MEO対策は近年注目されてるウェブ集客法ですが、代行してくれる業者に依頼するのもひとつの方法です。
しかし、どの業者に依頼すればいいのかお悩みの方がいらっしゃると思います。

そこで本記事では、そういった方に向けてMEO対策代行業者のおすすめ7社を紹介します。
費用やサービス内容、実績やクチコミなどをもとに、あなたにぴったりの業者を見つけるためのポイントを解説していきます。
MEO対策で自社の集客力を高めたい方は、ぜひ、最後までご覧ください。

MEO対策業者の選定ポイント5選

近年、MEO対策が認知されてきたことにより、対策業者の数も増えてきました。
その影響でガイドライン違反となる施策をしたり、費用だけ取って何も施策しない悪質な業者が存在するのも事実です。
MEO対策の業者を慎重に選ぶためにも以下の5つのポイントに注意しましょう。

  • 費用が相場の範囲内
  • 適正な契約期間
  • Googleのガイドラインを遵守している
  • 過去の実績がある
  • ノウハウがある

それでは、それぞれについて解説していきます。

1.費用が相場の範囲内

1つ目のポイントは費用が相場の範囲内かどうかです。
MEO対策業者に依頼したときの費用相場は月額3〜5万円ほどです。
時折、この相場よりも安い費用を掲げる業者も見かけますが、万が一、サービス品質が悪かったり、施策をきちんと行ってれなかったりするリスクが考えられます。

また、費用相場よりも高い場合は、「自社開発の独自ツールの全機能をMEO対策の対策費用内ですべて利用できる」「確実に上位表示できる技術がある」などの理由を掲げる業者もいます。しかし、結果的に自社で技術を使いこなせず、費用を余計に支払ってしまう事もあるので注意が必要です。
とはいえ、業者選びで悩んだ際は費用相場を目安に考えてみることをおすすめします。

2.適正な契約期間

2つ目のポイントは適正な契約期間です。
MEO対策の適正な契約期間は平均的に6〜12ヶ月ほどです。
MEO対策はGoogleビジネスプロフィールを編集、上位表示し、集客数を増加するまでを行います。

ですので、6か月よりも短い場合、MEO対策の効果が出たのかどうか判断しにくくなってしまいます。とはいえ、半年以上〜1年の間、確実に成果が現れるか分からないものに投資するのはリスクがあります。
もし、契約期間に不安を感じる場合は、1〜3ヶ月の短いお試しプランや成果報酬型にするプランを利用するのも良いでしょう。

ちなみに、ほとんどのMEO対策業者が契約期間内の解約に違約金を設けています。
費用を抑えるために成果報酬プランで契約したのに、違約金で必要以上に費用を取られてしまうということもあります。よって、初めて対策業者を利用する際は、まず短い契約期間で申し込めるか相談してみましょう。
また、業種によって最適な対策期間は異なるため、どのくらいの期間対策すれば良いのかわからないときは相場の6〜12ヶ月を目安にしましょう。

3.Googleのガイドラインを遵守している

3つ目のポイントは、MEO対策業者がGoogleのガイドラインを遵守していることです。
なぜなら、万が一、業者が違法な手段をとっていた場合、自社のGoogleビジネスプロフィールが重いペナルティを課せられるおそれがあるからです。 業者によってはGoogleビジネスプロフィールを上位表示するために以下の施策をすることがあります。

  • 良いクチコミを自作自演する
  • 店舗名にキーワードを盛り込む

これらはめったにない例ですが、すべてGoogleのガイドラインに違反した行為です。
そのため、MEO対策業者と契約する前に「どのような方法で上位表示を目指すのか」を具体的に確認しておきましょう。

Googleのガイドラインについてはこちらの記事もご参照ください。

4.過去の実績がある

4つ目のポイントは過去のMEO対策の実績です。
信頼できるMEO対策業者かどうかを判断するためには、過去の実績をしっかりチェックしましょう。
具体的には以下の4点です。

  • 導入店舗数
  • 対策キーワード数
  • 上位表示率
  • 導入事例

これらの実績をアピールしていない業者は、まだサービスの年数が浅かったり、望ましい成果を出せてなかったりする場合があります。
そのため、公式ホームページやサービスサイトに実績を記載している業者を選ぶと安心です。
その他に、詳しいサービスの内容や導入までの具体的な流れ、自社の店舗/企業と同じ業種での導入事例があるかなどを事前に確認できると安心感を持って契約に進めるでしょう。

▶弊社・株式会社トリニアスのMEO対策導入事例はこちら

5.ノウハウがある

5つ目のポイントは、MEO対策のノウハウがあることです。ノウハウの有無は業者のサービス品質に大きく反映されます。
MEO対策は初心者でも取り組みやすい集客法ですが、成果を出すためには上位表示の仕組みや対策キーワードの選び方、Googleのアップデートへの対応などの知識が必要です。
そういったノウハウを自社サイトやセミナーの開催、メール配信などで積極的に提供している業者は知識量が豊富であるという証なので優良な業者だと判断できます。
一方で悪質な業者は、ノウハウがなくて情報発信ができないので、営業電話のみでしか契約が取れません。
このことから、MEO対策業者と契約するときは電話でのやりとりだけで決断せず、ノウハウ提供をしているかを確認しましょう。

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MEO対策業者のおすすめ7選

この章では実績や料金を判断基準に、おすすめのMEO対策業者を7社を厳選しました。
ぜひ、ご参考になさってください。

企業名料金の目安MEO対策サービスの特徴
株式会社トリニアス3万円/月上位表示96%以上を誇る。セミナーやコンサルタントによるサポート体制が充実している。
GMO TECH株式会社要問合せ累計取引社数NO.1や上位表示率No.1などの実績を保有している。
株式会社トライハッチ4万円~/月特許取得済みの順位計測・効果測定ツールを活用したサービスを提供している。
株式会社コーボー700円/日低価格な料金設定なので初めての対策でも安心して依頼できる。
さーぷらいず株式会社5万円/店舗Googleアルゴリズムの深い洞察から適切な対策を提示してくれる。
オルグロー株式会社2万円/月Google検索の仕組みの知識が豊富で、ガイドラインに沿った安心・安全な対策を施策している。
株式会社H22万9,700円/月担当者による訪問またはオンラインでの親身なサポートが充実している。

1.株式会社トリニアス

出典元:MEO primeサービスサイト

<サービスの特徴>

  • 導入実績 4,000店舗以上
  • 上位表示率 96%以上
  • 充実のサポート体制(分析レポート、WEBセミナーなど)

弊社・株式会社トリニアスは、MEO対策 ・サジェスト対策 ・Instagram運用代行 ・ストリートビュー撮影代行 ・クチコミ管理ツールなどのデジタルマーケティング事業や個人・法人向けにインターネット回線、電気などのライフラインの紹介を行っています。

月1回の分析レポートやWEBセミナー、コンサルタントによる電話やメールでのサポート体制が充実しているため「業者に任せきりではサービスの実態が見えず不安」「後々は自社内で対策できるようになりたい」という方におすすめです。
定期的なコミュニケーションを取りながら、それぞれの店舗に合った対策を提案してもらえるので、店舗運営に二人三脚で寄り添う心強いサポーターになってくれるでしょう。

プラン費用契約期間
固定報酬プラン(6キーワード)3万円/月12ヶ月

株式会社トリニアスの詳細はこちら
株式会社トリニアスが運営するメディアはこちら

2.GMO TECH株式会社

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>
GMO TECH株式会社はAIを活用したWebマーケティングDX事業の会社で、「MEO Dash! byGMO」というMEO対策サービスを提供しています。
このサービスはGoogleマップ検索で店舗情報を上位表示するための最適化施策を行うもので、高度分析機能を搭載した管理ツールや、カスタマーサポートによるフォロー体制などの特徴があります。
また、国内MEO市場において累計取引社数NO.1や上位表示率No.1などの実績を保有しています。

実績上位表示率費用
国内取引企業数No.197%要問合せ

3.株式会社トライハッチ

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>

  • 導入実績 3,000店舗以上
  • MEO対策データ保有数 60,000店舗以上

株式会社トライハッチは、MEO対策のみならず、SEO対策やSNS広告、リスティング広告など、さまざまなデジタルマーケティング事業を展開しています。
特許取得済みの順位計測・効果測定ツールを活用することで、膨大なMEO対策データを収集・保有しているため、実績や信頼性を重視したい方におすすめです。
また、クチコミ分析・管理ツールや投稿予約機能、クチコミ自動返信機能などの豊富なオプション機能の提供もしているので、対策にかかる負担を最大限に抑えることができるでしょう。

プラン費用契約期間
MEO HATCH4万円~/月6ヶ月~
インバウンドMEO5万円~/月6ヶ月~
ストプロ広告パック8万5000円~/月6ヶ月~
ストプロオールパック10万円~/月6ヶ月~

4.株式会社コーボー

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>

  • 導入実績 4,000店舗以上
  • 上位表示率 86%以上
  • 2か月間完全無料キャンペーン(時期による)

株式会社コーボーは、マーケティングからクリエイティブ支援、人材関連事業を通じて、ビジネスの成功に向けた総合的な課題解決を提供している会社です。
成果報酬型と月額固定型のプランを選択できるうえに、契約期間は6ヶ月からと比較的短く、低価格な料金設定のため、「なるべく格安で対策したい」「長く続けられるかわからない」という方におすすめのMEO対策業者です。
また、時期によってはお申込日から2か月間完全無料でMEO対策サービスを利用できるキャンペーンを開催しているので、さらにお得に対策をスタートできるでしょう。

プラン費用契約期間
成果報酬プラン(4キーワード)700円/日6ヶ月
月額固定プラン(4キーワード)1万8,000円/月6ヶ月
運用代行プラン(4~6キーワード)2万円~/月6ヶ月

5.さーぷらいず株式会社

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>

  • 「言語処理」BERT対応
  • 「コーポレートSEO」内部対策実施
  • リスティング広告、LPOなどのCVR改善コンサル

さーぷらいず株式会社は、WEBサイトの分析改善、LPO、広告運用、SEO対策、システム開発などのサポートを中心に展開しています。
SEOの知識をMEOに転用した「アルゴリズムMEO」は、「自然言語処理」に特化した分析と、Googleアルゴリズムへの深い洞察から適切な対策を提示してくれるため、データ分析に基づいた施策がしたいという方におすすめです。

また、さーぷらいず株式会社はコンサル業をメインとしている会社で、MEO以外の施策も提案してくれるため、「自社にはどういう集客施策が合うのか分からない」とお悩みの方にとっても、強力な相談相手となってくれるでしょう。

プラン費用契約期間
月額プラン(初期費用15万円~)5万円/店舗6ヶ月(自動更新)
成果報酬プラン(初期費用無料)5万円/店舗24ヶ月(自動更新)

6.オルグロー株式会社

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>

  • SEOとリスティング運用によるキーワード選定の知見
  • 独自開発システム
  • 充実した運用サポート体制

オルグロー株式会社は、MEO対策だけでなく、SEO対策・広告運用・コンテンツマーケティング・ECサイト運用支援などを提供している会社です。
SEO・MEO・リスティングを提供していることもあり、海外のSEOセミナーへ参加するなどをしてGoogle検索の仕組みを日々調べているため、ガイドラインに沿った安心・安全な対策をしてくれます。 また、独自開発システムの提供や運営サポートも提供しており、複数店舗対策やMEOとSEOの両軸での対策なども可能なため、総合的なサポートをしてくれるでしょう。

プラン費用キーワード数
1店舗(12ヶ月契約)2万円/月10キーワード
10店舗以上(12ヶ月契約)15万円/月10キーワード/店舗
100店舗以上(12ヶ月契約)要見積10キーワード/店舗
地域SEOセットプラン要見積要見積

7.株式会社H2

出典元:サービスサイト

<サービスの特徴>

  • 導入実績 1,500店舗以上
  • 自社開発のMEO効果測定システム
  • 最大8キーワードまで対策が可能

株式会社H2は、MEO対策、業績可視化営業支援ツール、オーダーアプリなど店舗運営に必要な様々なシステムを提供している会社です。
自社開発の効果測定システムを使用してMEO対策効果を可視化しており、最上位のプランではSNSへの投稿代行やHP作成、ブログの更新代行なども利用できるため、予算に余裕があり、MEO以外の色々なサービスをまとめて利用したいという方に特におすすめのMEO対策業者です。
また、担当者による年4回の訪問またはオンラインでの打ち合わせも実施しているので、安心感のある関係を構築できるでしょう。

プラン費用契約期間
MEOライトプラン2万9,700円/月要問合せ
スマートプラン3万8,500円/月要問合せ
スマートPROプラン6万6,000円/月要問合せ

MEO対策を業者に依頼する3つのメリット

MEO対策を自社内で行おうとすると、日々の業務と併行してGoogleビジネスプロフィールの管理や順位計測、分析など様々なタスクを行うため、時間の確保が必要になります。
そんな悩みを解決してくれるのがMEO対策業者ですが、依頼することで以下のようなメリットをもたらします。

  • 日々の業務に専念できる
  • 低価格で対策できる
  • 短期間で成果が出やすい

日々の業務に専念できる

1つ目のメリットは、日々の業務に専念できるようになることです。
自社でおこなう場合はGoogleビジネスプロフィールの管理や運用、MEO対策のノウハウ習得などすべて対応しなければならないため、本来の業務がおろそかになってしまうおそれがあります。
自社内でMEO対策にかけるリソースが確保できない場合はMEO対策業者への依頼を検討してみましょう。

低価格で対策できる

2つ目のメリットは、MEO対策は他のWeb集客方法と比べて低価格で対策ができることです。
Google検索の上位表示を目指すSEO対策を業者に依頼する場合は、平均的に月額30万円ほど費用がかかるのに対し、MEO対策は月額5万円ほどの低価格で行えるのが特徴です。
また、MEO対策はSEO対策に比べて競合が少なく集客効果が大きいので、スムーズに成果を出したいときはMEO対策業者に依頼してみましょう。

短期間で成果が出やすい

3つ目のメリットは、自社で対応するよりも短期間で成果が出やすくなることです。
Googleビジネスプロフィールを上位表示させるためにはMEO対策のノウハウが必要です。
一方で、MEO対策業者であればこれまでの実績や経験から培ったノウハウをもとに的確な施策をするため、短い期間で成果が出やすくなります。
これまで様々な対策をしてきたものの、なかなか成果が出ずに悩んでいる方は、MEO対策業者を頼ってみるのもひとつの方法です。

格安で業者に依頼する方法

MEO対策を業者に格安で依頼する方法として、料金プランが「成果報酬型」のサービスを選ぶことをおすすめします。
成果報酬型は上位表示されないと料金が発生しないというシステムで、実質無料でMEO対策サービスを試すことができます。
弊社・株式会社トリニアスのMEO primeも成果報酬型のプランを用意しておりますので、特定のキーワードで3位以内に入らなければ料金は請求されません。

格安でMEO対策をしたい、実績のある会社に依頼したいという方にはMEO primeがおすすめです。

MEO対策代行業者のまとめ

今回はMEO業者を選ぶポイントとおすすめの業者7選をご紹介しました。
近年はMEO対策業者も増えたことで強みや特徴は会社によってさまざまです。
業者を選ぶときは料金プランや契約期間、実績やノウハウなど、自社が求める条件とマッチしているかをしっかりと確認していきましょう。
もしも、業者へ依頼する前に、まずは自社内でGoogleビジネスプロフィールの運用を行ってみたいという方は、MEO対策のコツをまとめた、弊社・株式会社トリニアス作成の無料の資料がありますので、よろしければダウンロードしてみてください

弊社・株式会社トリニアスではMEO対策サービス・MEO primeを提供しております。
これまで4,000社以上の店舗・施設様のMEO対策をサポートし、上位表示率96%以上を実現しております。
店舗情報の登録からプロフィールの最適化など幅広くサポートしておりますので、Googleビジネスプロフィールを運用する中で思うように成果が出ない、MEO対策サービスについて詳しく聞きたいなどMEO対策に関するお悩みやご相談がございましたら、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

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Googleビジネスプロフィールとは、店舗の「営業時間」「写真」「電話番号」といった基本的な情報を登録することで、Googleマップのユーザーにアピールできる無料の集客ツールです。
しかし、実際に店舗集客に活用しようとしてもなにから始めればいいのかわからない方や、機能の使い方が分からない方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、Googleビジネスプロフィールの使い方を初心者の方でもわかりやすく解説します。 店舗の集客アップさせるための使い方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

【事例で見る】Googleビジネスプロフィールの集客効果

この章では、弊社・株式会社トリニアスが手掛けたMEO対策の事例を、以下の各業種別にご紹介していきます。

  • ①歯科医院
  • ②飲食店
  • ③不動産会社
  • ④学習塾・英会話教室
  • ⑤美容室・サロン

インサイトデータの画像付きでCVの変化などをご紹介しておりますので、ぜひ、ご参考ください。

歯科医院の成功事例

こちらは2022年4月にMEO対策を開始した歯科医院の事例です。
Googleビジネスプロフィールの商品欄カテゴリーを作成し、情報を整理する対策を行いました。
カテゴリーに「インプラント」や「矯正歯科」などのキーワードが入ることで、キーワードとの関連性が高まり、少しずつ順位を上げています。 さらに、ユーザーにも見やすく情報を整理しているため、Webサイトへのクリック数も増加しています。

また、インサイトデータを見ると、前年よりGoogleビジネスプロフィールの「通話」をクリックしてお問い合わせや予約に繋がった数が大幅に増えています。

飲食店の成功事例

こちらは2022年9月末にMEO対策を開始した飲食店の事例です。
地元の方を集客するために、計測地は範囲が狭い地元でキーワードはビッグワードで対策しています。
着実に閲覧数が増えているためストリートビュー屋内版の撮影を行い、閲覧してくれた方に来店してもらう対策を行っています。

不動産会社の成功事例

こちらは2022年5月末にMEO対策を開始した不動産会社の事例です。
Googleビジネスプロフィールのサービス欄を充実させる対策を行っています。
ユーザーがGoogleビジネスプロフィール内で、情報の取得を完結することができるようになったため、途中で離脱するユーザーが減り、ホームページまでたどり着くユーザーを増やす事ができました。

また、インサイトを確認すると、順位向上でGoogleビジネスプロフィールの閲覧数が増えたため、数値は順調に伸びています。

学習塾・英会話教室の成功事例

こちらは2021年1月からMEO対策を開始した学習塾の事例です。
毎日増えているGoogleビジネスプロフィールのカテゴリーですが、現状では「学習塾」というカテゴリーは存在しません。(2024年8月現在)
そのため、学習塾では適切なカテゴリーを設定するだけで順位が上がることがあります。
こちらの施設では、基本情報のメインのカテゴリーが「学習センター」になっていたため、より学習塾に近い「受験予備校」に変更後「塾」や「個別指導塾」などのキーワードで上位表示になりました。

そして、インサイトを確認すると、順位が上昇しGoogleビジネスプロフィールの閲覧数が増えたことにより、すべての月で前年比がプラスになっています。

美容院・サロンの成功事例

こちらは2022年10月にMEO対策を開始した美容室の事例です。
事前のヒアリングによってターゲットを明確にした最新情報を投稿することで閲覧数を伸ばし続けています。 こちらは「詳細」にホームページのリンクを貼ることができるため、Webサイトへの流入数UPも見込めます。

こちらはGoogleビジネスプロフィールを立ち上げたばかりの店舗だったため、前年との比較はできませんが、順調に「ルート」をクリックして店舗までの道のりを調べたユーザーが増えていることが分かります。

Googleビジネスプロフィールの集客効果が高い3つの理由

店舗集客につなげるための手段には、ホームページやポータルサイト、SNSなどさまざまな選択肢があります。
ツールや媒体が多い中、Googleビジネスプロフィールを活用することで高い集客効果を得られる可能性が高くなります。

この章ではGoogleビジネスプロフィールの集客効果が高い理由についてご紹介します。
具体的には以下の3点です。

  • 多くのユーザーがGoogleマップで店舗を探している
  • 競合が少ない
  • ユーザーが行動を起こしやすい

それでは、それぞれについて解説していきます。

多くのユーザーがGoogleマップで店舗を探している

まず1つ目の理由は、Googleマップに表示されるビジネスプロフィールの情報を頼りにお店を探すユーザーが増えていることです。
特に飲食店においては、およそ77%の人がGoogleビジネスプロフィールの情報を見てから来店するというデータもあるほど年々増加しています。
こういったデータの背景にはポータルサイトの情報がユーザーに信用されにくくなっていることも関係しています。
その理由は掲載料が高額であることと、印象操作されることがあるといった点です。

一方、Googleビジネスプロフィールであれば無料で利用できるうえ、店舗情報は「ユーザーにとって有益かどうか」を基準に公平に扱われます。
より多くのユーザーに無料でアピールできる点がGoogleビジネスプロフィールの集客効果が高い最大の理由といえるでしょう。

競合が少ない

2つ目の理由は、Googleビジネスプロフィールはほかのツールや媒体に比べて、競合が少ない点です。
なぜなら、自社の周辺地域にある同じ業種の数店舗に絞られ、競合が少なくなるからです。

一方、ポータルサイトやSNSの場合は全国各地のユーザーに対してアピールできるので、無数の競合としのぎを削らなければなりません。
このように競合の数が多い分、集客効果を得られる確率は低くなってしまいます。

ですが、Googleビジネスプロフィールの使い方を覚えれば、さらに集客効果がアップする可能性が高まるでしょう。

ユーザーが行動を起こしやすい

3つ目の理由は、Googleビジネスプロフィールはほかのツールよりも、ユーザーが行動を起こしやすいからです。
Googleビジネスプロフィールだけで情報収集から予約の電話、店舗までのルート案内が一貫して行えます。

ほとんどのユーザーは、来店するまでに複数のサイトを往復したり、段階を踏んだりすることを億劫に感じます。
その点、Googleビジネスプロフィールなら予約から来店までストレスなくできるので、ユーザーの機会損失を防げます。

Googleビジネスプロフィールで集客するための使い方

この章ではGoogleビジネスプロフィールを本格的に使って店舗の集客率アップを目指すためのポイントについて解説します。
具体的には以下の6点です。

  • 「投稿機能」で最新情報の発信やクーポンを掲載する
  • 「写真投稿」で店内の雰囲気をアピールする
  • 「ウェブサイト機能」で店舗用のホームページを作成する
  • 「高評価のクチコミ」を増やす
  • 「ローカル検索広告」でさらに集客効果をアップさせる
  • 「インサイト機能」で集客効果を確認する

それでは、それぞれについて解説していきます。

「投稿機能」で最新情報の発信やクーポンを掲載する

Googleビジネスプロフィールでは、投稿機能によって店舗の最新情報やお得なクーポンを掲載できます。
例えば「本日のおすすめメニュー」「雨の日限定クーポン」など、ユーザーが興味を示しやすい内容を積極的に投稿しましょう。

Googleはつねに新しい情報やサービスをユーザーに届けたいという思いを掲げているので、定期的に投稿していきましょう。
もしも「投稿する内容がなかなか浮かばない」という場合は、店舗の近況や経営者のつぶやきなどSNS感覚で投稿するのもおすすめです。

「写真投稿」で店内の雰囲気をアピールする

Googleビジネスプロフィールには、店舗やメニューを収めた写真を追加できます。
店内の雰囲気が伝わる写真でユーザーに来店した時のイメージをさせて、集客率のアップを目指しましょう。

多くのユーザーは、店内の雰囲気やメニューの内容がわからない状態で来店することをためらってしまいます。
実際にリクルートライフスタイルの「飲食店リピート実態&要因調査」によると、「店舗を探すユーザーの多くは、店内の雰囲気やメニューなどを事前に見てから来店している」という結果が出ました。

このことから、ユーザーが安心して来店できるように店内の雰囲気をアピールできる写真を追加し、さらなる集客に繋げていきましょう。
また、店内の雰囲気がユーザーに伝わりやすくなるもうひとつの方法が、「Googleストリートビュー屋内版」の導入です。
Googleストリートビュー屋内版とは、Google検索やGoogleマップから店内360°のパノラマ写真を見られるサービスです。

Googleストリートビュー屋内版を導入することで、

  • ユーザーの興味を引ける確率が2倍になる
  • ユーザーが商品を購入する確率が1.3倍になる

というデータをGoogleがストリートビューの公式ページで公表しています。

業者に依頼する場合、約3万円〜10万円ほどで店内の写真撮影や編集、Googleビジネスプロフィールへの追加ができます。
Googleストリートビュー屋内版は一度、追加すれば維持費をかけることなく店舗の魅力を最大限にアピールできるので、まだGoogleビジネスプロフィールの運用を始めたばかりの店舗やこれから本格的に活用したい店舗におすすめです。

弊社ではGoogleから正式に実績やスキルを評価された「認定フォトグラファー」と呼ばれるプロの撮影スタッフが、店舗・中小企業様のストリートビュー導入のサポートをしております。
お見積もりのご相談も承っておりますので、興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

「ウェブサイト機能」で店舗用のホームページを作成する

Googleビジネスプロフィールには、簡易的なホームページを無料で作成できる「ウェブサイト」という機能があります。
店舗用のホームページがあると、店舗の売上や信頼性がアップするといったメリットがあります。
一方、ホームページがないままだと「本当に実在する店舗なのか」「現在は営業していないのではないか」など、ユーザーが不信感を抱く原因となってしまいます。

ホームページの作成は「専門的な知識や技術が必要で難しそう」というイメージがあります。
しかし、Googleビジネスプロフィールのウェブサイト機能ならいくつかの手順に従うだけで簡単に作成できますので、まだ店舗用のホームページがない場合はぜひ作成してみましょう。

「高評価のクチコミ」を増やす

Googleビジネスプロフィールには、来店したユーザーに店舗のクチコミを投稿できる機能があります。
特に「高評価のクチコミ」を増やして店舗の集客率アップを目指しましょう。

実際に三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「クチコミに関するアンケート」の調査結果では、「商品・サービスの購入前におよそ80%以上の人がクチコミを確認する」ということが判明しました。
このように多くの人がクチコミを商品やサービス購入の参考にしていることから、ビジネスにおいてクチコミを集めることの重要性が伺えます。

ユーザーからの良いクチコミを増やすためには以下の方法がおすすめです。

  • 来店したユーザーに直接依頼する
  • 店内にチラシを掲示する
  • 公式SNSで呼びかける

ただし、ユーザーからGoogleビジネスプロフィールにクチコミを投稿してもらう見返りに現金や特典などを渡す行為は、Googleのガイドラインで禁止されているので注意しましょう。

また、ユーザーからのクチコミは決してポジティブなものばかりではなく、時には厳しい意見やサービスへの不満などネガティブな内容のものもあるでしょう。
このようなネガティブなクチコミに対しては、謝罪とサービス改善の旨を返信して誠実な対応を心がけましょう。

「ローカル検索広告」でさらに集客率をアップさせる

Googleビジネスプロフィールのローカル検索広告を利用して、さらに店舗の集客率アップを目指しましょう。
ローカル検索広告とは、Googleに料金を支払うことで自社のGoogleビジネスプロフィールをGoogleマップの目立つ場所に表示できる機能です。
必然的にユーザーに店舗を見つけてもらえる機会が増えるため、Googleビジネスプロフィールからの集客効果が高まることが期待できます。

ただし、ローカル検索広告を運用するためには毎月料金を支払う必要があるので、店舗の予算を踏まえて慎重に検討しましょう。

「インサイト」で集客効果を確認する

Googleビジネスプロフィールには、「インサイト」というGoogleが公式で提供している分析機能があります。
インサイトでは、自社のGoogleビジネスプロフィールに関する以下のデータが見られます。

  • ユーザーに何回見られたか
  • ユーザーがどのような方法でたどり着いたか
  • どのような検索キーワードで表示されたか

これらのデータを分析して、Googleビジネスプロフィールで店舗の集客効果がどれほど現れているのかを確認しましょう。
もしも、あまり集客効果が現れていない場合は「投稿内容にキーワードを盛り込む」「店舗の写真をたくさん追加する」など、ユーザーに見てもらいやすくなる対策をして、再度、集客効果を確認します。

このサイクルによって徐々にGoogleビジネスプロフィールの情報が充実し、店舗の集客効果が現れやすくなるでしょう。

Googleビジネスプロフィールを使い始めたいけど難しいときは

Googleビジネスプロフィールは、登録や情報の編集などのシンプルな操作だけであれば、本記事を参考にすぐに行えます。

しかし、中には通常の業務が忙しく、Googleビジネスプロフィールの運用に人員や時間を割けないという方もいらっしゃるでしょう。 そんなときは弊社・株式会社トリニアスのGoogleビジネスプロフィール運用代行サービス「MEO prime」をご検討ください。

MEO primeでは、Googleビジネスプロフィールへの登録作業はもちろん、ビジネス情報の最適化から集客につなげるための施策まで幅広く対応します。 集客に興味はあるけど人員や時間が確保できない、Googleビジネスプロフィールの使い方がよくわからないという方は、ぜひトリニアスまでご相談ください。

また、Googleビジネスプロフィールの運用方法に関する無料の資料もあるので、よかったらダウンロードしてみてください。

Googleビジネスプロフィールの集客効果と使い方まとめ

今回は、Googleビジネスプロフィールの使い方について解説しました。
店舗の集客率をアップさせるためには、それぞれの使い方を正しく理解して運用することが重要です。
本記事を参考にGoogleビジネスプロフィールを使いこなして、店舗の集客率や売上のアップを目指しましょう。

しかし、最初から様々な機能を使いこなすことは難しいかもしれません。その場合、運用代行サービスを利用するのもひとつの手段です。
弊社・トリニアスではMEO対策を中心に、これまで4,000社以上の中小企業・店舗様のGoogleビジネスプロフィールの運用をお手伝いしてまいりました。
Googleビジネスプロフィールの使い方や店舗の集客対策にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

弊社ではMEO対策サービス・MEO primeを提供しております。店舗情報の登録からプロフィールの最適化など幅広くサポートしておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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2020年11月16日に
「第4回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
というテーマで弊社の井波が第4回目のオンラインセミナーを開催しました。

今回のオンラインセミナーでは、自社に合うマーケティング方法を見つけるために「デジタルマーケティングについて」と「費用対効果の計算方法」についてお伝えさせていただきました。
また今回も質問コーナーを設けましたので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

1.デジタルマーケティングとは

デジタルマーケティングとは、
→インターネットやデジタルデバイスなどを利用した、マーケティングの手法のこと。

従来
→アナログマーケティング(看板、折り込みチラシ…)

現代
→デジタルマーケティング(MEO、SEO、SNS…)

★現代に重要なO2Oマーケティングの1つがデジタルマーケティング

O2Oマーケティング(オンラインtoオフライン)
→WEBサイトや広告などの「オンライン」で集客を行い、そのあとで「オフライン」である実店舗への来店を促すマーケティング手法。

スマホの普及率が上昇している影響で、O2Oマーケティングが主流になっています。
O2Oマーケティングのメリットは「コストを低く抑えながら、効果的にマーケティングが行える」という点です。
=デジタルマーケティングは現代社会に適しており、そしてコストを抑えられるマーケティングということです。
ではそのデジタルマーケティングの内の1つ、現在弊社で対策しているMEOについてご説明します。

①MEOについて

MEOとは
→MAPと共に表示される検索結果一覧で上位に表示されることを目指して行う施策

MEO対策が求められている背景には、【①スマホ②検索エンジン③アプリ】の3つの利用率が関係しています。それぞれみてみましょう。

①スマホの利用率

2010年では9.7%だったスマホの利用率が2019年には83.4%にまで伸びています。

総務省「情報通信機器の世帯保有率の推移」

②検索エンジンの利用率

日本で一番利用されているシェアされている検索エンジンは圧倒的にGoogleです。

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

③アプリの利用率

連絡手段として当たり前になっているLINEと様々なコンテンツを見れるYoutubeに続き3位がGooglemapです。

Nielsen 「アプリ利用率順位」

この3つの数値をみると
「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」
ということが分かります。

このスマホが当たり前になった影響で、MEO対策、デジタルマーケティング、O2Oマーケティングが必要とされるようになりました。

②MEOの仕組み

これだけ利用率が高いGoogle検索ですが、実際にどのようにユーザーが来るのか検索から問い合わせまでの流れをみていきましょう!

①「場所+目的」の間接検索

→まずユーザーは知りたい情報をGoogleで検索します。
Googleで店舗検索をする人の84%が間接検索という結果がでているので、間接検索で表示されるマイビジネスはたまたま見たユーザーの為に常に良い状態をキープしておくことが必要です。

②Googleマイビジネス

→間接検索をしたユーザーは次にマイビジネスで比較検討をします。
営業時間やアクセス、クチコミやメニューなどを基に他社と比較しどこに行くか検討します。そのため他社より興味を持たせられる情報を掲載する必要があります。興味を持たせるためには、記事投稿や写真投稿を利用しましょう。
そしてクチコミの返信でもユーザーは判断するため頂いたクチコミはどんな内容でも真摯に受け止め改善する姿勢を見せるように返信しましょう!

③問い合わせorウェブサイト

→比較検討したあとは問い合わせや予約に入ります。
問い合わせや予約をする前に情報をもう少し知りたい場合HPへ行きます。
すぐに問い合わせや予約をしたい場合マイビジネスから予約するユーザーもいます。
なので簡単に予約できるようマイビジネスに予約リンクを設定したり、HPに予約ページを作るなどしせっかくの機会を逃さないようにしましょう!

質疑応答

Q.コストを抑えられると仰っていましたが、他のデジタルマーケティングと比べてMEOは費用的に安いのでしょうか。
A.比較的安い対策です。
良く比較されるSEOやリスティングは大体10万円以上かけている人が多いのですが、MEO対策は高くて5万程度です。大体の方は10万はいかないで対策をしています。

2.費用対効果の計算方法

MEOは、たまたま検索した人がマイビジネスを見た人の数値しかみれません。
検索した人全員が来店すれば良いですが、実際そんなことはありません。
そこで費用対効果を計算できる方法を事例を基にご説明しますので一緒に計算してみましょう!

①3位以内で安定している歯科医院の事例

こちらはある歯科医院の順位計測システムです。
5月後半に「亀有 審美」というキーワードが圏外(21位以下)から1位に一気に上がっています。そしてその上がった日から1位をキープし続けています。

そしてこの歯科医院のインサイトデータがこちらです。
右側棒グラフは「ユーザーの検索方法」のグラフで大半を占めているブルーが「間接検索」です。
そして薄い棒グラフが前年の数値になりますが、9月には前年から3倍程度伸びています。

この歯科医院の数値をまとめると
【マップの上位3位以内に入り、検索数も3倍になり効果を得られている】
ということが分かります。

②1~7位で安定している車検専門店の事例

では、次はある車検専門店の順位計測システムです。
こちらは4/15からずっと10位以内をキープしています。3位以内になったのはごくわずかです。

そしてこの車検専門店のインサイトデータがこちらです。
こちらは直接検索とブランド名検索が元々多く前年比と比べ余り変化はありませんが、間接検索の数値は2倍程伸びました。

この車検専門店の数値をまとめると
【マップの上位4~10位以内では安定しており、検索数も2倍になり効果は得られている】
ということが分かります。

この2件の事例をまとめると、MEO対策は順位が10位以内であれば効果を得られる可能性がある。ということになります。
順位が上がれば必ず集客できるというわけではなく、マイビジネスの充実さやクチコミによってはたとえ7位であっても集客ができるということです。

では、この費用対効果が見えにくいMEO対策の効果を計算できる方法があります。
次の項で一緒に計算してみましょう!

③計算方法:ROAS(ロアス)

ROI(アールオーイー)とは
→マーケティング投資額に対し得た利益額(100%以上が良い)

【計算式】
(売上-費用-マーケティング投資額)÷マーケティング投資額=マーケティングROI(%)
【必要な数値】
①月の総売上(施策関係なし)
②実際に施策にかけた費用
③施策に投資した金額

【計算例①】歯科
①総売上:200万円
②MEO対策:37,500円(1,500円成果報酬で25日上位表示)
③投資額:100万円
【計算式】(200万円ー37,000円ー100万円)÷100万円×100=96%

【計算例②】美容院
①売上:225万円
②MEO対策:45,000円(30日上位表示)
③投資額:100万円
【計算式】(225万円ー45,000円ー100万円)÷100万円×100=120.5%

【解説】
ROI数値は100%以上が良いと言われているので100%以上の方はそのまま同じ対策を続けましょう。
100%におしくも満たない70~99%くらいの方は少しプラスで行動してみましょう。
50%以下の方は少し検討が必要です。
そのような方は弊社に一度ご相談ください!一緒に合う対策を見つけましょう!

★自社に合うデジタルマーケティングが知りたい方はこちらのチェックシートで診断してみましょう!簡単なチェックシートですのでこれが全てではありませんが参考にしてみてください!

質疑応答

Q.クチコミで来るお客様は時代遅れなのでしょうか。
A.クチコミはまだまだ健在です!
とはいえSNSの拡散やURLのシェアなどでのクチコミに変わっています。
またクチコミで聞いたあと、結局インターネットで検索をされるのでマイビジネスを充実させておくべきです!
Q.WEB対策は最低どれくらい続けるべきですか?
A.対策や商品によって異なりますが、最低6カ月は続けるべきです。
リスティングのように、クリック形式なら即効性があるので1か月様子見てもOKですが、MEO対策は長期的に見ていきましょう。
Q.まずは何をしたら良いのかわからないです。
A.仮りでも良いので、目標数値をたてると今後何をしたらよいのか明確になります。
ROASやROIで計算してみてよく分からなかったらお気軽に弊社にご相談ください!
Q.MEO対策やっているが、他のWEB対策もやった方が良いのでしょうか。
A.今のMEOの数値を見てからの判断となりますが、MEOだけというよりはSNSやランディングページなどの他のサービスをかけ合わせるのが得策です

まとめ

最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

1、デジタルマーケティングとは?
→インターネットやデジタルデバイスなどを利用した、マーケティングの手法のこと。

★O2Oマーケティングが当然の時代になっている
★「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」ためMEOが必要

2、費用対効果の計算方法
→順位が上がっていなくても集客できる可能性があるMEOの費用対効果をみるにはROASとROIで計算する

★ROAS→→打ち出した広告にかけた費用に対して得られた売上を%で表すもの。(200%以上)
★ROI→→マーケティング投資額に対し得た利益額(100%以上が良い)

最後に

今回のオンラインセミナーではデジタルマーケティングの知識を深め自社に合うマーケティングを見つけて頂くために「デジタルマーケティングについて」と「費用対効果の計算方法」についてお話をしました。

実際に今行っているマーケティングが本当に自社に合っているのかを知るために、デジタルマーケティングの知識を深め、費用対効果の計算方法を知り様々な角度から自社に合うマーケティングを見つけていきましょう。

弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!
今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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2020年10月30日に
「第3回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
というテーマで弊社の井波が第3回目のオンラインセミナーを開催しました。

今回のオンラインセミナーでは、デジタルマーケティングの理解を深めるために「スマホの利用率」「検索エンジンのシェア率」などの実際の数値や「O2Oマーケティング」についての説明をしました。

また今回も質問コーナーも設けておりますので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

1.O2Oマーケティングとは

O2Oマーケティング(オンライン to オフライン)とは
→WEBサイトやSNS、WEB広告などで集客を行い、実店舗への来店を促すマーケティング

「デジタルマーケティング=O2Oマーケティング」だと言われており、
MEO対策もこのO2Oマーケティングに該当します。

ではなぜ、このO2Oマーケティングが今、重要なのでしょうか。
その理由をみていきましょう!

①インターネットの発達

今は、どの企業でもどんな人でもインターネットに情報を掲載でき、そして誰でも見れる時代です。
更にスマホの普及により、いつでもどこでも沢山の情報をみるための検索ができるようになりました。

この時代の変化により、「スマホで、インターネットにある情報で比較検討をしてから購入(来店)」というユーザーが増えました。

ということは、オンライン(インターネット)でたまたま貴店に関連するキーワードを検索したユーザー向けに常にアピールし続け、興味を引き付ける必要があります。

②どれくらい重要なの?

インターネットの発達により、O2Oマーケティングが重要になったとご説明しましたが、実際にどれくらい重要なのでしょうか。様々な数値でみてみましょう。

Q.2019年国内における世帯の「スマホ」の保有率は何%?
A.83.4%

引用:総務省「情報通信機器の世帯保有率の推移」

Q.スマホでの検索エンジンのシェア率は?
A.Google75% Yahoo24% その他1%

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

Q.アプリの利用率の上位3位は?
A.1位:LINE83%
 2位:Youtube61%
 3位:Google map60%

引用:Nielsen

この3つの数値をみると
「スマホでのGoogle検索率、そしてGoogleMap利用率が高い」
から現代にはGoogleでのO2Oマーケティング、=MEO対策が重要と言えます。

質疑応答

Q.トリニアスが他社より優れている点はどこですか?
A.Google認定フォトグラファーがいるので、屋内版ストリートビューの撮影・編集・アップが自社で行えるところです。
マイビジネスは比較検討に使われるツールなので比較し良いと思ってもらえるように見栄えを良くすることが重要です。
屋内版ストリートビューを導入することで簡単に見栄えが良くなり、そしてGoogleからの評価も上がり、MEOにも効果がでます。
MEOの効果にも集客にも良い屋内版ストリートビューを導入したい方は是非ご相談ください!

2.MEOの集客イメージ

MEO対策とは、
MAPと共に表示される検索結果一覧で上位に表示されることを目指して行う施策。

MEOの強みは、
①現代のGoogleユーザーの84%が間接検索で店舗を探しているという数値が出ていること。情報元:Google My Business Insights Study(2019年7月15日)
②SEOよりMEOの方が上に表示されることからSEOより見られやすいこと。
③コストを抑えられること。
この3点です。

このような強みをもっているMEOを対策すると、どのような流れで集客できるのでしょうか。MEOでの集客をイメージしてみましょう。

①見つけてもらう

O2Oマーケティングのオンライン(Google)では、
沢山ある店舗の中から見つけて貰うことが大前提となります。

SEOでもMEOでも、比較してもうら為にはまず上位にいないと比較の対象にもなれません。
SEOの比較対象は上から1.2番目なので、かなり競争率が高いです。
ですが、MEOは上位1~10位くらいまでが比較対象と言われているため競争率が低く、比較対象に入りやすいです。

この見つけてもらうは=MEO対策になります。
次項の取り組みを行っていれば自然と順位も上がるので次の工程を見てみましょう。

②知ってもらう

前項で、「O2Oマーケティング(MEO)には見てもらうことが大前提」とお伝えさせてしました。見てもらった次は「知ってもらう」という工程に入ります。
会社名や住所、営業時間などの基本情報はもちろん、社内での取り組みなどをアピールする必要があります。
マイビジネスでは、①クチコミ②記事投稿でアピールしていきます。

①クチコミ

実は、低評価のほとんどが接客に対しての意見です。(声が小さい等…)

小さな気遣いによって、投稿されるクチコミは変わってきますので、接客を丁寧に行って低評価のクチコミ投稿を防ぎましょう。

また、どんなに良い接客をしていても感覚は人それぞれなので、もし低評価のクチコミが投稿されてしまったら、サービス改善に努める姿勢を見せる返信をしましょう。

良い接客→低評価→改善に努める姿勢をアピール→接客改善
この流れを行うことで、新規顧客に良い印象を持たせることができ、新規獲得に繋がります。

②記事投稿

内観、外観、商品、スタッフなどの来店した際のイメージが出来る写真を添付し投稿しましょう。また内容は来店時に必要なアクセスや営業時間について投稿しましょう。
「〇〇駅から徒歩5分」などのアクセスが良い利便性を伝えることで来店するきっかけになりますので、ご自身が検索しその店舗に行くきっかけになった情報を参考に貴店からユーザーに向けて発信してみましょう!

3.MEOを活かすためのアクション

MEOを活かすためのアクションは、2つに分けられます。

①トリニアスでできること
②店舗(現場)でしかできないこと

弊社と現場のそれぞれでできることをみてみましょう。

①トリニアスでできること

弊社でできることは①内部施策と②外部施策の2つです。

①内部施策とはマイビジネスの編集を指します。
WEB上にある情報か店舗から提供して頂いた情報しか掲載できないため、基本的にHPの情報を基にマイビジネスを編集します。
マイビジネスを初めて拝見した時、情報がほぼ載っていない方や間違った情報が載っている方などがほとんどです。
なのでご自身でも管理していただき、掲載したい情報や写真を送っていただければ弊社で投稿をしていきます。

②外部施策とは予約サイトなどに登録をすることを指します。

「サイテ―ション」という様々なサイトに登録し、SNSで拡散させ、Googleに有名な店舗だよと認識させるという施策を行っています。

出典:サイテーションのSEO効果

②店舗(現場)でしかできないこと

店舗(現場)でしかできないことは①投稿の促し②情報の作成の2つです。

①投稿の促しとはクチコミや写真の投稿を顧客に促すことを指します。
顧客と直接会話できるのは現場にいるスタッフのみができることなので、弊社ではサポートするためにクチコミPOPをお渡ししています。

①投稿の促しとはクチコミや写真の投稿を顧客に促すことを指します。
顧客と直接会話できるのは現場にいるスタッフのみができることなので、弊社ではサポートするためにクチコミPOPをお渡ししています。

②情報の作成とはマイビジネスに投稿する内容の作成を指します。
新しいキャンペーンの作成はもちろん弊社には出来ません。
また写真をとることや店舗で行っていることもWEB上に載っていなければ現場にしか分からないです。
弊社では新しく情報を生み出すことはできないので投稿内容や写真を提供していきましょう!

4.アクションのコツ

弊社にできない「情報の作成」を行うのは時間がかかるかと思います。
実際にご契約頂いている方でも時間が無いから写真送れない…という方が沢山いらっしゃいます。
未来の顧客、未来のスタッフは7つの習慣の「時間管理のマトリックス」で言う緊急でないが重要に当てはまります。
未来の顧客やスタッフ、店舗のためを思って1日5分~10分程度時間を作りましょう。
その5分~10分で行うアクションのコツは①過去の記事を使う②担当者を設けるの2点です。
それぞれ見てみましょう。

①過去の記事を使う

アクションを起こす際に懸念される点が「情報の作成」です。

ネタを考え、文章を作成し、写真も撮る。そんなことめんどくさくてやってられないと思っている方がほとんどかと思います。

ですが、過去にブログやSNSを投稿したことありませんか?HPを作成する際に文章や写真考えたことありませんか?その内容を使っちゃいましょう!

以前ご契約頂いている方で
「前に外観を撮ったが、今だいぶ風景が変わったのでもう一回撮りました!」
と外観写真を送ってくださった方がいます。
スマホの写真機能がより高性能になっているので風景が変わらなくても画質や明るさが全然違いますので雰囲気が変わるはずです。
内容も少し文脈変えてみたり、今は「コロナ」というとても重要だけど簡単に書けるネタがありますので、少し「コロナ」を絡めた文章に変えてみたり。
色々編集方法はありますので、ぜひ過去の記事をネタにしてみましょう!

②担当者を設ける

セミナーにご参加頂いた方のほとんどが経営者です。
お忙しい方だからこそ、担当者を設けることがおすすめです。
ご契約頂いている方で、情報の提供や弊社へのご依頼など集客に積極的に行動出来ている方は大体担当の方がいらっしゃいます。
その担当の方は5分~10分でもMEO対策に時間を割いていただければ状況がだいぶ変わるはずです。担当者を設けアクションを増やしていきましょう!

質疑応答

Q.トリニアスから投稿依頼のメールが来るが季節ものの投稿がない場合どうすれば良いのでしょうか?
A.弊社では情報を提供して頂くために毎月記事投稿の内容提供の依頼をさせて頂いております。
このメールは季節もの関係なく情報を提供していただければ大丈夫なので、顧客との関わりを送ってくださる方も多いです。
例えば、お庭がある歯科医院様が「医院のお庭にお花が咲きました。」という内容で送ってくださったり。
このようなサービスに関係ない内容でもOKです!
Q.クチコミは何件くらいあれば良いのか
A.あればある程良いです。
業種によって大きく差がでるので10件以上あると良いです。
競合がどれくらいあるかにもよるので一度競合のクチコミ数と★(点数)をチェックしてみましょう!

まとめ

最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

1、O2Oマーケティングとは?
→WEBサイトやSNS、WEB広告などで集客を行い、実店舗への来店を促すマーケティング

★オンライン(インターネット)toオフライン(実店舗)のマーケティング
★スマホの普及率やGoogleの利用率、GoogleMapの利用率からみてO2Oマーケティングは現代で集客するには重要なマーケティング手法

2、MEOの集客イメージ
→MEO対策は見つけてもらうが大前提の対策。見つけてもらい、知ってもらう為にマイビジネスに情報を掲載していく。

★「見つける→知る→来店」がMEOでの集客の流れ
★自分が店舗を見つけた際に必要だと感じた情報を自店のマイビジネスに掲載していくことが重要

3、MEOを活かすためのアクション
→業者にできる限界があるため任せるだけでなく自分もアクションを起こす必要がある。

★クチコミを増やす為にクチコミPOPを活用し、更にお声掛けをする
★投稿記事のネタを探す。

4、アクションのコツ
→生み出すのではなく、既に使った素材を再度ネタにする。

★過去の記事や写真を再利用しネタにする。
★担当者を設けアクションを増やす。

最後に

今回のオンラインセミナーではデジタルマーケティングの知識を深めるために「O2Oマーケティング」についてお話をしました。

「O2Oマーケティング」を知ることで現代の集客法、そしてMEO対策の意味を知ることでより効果を感じるための行動を起こせるのではないでしょうか。
担当者を設けたり、過去のネタを再利用したり、様々なアクションの起こし方を試してみましょう!

弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
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Instagramは国内利用者数が3,300万人超と言われる巨大なSNSで、個人や企業など様々な人が日常的に情報収集やビジネスに利用しています。
特に飲食店や美容室などはInstagramを運営している店舗が多く、その中でも
「もっとフォロワーを増やしたい」
「もっとInstagram経由で集客をしたい」
とお考えの事業者の方もいらっしゃるでしょう。

そこで、Instagramのインサイト機能を活用して、しっかりと分析すれば、フォロワーの増加や集客に繋がる可能性が高まります。
本記事ではInstagramのインサイトの見方や分析方法などより効果的なInstagram運用の方法について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

Instagramインサイトとは?

Instagramのインサイトとは、Instagramに搭載されている分析ツールです。
インサイトはInstagramプロアカウントを持っている全てのユーザーが無料で使用でき、各投稿のインプレッション数やエンゲージメントなど様々なデータをもとに投稿内容やアカウントについての分析ができます
Instagramのフォロワーを増やしたい方や自身の店舗やサービスへの集客力を高めたい方にとっては、投稿やアカウントの課題を把握・分析し改善するために必須の機能と言えます。

弊社のInstagram公式アカウントでは店舗やサービスの集客に欠かせないMEO対策に関する知識をご紹介していますので、ぜひいいね!やフォローをしていただけると幸いです。

インサイト機能はスマホアプリでしか見られない

Instagramのインサイトは現在、スマートフォン用のInstagramアプリでしか見ることができません。(2022年6月時点)
ブラウザやPC環境ではインサイトを見られないので、まずはアプリをダウンロードしましょう。

⇒ iPhoneはこちら
⇒ Androidはこちら

インサイト機能を使うためには「プロアカウント」への切り替えが必要

Instagramインサイトを見るためには、プロアカウントへの切り替えが必要です。
プロアカウントには「クリエイター」と「ビジネス」の2種類あり、どちらでもインサイトは見られますが、店舗や企業用アカウントを運用している場合は「ビジネス」を選択することをおすすめします。

Instagramのインサイト画面を表示する方法

Instagramのインサイトを見る画面を表示するには、プロフィールページの「インサイト」のボタンをタップしましょう。

インサイト画面に切り替えると以下のような様々なデータを見ることができます。

Instagramのインサイトで見られるデータとそれぞれの見方

Instagramのインサイトで見られるデータは以下の3つの項目に分かれていて、それぞれの項目から各投稿ごとの詳細なデータを見ることができます。

  1. リーチしたアカウント
  2. アクションを実行したアカウント
  3. 合計フォロワー

この章では各データの概要や見方について詳しく解説していきます。

リーチしたアカウント数

「リーチしたアカウント数」では、広告を含めたあなたが投稿したコンテンツを見に来たユーザーの数などを確認できます。
この項目で見られるデータは以下の5つです。

リーチしたオーディエンス あなたの投稿を見たユーザーの属性(国籍、年齢層、性別など)
フォロワーとフォロワー以外 あなたの投稿を見たユーザーのフォロワーの比率
各投稿ごとのデータ フィード投稿、リール投稿など各投稿ごとの
・いいね!数
・コメント数
・保存数
などの詳細なデータ
インプレッション あなたの投稿が「表示」された回数
(リーチとは異なり、ユーザーが同じ投稿を3回見たらインプレッションは「3」とカウントされる)
プロフィールのアクティビティ ユーザーがあなたのプロフィールに対して起こしたアクションの回数
・プロフィールへのアクセス数
・ウェブサイトのタップ数
・通話や予約ボタンのタップ数

これらのデータからは、

  • ターゲットとするユーザーの性別や年齢層が投稿内容と乖離していないか
  • フォロワー以外にもコンテンツが届いているか
  • フォロワーがコンテンツに関心を示しているか
  • などの情報が読み取れます。
    また、「7日間」「30日間」「6ヶ月」など期間限定した検索も可能です。

    もしも、あなたが狙いたいターゲット層やフォロワーにコンテンツが届いていないように見受けられた場合、#(ハッシュタグ)投稿や、投稿時間の工夫をしてみるとよいでしょう。

    アクションを実行したアカウント

    「アクションを実行したアカウント」では、あなたが投稿したコンテンツに対して「いいね」や「コメント」、「シェア」などのアクションを起こしたユーザーの合計数(インタラクション数)が確認できます。
    この項目で見られる詳細なデータは以下の2つです。

    アクションを実行したオーディエンス あなたの投稿に対してアクションしたユーザーの属性(上位の年齢層、性別など)
    コンテンツのインタラクション あなたの投稿に対するユーザーからのアクションの合計数

    これらのデータで分かることは以下の2つです。

  • どのコンテンツにアクションを起こしているか
  • どんなユーザーがアクションを起こしているのか
  • インタラクション数を増やすことは、Instagramのアルゴリズムに評価されるうえで重要な指標(シグナル)と言われています。 インタラクション数の多いコンテンツの傾向を分析してアルゴリズムに評価されやすい投稿で、リーチの拡大やフォロワーの増加に繋げていきましょう。

    合計フォロワー

    「合計フォロワー」では、あなたのアカウントをフォローしているユーザーの合計数などが見られます。(※この項目はフォロワーが100人以上存在するアカウントが利用できます)
    この項目で見られるデータは以下の3つです。

    フォロワーの増減数 あなたのアカウントをフォローした、またはフォローを解除したユーザー数
    フォロワーの属性 フォロワーの国籍や年齢層、性別など
    最もアクティブな時間 フォロワーがInstagramを最も利用している時間帯・曜日

    これらのデータで分かることは以下の2点です。

  • 各コンテンツ投稿時のフォロワーの増減の変化
  • フォロワーが最も多くInstagramを利用している曜日や時間帯
  • この情報をもとにフォロワーから評価の高いコンテンツの傾向を分析したり投稿時間を工夫したりすることで、リーチの拡大やフォロワーの増加に繋げていきましょう。

    補足:各投稿のインサイトを見てみよう

    Instagramでは投稿されたコンテンツの下部にある「インサイトを見る」から、各投稿ごとのリーチ数やインプレッション数などが確認できます
    「ホーム」「プロフィール」「ハッシュタグ」など、アカウントへのアクセスがどこから発生したのか、投稿を見てプロフィールに訪れた人数なども確認できるため、どのような内容の投稿がユーザーの心に響きやすいのか分析することができます。

    Instagramのインサイトを使った分析方法

    ここまでインサイトの見方やデータの種類について解説してきました。
    しかし、データの見方がわかっても具体的な分析方法が分からないという方もいらっしゃるでしょう。
    この章ではインサイトのデータをもとにアカウントの現状を分析する方法を紹介します。

    1. アカウントの現状を把握して問題点を洗い出す
    2. 問題点をもとに改善策を立てる
    3. KPI(目標値)を設定する
    4. 改善策をもとに投稿をする
    5. 各投稿の結果をインサイトで分析する

    アカウントの現状を把握して問題点を洗い出す

    まずは、自社のアカウントがどんな状態なのか、インサイトを見て現状を把握しましょう。

    1. アカウントのフォロワー数
    2. 評価の高い投稿の傾向
    3. フォロワーの属性
    4. 投稿のインタラクション数

    などのデータをもとに、「最近、フォロワーが増えていない」、「ターゲット層とフォロワーの属性が乖離している」など、アカウントの問題点を洗い出します

    問題点をもとに改善策を立てる

    アカウントの問題点を洗い出したら、次は具体的な改善策を立てましょう。

    たとえば、

  • フォロワーが増えない ⇒ キャンペーンを施策する、ターゲット層の好みをさらに意識した投稿内容にする
  • 各投稿のリーチ数が上がらない ⇒ ハッシュタグ投稿をする、投稿する時間帯、曜日を変える
  • など、それぞれの問題点によっておこなうべき改善策が変わります

    KPI(目標値)を設定する

    改善策を立てたら、その効果を測定するためにKPI(目標値)を設定しましょう。

  • フォロワー数を100人増やす
  • 各投稿のいいね!数を10%伸ばす
  • など、具体的な目標数値を設定することで、実際に達成できたかを判断しやすくなります

    改善策をもとに投稿をする

    具体的な目標が決まったら、改善策に基づいたフィードリールストーリーズを投稿しましょう。
    なお、改善策にいくつかの候補がある場合は、1つの投稿につき1つの改善策にしぼることをおすすめします。
    フォロワーやいいね!数の増減などの結果が出た時に、どの改善策が結果をもたらしたのか紐付けやすくなるからです。
    複数の改善策の効果を試したい時は期間を限定して結果を分析すると良いでしょう。

    各投稿の結果をインサイトで分析する

    改善策に基づいたフィードやリール、ストーリーズなどの投稿がどんな結果をもたらしたのか、インサイトで確認しましょう。 「KPI(目標値)を設定する」で決めた目標の数値に対して、結果が良かったのか悪かったのかを分析します。

    例えば、

  • 目標:フォロワー数を100人増やす ⇒ 113人も増えた
  • 目標:各投稿のいいね!数を10%伸ばす ⇒ 15%も増えた
  • こういった場合は改善策が適切だったといえます。そして、さらに結果を伸ばすためには、このまま同じ改善策を継続していけば問題ないでしょう。
    反対に、

  • 目標:フォロワー数を100人増やす ⇒ 15人しか増えなかった
  • 目標:各投稿のいいね!数を10%伸ばす ⇒ 逆に5%減った
  • こういった場合は改善策が不適切だったと言えます。なので、再度、アカウントの問題点の洗い出しやほかの改善策を試してみるなど、良い結果が出るまで施策を繰り返していきましょう。

    Instagramのインサイトを使った具体的な改善方法

    前章にてインサイトを使った分析方法と問題点の洗い出しについて解説しましたが、「具体的にどうやって改善すればいいのかがわからない」という方もいるでしょう。
    この章では、投稿のリーチ数やアカウントのフォロワー数などを改善するための具体的な方法について解説します。

    狙いたいターゲット層を設定する

    Instagramをビジネスに活用するためには、「どんなユーザーに投稿を見てもらいたいか」といったターゲット層の設定が重要です。
    そのため、まずは以下のように狙いたいターゲット層を明確にしましょう。

  • ターゲットの年齢層(若い方なのか、高齢の方なのか)
  • ターゲットの性別(男性なのか女性なのか)
  • ターゲットが求めている情報(商品/店舗の紹介なのか、知識/情報なのか)
  • ターゲットがInstagramを利用する目的(集客なのか、認知度向上なのか)
  • ターゲット層を明確にすることで、Instagramに投稿する内容や写真、動画の具体的な方向性が定まります
    たとえば10代、20代の女性をターゲットとする美容室のアカウントであれば、「おしゃれなヘアアレンジをした若い女性の写真」や「晴れ着に似合うヘアセットをしている動画」といった内容の投稿が良いでしょう。

    一方で、「白髪染め」や「メンズパーマ」などの投稿は、設定したターゲットとは乖離してしまうので、あらかじめ、自社のアカウントで顧客にしたいターゲット層を設定しておく必要があります。

    #(ハッシュタグ)投稿をする

    Instagramで特定のターゲット層にアカウントや投稿をアピールするには、#(ハッシュタグ)投稿が有効です。

    なぜなら、Instagramでは多くのユーザーが#(ハッシュタグ)検索を使用して情報を集めているからです。

    例えば、「# 美容室」で検索すると美容室に関する投稿がヒットし、検索結果の一覧に表示されます。
    さらに「# 原宿美容室」と付け加えて検索すると原宿周辺の美容室に関する投稿が表示されるようになり、特定の範囲での情報収集が可能になります。

    これを応用して、ターゲット層が検索するキーワードを想定したハッシュタグ投稿をすると、より効果的にアピールできます。
    一方で、全く関連性のないキーワードでハッシュタグ投稿をしているとターゲット層以外のユーザーばかりが流入し、本来の宣伝効果が発揮できません。
    なので、ターゲット層を想定したハッシュタグ投稿をすることが重要といえます。

    投稿する時間帯や曜日を工夫する

    Instagramで特定のターゲット層にアカウントや投稿をアピールするには、投稿する時間帯や曜日を工夫する必要があります。
    なぜなら、ターゲット層によってスマホを活発に利用している時間帯や曜日が異なるからです。
    自社が30代女性をターゲット層としている場合、「仕事をしている方」または「子育て世代の方」によってスマホを利用する時間が異なります。

    仕事をしている方は主に通勤時間や休憩時間にスマホを利用しますが、子育て世代の方はお子さんがお昼寝をしている正午過ぎや、学校に通っている平日の午前~正午過ぎ、ご家族が寝静まった後などにスマホを利用することが想定できます。
    このように、ターゲット層の生活リズムを想定して投稿時間を工夫すると、効果的にあなたのアカウントや投稿をアピールできるでしょう。

    一方で、どれだけターゲット層を的確に狙った投稿内容でも、ターゲット層がスマホを利用していない時間帯や曜日に投稿してしまうと、ターゲット層に届かずに他のアカウントの投稿に埋もれてしまいます。
    なので、ターゲット層の生活リズムを想定して投稿する時間帯や曜日を工夫していきましょう。

    まとめ

    今回はInstagramインサイトの分析方法やアカウントの改善方法などについて解説しました。
    狙ったターゲット層に適切なアピールをして集客効果を上げるためにはインサイトでの分析や改善が必要不可欠です。

    ぜひ、本記事で解説した内容を自社のInstagram運用にお役立てください。

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    2020年10月16日に
    「第2回デジタルマーケティング勉強会~MEO基礎知識編~」
    というテーマで弊社の井波が第2回目のオンラインセミナーを開催しました。

    今回のオンラインセミナーでは、リクエストが多かったデジタルマーケティングとMEO対策についてお伝えさせていただきました。

    また、項目毎で質問コーナーを設けましたので、その際に頂きましたご質問とその回答と共にセミナーの内容をダイジェストでお届けします!

    1.デジタルマーケティングって何?

    デジタルマーケティングとは、
    インターネットやデジタルデバイスなどを利用したマーケティングの手法のこと。

    現代は、様々なサービスにAIが適用され「人々の生活の一部にデジタルが溶け込んでいる」と言える時代です。
    そのためインターネットを利用し集客をするデジタルマーケティングが必要かつ重要になってきています。

    そこでデジタルマーケティングの知識を深めて頂くためにセミナーでは、
    下記3つのテーマでご説明しました。

    1. アナログマーケティングとデジタルマーケティング
    2. デジタルマーケティングの種類
    3. オークションマーケティングとクオリティマーケティング

    では、この3つのテーマをそれぞれ詳しく見てみましょう!

    ①アナログマーケティングとデジタルマーケティング

    ではまず、アナログマーケティングとデジタルマーケティングの代表例を見てみましょう。

    ・アナログ…チラシ、テレビのCM、看板、ティッシュ配り
    ・デジタル…MEO、SEO、SNS、メール、リスティング広告、ポータルサイト

    昔はチラシや看板などのアナログマーケティングが主流でした。
    ですが、デジタル化が進んだことでWEB上に沢山の情報が掲載され、またその情報を誰でも簡単に閲覧できる時代になりました。

    現代のユーザーは上記の画像ようにアナログマーケティングで興味を持たせることができても、結局はデジタルで深堀をしてから来店を決めます。

    WEBから予約をしたり、店内の雰囲気を見るために写真を見るなど、デジタルでは様々な情報を知れるため「アナログ⇒デジタル」という流れが出来てしまいます。

    またアナログマーケティングは、ユーザーの興味など関係なくチラシを配る店舗側がひたすら攻める手法です。逆にデジタルマーケティングはひたすら検索をするユーザーが攻めのため店舗側は情報を提示するだけで、興味を持っているユーザーが自然と集まります。
    日々の情報更新をするだけで、この自然に集まった興味を持っているユーザーに興味を持たせ、来店につなげることができます。

    ②デジタルマーケティングの種類

    まず現代で、来店するユーザーの84%は間接検索※と言われています。
    ※間接検索…「新宿 居酒屋」や「渋谷 カフェ」などの「場所+目的」で間接的に店舗を検索をすること

    Googleで間接検索をすると表示される画面が左図です。

    この1ページだけでも
    ①PPC
    ②MEO
    ③SEO
    ④ポータルサイト
    の4つのデジタルマーケティングがあります。

    そこで今回のオンラインセミナーではGoogleで間接検索した際に表示される上記①~④をご紹介しました。
    セミナーではそれぞれの対策の説明に加えメリットデメリットをご説明しますが、この記事ではメリットデメリットのみご説明します。


    ①PPC広告(リスティング広告)
    →〇お金を沢山かければ検索結果の一番上に表示される
    →×広告費が高い

    ②MEO
    →〇現代の検索方法にマッチしている
    →×順位を上げるのに時間がかかる可能性がある

    ③SEO
    →〇上位に表示されるため信頼を得られる
    →×上位に上げるのが難しくコストもかかる

    ④ポータルサイト
    →〇お金を沢山かければサイト内の目立つ位置に表示してもらえる
    →×お金がかかる


    ③オークションとクオリティ

    オークションマーケティング

    オークションマーケティングとは、広告枠をオークション形式で買う方法です。

    Googleやyahoo!の広告、ポータルサイトが該当し、お金をかければ良い条件で表示してもらえるのが特徴です。

    ただ逆にお金をかけないと良い条件での表示は難しいので、大手などの広告費に莫大な金額と投資できる企業に勝つためにはかなりの金額を投資する必要があります。

    クオリティマーケティング

    クオリティマーケティングとは、日々行う地道な努力によって成果を得ていく方法です。

    SNSの運用やMEO/SEO対策が該当し、ファンを作っていくマーケティングです。

    お金をかけなくとも自力で成果を出せる可能性があるのがクオリティマーケティングです。
    この方法はただお金を出して業者に依頼するだけでなく、ご自身でもマーケティングを学び、そして行動することが必要です。

    質疑応答

    Q.クオリティマーケティングの中でもSEOは費用や時間を使うから大変ってことですか?
    A.はい。SEOの評価基準が高くなっているため難易度が上がっております。
    そのため時間をかけたり、業者依頼しお金をかけたりしないと上位に上げることが難しくなっているのでSNSやMEOと比べると“大変”と言えます。
    Q.今ポータルサイトを掲載しているがポータルサイトへの投資は得策ではないのでしょうか?
    A.得策ではない。とは言いきれません。
    というのも、MEOやSEO、SNSなどのクオリティマーケティングを行っても最終的にポータルサイトで情報収集したり、予約したりすることもあります。
    なのでポータルサイトにお金をかけ続けるのではなく、MEOやSNSにお金をかけ両方行うことが1番良いです。

    2.MEO対策とは?

    MEO対策とは、Map Engine Optimization(マップエンジンオプティマイゼーション)の略で、「地図の最適化」という意味です。

    「場所+目的」で検索した際の検索結果に表示されるマップの順位を上げる対策です。(上図参照)

    この上位3件はGoogleのAIが判断しており、すべて表示のボタンを押すと検索ワードに該当する施設が沢山表示されます。

    ここの掲載している情報は「マイビジネス」と呼ばれ編集することができます。
    MEOはこのマイビジネスを編集し最適化することで順位を上げていきます。

    今回のセミナーでは、この順位を上げるために重要な「クチコミ」「記事投稿」の2つの編集点についてご説明しました。
    ではこの2つの編集点のポイントを見ていきましょう。

    ①クチコミ

    お店を探しているユーザーが比較する際に見るポイントの1つは「クチコミ」です。
    「クチコミ」だけは業者でも店舗側でもどうにかできるものではありません。だからこそ信憑性がありユーザーが参考にする要素なのです。

    重要だけどユーザーが投稿しないと増えない..じゃあどうしたらいいの?と思いますよね。

    そこでやるべきことが「お声掛け」です!

    ご来店頂いたお客様に直接「クチコミ投稿してください」なんて言いにくいので、
    弊社では「クチコミPOP」をお配りしております!

    SNSのフォローお願いします!というPOPをレジ前やテーブルで見たことありませんか?

    とりあえず置くだけでもOKなこのPOPを活用すれば、「お時間ありましたらこちらお願いします」と”クチコミ”というワード出さなくともお声掛けをすることができます。

    またこのPOPを活用しクチコミを増やすことによってクチコミ投稿のサイクルに乗ることができます。(上図参照)

    そしてマイビジネスでは投稿されたクチコミに返信をすることができますので、こまめにチェックしクチコミ返信も行いサイクルを回していきましょう!

    ②記事投稿

    マイビジネスの記事投稿は下図のように”画像”と”文字”で、最新情報やキャンペーンなどさまざまな情報を投稿できます。
    この記事投稿を活用する上で重要な2つの点を見てみましょう。

    1、患者さんとの関わりをピックアップ!(左図参照)
    →「患者様からマスクをもらった」という患者様と医院側の良好な関係性を伝えることでポジティブな印象になります。
    また、コロナ対策や地元の情報などの身近な話題を投稿することで親近感がわきやすくなります。

    2、勉強会や会議、清掃などの顧客が見えない場面で取り組んでいる姿勢等をアピール!
    →能力向上に努めていることや、清潔感、安心感などを感じられる投稿をすることでポジティブな印象になります。
    また普段見れない歯科医院の内部情報を知れることで興味がわきやすくなります。

    この2点を意識することで、親近感と信頼を獲得でき、新規ユーザーだけでなくリピーターにもアピールをすることができます。
    初めは1枚の写真と1行の文章だけの記事でも良いので、まずは投稿してみましょう!

    質疑応答

    Q.発信できる情報があまりないのですが、何から始めたら良いのでしょうか?
    A.写真1枚だけでも、写真1枚と一言だけでもOKです。
    みなさんも1年前より3日前の情報の方が見ませんか?
    とにかく新しい情報を出すことが重要なので、とりあえず外観や店内の写真1枚でも投稿してみましょう!
    Q.グーグルマップの対策とヤフーマップの対策は別物ですか?
    A.別物です!下記のように対策するものが違います。
    Google→マイビジネス
    Yahoo!→ヤフープレイス(ヤフーロコ)
    なので両方対策したい場合は両方別々で対策する必要があります。
    Yahoo!対策についての分析を進めておりますのでぜひお気軽にご相談ください。
    Q.HPで出しているものより新しい情報の方が良いのでしょうか?
    A.新しい情報の方が良いです。
    グーグルのアルゴリズムは新しい情報にフォーカスしているのでHPやポータルサイトをコピペしたような内容よりも、新しい内容や新しい写真を投稿する方が良いです。
    ただ絶対ではないことと、日々投稿していく方が重要なのでまずは同じ情報でも投稿していきましょう!

    3.MEO対策の効果を感じるために必要なこと

    MEO対策の導入を検討している方も既に導入している方も、みなさんもちろん“集客”という効果を得たいですよね?
    そこで今回のセミナーでは、MEO対策の効果を感じるために必要なことについて
    「弊社にできること・店舗でできること」の2つに分けご説明しました。
    この2点について詳しく見ていきましょう。

    ①弊社にできること

    弊社にできることは、WEB上にある情報を掲載し日々更新をしていく作業で、①内部施策②外部施策の2つです。

    ①内部施策とは、マイビジネスの編集のこと。
    住所や電話番号の編集、また最新情報の掲載や商品・サービスの掲載。
    他にも日々Googleからくる修正に即座に対応するために毎日“巡回”という作業も行っています。

    ②外部施策とは、各種ポータルサイトに店舗を登録すること。
    ポータルサイトに登録することで、「サイテ―ション」を得られます。
    サイテ―ションとは、様々なサイトに名前が載っているから有名な店舗なんだとGoogleが判断することです。
    このサイテ―ションによりMEOの順位も上がると言われているため弊社では外部施策としてポータルサイトへの登録を行っております。

    この2点でMEO対策の効果を感じられる場合もあります。
    ですが、①現場でしかできないこと②情報を生み出すことは弊社では行えません。
    この弊社ではできない2点を踏まえ、次は店舗でできることについて見ていきましょう。

    ②店舗でできること

    店舗でできることは①現場でしかできないこと②情報を生み出すことの二つです。

    ①現場でしかできないこととは、「お声掛け」です。
    先程お伝えしたようにクチコミを獲得するためにはお声掛けが重要で、そのお声掛けは現場でしかできないことです。

    弊社ではお手伝いをするためにクチコミPOPをお渡ししておりますが、効果を感じるためにはお声掛けが必須です。

    ②情報を生み出すこととは、マイビジネスに掲載する写真や最新情報、他にもキャンペーンや新しい商品の開発などを指し、これはもちろん店舗でしかできないことです。

    弊社では最新情報の掲載をするもののWEB上にある情報しか掲載することはできません。
    ネタを考えられないという方は、過去に載せたブログやSNSの内容を少し編集して載せてみることをおすすめします!

    質疑応答

    Q.担当者を設けるとしたらどれくらいの時間を使いますか?
    A.時間をかけようと思えばいくらでもかけられるので、まずは写真1枚スマホで撮って投稿する。という簡単で時間がかからないことを行いましょう。
    仕様が分かってきて慣れてきたら少しずつ時間をかけるのが良いです!
    Q.写真はどれくらい送った方が良いですか?
    A.1枚からでも大丈夫ですが、とにかく沢山送ってください!
    一応、弊社の基準は最低50枚と設定しています。
    写真は沢山あった方が良いので色々な角度の写真をお送りください!

    まとめ

    最後に、今回のセミナーの内容を以下のようにまとめました。

    1、デジタルマーケティングとは?
    →インターネットを利用したマーケティング手法のことで、デジタル化が進んでいる現代に合った集客対策のため今やるべきマーケティング手法。

    ★店舗側は情報を公開するだけで、ユーザーが攻めてくる集客方法のためコストを抑えられる。

    2、MEO対策とは?
    →間接検索の検索結果に表示されるマイビジネスの順位を上げるための対策。
    SEOよりも上に表示され、PPC(リスティング)広告より費用を抑えられる。

    ★MEO対策で重要な施策
    →クチコミ:クチコミPOPを置き、お声掛けをしてクチコミを増やす。
    →記事投稿:顧客との関わりや、顧客が見えない裏側での取り組みを記事投稿で発信する。

    3、MEO対策の効果を感じるために必要なこと
    ・業者に任せるだけでなく、店舗側でしかできない【お声掛けと情報作成】を積極的に行う。

    ★お声掛けと情報作成のポイント
    →お声掛け:お声掛けをしてクチコミを増やす。新規より常連客に声をかけるのがおすすめ。
    →情報作成:記事投稿をする内容を店舗内で作成する。過去の投稿内容を再利用するのがおすすめ。

    最後に

    今回のオンラインセミナーではご希望される方が多かったデジタルマーケティングとMEO対策についてお話をしました。

    デジタルマーケティングの基礎を知り知識を深めることで、費用対効果を得られるWEB対策を見つけられます。
    またMEOの対策内容やコツを知ることで効果をより感じるための行動を起こせるのではないでしょうか。
    業者に任せるだけでなく、ご自身でも学び、共に成長していきましょう。

    弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客やMEOに関する情報なども発信しております。
    セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください!

    今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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    店舗型ビジネスの経営者の方であれば、「MEO対策」というワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか。
    MEO対策とは、Google検索・マップで自社のビジネス情報を上位表示させて、集客することを目的とした施策のことです。
    スマホの地図検索を使って店舗を探すユーザーが増えたことで、MEO対策に力を入れる企業も増えています。
    しかし、自社はMEO対策をするべきかわからないという方も多いでしょう。

    そこで今回は、MEO対策の必要性やメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。今からできる「上位表示のやり方」も併せて紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

    MEO対策の目的や意味とは

    MEOとは「Map Engine Optimization」の頭文字をとった略称で、「地図検索エンジン最適化」という意味です。
    MEOとは主にGoogleマップなどの地図検索でユーザーの目につきやすい場所に自社のGoogleビジネスプロフィールを表示させることです。

    Googleマップはユーザーが入力した「検索キーワード」に対して、最も適した店舗/企業を表示する仕組みになっています。
    その例として、以下の画像のようにGoogleマップで「新宿 歯医者」と検索します。

    >MEO対策・検索画面

    すると、画像の左側に歯科医院が3つ表示されました。この3つの店舗こそ、検索キーワードに対してGoogleマップが示した「検索結果」です。
    つまり、MEOとは、この上位3店舗の中に自社を表示させることを指します。
    それに対してMEO対策とは、自社を上位表示させることを目的として、店舗情報(住所・電話番号・営業時間など)の更新や最新情報の提供、写真・動画アップロードなどの施策をすることです。
    以上の内容からMEOとMEO対策とは

    • MEO⇒ Googleマップ(地図検索)で自社を上位表示させること
    • MEO対策⇒ 自社を上位表示させるためにさまざまな施策をすること

    となります。

    MEOとSEOの違い

    MEOとSEOの違い

    MEO対策とSEO対策の違いは、上位表示させる対象が「自社の店舗情報かWebサイトか」です。
    MEOは店舗の基本情報を充実させることで、Googleマップの上位を狙う施策のことです。
    一方のSEOは、Webサイトの設計やコンテンツを作成することで、Google検索における上位を目指す施策です。

    その他の違いとしては、SEOよりもMEOの方がGoogle検索で上部に表示される仕組みになっている点が挙げられます。
    これによってMEOはユーザーが店舗情報を閲覧する確率が高いといえます。

    ちなみにSEOは、上位サイトのほとんどが大手企業や有名ポータルサイトであるため、競合が強く、自社サイトを上位にランクインさせるのは難しくなります。
    一方、MEOは自社周辺の数店舗のみがライバルとなるため、SEOより上位表示させやすいことも違いのひとつです。

    MEO対策が必要な理由

    MEO対策は、スマホの爆発的な普及により必要とされるようになりました。
    2021年のNTTドコモ社のモバイル研究所のデータによるとスマホを利用している人は92.8%で日本の約9割の人がスマホを利用している時代です。

    どこでもネット検索できるスマホの普及率が上がったことで、外出先で検索をする人が増えました。
    またGoogleは、2014年頃にスマホの位置情報機能を利用した「地域+サービス名」や「近くの◯◯」というローカル検索ができる仕組みを作りました。
    さらに、MEOを目立つ位置に表示させるようにし、そしてローカル検索を宣伝するCMを作ったことで徐々にローカル検索方法が浸透していきました。https://www.youtube.com/embed/vrDGsnllli4

    そして、海外でSEOツールを提供しているBrightLocal社が2019年に発表した分析データによると、1つのビジネスにつき1009回見つけられており、そのうちの84%が間接的に店舗検索しているとのことです。

    SEO対策の認知度は非常に高く、集客方法としてよく知られていますが、MEO対策はまだ認知度が低く、対策を行っている店舗が少ないため、上位表示しやすいのが現状です。
    このことから、MEO対策をしっかり行い上位表示を目指せばユーザーに店舗を見つけてもらう機会を増やせるということがわかります。 見込み客を取りこぼさないためにはMEO対策は必要といえるでしょう。

    MEO対策が意味ないといわれる3つの理由

    実店舗がないと効果が出ない

    MEO対策は実際に存在する店舗の集客を目的としています。
    オンライン専門のビジネスやサービスのみの事業では、MEO対策の効果を得られない場合があります。
    例えば、実店舗を持たないオンラインショップやコンサルティング業では、MEO対策よりもSEOやSNSマーケティングに力を入れる方が効果的でしょう。
    Googleマップやローカル検索での上位表示は、実店舗への来店客を増やすための手段です。
    そのため、店舗のないビジネスにはMEO対策が適していないと考えられます。
    このような理由から、実店舗がない場合にMEO対策は意味がないと言われることがあるのです。

    悪いクチコミを投稿される

    クチコミはMEO対策において非常に重要な要素となっています。
    悪いクチコミが多いと、検索順位に悪影響を与えるだけでなく、ユーザーの来店意欲も下げてしまいます。
    MEOで効果を上げるためには、良いクチコミを増やし、全体的な評価を向上させる必要があります。
    クチコミは顧客にとって信頼度が高いため、誠実な対応や問題点の改善が求められます。
    定期的なクチコミのチェックと返信を行うことで、ユーザーとの信頼関係を築くことができます。
    悪いクチコミに対しても改善策を示して返信することで、評価を向上させ、MEO対策の効果を最大化できるでしょう。

    継続的に管理する必要がある

    MEO対策は一度設定しただけでは効果が発揮されません。
    情報の更新を怠ると、MEO対策の効果が低下してしまいます。
    店舗情報の更新やクチコミへの対応を継続的に行うことが重要です。
    例えば、営業時間や提供サービスの変更があった場合、速やかに情報を更新する必要があります。
    また、新しい商品やサービスの情報を定期的に追加することで、検索結果での露出機会を増やすことができます。
    継続的な管理を怠ると、消費者からの信頼を失い、MEO対策の効果が得られないと言われる原因となるのです。

    MEO対策をする3つのメリット

    MEO対策のメリットは具体的に3つです。

    • Google検索の利用率が高い
    • 来店見込みのあるユーザーにアピールできる
    • 無料で始められる

    それでは、それぞれについて解説していきます。

    Google検索の利用率が高い

    MEO対策に取り組むメリットとしてGoogle検索の利用率の高さが挙げられます。
    現在、日本におけるGoogle検索の利用率はトップの84.13%(2024年調べ)です。

    メイン利用のモバイル端末

    出典:MMD研究所

    またインターネットに接続する際に使用する端末は86.8%(2020年調べ)との人がスマートフォンを利用していることが分かりました。
    多くの人がスマホで行きたいお店を探す時代だからこそ、MEO対策に取り組むことで大きな集客効果が期待できます。

    来店見込みのあるユーザーにアピールできる

    MEO対策に取り組むことで、来店見込みのあるユーザーに効率よくアピールすることができます。
    なぜなら「場所+業種」「場所+業種+サービス名」「近くの◯◯」など、すでに来店を検討している段階のキーワードで検索されることがほとんどだからです。
    さらにGoogleビジネスプロフィールでは店舗の比較検討だけでなく、問い合わせや予約もスムーズにできるので、見込み客の取りこぼしを防いでくれます。

    無料でできる

    MEO対策の大きなメリットは、誰でも無料で取り組めることです。
    MEO対策に利用するGoogleビジネスプロフィールは、Webサイトやポータルサイトと違い、料金がまったくかかりません。
    初期登録費や維持費もかからないので、より低コストで集客することができます。

    自分でMEO対策をする方法

    この章ではMEO対策の具体的なやり方について解説していきます。
    主に以下の通りです。

    • Googleアカウントを作成する
    • Googleビジネスプロフィールに登録する
    • オーナー確認を行う
    • Googleビジネスプロフィールに情報を記載する
    • キーワードを選定する
    • 投稿機能で自社の最新情報を発信する
    • 写真や動画で店舗の雰囲気をアピールする
    • ユーザーからのクチコミを増やす
    • クチコミに返信する
    • 情報は常に正確に、最新の状態に保つ

    それでは、それぞれについて解説していきます。

    Googleアカウントを作成する

    Googleアカウントの登録方法

    MEO対策を始めるには、まず、Googleアカウントを作成します。
    MEO対策は「Googleビジネスプロフィール」というツールでおこなうので、登録するためのアカウントが必要になります。
    まだGoogleアカウントを持っていない方は公式サイトから新規作成してみましょう。

    Googleビジネスアカウントの作成についてはこちらの記事もご参照ください。

    Googleビジネスプロフィールに登録する

    アカウントが作成できたら、次はGoogleビジネスプロフィールに登録しましょう。
    ちなみに、Googleビジネスプロフィールは新しくできたばかりの店舗でない限り、自動的に登録されていることがほとんどです。
    ですので、まずは自社のビジネス、店舗や会社がすでに存在しているかを検索して確認しましょう。

    自社のビジネスが登録されていない場合は、画面の指示にしたがって店舗の基本情報を入力していきましょう。そうすると、「確認方法をお選びください」という画面が表示されます。

    この画面で「オーナー確認」という認証作業をおこないます。
    オーナー確認には【電話】【ハガキ】【メール】などの認証方法があります。ご自身にとって取得しやすい方法でオーナー確認を済ませておきましょう。

    オーナー確認についてはこちらの記事もご参照ください。

    オーナー確認を行う

    Googleビジネスプロフィールの登録が完了したらオーナー確認を行いましょう。
    Googleビジネスプロフィールがすでに登録されている場合は、以下の2パターンに手順が分かれます。

    ①:自社のGoogleビジネスプロフィールは登録されているが管理者がいない場合

    あなたのビジネスが登録されているものの、管理者がいない場合は「確認方法をお選びください」画面で本人確認を行います。
    【電話】【ハガキ】【メール】などの認証方法があります。ご自身にとって取得しやすい方法でオーナー確認を済ませておきましょう。

    ②:自社Googleビジネスプロフィールを第三者が管理している場合

    第三者があなたのビジネスを勝手に登録していた、HP作成会社が登録していた、ずいぶん前に店舗のスタッフやオーナーが登録していたということがまれにあります。

    このような場合は、現在、自社のビジネスを管理している人に「オーナー権限のリクエスト」を送りましょう。 このリクエストに3日以上返信がない場合、あなたが新しい管理者としてオーナー確認をすることができます。

    Googleビジネスプロフィールに情報を記載する

    Googleビジネスプロフィール登録とオーナー確認が完了したら自社の情報を記載しましょう。
    Googleビジネスプロフィールの管理画面にログインして「プロフィールを編集」という項目で店舗の基本情報を入力していきます。

    特に店舗名や住所、電話番号、ビジネスカテゴリなどは、ユーザーにとって重要な情報源となります。これらの基本情報が表示順位に影響するのでしっかりと入力しておきましょう。

    キーワードを選定する

    MEO対策の方法の5つ目は自社と相性の良いキーワードを選定することです。
    キーワードとは、ユーザーが自社の店舗を探すときに使う「新宿 レストラン」といった検索語句のことです。

    キーワードを正しく設定しないと、自社のターゲットのペルソナと合わなかったり、まったく検索されなかったりすることがあります。ターゲットユーザーの視点で検索行動をイメージし、自社のビジネスに合ったキーワードを設定しましょう。

    キーワード設定についてはこちらの記事もご参照ください。

    投稿機能で自社の最新情報を発信する

    6つ目は、投稿機能で自社の最新情報を発信することです。
    キーワードが選定できたら自社の最新情報を発信していきましょう。
    Googleビジネスプロフィールの投稿機能を活用すれば、店舗のさまざまな情報をユーザーに伝えることができます。

    SNSのように気軽に投稿できるので、以下のような内容を投稿しましょう。

    • 新メニューの告知
    • キャンペーンの案内
    • 店舗までのルート情報

    このように、ユーザーが来店したくなる内容を発信しましょう。
    Googleビジネスプロフィールの投稿機能についてはこちらの記事もご参照ください。

    写真や動画で店舗の雰囲気をアピールする

    7つ目は、写真や動画などで店舗の雰囲気をアピールしましょう。
    Googleビジネスプロフィールには、店舗のメニューや商品、内観などの様子を載せられる「写真機能」があります。
    そういった写真を掲載することでGoogleマップでの上位表示に有効な上に、ユーザーの来店への心理的なハードルを下げる効果もあります。
    写真の内容がユーザーに伝わりやすいように、できるだけ鮮明なものを掲載しましょう。

    Googleビジネスプロフィールに投稿する写真についてはこちらの記事もご参照ください。

    ユーザーからのクチコミを増やす

    Googleビジネスプロフィール口コミ対策

    8つ目はユーザーからのクチコミを増やすことです。特に店舗に対する高評価のクチコミを増やしましょう。
    Googleビジネスプロフィールでは、ユーザーが店舗の感想や意見を投稿するための「クチコミ機能」があります。MEO対策においてユーザーから高評価のクチコミを集めることはとても重要です。
    なぜなら、クチコミの数が多く、評価が高い店舗はGoogleマップで上位表示されやすいからです。

    具体的に以下の方法でクチコミを増やしてみましょう。

    • お客さんに直接お願いする
    • チラシやポップで依頼する
    • クチコミ専用のQRコードを活用する

    クチコミを増やす方法についてはこちらの記事もご参照ください。

    クチコミに返信する

    9つ目は、ユーザーから店舗へのクチコミに対して返信することです。
    丁寧に返信をすることでユーザーが「いいお店だな」「また来ようかな」という気持ちになります。
    このように誠実な対応で良いクチコミや評判はさらに広がっていきます。そして、新規顧客やリピーターの獲得、クチコミの増加に繋がります。
    クチコミの内容の良し悪しに関係なく、全てのコミに丁寧に返信しましょう。 クチコミの効果的な返信方法についてはこちらの記事もご参照ください。

    情報は常に正確に、最新の状態に保つ

    10個目は自社の情報を常に正確に、最新の状態に保つことです。
    Googleは、正しく新しい情報を提供している店舗をユーザーにとって有益だと判断し、上位表示させる仕組みになっています。
    例えば、数か月前の情報のまま放置されている店舗に来店するのはユーザーがためらってしまうでしょう。

    また、特に注意したい情報は営業時間の変更です。
    自身やご家族の都合によって、店舗を臨時休業にしたり営業時間を変更したりすることがあるでしょう。
    そういった場面でGoogleビジネスプロフィールに登録している営業時間の変更を忘れてしまうと、マップで検索してくれたユーザーを混乱させる原因となってしまいます。

    ユーザーに不満を抱かせたり機会損失を招いたりしないためにも、Googleビジネスプロフィールの情報は最新の状態、かつ正確に保ちましょう。

    MEO対策は意味ある!集客効果がアップした成功事例

    この章では、実際に弊社・株式会社トリニアスが担当したMEO対策の事例をもとに、どれほど集客効果があるのかを紹介します。 業種ごとに伸び率や来客数の変化が異なっているので、自社のビジネスと近い業種の例を参考にしてみてください。

    進学塾の事例

    まず、ある進学塾様の事例をご紹介します。
    こちらはもともとMEO対策の導入についてリサーチしており、弊社のプランやMEOについての考え方とニーズがマッチしていたとのことで対策のお手伝いを始めました。
    また、リスティング広告も打ち出しており、そちらとの相乗効果も併せて期待していたそうです。

    対策を始めて1年で入会者数は1.7倍に、問い合わせ数は2倍となりました。
    効果を感じたのは対策を始めてから3カ月後だったそうで、明らかにWebからの問い合わせ数が増えたとのことでした。
    やはり、マップ検索の需要と共に場所+業種で検索するユーザーが増えてきたことが要因と考えられます。

    歯科医院の事例

    次は、歯科医院様の事例をご紹介します。
    歯科医院はコンビニエンスストアと同じくらい多くあるとも言われており、どの地区においても患者さんを取り合う激戦区になり得ます。

    こちらの歯科医院様はホームページに力を入れていたものの、閲覧数に伸び悩んでいました。そこで、もっと色々な患者さんに見てもらいたいと考えたそうです。
    MEO対策を導入した目的は新規の患者さんの獲得はもちろんのこと、ホームページの閲覧数の増加にも力を入れたいとのことでした。

    そして、導入してから一年後、50%も売り上げが増加して新規の患者さんの数も増えたとのことです。
    患者さんの増加に伴ってホームページの閲覧数も徐々に増えてきたことにより「さらに閲覧数を伸ばしたい」というご要望もうまれました。
    また、MEO対策の効果はかなり実感しており、閲覧数の増加との相乗効果にご満足いただいております。
    弊社では、今後ももっと集客を伸ばしていくため「より確実に効果の出る対策」を行う方針です。

    神社の事例

    最後に神社様の事例をご紹介します。 こちらは地域でも大変有名で、初詣などの行事があるたびに多くの参拝者が訪れていました。

    当時はWeb集客を考えておらず、神社を人々の心の拠り所にするべく日々運営されていたそうです。
    しかし、2020年のコロナウイルスの蔓延により参拝者が激減したことを機に、集客する方法を模索し始めました。
    その時、弊社がコンタクトを取ったことがきっかけでMEO対策を導入されました。

    導入後はコロナ禍にも関わらず参拝者が増えていき、前年と比べると25%もアップしました。
    また、以前は周辺地域からの参拝者が多かったのに対して、遠方からも来訪してくれるお客さんが増えたそうです。

    このようにターゲット層の拡大もMEO対策の大きな役割です。
    今後もより多くの地域から参拝者の方が増えるようにサポートさせて頂きます。

    MEO対策に関するその他のQ&A

    この章ではMEO対策に関するその他のQ&Aをまとめました。
    ぜひ、ご参考ください。

    Q.MEO対策は費用がかかる?

    A.自社内で施策をする場合は費用は一切かかりません。MEO対策を専門の代行業者にお願いする場合は、月額およそ3万円ほどの料金がかかります。

    Q.MEO対策はどんな効果があるのか?

    実際にMEO対策に取り組んだ結果、クチコミが増えたり、集客力がアップしたりした店舗はたくさんあります。
    MEO対策は今からすぐに始められる、費用対効果の高い集客法です。

    Q.MEO対策はどんな業種が向いている?

    A.特定の場所で営業活動をするローカルビジネスです。たとえば、飲食店やクリニック、美容室などの業種があげられます。自社がMEO対策に向いているのかわからないという方は、以下の適正診断ツールを活用してみてください。診断実店舗を持っている

    • はい
    • いいえ

    診断結果:MEO対策

    診断結果がMEO対策の方は、売りたい商品が明確で競合が周りに多い業種の方です。
    MEOは必要と感じたときに検索をする人が対象なので緊急性の高い商品/サービスが合います。
    【当てはまる業種:歯医者・病院・車・整体/整骨院・葬儀業者・税理士・探偵など】

    診断結果:SEO対策

    診断結果がSEO対策の方は、ホームページで検討し購入する商品/サービスを販売する業種の方。
    SEOは様々な企業のHPを訪問し、商品を比較しじっくり選んでから購入する商品/サービスが合います。
    【当てはまる業種:幼稚園・塾などのスクール・不動産・ECサイト・通販】

    診断結果:SNS運用

    診断結果がSNS運用の方は、緊急性がない商品の販売をする業種の方。
    SNSは暇つぶしで見る人がほとんどなのでそのような人に合う緊急性が低い商品/サービスが合います。
    【当てはまる業種:服・コスメ・企業向け(セミナー)・面白味のある内容(リツイートで拡散される)】

    MEO対策は意味がない?のまとめ

    MEO対策とは、Googlemapに表示される店舗情報を更新し、Googleで「地域+サービス名」「地域+業種」とローカル検索したときの検索結果での上位表示を目指す対策です。

    そして、現在店舗を検索するユーザーの約84%が「渋谷 カフェ」や「新宿 居酒屋」と間接的に店舗を検索しているというデータが出ており、MEO対策は集客に欠かせないと言われています。

    そんなMEO対策の上位表示の仕組みは【関連度、距離、知名度】の3つで成り立っていること、また、重要なのは「店舗情報を充実させ、更新すること」だとGoogleは公表しています。

    MEOはSEOのように上位であればあるほど効果があるものではなく、3位以内であっても10位前後であっても集客できる可能性は変わらないため、可能な範囲で上位表示を目指しましょう。
    現代の検索方法に合っているMEO対策は、ローカルビジネスを展開している企業に最も適した集客方法です。

    もしも、MEO対策をやるべきか悩んでいる、人員やコストに不安があるという方は、ぜひ弊社・株式会社トリニアスにお気軽にご相談ください。 また、無料でダウンロードできるMEO対策の資料もございますので、興味がある方はご覧ください。

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    2020年9月25日に
    「デジタルマーケティングセミナー~MEO基礎知識編~」
    というテーマで弊社の井波がオンラインセミナーを開催しました。

    初心者向けのMEO基礎知識編としてGoogleマイビジネスとレポートサイトについてお伝えさせていただきましたので、その内容をダイジェストでお届けします。

    1.MEO対策において重要な検索方法とは?

    まず初めにGoogleの基本的な検索方法として「間接検索」「直接検索」という2つの検索方法があげられます。

    そしてそのうちの1つ、「間接検索」の対策をするのがMEO対策です。

    それではそれぞれの特徴を詳しく見てみましょう。

    ①間接検索

    間接検索とは、「高田馬場 ラーメン」のように「場所+目的」で検索する方法です。

    「場所+目的」で検索をすると左図のようにマップと上位3つの店舗情報が表示されます。

    そしてその店舗情報をクリックするとマイビジネスが表示され更に詳しく情報をみることが出来ます。

    この上位3店舗はGoogleのAIが様々な条件を基に選考しており、このAIの対策をしていくのがMEO対策です。

    ②直接検索

    直接検索とは、その名の通り直接店舗名で検索をすることです。

    広告や看板を見た方やお店を元々知っている方などが検索する方法です。

    検索結果の右側には店舗のマイビジネスが大きく表示されます。

    ユーザーはこの2つの検索方法でお店を調べ、表示されたマイビジネスで住所や営業時間を確認し来店します。

    そこで次は、マイビジネスで他に何の情報を得られるのか見てみましょう!

    2.マイビジネスでどのような情報が得られるの?

    セミナーでは、ユーザーがマイビジネスでどのような情報を得られるのかを対策上重要となるポイントと共に全項目ご説明していきます。

    その中でも特に重要と感じた3項目をピックアップしご紹介します。

    ①画像/マップ/ストリートビュー

    画像やマップ、ストリートビューはマイビジネスの一番上に表示される部分です。

    左上の「写真を表示」をクリックすると投稿された画像や動画、屋内版ストリートビューが見れます。

    また右下のマップをクリックするとマイビジネスと一緒に大きなマップが表示される仕組みになっています。

    写真や動画の追加は店舗側だけでなくユーザー側からも出来るので、写真投稿を促し枚数を増やして新規顧客にアピールしましょう!

    ②記事投稿

    キャンペーン情報や最新情報を写真と一緒に宣伝できる機能で、記事を投稿すると下図のように表示されます。

    弊社では投稿する文面をお送り頂くよう月1でアナウンスをしており、無い場合はHPより引用し投稿をしております。


    直接電話をかけれるようにしたり、予約ページに飛ぶようにするなど内容に合わせて編集することもできます。

    ③クチコミ(返信)

    クチコミは顧客にアピールする場としてとても重要な項目です。

    ですが、文句を言いたいという動機がある低評価のクチコミは投稿がされやすのです。

    そこで店舗に関係ない内容や営業妨害となり得る内容であれば「違反報告」というものを行えます。

    とはいえ、違反報告は必ず消えるものでもなく、そして誰でもクチコミを見れるので評価が高い低い関係なく返信をし、誠意を見せることが重要です。

    3.MEO対策をする上で重要なのはレポートサイトをチェックすること!

    レポートサイトでは日々の順位だけでなくユーザーの動向などを前年の数値と比較することができるので集客を行いたい方はチェックするべきものなのです。

    セミナーでは、弊社で使用しているレポートサイトのログインの仕方から内容、そして見るべきポイントをご説明します。

    その内容の一部、「レポートサイトで見れること」を簡単にまとめてみました。

    ①順位チャート

    順位チャートでは、対策ワードとそれぞれの順位を折れ線グラフで
    【月別】【日別(30日~180日)】【順位別】でみることができます。

    平均値も見れるので順位を確認するときは順位チャートを見るのが良いでしょう。

    ②カレンダー順位

    カレンダー順位では、順位チャートで見れる日々の順位をカレンダー表示で見れます。

    また契約金額(成果/固定)の表示もあり、その月の合計金額も確認することができます。

    更に左図のカレンダーの下にいくとその日の順位のスクショが履歴として残っており、確認することができます。

    ③インサイト

    インサイトでは、初めにご説明した「直接/間接検索」の比率が見れます。

    他にも写真の投稿枚数やユーザーの動向も数値で見ることができます。

    そしてインサイトの見るべきポイントは【前年比】です!右側の棒グラフの薄い色が前年の数値ですので対策する上で効果が出ているのか確認できる重要な項目です。

    4.質疑応答

    それでは最後に質疑応答です。

    今回のオンラインセミナーではチャットで質問を投げていただき担当井波がみなさまに向けて口頭でお答えしていきます。

    では、頂いた質問をみてみましょう。

    Q.クチコミはどうしたら増やせますか?
    A.とにかくお声掛けをしましょう!
    マイビジネスの説明の際に評価が低いクチコミは投稿されやすいとお伝えしましたが、逆にサービスに満足したユーザーはクチコミを投稿しようという考えにはなりにくいです。
    そのため評価の高いクチコミを集めるには投稿の促しをする必要があります。
    Q.ではクチコミをトリニアスさんで書いてくれますか?
    A.これは難しいです。
    本当のクチコミでないとGoogleにより削除されてしまうので現在、弊社でのクチコミ投稿はしておりません。
    ただ弊社ではクチコミのサポートをしており、ご契約頂いた企業様にマイビジネスのQRコードを記載したクチコミPOPをプレゼントしております。

    最後に

    今回のセミナーでは初心者向けのMEO基礎知識編としてマイビジネスとレポートサイトについてお話をしました。

    マイビジネスに掲載したい情報は積極的に提供し、またご自身で日々レポートサイトをチェックすることでよりMEO対策の効果を感じることができます。

    弊社では他にも、ご契約頂いている企業さまのインタビュー記事や集客に関する情報なども発信しております。

    セミナーの参加希望やお困りごと、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

    今後も定期的にオンラインセミナーを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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    最近売り上げが落ち着いているな…と焦りを感じている歯医者・歯科医院は多いのではないでしょうか。

    コンビニよりも件数が多い歯科業界で生き残るためには、新規顧客の獲得だけでなくリピーターの獲得も重要となります。

    また歯医者・歯科医院の探し方は、チラシや紹介からGoogle検索や予約サイトへ変化しているため、その変化に合わせてデジタル集客方法にチャレンジする必要があります。

    そこでこの記事では、最新の歯医者・歯科医院の探し方を参考にしたおすすめの集客方法8選の解説をします。

    既存歯科医院数

    まずは、既存の歯科医院数をみましょう。

    歯医者・歯科医院の既存歯科医院数

    厚生労働省の「医療施設動態調査」によれば、令和2年6月は68,272施設あり、1年前の令和元年6月は68,514施設なので、1年間で242施設減少していることが分かります。

    出典:厚生労働省ホームページ

    減少傾向ではあるもののそれでも件数が多い歯医者・歯科医院は、倒産する理由として「強みが明確でない」「競合差別化ができていない」の2つが多いようです。

    競合の価格設定や施術内容、医院の強みなどを調査し、ご自身の歯科医院の強みを明確にしましょう。

    新規歯科医院数

    次に、新規開院した歯科医院数をみていきましょう。

    歯医者・歯科医院の新規開院数

    前項同様、厚生労働省の「医療施設動向調査」によれば、平成22年(2010年)の開設数は1,760件、平成 25年(2013年)の開院数は1,707件、平成30年(2018年)の開設数は1,485件と、新規開院数は若干右肩下がりということが分かります。

    出典:厚生労働省ホームページ

    その背景にあるのは、2代目への継承により「新規開院」に該当しないということもありますが、前項でみたように競合が多くいるため、新たに開院するのではなく雇用してもらう歯科医師や、保健所や国の行政機関で雇用してもらう歯科医師が多いことだと思われます。

    このまま歯医者・歯科医院の新規開院数が減少し、毎年200施設以上が倒産すれば自ずと競合は減りますが、ご自身の歯科医院を倒産させないために対策を行う必要があります。

    歯医者・歯科医院の来院/リピート理由

    歯医者・歯科医院の探し方は時代と共に変化し、インターネットやスマホの利用が一般的になった現代では、ウェブでの検索が主流となりました。

    GoogleやYahoo!などでの検索が一般的のため、「新聞の折り込みチラシ」や「知人からの紹介」「家や職場が近い」だけでは集客ができなくなっています。

    そこでこの章では、お客様視点で「リサーチ方法」「施術時」「リピートのきっかけ」の3つ過程を解説します。
    お客様の行動を理解し、適した集客方法を見つけましょう。

    施術内容によって異なる来院理由

    歯医者・歯科医院のリサーチ方法:スマホで検索

    歯医者・歯科医院に行く前にまず行われるのが、リサーチです。

    お客様は歯に関する何かしらの悩みを抱えた状態で来院を検討します。

    その悩みは「痛み」「ホワイトニング」「歯並び」「定期健診」など様々ありますが、その悩みに合わせて知りたい情報が異なり、「痛み」であれば今すぐの施術を希望しているため現在地からの距離を重要視し、直近で予約が取れるかを確認します。

    ですが、「ホワイトニング」や「歯並び」だと費用や期間、クチコミなどを、時間をかけてリサーチしたり他社比較をしてからの予約となります。

    ご自身の歯科医院が得意とする施術や、集客したい施術のリサーチ方法を考えることで、適した集客方法やアピールするべきポイントが見つかります。

    また現代人は、知人からの紹介やチラシからの認知であっても来院前にインターネットで営業時間やアクセスを調べるため、インターネットでの露出を増やすことが必要不可欠となっています。

    お客様はインターネット上で沢山の歯科医院を比較するため、インターネット上でどのような情報を公開するべきなのかを考えましょう。

    施術時の丁寧な対応が集客成功の秘訣

    歯医者・歯科医院の施術時

    リサーチの次は、来院し施術です。

    お客様は来院や施術時に「丁寧で親切な対応」を求めています。

    歯科医院に対して痛いイメージや音が怖いイメージが強く、また高頻度で通うところではないため大人でも緊張する方が多いです。

    そのため受付やカウンセリング時の、お客様一人ひとりに寄り添った丁寧な対応が重要となります。

    このとき意識することは「インターネット上にクチコミを書かれても問題ない接客態度である」という点です。

    そのため誰にクチコミを書かれても良いような接客態度を常に意識し、「丁寧/親切」という印象を与えることが重要です。

    施術時間に少し余裕を持たせることで1人のお客様の対応に時間をかけられ丁寧な説明を行えますので、目先の売上だけを考えるのではなく先の売上や経営を継続することも考えて施術や対応をしましょう。

    乗り換えされない環境づくりでリピーターに

    歯医者・歯科医院のリピーター対策

    歯科医院は通うことがほとんどですが、施設数が多いため「乗り換え」が当たり前のように行われます。

    前回ここ行ったけど対応良くなかったし痛かったからこっちの先生に相談しようと考える方は多いでしょう。

    このように「乗り換え」をする方を増やさないためにリピートしやすい環境をつくることが重要です。

    リピートしやすい環境とは、「丁寧/親切」な施術に加えてポイントカード制度やアプリやLINE@、DMなどでのお得情報の発信などの対策が行われているといった状況です。

    どんなに「丁寧/親切」な施術をしても人の感性は様々なため心を射止められないこともあります。

    そのような方にリピートしてもらうためには、再来店することのメリットを提示するなどのリピーター対策を行いましょう。

    歯科の選び方を基に厳選したおすすめ集客方法8選

    歯医者・歯科医院の選び方の変化に合わせて、集客対策も変えていく必要があります。

    現代はインターネットでの情報収集が主なため、インターネット上での露出を増やすことが重要でしょう。

    そこでこの章では、歯医者・歯科医院の選び方を参考に選定したおすすめ集客方法6選をご紹介します。

    ご自身の歯科医院に最適な集客方法を見つけましょう。

    新規集客方法のご紹介の前に、医療広告ガイドラインを再確認しましょう!

    〇診療内容について
    ・掲載OK:歯科 小児歯科 矯正歯科 歯科口腔外科
    ・掲載NG:審美歯科・インプラント科

    〇掲載内容について(掲載NG項目)
    1:比較優良広告
    →「○○市で一番」などの他院と比較する文面
    2:誇大広告
    →うそや大げさな内容
    3:公序良俗に反する内容の広告
    →差別や虐待、わいせつに当たる内容
    4:患者その他の者の主観または伝聞に基づく、治療等の内容又は効果に関する体験談の広告
    →レビューやクチコミ
    5:治療等の内容又は効果について、患者等を誤認させるおそれがある治療等の前又は後の写真等の広告
    →ビフォーアフターの写真
    6:品位を損ねる内容の広告
    →「50%OFF」「ご来院された方にプレゼント」など

    出典:厚生労働省ホームページ

    オフライン広告

    オフライン広告とはインターネットを利用しない広告のことで、「チラシ」「CM」「新聞」「看板」「雑誌」などが該当します。

    地域密着型の歯科医院は「チラシ」や「看板」がおすすめで、提供地域が広い歯科医院は「CM」や「雑誌」がおすすめです。

    ただし、チラシや看板、CMや雑誌で来院の意思決定をする人は昔ほど多くないでしょう。

    たとえオフライン広告で認知されても結局はインターネットでクチコミや評価を確認し、更にインターネットで予約をするのが現代人です。

    とはいえ知名度を上げることには最適なので、オフライン広告とオンライン広告の両方を行えるほど多くの広告費や時間をかけられる歯科医院にはおすすめの集客方法です。

    メリット

    ・信用性がある。
    ・配布エリアや枚数を決められる。
    ・地域の人にアピールできる。
    ・ネットを使わない層にまでアピールできる。

    デメリット

    ・読まない人がほとんど。
    ・効果の有無関係なく費用がかかる。

    ポータルサイト

    ポータルサイトとは入口となるサイトのことであり、ネット上に散らばっている情報をまとめたユーザーが簡単に情報を探し出せるサイトを指します。

    歯科業界で有名なポータルサイトは「EPARK歯科」「歯医者さんネット」「エキテン」で、ポータルサイトが有名であればあるほど出会えるお客様の数は増えます。

    ですが、費用をかければかけるほど良い位置に表示できたり、紹介ページが豪華になるのがポータルサイトのためとにかく費用がかかります。

    地域やサービス内容で検索されることがほとんどのため、同地域に競合が多い歯科医院は競合がどれくらい費用をかけているのかを確認し、同等かそれ以上に費用をかけると良いでしょう。

    メリット

    ・認知される機会が増える。
    ・簡単に情報を掲載できる。
    ・無料でもできる。
    ・ネット予約機能も利用できる。

    デメリット

    ・費用が高額。
    ・お金をかけている医院と差が生じてしまうので結局お金をかけなければ効果が感じにくい。

    SNS運用/SNS広告

    スマホを利用する内90%の人がSNSを利用しています。

    SNSは、ユーザーの年齢や性別などの情報、位置情報、検索結果をヒントにおすすめ投稿が表示される仕組みになっています。

    そのためただ投稿するだけでも広告同様ピンポイントにアピールできます。

    ただ広告を付けない投稿は、いつどのように拡散されるのかが読めないため今すぐ成果を出したい歯科医院や費用をかけられる歯科医院はSNS広告を検討しましょう。

    SNSは地域や年齢関係なく不特定多数の人に情報を届けるツールのため、「虫歯治療」や「訪問治療」などを行う地域密着型の歯科医院よりも、「ホワイトニング」や「矯正」などをメインに行う提供地域が広い歯科医院におすすめです。

    メリット

    ・比較的安価。
    ・ピンポイントでアピールできる。
    ・うまくいけばどこまでも広がる。
    ・利用率の高さや利用時間の長さにより見てもらえる機会が多い。

    デメリット

    ・ユーザー間で広がっていくため発信者側でコントロールすることができない。
    ・高齢層の集客ができない。
    ・広告の文字があるとクリックされにくい。
    ・SNSで歯科医院を探さない。

    ウェブ広告

    WEB広告とはインターネット上に掲載される広告を指し、GoogleやYahoo!などの検索エンジン、YoutubeなどのSNS広告、ブログサイトなどのアフィリエイト広告、メール広告などが該当します。

    表示枠を購入する広告クリック数で費用が変わる広告など様々ありますが、必ず費用がかかり、またその費用は良いキーワードや良い枠であればあるほど高額になります。

    「広告」を邪魔と感じるユーザーも多いですが、競合よりも検索結果の良い位置に表示されるため、広告費を多くかけられる歯科医院やお金がかかってでも競合よりも上に表示されたい歯科医院におすすめです。

    メリット

    ・目立つ位置に表示されるためユーザーの目に入りやすい。
    ・歯医者・歯科医院を探す方法と合っているため利用するユーザーが多い。
    ・検索してるキーワードに合わせて表示されるため意欲が高いユーザーにピンポイントでアピールできる。
    ・ユーザーにクリックしてもらうこともなく商品の説明ができる。

    デメリット

    ・広告の文字が付くのでクリックされにくい。
    ・求めているコンテンツの前や間に入るので「邪魔」と思われる。
    ・間違えでクリックされたときでも請求される。
    ・良い枠であればあるほど費用がかかる。
    ・運用コストがかかる。

    リスティング広告とは?
    ーGoogleやyahooなどの検索結果に検索したキーワードに連動して掲載される広告です。


    バナー広告とは?
    ーWEBサイトなどに画像や動画として掲載されている広告のことです。クリックするとHPに誘導されるシステム


    動画広告とは?
    ーYouTubeなどの動画コンテンツ内で再生される広告のこと


    メール広告とは?
    ーユーザーヘ電子メールによる広告の配信を行う事

    ホームページ

    ホームページは、お客様が歯医者・歯科医院を探す際に必ず見ます。

    その際に見られるポイントは、「診療時間」「アクセス方法」「電話番号」「WEB予約」「強み」「写真(雰囲気)」「最新情報」「商品情報(価格や施術期間)」であり、このポイントを他院と比較します。

    来院を決める最終選考としてホームページが見られるため、他院と比較されても選ばれるような医院の特徴をアピールしたホームページを作る必要があります。

    そしてホームページは作成しただけでは見られる機会が少ないため、Googleマイビジネスに登録をしたりSNSでURLを掲載した投稿をするなどの「見てもらう機会」を作りましょう。

    メリット

    ・沢山情報を載せられるため医院を知らない人に向けてアピールができる。
    ・一度作成すればいつでもどこでも見れる。
    ・最新情報をお知らせできる。

    デメリット

    ・日々更新することが重要。
    ・見てもらうための努力が必要。

    MEO対策

    MEO対策とはGoogle検索やGooglemapでの表示順位を上げる対策です。

    MEO対策枠

    近年「新宿 歯医者」や「新宿駅 歯医者」などといった位置情報を利用したローカル検索が多く行われていますが、そのローカル検索の検索結果で上位表示を狙う対策がMEO対策です。

    検索結果の対策をするSEO対策のローカル検索版がMEO対策のため海外ではローカルSEOと呼ばれています。

    ローカル検索は位置情報を利用した検索のため、東新宿駅で「歯医者」と検索すると東新宿駅周りの歯医者が表示されます。

    ですが横浜にいる人が職場に近い歯医者を探すために「東新宿 歯医者」と横浜で検索すると東新宿駅近くの歯科医院が表示されます。

    ローカル検索方法

    このようにユーザーが検索している位置と検索するキーワードを基にGoogleは検索結果を変えており、とても便利なことからGoogle検索を利用するユーザーが増加しています。

    またGoogle検索を利用する約84%のユーザーが「東新宿 歯医者」などの間接的にお店を検索する間接検索を利用しているというデータもありこのローカル検索方法の需要は上昇し続けているためMEO対策の需要も上昇し続けています。

    MEO対策最大のメリットは、無料で行えることです。

    MEO対策はGoogleマイビジネスというGoogleが提供する無料ツールに店舗情報を掲載することで上位表示を目指します。

    MEO対策業者は存在しますがご自身でも行える対策で、ご自身で行えば無料で対策できます。

    MEO対策は歯医者・歯科医院の探し方に合っており、利用率も高まりつつある検索方法の対策を無料で行えるため歯医者・歯科医院におすすめの集客方法です。

    メリット

    ・広告の文字が付かない。
    ・無料でもできる。
    ・集客したい地域や診療内容を指定できる。
    ・ユーザーのリサーチ方法に合っている。
    ・(googleなので)利用率が高い。
    ・(同じ地域の)競合と順位を競える。
    ・マイビジネスで予約まで完了できるので利便性が高い

    デメリット

    ・日々の定期的な更新が必要
    ・ユーザーの協力が必要(クチコミ、写真を増やすため)
    ・対策キーワードが合っていないと効果がでない可能性がある。

    新規集客カスタマーをリピートにつなげるためには

    歯科医院は複数回通う業種なので、新規顧客の獲得だけでなくリピートに繋げるための対策も行う必要があります。

    リピーターには広告費が掛からないため売上を上げたい歯医者・歯科医院はリピーターを増やすことにも力を入れましょう。

    リピーターを獲得するために最適な2つの方法をご紹介します。

    お得情報や定期健診の案内をDMで配信

    リピーターを獲得する方法1つ目は「CRMシステムを利用したDM配信」です。

    CRMシステムとは顧客情報を管理するシステムで顧客との良好な関係を長期的に継続できる手法です。

    リピートしてもらうためには、リピートした時のメリットを提示することが重要です。

    そのため配信する内容は、割引やプレゼントなどの特典が良く、割引が難しい歯医者・歯科医院は定期健診の案内など歯科医院に来た方が良いことを伝えるような内容が良いでしょう。

    DM自体は合法ですが、個人情報を利用する手法のためやり方によっては「違反」となり得る手法です。

    導入する際は事前に調べましょう。

    ①著作権や肖像権
    →利用する際は許可を取るか「引用」の条件を守る
    ②個人情報保護法
    →事前の了承が必要
    ③郵便法・信書便法
    →普通郵便など決められた送付方法で送る
    ④特定電子メール法
    →事前の了承が必要

    参考:株式会社DEAL

    ポイントカード制度でリピート特典

    リピーターを獲得する方法2つ目は「ポイントカード制度などでのリピート特典」です。

    歯科は家や会社からの距離で選ばれたり、実際どの歯科医院も違いがない業種なので、基本的に「次もこの歯科に来よう」とか「次は違う歯科に行こう」などと考える人が少ない業種です。

    そのためリピーターを増加させるには接客態度や施術内容を変化させるだけでなく、リピーター限定の特典を作り対策を打つリ必要があります。

    そんな歯科医院のリピーター獲得対策に有力なのがポイントカード制度です。

    治療が終わったら来店しなくなるのではなく、定期健診を促すためにポイントカードを作成し、前回の治療日から何か月何年といった内容のポイントカードを作成することで痛みなどの治療後も来院を促す事が出来ます。

    ポイントが溜まった際の特典は、虫歯治療や矯正費用の割引よりもホワイトニングなど緊急性の低い施術内容の割引や、歯ブラシ・自社開発商品などの景品プレゼントが良いでしょう。

    定期的な来院をされるお客様を増やし広告費をかけなくとも集客出来ている状況を作りましょう。

    5.集客対策の振り返り方

    歯医者・歯科医院の集客施策の振り返り方

    広告費や人件費をかけて集客対策を行う際は、それぞれの施策の振り返りを行いましょう。

    どれくらいの費用と時間をかけてどれくらい新規顧客やリピーターを増加出来たのかを計算し、ご自身の歯医者・歯科医院に適した集客方法を探すことが重要です。

    そこでこの章では、行った集客方法の成果を計算できる「ROI」という計算方法を解説します。

    ご自身の歯医者・歯科医院の数値を計算してみましょう。

    流入経路別の患者数と売上金額を出そう

    売上や広告費を計算するためにまずは流入経路別で集客数と売上を出していきましょう。

    出したい数値は下記2つです。

    ①流入経路別の集客数
    ②流入経路別の売上金額

    例)自費診療で集客したい鈴木歯科医院の3つの施策
    ①facebook広告
    患者数680人
    売り上げ300万(自費も保険も少しだけ集客できた)
    ②MEO対策
    患者数600人
    売り上げ350万(自費診療のキーワードで対策したため人数少ないが売り上げが良かった)
    ③チラシ配布
    患者数700人
    売り上げ280万(地域の人に配ったため保険診療で集客ができたが売り上げは良くなかった)

    この数値を出すにはどの患者様がどの流入経路で来院されたかのアンケートを行う必要があります。

    どの集客方法を行うときでもアンケート実施は必要になるため、アンケートを実施していない歯医者・歯科医院はGoogleフォームやWEBアンケート作成ツールなどを導入しましょう。

    マーケティンROI(利益率)で集客対策の効果測定を

    流入経路別で集客数と売上が出せたらROIの計算をしていきます。

    マーケティングROIとは?
    ーマーケティング投資額に対し得た利益率
    計算式【(売上-費用-マーケティング投資額)÷マーケティング投資額=マーケティングROI(%)】
    

    前項で出した数値を計算式に当てはめていきましょう。

    例)鈴木歯科医院
    売上:200万円
    マーケティング投資額:100万円
    ①facebook広告
    1クリック500円×600回=30万円
    費用:業者依頼50万
    ②MEO対策
    上位表示20日×1500円(上位3位以内のみの成果報酬の契約)=30000円
    費用:0円
    ③チラシ配布
    1枚10円×5000枚=50000円
    費用:人件費25万 デザイン業者依頼30万

    【計算】
    ①facebook広告
    (売上(200万)-費用(50万+30万)-マーケティング投資額(100万))÷100万×100=20%
    ②MEO対策
    (売上(200万)-費用(3万)-マーケティング投資額(100万)÷100万×100=97%
    ③チラシ配布
    (売上(200万)-費用(5万+25万+30万)-マーケティング投資額(100万))÷100万×100=40%

    一般的に100%以上が最良とされているためROIが100%以上の対策は合っていると判断でき、ROIが100%未満の対策は見直しが必要という判断ができます。

    例の鈴木歯科医院のように100%を超える対策が無い場合は100%に近い②MEO対策を強化し、また50%未満しか無い場合は全て見直す必要があります。

    このように計算し、無駄に広告費をかけることなく効率よく集客をしていきましょう。

    6.まとめ

    【新規顧客向けのおすすめ対策】
    オフライン広告
    ポータルサイト
    SNS運用/SNS広告
    ウェブ広告
    ホームページ
    MEO対策

    【リピーター向けのおすすめ対策】
    DM配信
    ポイントカード制度の導入

    コンビニよりも施設数が多い歯医者・歯科医院で生き残るためには、新規顧客の獲得だけでなくリピーターの獲得も視野に入れることが集客成功の秘訣です。

    現代人がどのように歯医者・歯科医院を探し、そしてどのようにリピーターになるのかを把握し、ご自身の歯科医院に合った集客方法を探しましょう。

    また、集客方法を行うだけでなくしっかり効果測定を行い無駄に広告費を割いてしまうことが無いよう顧客アンケートを実施し定期的に計算を行いましょう。

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