で精一杯」「でもGoogleビジネスプロフィールを運用して集客につなげたい」など、運用に関するお悩みがあればぜひ弊社までお問い合わせください。
まとめ:Googleビジネスプロフィールに追加したアカウントはしっかり管理しよう
Googleビジネスプロフィールの管理権限は、「オーナー」「管理者」の2種類です。
なるべく代表者が「オーナー」権限を持ち、スタッフや業者には「管理者」権限を付与することをおすすめします。
ただ、どうしても店舗の規模が拡大して管理者が増えると、Googleビジネスプロフィールの運用・管理そのものが難しいと感じることもあるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、弊社のGoogleビジネスプロフィールの運用代行サービスです。
これまで4,000社以上の企業様の運用サポートをしてきたノウハウをもとに、あなたのビジネスの成功に貢献します。
Googleビジネスプロフィールの運用にまつわるお悩みがあれば、ぜひ弊社までご相談ください。